JPH11508607A - N−フェニルピラゾールを基材とする犬猫のノミ・ダニ防除用首輪 - Google Patents

N−フェニルピラゾールを基材とする犬猫のノミ・ダニ防除用首輪

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JPH11508607A JP9532941A JP53294197A JPH11508607A JP H11508607 A JPH11508607 A JP H11508607A JP 9532941 A JP9532941 A JP 9532941A JP 53294197 A JP53294197 A JP 53294197A JP H11508607 A JPH11508607 A JP H11508607A
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Abstract

(57)【要約】 ノミやダニ等の外部寄生虫に対して下記(I)で表される活性物質を首輪に対して0.1〜40重量%含む母材(マトリックス)から成る、ペット、特に犬猫用のノミおよびダニ防除用首輪またはその他の外部器具:

Description

【発明の詳細な説明】 N-フェニルピラゾールを基材とする犬猫のノミ・ダニ防除用首輪 本発明は、外部寄生虫、特にノミおよびダニに対して有効なペット、特に猫お よび犬用の外部寄生虫防除具、特に首輪に関するものである。 本発明はさらに、上記首輪または外部寄生虫防除具製造での上記活性化合物の 使用と、それに関する処置方法に関するものである。 本発明は主としてクテノセファライド(Ctenocephalides)属のノミ、特にネ コノミおよびイヌノミと、ダニ、特にフィピセファラス(Rhipicephalus)属の ダニ、特にクリイロコイタダニ、さらには、主として猟犬につくコナダニである ツツガムシ(Trombicula automnalis)を対象にする。 猫と犬に共通の外部寄生虫を防除するための首輪は古くから製造されている。 これらの首輪は時間の経過と共に放出される5〜40%の活性物質を含む母材、一 般にはプラスチック母材で作られている。従って、これらの首輪の理論的な目的 は防除効果を長く持続させることにある。 しかし、これらの首輪は活性をうたっているにもかかわらず、実際には上記寄 生虫を確実に防除するのに必要な効力がない。その理由の一つは母材に含まれる 活性物質の活性度が低いためと考えられる。他の理由は光、熱、雨等の気候的な 要因の影響で活性物質が急速に劣化するためと思われる。さらに、母材からの活 性物質の放出速度の調節がかなり過大評価されていることである。一般に、放出 をうまくコントロールさせるのは難しく、放出は変化し易く、バッチごとに変わ る製造条件や気候条件の変化、特に湿度や温度条件に大きく左右される可能性が ある。さらに、実際に放出されるのは含まれた活性物質の中の少量であり、その 放出を調節し、最適化することは困難である。 首輪の実用上のもう一つの問題点はこの器具の使用方法から来る。すなわち、 例えば首輪が外れたり、不規則に磨耗したり、動物が動くいて外れる等の問題が ある。この問題は、ノミやダニに悩まされる環境に直面する狩猟に出る前に首輪 が取り外される猟犬の場合に特に深刻である。 国際特許公表第WO-A-87/03781号および欧州特許出願第0,295,117号はN-フ ェニルピラゾール類の殺虫剤が提案されている。この物質は種々の分野、例えば 、農業、公衆衛生ならびに人間および動物の医学で、極めて多数の寄生虫に対し て活性があると記載されている。獣医学の分野ではこの物質は猫や犬等のペット のノミおよびダニに対して特に活性がある。この物質は各種の方法すなわち経口 、非経口、経皮または局所経路で投与することができる。経皮または局所経路の 投与には局部または仝体的な処置を施すための種々の形態すなわちスプレー、粉 末、浴、シャワー、ジェット、グリース、シャンプー、クリーム、ワックス、皮 膚用のローションタイプの製剤、イヤリングや首輪のような外部器具等が含まれ る。 欧州特許第0,295,117号および欧州特許第0,500,209号には放出の遅い組成物が 提案されており、これは害虫を防除するための首輪またはイヤリングの形をして いてもよい。この配合物は0.5〜25%の活性材料と、75〜99.5%のポリ塩化ビニ ルと、可塑剤である触媒量のフタル酸ジオクチルとを含むことができる。 