JP2600004Y2 - 車輌用放電灯の点灯回路 - Google Patents

車輌用放電灯の点灯回路

Info

Publication number
JP2600004Y2
JP2600004Y2 JP1992070405U JP7040592U JP2600004Y2 JP 2600004 Y2 JP2600004 Y2 JP 2600004Y2 JP 1992070405 U JP1992070405 U JP 1992070405U JP 7040592 U JP7040592 U JP 7040592U JP 2600004 Y2 JP2600004 Y2 JP 2600004Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge lamp
circuit
voltage
signal
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992070405U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0629097U (ja
Inventor
昌康 山下
敦之 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1992070405U priority Critical patent/JP2600004Y2/ja
Priority to US08/120,467 priority patent/US5422548A/en
Priority to DE4331378A priority patent/DE4331378C2/de
Publication of JPH0629097U publication Critical patent/JPH0629097U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2600004Y2 publication Critical patent/JP2600004Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/288Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices and specially adapted for lamps without preheating electrodes, e.g. for high-intensity discharge lamps, high-pressure mercury or sodium lamps or low-pressure sodium lamps
    • H05B41/292Arrangements for protecting lamps or circuits against abnormal operating conditions
    • H05B41/2921Arrangements for protecting lamps or circuits against abnormal operating conditions for protecting the circuit against abnormal operating conditions
    • H05B41/2925Arrangements for protecting lamps or circuits against abnormal operating conditions for protecting the circuit against abnormal operating conditions against abnormal lamp operating conditions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q11/00Arrangement of monitoring devices for devices provided for in groups B60Q1/00 - B60Q9/00
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/20Responsive to malfunctions or to light source life; for protection
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S315/00Electric lamp and discharge devices: systems
    • Y10S315/07Starting and control circuits for gas discharge lamp using transistors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、寿命等の原因で放電灯
が点滅を繰り返したときにこれを検出して放電灯への電
力供給を遮断することによって対向車に対する走行安全
性を保証するようにした新規な車輌用放電灯の点灯回路
を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】近時、白熱電球に代わる光源として小型
