JP3893782B2 - 照明装置 - Google Patents

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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する利用分野】
本発明は照明装置に関するものであり、更に詳しくは、無電極放電灯を発光させる照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、無電極放電灯点灯装置は、バルブ内部に不活性ガス及び金属蒸気などの放電ガスを封入した無電極放電灯と、交流電源を直流出力に変換する電源回路、及び前記電源回路の直流出力を交流の高周波電力に変換する高周波回路を含む高周波電源と、高周波電源の出力端に接続されると共に、無電極放電灯に近接配設される高周波電力供給用コイル(以下、誘導コイルと呼ぶ。)とから構成されている。そして、高周波電源から誘導コイルに高周波電流を流すことにより、誘導コイルに高周波電磁界を発生させ、無電極放電灯に高周波電力を供給し、無電極放電灯内に高周波プラズマ電流を発生させて紫外線もしくは可視光を発生させる。
【0003】
一般に、放電ランプは、未動作の状態で暗所に長時間放置した後、その状態のまま点灯を試みる(暗所点灯を試みる)と、暗所でない通常の状況下に比べて始動が困難であるといった現象が知られている。これは、管内の気体中には、光電効果、宇宙線、放射性物質等が原因で必ず残留イオンが若干含まれているが、放電ランプを未動作で暗所に放置することにより、残留イオンがきわめて少なくなっているためである。暗所点灯のような始動困難な状況下では、一定の点灯所要時間Tで無電極放電灯を点灯させるのに必要な電力は、暗所点灯でない通常点灯の場合に比べて高くなる。
【0004】
フィラメントのある放電ランプでは、フィラメントが予熱されて熱電子が発生するため放電しやすいが、無電極放電灯にはフィラメントがなく、前述のような始動困難な状況が顕著に現れることになる。実際に、無電極放電灯を未動作のまま長時間暗所に放置し、その状態で点灯を試みると、通常の明所では瞬時に点灯するものが、数秒後に点灯したり、あるいは無電極放電灯を明所に置くと通常通り瞬時点灯するという現象が起こった。上述のような問題点を解決するには、誘導コイルを介して高い電力を供給すればよいが、際限なく始動電力を供給すると、回路に大きなストレスがかかってしまう、という第1の問題点が発生する。
【0005】
前記第1の問題点を解決する手段として、無電極放電灯の出力変動を検出して、その変動量に応じて高周波回路を間欠的に発振させるものがあり(特開平10−92593号公報)、その回路図を図12に、動作波形図を図13に示す。(本発明に係る従来例)
本回路は、交流電源ACをフィルター回路1、整流器DBを介して整流した直流電圧を所謂昇圧チョッパー回路(直流電源回路)3で昇圧し、高周波回路4で交流の高周波電圧(例えば13.56MHz)に変換し、マッチング回路5を介して誘導コイル6に供給するものであり、昇圧チョッパー回路3と高周波回路4とで高周波電源を構成する。
【0006】
異常検出回路19は、誘導コイル6と並列に抵抗R1、R2の直列回路を接続し、抵抗R2と並列に、ダイオードD8とコンデンサC10の直列接続を接続し、ダイオードD8とコンデンサC10の接続点を比較器Q4の負極端子に接続し、基準電圧源E6の正極側を比較器Q4の正極端子に接続し、比較器Q4の出力端子とトランジスタQ5のベース端子の間に抵抗R3、R4、コンデンサC11を接続している。高周波制御回路20は、トランジスタQ3のゲート・ソース間にダイオードD6、スイッチング素子Q6を接続し、スイッチング素子Q6のゲート・ソース間に抵抗R5を接続している。また、トランジスタQ1のゲートとトランジスタQ5のコレクタ間に抵抗R6、ダイオードD7を接続し、ダイオードD7とトランジスタQ5のコレクタの接続点をトランジスタQ6のゲートに接続している。なお、昇圧チョッパー回路3の動作周波数は、高周波回路4の動作周波数より低く設定されている。
【0007】
以下、図12について高い電力を供給した場合に回路に大きなストレスがかかることを解決する動作について説明する。誘導コイル6の両端電圧は、抵抗R1、R2により分圧され、これをダイオードD8とコンデンサC10により整流・平滑して得られた直流電圧V1が比較器Q4の負極端子に印加されるが、正常動作時はE6>V1と設定しているため、比較器Q4の出力はHレベルであり、トランジスタQ5にベース電流が流れ、トランジスタQ5はONとなり、チョッパー回路の調光信号が抵抗R6、ダイオードD7を介してトランジスタQ5のコレクタに印加されているが、トランジスタQ5はONであるため、トランジスタQ5のコレクタ・エミッタ間の電圧は略0Vであり、トランジスタQ6はOFFとなり、高周波回路4は正常動作を行い、無電極放電灯7は通常状態で点灯する。
