JPH1130245A - 自動車用摩擦クラッチのクラッチディスク及びねじれ振動緩衝器 - Google Patents

自動車用摩擦クラッチのクラッチディスク及びねじれ振動緩衝器

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JPH1130245A
JPH1130245A JP10160690A JP16069098A JPH1130245A JP H1130245 A JPH1130245 A JP H1130245A JP 10160690 A JP10160690 A JP 10160690A JP 16069098 A JP16069098 A JP 16069098A JP H1130245 A JPH1130245 A JP H1130245A
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    • F16F15/121Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラッチディスクの構造と作用を改良して、
著しい騒音及び振動問題を排除し、特にアイドリング範
囲並びにアイドリングから走行運転範囲への移行範囲に
おいて生じる騒音及び振動を減衰すると共に、格別簡単
かつ低廉な製作を可能にしクラッチディスクの耐用寿命
を高める。 【解決手段】 負荷摩擦装置21,22のばね22が、
アイドリング緩衝システムと、このアイドリング緩衝シ
ステムに隣接する側板12との間に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前緩衝器と主緩衝
器とを備えており、前記前緩衝器が第1の角度範囲での
み作用し、前記主緩衝器が第1の角度範囲と第2の角度
範囲にわたって作用し、かつ、各緩衝装置のために、そ
のそれぞれの入力部と出力部との間で作用する蓄力部材
及び摩擦手段をそれぞれ設けることができる形式の、特
に自動車のためのクラッチディスク並びにねじれ緩衝器
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば東独特許第57771号明細書に
基づいて公知になっている前記形式のクラッチディスク
では、特にその図4の線図から明らかなように、良好な
緩衝作用を得るために、ひいてはその都度の使用状態に
一層良好に適合させるために、例えばアイドリング運転
時において自動車の内燃機関と伝達系との間で発生する
僅かな強さの回転振動を減衰するために設計された前緩
衝器と、走行運転時の回転振動を減衰するために設計さ
れた主緩衝器とが設けられている。その場合、クラッチ
ディスクは、前緩衝器及び主緩衝器が共通の入力部及び
出力部を有するように構成されている。可変の摩擦緩衝
作用を得るために、2つの別個の摩擦装置が設けられて
おり、その一方の摩擦装置は、前緩衝器の全動作範囲を
考慮して設計され、また、負荷摩擦装置によって形成さ
れた他方の摩擦装置は、主緩衝器の全動作範囲を考慮し
て設計されている。その場合、負荷摩擦装置は主緩衝器
のばねと協働する。しかしながら当該公知のクラッチデ
ィスクでは、前緩衝器作用範囲と主緩衝器作用範囲とに
わたってそれぞれ同じ摩擦緩衝作用が生じ、その結果、
最近の内燃機関、つまりアイドリング回転数が低く、特
に回転部分が軽量に構成されていることにより比較的大
きな回転均一度を有しているような最近の内燃機関、と
組合せて前記クラッチディスクを採用する可能性が著し
く制約されるという欠点がある。
【0003】更にまた、比較的硬性のばね段に配設され
た負荷摩擦装置が、制御部材と協働する窓及びばね端部
に対する前記制御の適当な遊び代によって、前置の比較
的軟性のばね段の作用範囲内へずれ込んで作用するよう
にクラッチディスクを構成することが、ドイツ連邦共和
国特許第2318908号明細書に基づいて提案されて
いる。この手段によって、当該特許明細書の図2から明
らかなように、押し負荷区分並びに引張負荷区分におい
て共に、ばね特性曲線に重畳した非対称的な摩擦ヒステ
リシスが生じる。それというのは負荷摩擦装置の作用
が、ずれ込んで作用する範囲ではトルク増大の方向でし
か生じないからである。この形式のクラッチディスクを
用いた場合、自動車の駆動系の騒音問題並びに多くの適
用例についての振動及び耐用寿命の問題は解決されはす
るが、この公知の解決手段によっては特にアイドリング
範囲つまり前緩衝器と主緩衝器との間の移行範囲につい
ては共振又は振動の最適な抑制は行われず、従って、鳴
動騒音及びラッセル音を回避できないことが確認され
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、冒頭で述べた形式のクラッチディスクの構造と作用
を改良して、著しい騒音及び振動問題を排除し、特にア
イドリング範囲並びにアイドリングから走行運転範囲へ
の移行範囲において生じる騒音及び振動を減衰すると共
に、格別簡単かつ低廉な製作を可能にしクラッチディス
クの耐用寿命を高めることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明のクラッチディスクの構成は、請求項1、請求項2、
請求項3、請求項4、請求項5、請求項21、請求項4
3並びに請求項79に記載されている。また、前記課題
を解決した本発明のねじれ振動緩衝器の構成は、請求項
65、請求項80、請求項81、請求項82及び請求項
83に記載されている。
【0006】
【作用】本発明の構成手段に基づいて、クラッチディス
クの緩衝装置の中立位置から出発して、先ず、前緩衝器
の作用範囲の第1の部分範囲にわたって引張方向及び又
は押し方向で摩擦緩衝作用が全く生じないか又は著しく
僅かしか生ぜず、次いでこの部分範囲を越えた後に主緩
衝器が作動を開始するまでは、前緩衝器又はこれに所属
した蓄力部材に特に調和された比較的高い摩擦緩衝作用
が生じる。要するに本発明のクラッチディスクによれ
ば、主緩衝器の摩擦装置とは無関係の、可変の摩擦ヒス
テリシス又は段階的な摩擦ヒステリシスが前緩衝器の作
用範囲に生じることになる。
【0007】更に本発明のクラッチディスクに構成に基
づいて、しばしば自動車において伝達系の冷寒時及び内
燃機関のアイドリング状態において生じるラッセル音が
抑制される。ところで該ラッセル音は特に伝達系のドラ
グモーメントが、前緩衝器によって伝達される最大トル
クの大きさに相当する範囲内にあるときに生じる。この
条件は自動車では伝達系の冷寒状態及び内燃機関のアイ
ドリング状態においては大抵の場合満たされる。他面に
おいてラッセル音は、前述の条件が存在する場合、不均
一度もしくは角速度変化又はトルク変動によって前緩衝
器の作用範囲が超えられるので、これによって、遥かに
大きなばね剛さを有する主緩衝器が使用されることにな
り、この主緩衝器がアイドリング時に生じるトルク変動
に対して、いわば硬い、要するに撓み不能なストッパと
して作用することに起因している。主緩衝器の一時的な
使用によって、前緩衝器の回動量を制限する部分間にほ
ぼ非弾性的な衝撃もしくは反跳が生じ、これによってこ
れら部分間に反跳又は衝撃が生じる。前緩衝器の回転量
を制限するこれら部分間のこの衝突及び反跳によって、
クラッチディスクの出力部に回動不能に結合された伝達
系入力軸が回転振動を行い、これによって、伝達系内で
噛み合っている歯の間に存在する遊びによって、歯面の
離反及び衝突時にラッセル音が生じる。これに対して前
緩衝器のための、両回転方向で作用することのできる本
発明に基づく負荷摩擦装置に基づいて、主緩衝器のすで
に述べたような使用に起因して生じる反跳が効果的に緩
衝もしくは吸収されることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】前緩衝器の負荷摩擦部分は、前記
その他の部分範囲の少なくとも1部分セクタにわたっ
て、これと協働する蓄力部材によって戻されるのが有利
である。
【0009】また前緩衝器が少なくとも2つのばね段を
備え、負荷摩擦装置が、前緩衝器の第2のばね段で作用
する蓄力部材と協働すると特に効果的である。その場
合、負荷摩擦板は適当に形成された輪郭部、例えば翼又
は突出部等を介してこの蓄力部材に接触する。前緩衝器
の負荷摩擦装置もしくは負荷摩擦部分と協働する蓄力部
材が、負荷摩擦装置によって生じるトルクに少なくとも
等しいか又は該トルクよりも大きなトルクを負荷摩擦装
置に生ぜしめるような予荷重を有しているのがよく、こ
れによって、負荷摩擦装置もしくは負荷摩擦部分は、ク
ラッチディスクの非負荷状態では前緩衝器の作用範囲内
で常に規定された位置を占める。通常運転温度において
かつアイドリングで回転する熱い内燃機関において前緩
衝器の第1のばね段が伝達系のドラグトルク並びに重畳
されたトルク振動と回転振動を吸収できるように前緩衝
器を設計しておくのが有利である。
【0010】前緩衝器の負荷摩擦部分、例えば負荷摩擦
板は単にアイドリング範囲でだけ作用するのが特に有利
である。換言すれば、この負荷摩擦部分が、負荷範囲に
相当する第2の回転角範囲へ移行する際に架橋されるの
が有利である。
【0011】負荷摩擦装置が0.5乃至2.5Nmの摩
擦ヒステリシスを生ぜしめ、殊にオット機関では0.7
乃至1.6Nmの摩擦ヒステリシスを生ぜしめ、ディー
ゼル機関では1.2乃至2.3Nmの摩擦ヒステリシス
を生ぜしめるように前緩衝器の負荷摩擦装置を設計して
おくと特に効果的である。
【0012】本発明の別の実施形態によれば、負荷摩擦
部分は、半径方向で延びるアーム又は軸方向で曲げられ
た舌片のような制御ストッパを有しており、該制御スト
ッパはクラッチディスクのその他の構成部分に当接する
ことによって負荷摩擦装置の使用を規定する。
【0013】緩衝特性曲線に対する最適の適合を可能に
するために、主緩衝器についても同様に少なくとも1つ
の負荷摩擦装置を設けておくのが効果的である。この負
荷摩擦装置は、主緩衝器が作用する第2の回動角範囲の
第1の部分範囲にわたっては作用せず、かつ前記の第2
の回転角範囲のその他の部分範囲にわたって作用するよ
うにするのが有利である。
【0014】特に、前緩衝器の負荷摩擦装置が、負荷範
囲に相当する第2の回転角範囲への移行時に架橋される
ようなクラッチディスクにおいては、クラッチディスク
の出力部は、伝達系軸に取付けるための内部輪郭を備え
たハブ部分を形成しており、該ハブ部分に前緩衝器のフ
ランジ並びに主緩衝器の内部輪郭を備えたフランジ部分
もしくはハブ部分が収容されており、かつ該内部輪郭を
通して、クラッチディスクの、付加的に外部輪郭を備え
た出力部が貫通しており、かつこの両方の輪郭を介し
て、フランジ部分もしくはハブ部分とクラッチディスク
の出力部もしくは前緩衝器のフランジとの間に相対運動
が生じ、かつ、その場合更に、蓄力部材が各入力部の窓
及び各フランジの窓内に収容されていると特に効果的で
ある。このような構成のクラッチディスクでは、前緩衝
器の入力部が、これのフランジの両側に配置された2つ
の側板、要するにこのフランジの側部に接しかつ主緩衝
器の出力部を形成するフランジと回動不能な2つの側板
によって形成される。その場合、前緩衝器のフランジと