フランス国特許第2,713,889号には虫の成長調節剤とN-アリルジアゾール誘導 体とを含む殺虫組成物が記載されている。このN-アリルジアゾール誘導体は4-( 2-ブロモ-1,1,2,2-テトラフルオロエチル)-1-(3-クロロ-5-トリフルオロメチル ピリジン-2-イル)-2-メチルイミダゾール、5-アミノ-3-シアノ-1-(2,6-ジクロロ -4-トリフルオロメチルフェニル)-4-トリフルオロメチルスルフィニルピラゾー ルおよび5-アミノ-3-シアノ-1-(2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチルフェニル)- 4-トリフルオロメチルチオピラゾール誘導体から選択される。上記文献と同様に 、この組成物も種々の分野の多数の虫および多数の配合物を対象とし、犬猫のノ ミも対象である。この文献には動物用の駆虫首輪を製造する樹脂配合物が記載さ れている。 しかし、寄生虫に対して長期間高レベルの効力を維持できるN-フェニルピラ ゾール類の化合物を含む駆虫首輪を用いて猫や犬等のペットのノミやダニを防除 することについて記載した文献はない。 これまでの殺虫化合物と同様に、研究者は首輪からの放出の問題、従って活性 度の問題に直面した。 事実、上記のフランス国特許第2,713,889号はこの化合物と虫の成長調節剤と の組合せを提案している。 C.Genchi達の獣医学、第1号、1995年増刊、第19〜22頁、J.M.Postalの 獣医学第1号、1995年増刊、第17〜18頁およびA.Searle達のオーストラリア開 業獣医、第25巻、第3号、1995年、第157〜158頁には上記タイプの活性化合物を 含む噴霧可能な溶液(スプレー)を用いてノミおよびダニを効果的に防除するこ とが提案されている。 本出願人も従来製品と同じ放出の問題に直面したが、驚くべきことに、このN -フェニルピラゾールの首輪は非常に長い期間、例えば6〜18カ月にたわって猫 および犬の外部寄生虫の防除に効果があり、しかも、その効力は首輪を外した後 も長期間すなわち2ヵ月以上にわたって持続し、従って、使用条件とは無関係で あるということを見いだした。 すなわち、本発明では首輪を外した後も防除効果が持続するので、首輪を不規 則に使用(すなわち首輪を付けたり外したり)し、あるいは首輪を紛失しても動 物に対する寄生虫の防除効果は無くならないということは理解できよう。 本出願人はさらに、活性物質を首輪を形成する母材に従来製品よりはるかに低 い濃度で入れるだけで長い持続効果が得られるということを見いだした。この効 果は首輪を短時間装着するだけで得られ、特にノミに対しては24時間で95%、ダ ニに対しては48時間で90%の効果を発揮することが確認されている。 さらに驚くべきことに、本発明化合物は脂肪親和性が非常に高く、蒸気圧が高 く(揮発性が低く)、一般に動物の外被(毛皮)を覆う皮脂に対して非常に高い 親和力を持つので、この化合物は放出されたときに皮脂中に溶解し、その後、移 動現象が起って動物の体全体に活性物質が確実に分布するということが分かって いる。さらに注目すべき点は、この活性物質は皮脂腺で濃縮され、この皮脂腺が この物質の貯留場となって非常に長い持続効果を示すということと、そして、活 性物質は受動的に拡散し、放出されるので首輪がない場合でも活性物質を補うこ とができるということである。この現象によって、例えば気候条件の変化等のた めに首輪による活性物質の放出に変化が生じた場合でも皮脂腺による放出が可能 で、変動は補われる。 また、入浴によってで動物の体に分布していた皮脂が除去されたとしても、そ の後動物が首輪を装着するしないとは無関係に、新しい皮脂の分泌で皮脂腺中に 含まれる活性物質が放出されて、直ぐに再度保護される。 本発明の対象は、ノミやダニ等の外部寄生虫に対して下記(I)で表される活 性物質を首輪に対して0.1〜40重量%含む母材(マトリックス)から成る、ペッ ト、特に犬猫用のノミおよびダニ防除用首輪またはその他の外部器具にある: (ここで、 R1はCN、メチルまたはハロゲン原子であり、 R2はS(O)n3または4,5-ジシアノイミダゾール-2-イルまたはハロアルキルで あり、 R3はアルキルまたはハロアルキルであり、 R4は水素またはハロゲン原子、NR56基、S(O)m7、C(O)m7、C(O) O−R7、アルキル、ハロアルキル,OR8または基−N=C(R9)(R10)を 表し、 