【0008】
一方、無電極放電灯7が誘導コイル6より外れる、あるいは、無電極放電灯7が割れる等の異常が時刻t0(図13)で発生し、高周波回路4に流れる電流が上昇することにより、コンデンサC10の電圧V1が上昇し、さらに時刻t1を越えたときにE6<V1となると、比較器Q4の出力はLレベルとなり、トランジスタQ5はOFFとなり、チョッパー回路の調光信号がトランジスタQ6のゲートに印加されるため、トランジスタQ3はON/OFFを繰り返す。その結果、高周波回路5は間欠動作(以下、間欠発振と呼ぶ。)を行うため、無電極放電灯6は点滅動作を行い、異常電圧が回路素子に連続して印加されることが無くなるため、回路素子の破壊を防ぐことができる。なお、異常の発生が解消し、時刻t2を越えたとき、E6>V1になると、再び高周波回路4は正常動作を行い、無電極放電灯6は通常状態で点灯する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例にならって、ストレスを解決すると、以下に示すような問題点が生じてしまう。
【0010】
上記従来例のように回路保護の為に間欠発振を行うようなものの場合、高い始動電力を必要とする暗所初始動を行うには、長いサイクルだけ間欠発振を繰り返す必要が有り、始動から点灯するまでには時間がかかってしまう。特に、イルミネーションのような演出性の高い照明装置の場合、点灯するまでに時間がかかると、その演出性が損なわれてしまう。また、ガイドライトのような安全性が要求される照明装置の場合、車両が通過しても無電極放電灯がタイミング良く点灯しないなどの不都合が生じる。
【0011】
本発明は上記全ての問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、回路ストレスを低減しつつ暗所始動性を向上可能な照明装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1記載の発明によれば、無電極放電灯と、高周波電力を前記無電極放電灯に供給する高周波回路とを備え、前記高周波回路の間欠動作によって、これを構成する回路素子へのストレスを低減し、前記高周波回路に供給される調光信号のデューティ比に応じて前記照明負荷の光出力を制御する照明装置において、暗所判別手段を設け、暗所判別手段が暗所であると判断した場合には、始動時に、オン時間が間欠発振のオン時間以下かつ周期が間欠発振の周期より小さいものである調光信号を供給して、前記無電極放電灯を低輝度点灯してから、オン時間が間欠発振のオン時間より大きくかつ周期が間欠発振の周期より小さいものである調光信号を供給することを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明によれば、調光信号を送信する制御部と、信号線を介し前記制御部に対してバス方式にて接続され、前記調光信号を受信することにより無電極放電灯の光出力を制御する複数の端末器と、前記端末器の出力端に接続される無電極放電灯と、高周波電力を前記無電極放電灯に供給する高周波回路とを備え、前記高周波回路の間欠動作によって、これを構成する回路素子へのストレスを低減し、前記高周波回路に供給される調光信号のデューティ比に応じて前記照明負荷の光出力を制御する照明装置において、暗所判別手段を設け、暗所判別手段が暗所であると判断した場合には、始動時に、オン時間が間欠発振のオン時間以下かつ周期が間欠発振の周期より小さいものである調光信号を供給して、前記無電極放電灯を低輝度点灯してから、オン時間が間欠発振のオン時間より大きくかつ周期が間欠発振の周期より小さいものである調光信号を供給することを特徴とする。
【0017】
請求項記載の発明によれば、前記暗所判別手段は、前記照明負荷の周囲照度を検出する照度検出器であることを特徴とする。
【0018】
請求項記載の発明によれば、前記暗所判別手段は、前記照明負荷の光出力を検出する光センサであることを特徴とする。
【0019】
請求項記載の発明によれば、暗所判別手段は、前記照明負荷の消灯時間を検出するタイマであることを特徴とする。
【0020】
請求項記載の発明によれば、暗所判別手段は、前記照明負荷の始動時間を検出するタイマであることを特徴とする。
【0022】
【実施の形態】
(実施の形態1)
本発明に係る第1の実施の形態の模式的なブロック構成図を図1に示す。
【0023】
前記従来例と異なる点は、暗所初始動時には、図2(c)に示すような、オン時間T5≦T1と周期Tb<間欠発振の周期Tcとを有する調光信号を高周波回路4に供給してから、図2(b)に示すような、オン時間T3>T1と周期Ta<間欠発振の周期Tcとを有する調光信号を供給するように構成したことであり、その他の従来例と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。なお、図2(a)には、周期Tcとオン時間T1とを有する間欠発振時の調光信号を示している。また、図1において、3は直流電源回路、4は高周波回路、7は無電極放電灯、11は無電極放電灯点灯装置、18は電源ラインを示す。