主緩衝器のフランジとの間に配置された側板が主緩衝器
のフランジに直かに接し、これによって所望の軸方向の
スペースが削減できると有利である。さらに前緩衝器の
負荷摩擦装置が、一方の側板と前緩衝器のフランジとの
間に設けられた前緩衝器の少なくとも1つの蓄力部材と
協働する1つの負荷摩擦板と、この負荷摩擦板と回動不
能に他方の側板と前緩衝器のフランジとの間に配置され
た摩擦板と、摩擦力を生ぜしめるために負荷摩擦板及び
摩擦板に予荷重をかける蓄力部材とを有しているのが効
果的である。負荷摩擦板と摩擦板との間の相対回動を阻
止するために、少なくとも何れかの摩擦板が切欠を備
え、この切欠を通って前緩衝器のハブフランジが貫通
し、かつ両方の摩擦板が軸方向でこの舌片を介して互い
に支持されているのが特に有利である。
【0015】クラッチディスクの特に有利な構成では、
前緩衝器の負荷摩擦板は、主緩衝器のフランジと回動不
能な側板と、前緩衝器のフランジとの間に設けられてい
る。このことは取りも直さず、負荷摩擦板が空間的に前
緩衝器のフランジと主緩衝器のフランジとの間にも配置
されていることを意味している。
【0016】主緩衝器のハブフランジに接する側板が摩
擦材又は滑材から成り、これによって側板は前緩衝器の
ための蓄力部材を収容するため並びに前緩衝器の負荷摩
擦装置のための摩擦緩衝作用を発生させるためにも役立
てられる。主緩衝器のハブフランジに接する側板は、繊
維強化されたプラスチックから成るのが有利である。
【0017】主緩衝器のハブフランジに接する側板と負
荷摩擦板との間に負荷摩擦装置のための軸方向に作用す
る蓄力部材を軸方向に設けておくのが有利である。この
蓄力部材は波形リングとして形成されているのが一層有
利である。
【0018】クラッチディスクの入力部、ひいては主緩
衝器の入力部をライニング支持板及び対向板によって構
成し、軸方向でライニング支持板と対向板との間に前緩
衝器と主緩衝器のハブフランジを収容すれば、クラッチ
ディスクの機能及び構造は更に改善される。更に、軸方
向で、主緩衝器のハブフランジとは逆の、前緩衝器の側
に設けた側板と、ライニング支持板又は対向板との間に
蓄力部材、例えば皿ばねが設けられるのが有利である。
この皿ばねは、クラッチディスクの出力部を形成するハ
ブ部分に収容された構成部分を軸方向で緊締する。
【0019】更に、前緩衝器の負荷摩擦装置は、クラッ
チディスクの引張範囲、つまり内燃機関によって駆動さ
れるクラッチディスクの入力部がクラッチディスクの出
力部を駆動する範囲でのみ作用するのが有利である。
【0020】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
【0021】図1及び図2に示したクラッチディスクは
前緩衝器1及び主緩衝器2を備えている。前緩衝器1及
び主緩衝器2は、クラッチディスクの出力部を形成する
ハブ3によって支持されている。ハブ3は内歯(内部輪
郭)4を備えており、この内歯4を介してハブは、詳細
な図示を省いた伝動入力軸に回転不能に結合されてい
る。またハブ3は外歯(外部輪郭)5も備えており、該
外歯5は、主緩衝器2の出力部を形成するハブフランジ
7の内歯6と噛合っている。外歯5及び内歯6は周方向
で噛合い遊びを有しており、該噛合い遊びは前緩衝器1
の回転角範囲に相当している。ハブ3は更に、該ハブと
相対回動不能に結合されたハブフランジ8を備えてお
り、該ハブフランジは前緩衝器1の出力部を形成してい
る。ハブ3と相対回動不能に結合するために、ハブフラ
ンジ8は内歯9を備えており、この内歯9はハブ3の外
歯5の減径した歯領域10に適合している。この歯領域
10が存在しているために、外歯5は端面11を形成し
ており、該端面にハブフランジ8が軸方向で支持されて
いる。
【0022】前緩衝器1の入力部は、円板状のハブフラ
ンジ8の両側に配置された2つのプレート12,13に
よって形成されており、両プレート12,13は嵌合式
の差込み継手を介して半径方向の間隔をおいて互いにか
つ主緩衝器2のハブフランジ7に相対回動不能に結合さ
れている。このために、ハブフランジ8によってハブフ
ランジ7から分離されているプレート13はその外周面
に主緩衝器2のハブフランジ7の方向で軸方向に向いた
結合片14を備え、該結合片はハブフランジ7の切欠7
a内に突入している。図示の実施例では、該切欠7a
は、ハブフランジ7に設けた主緩衝器のばねを収容する
ための切欠に接続されている。結合片14は前緩衝器1
の円板状のハブフランジ8を超えて軸方向に延びてお
り、かつ各自由端に狭い領域14aを備え、該狭い領域
14aは夫々ハブフランジ7の切欠7a内に係合してお
りかつ段部14bを形成している。プレート13は結合
片14の段部14bを介してプレート12の間挿の下に
軸方向でハブフランジ7に支持されている。ハブフラン
ジ7に軸方向で直かに接触しているプレート12はその
外周部に切欠12aを備えており、この切欠を通して結
合片14の狭い領域14aが軸方向で突入しており、か
つ主緩衝器のハブフランジ7に対するプレート12の回
動を阻止すると同時に軸方向位置を固定している。
【0023】クラッチディスクもしくは主緩衝器2の入
力部は、ライニング支持板15並びに軸方向間隔をおい
て隔てボルト16を介してこのライニング支持板15に
相対回動不能に結合された対向板17を有している。隔
てボルト16は軸方向にハブフランジ7の切欠7bを貫
通して延びている。ライニング支持板15及び対向板1
7は半径方向でハブ3の外歯5とオーバラップしてお
り、しかもライニング支持板15は摩擦リング18を介
して半径方向で外周面19に回動可能に支承されてい
る。摩擦リング18の端面18aとハブフランジ8又は
外歯5との間には、予荷重のかけられた波形ばね20が
設けられており、該波形ばねはライニング支持板15と
相対回動不能に結合された摩擦リング18に摩擦係合し
ていると共に、ハブフランジ8を端面11の方向へ負荷
しており、これによってハブフランジ8は減径した歯領
域11上で軸方向に保持されている。軸方向で対向板1
7とハブフランジ7との間には、摩擦リング18が設け
られている。該摩擦リング21は半径方向内側に断面ア
ングル形の付設部21aを備えており、該付設部の半径
方向の脚部は外歯5に支持されている板と対向板17と
の間で緊締されている。対向板17と支持板5aとの間
の摩擦リング21の付設部21aの軸方向の緊締は外歯
5の他方の側に設けられた波形ばね20によって保証さ
れている。
【0024】ライニング支持板15と対向板17との間
の軸方向の隙間には、主緩衝器のハブフランジ7と、こ
れに相対回動不能に結合されたプレート12及び13
と、両プレート12,13の間に設けられた板状のハブ
フランジ8とが配置されている。前緩衝器1の両プレー
ト12,13を半径方向で固定するために、プレート1
3とライニング支持板15との間に皿ばね22が配置さ
れており、該皿ばねは半径方向外側ではライニング支持
板15に支持されておりかつ半径方向内側ではプレート
13をハブフランジ7へ向かって負荷しており、これに
よって結合片14はその段部14bを介してプレート1
2に支持されていると共に該プレートをハブフランジ7
に圧着している。皿ばね22はその外側領域に曲出し部
22aを備えており、該曲出し部はライニング支持板1
5に皿ばね22を回動不能に結合するためにライニング
支持板15の切欠15a内に係合している。摩擦緩衝を
生ぜしめるために、皿ばね22はその半径方向内側領域
に丸味を有する成形部22bを有しており、該成形部は
皿ばね22の予荷重によってプレート13に圧着されて
いる。また皿ばね22の予荷重によって、ハブフランジ
7は対向板17へ向かって押圧され、これによって摩擦
リング21は対向板17とハブフランジ7との間で軸方
向に緊締されている。
【0025】互いに相対回動不能に結合されたライニン
グ支持板15及び対向板17(両者はクラッチディスク
の入力部を形成している)と、主緩衝器2の出力部を形
成しているハブフランジ7との間では、ライニング支持
板15及び対向板17の窓23,24並びにハブフラン
ジ7の窓25内に収容したばね26の作用に抗して相対
回動を行うことが可能である。
【0026】前緩衝器1の入力部を形成するプレート1
2,13と、前緩衝器1の出力部を形成するハブフラン
ジ8との間では、外歯5と内歯6との間の噛合い遊びに
相応して制限された相対回動が可能であり、しかもこの
相対回動は、プレート12,13の窓27,28並びに
ハブフランジ8の窓29内に蓄力部材として設けられた
コイルばね30の作用に抗して行われる。
【0027】また前緩衝器1は、ハブフランジ7とハブ
3との間で可能な回動角の部分範囲にわたってのみ働く
ことができる負荷摩擦装置31を有している。該負荷摩
擦装置31自体は、軸方向でハブフランジ8とプレート
12との間に配置された負荷摩擦板32並びに、ハブフ
ランジ8の他方の側に設けられていて負荷摩擦板32に
相対回動不能に結合された摩擦板33を備えている。負
荷摩擦板32は軸方向に曲げられた舌片34を備えてお
り、該舌片は、ハブフランジ8の切欠35を回動遊びを
もって貫通しており、かつ、舌片端部は、摩擦板33を
軸方向で前記舌片34に支持できるように周方向に減寸
されている。負荷摩擦板32と摩擦板33とを相対回動
不能に結合するために、舌片34の狭い終端領域34a
は、摩擦リング33の外周部に適当に設けた切欠33a
内に係合している(図5参照)。
【0028】図示の実施例ではプレート12は、繊維補
強されたプラスチックもしくは摩擦材又は滑材から製作
されているので、該プレート12は同時に、前緩衝器の
ための摩擦緩衝作用を生ぜしめるためにも役立つ。軸方
向でプレート12と負荷摩擦板32との間には、予荷重
のかけられた波形ばね36が設けられており、該波形ば
ねは、プレート12をハブフランジ7の方へ向かって負
荷する一方、負荷摩擦板32をハブフランジ7から離間
する方向に押圧し、これによって摩擦板33はプレート
13に緊締される。波形ばね36によって生じた力は、
皿ばね22によって生じた力に比して小さい。
【0029】負荷摩擦板32はその外周部に半径方向に
向いた部分37を備えており、該部分には切欠38が設
けられており、該切欠は前緩衝器1の第2のばね段を形
成するばね30を収容するのに役立つ。
【0030】図2から判るように、ばね30は2つのグ
ループのばね30aと30bとに区分されており、一方
のグループのばね30aは前緩衝器の第1のばね段のた
めに、他方のグループのばね30bは前緩衝器1の第2
のばね段のために付加的に設けられている。
【0031】同様に、ばね26も2つのグループのばね
26a,26bに分けられており、一方のグループのば
ね26aは主緩衝器2の第1のばね段のために、かつ他
方のグループのばね26bは主緩衝器2の第2のばね段
のために付加的に設けられている。
【0032】ばね30aはプレート12,13並びに板
状のハブフランジ8の窓27a,28a並びに29a内
に収容されており、これらの窓は周方向で同じ寸法を有
しており、従ってクラッチディスクの不作用位置からハ
ブ3に対してライニング支持板15が相対的に回動する
と、該ばね30aは直ちに応動する。更にまた、ばね3
0aは負荷摩擦板32の窓38a内に夫々収容されてお