R5およびR6はそれぞれ独立に水素原子、アルキル、ハロアルキル、C(O)ア ルキル、アルコキシカルボニルまたはS(O)rCF3基を表すか、R5およびR6 が一諸になって、酸素または硫黄のような一つまたは二つの二価ヘテロ原子を含 んでいてもよい二価アルキレン基を形成してもよく、 R7はアルキルまたはハロアルキル基であり、 R8はアルキル、ハロアルキル基または水素原子であり、 R9はアルキル基または水素原子を表し、 R10は必要に応じてハロゲン原子またはOH、-O-アルキル、-S-アルキル、シ アノまたはアルキルのような一つまたは複数の基で置換されでいてもよい、フェ ニルまたはヘテロアリル基を表し、 R11およびR12はそれぞれ独立に水素またはハロゲン原子あるいは必要に応じて CNまたはNO2を表し、 R13はハロゲン原子またはハロアルキル、ハロアルコキシ、S(O)qCF3または SF5基を表し、 m、n、qおよびrはそれぞれ独立に0、1または2に等しい整数を表し、 Xは三価の窒素原子または基C−R12を表し、炭素原子の他の三つの原子価は芳 香環の一部を成す、 ただし、R1がメチルのときはR3がハロアルキルで、R4がNH2で、R11がCl で、R13がCF3で、XがNであるか、R2が4,5-ジシアノイミダゾール-2-イル で、R4がClで、R11がClで、R13がCF3で、Xが=C−Clである) この首輪またはその他の外部器具はノミに対しては6ヵ月以上、ダニに対して は3ヵ月以上の効果を維持し、その効果は首輪または外部器具を外した場合ある いは母材による化合物(I)の放出率に変動が生じた場合でも数週間維持される 。 式(I)において好ましいものは下記である: R1がCNまたはメチルで、 R2がS(O)n3で、 R3がアルキルまたはハロアルキルで、 R4が水素またはハロゲン原子であるか、基NR56、S(O)m7、C(O)R7、 アルキル、ハロアルキルまたはOR8または基−N=C(R9)(R10)を表し、 R5およびR6がそれぞれ独立に水素原子またはアルキル、ハロアルキル、C(O )アルキル、またはS(O)rCF3基を表すか、R5およびR6が一諸になって酸素 または硫黄等の一つまたは二つの二価ヘテロ原子を含んでいてもよい二価アルキ レン基を形成し、 R7がアルキルまたはハロアルキル基を表し、 R8がアルキルまたはハロアルキル基もしくは水素原子を表し、 R9がアルキル基または水素原子を表し、 R10が必要に応じてハロゲン原子またはOH、-O-アルキル、-S-アルキル、シ アノまたはアルキルのような一つまたは複数の基で置換されたフェニルまたは ヘテロアリル基を表し、 R11およびR12がそれぞれ独立に水素またはハロゲン原子を表し、 R13がハロゲン原子またはハロアルキル、ハロアルコキシ、S(O)qCF3ま たはSF5基を表し、 m、n、qおよびrがそれぞれ独立に0、1または2に等しい整数を表し、 Xが三価の窒素原子またはC−R12基を表し、炭素原子の他の三つの原子価が芳 香環の一部を成し、 ただし、R1がメチルのときは、R3はハロアルキルで、R4はNH2で、R11 はClで、R13はCF3で、XはNである。 特に、R1がCNである式(I)の化合物が選択される。 また、R2がS(O)nR3、好ましくはn=1で、R3が好ましくはCF3 またはアルキル、例えばメチルまたはエチルであるか、n=0で、R3が好まし くはCF3である化合物およびX=C−R12で、R12がハロゲン原子である化合 物も選択される。 R11がハロゲン原子である化合物およびR13がハロアルキル、好ましくCF3 である化合物も好ましい。 本発明ではこれらの特徴を備えた二つ以上の化合物を選択すりのが有利である 。 式(I)の好ましい化合物はR1がCNで、R3がハロアルキル、好ましくは CF3またはエチルで、R4がNH2で、R11およびR12が互いに独立にハロゲ ン原子であるか、および/またはR13がハロアルキルである化合物である。 式(I)の化合物で定義されるアルキル基は一般に1〜6個の炭素原子を含む 。R5およびR6を表す二価アルキレン基とR5およびR6が結合する窒素原子 とで形成される環は一般に5-、6-または7-員環である。 本発明で特に好ましい式(I)の化合物は 1-[2,6-Cl24-CF3フェニル]3-C N4-[SO−CF3]-5-NH2ピラゾールである(以下、化合物Aとよぶ)。 