JPH11243183A - メモリセル装置、その製造方法及び作動方法 - Google Patents

メモリセル装置、その製造方法及び作動方法

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JPH11243183A
JPH11243183A JP10358127A JP35812798A JPH11243183A JP H11243183 A JPH11243183 A JP H11243183A JP 10358127 A JP10358127 A JP 10358127A JP 35812798 A JP35812798 A JP 35812798A JP H11243183 A JPH11243183 A JP H11243183A
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word line
trench
memory cell
semiconductor
gate electrode
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Franz Hoffmann
ホフマン フランツ
Wolfgang Dipl I Krautschneider
クラウチュナイダー ウォルフガング
Wolfgang Dr Roesner
レスナー ウォルフガング
Lothar Dr Risch
リッシュ ロタール
Till Schloesser
シュレーサー ティル
Paul-Werner Von Basse
フォン バッセ パウル−ウェルナー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改善された方法で制御することのできる、特
にギガビット世代に必要なメモリ密度を有するメモリセ
ル装置、このようなメモリセル装置の製造方法及び作動
方法を提供する。 【解決手段】メモリセル装置はシリコン基板内にそれぞ
れビット線とメモリ素子との間に接続されている少なく
とも1つの選択トランジスタを有する多数のメモリセル
を有している。これらのメモリセルはそれぞれ第1のワ
ード線と第2のワード線を介して制御可能であり、その
際第1のワード線及び第2のワード線は交差している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメモリセル装置、そ
の製造方法及び作動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリセル装置、特にDRAM装置、R
OM装置、EPROM装置及びEEPROM装置は多く
の場合マトリックス状に配設される多数のメモリセルを
有する。その際個々のメモリセルはそれぞれビット線及
びワード線を介して制御可能である。メモリセルはそれ
ぞれ情報を格納するメモリ素子を有する。情報の格納は
例えばメモリキャパシタに蓄えられる電荷、浮遊ゲート
に蓄えられる電荷又はトランジスタの特性、例えばしき
い値電圧を介して又はビット線に対する導電接続の有無
を介して行われる。
【0003】情報の読出しには個々のメモリセルを連続
的にその所属のワード線及びビット線を介して制御し、
情報を電圧又は電流の評価により読出す(例えばナカゴ
メ(Y.Nakagome)その他による「アイ・イー
・イー・イー・ジャーナル・オブ・ソリッドステート
(IEEE Journal of Solid−St
ate Circuits)」第26巻、第4号、19
91年第465〜470頁参照)。電流の評価は読出し
速度に関して電圧評価よりも勝っているが、それには回
路にかなりの出費を要する。読出し過程を促進するため
にしばしば多数の、例えば256個のメモリセルが1つ
のセルブロックにまとめられる。個々のセルブロックは
並列的に読出しされる。しかし個々のセルブロックでの
読出し過程は依然として連続的に行われる。
【0004】電気的に書込み可能のメモリセル装置、例
えばDRAM装置又はEEPROM装置では情報の書込
みに同様に各メモリセルがその所属のビット線及びワー
ド線を介して制御される。同時にビット線は書込むべき
情報に相応する電圧レベルを印加される。情報の書込み
は全てのメモリセルに連続的に行われる。その際ビット
線は、その都度1つの電圧状態から別の電圧状態に切換
えなければならない。これは電力の消費を伴い、特に例
えば携帯電話、ノートパソコン、データバンク計算機又
はPDA(パーソナル・ディジタル・アシスタント−個
人情報機器−)のようなモバイル機器のメモリセルの使
用時に障害となる。
【0005】更にDRAM装置の場合格納された情報が
規則的な時間間隔で更新されなければならないという問
題が生じる。それには情報はまず連続的にメモリセルか
ら読出され、次いで再び書込まれる。この場合も不所望
の電力の消費が発生する。
【0006】DRAM装置におけるもう1つの問題はメ
モリ世代毎に増大するメモリ密度にある。これに伴って
実装密度を高める、即ちメモリセル当たりの所要面積を
削減する必要性が生じる。ドイツ連邦共和国特許出願公
告第19519160号C1明細書から4F2 のメモリ
セル面で形成することのできるメモリ装置が公知であ
る。その際Fとはその時の技術で最小に形成可能の構造
寸法のことである。その場合メモリセル当たり1個の縦
型MOSトランジスタが備えられ、その第1のソース/
ドレイン領域はメモリコンデンサのメモリノードと接続
され、チャネル領域はゲート電極により環状に囲まれ、
第2のソース/ドレイン領域は埋込みビット線と接続さ
れている。ワード線に沿って隣接する縦型MOSトラン
ジスタのゲート電極はこの場合互いに隣接しており、一
緒にワード線を形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、改善
された方法で制御することのできるメモリセル装置を提
供することにある。特にギガビット世代に必要であるよ
うなメモリ密度を有するメモリセル装置を作ることがで
きなければならない。更にこのようなメモリセル装置の
製造方法及び作動方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明の請求
項1に記載のメモリセル装置、請求項12に記載のその
製造方法並びに請求項19及び20に記載のその作動方
法により解決される。本発明の実施態様は従属請求項か
ら明らかである。
【0009】本発明によれば多数のメモリセルを有する
半導体基板をまず形成する。これらのメモリセルはそれ
ぞれ半導体基板の主面に関して垂直の少なくとも1つの
選択トランジスタを有しており、このトランジスタはメ
モリ素子に接続されている。有利には選択トランジスタ
はビット線とメモリ素子との間に挿入接続されている。
しかしビット線は他の方法でも接続可能である。メモリ
セルはそれぞれ第1のワード線と第2のワード線を介し
て制御可能であり、その際第1のワード線と第2のワー
ド線は交差している。メモリセルの制御は第1のワード
線と第2のワード線を介してのみ行われる。それにより
ビット線を並列的に読出しすることができる。
【0010】電気的に書込み可能のメモリセル装置の場
合メモリセルは同様にそれぞれ第1のワード線と第2の
ワード線を介して制御される。ビット線は情報に相応す
る電圧レベルの印加のためだけに使用され、制御には使
用されない。従って所定の電圧レベルに相応する情報の
書込みのために全てのビット線を所定の電圧レベルに印
加することができる。情報を格納すべきメモリセルは第
1のワード線と第2のワード線を介して制御される。こ
の情報は1つのサイクルで全ての相応するメモリセルに
