JPH11303961A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

トロイダル型無段変速機

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JPH11303961A
JPH11303961A JP10107996A JP10799698A JPH11303961A JP H11303961 A JPH11303961 A JP H11303961A JP 10107996 A JP10107996 A JP 10107996A JP 10799698 A JP10799698 A JP 10799698A JP H11303961 A JPH11303961 A JP H11303961A
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disk
disks
sleeve
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continuously variable
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JP10107996A
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Takashi Machida
尚 町田
Takashi Imanishi
尚 今西
Hiroshi Ishikawa
宏史 石川
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H15/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
    • F16H15/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
    • F16H15/04Gearings providing a continuous range of gear ratios
    • F16H15/06Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B
    • F16H15/32Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line
    • F16H15/36Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface
    • F16H15/38Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00Joints and connections
    • Y10T403/70Interfitted members
    • Y10T403/7016Diametric end slot is joint component

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スリーブ45の肉厚を確保し、各出力側ディ
スク4、4とスリーブ45との間で大きなトルク伝達を
可能にする。 【解決手段】 上記各出力側ディスク4、4の外側面に
凸部47、47を形成する。上記各スリーブ45の軸方
向両端縁に凹部48、48を形成する。これら各凸部4
7、47と凹部48、48とを嵌合させて、1対の出力
側ディスク4、4の同期した回転と、これら各出力側デ
ィスク4、4から出力歯車21aへの回転伝達を可能に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るトロイダル型
無段変速機は、例えば自動車用の変速機として、或は各
種産業機械用の変速機として利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車用変速機として、図7〜8に略示
する様なトロイダル型無段変速機を使用する事が研究さ
れている。このトロイダル型無段変速機は、例えば実開
昭62−71465号公報に開示されている様に、入力
軸1と同心に入力側ディスク2を支持し、この入力軸1
と同心に配置した出力軸3の端部に出力側ディスク4を
固定している。トロイダル型無段変速機を納めたケーシ
ングの内側には、上記入力軸1並びに出力軸3に対し捻