り、該窓38aは周方向で窓27a,28a,29aの
寸法より大きな寸法を有しており、従って前緩衝器1の
少なくとも第1のばね段においては負荷摩擦板32に接
触しない。ばね30bはプレート12,13の同寸法の
窓27b,28b並びに板状のハブフランジ8の比較的
大きな窓29b内に収容されている。ばね30bを夫々
収容する負荷摩擦板32の窓38bの周方向の寸法は窓
27b,28bの寸法に相応している。
【0033】主緩衝器2の第1のばね段を形成してい
る、摩擦クラッチの第3のばね段は、ばね26aによっ
て形成されており、該ばねは周方向で見てライニング支
持板及び対向板17並びにハブフランジ7の同寸法の窓
23a,24a,25a内に配置されている。
【0034】ばね26bはライニング支持板15及び対
向板17の同寸法の窓23b,24b内に収容されてお
り、さらにこれらの窓に対して周方向でより大きな、ハ
ブフランジ7の窓25b内にも配置されている。
【0035】次に図2及び図5に基づいて本実施例のク
ラッチディスクの機能態様を説明する。図2における矢
印39は引張方向、要するにモータによって駆動された
入力部(15+17)が、ハブ3によって形成された出
力部を駆動する方向を示す。これに対して矢印40は押
し方向を示す。
【0036】ハブ3に対するライニング支持板15及び
対向板17の引張方向39又は押し方向40での相対回
動時に先ずばね30aが作用する。それというのはプレ
ート12,13及びハブフランジ8の窓27a,28
a,29aが周方向で同じ寸法を有しているからであ
る。この設計に基づいて、ハブ3をライニング支持板1
5及び対向板17に関連して規定された零位置にもたら
すために、ばね30aが役立てられる。
【0037】図2に示したクラッチディスクの不作用位
置を起点として、ライニング支持板15及び対向板17
が、ハブ3もしくは、該ハブと相対回動不能に結合され
たハブフランジ8に対して相対的に回動角A1だけ引張
方向39に回動した際に又は押し方向40でB1だけ回
動した際に、ばね30bはばね30aに対して付加的に
作用を開始する。それというのはハブフランジ8の窓2
9bの縁41が引張方向39で回動角A1だけ回動する
とプレート12,13の窓27b,28b内に配置され
たばね30bが縁41に係合するからである。同様に、
縁42は押し方向40で回動角B1だけ回動するとばね
30bに作用する。引き続き、引張方向39で回動角A
2又は押し方向40で回動角B2だけ回動すると、ハブ
フランジ7の内歯6がハブ3の外歯5に接触し、これに
よって回動角範囲A3が引張方向でかつ回動角範囲B3
が押し方向で制限されかつ主緩衝器2のそれ以上の回動
時に作用する。
【0038】引張方向39で回動角範囲A3並びに押し
方向40で回動角範囲B3を上回った回動が生じると、
ハブフランジ7はハブ3に対して停止し、かつ、クラッ
チディスクの入力部を形成するライニング支持板15及
び対向板17がハブフランジ7に対して相対的にひいて
はハブ3を介して回動し、その結果、主緩衝器の第1の
ばね段を形成するばね26aが先ず引張方向39で回動
角範囲A4及び押し方向40で回動角範囲B4にわたっ
て作用する。この回動角範囲A4もしくはB4以上の相
対回動が生じると、ばね26bはばね26aに対して付
加的に、要するにばね26aに対してパラレルに作用す
る。何故ならば、ハブフランジ7の窓25bの縁43が
ライニング支持板15及び対向板17に対して相対的に
回動角範囲A4だけ回転すると、ライニング支持板15
及び対向板17の窓23b,24b内に配置されたばね
26bに接触するからである。同様に、縁44は回動角
範囲B4だけ回動するとばね26bに作用する。引張方
向39で回動角範囲A5もしくは押し方向40で回動角
範囲B5を有する、主緩衝器2の第2のばね段は隔てボ
ルト16がハブフランジ7の切欠7bの端部輪郭45も
しくは46に衝突することによって制限される。この衝
突によって同時に、引張方向39での最大の回転角範囲
A6並びに押し方向40での回転角範囲B6が制限され
る。
【0039】図2に示した不作用位置を起点としてライ
ニング支持板15及び対向板17が引張方向又は押し方
向で回動すると、まず摩擦リング18及び21aによる
摩擦が生じる。それというのはライニング支持板15及
び対向板17並びにハブフランジ7の同寸法の窓23
a,24a,25a内に配置された比較的高いばね係数
を有するばね26aに基づいて、ライニング支持板1
5、対向板17並びにハブフランジ7が同期的にハブ3
に対して相対的に回動するからである。摩擦リング18
及び21aによって生じる摩擦は極めて僅かなばね剛さ
を有するばね30aに適合して規定される。このばね3
0aは前緩衝器の第1のばね段を形成している。この摩
擦は極めて僅かであり、回動角範囲A1及びB1にわた
ってのみ作用する。回動角範囲A1もしくはB1以上の
相対回動が生じると、負荷摩擦板32の舌片34が引張
方向39ではストッパ縁47にかつ押し方向40ではス
トッパ縁48に接触し、その結果負荷摩擦板32ひいて
は摩擦板33が前緩衝器1のハブフランジ8に対して固
定される。ハブフランジ8に対する負荷摩擦板32及び
摩擦板33のこの固定によって、この負荷摩擦板32及
び摩擦板33は、ハブフランジ7、ひいてはこれに固定
的に結合された部分、特に前緩衝器の入力部分を形成す
る、両プレート22,23の部分に対して相対的に回動
する。この回動はハブフランジ7の内歯6がハブ3の外
歯5に接触するまで行われる。引張方向では回動角範囲
A2及び押し方向では回動角範囲B2に相当するこの回
動中に、比較的大きな摩擦トルクが生じる。この摩擦ト
ルクは、この回動角範囲A2及びB2内で作用する前緩
衝器のばね28a,28bに調和されている。この回動
角範囲A2及びB2内で作用する摩擦トルクは、摩擦リ
ング18,21a並びに負荷摩擦装置31によって生じ
た摩擦トルクの加算によって生じる。
【0040】前緩衝器1の回動角範囲A3もしくはB3
を上回る相対回動が生じると、負荷摩擦装置31は架橋
されてそれ以上は作用しない。
【0041】引張方向39における回動角範囲A4及び
A5並びに押し方向40における回動角範囲B4及びB
5にわたって、摩擦リング21及び皿ばね22によって
規定された摩擦緩衝作用が生じる。この摩擦緩衝作用は
主緩衝器のばね26a,26bに調和されている。主緩
衝器2の回動角範囲にわたって作用する摩擦緩衝作用
は、前緩衝器範囲において負荷摩擦装置31によって生
じる摩擦緩衝作用に比して著しく大きい。主緩衝器領域
内に存在する摩擦ヒステリシスは、前緩衝器1の負荷摩
擦装置31によって生じる摩擦ヒステリシスの数倍であ
り、これは図6には図示されていない。負荷摩擦装置3
1は0.5Nmと2.5Nmとの間のオーダ範囲の摩擦
ヒステリシスXを生ぜしめるのが効果的であり、その場
合、オットー機関では該摩擦ヒステリシスが0.7Nm
と1.6Nmの間、ディーゼル機関では1.2Nmと
2.3Nmとの間にあるのが有利と判った。更に、クラ
ッチディスクの前緩衝器1の第1のばね段を形成する回
動角範囲A1もしくはB1においては、摩擦リング1
8,21によって生じる摩擦ヒステリシスはオットー機
関については0.7Nmよりも小、ディーゼル機関につ
いては1.2Nmよりも小である。
【0042】負荷摩擦装置31と協働するばね30b
は、プレート12,13の窓27b,28b内に予荷重
をかけて組み込まれている。該予荷重は、ばね30bに
よって生じる戻しトルクが、負荷摩擦装置31によって
生じる摩擦トルクに少なくとも等しい大きさになるよう
に選ばれている。このようにすれば、回動角範囲A2,
B2全体にわたって負荷摩擦装置31がばね30bの緊
縮時及び負荷軽減時にその作用を維持することが保証さ
れる。要するに、ばね30bの予荷重によって、負荷摩
擦装置31が常に規定された不作用位置を占めることが
保証される。
【0043】しかし大抵の使用例では、負荷摩擦板もし
くは負荷摩擦装置と協働するばね、つまり前記の実施例
ではばね30bが、前緩衝器の回動角の部分範囲にわた
って又は回動角範囲A2及びB2の少なくとも部分範囲
にわたって負荷摩擦装置の負荷摩擦板に負荷摩擦装置の
摩擦トルクよりも小さな戻しトルクを作用するのが有利
である。このようにすれば、前緩衝器において突発的な
摩擦値上昇が生じることはない。このことは大抵の場合
共振現象を抑制するのに有利である。
【0044】更に、負荷摩擦装置31は引張範囲A6で
のみ、もしくは引張方向39でのみ例えば回動角範囲A
2にわたって作用するのが有利である。このためには、
押し方向40で舌片34と切欠35との間に、図6に示
した少なくとも回動角範囲B3に相応した遊びが設けら
れればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】部分的に示した本発明の1実施例によるクラッ
チディスクの横断面図である。
【図2】図1の矢印Zの方向で見た一部破断して示した
端面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿った断面図であ
る。
【図4】図1に示した一点鎖線円Yで囲んだ部分の拡大
詳細図である。
【図5】図1のV−V線に沿った断面図である。
【図6】回動角を横軸に、また回動モーメントを縦軸に
プロットして示し、しかも主緩衝器において発生する摩
擦ヒステリシスの図示を省いて示した本発明によるクラ
ッチディスクの回動角とトルクとの関係線図である。
【符号の説明】
1 前緩衝器、 2 主緩衝器、 3 ハブ、
4 内歯、 5外歯、 5a 支持板、 6 内
歯、 7,8 ハブフランジ、 7a,7b 切
欠、 9 内歯、 10 歯領域、 11 端
面、 12,13 プレート、 12a 切欠、
14 結合片、 14a 狭い領域、 14b
段部、 15 ライニング支持板、 15a 切
欠、 16隔てボルト、 17 対向板、 18
摩擦リング、 18a 端面、 19 外周面、
20 波形ばね、 21 摩擦リング、 21a付
加部、 22 皿ばね、 22a 曲出し部、 2
2b 成形部、23,24,25,23a,24a,
25a,23b,24b,25b 窓、26,26
a,26b ばね、 27,28,29 窓、 2
7a,28a,29a,27b,28b,29b
窓、 30 コイルばね、 30a,30b ば
ね、 31 負荷摩擦装置、 32 負荷摩擦板、
33摩擦板、 33a 切欠、 34 舌片、
34a 終端領域、 35切欠、 36 波形ば
ね、 37 部分、 38 切欠、 38a,38
b 窓、 39 引張方向、 40 押し方向、
43 縁、 45,46 端部輪郭、 47,4
8 ストッパ縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パウル マウハー ドイツ連邦共和国 ザスバツハ アム ブ ンゲルト 23 (72)発明者 ルードルフ ヘネマン ドイツ連邦共和国 オツタースヴアイアー シユヴアルツヴアルトシユトラーセ 44

Claims (83)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライニング保持体をハブ(3)において