書込まれる。従ってディジタル情報の書込みには2つの
過程、即ち“1”の第1の並列的な書込み、“0”の第
2の並列的な書込みで十分である。それにより書込み過
程は従来技術に比べて著しく促進される。更にビット線
は種々の情報の数に相当する頻度で再充電するだけでよ
い。ディジタル情報の場合ビット線は2回だけ再充電す
れば良い。従って電力の消費は低減される。
【0011】DRAM装置の場合このことは情報の更新
(リフレッシュ)にも利用される。その際格納された情
報はシフトレジスタを介して読出されると有利である。
シフトレジスタに格納されたデータワードはその後第1
のワード線と第2のワード線の制御に使用され、その際
ビット線はそれぞれの電圧レベルに置かれる。
【0012】従来技術に比べてビット線に必要な再充電
の回数が著しく減少することから、書込み並びに情報の
更新の際の電力の消費は著しく削減される。
【0013】半導体基板としては特に単結晶シリコンウ
ェハ又はSOI基板の単結晶シリコン層が適している。
【0014】メモリ素子としてはメモリセル装置に通常
使用される全てのメモリ素子が適している。特にしばし
ばROM装置に使用されるような種々の電気的特性を有
するMOSトランジスタ、ROM装置に使用されるよう
な回線遮断素子、ヒューズ、浮遊ゲート有するMOSト
ランジスタ並びにメモリキャパシタを有するメモリ素子
が適している。
【0015】メモリセル装置をDRAM装置として形成
することは本発明の枠内にある。この場合情報の読取り
及び書込みの際のより迅速なデータアクセス並びに情報
の書込み及び更新の際の電力の消費が比較的僅かである
という利点が有効となる。DRAM装置ではメモリ素子
はメモリキャパシタとして形成されると有利であり、こ
れは半導体基板内に、特にトレンチコンデンサとして、
また半導体基板の主面にもしくは半導体基板の主面の上
方に、特に積層コンデンサとして形成可能である。コン
デンサ誘電体としては通常のメモリ誘電体、特に酸化シ
リコン、酸化シリコンと窒化シリコンとの配合物又は例
えばBST(バリウム−ストロンチウム−チタン酸
塩)、Ta2 5 又はSBT(ストロンチウム−ビスマ
ス−タンタル酸塩)のような高ε誘電体が適している。
【0016】本発明の一実施態様によれば複数のメモリ
セルが1つのセルブロックにまとめられる。各セルブロ
ックのメモリセルは共通のビット線に接続されている。
これはビット線の電気抵抗を低減する利点を有する。更
にこれにより読出し増幅器の設計に新たな自由度がもた
らされる。
【0017】メモリセルがそれぞれビット線とメモリ素
子との間に直列に接続されている第1の選択トランジス
タと第2の選択トランジスタを有することは本発明の枠
内にある。その際第1の選択トランジスタは第1のワー
ド線により、第2の選択トランジスタは第2のワード線
により制御可能である。その際実装密度が高められるた
めに隣接するメモリセルはそれぞれ共通の第1の選択ト
ランジスタと第1のワード線を有する。隣接するメモリ
セルはそれぞれ異なる第2の選択トランジスタと第2の
ワード線を有する。それらはまたそれぞれ共通の第1の
ワード線と異なる第2のワード線を介して制御可能であ
る。
【0018】本発明の一実施形態によれば、共通の第1
の選択トランジスタと異なる第2の選択トランジスタを
有する2つの隣接するメモリセルが1つの半導体柱体内
に配設されている。この半導体柱体は半導体基板の主面
に隣接しており、半導体基板の主面に直交する側面を有
する。柱体は特に互いに交差するほぼ並列の第1のトレ
ンチとほぼ並列の第2のトレンチとにより画成される。
共通の第1の選択トランジスタは縦型MOSトランジス
タとして形成されており、そのゲート電極は半導体柱体
の少なくとも1つの側面に配設されている。主面の範囲
には2つの隣接するメモリセルの第2の選択トランジス
タがプレーナ型MOSトランジスタとして配設されてい
る。第2の選択トランジスタのゲート電極はそれぞれ半
導体柱体の主面の上方にある。これらのゲート電極は異
なる第2のワード線の構成要素である。共通の第1の選
択トランジスタのゲート電極は第1のワード線の構成要
素である。隣接するメモリセルは半導体柱体内に配置さ
れている。
【0019】本発明のこの実施形態では共通の第1の選
択トランジスタの第1のゲート電極が半導体柱体を囲む
ように環状に形成されると有利である。第1のワード線
の1つに沿って隣接するメモリセル対の半導体柱体をそ
れらの間隔が主面に平行に第1のゲート電極の厚みより
も小さくなるように配置した場合、隣接する半導体柱体
の第1のゲート電極は互いに接し、こうして第1のワー
ド線が形成される。第1のワード線に直交して隣接する
半導体柱体の間隔は主面に平行に第1のゲート電極の厚
さの2倍よりも大きくなる。第1のワード線はこの場合
自己整合による処理工程で、即ち整合すべきマスクを使
用せずに形成することができる。
【0020】更に第1の選択トランジスタ及び第2の選
択トランジスタを、半導体基板の主面に接しかつ主面と
交差する側面を有する半導体柱体の少なくとも1つの側
面に沿ってそれぞれ配置することは本発明の枠内にあ
る。その際第1の選択トランジスタと第2の選択トラン
ジスタは上下に配置される。第1の選択トランジスタの
第1のゲート電極と第2の選択トランジスタの第2のゲ
ート電極はその場合半導体柱体の各側面に接している。
【0021】この実施形態において第1のゲート電極と
第2のゲート電極が半導体柱体をそれぞれ環状に囲んで
いることは本発明の枠内にある。有利にはこの形態は半
導体基板の主面内に第1のトレンチと第2のトレンチを
エッチングすることにより形成される。第1のトレンチ
はそれぞれほぼ平行に上下に延びている。第2のトレン
チも同様に上下にほぼ平行に延びている。第1のトレン
チと第2のトレンチは互いに交差している。その際それ
ぞれ2つの隣接する第1のトレンチと第2のトレンチで
1つの半導体柱体を画成する。第1のゲート電極を形成
する前に、隣接する半導体柱体の間隔が第1のワード線
の方向には第2のワード線の方向におけるよりも狭くな
るように、半導体柱体の断面を少なくとも1つの補助構
造によって拡大する。第2のワード線の範囲では少なく
とも1つの第2の補助構造を使用して、第2のワード線
の範囲内で隣接する半導体柱体の間隔が第2のワード線
の方向には第1のワード線の方向におけるよりも狭くな
るように半導体柱体の断面を拡大する。次に第1のワー
ド線と第2のワード線を自己整合的に例えば層の蒸着及
び層の異方性エッチバックによりスペーサを形成するよ
うにして形成する。隣接する半導体柱体の間隔が一つの
方向では別の方向よりも狭いため、隣接するゲート電極
は狭い方の間隔を有する方向で互いに接し、一方広い方
の間隔の方向では互いに間隔を置かれている。このよう
にして平行に互いに延びる鎖状の回路が形成される。こ
の実施形態では各半導体柱体は1つのメモリセルを有す
る。
【0022】メモリセルがそれぞれ第1のワード線と第
2のワード線を介して制御することのできる唯1つの選
択トランジスタを有することは本発明の枠内にある。選
択トランジスタは、特にソース及びドレイン領域間に第
1のワード線の一部もしくは第2のワード線の一部であ
る2つのゲート電極を有するMOSトランジスタとして
形成されている。その際第1のワード線の分散フィール
ドと第2のワード線の分散フィールドが重複しているの
で、第1のワード線及び第2のワード線を介しての制御
により連続した導電性チャネルが接続可能となる。その
際実装密度を高めるために交差して隣接する第1のトレ
ンチと第2のトレンチにより画成される半導体柱体の側
面に選択トランジスタを配置し、第1のワード線と第2
