JP2019183893A - 連結構造体及び油圧駆動装置 - Google Patents

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勇 岡田
吉田 誠
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D1/00Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
    • F16D1/10Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16D2001/102Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially the torque is transmitted via polygon shaped connections

Abstract

【課題】2つの軸体の相互間における廻り止め及び振れ止めを適切に行いつつ、簡単且つ確実に2つの軸体を連結することができる連結構造体及び油圧駆動装置を提供する。【解決手段】連結構造体は、第1軸体14及び第2軸体15を備える。第1軸体14及び第2軸体15は、相互に端部で連結し、回転軸線Axを中心に一体的に回転可能に設けられている。第1軸体14及び第2軸体15の各々は、振れ止め支持部及び廻り止め支持部を有する。第1軸体14の振れ止め支持部67及び第2軸体15の振れ止め支持部70は、径方向D2に関する第1軸体14と第2軸体15との間の相対移動を制限するように、相互に係合する。第1軸体14の廻り止め支持部68及び第2軸体15の廻り止め支持部69は、回転軸線Axを中心とした回転方向D3に関する第1軸体14と第2軸体15との間の相対移動を制限するように、相互に係合する。【選択図】図4

Description

本発明は、相互に連結される第1軸体及び第2軸体を備える連結構造体及び油圧駆動装置に係り、特に第1軸体と第2軸体との間の相対移動を制限する技術に関する。
2つの軸体を連結して軸回転させる機構が様々な分野において用いられている。
例えば特許文献1は、草刈機の車速検出装置を開示する。この車速検出装置では、油圧モータの出力軸に回転軸が連結され、当該回転軸の先端に回転速度検出用ギヤが一体回転可能に取り付けられている。この回転速度検出用ギヤの回転速度を検出することによって、油圧モータの出力軸の回転速度が計測される。
特開平10−257815号公報
2つの軸体を一体回転可能に連結するには、2つの軸体同士を堅固に固定し、2つの軸体の相互間における廻り止め及び振れ止めを適切に行う必要がある。
ここでいう廻り止めとは、軸回転方向に関する軸体間の相対移動(ずれ)を防ぐことを意味する。廻り止めが適切に行われていないと、2つの軸体が一体的に軸回転することができず、空転等の不具合が生じる。一方、振れ止めとは、回転軸線と垂直な方向に関する軸体間の相対移動(ずれ)を防ぐことを意味する。振れ止めが適切に行われていないと、2つの軸体間で回転軸がずれてしまい、2つの軸体を一体的に軸回転させることができない。
上述の特許文献1の車速検出装置では、出力軸及び回転軸の各々の端部に螺子部が形成されており、出力軸及び回転軸の螺子部同士が係合することで出力軸及び回転軸が連結されている。このような螺子連結は、螺子部同士を適切に係合させるための連結作業が繁雑になりやすい。また振動等の力が連結部に加わる場合には、時間の経過とともに螺子部の係合が徐々に緩んで連結が解かれる懸念がある。さらに、2つの軸体の連結を実現する構成は簡素且つ安価に作られることが好ましい。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、2つの軸体の相互間における廻り止め及び振れ止めを適切に行いつつ、簡単且つ確実に2つの軸体を連結することができる連結構造体及び油圧駆動装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、相互に端部で連結し回転軸線を中心に一体的に回転可能に設けられた第1軸体及び第2軸体を備える連結構造体であって、第1軸体及び第2軸体の各々は、振れ止め支持部及び廻り止め支持部を有し、第1軸体の振れ止め支持部及び第2軸体の振れ止め支持部は、回転軸線方向と垂直な径方向に関する第1軸体と第2軸体との間の相対移動を制限するように、相互に係合し、第1軸体の廻り止め支持部及び第2軸体の廻り止め支持部は、回転軸線を中心とした回転方向に関する第1軸体と第2軸体との間の相対移動を制限するように、相互に係合する連結構造体に関する。
