JP3335315B2 - 放電ランプの矩形波点灯装置及び矩形波点灯方法 - Google Patents

放電ランプの矩形波点灯装置及び矩形波点灯方法

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JP3335315B2
JP3335315B2 JP01430499A JP1430499A JP3335315B2 JP 3335315 B2 JP3335315 B2 JP 3335315B2 JP 01430499 A JP01430499 A JP 01430499A JP 1430499 A JP1430499 A JP 1430499A JP 3335315 B2 JP3335315 B2 JP 3335315B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメタルハライドラン
プ等の放電ランプの矩形波点灯装置及び矩形波点灯方法
に関し、フルブリッジインバータの熱損失を大幅に低減
して小型で高効率の点灯装置を提供するとともに、ラン
プの点灯性能の改善にも関するものである。
【0002】
【従来の技術】交流点灯によるメタルハライドランプ等
の放電ランプ(5)の点灯装置としては音響共鳴現象を防
止するために、通常低周波の矩形波を採用している。図
4はこのような放電ランプ(5)を点灯させる従来の矩形
波点灯装置を示す回路図である。
【0003】ここで点灯装置の基本構成は限流あるいは
定電力制御機能をもつダウンコンバータ(2)のチョッパ
出力をフルブリッジインバータ(3)により矩形波電流に
変換し放電ランプ(5)を安定点灯させるものである。
【0004】この種の放電ランプ(5)の点灯は、まずイ
グナイター(4)により高電圧パルスを供給して放電ラン
プ(5)の電極間をブレークダウンし放電開始する。ブレ
ークダウンに続いてグロー放電段階を経由しアーク放電
へと移行する。放電維持のために必要な放電維持電圧が
直流電源(1)から供給される(通常200〜400V)。
【0005】直流電源(1)の直流電流はダウンコンバー
タ(2)に供給される。ダウンコンバータは一種のDC−DC
コンバータであり、ランプ始動時の高い放電維持電圧か
ら低いアーク放電電圧に移行制御させるため、降圧形の
チョッパ方式が典型的に使用される。
【0006】この回路はランプ安定点灯後に一定の電力
を供給できるようにするため、出力電圧と出力電流をそ
れぞれ電圧検出回路(7)、電流検出回路(6)で検出し、演
算回路(8)で演算を行ってパルス幅変調回路(9)を介して
ダウンコンバータ(2)にフイードバックし、スイッチン
グ素子(11)によりダウンコンバータ(2)のパルス幅を制
御するように動作させている。この出力電圧はランプ電
圧を直流で表した電位に相当する。
【0007】ダウンコンバータ(2)の直流出力は負荷側
フルブリッジインバータ(3)に供給される。前記フル
ブリッジインバータ(3)は第1〜4のスイッチング素
(23)(24)(25)(26)にて構成され、フルブリッジ駆動回路
(10)を介したパルス発生回路(21)からの駆動信号によ
り、前記第2、3のスイッチング素子(24)(25)と前記第
1、4のスイッチング素子(23)(26)をそれぞれ交互に導
通、遮断を繰り返して放電ランプ(5)を矩形波交流点灯
させる。矩形波の周波数は、音響共鳴現象を防止するた
め、通常50〜500Hzが採用される。
【0008】放電ランプ(5)の矩形波点灯装置は通常の
点灯状態では一定の周波数で矩形波点灯させるが、ラン
プ始動直後の数秒間(始動期間Tsと呼ぶことにし、典
型的には0.5〜3秒)は始動ミスを最小化するために矩形
波を解除して直流点灯を行うことが一般的である。
【0009】たとえば始動期間Tsの間、フルブリッジ
インバータ(3)の第2、3のスイッチング素子(24)(25)
を導通、第1、4のスイッチング素子(23)(26)を遮断状
態で保持させる。そのため、ランプ始動時アーク放電に
移行するまでの期間は、放電維持電圧の高い電位が遮断
状態にあるスイッチング素子(23)(26)のドレイン・ソー
ス間に印加されることとなる。
【0010】ところで、近年ではフルブリッジインバー
(3)の第1〜4のスイッチング素子(23)〜(26)に駆動
電力が小さくてすむパワーMOSFETが一般的に使用され