のワード線を半導体柱体の側面に上下に配置すると有利
である。第1のトレンチ並びに第2のトレンチの幅及び
相互間隔がそれぞれ最小に形成可能の構造寸法Fである
とすると、メモリセル当たり4F2 の所要面積を有する
メモリセル装置を実現することができる。
【0023】半導体柱体は半導体基板内にトレンチをエ
ッチングすることによっても、選択エピタキシーにより
格子状の絶縁構造の開口の内部に形成することも可能で
ある。後者の場合格子状の絶縁構造はトレンチの形状を
限定する。
【0024】各メモリセルが第1と第2のワード線を介
して制御可能であるので、メモリセル装置は第1と第2
のワード線の相応する制御により折返しビット線構成に
従って作動することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づき以
下に詳述する。
【0026】少なくとも主面11の範囲に単結晶シリコ
ンを有する半導体基板はpドープ基板本体12、その上
に配置されているn+ ドープシリコン層13、その上に
配置されている第1のpドープ層14及びその上に配置
されている第2のpドープシリコン層15を含んでいる
(図1参照)。pドープ基板本体12は1016cm-3
ドーパント濃度を有する。n+ ドープシリコン層13は
エピタキシャル成長により500nmの厚さに形成され
ている。この層は1020cm-3のドーパント濃度を有す
る。第1のpドープシリコン層14及び第2のpドープ
シリコン層15はエピタキシャル成長により合わせて5
00nmの厚さを有する。第1のpドープシリコン層1
4は200nmの厚さと、1017cm-3のドーパント濃
度を有する。第2のpドープシリコン層15は300n
mの厚さと1016cm-3のドーパント濃度を有する。
【0027】引続き主面11上に第1のトレンチマスク
16をSiO2 層の堆積及び構造化により形成する。S
iO2 層をTEOS法で150nmの層厚で堆積し、フ
ォトレジストマスクを使用してCHF3 、O2 での乾式
エッチングにより構造化する。第1のトレンチマスク1
6は250nmの幅、250nmの相互間隔を有する条
片状の開口を有する。この幅及び間隔はそれぞれ使用さ
れる技術で最小に形成可能の構造寸法Fに相当する。
【0028】第1のトレンチマスク16を形成するため
に使用されたフォトレジストマスクを除去した後、第1
のトレンチ17をエッチングするが、その際この第1の
トレンチマスク16はHBr、He、O2 、NF3 での
乾式エッチングプロセスのトレンチマスクとして使用さ
れる。引続き第1のトレンチマスク16を例えばHFを
使用する湿式化学法により除去する(図2参照)。第1
のトレンチ17の深さは1100nmである。従って第
1のトレンチ17はpドープ基板本体12にまで達す
る。その際n+ ドープシリコン層13から条片状のビッ
ト線13′が形成される。
【0029】次に第1のトレンチ17を完全に満たすS
iO2 層18を堆積する。SiO2層18はTEOS法
で200nmの厚層に堆積する(図3参照)。SiO2
層18の表面に条片状の開口を有するフォトレジストマ
スク19を形成する。フォトレジストマスク19の条片
状の開口は第1のトレンチ17に直交している(図3及
び図4参照)。フォトレジストマスク19内の条片形の
開口は250nmの幅と1250nmの相互間隔を有す
る。
【0030】Ar、CF4 、CHF3 、N2 、Heでの
乾式エッチングによりSiO2 層18から第2のトレン
チマスク18′を形成する。次にフォトレジストマスク
19を除去する。第2のトレンチマスク18′の構造化
の際に第1のトレンチ17がSiO2 で満たされたまま
残っている。80nmの厚さのSiO2 層のTEOS法
での堆積により、また引続いてのCHF3 、O2 での異
方性エッチングにより第2のトレンチマスク18′の主
面に対し垂直な側面にSiO2 スペーサ190が形成さ
れる(図5参照)。
【0031】第2のトレンチマスク18′及びSiO2
スペーサ190の使用下に異方性乾式エッチングにより
第2のトレンチ110を形成する(図5参照)。第2の
トレンチ110を500nmの深さにエッチングする。
このトレンチはビット線13′にまで達するが、ビット
線13′を切断することはない。第2のトレンチ110
の深さは第1のpドープシリコン層14が確実に切断さ
れる程度にしなければならない。第2のトレンチ110
の幅は90nmである。この幅は第2のトレンチマスク
18′内の条片状の開口の幅に比べてSiO2 スペーサ
190の幅だけ削減されている。
【0032】引続きCHF3 、O2 での異方性エッチン
グによりSiO2 スペーサ190及び第2のトレンチマ
スク18′の上方範囲をシリコンに対し選択的にエッチ
ングする。その際第1のトレンチ17内にある第2のト
レンチマスク18′の部分をトレンチ17内に第2のト
レンチマスク18′から第1の絶縁構造18′′が形成
される程度にエッチングする(図6及び図7参照)。第
1の絶縁構造18′′は第1のトレンチの底部を覆い、
ビット線13′の上方範囲にまで達する。その際第1の
pドープシリコン層14、第2のpドープシリコン層1
5及びビット線13′の上方範囲の側面は露出される。
第1の絶縁構造18′′の高さは約500nmである。
【0033】熱酸化によりSiO2 から成る第1の誘電
層111を5nmの層厚に形成する。この第1の誘電層
111上に導電層112を施す。導電層112をインサ
イチューでドープされたポリシリコンから80nmの層
厚に形成する。ドーパントとしてはリンを使用する。ド
ーパント濃度は1021cm-3である。導電層112は第
2のトレンチ110を完全に満たす。第1のトレンチ1
7は導電層112によって満たされていない(図6及び
図7参照)。
【0034】He、HBr、Cl2 、C2 6 での異方
性エッチングにより導電層112を第1の誘電層111
に対し選択的にエッチングする。その際導電層112を
主面11の下方200nmの深さまで除去する。その際
導電層112から第1のワード線112′が形成され
る。第1のワード線112′の高さは、第1の誘電層1
11が第1のpドープシリコン層14の側面を覆う範囲
を確実に覆うように調整される。このワード線112′
はそれぞれ半導体柱体を囲む環状の素子から形成され
る。その際第1のトレンチ17の方向に隣接する環状素
子は互いに接している(図8及び図9参照)。SiO2
層の堆積及びエッチバックにより第1のトレンチ17及
び第2のトレンチ110は第2の絶縁構造113で満た
される。SiO2 層はTEOS法で200nmの層厚に
堆積される。エッチバックはCHF3、O2 で行われ
る。第2の絶縁構造113を形成する際に第1のトレン
チ17及び第2のトレンチ110の外側の主面11は露
出される。
【0035】熱酸化によりSiO2 から成る第2の誘電
層114を5nmの層厚に形成する。第2の誘電層11
4上に条片状の第2のワード線115を、その上に条片
状の窒化シリコン構造116を形成する(図8及び図9
参照)。第2のワード線115は第2のトレンチ110
に平行に延びている。第2のワード線を形成するために
第2の導電層と窒化シリコン層を堆積し、フォトレジス
トマスクを使用して条片状に構造化する。それにはCF
4 、O2 、N2 、H2 、HBr、Cl2 、C26 を以
下に記載するエッチングプロセスで使用する。第2のワ
ード線115を250nmの幅、250nmの間隔、2
00nmの長さ及び150nmの厚さに形成する。第2
のワード線115を例えばインサイチューでドープされ
たポリシリコンから形成する。ドーパントとしてはリン