【0024】
以下に、簡単に動作を説明する。暗所初始動時には、先ず、図2(c)に示すような、オン時間T5≦T1と周期Tb<周期Tcとを有する調光信号を繰り返し高周波回路4に供給する。そのようにすることで始動電力を供給することができるので、無電極放電灯7は点灯しやすくなる。無電極放電灯7が点灯した場合、オン時間は小さいので低輝度点灯を行う。そして、一定時間だけ図2(c)に示すような調光信号を供給した後に、図2(b)に示すような、オン時間T3>T1と周期Ta<周期Tcとを有する調光信号を供給すると、無電極放電灯7には十分な始動電力が供給されているので、更に高電圧を印加することなく高輝度点灯することができる。ここで、オン時間T5≦T1であるので、回路保護が働いて回路ストレスは低減される。T1が決まるとT5は一義的に決定できるので回路設計上も有効である。
【0025】
以上のように構成することにより、回路ストレスを低減しつつ、暗所始動性を向上可能な照明装置を提供できる。
【0026】
なお、図2(c)に示すような調光信号と、図2(b)に示すような調光信号との切替は、無電極放電灯7が点灯する以前でも、無電極放電灯7が点灯する瞬間でも、無電極放電灯7の点灯後であってもよい。また、その切替は、タイマ出力によるものであっても、照度センサの検出出力によるものであってもよい。
【0027】
(実施の形態2)
本発明に係る第2の実施の形態のブロック構成図を図3に示す。
【0028】
図1に示した第1の実施の形態と異なる点は、無電極放電灯7近傍に無電極放電灯7の光出力を検知する光センサ19を設けて、暗所とそれ以外の場所との判別を行うように構成したことであり、その他の第1の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0029】
以下、動作を簡単に説明する。前記第1の実施の形態に示すような制御を行うと、一旦、図2(c)に示すような調光信号が入力されて低輝度点灯を行ってから高輝度点灯を行うので、暗所でない場合には特に使用者には違和感を与える。そこで、一定時間内に無電極放電灯7が点灯したことを光センサ19によって検知すると、そこは暗所以外の場所であると判別し、任意の調光比(例えば100%)で無電極放電灯7を点灯する。一方、一定時間内に無電極放電灯7が点灯しなかったことを光センサ19によって検知すると、そこは暗所であると判別し、前記実施の形態1に示すような制御を行う。
【0030】
以上のように構成することにより、暗所とそれ以外の場所との判別を容易に行うことができ、双方の場所に応じた制御が可能となる。なお、本実施の形態では、無電極放電灯7の光出力を検出するように構成したが、図5に示すように、照度検出器21により無電極放電灯点灯装置11の周囲照度を検出するように構成してもよく、他の手段を用いても構わない。また、前記一定時間を略零にして、照度検出器21によって周囲照度の変化を検出することにより、暗所とそれ以外の場所との判別を行うように構成してもよい。更に、前記一定時間は任意に設定してもよく、使用環境や照明装置の状態などに応じて設定してもよい。
【0031】
(実施の形態3)
本発明に係る第3の実施の形態のブロック構成図を図4に示す。
【0032】
図3に示した第2の実施の形態と異なる点は、タイマ22を設けて、無電極放電灯7の始動に要する時間を検出することにより、暗所とそれ以外の場所との判別を行うように構成したことであり、その他の第2の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0033】
以下、動作を簡単に説明する。
一定時間内に無電極放電灯7が点灯したことをタイマ22によって検知すると、そこは暗所以外の場所であると判別し、任意の調光比で無電極放電灯7を点灯する。一方、一定時間内に無電極放電灯7が点灯しなかったことをタイマ22によって検知すると、そこは暗所であると判別し、前記実施の形態1に示すような制御を行う。
【0034】
以上のように構成することにより、暗所とそれ以外の場所との判別を容易に行うことができ、双方の場所に応じた制御が可能となる。なお、タイマ22による時間の計測は、無電極放電灯7近傍に周回された誘導コイルに始動電圧が印加される時間を計測するものであっても、他の手段であってもよい。また、タイマ22の構成は何でもよく、その配置場所も無電極放電灯点灯装置11内であっても無電極放電灯点灯装置11の外であっても構わない。また、前記一定時間は任意に決定してもよく、また、暗所でないような場所での通常状態で要する始動時間より若干長めにしておいても構わない。
【0035】