第1軸体の端部は、回転軸線方向に関して凸状に設けられる第1突出部と、回転軸線方向に関して凹状に設けられる第1凹部と、を有し、第2軸体の端部は、回転軸線方向に関して凸状に設けられる第2突出部と、回転軸線方向に関して凹状に設けられる第2凹部と、を有し、第1突出部及び第2凹部は相互に係合して振れ止め支持部として作用し、第2凹部を構成する1又は複数の壁部は、径方向に関して外側から第1突出部を支持し、第2突出部及び第1凹部は相互に係合して廻り止め支持部として作用し、第2突出部は回転軸線方向に延在する突出面部を有し、第1凹部を構成する壁部は回転軸線方向に延在する凹壁面部を有し、突出面部と凹壁面部とは対面してもよい。
第1凹部は複数設けられ、第2突出部は複数設けられ、複数の第2突出部は、複数の第1凹部のそれぞれに係合してもよい。
2つの第2突出部が設けられ、一方の第2突出部の突出面部の向きと、他方の第2突出部の突出面部の向きとは相互に対向してもよい。
第2突出部の突出面部は平面であってもよい。
第1突出部の側壁面のうち、少なくとも、第2凹部を構成する壁部によって支持される箇所は、回転軸線と垂直な断面において円弧を形成してもよい。
第1突出部及び第2凹部の各々は、回転軸線上に設けられ、第1凹部は、第1突出部よりも回転軸線から離れた位置に設けられ、第2突出部は、第2凹部よりも回転軸線から離れた位置に設けられてもよい。
第2突出部は、第2凹部を構成する壁部から延在してもよい。
第2凹部は、径方向に関し、第1突出部を包囲してもよい。
第2凹部は、径方向に関して第2突出部と隣り合って設けられてもよい。
第1凹部は、第1軸体の切欠部によって構成されてもよい。
第1突出部は、回転軸線上に設けられ、第1軸体の端部に形成された第1基準面から回転軸線方向に関して突出して第2凹部に配置され、第1凹部は、径方向に関して第1突出部を挟み込む位置に複数設けられ、当該複数の第1凹部の各々は第1基準面から回転軸線方向に関して窪んでおり、第2凹部は、回転軸線上に設けられ、第2軸体の端部に形成された第2基準面から回転軸線方向に関して窪んでおり、第2突出部は、径方向に関して第2凹部よりも外側の位置に第1凹部と同じ数設けられ、第2基準面から回転軸線方向に関して突出して複数の第1凹部に配置されてもよい。
本発明の他の態様は、油圧モータと、上記の連結構造体と、を備え、連結構造体の第1軸体及び第2軸体のうちの一方は、油圧モータの出力軸である油圧駆動装置に関する。
油圧駆動装置は、出力軸の回転速度を計測するための回転センサを更に備え、回転センサは、第1軸体及び第2軸体のうちの他方の回転速度を測定することによって、出力軸の回転速度を計測してもよい。
本発明によれば、2つの軸体の相互間における廻り止め及び振れ止めを適切に行いつつ、簡単且つ確実に2つの軸体を連結することができる。
図1は、油圧駆動装置の一例を示す図である。 図2は、出力軸及び連結軸のみを示す分解斜視図である。 図3は、図2に示す出力軸及び連結軸を他の方向から見た場合の分解斜視図である。 図4は、図2及び図3に示す出力軸の端部の近傍及び連結軸の端部の近傍を簡略し拡大して示す分解斜視図である。 図5は、図4に示す出力軸の端部の近傍及び連結軸の端部の近傍を他の方向から見た場合の分解斜視図である。 図6は、出力軸及び連結軸が連結した状態における出力軸の端部の近傍及び連結軸の端部の近傍を拡大して示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1は、油圧駆動装置10の一例を示す図である。なお理解を容易にするため、図1には、本体ケース41及び回転ケース42の外観状態が示されるとともに、油圧ブロック20内の装置構成が図示されている。
油圧駆動装置10は、油圧モータ12、油圧ブロック20及び回転センサ30を備える。
油圧モータ12は、図示しない油圧源から供給される作動油(すなわち圧油)により駆動され、回転出力を生み出す任意の構成を採用することができる。典型的には、歯車モータ、ベーンモータ或いはプランジャモータを油圧モータ12として使用することが可能である。本実施形態の油圧モータ12は、アキシャル型のプランジャモータによって構成され、特開平10−257815号公報が開示する油圧モータと同様の構成としうる。
この油圧モータ12は、本体ケース41及び回転ケース42の各々の内側に配置された本体13と、本体13から回転軸線方向D1に延出して軸回転する出力軸14とを有する。