さらに、この化合物Aとは下記の点が異なる二つの化合物を挙げることができ る: (1) n=0,R3=CF3 (2) n=1,R3=エチル 式(I)の化合物は国際特許公表WO-A-87/3781号、93/6089号、94/21606号 または欧州特許第0,295,117号に記載されている方法あるいは化学合成分野の技 術者の通常の方法に従って製造することができる。本発明化合物の製造に当たっ ては「ケミカルアブストラクト」の内容とその引用文献は自在に使用できるとい うことが前提である。 化合物Aの場合、1〜15重量%、特に1.25〜10重量%の低い濃度が好ましい。 最適条件下では化合物(I)、特に化合物Aは2〜6重量%、特に2.5〜5重 量%の比率で首輪に存在する。 もちろん、化合物Aに有用と考えられる他の殺虫剤を添加することもできる。 これらの殺虫剤は本発明化合物と同じ母材中に存在していてもよいが、それぞれ が異なる活性物質を含む少なくとも二つの部分から成る複合首輪で使用すること もできる。 本発明では、首輪の製造に一般に使用される母材を用いることができる。好ま しい母材の例としては米国特許第3,318,769号、第3,852,416号、第4,150,109号 および第5,437,869号に記載おPVC(塩化ポリビニル)、その他のビニルポリ マーを基材とする母材を挙げることができる。 可塑剤はアジペート、フタレート、フォスフェートおよびsトレートから選択 することができる。 好ましくはPCVに下記から選択した一種以上の可塑剤を添加する: フタル酸ジエチル セバシン酸ジオクチル アジピン酸ジオクチル フタル酸ジイソデシル クエン酸アセチルトリブチル フタル酸ジエチルヘキシル フタル酸ジ-n-ブチル フタル酸ベンジルブチル クエン酸アセチルトリブチル リン酸トリクレジル リン酸 2-エチルヘキシルジフェニル さらに好ましくは、欧州特許第0,539,295号および第0,537,998号記載の一次残 留可塑剤と二次可塑剤の存在下でPVC母材を使用する。二次可塑剤の中では下 記を挙げることができる: クエン酸アセチルトリエチル クエン酸トリエチル トリアセチン ジエチレングリコールモノエチルエーテル リン酸トリフェニル 通常の安定剤を添加してもよい。 「外部器具」とは首輪と同じ機能を達成するために外部から動物に装着できる 任意の器具を意味する。 母材の濃度および/または組成を変化させることによってノミ防除効果を有効 かつ長い持続時間確実に有する本発明の首輪または他の外部器具を製造すること ができる。本発明の首輪または外部器具はたとえ首輪または外部器具を比較的長 い時間取り外した場合でも6ヵ月以上、特に12または18カ月以上効果を発揮する ように製造することができる。首輪または器具を取り外した場合に効果的に防除 できる持続期間は2〜3ヵ月である。 母材の濃度および/または組成を変えることによって、ダニ防除効果を有効か つ長い持続期間確実に示す本発明の首輪、その他の外部器具を製造することがで きる。首輪または外部器具はたとえ首輪または外部器具を比較的長い期間取り外 した場合でも、3ヵ月以上、特に12または15カ月以上効果を発揮するように製造 することができる。首輪または外部器具を取り外した場合には、防除効果の持続 期間は、1〜2ヵ月の間である。 他の殺虫剤を添加せずに本発明化合物だけで、この非常に長い持続期間と総合 効果が得られることは注目に値する。 本発明のさらに他の対象は、本発明の首輪またはその他の外部器具を少なくと も一つ動物に装着することを特徴とする、たとえ首輪または外部器具を取り外し た場合でも動物を寄生虫から長期間、効果的に保護することができる、猫や犬等 のペットを外部寄生虫、特にノミやダニから防除する方法にある。 効果の持続時間については既に説明した。本発明では、首輪または外部器具を 最初に取り付けてから十分な活性物質が動物全体に行き渡り、皮脂腺にこの活性 物質が溜まるまで少なくとも24時間動物に装着しておかなければならない。 本発明方法の目的は治療ではなく、存在する寄生虫や、その残留物および排泄 物を除去して毛および皮膚を清浄にすることにある。この処置をした動物の毛は 処置前と比べて外観および手触りがよい。 本発明はさらに、発病の原因となる寄生虫症の治療および予防を目的とする治 療方法にある。 本発明のさらに他の対象は、優れた効果でノミに対しては6ヵ月以上、ダニに 対しては3ヵ月以上の期間にわたりノミおよびダニを確実に予防し、駆除する猫 や犬等のペットに装着する首輪、その他の外部器具の製造での式(I)に対応す る化合物の使用にある。