れの位置にある枢軸5、5を中心として揺動するトラニ
オン6、6を設けている。
【0003】即ち、これら各トラニオン6、6は、それ
ぞれの両端部外面に上記枢軸5、5を、互いに同心に設
けている。又、これら各トラニオン6、6の中間部には
変位軸7、7の基端部を支持し、上記枢軸5、5を中心
として上記各トラニオン6、6を揺動させる事により、
上記各変位軸7、7の傾斜角度の調節を自在としてい
る。上記各トラニオン6、6に支持した変位軸7、7の
周囲には、それぞれパワーローラ8、8を回転自在に支
持している。そして、これら各パワーローラ8、8を、
上記入力側、出力側両ディスク2、4の、互いに対向す
る内側面2a、4a同士の間に挟持している。これら各
内側面2a、4aは、それぞれ断面が、上記枢軸5を中
心とする円弧を回転させて得られる凹面をなしている。
そして、球状凸面に形成した上記各パワーローラ8、8
の周面8a、8aを、上記内側面2a、4aに当接させ
ている。
【0004】上記入力軸1と入力側ディスク2との間に
は、ローディングカム式の押圧装置9を設け、この押圧
装置9によって、上記入力側ディスク2を出力側ディス
ク4に向け弾性的に押圧自在としている。この押圧装置
9は、入力軸1と共に回転するローディングカム(カム
板)10と、保持器11により転動自在に保持した複数
個(例えば4個)のローラ12、12とから構成してい
る。上記ローディングカム10の片側面(図7〜8の右
側面)には、円周方向に亙る凹凸であるカム面13を形
成し、上記入力側ディスク2の外側面(図7〜8の左側
面)にも、同様の形状を有するカム面14を形成してい
る。そして、上記複数個のローラ12、12を、上記入
力軸1の中心に関し放射方向の軸を中心とする回転自在
に支持している。
【0005】上述の様に構成するトロイダル型無段変速
機の使用時、入力軸1の回転に伴ってローディングカム
10が回転すると、カム面13が複数個のローラ12、
12を、入力側ディスク2の外側面に形成したカム面1
4に押圧する。この結果、上記入力側ディスク2が、上
記複数のパワーローラ8、8に押圧されると同時に、上
記両カム面13、14と複数個のローラ12、12との
押し付け合いに基づいて、上記入力側ディスク2が回転
する。そして、この入力側ディスク2の回転が、上記複
数のパワーローラ8、8を介して出力側ディスク4に伝
達され、この出力側ディスク4に固定の出力軸3が回転
する。
【0006】入力軸1と出力軸3との回転速度比(変速
比)を変える場合で、先ず入力軸1と出力軸3との間で
減速を行なう場合には、前記各枢軸5、5を中心として
前記各トラニオン6、6を所定方向に揺動させる。そし
て、上記各パワーローラ8、8の周面8a、8aが図7
に示す様に、入力側ディスク2の内側面2aの中心寄り
部分と出力側ディスク4の内側面4aの外周寄り部分と
にそれぞれ当接する様に、前記各変位軸7、7を傾斜さ
せる。反対に、増速を行なう場合には、上記枢軸5、5
を中心として上記各トラニオン6、6を反対方向に揺動
させる。そして、上記各パワーローラ8、8の周面8
a、8aが図8に示す様に、入力側ディスク2の内側面
2aの外周寄り部分と出力側ディスク4の内側面4aの
中心寄り部分とに、それぞれ当接する様に、上記各変位
軸7、7を傾斜させる。各変位軸7、7の傾斜角度を図
7と図8との中間にすれば、入力軸1と出力軸3との間
で、中間の変速比を得られる。
【0007】又、図9〜10は、実願昭63−6929
3号(実開平1−173552号)のマイクロフィルム
に記載された、より具体化されたトロイダル型無段変速
機の1例を示している。入力側ディスク2と出力側ディ
スク4とは円管状の入力軸15の周囲に、それぞれニー
ドル軸受16、16を介して、回転自在に支持してい
る。即ち、上記入力側ディスク2及び出力側ディスク4
の中心部には断面形状が円形である貫通孔17、17
を、それぞれ上記各ディスク2、4の内側面と外側面と
を軸方向(図9の左右方向)に貫通する状態で形成して
いる。上記各ニードル軸受16、16は、上記各貫通孔
17、17の内周面と上記入力軸15の中間部外周面と
の間に設けている。又、上記各貫通孔17、17の内側
面寄り端部内周面に形成した係止溝18、18には止め
輪19、19を係止して、上記各ニードル軸受16、1
6が上記各貫通孔17、17から、上記各ディスク2、
4の内側面2a、4a側に抜け出る事を防止している。
