JP2000164381A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2000164381A
JP2000164381A JP33481198A JP33481198A JP2000164381A JP 2000164381 A JP2000164381 A JP 2000164381A JP 33481198 A JP33481198 A JP 33481198A JP 33481198 A JP33481198 A JP 33481198A JP 2000164381 A JP2000164381 A JP 2000164381A
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路ストレスを低減しつつ暗所始動性を向上
可能な照明装置を提供する。 【解決手段】 照明負荷7と、直流電源回路3と、直流
電源回路3の直流電源出力を高周波電力に変換して照明
負荷7に供給する高周波回路4とを備え、高周波回路4
に供給される調光信号のデューティ比に応じて照明負荷
7の光出力を制御し、暗所始動時には、オンデューティ
が所定値以下の調光信号を供給してから、オンデューテ
ィが所定値より大きい調光信号を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は照明装置に関するも
のであり、更に詳しくは、無電極放電灯を発光させる照
明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無電極放電灯点灯装置は、バルブ
内部に不活性ガス及び金属蒸気などの放電ガスを封入し
た無電極放電灯と、交流電源を直流出力に変換する電源
回路、及び前記電源回路の直流出力を交流の高周波電力
に変換する高周波回路を含む高周波電源と、高周波電源
の出力端に接続されると共に、無電極放電灯に近接配設
される高周波電力供給用コイル(以下、誘導コイルと呼
ぶ。)とから構成されている。そして、高周波電源から
誘導コイルに高周波電流を流すことにより、誘導コイル
に高周波電磁界を発生させ、無電極放電灯に高周波電力
を供給し、無電極放電灯内に高周波プラズマ電流を発生
させて紫外線もしくは可視光を発生させる。
【0003】一般に、放電ランプは、未動作の状態で暗
所に長時間放置した後、その状態のまま点灯を試みる
(暗所点灯を試みる)と、暗所でない通常の状況下に比
べて始動が困難であるといった現象が知られている。こ
れは、管内の気体中には、光電効果、宇宙線、放射性物
質等が原因で必ず残留イオンが若干含まれているが、放
電ランプを未動作で暗所に放置することにより、残留イ
オンがきわめて少なくなっているためである。暗所点灯
のような始動困難な状況下では、一定の点灯所要時間T
で無電極放電灯を点灯させるのに必要な電力は、暗所点
灯でない通常点灯の場合に比べて高くなる。
【0004】フィラメントのある放電ランプでは、フィ
ラメントが予熱されて熱電子が発生するため放電しやす
いが、無電極放電灯にはフィラメントがなく、前述のよ
うな始動困難な状況が顕著に現れることになる。実際
に、無電極放電灯を未動作のまま長時間暗所に放置し、
その状態で点灯を試みると、通常の明所では瞬時に点灯
するものが、数秒後に点灯したり、あるいは無電極放電
灯を明所に置くと通常通り瞬時点灯するという現象が起
こった。上述のような問題点を解決するには、誘導コイ
ルを介して高い電力を供給すればよいが、際限なく始動
電力を供給すると、回路に大きなストレスがかかってし
まう、という第1の問題点が発生する。
【0005】前記第1の問題点を解決する手段として、
無電極放電灯の出力変動を検出して、その変動量に応じ
て高周波回路を間欠的に発振させるものがあり(特開平
10−92593号公報)、その回路図を図12に、動
作波形図を図13に示す。(本発明に係る従来例)本回
路は、交流電源ACをフィルター回路1、整流器DBを
介して整流した直流電圧を所謂昇圧チョッパー回路(直
流電源回路)3で昇圧し、高周波回路4で交流の高周波
電圧(例えば13.56MHz)に変換し、マッチング
回路5を介して誘導コイル6に供給するものであり、昇
圧チョッパー回路3と高周波回路4とで高周波電源を構
成する。
【0006】異常検出回路19は、誘導コイル6と並列
に抵抗R1、R2の直列回路を接続し、抵抗R2と並列
に、ダイオードD8とコンデンサC10の直列接続を接
続し、ダイオードD8とコンデンサC10の接続点を比