のメタルハライドランプが注目されており、車輌用メタ
ルハライドランプの点灯回路の構成としては、例えば、
電源に直流電源を用い、直流入力電圧を昇圧回路によっ
て昇圧した後、直流−交流変換回路によって正弦波又は
矩形波状の交流電圧に変換してメタルハライドランプに
印加するようにしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来の点灯
回路では車輌走行中に放電灯の寿命等の原因で放電灯が
点滅を繰り返すような状況に陥った場合には、対向車に
幻惑等を与える虞があり、このままの状態で走行すると
交通の安全性を害する危険が生じるという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は上記し
た課題を解決するために、放電灯の管電圧又はその相当
信号のレベルを検出することによって放電灯の異常状態
を検出した時に放電灯への電力供給を遮断するようにし
た車輌用放電灯の点灯回路において、放電灯の点滅状態
を検出する異常検出手段と、異常検出手段から回路の異
常状態を示す信号を受けたときに放電灯への電源供給を
遮断する電源遮断手段とを設けるとともに、放電灯の管
電圧又はその相当信号のレベルが所定電圧以上になった
時点から所定の待ち期間の経過した後の監視期間中にお
いてなお放電灯の管電圧又はその相当信号のレベルが所
定電圧以上になったことを異常検出手段が検出したとき
に、放電灯の異常状態と判定して電源遮断手段に信号を
送り放電灯への電源供給を遮断するように構成したもの
である。
【0005】
【作用】本考案によれば、放電灯の管電圧又はその相当
信号のレベルを検出することによって放電灯が点滅状態
に陥ったことを検出して放電灯への電力供給を遮断する
ようにしているため、点滅状態の継続によって対向車に
幻惑等を与えてしまうといった不都合を解消することが
でき、走行の安全性を向上させることができる。
【0006】
【実施例】以下に、本考案車輌用放電灯の点灯回路の詳
細を図示した実施例に従って説明する。尚、図示した実
施例は本考案を矩形波点灯方式の点灯回路に適用したも
のである。
【0007】図1は車輌用放電灯の点灯回路1の構成の
概要を示すものであり、点灯回路1においてバッテリー
2が直流電圧入力端子3、3′間に接続される。
【0008】4、4′は直流電源ラインであり、その一
方のプラスライン4上には点灯スイッチ5が設けられて
いる。
【0009】プラスライン4上にはリレー接点6aが設
けられており、該接点6aは電源遮断用リレー回路6に
よってその開閉がなされる。つまり、電源遮断用リレー
回路6は回路に異常が検出された時や、後述する異常検
出回路からの検出信号を受けたときに後段の回路へのバ
ッテリー電圧の供給を断つために設けられている。
【0010】7は直流昇圧回路であり、そのプラス側入
力端子がリレー接点6aの出力側端子に接続され、他方
のグランド側入力端子が直流電圧入力端子3′に接続さ
れている。
【0011】この直流昇圧回路7はバッテリー電圧の昇
圧のために設けられており、後述する制御回路によって
その昇圧制御が行なわれるようになっている。
【0012】8は直流−交流変換回路であり、上記直流
昇圧回路7の後段に設けられ、直流昇圧回路7から送ら
れてくる直流電圧を矩形波交流電圧に変換するための回
路である。この直流−交流変換回路8には、例えば、ブ
リッジ型駆動回路が用いられる。
【0013】9はイグナイタ回路であり、上記直流−交
流変換回路8の後段に配置され、その交流出力端子1
0、10′間には定格電力35Wのメタルハライドラン
プ11が接続されるようになっている。
【0014】12は直流昇圧回路7の出力電圧を制御す
るための制御回路であり、直流昇圧回路7の出力端子間
に設けられた分圧抵抗13、13′によって検出される
直流昇圧回路7の出力電圧に対応した電圧検出信号が入
力される。
【0015】また、直流昇圧回路7と直流−交流変換回
路8とを結ぶグランドライン上に設けられた電流検出用
抵抗14によって、直流昇圧回路7の出力電流に対応し
た電流検出信号が電圧変換された形で制御回路12に入
力されるようになっている。
【0016】そして、制御回路12はこれらの検出信号
に応じた制御信号を発生して直流昇圧回路7に送出し、
その出力電圧を制御することで、メタルハライドランプ
11の起動時の状態に合せた電力制御を行い、ランプの
始動時間や再始動時間の短縮化を図ることができるよう
に構成されている。
【0017】15は異常検出回路であり、メタルハライ
ドランプ11が寿命等によって点滅状態に陥ったことを
検出して、検出信号(これを「SE」と記す。)を電源
遮断用リレー回路6に送りバッテリー2から直流昇圧回
路7への電源電圧の供給を断つようになっている。
【0018】点滅状態の検出には、直流昇圧回路7の出
力電圧(これを「VO」と記す。)が利用され、出力電
圧VOが閾値を越えたときから所定時間の経過を置いて
監視期間を設け、この監視期間内に出力電圧VOが閾値
を越えたことで、メタルハライドランプ11の点滅状態
を検出している。
【0019】メタルハライドランプ11の点滅時におい
て出力電圧VOのピーク電圧が閾値を越えることになる
が、正常時におけるメタルハライドランプ11の点灯開
始直後に出力電圧VOが一時的に増大するため、出力電
圧VOの値が単に閾値を越えたことで点滅の判断を下す