    案内するねじれ振動緩衝器を有するクラッチディスクで
    あって、ねじれ振動緩衝器が負荷摩擦装置(21,2
    2)を備えた負荷緩衝システム(2)とアイドリング緩
    衝システム(1)とを有し、負荷緩衝システム(2)
    が、歯列(5,6)を介して回転遊びをもってハブ
    (3)に支承された負荷出力部(7)と緩衝ばね(2
    6)とを有し、該緩衝ばね(26)が負荷入力部(1
    5,17)を負荷出力部(7)に弾性的に連結してお
    り、アイドリング緩衝システム(1)が、軸方向で見て
    2つの負荷入力部(15,17)の間に配置され、入力
    側で負荷出力部(7)にかつ出力側でハブ(3)にそれ
    ぞれ回動不能に結合されており、負荷緩衝ばね(26)
    とは異なるアイドリング緩衝ばね(30)を有し、該ア
    イドリング緩衝ばね(30)が負荷緩衝ばね(26)よ
    りも小さな中心直径上に配置されており、負荷摩擦装置
    (21,22)がその摩擦面に作用する圧着力を生ぜし
    めるためにばね(22)を有し、このばね(22)の圧
    着力の伝達経路が、互いに結合された負荷入力部(1
    5,17)と負荷出力部(7)とを介して閉じられてお
    り、アイドリング緩衝ばね(30)が半径方向で前記歯
    列(5,6)の外側に配置されており、アイドリング緩
    衝システム(1)が軸方向で見て負荷出力部(7)と負
    荷入力部(15,17)の一方(15)との間に配置さ
    れており、軸方向で見て出力部(8)と負荷入力部の一
    方(15)との間に配置された入力部(13)を有して
    おり、該入力部(13)が負荷摩擦装置(21,22)
    のばね(22)の圧着力の伝達経路内に配置されかつ負
    荷出力部(7)と回動不能に結合されており、固有のば
    ね(20)によって軸方向に負荷されたアイドリング摩
    擦装置が負荷摩擦装置のばね(22)の圧着力によって
    負荷されないように入力部(13)が軸方向で支えられ
    ており、負荷摩擦装置(21,22)のばね(22)
    が、アイドリング緩衝システムと、このアイドリング緩
    衝システムに隣接する側板(12)との間に設けられて
    いることを特徴とする、自動車用摩擦クラッチのクラッ
    チディスク。
  2. 【請求項2】 ライニング保持体をハブ(3)において
    案内するねじれ振動緩衝器を有するクラッチディスクで
    あって、ねじれ振動緩衝器が負荷摩擦装置(21,2
    2)を備えた負荷緩衝システム(2)とアイドリング緩
    衝システム(1)とを有し、負荷緩衝システム(2)
    が、歯列(5,6)を介して回転遊びをもってハブ
    (3)に支承された負荷出力部(7)と緩衝ばね(2
    6)とを有し、該緩衝ばね(26)が負荷入力部(1
    5,17)を負荷出力部(7)に弾性的に連結してお
    り、アイドリング緩衝システム(1)が、軸方向で見て
    2つの負荷入力部(15,17)の間に配置され、入力
    側で負荷出力部(7)にかつ出力側でハブ(3)にそれ
    ぞれ回動不能に結合されており、負荷緩衝ばね(26)
    とは異なるアイドリング緩衝ばね(30)を有し、該ア
    イドリング緩衝ばね(30)が負荷緩衝ばね(26)よ
    りも小さな中心直径上に配置されており、負荷摩擦装置
    (21,22)がその摩擦面に作用する圧着力を生ぜし
    めるためにばね(22)を有し、このばね(22)の圧
    着力の伝達経路が、互いに結合された負荷入力部(1
    5,17)と負荷出力部(7)とを介して閉じられてお
    り、アイドリング緩衝ばね(30)が半径方向で前記歯
    列(5,6)の外側に配置されており、アイドリング緩
    衝システム(1)が軸方向で見て負荷出力部(7)と負
    荷入力部(15,17)の一方(15)との間に配置さ
    れており、軸方向で見て出力部(8)と負荷入力部の一
    方(15)との間に配置された入力部(13)を有して
    おり、該入力部(13)が負荷摩擦装置(21,22)
    のばね(22)の圧着力の伝達経路内に配置されかつ負
    荷出力部(7)と回動不能に結合されており、固有のば
    ね(20)によって軸方向に負荷されたアイドリング摩
    擦装置が負荷摩擦装置のばね(22)の圧着力によって
    負荷されないように入力部(13)が軸方向で支えられ
    ており、負荷緩衝ばね(26)と協働し、負荷出力部
    (7)に対して回転可能な負荷摩擦板(32)が付加的
    に設けられていることを特徴とする、自動車用摩擦クラ
    ッチのクラッチディスク。
  3. 【請求項3】 ライニング保持体をハブ(3)において
    案内するねじれ振動緩衝器を有するクラッチディスクで
    あって、ねじれ振動緩衝器が負荷摩擦装置(21,2
    2)を備えた負荷緩衝システム(2)とアイドリング緩
    衝システム(1)とを有し、負荷緩衝システム(2)
    が、歯列(5,6)を介して回転遊びをもってハブ
    (3)に支承された負荷出力部(7)と緩衝ばね(2
    6)とを有し、該緩衝ばね(26)が負荷入力部(1
    5,17)を負荷出力部(7)に弾性的に連結してお
    り、アイドリング緩衝システム(1)が、軸方向で見て
    2つの負荷入力部(15,17)の間に配置され、入力
    側で負荷出力部(7)にかつ出力側でハブ(3)にそれ
    ぞれ回動不能に結合されており、負荷緩衝ばね(26)
    とは異なるアイドリング緩衝ばね(30)を有し、該ア
    イドリング緩衝ばね(30)が負荷緩衝ばね(26)よ
    りも小さな中心直径上に配置されており、負荷摩擦装置
    (21,22)がその摩擦面に作用する圧着力を生ぜし
    めるためにばね(22)を有し、このばね(22)の圧
    着力の伝達経路が、互いに結合された負荷入力部(1
    5,17)と負荷出力部(7)とを介して閉じられてお
    り、アイドリング緩衝ばね(30)が半径方向で前記歯
    列(5,6)の外側に配置されており、アイドリング緩
    衝システム(1)が軸方向で見て負荷出力部(7)と負
    荷入力部(15,17)の一方(15)との間に配置さ
    れており、軸方向で見て出力部(8)と負荷入力部の一
    方(15)との間に配置された入力部(13)を有して
    おり、該入力部(13)が負荷摩擦装置(21,22)
    のばね(22)の圧着力の伝達経路内に配置されかつ負
    荷出力部(7)と回動不能に結合されており、固有のば
    ね(20)によって軸方向に負荷されたアイドリング摩
    擦装置が負荷摩擦装置のばね(22)の圧着力によって
    負荷されないように入力部(13)が軸方向で支えられ
    ており、アイドリング緩衝システムの入力部及び/又は
    出力部を形成する構成部(7,8,12,13)の少な
    くとも1つがプラスチックより製造されていることを特
    徴とする、自動車用摩擦クラッチのクラッチディスク。
  4. 【請求項4】 ライニング保持体をハブ(3)において
    案内するねじれ振動緩衝器を有するクラッチディスクで
    あって、ねじれ振動緩衝器が負荷摩擦装置(21,2
    2)を備えた負荷緩衝システム(2)とアイドリング緩
    衝システム(1)とを有し、負荷緩衝システム(2)
    が、歯列(5,6)を介して回転遊びをもってハブ
    (3)に支承された負荷出力部(7)と緩衝ばね(2
    6)とを有し、該緩衝ばね(26)が負荷入力部(1
    5,17)を負荷出力部(7)に弾性的に連結してお
    り、アイドリング緩衝システム(1)が、軸方向で見て
    2つの負荷入力部(15,17)の間に配置され、入力
    側で負荷出力部(7)にかつ出力側でハブ(3)にそれ
    ぞれ回動不能に結合されており、負荷緩衝ばね(26)
    とは異なるアイドリング緩衝ばね(30)を有し、該ア
    イドリング緩衝ばね(30)が負荷緩衝ばね(26)よ
    りも小さな中心直径上に配置されており、負荷摩擦装置
    (21,22)がその摩擦面に作用する圧着力を生ぜし
    めるためにばね(22)を有し、このばね(22)の圧
    着力の伝達経路が、互いに結合された負荷入力部(1
    5,17)と負荷出力部(7)とを介して閉じられてお
    り、アイドリング緩衝ばね(30)が半径方向で前記歯
    列(5,6)の外側に配置されており、アイドリング緩
    衝システム(1)が軸方向で見て負荷出力部(7)と負
    荷入力部(15,17)の一方(15)との間に配置さ
    れており、軸方向で見て出力部(8)と負荷入力部の一
    方(15)との間に配置された入力部(13)を有して
    おり、該入力部(13)が負荷摩擦装置(21,22)
    のばね(22)の圧着力の伝達経路内に配置されかつ負
    荷出力部(7)と回動不能に結合されており、固有のば
    ね(20)によって軸方向に負荷されたアイドリング摩
    擦装置が負荷摩擦装置のばね(22)の圧着力によって
    負荷されないように入力部(13)が軸方向で支えられ
    ており、主緩衝器(2)の入力部(15,17)のうち
    の少なくとも1つが、ねじれ振動緩衝器(1,2)の出
    力部を形成するハブ部分(7,8)のショルダ上にL字
    状の摩擦リングもしくは滑りリング(21)を介して支
    承されていることを特徴とする、自動車用摩擦クラッチ
    のクラッチディスク。
  5. 【請求項5】 ライニング保持体をハブ(3)において
    案内するねじれ振動緩衝器を有するクラッチディスクで
    あって、ねじれ振動緩衝器が負荷摩擦装置(21,2
    2)を備えた負荷緩衝システム(2)とアイドリング緩
    衝システム(1)とを有し、負荷緩衝システム(2)
    が、歯列(5,6)を介して回転遊びをもってハブ
    (3)に支承された負荷出力部(7)と緩衝ばね(2
    6)とを有し、該緩衝ばね(26)が負荷入力部(1
    5,17)を負荷出力部(7)に弾性的に連結してお
    り、アイドリング緩衝システム(1)が、軸方向で見て
    2つの負荷入力部(15,17)の間に配置され、入力
    側で負荷出力部(7)にかつ出力側でハブ(3)にそれ
    ぞれ回動不能に結合されており、負荷緩衝ばね(26)
    とは異なるアイドリング緩衝ばね(30)を有し、該ア
    イドリング緩衝ばね(30)が負荷緩衝ばね(26)よ
    りも小さな中心直径上に配置されており、負荷摩擦装置
    (21,22)がその摩擦面に作用する圧着力を生ぜし
    めるためにばね(22)を有し、このばね(22)の圧
    着力の伝達経路が、互いに結合された負荷入力部(1
    5,17)と負荷出力部(7)とを介して閉じられてお
    り、アイドリング緩衝ばね(30)が半径方向で前記歯
    列(5,6)の外側に配置されており、アイドリング緩