較器Q4の負極端子に接続し、基準電圧源E6の正極側
を比較器Q4の正極端子に接続し、比較器Q4の出力端
子とトランジスタQ5のベース端子の間に抵抗R3、R
4、コンデンサC11を接続している。高周波制御回路
20は、トランジスタQ3のゲート・ソース間にダイオ
ードD6、スイッチング素子Q6を接続し、スイッチン
グ素子Q6のゲート・ソース間に抵抗R5を接続してい
る。また、トランジスタQ1のゲートとトランジスタQ
5のコレクタ間に抵抗R6、ダイオードD7を接続し、
ダイオードD7とトランジスタQ5のコレクタの接続点
をトランジスタQ6のゲートに接続している。なお、昇
圧チョッパー回路3の動作周波数は、高周波回路4の動
作周波数より低く設定されている。
【0007】以下、図12の回路の動作について説明す
る。誘導コイル6の両端電圧は、抵抗R1、R2により
分圧され、これをダイオードD8とコンデンサC10に
より整流・平滑して得られた直流電圧V1が比較器Q4
の負極端子に印加されるが、正常動作時はE6>V1と
設定しているため、比較器Q4の出力はHレベルであ
り、トランジスタQ5にベース電流が流れ、トランジス
タQ5はONとなり、チョッパー回路の制御信号が抵抗
R6、ダイオードD7を介してトランジスタQ5のコレ
クタに印加されているが、トランジスタQ5はONであ
るため、トランジスタQ5のコレクタ・エミッタ間の電
圧は略0Vであり、トランジスタQ6はOFFとなり、
高周波回路4は正常動作を行い、無電極放電灯7は通常
状態で点灯する。
【0008】一方、無電極放電灯7が誘導コイル6より
外れる、あるいは、無電極放電灯7が割れる等の異常が
時刻t0(図13)で発生し、高周波回路4に流れる電
流が上昇することにより、コンデンサC10の電圧V1
が上昇し、さらに時刻t1を越えたときにE6<V1と
なると、比較器Q4の出力はLレベルとなり、トランジ
スタQ5はOFFとなり、チョッパー回路の制御信号が
トランジスタQ6のゲートに印加されるため、トランジ
スタQ3はON/OFFを繰り返す。その結果、高周波
回路5は間欠動作(以下、間欠発振と呼ぶ。)を行うた
め、無電極放電灯6は点滅動作を行い、異常電圧が回路
素子に連続して印加されることが無くなるため、回路素
子の破壊を防ぐことができる。なお、異常の発生が解消
し、時刻t2を越えたとき、E6>V1になると、再び
高周波回路4は正常動作を行い、無電極放電灯6は通常
状態で点灯する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、以下に示すような問題点が生じてしまう。
【0010】上記従来例のように回路保護の為に間欠発
振を行うようなものの場合、高い始動電力を必要とする
暗所初始動を行うには、長いサイクルだけ間欠発振を繰
り返す必要が有り、始動から点灯するまでには時間がか
かってしまう。特に、イルミネーションのような演出性
の高い照明装置の場合、点灯するまでに時間がかかる
と、その演出性が損なわれてしまう。また、ガイドライ
トのような安全性が要求される照明装置の場合、車両が
通過しても無電極放電灯がタイミング良く点灯しないな
どの不都合が生じる。
【0011】本発明は上記全ての問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、回路ストレスを低
減しつつ暗所始動性を向上可能な照明装置を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1記載の発明によれば、照明負荷と、高周
波電力を前記照明負荷に供給する高周波回路とを備え、
前記高周波回路に供給される制御信号のデューティ比に
応じて前記照明負荷の光出力を制御する照明装置におい
て、暗所始動時には、オンデューティが所定値以下の前
記制御信号を供給してから、オンデューティが前記所定
値より大きい前記制御信号を供給することを特徴とす
る。
【0013】請求項2記載の発明によれば、制御信号を
送信する制御部と、信号線を介し前記制御部に対してバ
ス方式にて接続され、前記制御信号を受信することによ
り照明負荷の光出力を制御する複数の端末器と、前記端
末器の出力端に接続される照明負荷とを備え、暗所始動
時には、オンデューティが所定値以下の前記制御信号を
供給してから、オンデューティが所定値より大きい前記
制御信号を供給することを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明によれば、照明負荷