(実施の形態4)
本発明に係る第4の実施の形態を以下に示す。
【0036】
ブロック構成図は第3の実施の形態における図4に示したものと同様であり、本実施の形態では、無電極放電灯7が消灯状態になった時からの時間(以下、消灯時間と呼ぶ。)を検出することにより、暗所とそれ以外の場所との判別を行うように構成したことであり、その他の第3の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0037】
以下、動作を簡単に説明する。
無電極放電灯7が消灯状態になってからの時間が設定値以下であるとタイマ22によって検知すると、そこは暗所以外の場所であると判別し、任意の調光比(例えば100%)で無電極放電灯7を点灯する。一方、無電極放電灯7が消灯状態になってからの時間が設定値より長いと、そこは暗所であると判別し、前記実施の形態1に示すような制御を行う。
【0038】
以上のように構成することにより、暗所とそれ以外の場所との判別を容易に行うことができ、双方の場所に応じた制御が可能となる。なお、タイマ22による時間の計測手段は何でもよい。また、タイマ22の構成は何でもよく、その配置場所も無電極放電灯点灯装置11内であっても無電極放電灯点灯装置11の外であっても構わない。また、前記設定値は任意に決定してもよく、また、無電極放電灯の特性に応じて決定されるものでも構わない。
【0039】
(実施の形態5)
本発明に係る第5の実施の形態のブロック構成図を図6に示す。
【0040】
第2乃至第4の実施の形態と異なる点は、タイマ22と照度検出器21とを設けて、無電極放電灯7の消灯時間と無電極放電灯点灯装置11の周囲照度とを検出することにより、暗所とそれ以外の場所との判別を、第2乃至第4の実施の形態に示したものより確実に行うように構成したことであり、その他の第2乃至第4の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0041】
以下、動作を簡単に説明する。無電極放電灯7が消灯状態になってからの時間が設定値以下であるとタイマ22によって検知し、あるいは、照度検出器21の検出値が設定されたスレッショルド値より大きい場合には、そこは暗所以外の場所であると判別し、任意の調光比(例えば100%)で無電極放電灯7を点灯する。一方、無電極放電灯7が消灯状態になってからの時間が設定値以下であるとタイマ22によって検知し、且つ、照度検出器21の検出値が設定されたスレッショルド値以下である場合には、そこは暗所であると判別し、前記実施の形態1に示すような制御を行う。
【0042】
以上のように構成することにより、暗所とそれ以外の場所との判別をより確実に行うことができ、双方の場所に応じた制御が可能となる。つまり、暗所でない場合でも消灯時間が前記設定値を上回ることや、暗所でない場合であっても照度検出器21の検出値がスレッショルド値を下回ることが生じる可能性があるが、本実施の形態では、そのような問題を解決することができる。
【0043】
(実施の形態6)
本発明に係る第6の実施の形態のブロック構成図を図7に示す。
【0044】
図1に示した第1の実施の形態と異なる点は、1つの制御部25から複数の無電極放電灯点灯装置111、112、113・・へ調光信号を供給することにより、複数の無電極放電灯71、72、73・・の光出力を制御するように構成したことであり、その他の第1の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。ここで、31、32、33・・は直流電源回路、41、42、43・・は高周波回路、101、102、103・・は端末器、17は信号伝送ラインを示す。
【0045】
このように構成することにより、特にイルミネーションのような演出性の高い照明装置が暗所初始動を行う場合にであっても、点灯するまでにかかる時間を短くすることができるので、その演出性を確保することができ、また、ガイドライトのような安全性が要求される照明装置において暗所初始動を行う場合にであっても、車両が通過しても無電極放電灯をタイミング良く点灯させることができる。
【0046】
なお、本実施の形態において、前記第2乃至第5の実施の形態に示したものを適宜組み合わせてもよく、そのブロック構成図の一例を図8、図9、図10、図11に示す。図8、図9、図10、図11に示したものは、光センサ19、照度検出器21、タイマ22の検知出力が制御部25に入力されるように構成したが、無電極放電灯点灯装置111、112、113・・の各々に個別に入力されるように構成しても、また、最初に点灯する無電極放電灯点灯装置にだけ入力されるように構成しても構わない。
【0047】