又、ローディングカム10は上記入力軸15の端部(図
9の左端部)外周面にスプライン係合させ、鍔部20に
より上記入力側ディスク2から離れる方向への移動を阻
止している。そして、このローディングカム10とロー
ラ12、12とにより、上記入力軸15の回転に基づい
て上記入力側ディスク2を、上記出力側ディスク4に向
け押圧しつつ回転させる押圧装置9を構成している。上
記出力側ディスク4には出力歯車21を、キー22、2
2により結合し、これら出力側ディスク4と出力歯車2
1とが同期して回転する様にしている。
【0008】1対のトラニオン6、6の両端部は1対の
支持板23、23に、揺動並びに軸方向(図9の表裏方
向、図10の左右方向)に亙る変位自在に支持してい
る。そして、上記各トラニオン6、6の中間部に形成し
た円孔24、24部分に、変位軸7、7を支持してい
る。これら各変位軸7、7は、互いに平行で且つ偏心し
た支持軸部25、25と枢支軸部26、26とを、それ
ぞれ有する。このうちの各支持軸部25、25を上記各
円孔24、24の内側に、ラジアルニードル軸受27、
27を介して、回転自在に支持している。又、上記各枢
支軸部26、26の周囲にパワーローラ8、8を、別の
ラジアルニードル軸受28、28を介して、回転自在に
支持している。
【0009】尚、上記1対の変位軸7、7は、上記入力
軸15に対して180度反対側位置に設けている。又、
これら各変位軸7、7の各枢支軸部26、26が各支持
軸部25、25に対し偏心している方向は、上記入力
側、出力側両ディスク2、4の回転方向に関し同方向
(図10で左右逆方向)としている。又、偏心方向は、
上記入力軸15の配設方向に対しほぼ直交する方向とし
ている。従って、上記各パワーローラ8、8は、上記入
力軸15の配設方向に亙る若干の変位自在に支持され
る。この結果、回転力の伝達状態で構成各部材に加わる
大きな荷重に基づく、これら構成各部材の弾性変形に起
因して、上記各パワーローラ8、8が上記入力軸15の
軸方向(図9の左右方向、図10の表裏方向)に変位す
る傾向となった場合でも、上記構成各部品に無理な力を
加える事なく、この変位を吸収できる。
【0010】又、上記各パワーローラ8、8の外側面と
上記各トラニオン6、6の中間部内側面との間には、パ
ワーローラ8、8の外側面の側から順に、スラスト玉軸
受29、29とスラストニードル軸受30、30とを設
けている。このうちのスラスト玉軸受29、29は、上
記各パワーローラ8、8に加わるスラスト方向の荷重を
支承しつつ、これら各パワーローラ8、8の回転を許容
するものである。又、上記各スラストニードル軸受3
0、30は、上記各パワーローラ8、8から上記各スラ
スト玉軸受29、29を構成する外輪31、31に加わ
るスラスト荷重を支承しつつ、前記各枢支軸部26、2
6及び上記外輪31、31が、前記支持軸部25、25
を中心に揺動する事を許容する。
【0011】更に、上記各トラニオン6、6の一端部
(図10の左端部)にはそれぞれ駆動ロッド32、32
を結合し、これら各駆動ロッド32、32の中間部外周
面に駆動ピストン33、33を固設している。そして、
これら各駆動ピストン33、33を、それぞれ駆動シリ
ンダ34、34内に油密に嵌装している。
【0012】上述の様に構成するトロイダル型無段変速
機の場合には、入力軸15の回転は、押圧装置9を介し
て入力側ディスク2に伝わる。そして、この入力側ディ
スク2の回転が、1対のパワーローラ8、8を介して出
力側ディスク4に伝わり、更にこの出力側ディスク4の
回転が、出力歯車21より取り出される。入力軸15と
出力歯車21との間の回転速度比を変える場合には、上
記1対の駆動ピストン33、33を互いに逆方向に変位
させる。これら各駆動ピストン33、33の変位に伴っ
て上記1対のトラニオン6、6が、それぞれ逆方向に変
位し、例えば図10の下側のパワーローラ8が同図の右
側に、同図の上側のパワーローラ8が同図の左側に、そ
れぞれ変位する。この結果、これら各パワーローラ8、
8の周面8a、8aと上記入力側ディスク2及び出力側
ディスク4の内側面2a、4aとの当接部に作用する、
接線方向の力の向きが変化する。そして、この力の向き
の変化に伴って上記各トラニオン6、6が、支持板2
3、23に枢支された枢軸5、5を中心として、互いに
逆方向に揺動する。この結果、前述の図7〜8に示した
様に、上記各パワーローラ8、8の周面8a、8aと上
記各内側面2a、4aとの当接位置が変化し、上記入力