と、高周波電力を前記照明負荷に供給する高周波回路と
を備え、暗所始動時には、前記照明負荷を低輝度点灯し
てから高輝度点灯することを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明によれば、制御信号を
送信する制御部と、信号線を介し前記制御部に対してバ
ス方式にて接続され、前記制御信号を受信することによ
り照明負荷の光出力を制御する複数の端末器と、前記端
末器の出力端に接続される照明負荷とを備え、暗所始動
時には、前記照明負荷を低輝度点灯してから高輝度点灯
することを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明によれば、暗所判別手
段を少なくとも1つ設けたことを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明によれば、前記暗所判
別手段は、前記照明負荷の周囲照度を検出する照度検出
器であることを特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明によれば、前記暗所判
別手段は、前記照明負荷の光出力を検出する光センサで
あることを特徴とする。
【0019】請求項8記載の発明によれば、暗所判別手
段は、前記照明負荷の消灯時間を検出するタイマである
ことを特徴とする。
【0020】請求項9記載の発明によれば、暗所判別手
段は、前記照明負荷の始動時間を検出するタイマである
ことを特徴とする。
【0021】請求項10記載の発明によれば、照明負荷
は無電極放電灯であることを特徴とする。
【0022】
【実施の形態】(実施の形態1)本発明に係る第1の実
施の形態の模式的なブロック構成図を図1に示す。
【0023】前記従来例と異なる点は、暗所初始動時に
は、図2(c)に示すような、オン時間T5≦T1と周
期Tb<間欠発振の周期Tcとを有する制御信号を高周
波回路4に供給してから、図2(b)に示すような、オ
ン時間T3>T1と周期Ta<間欠発振の周期Tcとを
有する制御信号を供給するように構成したことであり、
その他の従来例と同一構成には同一符号を付すことによ
り説明を省略する。なお、図2(a)には、周期Tcと
オン時間T1とを有する間欠発振時の制御信号を示して
いる。また、図1において、3は直流電源回路、4は高
周波回路、7は無電極放電灯、11は無電極放電灯点灯
装置、18は電源ラインを示す。
【0024】以下に、簡単に動作を説明する。暗所初始
動時には、先ず、図2(c)に示すような、オン時間T
5≦T1と周期Tb<周期Tcとを有する制御信号を繰
り返し高周波回路4に供給する。そのようにすることで
始動電力を上昇することができるので、無電極放電灯7
は点灯しやすくなる。無電極放電灯7が点灯した場合、
オンデューティーは小さいので低輝度点灯を行う。そし
て、一定時間だけ図2(c)に示すような制御信号を供
給した後に、図2(b)に示すような、オン時間T3>
T1と周期Ta<周期Tcとを有する制御信号を供給す
ると、無電極放電灯7には十分な始動電力が供給されて
いるので、更に高電圧を印加することなく高輝度点灯す
ることができる。ここで、オン時間T5≦T1であるの
で、回路保護が働いて回路ストレスは低減される。T1
が決まるとT5は一義的に決定できるので回路設計上も
有効である。
【0025】以上のように構成することにより、回路ス
トレスを低減しつつ、暗所始動性を向上可能な照明装置
を提供できる。
【0026】なお、図2(c)に示すような制御信号
と、図2(b)に示すような制御信号との切替は、無電
極放電灯7が点灯する以前でも、無電極放電灯7が点灯
する瞬間でも、無電極放電灯7の点灯後であってもよ
い。また、その切替は、タイマ出力によるものであって
も、照度センサの検出出力によるものであってもよい。
【0027】(実施の形態2)本発明に係る第2の実施
の形態のブロック構成図を図3に示す。
【0028】図1に示した第1の実施の形態と異なる点
は、無電極放電灯7近傍に無電極放電灯7の光出力を検
知する光センサ19を設けて、暗所とそれ以外の場所と
の判別を行うように構成したことであり、その他の第1
の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより
説明を省略する。
【0029】以下、動作を簡単に説明する。前記第1の
実施の形態に示すような制御を行うと、一旦、図2
(c)に示すような制御信号が入力されて低輝度点灯を
行ってから高輝度点灯を行うので、暗所でない場合には