油圧モータ12の本体13は、回転軸線方向D1に関し、油圧ブロック20の一方側S1(図1の右側)に配置される。回転センサ30は、回転軸線方向D1に関し、油圧ブロック20の他方側S2(図1の左側)に配置される。油圧モータ12の本体13の全体は本体ケース41及び回転ケース42の内側に配置されており、図1には本体13の一部のみが図示されている。
油圧モータ12の出力軸14には連結軸15が連結されている。出力軸14及び連結軸15は、回転軸線Axを中心に一体的に軸回転する。連結軸15は、出力軸14よりも油圧モータ12の本体13から離間して配置されており、油圧ブロック20を貫通するように設けられている。
出力軸14は、油圧モータ12のシリンダブロック(図示省略)とスプライン連結部(図2の符合「77」参照)を介して連結し、回転動力を出力する。なお、出力軸14は、本体ケース41及び回転ケース42の内側においても、回転軸線Ax上に回転軸線方向D1へ延在し、図2及び図3に示す出力軸14(以下「第1の出力軸」とも称する)とは異なる出力軸(以下「第2の出力軸」とも称する;図示省略)が更に設けられている。この第2の出力軸は、回転ケース42の内側に配置されている。第1の出力軸及び第2の出力軸は、共に回転軸線方向D1へ延在し、相互に連結され、共通の回転軸線Axを中心に一体的に軸回転可能に設けられている。ただし、第1の出力軸及び第2の出力軸は、回転軸線方向D1に関して相互に反対の方向に向かって本体13から延出しており、第1の出力軸(すなわち出力軸14)は図1の左側に向かって本体13から突出するのに対し、第2の出力軸は図1の右側に向かって本体13から突出している。第2の出力軸の回転出力は、回転ケース42内に設けられる減速機(図示省略)を介して回転ケース42に伝えられる。これにより、回転ケース42は回転軸線Axを中心に軸回転する。回転ケース42は外部連結部42aにおいてスプロケット(図示省略)により無限軌道のクローラに連結され、当該クローラは回転ケース42の軸回転によって回転駆動される。ただし、油圧モータ12は、上述の第1の出力軸及び第2の出力軸の代わりに、単一の出力軸を備えていてもよい。
本体ケース41は、外部連結部41aを介して走行機の枠組み等の固定部材(例えばトラックフレーム)に連結され、回転ケース42とは分離して設けられており、軸回転しない。この本体ケース41には油圧モータ12の本体13及び油圧ブロック20が連結されており、本体ケース41は、油圧モータ12の本体13及び油圧ブロック20を固定的に支持する。
油圧ブロック20には、油圧モータ12に接続される複数の油路21が形成されている。これらの油路21には、油圧モータ12の駆動のための作動油が流される。例えば、油圧源(図示省略)からの作動油を油圧モータ12に供給するための油路21や油圧モータ12からの作動油を排出するための油路21が、油圧ブロック20に形成されている。
回転センサ30は、連結軸15の回転速度を測定することによって、連結軸15と一体的に回転する出力軸14の回転速度を計測する。上述のように、出力軸14の回転は油圧駆動装置10(本実施形態では回転ケース42)に連結されるクローラの回転と連動している。そのため、回転センサ30は、出力軸14の回転速度を計測することによって、クローラの回転速度を検知することができ、当該クローラを具備する作業用機械等の走行機の走行速度の計測センサとして機能する。
回転センサ30の具体的な構成は特に限定されないが、図1に示す回転センサ30は、回転部32と、当該回転部32の回転速度を測定する検出部31とを有する。回転部32は、連結軸15の端部に連結され、連結軸15とともに軸回転する。検出部31は、配線部55を介してコントローラ(図示省略)に接続されており、測定結果をコントローラに送信する。なお、検出部31による回転部32の回転速度の測定手法は特に限定されない。例えば特開平10−257815号公報に記載のように、回転部32の外周面に形成された複数の歯部を電磁ピックアップ機構によって構成される検出部31によって順次検出することによって、回転部32の回転速度を測定することが可能である。回転センサ30は、検出部31に回転部32の回転速度を測定させることで、連結軸15の回転速度を計測する。
次に、出力軸14及び連結軸15の連結構造について説明する。
図2は、出力軸14及び連結軸15のみを示す分解斜視図である。図3は、図2に示す出力軸14及び連結軸15を他の方向から見た場合の分解斜視図である。