る。パワーMOSFETのドレイン・ソース電圧VDSSの定格
は、放電ランプ始動時に印加される電圧200〜400Vを考
慮し、400V以上の高耐圧のものが適用される。
【0011】しかしながら高耐圧のパワーMOSFETのオン
抵抗は高くなるため、フルブリッジインバータ(3)の熱
損失は大きく、空冷のため大きなヒートシンクが必要で
あり、点灯装置の大型化の一因となっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、フル
ブリッジインバータのオン抵抗による熱損失を大幅に低
減し、小型で高効率の点灯装置を提供するとともに、ラ
ンプの点灯性能を改善することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明はランプの安定点
灯時には出力電圧が低く(例えば50〜100V)なりパワーMO
SFETのドレイン・ソース間にかかる電圧も均しく低い電
圧になることに着目し、ランプ始動時に特有の高い電圧
がドレイン・ソース間にかからないように回路を構成
し、ドレイン・ソース電圧VDSSの定格が200V程度と
低いパワーMOSFETを使用可能とする。具体的な構成は以
下の通りである。
【0014】本発明の請求項1の放電ランプの矩形波点
灯装置は、(a) 直流電源(1)と、(b) 放電ランプ(5)の電力制御を行うダウンコンバータ
(2)と、(c) 前記 ダウンコンバータの出力を平滑する平滑用
コンデンサ(14)と、(d) 第1のスイッチ手段(16)を含む第1及び第3のス
イッチング素子(23)(25)から成る直列回路と第2のスイ
ッチ手段(17)を含む第2及び第4のスイッチング素子(2
4)(26)から成る直列回路で構成され、前記 ダウンコンバ
ータ(2)の出力を矩形波電流に変換するフルブリッジイ
ンバータ(3)と、(e) 前記 フルブリッジインバータ(3)の第1及び第4の
スイッチング素子(23)(26)と前記第2及び第3のスイッ
チング素子(24)(25)を交互に導通、遮断するよう駆動さ
せるフルブリッジ駆動回路(10)と、(f) 前記スイッチング素子(23)(24)(25)(26)を開閉制
御するためのパルス信号を前記フルブリッジ駆動回路(1
0)に送る パルス発生回路(21)と、 (g) 前記第1及び第3のスイッチング素子(23)(25)の
接続点と前記第2及び第4のスイッチング素子(24)(26)
の接続点との間に接続され、前記放電ランプ(5)を始動
させるイグナイタ(4)と、 (h) 前記パルス発生回路(21)に接続され、ランプ始動
直後の所定の始動期間Tsに続く遅延時間Td経過後に
パルス発生回路(21)を作動させる遅延手段(22)と、 (i) 前記第1のスイッチ手段(16)と第2のスイッチ手
段(17)に接続され、 前記始動期間Ts中、第1のスイッ
チ手段(16)と第2のスイッチ手段(17)をオフにして同期
間Ts中、前記第1及び第4のスイッチング素子(23)(2
6)がランプ始動回路系から開放されるようにすると共に
同期間Ts中、フルブリッジ駆動回路(10)をリセット解
除して第2及び第3のスイッチング素子(24)(25)を導通
状態、第1及び第4のスイッチング素子(23)(26)を遮断
状態に固定し、且つ、 前記始動期間Tsが終了した後、
両第1、第2スイッチ手段(16)(17)をオンにして前記第
1及び第4のスイッチング素子(23)(26)をフルブリッジ
インバー タ(3)に接続させ、 前記始動期間Tsの終了後
の更に付加された前記遅延時間Td経過後に前記フルブ
リッジ駆動回路(10)を作動させて前記フルブリッジイン
バータ(3)によ る矩形波点灯を行わせるタイマー手段(2
0)とを備えている ことを特徴とする。
【0015】本発明にかかる放電ランプ(5)の矩形波点
灯装置も、従来の点灯装置と同様に通常の点灯状態では
一定の周波数で矩形波点灯させるが、ランプ始動直後の
始動期間Tsにおいて、始動ミスを最小化するために矩
形波を解除し直流点灯を行う。
【0016】例えば、フルブリッジインバータ(3)
2及び第3のスイッチング素子(24)(25)を導通、第1及
び第4のスイッチング素子(23)(26)を遮断状態で保持さ
せる。ランプ始動時アーク放電に移行するまでの期間
は従来技術の場合は、放電維持電圧の高い電位が遮断状