特に使用者には違和感を与える。そこで、一定時間内に
無電極放電灯7が点灯したことを光センサ19によって
検知すると、そこは暗所以外の場所であると判別し、任
意の調光比(例えば100%)で無電極放電灯7を点灯
する。一方、一定時間内に無電極放電灯7が点灯しなか
ったことを光センサ19によって検知すると、そこは暗
所であると判別し、前記実施の形態1に示すような制御
を行う。
【0030】以上のように構成することにより、暗所と
それ以外の場所との判別を容易に行うことができ、双方
の場所に応じた制御が可能となる。なお、本実施の形態
では、無電極放電灯7の光出力を検出するように構成し
たが、図5に示すように、照度検出器21により無電極
放電灯点灯装置11の周囲照度を検出するように構成し
てもよく、他の手段を用いても構わない。また、前記一
定時間を略零にして、照度検出器21によって周囲照度
の変化を検出することにより、暗所とそれ以外の場所と
の判別を行うように構成してもよい。更に、前記一定時
間は任意に設定してもよく、使用環境や照明装置の状態
などに応じて設定してもよい。
【0031】(実施の形態3)本発明に係る第3の実施
の形態のブロック構成図を図4に示す。
【0032】図3に示した第2の実施の形態と異なる点
は、タイマ22を設けて、無電極放電灯7の始動に要す
る時間を検出することにより、暗所とそれ以外の場所と
の判別を行うように構成したことであり、その他の第2
の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより
説明を省略する。
【0033】以下、動作を簡単に説明する。一定時間内
に無電極放電灯7が点灯したことをタイマ22によって
検知すると、そこは暗所以外の場所であると判別し、任
意の調光比で無電極放電灯7を点灯する。一方、一定時
間内に無電極放電灯7が点灯しなかったことをタイマ2
2によって検知すると、そこは暗所であると判別し、前
記実施の形態1に示すような制御を行う。
【0034】以上のように構成することにより、暗所と
それ以外の場所との判別を容易に行うことができ、双方
の場所に応じた制御が可能となる。なお、タイマ22に
よる時間の計測は、無電極放電灯7近傍に周回された誘
導コイルに始動電圧が印加される時間を計測するもので
あっても、他の手段であってもよい。また、タイマ22
の構成は何でもよく、その配置場所も無電極放電灯点灯
装置11内であっても無電極放電灯点灯装置11の外で
あっても構わない。また、前記一定時間は任意に決定し
てもよく、また、暗所でないような場所での通常状態で
要する始動時間より若干長めにしておいても構わない。
【0035】(実施の形態4)本発明に係る第4の実施
の形態を以下に示す。
【0036】ブロック構成図は第3の実施の形態におけ
る図4に示したものと同様であり、本実施の形態では、
無電極放電灯7が消灯状態になった時からの時間(以
下、消灯時間と呼ぶ。)を検出することにより、暗所と
それ以外の場所との判別を行うように構成したことであ
り、その他の第3の実施の形態と同一構成には同一符号
を付すことにより説明を省略する。
【0037】以下、動作を簡単に説明する。無電極放電
灯7が消灯状態になってからの時間が設定値以下である
とタイマ22によって検知すると、そこは暗所以外の場
所であると判別し、任意の調光比(例えば100%)で
無電極放電灯7を点灯する。一方、無電極放電灯7が消
灯状態になってからの時間が設定値より長いと、そこは
暗所であると判別し、前記実施の形態1に示すような制
御を行う。
【0038】以上のように構成することにより、暗所と
それ以外の場所との判別を容易に行うことができ、双方
の場所に応じた制御が可能となる。なお、タイマ22に
よる時間の計測手段は何でもよい。また、タイマ22の
構成は何でもよく、その配置場所も無電極放電灯点灯装
置11内であっても無電極放電灯点灯装置11の外であ
っても構わない。また、前記設定値は任意に決定しても
よく、また、無電極放電灯の特性に応じて決定されるも
のでも構わない。
【0039】(実施の形態5)本発明に係る第5の実施
の形態のブロック構成図を図6に示す。
【0040】第2乃至第4の実施の形態と異なる点は、
タイマ22と照度検出器21とを設けて、無電極放電灯
7の消灯時間と無電極放電灯点灯装置11の周囲照度と
を検出することにより、暗所とそれ以外の場所との判別
を、第2乃至第4の実施の形態に示したものより確実に
行うように構成したことであり、その他の第2乃至第4