訳にはいかないため、最初に出力電圧VOが閾値を越え
てから一定期間をおいてVOの監視期間を設けている。
【0020】図2は異常検出回路15の構成例を示すも
のである。
【0021】直流昇圧回路7の出力電圧VOは、抵抗1
6、コンデンサ17を介してコンパレータを構成する演
算増幅器18の非反転入力端子に送られる。
【0022】演算増幅器18の反転入力端子には、所定
の基準電圧E1が供給されており、これと電圧VOとの
比較結果がダイオード19を介して後段のホールド回路
20に送られるようになっており、また、演算増幅器1
8の出力端子はAND回路を構成するダイオード21の
カソードに接続されている。
【0023】尚、演算増幅器18の出力端子はプルアッ
プ抵抗22を介して電源端子Vccに接続されている。
【0024】ホールド回路20においては、エミッタ接
地のPNPトランジスタ23のコレクタが上記ダイオー
ド19のカソードに接続されるとともにコンデンサ24
を介して接地されている。
【0025】そして、エミッタ接地とされたNPNトラ
ンジスタ25は、そのベースが抵抗26を介してPNP
トランジスタ23のコレクタに接続されており、また、
そのコレクタが抵抗27、28を介して電源端子Vcc
に接続されるとともに、抵抗27と抵抗28との間がP
NPトランジスタ23のベースに接続されている。
【0026】尚、トランジスタ25のベース−エミッタ
間には抵抗が介挿されている。
【0027】トランジスタ25のコレクタは、抵抗2
9、コンデンサ30を介して接地され、エミッタ接地と
されたトランジスタ31のベースが抵抗29とコンデン
サ30との間に接続され、該トランジスタ31のコレク
タが抵抗32とコンデンサ33との間に抵抗を介して接
続されている。
【0028】尚、抵抗32の一端は電源端子Vccに接
続され、他端がコンデンサ33を介して接地されてお
り、抵抗32に並列に設けられたダイオード34のカソ
ードが電源端子Vccに接続され、ダイオード34のア
ノードが抵抗35を介して演算増幅器36の非反転増幅
端子に接続されている。
【0029】コンパレータを構成する演算増幅器36の
反転入力端子には所定の基準電圧E2が供給されてお
り、その出力端子がAND回路を構成するダイオード3
7のカソードに接続されるとともに、抵抗38、コンデ
ンサ39、そして抵抗40、41から成る回路を介して
NPNトランジスタ42のベースに接続されている。
【0030】尚、演算増幅器36の出力端子はプルアッ
プ抵抗43を介して電源端子Vccに接続され、出力端
子と非反転入力端子との間には抵抗44が介挿されてい
る。
【0031】トランジスタ42のコレクタはAND回路
を構成するダイオード45のカソードに接続されるとと
もに、ダイオード46のカソードに接続されており、該
ダイオード46のアノードがコンデンサ24と抵抗26
との間に接続されている。
【0032】3つのダイオード21、37、45は、そ
れらのアノードが共通化されてダイオード47のアノー
ドに接続されており、該ダイオード47のカソードが検
出出力端子48に接続されている。
【0033】尚、ダイオード47のアノードは、プルア
ップ抵抗を介して電源端子Vccに接続されている。
【0034】この異常検出回路15において、演算増幅
器18からなるコンパレータは直流昇圧回路7の出力電
圧VOが基準電圧に対応する閾値を越えたかどうかを検
出し、出力電圧VOが閾値を越えたときにはH信号が出
力され、これがホールド回路20により保持される。
【0035】これによって、トランジスタ31がオフ状
態となり、抵抗32を介してコンデンサ33が充電され
る。
【0036】コンデンサ33の端子電圧が上昇して、あ
る期間(以下、「待ち期間」と呼び、「Tw」と記
す。)が経過し、演算増幅器36の基準電圧E2を越え
ると、演算増幅器36の出力がHレベルになるため、コ
ンデンサ39が充電される。
【0037】そして、ある期間(これが監視期間に相当
し、「Tm」と記す。)が経過するとトランジスタ42
がオン状態になり、ダイオード46を介してホールド回
路20の保持状態が解除される。
【0038】図4はメタルハライドランプ11が正常に
点灯する場合における直流昇圧回路7の出力電圧VOの
時間的変化を概略的に示すものであり、時間の起点は点
灯スイッチ5の投入時としている。
【0039】グラフ曲線49に示すように、点灯スイッ
チ5の投入直後には出力電圧VOが高く、閾値(これを
「Vsh」と記す。)を越える期間が生じ、その後、ラ
ンプが点灯すると電圧値が一旦落ち込んでから徐々に定
常値に漸近していく。尚、図4の網掛け部分はランプが
未だ点灯していない状態である。
【0040】待ち期間Tw中はコンデンサ33の端子電
圧が基準電圧E2以下であるため、演算増幅器36の出
力がLレベルになっており、ダイオード37の導通によ
り検出出力はL信号となっている。
【0041】監視期間Tmに移行すると演算増幅器36
の出力がHレベルになるが、演算増幅器18の出力がL
レベルであるため、ダイオード21の導通により検出出
力がL信号となる。
【0042】監視期間Tmの終了とともに、トランジス
タ42がオン状態となり、ダイオード46を介してホー
ルド回路20がリセットされ、コンデンサ33、39が
放電される。
【0043】これによって、異常検出回路15は、次に
出力電圧VOが閾値を越えるまでの間待機状態となる。