態にある第1及び第4のスイッチング素子(23)(26)のド
レイン・ソース間に印加されるが、本発明においては始
動期間Ts中は第1及び第4のスイッチング素子(23)(2
6)、遮断状態となっている第1及び第2のスイッチ手
(16)(17)により、ランプ始動回路系から開放するの
で、前記放電維持電圧のための高い電圧はかからない。
【0017】始動期間Ts経過後は、第1及び第2のス
イッチ手段(16)(17)をオンにして再び第1及び第4の
イッチング素子(23)(26)フルブリッジインバータ(3)
に接続する。ただし、この時点ではフルブリッジインバ
ータ(3)は作動しておらず、第2及び第3のスイッチン
グ素子(24)(25)は導通、第1及び第4のスイッチング素
子(23)(26)は遮断状態で保持されており、ランプ(5)は
第2及び第3のスイッチング素子(24)(25)を流れる直流
電流で点灯される事になる。そして、フルブリッジ駆動
回路(10)に接続されている遅延回路(22)にて設定されて
いる遅延時間Tdが経過すると、フルブリッジ駆動回路
(10)が作動してフルブリッジインバータ(3)を作動さ
せ、前記直流点灯から正規の矩形波点灯に移行する。始
動期間Ts期間内にアーク放電に移行し、遅延時間Td
経過後に矩形波点灯に移行して正常にランプが点灯すれ
ば、全スイッチング素子(23)(24)(25)(26)にかかる電圧
は200V以下の低い電圧ということになる
【0018】したがって、フルブリッジインバータ(3)
の第1〜4の4個のスイッチング素子(23)(24)(25)(26)
たるパワーMOSFETのドレイン・ソース電圧は定格の低い
もの(例えば200Vタイプ)を使用することができ、また、
第1及び第2のスイッチ手段(16)(17)が導通する瞬間に
フルブリッジインバータ(3)の動作が開始されないた
め、フルブリッジ出力が遮断状態になってランプ消灯に
なることを防止できる。
【0019】これによりオン抵抗の低いパワーMOSFETを
使用できるので、フルブリッジインバータ(3)の損失を
最小化することができる。又、発熱が小さいのでヒート
シンクを小型化して小型の点灯装置とすることができ
る。
【0020】また、タイマー手段(20)としては適当なタ
イミングを作ることのできるものであればタイマー以外
のものを用いても良く、例えばマイコン、ロジック等の
コントロール回路を用いることもできる。
【0021】また、前記放電ランプ(5)の矩形波点灯装
置は始動期間Tsの設定と、第1及び第2のスイッチ
手段(16)(17)の開閉の制御は同一のタイマー手段(20)を
兼用して行われることを特徴とする。
【0022】この場合、始動期間Tsを設けるために設
けられているタイマー手段(20)を、スイッチ手段(16)(1
7)の制御にも利用できるため、部品点数を抑えて単純な
回路とすることができる。
【0023】更に、前記放電ランプ(5)の矩形波点灯装
置は、始動期間Tsが終了した後、更に所定の遅延時間
Td経過後にフルブリッジ駆動回路をリセット解除する
ための遅延手段(22)を備えたことを特徴とする。
【0024】これによれば、スイッチ手段(16)(17)が導
通する瞬間にフルブリッジインバ ータ(3)の動作が開始
して、フルブリッジ出力が遮断し、ランプが消灯してし
まうことを有効に防止することができる。
【0025】請求項の放電ランプ(5)の矩形波点灯装
(図3参照)は、前記平滑用コンデンサ(14)は、一端が
前記第1のスイッチ手段(16)を介して前記ダウンコンバ
ータ(2)の出力端に接続され、他端が前記ダウンコンバ
ータ(2)の基準電位側に接続されていることを特徴とす
る。
【0026】これによればスイッチ手段を増やすことな
く、放電ランプ(5)の始動期間Ts中に平滑用コンデン
サ(14)がダウンコンバータ出力に接続されない状態にす
ることができる。
【0027】請求項の放電ランプ(5)の矩形波点灯装
は、始動期間Ts内に放電ランプ(5)が点灯しない場
合にはフルブリッジインバータ(3)への信号を停止する
不点灯検出手段(27)を備えたことを特徴とする。
【0028】即ち、不点灯検出手段(27)による出力がパ
ルス幅変調回路(9)のスイッチングを停止させる。
【0029】換言すれば、始動期間Ts内に放電ランプ
(5)が点灯しないことがあれば、これを検出して、パル
ス幅変調回路(9)をシャトダウンし、ダウンコンバー