が適している。ドーパント濃度は1021cm-3である。
条片状の窒化シリコン構造116は第2のワード線11
5と同じ寸法を有し、50nmの厚さを有する。
【0036】窒化シリコン層の堆積及び窒化シリコン層
の異方性エッチングにより第2のワード線115の側面
に窒化シリコンスペーサを形成する。窒化シリコン層を
CVD法で30nmの層厚で堆積する。エッチングはC
4 、O2 、N2 で行われる。このエッチングはSiO
2 に対して選択的に行われる。
【0037】フォトレジストマスク(図示せず)を注入
マスクとして使用して次に第1のn + ドープ領域118
を形成する。第1のn+ ドープ領域118はそれぞれ隣
接する第1のトレンチ17の間に配置されており、主面
11に接し、また第1のpドープシリコン層14の界面
に接している。それぞれ隣接する第1のトレンチ17及
び第2のトレンチ110により画成される各半導体柱体
には第1のn+ ドープ領域118が設けられている。こ
の領域118は隣接する第2のトレンチ110の中央に
ある(図10及び図11参照)。第1のn+ ドープ領域
118は1021cm-3のドーパント濃度と300nmの
深さを有する。注入はリン又はヒ素で行われる。
【0038】フォトレジストマスクの除去後、第2のn
+ ドープ領域119を形成するための注入マスクとして
使用されるもう1つのフォトレジストマスク(図示せ
ず)を形成する。各半導体柱体には隣接する第2のトレ
ンチ110間のそれぞれ第1のn+ ドープ領域118の
両側に配設されている2つのn+ ドープ領域119を形
成する。第2のn+ ドープ領域119と第1のn+ 領域
118との間ではそれぞれ第2のpドープシリコン層1
5が主面11に接している。第2のn+ ドープ領域11
9の深さは100nmである。これは第2のドープシリ
コン層15の厚さよりも少ない。注入はリンで行われ
る。第1のn+ ドープ領域118と第2のn + ドープ領
域119との間の半導体柱体の表面には第2のワード線
115の1つが延びている(図11参照)。引続きSi
2 層120を堆積し、化学機械的研磨(CMP)によ
り平坦化する。SiO2 層120の平坦な表面は主面1
1の上方約500nmに配置されている。
【0039】次にフォトレジストマスク及び例えばA
r、CF4 、CHF3 での異方性エッチングによりSi
2 層120内に第2のn+ ドープ領域119に対する
接触孔を開口する。接触孔にメモリノード121を設け
る。そのため全面的にドープされたポリシリコン層を堆
積し、化学機械的研磨により平坦化する。メモリノード
121は1021cm-3のドーパント濃度のリンをインサ
イチューでドープされる。
【0040】メモリノード121のための接触孔を開口
するためフォトリソグラフィにより形成されるフォトレ
ジストマスクが必要となるが、その調整は第2のワード
線115が完全に窒化シリコンで覆われており、接触孔
のエッチングが窒化シリコンに対して選択的に行われる
ので特に問題とはならず、従ってフォトレジストマスク
の調整誤差は問題とならない。
【0041】その後SiO2 から成るコンデンサ誘電体
122、SiO2 、Si3 4 及びSiO2 から成る三
重層又はBST(バリウム−ストロンチウム−チタン酸
塩)又はSBT(ストロンチウム−ビスマス−タンタル
酸塩)から成る強誘電層を堆積する。コンデンサ誘電体
122は4nmの層厚で堆積される。このコンデンサ誘
電体122上にドープされたポリシリコンから成るコン
デンサ板123を施す。このコンデンサ板123はドー
パントとしてリンを1021cm-3のドーパント濃度でイ
ンサイチューでドープされたポリシリコンの堆積により
形成される。
【0042】この実施例ではそれぞれ2つの隣接する第
1のトレンチ17と第2のトレンチ110により画成さ
れる半導体柱体はそれぞれ2つのメモリセルを含んでい
る。この2つのメモリセルはビット線13′、ソース/
ドレイン領域としての第1のn+ ドープ領域118及び
その間に配置されているチャネル領域としての第1のp
ドープシリコン層14、第1のゲート誘電体111′及
び第1のワード線112′から構成される共通の第1の
選択トランジスタを有する。更にメモリセルはそれぞれ
第1のn+ ドープ領域118及びソース/ドレイン領域
としての第2のn+ ドープ領域119の1つ並びにその
間に配設されるチャネル領域としての第2のpドープシ
リコン層15、ゲート誘電体としての第2の誘電層11
4及びチャネル領域の上方に配設される第2のワード線
115から構成される第2の選択トランジスタを有す
る。第1のn+ ドープ領域118を介して2つの第2の
選択トランジスタは共通の第1の選択トランジスタと直
列に接続されている。第2のトレンチ110の上方に配
設されている第2のワード線115はこのメモリセル装
置内に電気的機能をもたない。それらの機能は窒化シリ
コンに対して選択的にメモリノード121のための接触
孔のエッチングを可能にすることにある。
【0043】共通の第1の選択トランジスタのしきい値
電圧は第1のpドープシリコン層14のドーピングによ
り調整される。第2の選択トランジスタのしきい値電圧
は第2のpドープシリコン層15のドーピングにより調
整される。或いは第2の選択トランジスタのしきい値電
圧は特別のチャネル注入により調整してもよい。
【0044】第1のワード線112′は第2のワード線
115に直交しており、それぞれ1つの半導体柱体を囲
む環状の素子を有する(図12参照)。
【0045】最小に形成可能の構造寸法Fの幅とFの間
隔を有する第1のトレンチ17と、SiO2 スペーサ1
90の幅を差引いたFの幅とSiO2 スペーサ190の
幅を加えて隣接する第2のトレンチ110の間の間隔5
Fを有する第2のトレンチ110を形成すると、それぞ
れ2つのメモリセルに12F2 の所要面積が生じる。即
ちメモリセル装置はメモリセル当たり6F2 の所要面積
で形成することができる。
【0046】第2の実施例ではSOI基板21を含み、
その上に第1のn+ ドープシリコン層22、第1のpド
ープシリコン層23、第2のn+ ドープシリコン層2
4、第2のpドープシリコン層25及び第3のn+ ドー
プ層26をエピタキシャル成長させた半導体基板が使用
される。第3のn+ ドープ層26は主面27に接してい
る(図13参照)。第1のn+ ドープシリコン層22を
300nmの層厚でドーパントとしてヒ素を1×1020
cm-3の濃度で形成する。第1のpドープシリコン層2
3を1×1018cm-3のドーパント濃度でホウ素をドー
プして200nmの層厚に形成する。第2のn+ ドープ
層24はヒ素を1×1019cm-3のドーパント濃度でド
ープして100nmの層厚に形成する。第2のpドープ
シリコン層25を200nmの層厚でホウ素を1×10
18cm-3のドーパント濃度で形成する。第3のn+ ドー
プ層26を200nmの層厚でヒ素を1×1019cm-3
のドーパント濃度で形成する。
【0047】主面27上にSiO2 層の堆積及び構造化
により第1のトレンチマスク28を形成する。SiO2
層はTEOS法で150nmの層厚で堆積される。フォ
トレジストマスクを使用してこの層をCHF3 、O2
異方性エッチングにより構造化する。フォトレジストマ
スクの除去後第1のトレンチ29をエッチングする。第
1のトレンチ29をHBr、He、O2 、NF3 での異
方性エッチングにより形成する。第1のトレンチ29は
第1のn+ ドープシリコン層22にまで達する。第1の
トレンチ29は条片状をしており、200nmの幅と隣
接する第1のトレンチ29との間に200nmの間隔を
有する。第1のトレンチ29の長さは5μm 、深さは8
