JPH10312896A - 放電灯の点灯回路 - Google Patents

放電灯の点灯回路

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JPH10312896A
JPH10312896A JP9125418A JP12541897A JPH10312896A JP H10312896 A JPH10312896 A JP H10312896A JP 9125418 A JP9125418 A JP 9125418A JP 12541897 A JP12541897 A JP 12541897A JP H10312896 A JPH10312896 A JP H10312896A
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電灯の点滅状態の検出時間が、点滅時の消
灯時間に左右されないようにし、そのために著しいコス
トの上昇を伴わないように回路を構成する。 【解決手段】 放電灯の点灯回路1において、放電灯3
の点滅状態を検出する検出手段5と、該検出手段5から
の検出信号に応じて放電灯3の異常を判断してその旨を
表示し又は放電灯3への電力供給を停止する異常判断手
段6とを設ける。そして、検出手段5からの検出信号に
より、放電灯3の消灯時間が第1の設定時間以上であっ
て、かつ、放電灯3の点灯時間が第2の設定時間以下で
ある状態が、所定時間又は所定回数以上に亘って繰り返
された場合に、これを放電灯3の点灯異常であると異常
判断手段6が判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯の点滅状態
を検出する検出手段を備えた点灯回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近時、車輌用灯具の光源として小型の放
電灯(例えば、メタルハライドランプ)が注目されてお
り、点灯回路の構成として、直流電源、スイッチング電
源回路、直流−交流変換回路を備えたものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の点灯
回路にあっては、放電灯がその寿命末期を迎えた場合あ
るいは外的な要因によって放電灯が点滅状態に陥った場
合に、この状態が継続してしまう虞が生じるという問題
がある。
【0004】そこで、放電灯が点灯状態にあるか否かを
放電灯のランプ電流に基づいて検出する検出手段と、該
検出手段からの2値信号に応じて充放電が行われるコン
デンサを設け、該コンデンサの端子電圧値を所定の閾値
と比較することによって放電灯が点滅状態に陥ったこと
を検出して、例えば、放電灯への電力供給を停止する等
の回路構成が考えられる。
【0005】しかしながら、このような回路では下記に
示す不都合が残される。
【0006】(i)点滅時における消灯状態の時間的割
合(デューティーサイクル)によって検出時間が変化し
てしまう (ii)検出時間を、ユーザーが放電灯の点滅状態を充
分に認識することができる程長い時間に設定するために
はコンデンサの静電容量を大きくする必要がある。
【0007】(i)については、図6に示すように、横
軸に点滅時における消灯状態のデューティーサイクル、
つまり、点滅の1周期に占める消灯時間の割合(これを
「DS」と記す。)をとり、縦軸に検出時間(これを
「TS」と記す。)をとってグラフ曲線gに示すと、点
aに示すように、DSが大きい点滅状態では検出時間が
短いため、検出信号によって直ちに放電灯への電力供給
が停止されてしまうことになる。従って、放電灯の点滅
をユーザーが認識する前に放電灯が消灯した場合には、
ユーザーは点滅の原因が放電灯の寿命等に起因すること
を特定することができず、ランプ交換をユーザーに促す
ことができない。よって、このような不都合を回避する
ためには(ii)のようにコンデンサの静電容量を大き
くする必要が生じ、コスト上昇の原因となる。
【0008】本発明は、放電灯の点滅状態の検出時間
が、点滅時の消灯時間に左右されないようにし、しか
も、そのために著しいコストの上昇を伴わないようにす
ることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するために、放電灯の点滅状態を検出する検出手段
からの検出信号によって、放電灯の消灯時間が第1の設
定時間以上であって、かつ、放電灯の点灯時間が第2の
設定時間以下である状態が繰り返された場合に、これを
放電灯の点灯異常であると異常判断手段が判断するもの
である。
【0010】本発明によれば、放電灯の消灯時間や点灯
時間と、これらに対して各別に設定される時間との間の
比較を行うとともに、比較結果の繰り返しが認められる
のを待って放電灯の点灯異常の如何を判断しているの
で、放電灯の点滅周期に占める消灯状態の時間的割合に
よって検出時間が左右されることがない。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る点灯回路の基
本構成を示すものであり、点灯回路1は、電源2からの
供給電圧に基づいて放電灯3の点灯制御を行う点灯制御
手段4と、放電灯3の点滅状態を検出する検出手段5
と、該検出手段5からの検出信号に応じて放電灯3の異
常を判断してその旨を表示し又は放電灯3への電力供給
を停止する異常判断手段6とを備えている。
【0012】電源2は直流電源又は交流電源とされ、点
灯制御手段4の入力端子4a、4a′に接続されてい
る。また、放電灯3は点灯制御手段4の出力端子4b、
4b′に接続されており、点灯制御手段4により放電灯
3の電力制御が行われる。尚、点灯制御手段4には既知
の方式(正弦波点灯方式や矩形波点灯方式等。)の構成
が用いられ、例えば、放電灯3の点灯初期に放電灯の定
格電力を上回る電力を供給することによって放電灯の発
光を促進させる制御を行ったり、あるいは放電灯3の定
常点灯時において安定した定電力制御を行う。
【0013】点灯制御手段4の後段には起動手段7が設
けられており、該起動手段7によって、放電灯3に高電
圧パルス(起動パルス)が印加されてその起動が行われ
る。
【0014】検出手段5は、放電灯3がその寿命末期を
迎えた場合や、その他の原因によって点滅状態に陥った
ことを検出するものであり、例えば、放電灯3のランプ
電流又はランプ電圧の検出信号に基づいて放電灯が点灯
しているか又は消灯しているかを判断する。
【0015】異常判断手段6は、放電灯3の点滅時に得
られる検出手段5からの検出信号に基づいて、放電灯の
消灯時間が第1の設定時間(以下、これを「T1」と記
す。)以上であって、かつ、放電灯の点灯時間が第2の
設定時間(以下、これを「T2」と記す。)以下である
状態が繰り返された場合に、これを放電灯の点灯異常が
生じたと判断する。
【0016】図2は異常判断手段6の動作についての説
明図であり、信号S5は検出手段5によって得られる検
出信号を示しており、信号S6は異常判断手段6の判断
結果を示す出力信号である。
【0017】同図の大円内に拡大して示すように、信号
S5がH(ハイ)信号であるときの期間(これを「To
n」と記す。)は、放電灯3が点灯状態であることを示
しており、また、信号S5がL(ロー)信号であるとき
の期間(これを「Toff」と記す。)は、放電灯3が
消灯状態であることを示している。
【0018】異常判断手段6は、Toff≧T1かつT
on≦T2である状態が繰り返された場合に、これを放
電灯3の点灯異常が生じたものと判断して、例えば、信
号S6をH信号とする。
【0019】尚、Toff≧T1かつTon≦T2の状
態の繰り返しについての判断は、当該状態の継続時間又
は回数によって行うことができる。即ち、繰り返しの時
間によって判断する場合には、Toff≧T1かつTo
n≦T2の状態の継続時間が、第3の設定時間(これを
「T3」と記す。)以上に亘って繰り返された場合に、
放電灯の点灯異常が生じたと判断すれば良い。また、繰
り返しの回数で判断する場合には、Toff≧T1かつ
Ton≦T2の状態が、所定の回数(これを「CN」と
記す。)以上に亘って繰り返された場合に、放電灯の点
灯異常が生じたと判断すれば良い。
【0020】上記T1乃至T3やCNの設定値について
は、放電灯の点滅に係る機構を考慮して規定することが
好ましい。例えば、放電灯がその寿命末期を迎えると、
起動パルスにより一旦は点灯するが、その後のランプ電