タ(2)のスイッチングを停止させることができる。
【0030】請求項の放電ランプ(5)の矩形波点灯方
法は、直流電源(1)と、フルブリッジ駆動回路(10)にて
交互に導通,遮断するよう駆動される2組のスイッチ
ング素子(23)(26),(24)(25)を備えたフルブリッジイン
バータ(3)により矩形波電流で放電ランプ(5)を点灯させ
る放電ランプの矩形波点灯方法であって、(i) 放電ランプ点灯直後の所定の始動期間Tsは、直
流点灯させるために前記フルブリッジインバータ(3)の
一方の組のスイッチング素子(24)(25)を導通状態に固定
し、他方の組のスイッチング素子(23)(26)を遮断状態に
固定すると共に前記スイッチング素子(23)(26)にそれぞ
れ直列接続されているスイッチ手段(16)(17)をオフにし
て前記スイッチング素子(23)(26)をランプ始動回路系か
ら開放し、(ii) 前記 始動期間Ts経過後に前記スイッチ手段(16)
(17)をオンにして遮断状態に固定されていた組のスイッ
チング素子(23)(26)前記フルブリッジインバータ(3)
に接続させ(iii) 然る後、前記始動期間Tsに続く遅延時間Td
経過後に前記 フルブリッジ駆動回路(10)を作動させて前
記フルブリッジインバータ(3)の2組のスイッチング素
子(23)(26),(24)(25)を導通,遮断するように駆動させ
矩形波点灯に移行することを特徴とする。
【0031】これによれば、始動期間Ts中は遮断され
ている組のスイッチング素子(23)(26)を第1及び第2の
スイッチ手段(16)(17)により、ランプ始動回路系から開
放するので、ランプ始動時の高い電圧はかからない。従
って、フルブリッジインバータ(3)のスイッチング素子
(23)(24)(25)(26)たるパワーMOSFETのドレイン・ソース
電圧は定格の低いものを使用することができ、オン抵抗
の低いパワーMOSFETを使用できるので、損失を小さくす
ることができる。
【0032】又、遅延時間Td経過後にフルブリッジ駆
動回路(10)をリセット解除(作動)するようにすると、ス
イッチ手段(16)(17)が導通する瞬間にフルブリッジイン
バータ(3)の動作が開始して、フルブリッジ出力が遮断
し、ランプ(5)が消灯してしまうようなことを有効に防
止することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】 以下、本発明を好適な実施例を用
いて説明する。
【0034】[実施例1] 以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。
図1は本発明にかかる放電ランプ(5)の矩形波点灯装置
の一実施例を示す回路図である。
【0035】放電ランプ(5)としては、一例として150
W、75Vの交流点灯メタルハライドランプを用いた。
【0036】直流電源(1)はランプ(5)がブレークダウン
する前に必要な放電維持電圧より高い出力開放電圧(OC
V)が必要であり、通常200〜400Vが適用される。
【0037】直流電源(1)の直流電流はダウンコンバー
タ(2)に供給される。ダウンコンバータ(2)はスイッチン
グ素子(11)、ダイオード(12)、チョークコイル(13)で構
成され、典型的なスイッチング電源の降圧式チョッパー
回路を形成している。チョークコイル(13)はたとえば一
例として0.39mHである。ダウンコンバータ(2)の出力
は出力電圧を検出する電圧検出回路(7)と出力電流を検
出する電流検出回路(6)があり、検出されたそれぞれ電
圧と電流は演算回路(8)に入力されパルス幅変調回路(9)
を介して、スイッチング素子(11)にフイードバックされ
る。
【0038】ダウンコンバータ(2)は高周波(数十KHz〜
数百KHz)でスイッチングしており、ランプ安定点灯後に
一定の電力を供給できるようにするため、検出した出力
電圧と出力電流を演算しパルス幅変調回路(9)によって
ダウンコンバータ(2)のパルス幅を制御するように動作
させている。電圧検出回路(7)は簡単には抵抗(28)(29)
により分圧して出力する。電流検出回路(6)については
一般的にはたとえば1Ω以下の低抵抗を使用する。
【0039】ダウンコンバータ(2)のチョークコイル(1
3)の出力端(正極側)と基準電位間には平滑用コンデンサ