    衝システム(1)が軸方向で見て負荷出力部(7)と負
    荷入力部(15,17)の一方(15)との間に配置さ
    れており、軸方向で見て出力部(8)と負荷入力部の一
    方(15)との間に配置された入力部(13)を有して
    おり、該入力部(13)が負荷摩擦装置(21,22)
    のばね(22)の圧着力の伝達経路内に配置されかつ負
    荷出力部(7)と回動不能に結合されており、固有のば
    ね(20)によって軸方向に負荷されたアイドリング摩
    擦装置が負荷摩擦装置のばね(22)の圧着力によって
    負荷されないように入力部(13)が軸方向で支えられ
    ており、ねじれ振動緩衝器の負荷入力部の他方(17)
    とハブ部分(3)の外歯(5)との間に、摩擦リング又
    は滑りリング(21)及び軸方向に作用するばね例えば
    波形ばね(36)が配置されていて、該波形ばね(3
    6)のプレロードによって、他方の負荷入力部(17)
    が外歯(5)から軸方向で離れる方向に負荷されること
    を特徴とする、自動車用摩擦クラッチのクラッチディス
    ク。
  6. 【請求項6】 アイドリング出力部と負荷入力部との間
    に配置された負荷入力部から舌片が軸方向に突き出てい
    て、該舌片が、負荷出力部の開口内に係合して相対回動
    不能な結合を形成し、軸方向で支持するためのショルダ
    部を有している、請求項1から5までのいずれか1項記
    載のクラッチディスク。
  7. 【請求項7】 アイドリング緩衝システムがその両側で
    ハブに相対回動不能に結合された出力部と入力部とを有
    しており、これらの入力部のうちの、負荷入力部とアイ
    ドリング出力部との間に配置された一方のアイドリング
    入力部が舌片を支持しており、該舌片によって、他方の
    アイドリング入力部が負荷出力部に相対回動不能に固定
    されており、アイドリング緩衝ばねが2つのアイドリン
    グ入力部及びアイドリング出力部の対応する窓内でガイ
    ドされている、請求項6記載のクラッチディスク。
  8. 【請求項8】 舌片が、負荷緩衝ばねを収容するために
    負荷出力部に設けられた窓の半径方向で内方に向けられ
    た拡張部内に係合する、請求項6又は7記載のクラッチ
    ディスク。
  9. 【請求項9】 ねじれ振動緩衝器をハブに対して相対的
    に軸方向に行程するために、一方では、負荷出力部の、
    アイドリング緩衝システムとは逆に向けられた側に負荷
    入力部が、負荷出力部を支持するハブの歯列の一方の端
    面側で支持されていて、他方では、アイドリング出力部
    が歯列を用いて、相対回動不能しかしながら軸方向では
    緩く、ハブの歯列の、直径が減少された範囲でガイドさ
    れている、請求項1から8までのいずれか1項記載のク
    ラッチディスク。
  10. 【請求項10】 一方の負荷入力部が、負荷緩衝ばねの
    範囲の半径方向内側で、一方の負荷入力部の窓内でガイ
    ドされた負荷緩衝ばねの軸方向の受容スペースに応じて
    軸方向に設けられている、請求項1から9までのいずれ
    か1項記載のクラッチディスク。
  11. 【請求項11】 アイドリング緩衝システムのプラスチ
    ックより成る入力部が、この入力部に配属された、負荷
    緩衝システムの入力部に直接摩擦接続している、請求項
    1から10までのいずれか1項記載のクラッチディス
    ク。
  12. 【請求項12】 アイドリング緩衝システムの入力部を
    形成する円板のうちの一方が、アイドリング緩衝システ
    ムのフランジ部に直接当接している、請求項1から11
    までのいずれか1項記載のクラッチディスク。
  13. 【請求項13】 アイドリング緩衝システムの円板が、
    形状接続式の差込結合部を介して、負荷緩衝システムの
    フランジ部に相対回動不能に結合されている、請求項1
    から12までのいずれか1項記載のクラッチディスク。
  14. 【請求項14】 アイドリング緩衝システムの入力部か
    ら軸方向に向けられた付加部が、負荷緩衝システムのフ
    ランジ部の切欠内に係合している、請求項1から13ま
    でのいずれか1項記載のクラッチディスク。
  15. 【請求項15】 少なくとも一方の円板に設けられた付
    加部が、それぞれその自由端部で、狭められた範囲を有
    しており、該範囲が段部を形成していて、他方の円板の
    切欠内に係合し、これによって付加部がスペーサホルダ
    として使用される、請求項1から14までのいずれか1
    項記載のクラッチディスク。
  16. 【請求項16】 付加部が少なくともその自由端部で、
    軸方向で見て先細りしている、請求項1から15までの
    いずれか1項記載のクラッチディスク。
  17. 【請求項17】 アイドリング緩衝システムのフランジ
    部がプラスチック部分であって、該プラスチック部分が
    窓状の切欠で、接線方向で若しくは弦状の方向に設けら
    れた蓄力部材を取り囲んでおり、この際に、この蓄力部
    材によって生ぜしめられたモーメントがプラスチック部
    分を介して、ねじれ振動緩衝器の出力部に伝達される、
    請求項1か16までのいずれか1項記載のクラッチディ
    スク。
  18. 【請求項18】 内歯を備えた、プラスチックより成る
    フランジ部が、ねじれ振動緩衝器の出力部の外歯に設け
    られている、請求項1から17までのいずれか1項記載
    のクラッチディスク。
  19. 【請求項19】 アイドリング緩衝システムの一方の円
    板が、軸方向に突き出る多数の付加部を有しており、こ
    れらの付加部を介して一方の円板が他方の円板を支持
    し、これによって2つの円板の間隔が維持される、請求
    項1から18までのいずれか1項記載のクラッチディス
    ク。
  20. 【請求項20】 アイドリング緩衝システムの2つの円
    板が、スナップ結合部によって軸方向で保持されてい
    る、請求項1から19までのいずれか1項記載のクラッ
    チディスク。
  21. 【請求項21】 ライニング保持体をハブ(3)におい
    て案内するねじれ振動緩衝器を有するクラッチディスク
    であって、ねじれ振動緩衝器が負荷摩擦装置(21,2
    2)を備えた負荷緩衝システム(2)とアイドリング緩
    衝システム(1)とを有し、負荷緩衝システム(2)
    が、歯列(5,6)を介して回転遊びをもってハブ
    (3)に支承された負荷出力部(7)と緩衝ばね(2
    6)とを有し、該緩衝ばね(26)が負荷入力部(1
    5,17)を負荷出力部(7)に弾性的に連結してお
    り、アイドリング緩衝システム(1)が、軸方向で見て
    2つの負荷入力部(15,17)の間に配置され、入力
    側で負荷出力部(7)にかつ出力側でハブ(3)にそれ
    ぞれ回動不能に結合されており、負荷緩衝ばね(26)
    とは異なるアイドリング緩衝ばね(30)を有し、該ア
    イドリング緩衝ばね(30)が負荷緩衝ばね(26)よ
    りも小さな中心直径上に配置されており、負荷摩擦装置
    (21,22)がその摩擦面に作用する圧着力を生ぜし
    めるためにばね(22)を有し、このばね(22)の圧
    着力の伝達経路が、互いに結合された負荷入力部(1
    5,17)と負荷出力部(7)とを介して閉じられてお
    り、アイドリング緩衝ばね(30)が半径方向で前記歯
    列(5,6)の外側に配置されており、アイドリング緩
    衝システム(1)が軸方向で見て負荷出力部(7)と負
    荷入力部(15,17)の一方(15)との間に配置さ
    れており、軸方向で見て出力部(8)と負荷入力部の一
    方(15)との間に配置された入力部(13)を有して
    おり、該入力部(13)が負荷摩擦装置(21,22)
    のばね(22)の圧着力の伝達経路内に配置されかつ負
    荷出力部(7)と回動不能に結合されており、固有のば
    ね(20)によって軸方向に負荷されたアイドリング摩
    擦装置が負荷摩擦装置のばね(22)の圧着力によって
    負荷されないように入力部(13)が軸方向で支えられ
    ており、負荷摩擦装置及びアイドリング摩擦装置の、少
    なくとも軸方向に働くばね(22,20)が半径方向で
    互いにずらして、負荷出力部(7)の同じ側に配置され
    ていることを特徴とする、自動車用摩擦クラッチのクラ
    ッチディスク。
  22. 【請求項22】 アイドリング緩衝システムが、第1の
    角度範囲でのみ作用し、負荷緩衝システムが第1の角度
    範囲を経たのち第2の角度範囲に亘って作用し、各シス
    テムのために、各システムのそれぞれの入力部と出力部
    との間で作用する蓄力部材及び摩擦手段が設けられてお
    り、アイドリング緩衝システムの入力部(12,13)
    と出力部(8)との間に、アイドリング緩衝システムだ
    けが作用する、第1の回転角度範囲(A3,B3)の少
    なくとも第1の部分範囲(A1,B1)にわたっては作
    用せず、かつ、第1の角度範囲(A3,B3)の別の部
    分範囲(A2,B2)にわたって作用して摩擦緩衝作用
    を生ぜしめる別の摩擦装置(31)が設けられており、
    該摩擦装置(31)が、負荷摩擦板(32)等の少なく
    とも1つの負荷摩擦部を有していて、該負荷摩擦板(3
    2)が、当てつけ輪郭部(38b)を介して、アイドリ
    ング緩衝システム(1)の少なくとも1つの蓄力部材
    (30b)と協働する、請求項21記載のクラッチディ
    スク。
  23. 【請求項23】 アイドリング緩衝システム(1)の負
    荷摩擦部(32)が、別の部分範囲(A2,B2)の少
    なくとも一部にわたって、これと協働する蓄力部材(3
    0b)によって戻される、請求項22記載のクラッチデ
    ィスク。
  24. 【請求項24】 アイドリング緩衝システム(1)が少
    なくとも2つのばね段(A2,A2,B1,B2)を有
    している、請求項21から23までのいずれか1項記載
    のクラッチディスク。
  25. 【請求項25】 別の摩擦装置(31)が、アイドリン
    グシステム(1)の第2の段(A2,B2)内で作用す
    る、請求項24記載のクラッチディスク。
  26. 【請求項26】 アイドリング緩衝システム(1)の負
    荷摩擦部(32)がアイドリング緩衝範囲(A3,B
    3)内でのみ作用する、請求項22から25請求項記載
    のクラッチディスク。
  27. 【請求項27】 アイドリング緩衝システム(1)の別
    の負荷摩擦装置(31)が0.5乃至2.5Nmの摩擦
    ヒステリシス(X)を生ぜしめ、しかもオットー機関で
    は0.7乃至1.6Nm、またディーゼル機関では1.