首輪または外部器具を取り外したり、紛失した場合ある いは首輪または外部器具からの化合物(I)の放出に変動がある場合でも、防除 効果は好ましくは数週間維持される。 式(I)の化合物は、首輪またはその他の外部器具を形成するための母材中に 、0.1〜40重量%、好ましくは1〜15重量%の比率で含まれるのが好ましい。 さらに、この化合物は1.25〜10重量%、特に2〜6重量%、さらに好ましくは 2.5〜5重量%の比率で含まれるのが好ましい。 本発明は特に、ノミに対しては95%以上、さらには98または99%以上の効果を 発揮する首輪または外部器具の製造での使用にある。ダニに対して目標とする効 果は80または90%以上である。 同様に、本発明ではノミについては12カ月以上、さらには18カ月以上の長い持 続効果の達成できる。ダニについての持続期間は12カ月以上、さらには15カ月以 上である。 さらに好ましくは、本発明では首輪または外部器具を外した場合でも、防除効 果をノミに対して2〜3ヵ月以上、ダニに対しては1〜2ヵ月以上維持できる首 輪または外部器具の製造で使用される。 以下、実施例を参照して本発明をさらに詳しく説明するが、本発明が下記実施 例に限定されるものではない。本発明の上記以外の特徴および利点は下記実施例 から明らかになろう。実施例1 : 下記2種類の配合物(重量%)から首輪を製造した(混合後、押出し): 配合物1: PVC..............50.0% 安定剤.............. 0.5% エポキシ化大豆油......... 5.0% アジピン酸ジイソオクチル.....34.5% 化合物A.............10.0% 配合物2: PVC..............50.0% 安定剤.............. 0.5% エポキシ化大豆油......... 5.0% 2-リン酸エチルヘキシルジフェニル.34.5% 化合物A.............10.0% 試験のために少なくとも40日間殺虫剤またはダニ防除剤を使用していない9匹 の成犬を選択した。犬は殺虫剤を含んでいないシャンプーで洗浄し、櫛で梳いて 存在する全ての寄生虫を除去した。 犬は下記の三つのグループに分けた。 グループA: 未処置グループ グループB: 10%の化合物A(配合物1)を含む首輪を付けたグループ グループC: 10%の化合物A(配合物2)を含む首輪を付けたグループ 各犬に約100±10個のネコノミ(食物を与えていないノミ)と50±2個のクリ イロコイタマダニ(茶色の犬ノミ)を寄生させた。下記の一般的処置を行った: 処置 −2 ノミとダニの寄生 0 首輪を装着 2 ノミとダニを櫛を用いて数える。 7 ダニの寄生。 8 ノミの寄生。 9 櫛を用いて数える。 35 ダニの寄生。 36 ノミの寄生。 37 櫛を用いて数える。 63 ダニの寄生。 64 ノミの寄生。 65 櫛を用いて数える。 満足な効果が認められるまで、毎月ノミとダニを寄生させ、同じ過程を繰り返 した。 下記の日に毛の試料を採取した: 205日および261日 全ての犬 149日 犬363および289 177日 犬87および300 205 犬256および335 205日および261日に採取した毛における本発明活性物質の濃度をはそれぞれ表 1および2に示した(毛1g当たりμg)。 ND=検出されず 毛での活性物質の分布を観察した。各箇所での濃度はグループCの配合物で高 く、各箇所で比較的均質であった。 活性物質の濃度は首輪を取り外してから16週間後でも検出可能で、その段階で 依然として有効であった。 表3、4および5から濃度/活性度の相関を知ることができる。 (1) 犬に存在するノミとダニの数 (1) 犬に存在するノミとダニの数 (1) 犬に存在するノミとダニの数 AV.=平均 MIN=最小 MAX=最大 LOQ=量化の限界=0.25μg/g D261ではノミに対する活性は一匹を除く(1匹のノミ)全ての犬で100%であ った。 ノミおよびダニに対する有効最小濃度(毛で)は以下のように決定された: 〔1〕 ダニについては、毛1g当たり約20ミクログラム 〔2〕 ノミについては、毛1g当たり約1ミクログラム これらの配合物はダニについては少なくとも5ヵ月間、またノミについては少 なくとも9ヵ月間、活性が認められた。