図2及び図3に示す連結構造体61において、相互に連結される2つの軸体のうちの一方は油圧モータ12の出力軸14であり、他方は回転センサ30の回転部32が連結される連結軸15である。出力軸14及び連結軸15は、相互に端部で連結し、回転軸線Axを中心に一体的に回転可能に設けられている。図2及び図3において、出力軸14の一方の端部62は回転ケース42(図1参照)内に配置され、出力軸14の他方の端部63は連結軸15の一方の端部64と連結される。また連結軸15の他方の端部65には、回転センサ30の回転部32が連結される。
本実施形態では、出力軸14の端部63を連結軸15の端部64に係合させることによって、出力軸14及び連結軸15が連結される。
図4は、図2及び図3に示す出力軸14の端部63の近傍及び連結軸15の端部64の近傍を簡略し拡大して示す分解斜視図である。図5は、図4に示す出力軸14の端部63の近傍及び連結軸15の端部64の近傍を他の方向から見た場合の分解斜視図である。図6は、出力軸14及び連結軸15が連結した状態における出力軸14の端部63の近傍及び連結軸15の端部64の近傍を拡大して示す斜視図である。
本実施形態の出力軸14及び連結軸15の各々は、振れ止め支持部及び廻り止め支持部を有する。出力軸14の振れ止め支持部(後述の第1突出部67参照)及び連結軸15の振れ止め支持部(後述の第2凹部70参照)は、回転軸線方向D1と垂直な径方向D2に関する出力軸14と連結軸15との間の相対移動を制限するように、相互に係合する。一方、出力軸14の廻り止め支持部(後述の第1凹部68参照)及び連結軸15の廻り止め支持部(後述の第2突出部69参照)は、回転軸線Axを中心とした回転方向D3に関する出力軸14と連結軸15との間の相対移動を制限するように、相互に係合する。
出力軸14の端部63は、回転軸線方向D1に関して凸状に設けられる第1突出部67と、回転軸線方向D1に関して凹状に設けられる第1凹部68と、を有する。ここでいう凸状とは、連結軸15に近づく方向に突出する状態を指し、凹状とは、連結軸15から遠ざかる方向に窪んだ状態を指す。本実施形態の第1突出部67は、1つのみ設けられ、回転軸線Ax上に配置される。この第1突出部67は、出力軸14の端部63に形成された第1基準面81から回転軸線方向D1に関して突出し、出力軸14及び連結軸15が係合した状態では連結軸15に形成される第2凹部70に配置される。第1突出部67の側壁面のうち、少なくとも、第2凹部70を構成する壁部によって支持される箇所74は、回転軸線Axと垂直な断面において回転軸線Axを中心とした円弧を形成し、回転軸線Axを中心とした円周方向に延在する第2凹部70の壁面にフィットする。図4及び図5に示す出力軸14には、第2凹部70を構成する壁部によって支持される箇所74が2つ設けられ、これらの箇所74は回転軸線Axを中心軸とした2回対称の位置に配置される。
第1凹部68は、複数(図4及び図5では2つ)設けられ、径方向D2に関して第1突出部67よりも回転軸線Axから離れた位置に配置され、径方向D2に関して第1突出部67を挟み込む位置に設けられている。第1凹部68の各々は、第1基準面81から回転軸線方向D1に関して窪んでいる。本実施形態の第1凹部68は、出力軸14の一部が切り欠かれることにより形成された切欠部によって構成されている。
一方、連結軸15の端部64は、回転軸線方向D1に関して凸状に設けられる第2突出部69と、回転軸線方向D1に関して凹状に設けられる第2凹部70と、を有する。ここでいう凸状とは、出力軸14に近づく方向に突出する状態を指し、凹状とは、出力軸14から遠ざかる方向に窪んだ状態を指す。第2突出部69は、複数(図4及び図5では2つ)設けられ、径方向D2に関して第2凹部70よりも回転軸線Axから離れた位置に配置される。すなわち第2突出部69は、径方向D2に関して第2凹部70よりも外側の位置において、第1凹部68と同じ数設けられる。2つの第2突出部69は、第2凹部70を構成する壁部から回転軸線方向D1へ延在し、連結軸15の端部64に形成された第2基準面82から回転軸線方向D1へ突出し、出力軸14及び連結軸15が係合した状態ではそれぞれの第1凹部68に配置される。
第2凹部70は、円柱状のスペースとして1つのみ設けられ、回転軸線Ax上に配置される。この第2凹部70は、径方向D2に関して各第2突出部69と隣り合って設けられ、第2基準面82から回転軸線方向D1に関して窪んでいる。第2凹部70の径方向D2に関する径は、第1突出部67の径方向D2に関する最大径(本実施形態では第2凹部70の壁面によって支持される箇所74間における第1突出部67の径)と比較し、同じかやや大きい。したがって出力軸14及び連結軸15が係合した状態で、第2凹部70を構成する壁部は、径方向D2に関し、第1突出部67を包囲する。