    2乃至2.3Nmの摩擦ヒステリシスを生ぜしめる、請
    求項21から26までのいずれか1項記載のクラッチデ
    ィスク。
  28. 【請求項28】 負荷摩擦部(32)が、別の負荷摩擦
    装置(31)の作用開始を規定する制御ストッパ(3
    4)を有している、請求項22から27までのいずれか
    1項記載のクラッチディスク。
  29. 【請求項29】 負荷緩衝システム(2)のための少な
    くとも2つの負荷摩擦装置が設けられている、請求項2
    1から28までのいずれか1項記載のクラッチディス
    ク。
  30. 【請求項30】 第2の負荷摩擦装置が、第2の回転角
    度範囲の第1の部分範囲にわたって作用せず、第この2
    の回転角度範囲のその他の部分範囲にわたって作用す
    る、請求項29記載のクラッチディスク。
  31. 【請求項31】 クラッチディスクの出力部が、伝動軸
    に取り付けるための内部輪郭を備えたハブ部分から成
    り、このハブ部分にはアイドリング緩衝システムのフラ
    ンジ(8)並びに負荷緩衝システムの内部輪郭を備えた
    フランジ部分若しくはハブ部分が相対回動不能に受容さ
    れており、クラッチディスクの、付加的に外部輪郭を備
    えた出力部が前記内部輪郭を貫通して延在しており、か
    つ、これらの両輪郭部を介して、負荷緩衝システムのフ
    ランジ部分もしくはハブ部分がクラッチディスクの出力
    部に対して相対運動可能であり、蓄力部材が各入力部及
    びフランジの窓状の切欠内に収容されており、アイドリ
    ング緩衝システム(1)の入力部が、アイドリング緩衝
    システム(1)のフランジ(8)の両側に配置され、負
    荷緩衝システム(2)の出力部(7)を形成するフラン
    ジと相対回動不能に結合された2つの側板(12,1
    3)によって形成されている、請求項21から30まで
    のいずれか1項記載のクラッチディスク。
  32. 【請求項32】 アイドリング緩衝システム(1)のフ
    ランジ(8)と負荷緩衝システム(2)のフランジ
    (7)との間に配置された側板(12)が、負荷緩衝シ
    ステム(2)のフランジにじかに接触している、請求項
    31記載のクラッチディスク。
  33. 【請求項33】 アイドリング緩衝システム(1)の別
    の負荷摩擦装置(31)が、一方の側板(12)とアイ
    ドリング緩衝システム(1)のフランジ(8)との間に
    設けられアイドリング緩衝システム(1)の少なくとも
    1つの蓄力部材(30b)と協働する負荷摩擦板(3
    2)と、この負荷摩擦板(32)と相対回動不能に、他
    方の側板(13)とアイドリング緩衝システム(1)と
    の間に配置された少なくとも1つの摩擦板(33)と、
    摩擦を生ぜしめるために負荷摩擦板(32)と摩擦板
    (33)とを緊縮する蓄力部材(36)とを有してい
    る、請求項31又は32記載のクラッチディスク。
  34. 【請求項34】 負荷摩擦板(32)と摩擦板(33)
    との間の相対回動を阻止するために、少なくともそのい
    ずれか一方が舌片(34)によってアイドリング緩衝シ
    ステム(1)のハブフランジ(8)を貫通しており、か
    つ、負荷摩擦板(32)と摩擦板(33)とが軸方向で
    前記舌片(34)を介して互いに支持されている、請求
    項33記載のクラッチディスク。
  35. 【請求項35】 アイドリング緩衝システムの負荷摩擦
    板(32)が、負荷緩衝システム(2)のフランジ
    (7)と相対可動不能に結合された側板(12)と、ア
    イドリング緩衝システム(1)のフランジ(8)との間
    に設けられている、請求項30から34までのいずれか
    1項記載のクラッチディスク。
  36. 【請求項36】 負荷緩衝システム(2)のハブフラン
    ジ(7)に接する側板(12)が、摩擦材又は滑り材
    (12)から成る、請求項32から35までのいずれか
    1項記載のクラッチディスク。
  37. 【請求項37】 負荷緩衝システム(2)のハブフラン
    ジ(7)に接した側板(12)がプラスチックより成
    る、請求項31から36までのいずれか1項記載のクラ
    ッチディスク。
  38. 【請求項38】 軸方向で、負荷緩衝システム(2)の
    ハブフランジ(7)に接する側板(12)と負荷摩擦板
    (32)との間に、別の負荷摩擦装置(31)のための
    軸方向で作用する蓄力部材(36)が設けられている、
    請求項31から37までのいずれか1項記載のクラッチ
    ディスク。
  39. 【請求項39】 軸方向で作用する蓄力部材が波形リン
    グ(36)から成る、請求項38記載のクラッチディス
    ク。
  40. 【請求項40】 クラッチディスクの入力部がライニン
    グ支持板及び対抗板(15,17)によって形成されて
    おり、軸方向でこれらの間に、アイドリング緩衝システ
    ム(1)と負荷緩衝システム(2)のハブフランジ
    (7)とが収容されている、請求項21から39までの
    いずれか1項記載のクラッチディスク。
  41. 【請求項41】 軸方向でハブフランジ(8)の、負荷
    緩衝システム(2)のハブフランジ(7)とは逆の側に
    設けた側板(13)と、ライニング支持板又は対抗板
    (15)との間に、皿ばねが設けられている、請求項2
    1から40までのいずれか1項記載のクラッチディス
    ク。
  42. 【請求項42】 負荷緩衝システム(1)の別の負荷摩
    擦装置(31)が、引張り範囲(A6)内でのみ作用す
    る、請求項21から41までのいずれか1項記載のクラ
    ッチディスク。
  43. 【請求項43】 ライニング保持体をハブ(3)におい
    て案内するねじれ振動緩衝器を有するクラッチディスク
    であって、ねじれ振動緩衝器が負荷摩擦装置(21,2
    2)を備えた負荷緩衝システム(2)とアイドリング緩
    衝システム(1)とを有し、負荷緩衝システム(2)
    が、歯列(5,6)を介して回転遊びをもってハブ
    (3)に支承された負荷出力部(7)と緩衝ばね(2
    6)とを有し、該緩衝ばね(26)が負荷入力部(1
    5,17)を負荷出力部(7)に弾性的に連結してお
    り、アイドリング緩衝システム(1)が、軸方向で見て
    2つの負荷入力部(15,17)の間に配置され、入力
    側で負荷出力部(7)にかつ出力側でハブ(3)にそれ
    ぞれ回動不能に結合されており、負荷緩衝ばね(26)
    とは異なるアイドリング緩衝ばね(30)を有し、該ア
    イドリング緩衝ばね(30)が負荷緩衝ばね(26)よ
    りも小さな中心直径上に配置されており、負荷摩擦装置
    (21,22)がその摩擦面に作用する圧着力を生ぜし
    めるためにばね(22)を有し、このばね(22)の圧
    着力の伝達経路が、互いに結合された負荷入力部(1
    5,17)と負荷出力部(7)とを介して閉じられてお
    り、アイドリング緩衝ばね(30)が半径方向で前記歯
    列(5,6)の外側に配置されており、アイドリング緩
    衝システム(1)が軸方向で見て負荷出力部(7)と負
    荷入力部(15,17)の一方(15)との間に配置さ
    れており、軸方向で見て出力部(8)と負荷入力部の一
    方(15)との間に配置された入力部(13)を有して
    おり、該入力部(13)が負荷摩擦装置(21,22)
    のばね(22)の圧着力の伝達経路内に配置されかつ負
    荷出力部(7)と回動不能に結合されており、固有のば
    ね(20)によって軸方向に負荷されたアイドリング摩
    擦装置が負荷摩擦装置のばね(22)の圧着力によって
    負荷されないように入力部(13)が軸方向で支えられ
    ており、アイドリング範囲内でアイドリング摩擦装置に
    付加的に、部分回転(A1,B1)を経た後に別の負荷
    摩擦装置(31)が付加的なばね段(30b)と関連し
    て作用するようになっていることを特徴とする、自動車
    用摩擦クラッチのクラッチディスク。
  44. 【請求項44】 アイドリング緩衝システムが、第1の
    角度範囲でのみ作用し、負荷緩衝システムが第1の角度
    範囲を経たのち第2の角度範囲に亘って作用し、各シス
    テムのために、各システムのそれぞれの入力部と出力部
    との間で作用する蓄力部材及び摩擦手段が設けられてお
    り、アイドリング緩衝システムの入力部(12,13)
    と出力部(8)との間に、アイドリング緩衝システムだ
    けが作用する、第1の回転角度範囲(A3,B3)の少
    なくとも第1の部分範囲(A1,B1)にわたっては作
    用せず、かつ、第1の角度範囲(A3,B3)の別の部
    分範囲(A2,B2)にわたって作用して摩擦緩衝作用
    を生ぜしめる別の摩擦装置(31)が設けられており、
    該摩擦装置(31)が、負荷摩擦板(32)等の少なく
    とも1つの負荷摩擦部を有していて、該負荷摩擦板(3
    2)が、当てつけ輪郭部(38b)を介して、アイドリ
    ング緩衝システム(1)の少なくとも1つの蓄力部材
    (30b)と協働する、請求項43記載のクラッチディ
    スク。
  45. 【請求項45】 アイドリング緩衝システム(1)の負
    荷摩擦部(32)が、部分範囲(A1,B1)に続く別
    の部分範囲(A2,B2)の少なくとも一部にわたっ
    て、これと協働する蓄力部材(30b)によって戻され
    る、請求項44記載のクラッチディスク。
  46. 【請求項46】 アイドリング緩衝システム(1)が少
    なくとも2つのばね段(A2,A2,B1,B2)を有
    している、請求項43から45までのいずれか1項記載
    のクラッチディスク。
  47. 【請求項47】 別の摩擦装置(31)が、アイドリン
    グシステム(1)の第2の段(A2,B2)内で作用す
    る、請求項46記載のクラッチディスク。
  48. 【請求項48】 アイドリング緩衝システム(1)の負
    荷摩擦部(32)がアイドリング緩衝範囲(A3,B
    3)内でのみ作用する、請求項44から47までのいず
    れか1項記載のクラッチディスク。
  49. 【請求項49】 アイドリング緩衝システム(1)の別
    の負荷摩擦装置(31)が0.5乃至2.5Nmの摩擦
    ヒステリシス(X)を生ぜしめ、しかもオットー機関で
    は0.7乃至1.6Nm、またディーゼル機関では1.