【0044】このように、メタルハライドランプ11の
正常動作時には異常検出回路15の出力端子にH信号が
出力されることはない。
【0045】図5乃至図7はメタルハライドランプ11
に異常が生じた場合における直流昇圧回路7の出力電圧
VOの時間的変化を概略的に示すものであり、図5は点
灯スイッチ5の投入直後からメタルハライドランプ11
に異常が認められる場合、図6は点灯初期において点滅
が繰り返される場合、図7はメタルハライドランプ11
が一旦は正常に点灯したもののその後に何らかの異常が
発生して点滅が繰り返されるようになった場合をそれぞ
れ示している。
【0046】尚、時間の起点は点灯スイッチ5の投入時
としており、また図においてVO>Vshの範囲を網掛
け模様によって表している。
【0047】図5では、グラフ線50に示すようにメタ
ルハライドランプ11が当初からオープン状態となって
いるため、点灯スイッチ5の投入直後から出力電圧VO
が閾値Vshを越えた状況が延々と継続することにな
る。
【0048】つまり、待ち期間Tw、監視期間Tmを通
して、VO>Vshとなる。
【0049】また、図6では、グラフ曲線51に示すよ
うに、点灯スイッチ5の投入直後に出力電圧が一旦閾値
を越える期間があって、それから電圧値が下がった後点
滅が繰り返され、点滅の消灯時には出力電圧VOが閾値
Vshを越え、点灯時にはVOが下がって閾値以下とな
っている。
【0050】そして、この点滅状態は待ち期間Tw中に
起り、監視期間Tmにまで及んでいる。
【0051】また、図7では、グラフ曲線52に示すよ
うに、点灯開始の際には図4で説明したような正常な点
灯動作が行われた後に点滅状態が発生して、この状態が
待ち期間Tw、監視期間Tmの間継続している。
【0052】いずれの場合にも出力電圧VOが最初に閾
値Vshを越えた時を起点として待ち期間Twの経過し
た後の監視期間Tm中に「VO>Vsh」の状態が検出
される状況であり、これによってメタルハライドランプ
11の点灯異常が検出される。
【0053】即ち、待ち期間Tw中は、正常時と同様に
異常検出回路15の検出出力がL信号となるが、監視期
間Tm中に演算増幅器18の出力がHレベルになるとき
があるため、その際ダイオード21、37、45が全て
非導通状態となり、ダイオード47の導通により検出出
力端子48にH信号が出力される。
【0054】これが異常検出信号SEであり、電源遮断
用リレー回路6に送られて保持され、これによって電源
ライン上に設けられたリレー接点6aが開かれるため、
メタルハライドランプ11の点灯動作が中止される。
【0055】図3は電源遮断用リレー回路6の構成例を
示すものである。
【0056】53は電源端子であり、逆電圧防止用ダイ
オード54を介して点灯スイッチ5の出力側端子に接続
されている。
【0057】55はリレーであり、そのコイル55aの
一端が電源端子53に接続され、他端はNPNトランジ
スタ56のコレクタに接続されている。このコイル55
aの励磁動作に応じてリレー接点6aの開閉が行なわれ
る。
【0058】57は信号保持回路であり、その入力端子
58に上記した異常検出信号SEが送られてくるように
なっており、入力端子58がHレベルになったときに、
この状態が保持されてトランジスタ56がオフ状態とな
るように構成されている。
【0059】つまり、入力端子58はエミッタ接地のP
NPトランジスタ59のコレクタに接続されており、該
コレクタが抵抗60、コンデンサ61を介して接地され
るとともに、抵抗60、62を介してNPNトランジス
タ63のベースに接続されている。尚、62′はトラン
ジスタ63のベース−コレクタ間に設けられた抵抗であ
る。
【0060】そして、エミッタ接地とされたNPNトラ
ンジスタ63のコレタタは、ダイオード64、抵抗6
5、65′を介して上記したトランジスタ56のベース
に接続されるとともに、該コレクタは抵抗66、66′
を介して電源端子53に接続され、抵抗66と66′と
の間がPNPトランジスタ59のベースに接続されてい
る。
【0061】よって、入力端子58にH信号、つまり、
異常検出信号SEが加わると、トランジスタ63、59
がオン状態となるとともにこの状態が保持され、トラン
ジスタ56がオフする。
【0062】従って、リレー55がオフし、リレー接点
6aが開かれて直流昇圧回路7への電源電圧の供給が断
たれることになる。
【0063】そして、この状態は点灯スイッチ5を一旦
切った後再び投入しない限り継続するようになってい
る。
【0064】しかして、点灯回路1にあってはメタルハ
ライドランプ11が寿命等の原因によって点滅を繰り返
した場合に、監視期間Tm中において出力電圧VOが閾
値Vshを越えたときにランプへの電力供給が遮断され
るので、点滅状態が継続することによって対向車の運転
者に不信感を与える等、交通安全上好ましくない状況の
継続を防止することができる。
【0065】
【考案の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本考案によれば、放電灯の管電圧又はその相当信号
を監視することによって放電灯が点滅状態に陥ったこと
を検出して放電灯への電力供給を遮断するようにしてい
るので、点滅状態の継続によって対向車に幻惑等を与え
てしまうといった不都合を解消することができる。