そして、第2突出部69は回転軸線方向D1に延在する突出面部71を有し、第1凹部68を構成する壁部は回転軸線方向D1に延在する凹壁面部72を有し、突出面部71と凹壁面部72とは対面する。2つの第2突出部69のうちの一方の突出面部71の向きと、他方の突出面部71の向きとは相互に対向し、これらの突出面部71は、互いに平行に延在する平面を形成する。これらの突出面部71間のスペースには、第1凹部68の壁部の一部を構成する出力軸14の一部が配置され、当該出力軸14の一部によって、突出面部71と対面する凹壁面部72が形成される。2つの第1凹部68を構成する壁部は、互いに平行に延在する平面を形成し、各突出面部71とも平行に延在する。
上述の構成を有する出力軸14及び連結軸15において、出力軸14の第1突出部67及び連結軸15の第2凹部70は、相互に係合して振れ止め支持部として作用する。すなわち、第2凹部70を構成する1又は複数の壁部(図4及び図5では単一の壁部)は、径方向D2に関して外側から第1突出部67を支持する。これにより、第2凹部70を構成する壁部が径方向D2への第1突出部67の移動を阻害し、出力軸14及び連結軸15が振れ止めされる。一方、連結軸15の第2突出部69及び出力軸14の第1凹部68は、相互に係合して廻り止め支持部として作用する。すなわち、2つの第2突出部69は、2つの第1凹部68のそれぞれに係合する。これにより、第2突出部69の突出面部71が第1凹部68の凹壁面部72に接触し、出力軸14及び連結軸15が廻り止めされる。
以上説明したように本実施形態の油圧駆動装置10及び連結構造体61によれば、2つの軸体(すなわち出力軸14及び連結軸15)の相互間における廻り止め及び振れ止めを適切に行いつつ、簡単且つ確実に2つの軸体を連結することができる。
とりわけ本実施形態の連結構造体61では、回転軸線方向D1に関して連結軸15を出力軸14に対して押し込むだけで、出力軸14及び連結軸15を係合させることができ、出力軸14及び連結軸15の連結の組み立てを容易に行うことができる。また出力軸14及び連結軸15を連結させるために、ピン等の他の部材を必要としないため、連結作業が繁雑にならず、コストも抑えることができる。また、突出部及び凹部の嵌合を利用することで出力軸14及び連結軸15の連結が実現されているため、振動等の外力が連結部に加えられても出力軸14及び連結軸15の係合が緩む心配がなく、出力軸14及び連結軸15の連結の信頼性が高い。
また第1凹部68を切り欠き構造とすることで、第1凹部68の形成加工が容易であり、製造コストを抑えることができる。
本発明は、上述の実施形態及び変形例に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形が加えられた各種態様も含みうるものであり、本発明によって奏される効果も上述の事項に限定されない。したがって、本発明の技術的思想及び趣旨を逸脱しない範囲で、特許請求の範囲及び明細書に記載される各要素に対して種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
例えば、上述の実施形態では、出力軸14が第1突出部67及び第1凹部68を有し、連結軸15が第2突出部69及び第2凹部70を有するが、出力軸14が第2突出部69及び第2凹部70を有し、連結軸15が第1突出部67及び第1凹部68を有していてもよい。
また上述の実施形態では、2つの軸体(すなわち第1軸体及び第2軸体)として、油圧モータ12の出力軸14と回転センサ30が取り付けられる連結軸15とが例として挙げられているが、他の用途及び機能を持つ第1軸体及び第2軸体を連結する際にも上述の係合構造を好適に用いることができる。
10 油圧駆動装置
12 油圧モータ
13 本体
14 出力軸
15 連結軸
20 油圧ブロック
21 油路
30 回転センサ
31 検出部
32 回転部
41 本体ケース
41a 外部連結部
42 回転ケース
42a 外部連結部
55 配線部
61 連結構造体
62 端部
63 端部
64 端部
65 端部
67 第1突出部
68 第1凹部
69 第2突出部
70 第2凹部
71 突出面部
72 凹壁面部
74 支持される箇所
77 スプライン連結部
81 第1基準面
82 第2基準面
Ax 回転軸線
D1 回転軸線方向
D2 径方向
D3 回転方向
S1 一方側
S2 他方側

Claims (14)