流の減少によって点灯の維持が困難となって消灯する。
この時、点灯制御手段4は起動手段7を動作させて放電
灯の再起動をかけて放電灯を点灯させるといった周期的
動作が繰り返されて放電灯の点滅状態が発生することに
なる。
【0021】よって、設定時間T1については、起動手
段7により放電灯3に起動をかけるのに要する最小時間
より短い時間であって、かつ充分なノイズマージンを有
する時間(電磁干渉等を低減するため。)に規定するこ
とが好ましい。
【0022】また、設定時間T2については、放電灯の
消灯時間Toffに対して、ユーザーが放電灯の点滅状
態(チラツキを含む。)を認識することが可能な点灯時
間となるように規定する。
【0023】設定時間T3については、放電灯が上記設
定時間T1での消灯及び設定時間T2での点灯を周期的
にくり返した場合に、この点滅状態の発生がユーザーに
対して放電灯の交換等、所期の行動を促すに足る時間
(T1、T2に比してかなり長い時間)に規定し、設定
回数CNについても同様の考え方で規定する。
【0024】異常判断手段6は、上記放電灯3の点灯異
常を判断してその旨を表示手段8により表示したり、あ
るいは保護手段9により放電灯3への電力供給を停止す
る。尚、保護手段9による放電灯3への電力供給の停止
については、例えば、電源2から点灯制御手段4への給
電ライン上にスイッチ手段(リレー接点や半導体スイッ
チ素子等。)を設けてそのオン/オフ制御を行う方法
や、電源2に基づいて所定の電源電圧を生成して点灯制
御手段4の構成部分に供給するための定電源回路を設け
てその動作/不動作を制御する方法(スイッチ手段の接
点容量や耐圧に関する問題がなく、また、回路構成の複
雑化や著しいコストの上昇を伴うことなく放電灯への電
力供給や停止制御を比較的簡単に行うことができる。)
等が挙げられる。
【0025】
【実施例】図3乃至図5は本発明を交流点灯方式の点灯
回路に適用した実施例を示すものである。
【0026】図3に示す点灯回路10において、直流電
源回路11は、直流電源12からの電圧に基づいて所望
の直流電圧を生成してこれを後段の交流出力回路13に
送出するものであり、例えば、スイッチング電源回路の
構成を用いることができ、チョッパー型、フォワード
型、フライバック型、ハーフブリッジ型、フルブリッジ
型等の既知の構成を用いることができる。
【0027】交流出力回路13は、放電灯に供給する交
流電圧を生成するものであり、例えば、複数の3端子半
導体スイッチ素子を対にしてブリッジ型の構成とし、各
半導体スイッチ素子を複数の組みに分けてそれらの相反
的なスイッチング制御を行うことで矩形波を出力するよ
うにした回路等が挙げられる。
【0028】起動回路14は、放電灯への起動パルスを
発生してこれを上記交流出力回路13の出力電圧に重畳
し、交流出力端子15と15′との間に接続された放電
灯16に印加して起動をかけるための回路である。
【0029】電流/電圧検出回路17は放電灯16のラ
ンプ電圧やランプ電流の相当信号を得るための回路であ
り、例えば、図示するように直流電源回路11と交流出
力回路13との間に設けられて、電圧検出用の分圧抵抗
18、18′により直流電源回路11の出力電圧を検出
したり、電流検出用のシャント抵抗19によって直流電
源回路11の出力電流を検出する。尚、電流/電圧検出
回路17′(同図に2点鎖線で示す。)に示すように、
これを交流出力回路13より後段側に設けて、放電灯1
6のランプ電圧やランプ電流を直接検出しても良い(起
動回路14等の内部に設けられた電流/電圧検出回路を
流用することができる場合には、電流/電圧検出回路1
7′は不要である。)。また、これらの検出回路17や
17′によって得られる信号は、直流電源回路11の出
力電圧を制御することによって放電灯16の電力制御を
行う(例えば、放電灯16の点灯初期にはその発光を促
進して放電灯16の始動時間や再始動時間の短縮化を図
ったり、放電灯の光束が安定した以後は放電灯を定格電
力で点灯させる等。)ための制御回路(図示せず。)の
基礎情報として利用される。
【0030】点灯状態検出回路20は、上記電流/電圧
検出回路17又は17′からの検出信号に基づいて放電
灯16が点灯状態であるか否かを検出するものであり、