00nmである。
【0048】第1のトレンチマスク28をHFで湿式化
学エッチングにより除去した後主面27に対してほぼ垂
直な第1のトレンチ29の側面に窒化シリコンスペーサ
210を形成する。そのため窒化シリコン層を70nm
の厚さに堆積し、異方性にCF4 、O2 、N2 でシリコ
ンに対して選択的にエッチングする。窒化シリコン層の
厚さは第1のトレンチ29の幅の1/3に相当する。
【0049】次にシリコンスペーサ210の間に残留す
る間隙を第1の絶縁構造211で満たす。そのためSi
2 層をTEOS法で堆積し、主面27が露出されるま
でCHF3 、O2 で異方性にエッチバックする(図14
参照)。
【0050】主面27上に第2のトレンチマスクをSi
2 層及び窒化シリコン層の堆積により形成する。Si
2 層はTEOS法で150nmの厚さで堆積される。
窒化シリコン層の厚さは70nmである。フォトレジス
トマスクを使用してCHF3、O2 での異方性エッチン
グにより窒化物層及びSiO2 層を構造化する。フォト
レジストマスクの除去後第2のトレンチ212を形成す
る。その際まずシリコンをHBr、He、O2 、NF3
で異方性にエッチングする。次にSiO2 を窒化物に対
して選択的にC2 6 、C3 8 でエッチングし、その
際第2のトレンチマスクの窒化シリコン層をハードマス
クとして使用する。引続き窒化シリコンスペーサ及び同
時に窒化シリコンハードマスクをH3 PO4 を使用する
湿式化学法により除去する。
【0051】第2のトレンチ212は第1のトレンチ2
9にほぼ垂直に延びている(図14のXV−XV線によ
り切断した図15参照)。第2のトレンチ212は20
0nmの幅、隣接する第2のトレンチ212との間に2
00nmの間隔及び5μm の長さの条片状の断面を有す
る。第2のトレンチ212の深さは800nmである。
従って第2のトレンチ212は同様に第1のn+ ドープ
シリコン層22にまで達する。
【0052】引続き第1の絶縁構造211を除去する。
これは酸化シリコンのHFを使用しての湿式化学エッチ
ングにより窒化シリコン及びシリコンに対して選択的に
行われる。
【0053】熱酸化により第1のゲート酸化物213を
5nmの厚さに形成する。次にインサイチュウーでドー
プされたポリシリコン層の堆積及びドープされたポリシ
リコン層の異方性エッチングにより第1のワード線21
4を形成する。このドープポリシリコン層はリンのドー
プにより堆積される。この層は70nmの厚さを有す
る。これは第1のトレンチ29並びに第2のトレンチ2
12の幅の1/3に相当する。従って第1のトレンチ2
9の対向する側面に配設された窒化シリコンスペーサ2
10間の間隙は満たされるが、主面27に対してほぼ垂
直に延びる側面が薄い第1のゲート酸化物213のみで
覆われる第2のトレンチ212は満たされない。ドープ
ポリシリコン層のエッチングはHe、HBr、Cl2
2 6 で異方性に行われる。異方性エッチングはワー
ド線214が第2のn+ ドープシリコン層24の範囲の
高さになるまで継続される。第1のワード線214は第
1のpドープシリコン23を完全に覆う高さを有する
(図16及び図17参照)。
【0054】第1のワード線214の部分はそれぞれ2
つの隣接する第1のトレンチ29と第2のトレンチ21
2により画成される1つの半導体柱体を環状に囲む。窒
化シリコンスペーサ210の間に残留する第1のトレン
チ29内の空隙はその際完全に第1のワード線214で
満たされている。従って第1のトレンチ29内では第1
のワード線214の環状の素子が共に接している。従っ
て第1のワード線214は互いに接する環状素子により
形成される。
【0055】引続きSiO2 層の堆積及び異方性エッチ
バックにより第2のトレンチ212内で隣接する第1の
ワード線214の間に残留する空隙を満たす第2の絶縁
構造215を形成する。第2の絶縁構造215の高さは
第1のワード線214のそれよりも高い。第2の絶縁構
造215は最大で第2のn+ ドープシリコン層24と第
2のpドープシリコン層25との界面にまで達する。S
iO2 層の堆積はTEOS法で行われる。これはAr、
CF4 、CHF3 での異方性エッチングである。この異
方性エッチングでは主面27上及び第2のトレンチ21
2の上方範囲にある第1のゲート酸化物が同様に除去さ
れる。
【0056】その後選択エピタキシーにより露出シリコ
ン表面上にシリコン構造216を成長させる。選択エピ
タキシーは700℃〜900℃の温度範囲でシランを含
むプロセスガスを使用して行われる。シリコン構造21
6は第2の絶縁構造215の上方の第2のトレンチ21
2の範囲の露出する側面を覆う。更にこのシリコン構造
は第3のn+ ドープシリコン層26の表面を覆う。シリ
コン構造216はそれが成長するシリコン表面に対し垂
直に70nmの寸法を有する。これは第2のトレンチ2
12の幅の1/3の相当する。従って第2のトレンチ2
12は満たされない。第1のトレンチ29の側面は窒化
シリコンスペーサ210により覆われているので、第1
のトレンチ29の側面にシリコンは成長しない(図18
及び図19参照)。
【0057】H3 PO4 を使用する湿式化学法で窒化シ
リコンをシリコンに対して選択的にエッチングする。こ
のようなエッチングにより第3のn+ ドープシリコン層
26及び第2のpドープシリコン層25の側面は少なく
とも部分的に露出される。それにより第1のトレンチ2
9内の窒化シリコンスペーサ210の高さが削減される
(図20参照)。
【0058】熱酸化により第2のゲート酸化物217を
露出シリコン表面に形成する。特に第2のゲート酸化物
217は第1のトレンチ29内の第2のpドープシリコ
ン層25の露出表面に形成される(図20及び図21参
照)。第2のゲート酸化物217は5nmの層厚で形成
される。
【0059】インサイチューでドープされたポリシリコ
ン層の堆積及びドープポリシリコン層の異方性エッチバ
ックにより第2のワード線218を形成する。インサイ
チューでドープされるポリシリコン層はリンでドープさ
れ、1021cn-3のドーパント濃度を有する。ドープポ
リシリコン層を70nmの厚さに堆積する。これは第1
のトレンチ29並びに第2のトレンチ212の幅の1/
3に相当する。この異方性エッチングは第1のトレンチ
29の範囲内で第3のn+ ドープシリコン層26の側面
が部分的に露出されるまで継続される(図20参照)。
【0060】主面の範囲の第2のトレンチ212の幅が
シリコン構造216により約1/3に削減されているの
で、ドープポリシリコン層は第2のトレンチ212を満
たす。従って第2のワード線218は第2のトレンチの
幅を満たす。第2のワード線218はそれぞれ1つのシ
リコン柱体を囲む環状の素子を含んでいる。第2のトレ
ンチ212内の隣接する環状素子は互いに衝合し、それ
により第2のワード線218は互いに隣接する環状の素
子の鎖として形成される。
【0061】第1のトレンチ29を第3の絶縁構造21
9で満たす。そのためSiO2 層をTEOS法で堆積
し、CHF3 、02 で異方性にエッチングする。第3の
絶縁構造219の高さは主面で終わる。
【0062】20keVのエネルギー及び1014cm-2
の線量でのヒ素の注入により主面27に配置されたメモ
リノード220を形成する。メモリノード220は主面
27にあるシリコン構造216の一部から形成される。
メモリノード220は第3のn+ ドープシリコン層26
と電気的に接続されている。
【0063】引続きコンデンサ誘電体221を全面的に
堆積する。コンデンサ誘電体221はSiO2 、又はS
iO2 、Si3 4 及びSiO2 から成る三重層又は高