の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより
説明を省略する。
【0041】以下、動作を簡単に説明する。無電極放電
灯7が消灯状態になってからの時間が設定値より大きい
とタイマ22によって検知し、あるいは、照度検出器2
1の検出値が設定されたスレッショルド値より大きい場
合には、そこは暗所以外の場所であると判別し、任意の
調光比(例えば100%)で無電極放電灯7を点灯す
る。一方、無電極放電灯7が消灯状態になってからの時
間が設定値以下であるとタイマ22によって検知し、且
つ、照度検出器21の検出値が設定されたスレッショル
ド値以下である場合には、そこは暗所であると判別し、
前記実施の形態1に示すような制御を行う。
【0042】以上のように構成することにより、暗所と
それ以外の場所との判別をより確実に行うことができ、
双方の場所に応じた制御が可能となる。つまり、暗所で
ない場合でも消灯時間が前記設定値を上回ることや、暗
所でない場合であっても照度検出器21の検出値がスレ
ッショルド値を下回ることが生じる可能性があるが、本
実施の形態では、そのような問題を解決することができ
る。
【0043】(実施の形態6)本発明に係る第6の実施
の形態のブロック構成図を図7に示す。
【0044】図1に示した第1の実施の形態と異なる点
は、1つの制御部25から複数の無電極放電灯点灯装置
111、112、113・・へ制御信号を供給すること
により、複数の無電極放電灯71、72、73・・の光
出力を制御するように構成したことであり、その他の第
1の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことによ
り説明を省略する。ここで、31、32、33・・は直
流電源回路、41、42、43・・は高周波回路、10
1、102、103・・は端末器、17は信号伝送ライ
ンを示す。
【0045】このように構成することにより、特にイル
ミネーションのような演出性の高い照明装置が暗所初始
動を行う場合にであっても、点灯するまでにかかる時間
を短くすることができるので、その演出性を確保するこ
とができ、また、ガイドライトのような安全性が要求さ
れる照明装置において暗所初始動を行う場合にであって
も、車両が通過しても無電極放電灯をタイミング良く点
灯させることができる。
【0046】なお、本実施の形態において、前記第2乃
至第5の実施の形態に示したものを適宜組み合わせても
よく、そのブロック構成図の一例を図8、図9、図1
0、図11に示す。図8、図9、図10、図11に示し
たものは、光センサ19、照度検出器21、タイマ22
の検知出力が制御部25に入力されるように構成した
が、無電極放電灯点灯装置111、112、113・・
の各々に個別に入力されるように構成しても、また、最
初に点灯する無電極放電灯点灯装置にだけ入力されるよ
うに構成しても構わない。
【0047】また、前記全ての実施の形態において、制
御信号の周波数は120Hzが望ましいが、その他の値
でも構わない。また、前記間欠発振のオフ期間において
も回路保護の機能が確保できるのであれば、微弱な程度
の発振を行うように構成しても構わない。更に、照明負
荷は無電極放電灯としたが、有電極放電灯などの他のラ
ンプでも、本発明の効果が得られるものであれば何でも
構わない。
【0048】
【発明の効果】請求項1乃至請求項3に記載の発明によ
れば、回路ストレスを低減しつつ暗所始動性を向上可能
な照明装置を提供できる。
【0049】請求項4記載の発明によれば、回路ストレ
スを低減しつつ暗所始動性を向上可能であり、特にイル
ミネーションのような演出性の高い照明装置が暗所初始
動を行う場合にであっても、点灯するまでにかかる時間
を短くすることができるので、その演出性を確保するこ
とができ、また、ガイドライトのような安全性が要求さ
れる照明装置において暗所初始動を行う場合にであって
も、車両が通過しても照明負荷をタイミング良く点灯さ
せることができる照明装置を提供できる。
【0050】請求項5乃至請求項10に記載の発明によ
れば、請求項1乃至請求項4に記載の発明の効果に加え
て、暗所とそれ以外の場所との判別を容易に行うことが
でき、双方の場所に応じた制御が可能な照明装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態のブロック構成
図を示す。
【図2】本発明に係る制御信号の波形図を示す。