(14)が接続される(図1の場合)。これはダウンコンバー
タ(2)が高周波(数十KHz〜数百KHz)でスイッチングして
いるために発生するリップル成分を抑圧し、放電ランプ
(5)の音響共鳴によるアーク不安定のリスクを低減する
ためのものである。典型的にはリップル含有率を5%以
下にし、0.1μF〜10μFが一般的に使用される。
【0040】ダウンコンバータ(2)の直流出力(電位はラ
ンプ電圧と等価になっている。)はスイッチング素子(2
3)(24)(25)(26)からなるフルブリッジインバータ(3)に
供給される。ダウンコンバータ(2)のチョークコイル(1
3)の出力端(正極側)は第1にはスイッチ手段(16)を介し
てスイッチング素子(23)のドレイン及び第2にはスイッ
チング素子(24)のドレインに接続される。
【0041】ダウンコンバータ(2)の基準電位側は電流
検出回路(6)を介し第3及び4のスイッチング素子(25)
(26)のソースに接続される。チョークコイル(13)の出力
端と基準電位間にはひとつには第1のスイッチング素子
(23)のソースと第3のスイッチング素子(25)のドレイン
を接続して第1のスイッチ手段(16)−第1のスイッチン
グ素子(23)−第3のスイッチング素子(25)の直列回路
を、もうひとつには第2の スイッチング素子(24)のソー
スと第4のスイッチング素子(26)のドレインを第2のス
イッチ手段(17)を介して接続し、第2のスイッチング素
子(24)−第2のスイッチ手段(17)−第4のスイッチング
素子(26)の直列回路を形成する。
【0042】フルブリッジインバータ(3)の出力、即
ち、第1のスイッチング素子(23)、第2のスイッチング
素子(24)のソース相互間にはイグナイタ(4)を介して放
電ランプ(5)が接続される。第1〜4のスイッチング素
子(23)(24)(25)(26)の各ゲー卜にはパルス発生回路(21)
からの信号がフルブリッジ駆動回路(10)を介して供給さ
れる。フルブリッジ駆動回路(10)は反転ドライバー(35)
(36)と非反転ドライバー(37)(38)がそれぞれ第2、3の
スイッチング素子(24)(25)と第1、4のスイッチング素
子(23),(26)のゲートに接続される。
【0043】これにより、ランプ安定点灯時には第2、
3のスイッチング素子(24)(25)と第1、4のスイッチン
グ素子(23)(26)をそれぞれ交互に導通、遮断を繰り返し
てランプ(5)を矩形波の交流点灯させる。パルス発生回
路(21)の周波数としては通常50〜500Hzが採用される。
【0044】フルブリッジインバータ(3)の出力とイグ
ナイタ(4)の入力間にはバイパスコンデンサ(15)が挿入
される。これはイグナイタの高圧がランプを経由してリ
ターンする成分を抑圧するコンデンサとしての働きを担
っており、スイッチング素子がダメージを受けて破壊す
るのを防ぐ。
【0045】放電ランプ(5)を点灯するには、まずイグ
ナイタ(4)により高電圧パルスを供給して放電ランプ(5)
の電極間をブレークダウンし放電開始する。ブレークダ
ウンに必要な高圧パルスは通常、数KV〜30kVの単一パル
ス方式である。放電ランプ(5)のブレークダウンに続い
て放電ランプ(5)はグロー放電段階(グロー電圧はほぼ一
定で通常200Vぐらいである。)に入り、アーク放電へと
移行する。
【0046】本発明にかかる放電ランプ(5)の矩形波点
灯装置は、通常の点灯状態では一定 の周波数であるがラ
ンプ始動直後の数秒間(Ts、典型的には0.5〜3秒)
始動ミスを最小化するために矩形波を解除し直流点灯を
行う。この始動期間Ts(ランプ始動直後の数秒間)はタ
イマー手段(20)により発生する。
【0047】本発明はこのタイマー手段(20)を有効に利
用し、別の目的であるフルブリッジインバータ(20)の熱
損失の低減を図るものである。この目的のためタイマー
手段の出力は第1には、リレー等による第1及び2のス
イッチ手段(16)(17)に供給し始動期間Ts中に第1及び
2のスイッチ手段(16)(17)を遮断する。
【0048】第2には遅延回路(22)を介してパルス発生
回路(21)に供給し、始動期間Tsに遅延時間(Tdと呼ぶ
ことにし、例えば約100msとする。)を加算した期間はパ
ルス発生回路(21)の発振を停止し、Lowレべルに保持す
る。これにより、(Ts+Td)の期間は第2及3のスイ