実施例2 犬を下記のように8匹づつ六つのグループに分けた: A:対照グループ:非活性物質を含む首輪 B:市販のノミおよびダニ防除用首輪を付けた参照製品グループ: 各表で「参照」と記載したものは8%のクロルピリフォス(0、0−ジエチ ル−O−(3,5,6-トリクロロ-2-ピリジル)ホスホロチアート)を含む首輪 C:2.5%の化合物Aを含む首輪 D:5%の化合物Aを含む首輪 E:10%の化合物Aを含む首輪 これらの首輪は実施例1の配合物2と同じ材料に顔料(二酸化チタン)を加え て製造したものである。 試験は下記の方法で行った: 処置 −2 ノミとダニの寄生 0 首輪を装着 2 櫛を用いて数える 7 ダニの再寄生 8 ノミを再寄生 9 櫛を用いて数える 35 ダニの再寄生 36 ノミの再寄生 37 櫛を用いて数える これと同じ過程を毎月繰り返した。 寄生および再寄生は下記の割合で行った: 100±10個のノミ 50±3個のダニ 表6および7は平均の有効性の結果を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG, CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T D,TG),AP(GH,KE,LS,MW,SD,SZ ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ノミやダニ等の外部寄生虫に対して下記(I)で表される活性物質を首輪 に対して0.1〜40重量%含む母材(マトリックス)から成る、ペット、特に犬猫 用のノミおよびダニ防除用首輪またはその他の外部器具: (ここで、 R1はCN、メチルまたはハロゲン原子であり、 R2はS(O)n3または4,5-ジシアノイミダゾール-2-イルまたはハロアルキルで あり、 R3はアルキルまたはハロアルキルであり、 R4は水素またはハロゲン原子、NR56基、S(O)m7、C(O)m7、C(O) O−R7、アルキル、ハロアルキル,OR8または基−N=C(R9)(R10)を 表し、 R5およびR6はそれぞれ独立に水素原子、アルキル、ハロアルキル、C(O)ア ルキル、アルコキシカルボニルまたはS(O)rCF3基を表すか、R5およびR6 が一諸になって酸素または硫黄のような一つまたは二つの二価ヘテロ原子を含ん でいてもよい二価アルキレン基を形成してもよく、 R7はアルキルまたはハロアルキル基であり、 R8はアルキル、ハロアルキル基または水素原子であり、 R9はアルキル基または水素原子を表し、 R10は必要に応じてハロゲン原子またはOH、-O-アルキル、-S-アルキル、シ アノまたはアルキルのような一つまたは複数の基で置換されでいてもよいフェニ ルまたはヘテロアリール基を表し、 R11およびR12はそれぞれ独立に水素またはハロゲン原子あるいは必要に応じて CNまたはNO2を表し、 R13はハロゲン原子またはハロアルキル、ハロアルコキシ、S(O)qCF3または SF5基を表し、 m、n、qおよびrはそれぞれ独立に0、1または2に等しい整数を表し、 Xは三価の窒素原子または基C−R12を表し、炭素原子の他の三つの原子価は芳 香環の一部を成す、 ただし、R1がメチルのときはR3がハロアルキルで、R4がNH2で、R11がCl で、R13がCF3で、XがNであるか、R2が4,5-ジシアノイミダゾール-2-イル で、R4がClで、R11がClで、R13がCF3で、Xが=C−Clであり、 この首輪または外部器具はノミに対しては6ヵ月以上、ダニに対しては3ヵ月 以上の効果を維持し、その効果は首輪または外部器具を取り外した場合あるいは 母材による化合物(I)の放出率に変動が生じた場合でも数週間維持される)。 2. 式(I)の化合物において下記である請求項1に記載の首輪、 R1がCNまたはメチルで、 R2がS(O)n3で、 R3がアルキルまたはハロアルキルで、 R4が水素またはハロゲン原子であるか、基NR56、S(O)m7、C(O)R7、 アルキル、ハロアルキルまたはOR8または基−N=C(R9)(R10)を表し、 R5およびR6がそれぞれ独立に水素原子またはアルキル、ハロアルキル、C(O )アルキル、またはS(O)rCF3基を表すか、R5およびR6が一諸になって酸素 または硫黄等の一つまたは二つの二価ヘテロ原子を含んでいてもよい二価アルキ レン基を形成し、 R7がアルキルまたはハロアルキル基を表し、 R8がアルキルまたはハロアルキル基もしくは水素原子を表し、 R9がアルキル基または水素原子を表し、 R10が必要に応じてハロゲン原子またはOH、-O-アルキル、-S-アルキル、シ ア ノまたはアルキルのような一つまたは複数の基で置換されたフェニルまたはヘテ ロアリール基を表し、 R11およびR12がそれぞれ独立に水素またはハロゲン原子を表し、 R13がハロゲン原子またはハロアルキル、ハロアルコキシ、S(O)qCF3ま たはSF5基を表し、 m、n、qおよびrがそれぞれ独立に0、1または2に等しい整数を表し、 Xが三価の窒素原子またはC−R12基を表し、炭素原子の他の三つの原子価が芳 香環の一部を成し、 ただし、R1がメチルのときは、R3はハロアルキルで、R4はNH2で、R11 はClで、R13はCF3で、XはNである。 