軸15と出力歯車21との間の回転速度比が変化する。
【0013】尚、この様に上記入力軸15と出力歯車2
1との間で回転力の伝達を行なう際には、構成各部材の
弾性変形に基づいて上記各パワーローラ8、8が、上記
入力軸15の軸方向に変位し、これら各パワーローラ
8、8を枢支している前記各変位軸7、7が、前記各支
持軸部25、25を中心として僅かに回動する。この回
動の結果、前記各スラスト玉軸受29、29の外輪3
1、31の外側面と上記各トラニオン6、6の内側面と
が相対変位する。これら外側面と内側面との間には、前
記各スラストニードル軸受30、30が存在する為、こ
の相対変位に要する力は小さい。従って、上述の様に各
変位軸7、7の傾斜角度を変化させる為の力が小さくて
済む。
【0014】更に、伝達可能なトルクを増大すべく、図
11〜12に示す様に、入力軸15aの周囲にそれぞれ
が第一、第二外側ディスクに相当する入力側ディスク2
A、2Bと、それぞれが第一、第二内側ディスクに相当
する出力側ディスク4、4とを2個ずつ設け、これら2
個ずつの入力側ディスク2A、2Bと出力側ディスク
4、4とを動力の伝達方向に関して互いに並列に配置す
る、所謂ダブルキャビティ型の構造も、従来から知られ
ている。これら図11〜12に示した構造は、上記入力
軸15aの中間部周囲に出力歯車21aを、この入力軸
15aに対する回転を自在として支持し、この出力歯車
21aの中心部に設けた円筒状のスリーブ45の両端部
に上記各出力側ディスク4、4を、スプライン係合させ
ている。そして、これら各出力側ディスク4、4に設け
た貫通孔17、17の内周面と上記入力軸15aの外周
面との間にニードル軸受16、16を設け、これら各出
力側ディスク4、4を上記入力軸15aの周囲に、この
入力軸15aに対する回転、並びにこの入力軸15aの
軸方向に亙る変位を自在に支持している。又、上記各入
力側ディスク2A、2Bは、上記入力軸15aの両端部
に、この入力軸15aと共に回転自在に支持している。
この入力軸15aは、駆動軸35により、ローディング
カム式の押圧装置9を介して回転駆動する。尚、この駆
動軸35の先端部(図11〜12の右端部)外周面と上
記入力軸15aの基端部(図11〜12の左端部)内周
面との間には、滑り軸受、ニードル軸受等のラジアル軸
受36を設けている。従って、上記駆動軸35と入力軸
15aとは、互いに同心に配置された状態のまま、回転
方向に亙る若干の変位自在に組み合わされている。
【0015】但し、一方(図11〜12の右方)の入力
側ディスク2Aは、背面(図11〜12の右面)をロー
ディングナット37に、大きな弾力を有する皿板ばね3
8を介し突き当てて、上記入力軸15aに対する軸方向
(図11〜12の左右方向)の変位を実質的に阻止して
いる。これに対して、ローディングカム10に対向する
入力側ディスク2Bは、ボールスプライン39により上
記入力軸15aに、軸方向に亙る変位自在に支持してい
る。そして、この入力側ディスク2Bの外側面(図11
〜12の左面)と上記入力軸15aの中間部外周面に形
成した係止段部40との間に、皿板ばね41を設けてい
る。この皿板ばね41は、上記皿板ばね38に比べて小
さな弾力を有し、上記各ディスク2A、2B、4の内側
面2a、4aとパワーローラ8、8の周面8a、8aと
の当接部に予圧を付与する役目を果たす。
【0016】又、前記出力歯車21aはハウジングの内
側に設けた仕切壁42に、それぞれがアンギュラ型であ
る1対の玉軸受43、43により、軸方向に亙る変位を
阻止した状態で、回転自在に支持している。尚、上述の
図11〜12に示したダブルキャビティ型のトロイダル
型無段変速機が、ローディングカム10に対向する一方
又は双方の入力側ディスク2A、2Bをボールスプライ
ン39、39により上記入力軸15aに、軸方向に亙る
変位自在に支持している理由は、これら両ディスク2
A、2Bの回転を同期させつつ、上記押圧装置9の作動
に伴う構成各部材の弾性変形に基づいて上記両ディスク
2A、2Bが、上記入力軸15aに対し軸方向に変位す
る事を許容する為である。
【0017】上述した様なダブルキャビティ型のトロイ
ダル型無段変速機の運転時、駆動軸35の回転は、押圧
装置9を介して他方(図11の左方)の入力側ディスク
2Bに伝わり、更にこの回転が、入力軸15aを介して
一方の入力側ディスク2Aに伝わって、これら両入力側
ディスク2A、2Bが同期して回転する。そして、これ