ッチング素子(24)(25)を導通状態に、第1及び第4のス
イッチング素子(23)(26)を遮断状態で保持させる。これ
により、第1〜4のスイッチング素子(23)(24)(25)(26)
「全てパワーMOSFETで構成されている」にはランプ始動
時の高い電圧が印加されないことになる。
【0049】前記始動期間Ts期間後は第1、2のスイ
ッチ手段(16)(17)が導通し、第1及び4のスイッチング
素子(23)(26)をフルブリッジインバータ(3)に接続する
とともに遅延時間Td経過後はパルス発生回路(21)が再
び動作し、正規の矩形波点灯に移行する。ここに遅延回
路(22)の役目は第1及び2のスイッチ手段(16)(17)が導
通する瞬間にフルブリッジインバータ(3)の動作が開始
して、フルブリッジ出力が遮断状態になってランプ消灯
になるようなことを防止するためである。
【0050】タイマー手段(20)の出力は第3として、不
点灯検出回路(27)に入力される。これは、前記始動期間
Tsの期間内に放電ランプ(5)がアーク放電に至らず、
点灯を失敗した場合にパルス幅変調回路(9)をシャツト
ダウンしダウンコンバータ(2)のスイッチングを停止さ
せるものである。
【0051】これにより、ランプ不点灯時は始動期間T
s経過後に第1〜4のスイッチング素子(23)(24)(25)(2
6)のドレイン・ソース間に直流電源の高い電圧が印加さ
れることを防止する。
【0052】図2は本発明の始動時のタイミングを示
す。ここで(a)はタイマー手段の出力であり、始動期間
Ts中はLowレベルとなる。(b)は遅延回路出力であり、
タイマー手段の出力を遅延時間Tdだけ遅らせている。
(c)は不点灯検出回路出力であり、ランプがTs期間内
に正常に点灯すればLowレベル、不点灯の場合はTs期
間後Highレベルになる。
【0053】不点灯検出回路(27)について150Wでランプ
電圧範囲が50〜100Vのランプを例にとり説明する。この
ようなランプの場合例えば不点灯の判定レベルを120Vに
設定する。ダウンコンバータ出力に接続された抵抗(30)
(31)により分圧し、コンパレータ(32)の非反転入力に入
力する。反転入力側には基準電源(33)として例えば5Vを
接続する。例えばR4=240KΩ、R5=10KΩに選べば判定
レベル約120V以上にてコンパレータ出力はHighレベルに
なり、Tsの期間後、ランプ不点灯のためHighレベルで
あればAND素子(34)にHighレベルが出力され、パルス幅
変調回路をシャツトダウンにならしめる。
【0054】(d)はフルブリッジインバータ出力のタイ
ミングを示す。放電ランプ(5)が始動期間Ts内に正常
に点灯すればTs+Td後に、直流から矩形波点灯に移
行する。ランプ不点灯時は始動期間Ts経過後、パルス
幅変調回路(9)をシャットダウンし、フルブリッジイン
バータ出力は無信号状態となる。
【0055】[実施例2] 図3は本発明にかかる矩形波点灯装置の別の実施例を示
す回路図である。
【0056】実施例1と比較して、平滑用コンデンサ(1
4)の接続方法のみが異なる。従ってこの異なる部分につ
いて説明し、実施例1と同一作用の回路については説明
を省 略する。
【0057】平滑用コンデンサ(14)はスイッチ手段(16)
を介してダウンコンバータ(2)のチョークコイル(13)の
出力端(正極側)と基準電位間に接続される。従って、ラ
ンプ始動時の始動期間Ts中は平滑用コンデンサ(14)が
ダウンコンバータ出力に接続されない。
【0058】すなわち、スイッチ手段を増やすことな
く、フルブリッジインバータ(3)の効率向上と、平滑用
コンデンサ(14)の接続切り替えを第1のスイッチ手段(1
6)で共用できるものである。この実施例は先に出願ずみ
の発明(特願平10−290777放電ランプ(5)の点灯装置)の
点灯性能の改善方法を、本発明の放電ランプ(5)の矩形
波点灯装置に応用したものである。
【0059】これにより、ランプ始動時については数百
Vのグロー放電領域から数十Vのアーク放電までの急激な
電圧の過度的変化にダウンコンバータ(2)のフイードバ
ック系が追随でき十分な連続的グロー電力が供給できて
すみやかなアーク放電への移行を達成することができ
る。グロー電力はたとえば一例として150V〜300Vで100
〜150Wを供給する。始動期間Ts経過後は第1のスイッ