3. 式(I)の化合物においてR1がCNである請求項1または2に記載の首 輪。 4. 式(I)の化合物においてR13がハロアルキル、好ましくはCF3である 請求項1〜3のいずれか一項に記載の首輪。 5. 式(I)の化合物においてR2がS(O)nR3、好ましくはn=1で、 R3が好ましくはCF3またはアルキル、特にメチルまたはエチルであるか、あ るいはn=0でR3がCF3である請求項1〜4のいずれか一項に記載の首輪。 6. 式(I)の化合物においてXがC−R12、R12がハロゲン原子である請求 項1〜5のいずれか一項に記載の首輪。 7. 式(I)の化合物においてR1がCN、R3がハロアルキル、R4がNH 2、R11およびR12がそれぞれ独立にハロゲン原子であるか、および/またはR 13はハロアルキルである請求項1〜6のいずれか一項に記載の首輪。 8. 式(I)の化合物が1-[2,6-Cl24-CF3フェニル]-3-CN4-[SO−CF3 ]-5−NH2ピラゾールである請求項2に記載の首輪。 9. 1.25〜10%の活性物質を含む請求項1〜8のいずれか一項に記載の首輪。 10. 2〜6%、好ましくは2.5〜5%の活性物質を含む請求項1〜8のいずれ か一項に記載の首輪。 11. 首輪または外部器具を取り外した、あるいは紛失した場合、ノミについて は2〜3ヵ月、ダニについては1〜2ヵ月間、防除効果を維持する請求項1〜10 のいずれか一項に記載の首輪。 12. ノミに対して12カ月〜18カ月以上の期間防除効果を確実にする濃度の活性 物質を含む請求項11に記載の首輪。 13. ダニに対して12カ月〜15カ月以上の間防除効果を確実にする濃度の活性物 質を含む請求項11に記載の首輪。 14. ペット、特に猫または犬に装着する首輪またはその他の外部器具であって 、ノミに対しては6ヵ月以上、またダニに対しては3ヵ月以上の期間優れた効果 でノミおよびダニを予防および駆除することができ、また、首輪または外部器具 を取り外したり、首輪または外部器具による化合物(I)の放出に変動が生じた 場合でも、この効果が数週間維持されることを特徴とする首輪または外部器具の 製造デノ式(I)に対応する化合物の使用: (ここで、 R1はCN、メチルまたはハロゲン原子であり、 R2はS(O)n3または4,5-ジシアノイミダゾール-2-イルまたはハロアルキルで あり、 R3はアルキルまたはハロアルキルであり、 R4は水素またはハロゲン原子、NR56基、S(O)m7、C(O)m7、C(O) O−R7、アルキル、ハロアルキル,OR8または基−N=C(R9)(R10)を 表し、 R5およびR6はそれぞれ独立に水素原子、アルキル、ハロアルキル、C(O)ア ルキル、アルコキシカルボニルまたはS(O)rCF3基を表すか、R5およびR6 が一諸になって酸素または硫黄のような一つまたは二つの二価ヘテロ原子を含ん でいてもよい二価アルキレン基を形成してもよく、 R7はアルキルまたはハロアルキル基であり、 R8はアルキル、ハロアルキル基または水素原子であり、 R9はアルキル基または水素原子を表し、 R10は必要に応じてハロゲン原子またはOH、-O-アルキル、-S-アルキル、シ アノまたはアルキルのような一つまたは複数の基で置換されでいてもよいフェニ ルまたはヘテロアリール基を表し、 R11およびR12はそれぞれ独立に水素またはハロゲン原子あるいは必要に応じて CNまたはNO2を表し、 R13はハロゲン原子またはハロアルキル、ハロアルコキシ、S(O)qCF3または SF5基を表し、 m、n、qおよびrはそれぞれ独立に0、1または2に等しい整数を表し、 Xは三価の窒素原子または基C−R12を表し、炭素原子の他の三つの原子価は芳 香環の一部を成す、 ただし、R1がメチルのときはR3がハロアルキルで、R4がNH2で、R11がCl で、R13がCF3で、XがNであるか、R2が4,5-ジシアノイミダゾール-2-イル で、R4がClで、R11がClで、R13がCF3で、Xが=C−Clである)。 