ら両入力側ディスク2A、2Bの回転が、それぞれ複数
個ずつ(図示の例では2個ずつ合計4個)のパワーロー
ラ8、8を介して1対の出力側ディスク4、4に伝わ
る。この結果、これら両出力側ディスク4、4を両端部
にスプライン係合させたスリーブ45が回転し、このス
リーブ45の中間部外周面に固設した出力歯車21aが
回転する。この様にダブルキャビティ型のトロイダル型
無段変速機では、上記駆動軸35から出力歯車21aへ
の回転伝達を、互いに並列に配置された2系統に分けて
行なうので、大きなトルク伝達が可能になる。又、上記
各ディスク2A、2B、4同士の間に挟持したパワーロ
ーラ8、8の傾斜角度を同期して変える事により、上記
両入力側ディスク2A、2Bと上記両出力側ディスク
4、4との間の変速比を変える事ができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】図11〜12に示した
従来構造の場合には、出力歯車21aを固定したスリー
ブ45の両端部に1対の出力側ディスク4、4をスプラ
イン係合させている為、このスリーブ45の両端部の肉
厚が小さくなる事が避けられない。この為、このスリー
ブ45の肉厚を相当に大きくしない限り、両端部の捩り
剛性が低くなって、上記各出力側ディスク4、4とスリ
ーブ45との間で大きなトルクを伝達する事が難しくな
る。スリーブ45の肉厚を大きくする事は、トロイダル
型無段変速機の小型・軽量化を妨げる原因になる為、好
ましくない。本発明のトロイダル型無段変速機は、上述
の様な事情に鑑みて発明したものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のトロイダル型無
段変速機は、例えば前述の図11〜12に示した、従来
から知られているダブルキャビティ型のトロイダル型無
段変速機と同様に、互いの内側面同士を対向させた状態
で、互いに同心に且つ互いに同期した回転自在に支持さ
れた第一、第二外側ディスクと、その内側面を第一外側
ディスクの内側面に対向させた状態でこれら第一、第二
外側ディスクと同心に、且つこれら第一、第二外側ディ
スクとは独立した回転自在に支持された第一内側ディス
クと、その内側面を第二外側ディスクの内側面に対向さ
せた状態で上記第一内側ディスクと同心に、且つこの第
一内側ディスクと同期した回転自在に支持された第二内
側ディスクと、上記第一外側ディスクと第一内側ディス
クとの間部分で、これら各ディスクの中心軸と交差する
事はないが、この中心軸の方向に対して直角方向となる
捻れの位置に存在する複数本の第一枢軸と、これら各第
一枢軸を中心として揺動する複数個の第一トラニオン
と、これら各第一トラニオンの内側面から突出した第一
変位軸と、これら各第一変位軸の周囲に回転自在に支持
された状態で、上記第一外側ディスクの内側面と第一内
側ディスクの内側面との間に挟持された複数個の第一パ
ワーローラと、上記第二外側ディスクと第二内側ディス
クとの間部分で、これら各ディスクの中心軸と交差する
事はないが、この中心軸の方向に対して直角方向となる
捻れの位置に存在する複数本の第二枢軸と、これら各第
二枢軸を中心として揺動する複数個の第二トラニオン
と、これら各第二トラニオンの内側面から突出した第二
変位軸と、これら各第二変位軸の周囲に回転自在に支持
された状態で、上記第二外側ディスクの内側面と第二内
側ディスクの内側面との間に挟持された複数個の第二パ
ワーローラとを備え、上記第一、第二両内側ディスク
は、円筒状のスリーブの両端部に、このスリーブと同期
した回転自在に支持されている。
【0020】特に、本発明のトロイダル型無段変速機に
於いては、上記第一、第二両内側ディスクの互いに対向
する外側面に凹部又は凸部を、上記スリーブの軸方向両
端縁部に凸部又は凹部を、それぞれ形成している。そし
て、上記第一、第二両内側ディスクの外側面に形成した
凹部又は凸部と上記スリーブの軸方向両端縁部に形成し
た凸部又は凹部とを係合させる事により、上記第一、第
二両内側ディスクの同期した回転及びこれら第一、第二
両内側ディスクと上記スリーブとの間での回転力の伝達
を自在としている。
【0021】
【作用】上述の様に構成する本発明のトロイダル型無段
変速機が、第一、第二外側ディスクから第一、第二内側
ディスクに、2系統に分けて回転力の伝達を行なう際の
作用、並びに上記第一、第二外側ディスクと第一、第二
内側ディスクとの間での変速比を変える際の作用は、前