ε誘電体、例えばBST(バリウム−ストロンチウム−
チタン酸塩)又はSBT(ストロンチウム−ビスマス−
タンタル酸塩)から形成される。
【0064】コンデンサ誘電体221の上にコンデンサ
板222を施す。コンデンサ誘電体221はインサイチ
ューでドープされた200nmの層厚のポリシリコンの
堆積及びこのドープされたポリシリコン層の平坦化によ
り形成される。このドープポリシリコン層は1021cm
-3のドーパント濃度のリンをドープされている(図22
参照)。
【0065】図23は図22のXXIII−XXIII
線による切断面を示す。図24は図22のXXIV−X
XIVの切断線による断面を示す。第1のワード線21
4及び第2のワード線218はそれぞれ環状素子の鎖と
して形成されており、それぞれ互いに上下に並列に延び
ている。第1のワード線214及び第2のワード線21
8は互いに直交している。
【0066】メモリセル装置のこの実施形態ではそれぞ
れ2つの隣接する第1のトレンチ29と第2のトレンチ
212により画成される半導体柱体はそれぞれ1つのメ
モリセルを含んでいる。このメモリセルは、ソース/ド
レイン領域としての第1のn + ドープシリコン層22及
び第2のn+ ドープシリコン層24、チャネル領域とし
ての第1のpドープシリコン層23、ゲート電極として
の第1のゲート酸化物及び第1のワード線214から構
成される第1の選択トランジスタを有する。メモリセル
の第2の選択トランジスタはソース/ドレイン領域とし
ての第2のn+ドープシリコン層24及び第3のn+
ープシリコン層26、チャネル領域としての第2のpド
ープシリコン層25、ゲート電極としての第2のゲート
酸化物217及び第2のワード線218から構成され
る。第1の選択トランジスタ及び第2の選択トランジス
タは共通のソース/ドレイン領域の作用をする第2のn
+ ドープシリコン層14を介して直列に接続されてい
る。第1のn+ ドープシリコン層22は共通のビット線
として作用する。
【0067】この実施例の1変形においては第2のn+
ドープシリコン層24がpドープシリコン層と置換され
る。この場合各メモリセルは1つの選択トランジスタの
みを含むが、このトランジスタは上下に配置されそれら
の分散フィールドが互いに重複する大きさを有する2つ
のゲート電極を介して制御される。重複する分散フィー
ルドは投入状態において、第1のn+ ドープシリコン層
22から第3のn+ ドープシリコン層26への導電チャ
ネルが全てのpドープシリコン層にわたって形成する働
きをする。導電チャネルが2つのゲート電極の制御時に
のみ形成されるので、この選択トランジスタは直列に接
続された2つの選択トランジスタの作用をする。
【0068】第1のワード線WLXi(i=1〜n)と
第2のワード線WLYi(i=1〜n)を有するメモリ
セル装置及び共通のビット線プレートBLPにおいて情
報を書込むためにデータワードをデータ線DLを介して
第1のシフトレジスタSR1に読込む。それと同時にデ
ータワードをインバータIを介して反転させ、第2のシ
フトレジスタSR2に読込む。第1のシフトレジスタS
R1の出力はスイッチS1を介して第1のワード線WL
Xi(i=1〜n)と接続されている。第2のシフトレ
ジスタの出力はスイッチS2を介して第1のワード線W
LXi(i=1〜n)と接続されている。
【0069】論理値1を有する情報の書込みには第1の
シフトレジスタSR1の出力を第1のワード線WLXi
(i=1〜n)と接続するようにスイッチS1を制御す
る。ビット線プレートBLPに論理値1に相応する電圧
値を印加する。第1のワード線WLXi(i=1〜n)
及び第2のワード線WLYi(i=1〜n)を介して論
理値1が記憶される個々のメモリセルを制御する。この
ようにしてビット線プレートBLPを再充電することな
く全てのメモリセルは論理値1が記憶される第2のワー
ド線WLYi(i=1)に沿って1が書込まれる。
【0070】引続き第1のワード線WLXi(i=1〜
n)と第1のシフトレジスタSR1との間の接続をスイ
ッチS1の適切な制御により遮断し、ビット線プレート
BLPを論理値0に相当する電圧レベルに印加する。次
に第2のシフトレジスタSR2を第1のワード線WLX
i(i=1〜n)と接続するようにスイッチS2を制御
する。次いで第1のワード線WLXi(i=1〜n)と
第2のワード線WLYi(i=1〜n)を介して論理値
0を記憶すべき個々のメモリセルを制御する。その次の
データワードは相応して読込まれるが、その際第2のワ
ード線WLYi(i=2)が投入接続される。それ以後
のデータワードの読込みには第2のワード線WLYiの
インデックスiをi=3以上に増やす(図25参照)。
【0071】第1のワード線WLXi(i=1〜n)及
び第2のワード線WLYi(1=1〜n)及び条片状の
ビット線BLi(i=1〜n)を有するメモリセル装置
の読出しには、条片状のビット線BLiに沿って配置さ
れている個々のメモリセルを順次その第1のワード線W
LXi及びその第2のワード線WLYi(i=1〜n)
を介して制御する(図26参照)。データの読出しは全
てのビット線BLi(i=1〜n)に対して並列に行わ
れる。この並列読出しはセルブロックZB内で行われ
る。それに加えて更に並列読出しする複数のセルブロッ
クを設定することができる。それによりデータアクセス
時間が短縮される。
【0072】DRAMセル装置内のデータをリフレッシ
ュするには図26に記載されているようにまず格納され
た情報をシフトレジスタ内に読出し、引続き図25に記
載されているように再び読込む。この作動方法の利点は
読出された格納情報がワード線の制御のみに役立ち、メ
モリセル内の電圧レベルを上げるのに使用されないこと
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1のトレンチマスクを有する半導体基板の断
面図。
【図2】第1のトレンチをエッチングした後の半導体基
板の断面図。
【図3】第2のトレンチマスクを形成後の半導体基板の
断面図。
【図4】図3のIV−IV線による断面図。図3の切断
面は図4ではIII−IIIで記されている。
【図5】第2のトレンチをエッチングした後の図4に示
す半導体基板の断面図。
【図6】第1の誘電層と第2の誘電層を形成後の図3に
示す半導体基板の断面図。
【図7】図6のVII−VII線による断面図。図6の
切断面は図7ではV−Vで記されている。
【図8】第1のワード線、第2の誘電層及び第2のワー
ド線を形成後の図6に示す半導体基板の断面図。
【図9】図8のIX−IX線による断面図。図9では図
8に示す切断面はVIII−VIIIで記されている。
【図10】第1のn+ ドープ領域と第2のn+ ドープ領
域を形成した後並びに中間酸化物層の堆積及び接触部を
開口し、コンデンサ誘電体及びコンデンサ板を形成した
後の図8に示す断面図。
【図11】図10のXI−XI線の断面図。図11には
図10に示された切断面はX−Xと記されている。
【図12】図10及び図11のXII−XII線による
断面図。図10及び図11に示されている切断面はX−
XもしくはX1−XIと記されている。
【図13】第1のトレンチを形成後の半導体基板の断面
図。
【図14】第1のトレンチの側面に窒化物スペーサを形
成し、第1のトレンチをSiO2構造で満たした後の図
13に示されている半導体基板の断面図。
【図15】第2のトレンチを形成後の半導体基板の図1
4のXV−XV線による断面図。図14に示されている
切断面はXIV−XIVと記されている。
【図16】第2の絶縁構造で覆われている第1のゲート
誘電体及び第1のワード線を形成後の半導体基板の図1
4に示されている断面図。