    2乃至2.3Nmの摩擦ヒステリシスを生ぜしめる、請
    求項43から48までのいずれか1項記載のクラッチデ
    ィスク。
  50. 【請求項50】 負荷摩擦部(32)が、別の負荷摩擦
    装置(31)の作用開始を規定する制御ストッパ(3
    4)を有している、請求項44から49までのいずれか
    1項記載のクラッチディスク。
  51. 【請求項51】 負荷緩衝システム(2)のための少な
    くとも2つの負荷摩擦装置が設けられている、請求項4
    3から50までのいずれか1項記載のクラッチディス
    ク。
  52. 【請求項52】 第2の負荷摩擦装置が、第2の回転角
    度範囲の第1の部分範囲にわたって作用せず、第この2
    の回転角度範囲のその他の部分範囲にわたって作用す
    る、請求項51記載のクラッチディスク。
  53. 【請求項53】 クラッチディスクの出力部が、伝動軸
    に取り付けるための内部輪郭を備えたハブ部分から成
    り、このハブ部分にはアイドリング緩衝システムのフラ
    ンジ(8)並びに負荷緩衝システムの内部輪郭を備えた
    フランジ部分若しくはハブ部分が相対回動不能に受容さ
    れており、クラッチディスクの、付加的に外部輪郭を備
    えた出力部が前記内部輪郭を貫通して延在しており、か
    つ、これらの両輪郭部を介して、負荷緩衝システムのフ
    ランジ部分もしくはハブ部分がクラッチディスクの出力
    部に対して相対運動可能であり、蓄力部材が各入力部及
    びフランジの窓状の切欠内に収容されており、アイドリ
    ング緩衝システム(1)の入力部が、アイドリング緩衝
    システム(1)のフランジ(8)の両側に配置され、負
    荷緩衝システム(2)の出力部(7)を形成するフラン
    ジと相対回動不能に結合された2つの側板(12,1
    3)によって形成されている、請求項32から50まで
    のいずれか1項記載のクラッチディスク。
  54. 【請求項54】 アイドリング緩衝システム(1)のフ
    ランジ(8)と負荷緩衝システム(2)のフランジ
    (7)との間に配置された側板(12)が、負荷緩衝シ
    ステム(2)のフランジにじかに接触している、請求項
    53記載のクラッチディスク。
  55. 【請求項55】 アイドリング緩衝システム(1)の別
    の負荷摩擦装置(31)が、一方の側板(12)とアイ
    ドリング緩衝システム(1)のフランジ(8)との間に
    設けられアイドリング緩衝システム(1)の少なくとも
    1つの蓄力部材(30b)と協働する負荷摩擦板(3
    2)と、この負荷摩擦板(32)と相対回動不能に、他
    方の側板(13)とアイドリング緩衝システム(1)と
    の間に配置された少なくとも1つの摩擦板(33)と、
    摩擦を生ぜしめるために負荷摩擦板(32)と摩擦板
    (33)とを緊縮する蓄力部材(36)とを有してい
    る、請求項44から54までのいずれか1項記載のクラ
    ッチディスク。
  56. 【請求項56】 負荷摩擦板(32)と摩擦板(33)
    との間の相対回動を阻止するために、少なくともそのい
    ずれか一方が舌片(34)によってアイドリング緩衝シ
    ステム(1)のハブフランジ(8)を貫通しており、か
    つ、負荷摩擦板(32)と摩擦板(33)とが軸方向で
    前記舌片(34)を介して互いに支持されている、請求
    項44から55までのいずれか1項記載のクラッチディ
    スク。
  57. 【請求項57】 アイドリング緩衝システムの負荷摩擦
    板(32)が、負荷緩衝システム(2)のフランジ
    (7)と相対可動不能に結合された側板(12)と、ア
    イドリング緩衝システム(1)のフランジ(8)との間
    に設けられている、請求項44から56までのいずれか
    1項記載のクラッチディスク。
  58. 【請求項58】 負荷緩衝システム(2)のハブフラン
    ジ(7)に接する側板(12)が、摩擦材又は滑り材
    (12)から成る、請求項53から57までのいずれか
    1項記載のクラッチディスク。
  59. 【請求項59】 負荷緩衝システム(2)のハブフラン
    ジ(7)に接した側板(12)がプラスチックより成
    る、請求項53から58までのいずれか1項記載のクラ
    ッチディスク。
  60. 【請求項60】 軸方向で、負荷緩衝システム(2)の
    ハブフランジ(7)に接する側板(12)と負荷摩擦板
    (32)との間に、別の負荷摩擦装置(31)のための
    軸方向で作用する蓄力部材(36)が設けられている、
    請求項53から59までのいずれか1項記載のクラッチ
    ディスク。
  61. 【請求項61】 軸方向で作用する蓄力部材が波形リン
    グ(36)から成る、請求項60記載のクラッチディス
    ク。
  62. 【請求項62】 クラッチディスクの入力部がライニン
    グ支持板及び対抗板(15,17)によって形成されて
    おり、軸方向でこれらの間に、アイドリング緩衝システ
    ム(1)と負荷緩衝システム(2)のハブフランジ
    (7)とが収容されている、請求項43から61までの
    いずれか1項記載のクラッチディスク。
  63. 【請求項63】 軸方向でハブフランジ(8)の、負荷
    緩衝システム(2)のハブフランジ(7)とは逆の側に
    設けた側板(13)と、ライニング支持板又は対抗板
    (15)との間に、皿ばねが設けられている、請求項4
    3から62までのいずれか1項記載のクラッチディス
    ク。
  64. 【請求項64】 負荷緩衝システム(1)の別の負荷摩
    擦装置(31)が、引張り範囲(A6)内でのみ作用す
    る、請求項43から62までのいずれか1項記載のクラ
    ッチディスク。
  65. 【請求項65】 特に自動車のためのねじれ振動緩衝器
    であって、剛性が小さい蓄力部材を有する前緩衝器と、
    剛性が大きい蓄力部材を有する主緩衝器とを備えてお
    り、これらの蓄力部材が、前緩衝器及び主緩衝器のそれ
    ぞれの入力部と出力部との間で作用し、ねじれ振動緩衝
    器の出力部が、伝動軸に被せ嵌めるための内部輪郭を備
    えたハブ部分であって、該ハブ部分に、前緩衝器の出力
    部並びに主緩衝器の出力部を形成する、内部輪郭を備え
    たフランジ部の出力部が収容されており、前記内部輪郭
    が、ハブ部分の外部輪郭と噛み合い、これらの内部輪郭
    及び外部輪郭を介して、主緩衝器のフランジ部が、ねじ
    れ振動緩衝器の出力部に対して限定的に相対回動可能で
    ある形式のものにおいて、 前緩衝器の単数または複数の入力部及び/又は出力部が
    プラスチックより製造されており、このプラスチック
    が、耐摩耗性であって、入力部及び/又は出力部若しく
    は、複数の入力部及び/又は出力部のうちの少なくとも
    1つが、付加的に摩擦リングまたは滑りリングとして構
    成されていることを特徴とする、ねじれ振動緩衝器。
  66. 【請求項66】 前緩衝域が、主緩衝域のフランジ部
    と、ねじれ振動緩衝器の入力部を形成する側板のうちの
    一方との間に配置されている、請求項65記載のねじれ
    振動緩衝器。
  67. 【請求項67】 前緩衝器の入力部が、主緩衝器のフラ
    ンジ部に相対回動不能に結合され、軸方向で間隔を保っ
    て配置された2つのディスクによって形成されており、
    こららのディスクが、剛性が小さい蓄力部材を収容する
    ための切欠を有している、請求項65記載のねじれ振動
    緩衝器。
  68. 【請求項68】 前緩衝器の出力部が、ねじれ振動緩衝
    器の出力部に相対回動不能でしかも、軸方向では、入力
    部を形成するディスク間に半径方向の延びるフランジに
    よって形成されており、該フランジが、剛性が小さい蓄
    力部材を収容するための切欠を有している、請求項67
    記載のねじれ振動緩衝器。
  69. 【請求項69】 前緩衝器のプラスチックより成る入力
    部が、主緩衝器の所属の入力部に直接的に摩擦結合して
    いる、請求項65記載のねじれ振動緩衝器。
  70. 【請求項70】 前緩衝器の入力部を形成するディスク
    のうちの一方が、主緩衝器のフランジ部に直接的に当接
    している、請求項65から69までのいずれか1項記載
    のねじれ振動緩衝器。
  71. 【請求項71】 前緩衝器のディスクが、主緩衝器のフ
    ランジ部に、形状接続式の差込結合部を介して相対回動
    不能に結合されている、請求項65から70までのいず
    れか1項記載のねじれ振動緩衝器。
  72. 【請求項72】 前緩衝器の入力部から軸方向に向けら
    れた付加部が、主緩衝ばねのフランジ部の区分内に係合
    している、請求項65から71までのいずれか1項記載
    のねじれ振動緩衝器。
  73. 【請求項73】 付加部が、少なくとも1つのディスク
    のそれぞれ自由端部で、先細りした領域を有しており、
    該領域が段付け部を形成していて、他方のディスクの区
    分内に係合し、これによって付加部が間隔保持部材とし
    て使用される、請求項72記載のねじれ振動緩衝器。
  74. 【請求項74】 付加部が、その自由端部の領域内で、
    軸方向で見て先細りしている、請求項72または73の
    いずれか1項記載のねじれ振動緩衝器。
  75. 【請求項75】 前緩衝器のフランジ部がプラスチック