述の図11〜12に示した、従来から知られているダブ
ルキャビティ型のトロイダル型無段変速機の場合と同様
である。特に、本発明のトロイダル型無段変速機の場合
には、上記第一、第二両内側ディスクとスリーブとを同
期して回転させる為の構造を、それぞれが軸方向に突出
若しくは凹んだ凹部と凸部との係合により行なっている
ので、係合部の存在に基づき、上記スリーブの一部で上
記第一、第二両内側ディスクとの係合部の肉厚が小さく
なる事はない。この為、上記スリーブの肉厚を特に大き
くしなくても、このスリーブの耐久性を十分に確保しつ
つ、大きなトルクの伝達が可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1〜3は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。尚、本発明の特徴は、第一、第
二内側ディスクである1対の出力側ディスク4、4と、
中間部外周面に出力歯車21aを固設したスリーブ45
の軸方向両端部との係合部の構造にある。その他の部分
の構造及び作用は、前述の図11〜12に示した従来構
造と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明
は、省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を
中心に説明する。
【0023】上記1対の出力側ディスク4、4の互いに
対向する外側面の一部で、これら各出力側ディスク4、
4の中心に設けた貫通孔17、17を中心として直径方
向反対側2個所位置にはそれぞれ、図2に示す様な扇形
の凸部47、47を形成している。これら両凸部47、
47は、上記貫通孔17を中心とする同一円弧上に存在
する。一方、上記スリーブ45の軸方向両端縁部の直径
方向反対側2個所位置にはそれぞれ、図3に示す様な切
り欠き状の凹部48、48を形成している。これら各凹
部48、48の幅寸法W48は、上記各凸部47、47の
幅寸法W47と同じかこれよりも僅かに大きい(W48≧W
47)程度として、上記各凹部48、48の内側に上記各
凸部47、47を、がたつきなく嵌合自在としている。
尚、上記各凹部48、48と各凸部47、47とは、そ
れぞれ180度反対位置に設けているので、これら各凹
部48、48と各凸部47、47とを嵌合させた状態
で、上記各出力側ディスク4、4とスリーブ45とを互
いに同心に配置できる。
【0024】上述の様な各出力側ディスク4、4とスリ
ーブ45とは、図1に示す様に、上記各凹部48、48
の内側に上記各凸部47、47をがたつきなく嵌合させ
た状態に組み合わせて、ダブルキャビティ型のトロイダ
ル型無段変速機を構成する。この様に組み合わせた状態
で、更には運転時の状態で、上記各出力側ディスク4、
4は、それぞれ複数個ずつのパワーローラ8、8(図1
1)により上記スリーブ45の両端縁に向け押圧され
る。従って、上記各凹部48、48と上記各凸部47、
47との嵌合が不用意に外れる事はなく、上記1対の出
力側ディスク4、4の同期した回転及びこれら1対の出
力側ディスク4、4と上記スリーブ45との間での回転
力の伝達が自在となる。
【0025】上述の様に構成する本発明のトロイダル型
無段変速機の場合には、上記1対の出力側ディスク4、
4とスリーブ45とを同期して回転させる為の構造を、
それぞれが軸方向に突出した凸部47、47と軸方向に
凹んだ凹部48、48との係合により行なっているの
で、係合部の存在に基づき、上記スリーブ45の軸方向
両端部で上記1対の出力側ディスク4、4との係合部の
肉厚が小さくなる事はない。この為、上記スリーブ45
の肉厚を特に大きくしなくても、このスリーブ45の耐
久性を十分に確保しつつ、大きなトルクの伝達が可能に
なる。
【0026】尚、本発明のトロイダル型無段変速機の場
合、上記各出力側ディスク4、4は上記スリーブ45に
対して、直径方向に亙り変位自在である為、このスリー
ブ45を支持する為の玉軸受43、43が上記出力側デ
ィスク4、4の直径方向に亙る位置を規制する事はでき
ない。但し、これら各出力側ディスク4、4は、入力軸
15aの外周面との間に設けたニードル軸受16、16
により、直径方向に亙る位置決めを図られているので、
トロイダル型無段変速機の運転時に、上記各出力側ディ
スク4、4が直径方向に亙りぶれる事はない。
【0027】又、上記各凸部47、47の外径D47は、