【図17】半導体基板の図16のXVII−XVII線
による断面図。図16に示されている半導体基板の切断
面は図17ではXVI−XVI線で記されている。
【図18】第2の補助構造を形成するための選択エピタ
キシーを行った後の図16に示されている断面図。
【図19】図18のXIX−XIX線による断面図。図
19では図18に示された切断面はXVII−XVII
線で記されている。
【図20】第1の補助構造をエッチバックし、第2のゲ
ート誘電体、第2のワード線及び第3の絶縁構造を形成
後並びに注入後の図18の断面図。
【図21】図20のXXI−XXI線による断面図。図
21では図20の切断面はXX−XXと記されている。
【図22】コンデンサ誘電体及びコンデンサ板を形成後
の図20の断面図。
【図23】図22のXXIII−XXIII線による断
面図。
【図24】図22のXIV−XIV線による断面図。
【図25】第1のワード線及び第2のワード線を有する
メモリセル装置内に情報を書込む回路を示す概略図。
【図26】第1のワード線及び第2のワード線及び条片
状の埋込みビット線を有するメモリセル装置の読出し回
路を示す概略図。
【符号の説明】
11 主面 12 pドープ基板本体 13 n+ ドープシリコン層 13′ ビット線 14 第1のpドープ層 15 第2のpドープ層 16 第1のトレンチマスク 17 第1のトレンチ 18 SiO2 層 18′ 第2のトレンチマスク 18′′ 第1の絶縁構造 19 フォトレジストマスク 190 SiO2 スペーサ 110 第2のトレンチ 111 第1の誘電層 111′第1のゲート誘電体 112 導電層 112′ 第1のワード線 113 第2の絶縁構造 114 第2の誘電層 115 第2のワード線 116 窒化シリコン構造 117 窒化シリコンスペーサ 118 第1のn+ ドープ領域 119 第2のn+ ドープ領域 120 SiO2 層 121 メモリノード 122 コンデンサ誘電体 123 コンデンサ板 21 SOI基板 22 第1のn+ ドープシリコン層 23 第1のpドープシリコン層 24 第2のn+ ドープシリコン層 25 第2のpドープシリコン層 26 第3のn+ ドープシリコン層 27 主面 28 第1のトレンチマスク 29 第1のトレンチ 210 窒化シリコンスペーサ 211 第1の絶縁構造 212 第2のトレンチ 213 ゲート酸化物 214 第1のワード線 215 第2の絶縁構造 216 シリコン構造 217 第2のゲート酸化物 218 第2のワード線 219 第3の絶縁構造 220 メモリノード 221 コンデンサ誘電体 222 コンデンサ板 WLXi 第1のード線(i=1〜n) WLYi 第2のワード線(i=1〜n) BLP ビット線プレート ZB セルブロック BLi ビット線(i=1〜n) DL データライン Iインバータ S1 第1のスイッチ S2 第2のスイッチ SR1 第1のシフトレジスタ SR2 第2のシフトレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォルフガング レスナー ドイツ連邦共和国 81739 ミュンヘン ハインツェルメンヒェンシュトラーセ 2 (72)発明者 ロタール リッシュ ドイツ連邦共和国 85579 ノイビベルク ティチアンシュトラーセ 27 (72)発明者 ティル シュレーサー ドイツ連邦共和国 80339 ミュンヘン パークシュトラーセ 28 (72)発明者 パウル−ウェルナー フォン バッセ ドイツ連邦共和国 82515 ウォルフラー ツハウゼン ハイグル シュトラーセ 60

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に多数のメモリセルが備えら
    れており、 これらのメモリセルがそれぞれ半導体基板の主面に関し
    て垂直な少なくとも1つの選択トランジスタを有し、こ
    の選択トランジスタがメモリ素子(121、122、1
    23)と接続されており、 メモリセルがそれぞれ第1のワード線(112′)と第
    2のワード線(115)を介して制御可能であり、その
    際第1のワード線(112′)と第2のワード線(11
    5)が互いに交差していることを特徴とするメモリセル
    装置。
  2. 【請求項2】 それぞれ複数のメモリセルが1つのセル
    ブロックにまとめられており、 各セルブロックのメモリセルが共通のビット線(22)
    と接続されていることを特徴とする請求項1記載のメモ
    リセル装置。
  3. 【請求項3】 メモリセルがそれぞれ直列に接続されて
    いる第1の選択トランジスタと第2の選択トランジスタ
    を有しており、第1の選択トランジスタが第1のワード
    線により、第2の選択トランジスタが第2のワード線に
    より制御可能であることを特徴とする請求項1又は2記
    載のメモリセル装置。
  4. 【請求項4】 第1の選択トランジスタが半導体基板の
    主面(11)に関して垂直のトランジスタとして形成さ
    れており、 第1の選択トランジスタと第2の選択トランジスタが互
    いに上下に配置されていることを特徴とする請求項3記
    載のメモリセル装置。
  5. 【請求項5】 第2の選択トランジスタが半導体基板の
    主面(27)に関して垂直のトランジスタとして形成さ
    れていることを特徴とする請求項4記載のメモリセル装
    置。
  6. 【請求項6】 半導体基板が、主面(11)に接しその
    側面が主面(11)と交差する半導体柱体を有してお
    り、 それぞれメモリセルの1つの選択トランジスタがMOS
    トランジスタとして形成され、1つの半導体柱体の少な
    くとも1つの側面に配設されていることを特徴とする請
    求項4又は5記載のメモリセル装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板が、主面(11)に接しその
    側面が主面(11)と交差しかつ格子状に配置されてい
    る半導体柱体を有しており、 メモリセルの第1の選択トランジスタと第2の選択トラ
    ンジスタがそれぞれ1つの半導体柱体の少なくとも1つ
    の側面に沿って配設されており、 第1のワード線(214)が隣接する半導体柱体を囲み
    互いに接続されている環状の素子を有しており、 第1のワード線(214)と直交する第2のワード線
    (218)が隣接する半導体柱体を囲み互いに接続され
    ている環状の素子を有していることを特徴とする請求項
    5記載のメモリセル装置。
  8. 【請求項8】 メモリセルがそれぞれ第1のワード線と
    第2のワード線を介して制御可能の唯1つの選択トラン
    ジスタを有していることを特徴とする請求項1又は2記
    載のメモリセル装置。
  9. 【請求項9】 半導体基板が、主面(27)と交差する
    側面を有し格子状に配置されている半導体柱体を有して
    おり、 メモリセルの選択トランジスタが1つの半導体柱体の少
    なくとも1つの側面に沿って配設されており、ソース領
    域、ドレイン領域、及びソース領域とドレイン領域との
    間に互いに上下に配置されている第1のゲート電極及び
    第2のゲート電極を有しており、 第1のワード線(214)が隣接する半導体柱体を囲み
    互いに接続されている環状の素子を有しており、 第1のワード線(214)と直交する第2のワード線
    (218)が隣接する半導体柱体を囲み互いに接続され