15. 式(I)の化合物において下記である14に記載の使用; R1がCNまたはメチルで、 R2がS(O)n3で、 R3がアルキルまたはハロアルキルで、 R4が水素またはハロゲン原子であるか、基NR56、S(O)m7、C(O)R7、 アルキル、ハロアルキルまたはOR8または基−N=C(R9)(R10)を表し、 R5およびR6がそれぞれ独立に水素原子またはアルキル、ハロアルキル、C(O )アルキル、またはS(O)rCF3基を表すか、R5およびR6が一諸になって酸素 または硫黄等の一つまたは二つの二価ヘテロ原子を含んでいてもよい二価アルキ レン基を形成し、 R7がアルキルまたはハロアルキル基を表し、 R8がアルキルまたはハロアルキル基もしくは水素原子を表し、 R9がアルキル基または水素原子を表し、 R10が必要に応じてハロゲン原子またはOH、-O-アルキル、-S-アルキル、シ アノまたはアルキルのような一つまたは複数の基で置換されたフェニルまたはヘ テロアリール基を表し、 R11およびR12がそれぞれ独立に水素またはハロゲン原子を表し、 R13がハロゲン原子またはハロアルキル、ハロアルコキシ、S(O)qCF3ま たはSF5基を表し、 m、n、qおよびrがそれぞれ独立に0、1または2に等しい整数を表し、 Xが三価の窒素原子またはC−R12基を表し、炭素原子の他の三つの原子価が芳 香環の一部を成し、 ただし、R1がメチルのときは、R3はハロアルキルで、R4はNH2で、R11 はClで、R13はCF3で、XはNである。 16. 式(I)の化合物でR1がCNである請求項14または15に記載の使用。 17. 式(I)の化合物でR13がハロアルキル、好ましくはCF3である請求項 14〜16のいずれか一項に記載の使用。 18. 式(I)の化合物でR2はS(O)nR3で、好ましくはn=1のとき、 R3は好ましくはCF3またはアルキル、特に、メチルまたはエチルであるか、 n=0でR3が好ましくはCF3である請求項14〜17にのいずれか一項に記載の 使用。 19. 式(I)の化合物でXがC−R12で、R12はハロゲン原子である請求項14 〜18のいずれか一項に記載の使用。 20. 式(I)の化合物でR1がCN、R3がハロアルキル、R4がNH2、R 11およびR12が互いに無関係にハロゲン原子であるか、および/またはR13がハ ロアルキルである請求項14〜19のいずれか一項に記載の使用。 21. 式(I)の化合物が1-[2,6-Cl24-CF3フェニル]-3-CN-4-[SO−C F3]-5-NH2ピラゾールである請求項15に記載の使用。 22. 式(I)の化合物が首輪またはその他の外部器具を形成する母材中に0.1 〜40重量%、好ましくは1〜15重量%の比率で含まれる請求項14〜21のいずれか 一項に記載の使用。 23. 式(I)の化合物が首輪またはその他の外部器具を形成する母材中に1.25 〜10重量%、特に2〜6重量%、好ましくは2.5〜5重量%の比率で含まれる請 求項14〜21のいずれか一項に記載の使用。 24. ノミに対する防除効果が95%以上である請求項14〜23のいずれか一項に記 載の使用。 25. ノミに対する防除効果が98〜99%以上である請求項14〜23のいずれか一項 に記載の使用。 26. ダニに対する防除効果が80〜90%以上である請求項14〜23のいずれか一項 に 記載の使用。 27. 効果の持続期間がノミに対して12カ月以上である請求項14〜26のいずれか 一項に記載の使用。 28. 効果の持続期間がノミに対して18カ月以上である請求項14〜26のいずれか 一項に記載の使用。 29. 効果の持続期間がダニに対して12カ月以上である請求項14〜26のいずれか 一項に記載の使用。 30. 効果の持続期間がダニに対して15カ月以上である請求項14〜26のいずれか 一項に記載の使用。 31. 首輪または外部器具を取り外したり、紛失した場合に、ノミに対しては2 〜3カ月、ダニに対しては1〜2ヵ月間防除効果を維持する請求項14〜30のいず れか一項に記載の使用。 32. 請求項1〜31のいずれか一項に記載の条件下で前記動物に少なくとも一つ の首輪またはその他の外部器具を装着することを特徴とするペット、特に猫およ び犬に対するノミおよびダニ防除方法。
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