上記各出力側ディスク4、4の中心部に形成した貫通孔
17の内径R17の1.2〜2.5倍{D47=(1.2〜
2.5)R17}程度に規制する事が好ましい。上記各凸
部47、47の外径D47がこの値未満の場合(D47
1.2R17)には、これら各凸部47、47の強度を確
保する事が難しい。又、これら各凸部47、47の外径
47が上記値を越える場合(D47>2.5R17)には、
これら各凸部47、47と前記各玉軸受43、43を構
成する外輪との干渉防止の為、これら各玉軸受43、4
3の外径を必要以上に大きくする必要が生じ、トロイダ
ル型無段変速機の小型・軽量化を図りにくくなる。又、
上記各凸部47、47の軸方向に亙る高さH47は、上記
各出力側ディスク4、4の軸方向長さL4 の1/20以
上、1/4以下{H47=(1/20〜1/4)L4 }に
する事が好ましい。上記各凸部47、47の高さH47
この値未満の場合{H47<(1/20)L4 }には、こ
れら各凸部47、47と前記各凹部48、48との係合
部の強度を確保する事が難しい。又、これら各凸部4
7、47の高さH47がこの値を越える場合{H47>(1
/4)L4 }には、これら各凸部47、47と上記各凹
部48、48との係合部の軸方向長さが大きくなり過ぎ
て、トロイダル型無段変速機の小型・軽量化を図りにく
くなるだけでなく、これら各凸部47、47と各凹部4
8、48との係合部の捩り剛性を確保する事が難しくな
る。尚、この様な各部の寸法に関しては、次述する実施
の形態の第2例の場合も同様である。
【0028】次に、図4〜5は、本発明の実施の形態の
第2例を示している。本例の場合には、出力側ディスク
4の外側面に、図4に示す様な欠円環状の突条49を形
成し、この突条49の直径方向反対側2個所位置に存在
する不連続部を、それぞれ凹部48a、48aとしてい
る。これに対して、スリーブ45の軸方向両端縁部の直
径方向反対側2個所位置に、それぞれ凸部47a、47
aを形成している。本例の場合も、上記各凹部48a、
48aの幅寸法W48a は、上記各凸部47a、47aの
幅寸法W47a と同じかこれよりも僅かに大きい(W48a
≧W47a )程度として、上記各凹部48a、48aの内
側に上記各凸部47a、47aを、がたつきなく嵌合自
在としている。本例の場合、凹部と凸部との形成位置が
逆になった以外の構成及び作用は、上述した第1例の場
合と同様である。
【0029】尚、上述した各例の場合には、凸部47、
47aと凹部48、48aとを、180度反対位置に設
けている。各出力側ディスク4、4とスリーブ45との
間での回転力伝達を安定して行なわせる為には、これら
凸部47、47aと凹部48、48aとを円周方向等間
隔に複数個設ける必要がある。図示の例の様に、凸部4
7、47aと凹部48、48aとを、180度反対側2
個所位置に設ければ、安定した回転伝達を行なえる構造
を、比較的簡単な加工により、安価に実現できる。但
し、コストが多少嵩んでも構わなければ、上記凸部4
7、47aと凹部48、48aとを円周方向等間隔に3
個以上(例えば3〜4個)設けても良い。
【0030】次に、図6は、本発明の実施の形態の第3
例を示している。前述の図1に示した第1例では、スリ
ーブ45を仕切壁42に支持する為、それぞれがアンギ
ュラ型である1対の玉軸受43、43を、正面組み合わ
せ(DF)で配置すると共に、上記スリーブ45の内周
面と入力軸15aの外周面との間に、ラジアルニードル
軸受50、50を設けて、上記スリーブ45の倒れを防
止している。これに対して本例の場合には、スリーブ4
5を仕切壁42に支持する為、それぞれがアンギュラ型
である1対の玉軸受43、43を、背面組み合わせ(D
B)で配置する代わりに、上記ラジアルニードル軸受5
0、50を省略している。その他の構成及び作用は、前
述した第1例の場合と同様である。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され、
スリーブの肉厚を特に大きくしなくても、このスリーブ
の耐久性を十分に確保しつつ、大きなトルクの伝達が可
能になるので、小型且つ軽量なトロイダル型無段変速機
の実現に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す部分断面
図。
【図2】第1例に組み込む1対の出力側ディスクを取り
出して示す斜視図。
【図3】同じくスリーブの端部斜視図。