上記した検出手段5に相当する。例えば、図4に示すよ
うに、シャント抵抗19の検出電流を差動アンプ21で
増幅した後、その出力をコンパレータ22のプラス入力
端子に供給する。そして、コンパレータ22のマイナス
入力端子には、比較の閾値を規定する基準電圧(これを
「Eref」と記し、図では定電圧源の記号で示す。)
を供給し、該コンパレータ22の比較出力を検出信号
(これを「St」と記す。)として取り出す。尚、差動
アンプ21を構成する演算増幅器の非反転入力端子は、
分圧抵抗を介してシャント抵抗19の一端に接続され、
該シャント抵抗19の他端が抵抗を介して演算増幅器の
反転入力端子に接続されている。
【0031】この回路では、基準電圧Erefを設定す
ることによって、コンパレータ22の出力信号として
は、ランプ電流に係る検出値がEref以上である場合
に放電灯16が点灯状態であることを示すH信号が得ら
れ、また、ランプ電流に係る検出値がEref未満であ
る場合に放電灯16が消灯状態(あるいは放電灯の電流
リーク状態)であることを示すL信号が得られる。
【0032】異常判定回路23は、点灯状態検出回路2
0からの検出信号に基づいて放電灯16の点灯異常を判
断するものであり、上記異常判断手段6に相当する。
【0033】図5は異常判定回路23の構成例を示すも
のであり、3つのカウンタ24、25、26を備えてい
る。
【0034】初段のカウンタ24は、そのリセット端子
(R)に上記検出信号Stが入力され、そのネガティブ
エッジトリガーのクロック信号入力端子(CKの上に
「−」を付して示す。)には図示しない信号発生回路か
らのクロック信号(これを「φ1」と記す。)とカウン
タ24の所定段の出力端子(Qn)の信号との論理和信
号が2入力ORゲート27から入力される。尚、このカ
ウンタ24の設定時間を「ST1」とする。
【0035】次段のカウンタ25は、そのリセット端子
(R)にカウンタ24のQn出力が入力されるととも
に、そのネガティブエッジトリガーのクロック信号入力
端子(CKの上に「−」を付して示す。)には図示しな
い信号発生回路からのクロック信号(これを「φ2」と
記す。)とカウンタ25の所定段の出力端子(Qn)の
信号との論理和信号が2入力ORゲート28から入力さ
れる。尚、カウンタ25の設定時間を「ST2」とす
る。
【0036】最終段のカウンタ26は、そのリセット端
子(R)にカウンタ25のQn出力が入力されるととも
に、そのネガティブエッジトリガーのクロック信号入力
端子(CKの上に「−」を付して示す。)には図示しな
い信号発生回路からのクロック信号(これを「φ3」と
記す。)が入力され、カウンタ26の所定段の出力端子
(Qn)から異常判定信号(これを「Sab」と記
す。)が出力される。尚、カウンタ26の設定時間を
「ST3」とする。
【0037】しかして、この回路にあっては放電灯16
がST1以上の時間に亘って消灯すると(つまり、信号
StがL信号である。)、カウンタ24のQn出力がH
信号となる。
【0038】そして、カウンタ25では、カウンタ24
からのH信号が時間ST2内に送られて来ない場合に、
そのQn出力がH信号となる。
【0039】カウンタ26はカウンタ25からのH信号
によってリセットされるので、該カウンタ26は、カウ
ンタ25からの信号がL信号である場合にクロック信号
φ3の計数を行ってST3の経過後に信号Sabとして
H信号を出力する。つまり、放電灯16の消灯時間がS
T1以上であることを示すH信号(カウンタ24のQn
出力)がST2を周期とする期間内に得られない場合
(これには放電灯の消灯時間がST1未満である場合
と、放電灯の消灯時間がST1以上であっても放電灯の
点灯時間が長いためにST2の時間内にH信号が得られ
ない場合とを含む。)にカウンタ25のQn出力がH信
号となるためカウンタ26がリセットされ信号Sabが
L信号となる。また、放電灯の消灯時間がST1以上で
あることを示すH信号がST2を周期とする期間内に得
られたことのくり返しがST3以上の時間に亘って継続
した場合に信号SabがH信号となる。
【0040】この信号Sabは、図3に示すように、こ
れを定電源回路29に送出することによって該定電源回