    部であって、該プラスチック部が窓状の切欠で、接線方
    向若しくは弦状の方向に設けられた蓄力部材を把持して
    おり、この蓄力部材によって要背示されたモーメント
    が、プラスチック部分を介してねじれ振動緩衝器の出力
    部に伝達可能である、請求項65から74までのいずれ
    か1項記載のねじれ振動緩衝器。
  76. 【請求項76】 ねじれ振動緩衝器の出力部の外歯に対
    抗する内歯を備えた、プラスチックより製造されたフラ
    ンジ部が設けられている、請求項65から75までのい
    ずれか1項記載のねじれ振動緩衝器。
  77. 【請求項77】 前緩衝器の一方のディスクが、軸方向
    に突き出る多数の付加部を有しており、これらの付加部
    を介して、前記一方のディスクが他方のディスクで支持
    されていて、2つのディスクが軸方向で間隔を保ってい
    る、請求項65から76までのいずれか1項記載のねじ
    れ振動緩衝器。
  78. 【請求項78】 前緩衝器の2つのディスクが、スナッ
    プ結合部によって軸方向保持されている、請求項65か
    ら77までのいずれか1項記載のねじれ振動緩衝器。
  79. 【請求項79】 ライニング保持体をハブ(3)におい
    て案内するねじれ振動緩衝器を有するクラッチディスク
    であって、ねじれ振動緩衝器が負荷摩擦装置(21,2
    2)を備えた負荷緩衝システム(2)とアイドリング緩
    衝システム(1)とを有し、負荷緩衝システム(2)
    が、歯列(5,6)を介して回転遊びをもってハブ
    (3)に支承された負荷出力部(7)と緩衝ばね(2
    6)とを有し、該緩衝ばね(26)が負荷入力部(1
    5,17)を負荷出力部(7)に弾性的に連結してお
    り、アイドリング緩衝システム(1)が、軸方向で見て
    2つの負荷入力部(15,17)の間に配置され、入力
    側で負荷出力部(7)にかつ出力側でハブ(3)にそれ
    ぞれ回動不能に結合されており、負荷緩衝ばね(26)
    とは異なるアイドリング緩衝ばね(30)を有し、該ア
    イドリング緩衝ばね(30)が負荷緩衝ばね(26)よ
    りも小さな中心直径上に配置されており、負荷摩擦装置
    (21,22)がその摩擦面に作用する圧着力を生ぜし
    めるためにばね(22)を有し、このばね(22)の圧
    着力の伝達経路が、互いに結合された負荷入力部(1
    5,17)と負荷出力部(7)とを介して閉じられてお
    り、アイドリング緩衝ばね(30)が半径方向で前記歯
    列(5,6)の外側に配置されており、アイドリング緩
    衝システム(1)が軸方向で見て負荷出力部(7)と負
    荷入力部(15,17)の一方(15)との間に配置さ
    れており、軸方向で見て出力部(8)と負荷入力部の一
    方(15)との間に配置された入力部(13)を有して
    おり、該入力部(13)が負荷摩擦装置(21,22)
    のばね(22)の圧着力の伝達経路内に配置されかつ負
    荷出力部(7)と回動不能に結合されており、固有のば
    ね(20)によって軸方向に負荷されたアイドリング摩
    擦装置が負荷摩擦装置のばね(22)の圧着力によって
    負荷されないように入力部(13)が軸方向で支えられ
    ており、さらに、アイドリング緩衝システムとは逆の側
    に向けられた負荷−入力部の側に軸方向で作用する、ア
    イドリング摩擦装置及び負荷摩擦装置のばねが設けられ
    ていることを特徴とする、自動車用摩擦クラッチのクラ
    ッチディスク。
  80. 【請求項80】 特に自動車のためのねじれ振動緩衝器
    であって、剛性が小さい蓄力部材を有する前緩衝器と、
    剛性が大きい蓄力部材を有する主緩衝器とを備えてお
    り、これらの蓄力部材が、前緩衝器及び主緩衝器のそれ
    ぞれの入力部と出力部との間で作用し、ねじれ振動緩衝
    器の出力部が、伝動軸に被せ嵌めるための内部輪郭を備
    えたハブ部分であって、該ハブ部分に、前緩衝器の出力
    部並びに主緩衝器の出力部を形成する、内部輪郭を備え
    たフランジ部の出力部が収容されており、前記内部輪郭
    が、歯フランク遊びを保ってハブ部分の外部輪郭と噛み
    合い、これらの内部輪郭及び外部輪郭を介して、主緩衝
    器のフランジ部が、ハブ部分(ねじれ振動緩衝器の出力
    部)に対して限定的に相対回動可能であって、 さらに、ねじれ振動緩衝器の入力部が、主緩衝器のフラ
    ンジ部(8)を収容する、軸方向で間隔を保って配置さ
    れた2つの側板によって形成されており、前緩衝器が、
    主緩衝器のフランジ部と、ねじり緩衝器の入力部を形成
    する側板の一方との間に軸方向で配置されていて、前緩
    衝器とこの前緩衝器に隣接する側板との間に、主緩衝器
    を緩衝するための、軸方向でプレロードをかけて保持さ
    れたばねが設けられていることを特徴とする、ねじれ振
    動緩衝器。
  81. 【請求項81】 特に自動車のためのねじれ振動緩衝器
    であって、剛性が小さい蓄力部材を有する前緩衝器と、
    剛性が大きい蓄力部材を有する主緩衝器とを備えてお
    り、これらの蓄力部材が、前緩衝器及び主緩衝器のそれ
    ぞれの入力部と出力部との間で作用し、ねじれ振動緩衝
    器の出力部が、伝動軸に被せ嵌めるための内部輪郭を備
    えたハブ部分であって、該ハブ部分に、前緩衝器の出力
    部並びに主緩衝器の出力部を形成する、内部輪郭を備え
    たフランジ部の出力部が収容されており、前記内部輪郭
    が、歯フランク遊びを保ってハブ部分の外部輪郭と噛み
    合い、これらの内部輪郭及び外部輪郭を介して、主緩衝
    器のフランジ部が、ハブ部分(ねじれ振動緩衝器の出力
    部)に対して限定的に相対回動可能であって、さらに、
    ねじれ振動緩衝器の入力部が、主緩衝器のフランジ部を
    収容する、軸方向で間隔を保って配置された2つの側板
    によって形成されており、前緩衝器が、主緩衝器のフラ
    ンジ部と、ねじり緩衝器の入力部を形成する側板の一方
    との間に軸方向で配置されていて、前緩衝器の入力部及
    び/又は出力部のを形成する構成部のうちの少なくとも
    1つが、プラスチックより成っていて、窓状の切欠内
    で、前緩衝器の周方向若しくは接線方向に設けられた蓄
    力部材を収容することを特徴とする、ねじれ振動緩衝
    器。
  82. 【請求項82】 特に自動車のためのねじれ振動緩衝器
    であって、剛性が小さい蓄力部材を有する前緩衝器と、
    剛性が大きい蓄力部材を有する主緩衝器とを備えてお
    り、これらの蓄力部材が、前緩衝器及び主緩衝器のそれ
    ぞれの入力部と出力部との間で作用し、ねじれ振動緩衝
    器の出力部が、伝動軸に被せ嵌めるための内部輪郭を備
    えたハブ部分であって、該ハブ部分に、前緩衝器の出力
    部並びに主緩衝器の出力部を形成する、内部輪郭を備え
    たフランジ部の出力部が収容されており、前記内部輪郭
    が、歯フランク遊びを保ってハブ部分の外部輪郭と噛み
    合い、これらの内部輪郭及び外部輪郭を介して、主緩衝
    器のフランジ部が、ハブ部分(ねじれ振動緩衝器の出力
    部)に対して限定的に相対回動可能であって、さらに、
    ねじれ振動緩衝器の入力部が、主緩衝器のフランジ部を
    収容する、軸方向で間隔を保って配置された2つの側板
    によって形成されており、前緩衝器が、主緩衝器のフラ
    ンジ部と、ねじり緩衝器の入力部を形成する側板の一方
    との間に軸方向で配置されていて、ねじり緩衝器の出力
    部のショルダ部における、主緩衝器の入力部の少なくと
    も1つの形成するハブ部分が、L字形の摩擦リング若し
    くは滑りリングを介して支承されていることを特徴とす
    る、ねじ振動緩衝器。
  83. 【請求項83】 特に自動車のためのねじれ振動緩衝器
    であって、剛性が小さい蓄力部材を有する前緩衝器と、
    剛性が大きい蓄力部材を有する主緩衝器とを備えてお
    り、これらの蓄力部材が、前緩衝器及び主緩衝器のそれ
    ぞれの入力部と出力部との間で作用し、ねじれ振動緩衝
    器の出力部が、伝動軸に被せ嵌めるための内部輪郭を備
    えたハブ部分であって、該ハブ部分に、前緩衝器の出力
    部並びに主緩衝器の出力部を形成する、内部輪郭を備え
    たフランジ部の出力部が収容されており、前記内部輪郭
    が、歯フランク遊びを保ってハブ部分の外部輪郭と噛み
    合い、これらの内部輪郭及び外部輪郭を介して、主緩衝
    器のフランジ部が、ハブ部分(ねじれ振動緩衝器の出力
    部)に対して限定的に相対回動可能であって、さらに、
    ねじれ振動緩衝器の入力部が、主緩衝器のフランジ部を
    収容する、軸方向で互いに間隔を保って配置された2つ
    の側板によって形成されており、前緩衝器が、主緩衝器
    のフランジ部と、ねじり緩衝器の入力部を形成する側板
    の一方との間に軸方向で配置されていて、ねじれ振動緩
    衝器の入力部を形成する側板の他方と、ハブ部分の外歯
    の端面側と、ハブ部分の外歯との間に、L字形またはア
    ングル状に形成された摩擦リング若しくは滑りリング、
    並びに滑りリングと外歯の端面側との間に形成された軸
    方向の支持円板が配置されていることを特徴とする、ね
    じれ振動緩衝器。
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