チ手段(16)がオンとなり平滑用コンデンサ(14)はダウン
コンバータ(2)の出力に接続される。
【0060】アーク放電への移行直後はガス放電が主で
あり、電圧は低くおおよそ10〜20Vとなる。放電ランプ
(5)の内部でプラズマとして働く水銀、ハライド金属が
十分蒸気化すれば電圧は定格の75Vに達し、定格の150W
が供給される。アーク放電への移行後は変化は遅くたと
えば1分ぐらいかかって定格電圧に至る。
【0061】このようにランプ点灯後はダウンコンバー
タ(2)が高周波(数十KHz〜数百KHz)でスイッチングして
いるために発生するリップルを抑圧し、放電ランプ(5)
の音響共鳴によるアーク不安定のリスクを低減するため
に平滑する必要がある。典型的にはリップル含有率を5
%以下にし、平滑用として0.1〜10μFが一般的に使用
れる。
【0062】[試験] 一例として50V〜100Vにて定電力150Wの放電ランプの
矩形波点灯装置を試作して従来例と本実施例で効率を測
定し本実施例のフルブリッジインバータの熱損失低下の
効果を確認した。
【0063】尚、フルブリッジインバータで使用したス
イッチング素子を表1に示す。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】表2より、特に出力ランプ電圧V O の低い
場合には改善効果が大きくなることがわかる。従って特
にアーク長の短い放電ランプでランプ電圧の低いものに
対しては効果が大きいといえる。
【0067】
【発明の効果】 以上述べたように本発明により、フルブ
リッジインバータのスイッチング素子にランプ始動時に
特有の高電圧が供給されないので耐圧の低い素子、即
ち、熱損失の著しく小さな素子を使用することができ、
効率が高く、小型の矩形波点灯装置を提供することがで
きる。また、遅延手段により、第1、2のスイッチ手段
が導通する瞬間にフルブリッジの動作が開始しないた
め、フルブリッジ出力が遮断状態になってランプ消灯に
なるようなことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の回路を示した図。
【図2】始動時のタイミングを示した図。
【図3】実施例2の回路を示した図。
【図4】従来の点灯装置の回路を示した図。
【符号の説明】
(1) 直流電源 (2) ダウンコンバータ (3) フルブリッジインバータ (4) イグナイタ (5) 放電ランプ (6) 電流流検出回路 (7) 電圧検出回路 (8) 演算回路 (9) パルス幅変調回路(PWM) (10) フルブリッジ駆動回路 (11) ダウンコンバータのスイッチング素子 (12) ダイオード (13) チョークコイル (14) 平滑用コンデンサ (15) バイパスコンデンサ (16),(17) スイッチ手段 (20) タイマー手段 (21) パルス発生回路 (22) 遅延回路 (23),(24),(25),(26) フルブリッジインバータのス
イッチング素子 (27) 不点灯検出回路 (28),(29),(30),(31) 抵抗 (32) コンパレータ (33) 基準電源 (34) AND回路 (35),(36) 反転ドライバー (37),(38) 非反転ドライバー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/16 H02M 7/48 H05B 41/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 直流電源(1)と、(b) 放電ランプ(5)の電力制御を行うダウンコンバータ
    (2)と、(c) 前記 ダウンコンバータの出力を平滑する平滑用
    コンデンサ(14)と、(d) 第1のスイッチ手段(16)を含む第1及び第3のス
    イッチング素子(23)(25)から成る直列回路と第2のスイ
    ッチ手段(17)を含む第2及び第4のスイッチング素子(2
    4)(26)から成る直列回路で構成され、前記 ダウンコンバ
    ータ(2)の出力を矩形波電流に変換するフルブリッジイ
    ンバータ(3)と、(e) 前記 フルブリッジインバータ(3)の第1及び第4の
    スイッチング素子(23)(26)と前記第2及び第3のスイッ
    チング素子(24)(25)を交互に導通、遮断するよう駆動さ