【図3】本発明に係る第2の実施の形態のブロック構成
図を示す。
【図4】本発明に係る第3の実施の形態のブロック構成
図を示す。
【図5】本発明に係る第4の実施の形態のブロック構成
図を示す。
【図6】本発明に係る第5の実施の形態のブロック構成
図を示す。
【図7】本発明に係る第6の実施の形態のブロック構成
図を示す。
【図8】本発明に係る第6の実施の形態の別のブロック
構成図を示す。
【図9】本発明に係る第6の実施の形態の別のブロック
構成図を示す。
【図10】本発明に係る第6の実施の形態の別のブロッ
ク構成図を示す。
【図11】本発明に係る第6の実施の形態の別のブロッ
ク構成図を示す。
【図12】本発明に係る従来例の回路図を示す。
【図13】本発明に係る従来例の動作波形図を示す。
【符号の説明】
4、41、42、42・・ 高周波回路 7、71、72、73・・ 照明負荷 101、102、103・・ 端末器 25 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大川 将直 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K072 AA16 BA03 CA16 EB01 EB10 GB01 HA10 3K073 AA11 AA21 BA27 BA28 CA05 CC12 CC22 CE12 CF13 CG10 CG15 CG42 CJ16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明負荷と、高周波電力を前記照明負荷
    に供給する高周波回路とを備え、前記高周波回路に供給
    される制御信号のデューティ比に応じて前記照明負荷の
    光出力を制御する照明装置において、 暗所始動時には、オンデューティが所定値以下の前記制
    御信号を供給してから、オンデューティが前記所定値よ
    り大きい前記制御信号を供給することを特徴とする照明
    装置。
  2. 【請求項2】 制御信号を送信する制御部と、信号線を
    介し前記制御部に対してバス方式にて接続され、前記制
    御信号を受信することにより照明負荷の光出力を制御す
    る複数の端末器と、前記端末器の出力端に接続される照
    明負荷とを備える照明装置において、 暗所始動時には、オンデューティが所定値以下の前記制
    御信号を供給してから、オンデューティが所定値より大
    きい前記制御信号を供給することを特徴とする照明装
    置。
  3. 【請求項3】 照明負荷と、高周波電力を前記照明負荷
    に供給する高周波回路とを備える照明装置において、 暗所始動時には、前記照明負荷を低輝度点灯してから高
    輝度点灯することを特徴とする照明装置。
  4. 【請求項4】 制御信号を送信する制御部と、信号線を
    介し前記制御部に対してバス方式にて接続され、前記制
    御信号を受信することにより照明負荷の光出力を制御す
    る複数の端末器と、前記端末器の出力端に接続される照
    明負荷とを備える照明装置において、 暗所始動時には、前記照明負荷を低輝度点灯してから高
    輝度点灯することを特徴とする照明装置。
  5. 【請求項5】 暗所判別手段を少なくとも1つ設けたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の照明装置。
  6. 【請求項6】 前記暗所判別手段は、前記照明負荷の周
    囲照度を検出する照度検出器であることを特徴とする請
    求項5記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 前記暗所判別手段は、前記照明負荷の光
    出力を検出する光センサであることを特徴とする請求項
    5記載の照明装置。
  8. 【請求項8】 前記暗所判別手段は、前記照明負荷の消
    灯時間を検出するタイマであることを特徴とする請求項
    5記載の照明装置。
  9. 【請求項9】 前記暗所判別手段は、前記照明負荷の始
    動時間を検出するタイマであることを特徴とする請求項
    5記載の照明装置。
  10. 【請求項10】 前記照明負荷は、無電極放電灯である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記
    載の照明装置。
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