    ている環状の素子を有しており、 第1のワード線(214)が第1のゲート電極と、第2
    のワード線(218)が第2のゲート電極と接続されて
    いることを特徴とする請求項8記載のメモリセル装置。
  10. 【請求項10】 メモリ素子としてメモリキャパシタが
    備えられていることを特徴とする請求項1乃至9のいず
    れか1つの記載のメモリセル装置。
  11. 【請求項11】 ビット線が半導体基板内に埋込まれた
    ビット線として形成されており、 メモリキャパシタが半導体基板の主面及び/又はその上
    方に配設されていることを特徴とする請求項10記載の
    メモリセル装置。
  12. 【請求項12】 メモリ素子と接続されているそれぞれ
    少なくとも1つの縦型選択トランジスタを有し、それぞ
    れ第1のワード線と第2のワード線を介して制御可能で
    あり、その際第1のワード線と第2のワード線が互いに
    交差しているメモリセルを形成することを特徴とするメ
    モリセル装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 半導体基板の主面内に第1のトレンチ
    と第2のトレンチをエッチングし、その際それぞれ隣接
    する第1のトレンチと隣接する第2のトレンチにより画
    成され主面に直交する側面を有する半導体柱体が形成さ
    れるように、第1のトレンチが第2のトレンチに交差し
    ており、 メモリセルの選択トランジスタが、ソース及び/又はド
    レイン領域が少なくとも部分的に半導体柱体の側面に接
    しソース及びドレイン領域との間の第1のゲート電極と
    第2のゲート電極がその側面に配設されるように、それ
    ぞれ1つの半導体柱体の少なくとも1つの側面に沿って
    形成されており、その際第1のゲート電極が第1のワー
    ド線と、また第2のゲート電極が第2のワード線と接続
    されることを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 メモリセルがそれぞれ直列に接続され
    ている第1の選択トランジスタと第2の選択トランジス
    タを有しており、 半導体基板の主面内に第1のトレンチと第2のトレンチ
    をエッチングし、その際主面と交差する側面を有する半
    導体柱体が形成されるように、第1のトレンチが第2の
    トレンチと交差し、 メモリセルの第1の選択トランジスタと第2の選択トラ
    ンジスタをそれぞれ1つの半導体柱体の少なくとも1つ
    の側面に互いに上下に形成し、その際第1の選択トラン
    ジスタに第1のゲート電極を、また第2の選択トランジ
    スタに第2のゲート電極を設け、第1のゲート電極が第
    1のワード線と、また第2のゲート電極が第2のワード
    線と接続されることを特徴とする請求項12記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 第1のゲート電極の範囲内に、隣接す
    る半導体柱体の間隔が第1のトレンチの方向に第2のト
    レンチの方向の間隔よりも大きくなるようにそれぞれ半
    導体柱体の少なくとも1つの側面に第1の補助構造を形
    成し、 第1のゲート電極を環状に形成し、その際第1のゲート
    電極が各半導体柱体を環状に囲み、第2のトレンチの方
    向に隣接するメモリセルの第1のゲート電極が互いに隣
    接して第1のワード線の一部を形成し、 第2のゲート電極の範囲内に半導体柱体の少なくとも1
    つの側面に、第2のトレンチの方向に隣接する半導体柱
    体の間隔が第1のトレンチの方向の間隔よりも大きくな
    るように第2の補助構造を形成し、 第2のゲート電極を環状に形成し、その際第2のゲート
    電極がそれぞれ半導体柱体を囲み、第1のトレンチの方
    向に隣接するメモリセルの第2のゲート電極が互いに隣
    接して第2のワード線の一部を形成することを特徴とす
    る請求項13又は14記載の方法。
  16. 【請求項16】 第1の補助構造及び/又は第2の補助
    構造を同形堆積及び異方性エッチングにより及び/又は
    選択エピタキシーにより形成することを特徴とする請求
    項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 メモリセルが直列に接続されているそ
    れぞれ第1の選択トランジスタと第2の選択トランジス
    タを有しており、 半導体基板の主面内に第1のトレンチ及び第2のトレン
    チをエッチングし、その際第1のトレンチが第2のトレ
    ンチと交差し、それにより主面と交差する側面を有する
    半導体柱体が形成され、 メモリセルの第1の選択トランジスタをそれぞれ1つの
    半導体柱体の少なくとも1つの側面に、またメモリセル
    の第2の選択トランジスタを主面の範囲に形成すること
    を特徴とする請求項12記載の方法。
  18. 【請求項18】 半導体基板内に埋込みドープ層を形成
    し、 埋込みドープ層から条片状のドープ領域の形の埋込みビ
    ット線を形成するように第1のトレンチの深さを調節
    し、 第2のトレンチの深さが第1のトレンチのそれよりも少
    ないことを特徴とする請求項13乃至17のいずれか1
    つに記載の方法。
  19. 【請求項19】 それぞれビット線とメモリ素子との間
    に接続されている少なくとも1つの選択トランジスタを
    有し、互いに交差している第1のワード線と第2のワー
    ド線を介して制御可能であるメモリセルを有するメモリ
    装置の作動方法において、 情報の読出しのためにメモリセルを第1のワード線と第
    2のワード線を介して制御し、ビット線を並列読出しす
    ることを特徴とするメモリセル装置の作動方法。
  20. 【請求項20】 それぞれビット線とメモリ素子との間
    に接続されている少なくとも1つの選択トランジスタを
    有し、互いに交差している第1のワード線と第2のワー
    ド線を介して制御可能であるメモリセルを有するメモリ
    セル装置の作動方法において、 情報の書込みのためにそれぞれ複数のメモリセルを1つ
    のセルブロックにまとめ、 情報をセルブロックに書込むためにセルブロックの全て
    のビット線を情報に相応する1つの電圧レベルに印加
    し、メモリセルを第1のワード線と第2のワード線を介
    して制御することを特徴とするメモリセル装置の作動方
    法。
  21. 【請求項21】 データワードを第1のシフトレジスタ
    に格納し、その出力を第1のスイッチを介して第1のワ
    ード線と接続し、 データワードをインバータを介して反転させて第2のシ
    フトレジスタに格納し、その出力を第2のスイッチを介
    して第1のワード線と接続し、 ビット線を第1の電圧レベルに印加し、第1のシフトレ
    ジスタが第1のワード線と接続されるように第1のスイ
    ッチを制御し、 ビット線を第2の電圧レベルに印加し、第2のスイッチ
    を第2のシフトレジスタが第1のワード線と接続される
    ように制御することを特徴とする請求項20記載の作動
    方法。
JP10358127A 1997-12-17 1998-12-16 メモリセル装置、その製造方法及び作動方法 Abandoned JPH11243183A (ja)

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