【0066】その際、放電灯の管電圧又はその相当信号
のレベルが所定電圧以上になった時点から所定の待ち期
間の経過した後の監視期間中においてなお放電灯の管電
圧又はその相当信号のレベルが所定電圧以上になったこ
とを検出したときに、異常検出手段が放電灯の異常状態
と判定して電源遮断手段に信号を送り放電灯への電源供
給を遮断するように制御しているので、放電灯の点灯開
始時のように管電圧が一時的に上昇した状況を異常状態
と判断してしまうといった誤検出の頻度を低減すること
ができる。
【0067】尚、前記した実施例は本考案の一実施例に
すぎず、この例のみによって本考案の技術的範囲が狭く
解釈されてはならない。例えば、前記実施例において
は、異常検出時に直流昇圧回路へのバッテリー電圧の供
給を断つようにしたが、直流−交流変換回路の動作を停
止させるようにしても良く、また、本考案は矩形波点灯
方式の点灯回路に限らず正弦波点灯方式、直流点灯方式
の点灯回路等に広く適用することができることは勿論で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案車輌用放電灯の点灯回路の概要を示すブ
ロック図である。
【図2】異常検出回路の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】電源遮断用リレー回路の構成例を示すブロック
図である。
【図4】放電灯の正常時における直流昇圧回路の出力電
圧VOの時間的変化を示すグラフ図である。
【図5】放電灯のオープン状態における直流昇圧回路の
出力電圧VOの時間的変化を示すグラフ図である。
【図6】放電灯の点滅時における直流昇圧回路の出力電
圧VOの時間的変化を示すグラフ図である。
【図7】放電灯の正常点灯後において点滅状態が生じた
場合の直流昇圧回路の出力電圧VOの時間的変化を示す
グラフ図である。
【符号の説明】
1 車輌用放電灯の点灯回路 6 電源遮断手段7 直流昇圧回路 8 直流−交流変換回路 9 イグナイタ回路 11 放電灯 15 異常検出手段 VO 相当信号 Tw 待ち期間 Tm 監視期間
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 41/14 - 41/29

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯の管電圧又はその相当信号のレベ
    ルを検出することによって放電灯の異常状態を検出した
    時に放電灯への電力供給を遮断するようにした車輌用放
    電灯の点灯回路において、 (イ)放電灯の点滅状態を検出する異常検出手段と、異
    常検出手段から回路の異常状態を示す信号を受けたとき
    に放電灯への電源供給を遮断する電源遮断手段とを設け
    たこと、 (ロ)上記異常検出手段は、放電灯の管電圧又はその相
    当信号のレベルが所定電圧以上になった時点から所定の
    待ち期間の経過した後の監視期間中においてなお放電灯
    の管電圧又はその相当信号のレベルが所定電圧以上にな
    ったことを検出したときに、放電灯の異常状態と判定し
    て電源遮断手段に信号を送り放電灯への電源供給を遮断
    するようにしたことを特徴とする車輌用放電灯の点灯回
    路。
JP1992070405U 1992-09-16 1992-09-16 車輌用放電灯の点灯回路 Expired - Fee Related JP2600004Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992070405U JP2600004Y2 (ja) 1992-09-16 1992-09-16 車輌用放電灯の点灯回路
US08/120,467 US5422548A (en) 1992-09-16 1993-09-14 Cut-off vehicular discharge lamp circuit having wait and monitor modes
DE4331378A DE4331378C2 (de) 1992-09-16 1993-09-15 Schaltungsanordnung zum Betrieb einer Hochdruck-Entladungslampe für einen Fahrzeugscheinwerfer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992070405U JP2600004Y2 (ja) 1992-09-16 1992-09-16 車輌用放電灯の点灯回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0629097U JPH0629097U (ja) 1994-04-15
JP2600004Y2 true JP2600004Y2 (ja) 1999-09-27

Family

ID=13430528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992070405U Expired - Fee Related JP2600004Y2 (ja) 1992-09-16 1992-09-16 車輌用放電灯の点灯回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5422548A (ja)