また、前記全ての実施の形態において、調光信号の周波数は120Hzが望ましいが、その他の値でも構わない。また、前記間欠発振のオフ期間においても回路保護の機能が確保できるのであれば、微弱な程度の発振を行うように構成しても構わない。更に、照明負荷は無電極放電灯としたが、有電極放電灯などの他のランプでも、本発明の効果が得られるものであれば何でも構わない。
【0048】
【発明の効果】
請求項1乃至請求項に記載の発明によれば、回路ストレスを低減しつつ暗所始動性を向上可能な照明装置を提供できる。
【0049】
さらに、回路ストレスを低減しつつ暗所始動性を向上可能であり、特にイルミネーションのような演出性の高い照明装置が暗所初始動を行う場合にであっても、点灯するまでにかかる時間を短くすることができるので、その演出性を確保することができ、また、ガイドライトのような安全性が要求される照明装置において暗所初始動を行う場合にであっても、車両が通過しても照明負荷をタイミング良く点灯させることができる照明装置を提供できる。
【0050】
請求項乃至請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至請求項4に記載の発明の効果に加えて、暗所とそれ以外の場所との判別を容易に行うことができ、双方の場所に応じた制御が可能な照明装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態のブロック構成図を示す。
【図2】本発明に係る調光信号の波形図を示す。
【図3】本発明に係る第2の実施の形態のブロック構成図を示す。
【図4】本発明に係る第3の実施の形態のブロック構成図を示す。
【図5】本発明に係る第4の実施の形態のブロック構成図を示す。
【図6】本発明に係る第5の実施の形態のブロック構成図を示す。
【図7】本発明に係る第6の実施の形態のブロック構成図を示す。
【図8】本発明に係る第6の実施の形態の別のブロック構成図を示す。
【図9】本発明に係る第6の実施の形態の別のブロック構成図を示す。
【図10】本発明に係る第6の実施の形態の別のブロック構成図を示す。
【図11】本発明に係る第6の実施の形態の別のブロック構成図を示す。
【図12】本発明に係る従来例の回路図を示す。
【図13】本発明に係る従来例の動作波形図を示す。
【符号の説明】
4、41、42、42・・ 高周波回路
7、71、72、73・・ 照明負荷
101、102、103・・ 端末器
25 制御部

Claims (6)

  1. 無電極放電灯と、高周波電力を前記無電極放電灯に供給する高周波回路とを備え、前記高周波回路の間欠動作によって、これを構成する回路素子へのストレスを低減し、前記高周波回路に供給される調光信号のデューティ比に応じて前記照明負荷の光出力を制御する照明装置において、
    暗所判別手段を設け、暗所判別手段が暗所であると判断した場合には、始動時に、オン時間が間欠発振のオン時間以下かつ周期が間欠発振の周期より小さいものである調光信号を供給して、前記無電極放電灯を低輝度点灯してから、オン時間が間欠発振のオン時間より大きくかつ周期が間欠発振の周期より小さいものである調光信号を供給することを特徴とする照明装置。
  2. 調光信号を送信する制御部と、信号線を介し前記制御部に対してバス方式にて接続され、前記調光信号を受信することにより無電極放電灯の光出力を制御する複数の端末器と、前記端末器の出力端に接続される無電極放電灯と、高周波電力を前記無電極放電灯に供給する高周波回路とを備え、前記高周波回路の間欠動作によって、これを構成する回路素子へのストレスを低減し、前記高周波回路に供給される調光信号のデューティ比に応じて前記照明負荷の光出力を制御する照明装置において、
    暗所判別手段を設け、暗所判別手段が暗所であると判断した場合には、始動時に、オン時間が間欠発振のオン時間以下かつ周期が間欠発振の周期より小さいものである調光信号を供給して、前記無電極放電灯を低輝度点灯してから、オン時間が間欠発振のオン時間より大きくかつ周期が間欠発振の周期より小さいものである調光信号を供給することを特徴とする照明装置。
  3. 前記暗所判別手段は、前記照明負荷の周囲照度を検出する照度検出器であることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記暗所判別手段は、前記照明負荷の光出力を検出する光センサであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の照明装置。
  5. 前記暗所判別手段は、前記照明負荷の消灯時間を検出するタイマであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 前記暗所判別手段は、前記照明負荷の始動時間を検出するタイマであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の照明装置。
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