【図4】第2例に組み込む出力側ディスクの斜視図。
【図5】同じくスリーブの端部斜視図。
【図6】本発明の実施の形態の第3例を示す部分断面
図。
【図7】従来から知られているトロイダル型無段変速機
の基本的構成を、最大減速時の状態で示す側面図。
【図8】同じく最大増速時の状態で示す側面図。
【図9】トロイダル型無段変速機の具体的構造の第1例
を示す断面図。
【図10】図9のA−A断面図。
【図11】トロイダル型無段変速機の具体的構造の第2
例を示す部分断面図。
【図12】図11のB−B断面図。
【符号の説明】
1 入力軸 2、2A、2B 入力側ディスク 2a 内側面 3 出力軸 4 出力側ディスク 4a 内側面 5 枢軸 6 トラニオン 7 変位軸 8 パワーローラ 8a 周面 9 押圧装置 10 ローディングカム 11 保持器 12 ローラ 13、14 カム面 15、15a 入力軸 16 ニードル軸受 17 貫通孔 18 係止溝 19 止め輪 20 鍔部 21、21a 出力歯車 22 キー 23 支持板 24 円孔 25 支持軸部 26 枢支軸部 27 ラジアルニードル軸受 28 ラジアルニードル軸受 29 スラスト玉軸受 30 スラストニードル軸受 31 外輪 32 駆動ロッド 33 駆動ピストン 34 駆動シリンダ 35 駆動軸 36 ラジアル軸受 37 ローディングナット 38 皿板ばね 39 ボールスプライン 40 係止段部 41 皿板ばね 42 仕切壁 43 玉軸受 45 スリーブ 47、47a 凸部 48、48a 凹部 49 突条 50 ラジアルニードル軸受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いの内側面同士を対向させた状態で、
    互いに同心に且つ互いに同期した回転自在に支持された
    第一、第二外側ディスクと、その内側面を第一外側ディ
    スクの内側面に対向させた状態でこれら第一、第二外側
    ディスクと同心に、且つこれら第一、第二外側ディスク
    とは独立した回転自在に支持された第一内側ディスク
    と、その内側面を第二外側ディスクの内側面に対向させ
    た状態で上記第一内側ディスクと同心に、且つこの第一
    内側ディスクと同期した回転自在に支持された第二内側
    ディスクと、上記第一外側ディスクと第一内側ディスク
    との間部分で、これら各ディスクの中心軸と交差する事
    はないが、この中心軸の方向に対して直角方向となる捻
    れの位置に存在する複数本の第一枢軸と、これら各第一
    枢軸を中心として揺動する複数個の第一トラニオンと、
    これら各第一トラニオンの内側面から突出した第一変位
    軸と、これら各第一変位軸の周囲に回転自在に支持され
    た状態で、上記第一外側ディスクの内側面と第一内側デ
    ィスクの内側面との間に挟持された複数個の第一パワー
    ローラと、上記第二外側ディスクと第二内側ディスクと
    の間部分で、これら各ディスクの中心軸と交差する事は
    ないが、この中心軸の方向に対して直角方向となる捻れ
    の位置に存在する複数本の第二枢軸と、これら各第二枢
    軸を中心として揺動する複数個の第二トラニオンと、こ
    れら各第二トラニオンの内側面から突出した第二変位軸
    と、これら各第二変位軸の周囲に回転自在に支持された
    状態で、上記第二外側ディスクの内側面と第二内側ディ
    スクの内側面との間に挟持された複数個の第二パワーロ
    ーラとを備え、上記第一、第二両内側ディスクは、円筒
    状のスリーブの両端部に、このスリーブと同期した回転
    自在に支持されているトロイダル型無段変速機に於い
    て、上記第一、第二両内側ディスクの互いに対向する外
    側面に凹部又は凸部を、上記スリーブの軸方向両端縁部
    に凸部又は凹部を、それぞれ形成し、上記第一、第二両
    内側ディスクの外側面に形成した凹部又は凸部と上記ス
    リーブの軸方向両端縁部に形成した凸部又は凹部とを係
    合させる事により、上記第一、第二両内側ディスクの同
    期した回転及びこれら第一、第二両内側ディスクと上記
    スリーブとの間での回転力の伝達を自在とした事を特徴
    とするトロイダル型無段変速機。
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