    せるフルブリッジ駆動回路(10)と、(f) 前記スイッチング素子(23)(24)(25)(26)を開閉制
    御するためのパルス信号を前記フルブリッジ駆動回路(1
    0)に送る パルス発生回路(21)と、 (g) 前記第1及び第3のスイッチング素子(23)(25)の
    接続点と前記第2及び第4のスイッチング素子(24)(26)
    の接続点との間に接続され、前記放電ランプ(5)を始動
    させるイグナイタ(4)と、 (h) 前記パルス発生回路(21)に接続され、ランプ始動
    直後の所定の始動期間Tsに続く遅延時間Td経過後に
    パルス発生回路(21)を作動させる遅延手段(22)と、 (i) 前記第1のスイッチ手段(16)と第2のスイッチ手
    段(17)に接続され、 前記始動期間Ts中、両第1、第2のスイッチ手段(16)
    (17)をオフにして同期間Ts中、前記第1及び第4のス
    イッチング素子(23)(26)がランプ始動回路系から開放さ
    れるようにすると共に 同期間Ts中、フルブリッジ駆動
    回路(10)をリセット解除して第2及び第3のスイッチン
    グ素子(24)(25)を導通状態、第1及び第4のスイッチン
    グ素子(23)(26)を遮断状態に固定し、且つ、 前記始動期間Tsが終了した後、両第1、第2のスイッ
    チ手段(16)(17)をオンにして前記第1及び第4のスイッ
    チング素子(23)(26)をフルブリッジインバータ(3)に接
    続させ、 前記始動期間Tsの終了後の更に付加された前記遅延時
    間Td経過後に前記フルブリッジ駆動回路(10)を作動さ
    せて前記フルブリッジインバータ(3)による矩形波点灯
    を行わせるタイマー手段(20)とを備えている ことを特徴
    とする放電ランプの矩形波点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記平滑用コンデンサ(14)は、一端が
    前記第1のスイッチ手段(16)を介して前記ダウンコンバ
    ータ(2)の出力端に接続され、他端が前記ダウンコンバ
    ータ(2)の基準電位側に接続されていることを特徴とす
    る請求項1記載の放電ランプの矩形波点灯装置。
  3. 【請求項3】 前記始動期間Ts内に前記放電ランプ
    (5)が点灯しない場合には、前記ダウンコンバータ(2)の
    動作を停止させる不点灯検出手段(27)をさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の放電ランプの矩
    形波点灯装置。
  4. 【請求項4】 直流電源(1)と、フルブリッジ駆動回
    路(10)にて交互に導通,遮断するよう駆動される2組
    のスイッチング素子(23)(26),(24)(25)を備えたフルブ
    リッジインバータ(3)により矩形波電流で放電ランプ(5)
    を点灯させる放電ランプの矩形波点灯方法であって、(i) 放電ランプ点灯直後の所定の始動期間Tsは、直
    流点灯させるために前記フルブリッジインバータ(3)の
    一方の組のスイッチング素子(24)(25)を導通状態に固定
    し、他方の組のスイッチング素子(23)(26)を遮断状態に
    固定すると共に前記スイッチング素子(23)(26)にそれぞ
    れ直列接続されているスイッチ手段(16)(17)をオフにし
    て前記スイッチング素子(23)(26)をランプ始動回路系か
    ら開放し、(ii) 前記 始動期間Ts経過後に前記スイッチ手段(16)
    (17)をオンにして遮断状態に固定されていた組のスイッ
    チング素子(23)(26)前記フルブリッジインバータ(3)
    に接続させ(iii) 然る後、前記始動期間Tsに続く遅延時間Td
    経過後に前記 フルブリッジ駆動回路(10)を作動させて前
    記フルブリッジインバータ(3)の2組のスイッチング素
    子(23)(26),(24)(25)を導通,遮断するように駆動させ
    矩形波点灯に移行することを特徴とする放電ランプの
    矩形波点灯方法。
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