路29から回路各部への電源供給を断つために利用した
り、あるいは表示回路30に送出することによって異常
の発生をユーザーに告知し若しくは放電灯の交換を促す
ための情報等を表示するのに利用される。
【0041】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、請求項1に係る発明によれば、放電灯の消灯時間や
点灯時間と、これらに対して各別に設定される時間との
間の比較を行うとともに、比較結果の繰り返しが認めら
れるのを待って放電灯の点灯異常の如何を判断すること
によって、放電灯の点滅状態が放置されるのを防止する
ことができる。また、放電灯の点滅周期に示す消灯状態
の時間的割合の如何によって検出時間が左右されること
がなく、上記比較結果の繰り返しが継続される期間内に
おいて放電灯の点滅状態をユーザーに充分認識させるこ
とができる。そして、そのための手段としては比較や計
数演算程度の回路構成で済むため、著しいコストの上昇
を伴うことがない。
【0042】請求項2に係る発明によれば、放電灯の点
滅時にその消灯時間や点灯時間と、これらに対して各別
に設定される設定時間との間の比較結果が第3の設定時
間以上に亘って繰り返されたか否かによって、放電灯の
点灯異常についての判断を簡易に行うことで、放電灯の
点滅状態が少なくとも第3の設定時間に亘って繰り返さ
れるように制御することができる。
【0043】請求項3に係る発明によれば、放電灯の点
滅時にその消灯時間や点灯時間と、これらに対して各別
に設定される設定時間との間の比較結果が、所定の回数
以上に亘って繰り返されたか否かによって、放電灯の点
灯異常についての判断を簡易に行うことができ、また、
回路構成の簡単化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基本構成を示す回路ブロック図で
ある。
【図2】異常判断手段の動作について説明するためのタ
イムチャート図である。
【図3】図4及び図5とともに本発明の実施例を示すも
のであり、本図は回路ブロック図である。
【図4】点灯状態検出回路の構成例を示す回路図であ
る。
【図5】異常判定回路の構成例を示す回路図である。
【図6】放電灯の点滅周期に占める消灯状態の割合と検
出時間との間の関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1…点灯回路、3…放電灯、5…検出手段、6…異常判
断手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯の点滅状態を検出する検出手段
    と、該検出手段からの検出信号に応じて放電灯の異常を
    判断してその旨を表示し又は放電灯への電力供給を停止
    する異常判断手段とを備えた放電灯の点灯回路におい
    て、 検出手段からの検出信号により、放電灯の消灯時間が第
    1の設定時間以上であって、かつ、放電灯の点灯時間が
    第2の設定時間以下である状態が繰り返された場合に、
    これを放電灯の点灯異常であると異常判断手段が判断す
    ることを特徴とする放電灯の点灯回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した放電灯の点灯回路に
    おいて、 放電灯の消灯時間が第1の設定時間以上であって、か
    つ、放電灯の点灯時間が第2の設定時間以下である状態
    が、第3の設定時間以上に亘って繰り返された場合に、
    これを放電灯の点灯異常であると異常判断手段が判断す
    ることを特徴とする放電灯の点灯回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した放電灯の点灯回路に
    おいて、 放電灯の消灯時間が第1の設定時間以上であって、か
    つ、放電灯の点灯時間が第2の設定時間以下である状態
    が、所定の回数以上に亘って繰り返された場合に、これ
    を放電灯の点灯異常であると異常判断手段が判断するこ
    とを特徴とする放電灯の点灯回路。
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