JP (1) JP2600004Y2 (ja)
DE (1) DE4331378C2 (ja)

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2962506B2 (ja) * 1994-10-14 1999-10-12 株式会社日立製作所 放電管点灯装置
JP3174993B2 (ja) * 1995-05-12 2001-06-11 株式会社小糸製作所 放電灯点灯回路
JP3280540B2 (ja) * 1995-05-12 2002-05-13 株式会社小糸製作所 放電灯点灯回路
JP3210561B2 (ja) * 1995-06-14 2001-09-17 株式会社小糸製作所 放電灯点灯回路
US5675220A (en) * 1995-07-17 1997-10-07 Adac Plastics, Inc. Power supply for vehicular neon light
JPH09129379A (ja) * 1995-11-06 1997-05-16 Koito Mfg Co Ltd 放電灯点灯装置
GB2307321A (en) * 1995-11-15 1997-05-21 Delmatic Ltd Failed light detector
JP3759996B2 (ja) * 1996-01-08 2006-03-29 株式会社小糸製作所 放電灯点灯回路
JP3207104B2 (ja) * 1996-02-14 2001-09-10 株式会社小糸製作所 放電灯点灯回路
JP3210570B2 (ja) * 1996-02-29 2001-09-17 株式会社小糸製作所 放電灯点灯回路
JP3521602B2 (ja) * 1996-03-06 2004-04-19 株式会社デンソー 放電灯点灯装置
JP3318703B2 (ja) * 1996-03-11 2002-08-26 株式会社小糸製作所 車輌用放電灯の点灯回路
JP3280567B2 (ja) * 1996-04-04 2002-05-13 株式会社小糸製作所 放電灯点灯回路
JP3193298B2 (ja) * 1996-06-07 2001-07-30 株式会社小糸製作所 放電灯点灯回路
JP3919850B2 (ja) * 1996-07-19 2007-05-30 株式会社小糸製作所 自動車用照明回路装置
JP3731688B2 (ja) * 1997-01-14 2006-01-05 株式会社小糸製作所 放電灯点灯回路
JP3729961B2 (ja) * 1997-01-14 2005-12-21 株式会社小糸製作所 放電灯点灯回路
DE19715341C1 (de) * 1997-04-12 1998-10-15 Vossloh Schwabe Gmbh Elektronisches Vorschaltgerät mit automatischem Wiederanlauf
DE19715342C1 (de) * 1997-04-12 1998-12-17 Vossloh Schwabe Gmbh Vorschaltgerät für unabhängigen Parallelbetrieb von Niederdruck-Gasentladungslampen
DE19715254A1 (de) * 1997-04-12 1998-10-22 Vossloh Schwabe Gmbh Lebensdauerüberwachung bei Gasentladungslampen
JP3210600B2 (ja) * 1997-05-15 2001-09-17 株式会社小糸製作所 放電灯の点灯回路
JP3207134B2 (ja) * 1997-05-16 2001-09-10 株式会社小糸製作所 放電灯の点灯回路
JP3280602B2 (ja) * 1997-06-12 2002-05-13 株式会社小糸製作所 放電灯の点灯回路
JPH1197195A (ja) * 1997-09-25 1999-04-09 Koito Mfg Co Ltd 放電灯点灯回路
US6111368A (en) * 1997-09-26 2000-08-29 Lutron Electronics Co., Inc. System for preventing oscillations in a fluorescent lamp ballast
DE69915164T2 (de) 1998-05-08 2004-09-09 Denso Corp., Kariya Gerät für eine Entladungslampe
US6037676A (en) * 1998-08-03 2000-03-14 Foree; Richard V Electrical current measuring and circuit breaking device
JP3603643B2 (ja) * 1999-02-15 2004-12-22 松下電工株式会社 放電灯点灯装置
WO2001033916A1 (fr) * 1999-11-02 2001-05-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif de commande de lampe a decharge et procede de commande d'une lampe a decharge