  1. 相互に端部で連結し回転軸線を中心に一体的に回転可能に設けられた第1軸体及び第2軸体を備える連結構造体であって、
    前記第1軸体及び前記第2軸体の各々は、振れ止め支持部及び廻り止め支持部を有し、
    前記第1軸体の前記振れ止め支持部及び前記第2軸体の前記振れ止め支持部は、回転軸線方向と垂直な径方向に関する前記第1軸体と前記第2軸体との間の相対移動を制限するように、相互に係合し、
    前記第1軸体の前記廻り止め支持部及び前記第2軸体の前記廻り止め支持部は、前記回転軸線を中心とした回転方向に関する前記第1軸体と前記第2軸体との間の相対移動を制限するように、相互に係合する連結構造体。
  2. 前記第1軸体の前記端部は、前記回転軸線方向に関して凸状に設けられる第1突出部と、前記回転軸線方向に関して凹状に設けられる第1凹部と、を有し、
    前記第2軸体の前記端部は、前記回転軸線方向に関して凸状に設けられる第2突出部と、前記回転軸線方向に関して凹状に設けられる第2凹部と、を有し、
    前記第1突出部及び前記第2凹部は相互に係合して前記振れ止め支持部として作用し、前記第2凹部を構成する1又は複数の壁部は、前記径方向に関して外側から前記第1突出部を支持し、
    前記第2突出部及び前記第1凹部は相互に係合して前記廻り止め支持部として作用し、前記第2突出部は前記回転軸線方向に延在する突出面部を有し、前記第1凹部を構成する壁部は前記回転軸線方向に延在する凹壁面部を有し、前記突出面部と前記凹壁面部とは対面する請求項1に記載の連結構造体。
  3. 前記第1凹部は複数設けられ、
    前記第2突出部は複数設けられ、
    前記複数の第2突出部は、前記複数の第1凹部のそれぞれに係合する請求項2に記載の連結構造体。
  4. 2つの前記第2突出部が設けられ、
    一方の前記第2突出部の前記突出面部の向きと、他方の前記第2突出部の前記突出面部の向きとは相互に対向する請求項3に記載の連結構造体。
  5. 前記第2突出部の前記突出面部は平面である請求項2〜4のいずれか一項に記載の連結構造体。
  6. 前記第1突出部の側壁面のうち、少なくとも、前記第2凹部を構成する壁部によって支持される箇所は、前記回転軸線と垂直な断面において円弧を形成する請求項2〜5のいずれか一項に記載の連結構造体。
  7. 前記第1突出部及び前記第2凹部の各々は、前記回転軸線上に設けられ、
    前記第1凹部は、前記第1突出部よりも前記回転軸線から離れた位置に設けられ、
    前記第2突出部は、前記第2凹部よりも前記回転軸線から離れた位置に設けられる請求項2〜6のいずれか一項に記載の連結構造体。
  8. 前記第2突出部は、前記第2凹部を構成する壁部から延在する請求項2〜7のいずれか一項に記載の連結構造体。
  9. 前記第2凹部は、前記径方向に関し、前記第1突出部を包囲する請求項2〜8のいずれか一項に記載の連結構造体。
  10. 前記第2凹部は、前記径方向に関して前記第2突出部と隣り合って設けられる請求項2〜9のいずれか一項に記載の連結構造体。
  11. 前記第1凹部は、前記第1軸体の切欠部によって構成される請求項2〜10のいずれか一項に記載の連結構造体。
  12. 前記第1突出部は、前記回転軸線上に設けられ、前記第1軸体の前記端部に形成された第1基準面から前記回転軸線方向に関して突出して前記第2凹部に配置され、
    前記第1凹部は、前記径方向に関して前記第1突出部を挟み込む位置に複数設けられ、当該複数の第1凹部の各々は前記第1基準面から前記回転軸線方向に関して窪んでおり、
    前記第2凹部は、前記回転軸線上に設けられ、前記第2軸体の前記端部に形成された第2基準面から前記回転軸線方向に関して窪んでおり、
    前記第2突出部は、前記径方向に関して前記第2凹部よりも外側の位置に前記第1凹部と同じ数設けられ、前記第2基準面から前記回転軸線方向に関して突出して前記複数の第1凹部に配置される請求項2〜11のいずれか一項に記載の連結構造体。
  13. 油圧モータと、
    請求項1〜12のいずれか一項に記載の連結構造体と、を備え、
    前記連結構造体の前記第1軸体及び前記第2軸体のうちの一方は、前記油圧モータの出力軸である油圧駆動装置。
  14. 前記出力軸の回転速度を計測するための回転センサを更に備え、
    前記回転センサは、前記第1軸体及び前記第2軸体のうちの他方の回転速度を測定することによって、前記出力軸の回転速度を計測する請求項13に記載の油圧駆動装置。
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