US6504322B2 (en) * 2000-04-18 2003-01-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Discharge lamp operating apparatus
US6727661B2 (en) 2001-09-10 2004-04-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Self-ballasted fluorescent lamp
KR100763492B1 (ko) * 2003-07-11 2007-10-04 오리진 덴키 가부시키가이샤 방전용 전원 장치
JP2005057965A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Toyota Industries Corp 電力変換装置
DE102005028239A1 (de) * 2005-06-17 2006-12-28 Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH Schaltungsanordnung und Verfahren zum Betrieb von Hochdruck-Entladungslampen
JP2009037859A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Funai Electric Co Ltd 蛍光管用電源、バックライト
TW201201628A (en) * 2010-06-29 2012-01-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Vehicle lamp monitor circuit
CN103426683B (zh) * 2013-08-26 2015-10-28 浙江正泰电器股份有限公司 金卤灯类负载用的时间继电器
WO2017177395A1 (zh) * 2016-04-13 2017-10-19 汤美 一种校园路灯故障报警系统

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3999100A (en) * 1975-05-19 1976-12-21 Morton B. Leskin Lamp power supply using a switching regulator and commutator
US4207500A (en) * 1978-12-14 1980-06-10 Area Lighting Research, Inc. Cut-off arrangement for and method of protecting a ballast-starter circuit from high pressure sodium lamp cycling malfunction
US4667129A (en) * 1986-04-21 1987-05-19 Jacques Papillon Method and device for automatically switching on and off the headlights of a motor vehicle
DE3715162A1 (de) * 1987-05-07 1988-11-17 Bosch Gmbh Robert Schaltungsanordnung zum betrieb einer gasentladungslampe an einer gleichstromquelle
US4952849A (en) * 1988-07-15 1990-08-28 North American Philips Corporation Fluorescent lamp controllers
EP0359860A1 (de) * 1988-09-23 1990-03-28 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben mindestens einer Gasentladungslampe
US5068570A (en) * 1989-01-26 1991-11-26 Koito Manufacturing Co., Ltd. Lamp lighting circuit with an overload protection capability
JPH038299A (ja) * 1989-06-02 1991-01-16 Koito Mfg Co Ltd 車輌用高圧放電灯の点灯回路
JP2587710B2 (ja) * 1990-04-28 1997-03-05 株式会社小糸製作所 車輌用放電灯の点灯回路
US5097181A (en) * 1989-09-29 1992-03-17 Toshiba Lighting & Technology Corporation Discharge lamp lighting device having level shift control function
JP2587718B2 (ja) * 1990-10-01 1997-03-05 株式会社小糸製作所 車輌用放電灯の点灯回路
JP2587720B2 (ja) * 1990-10-19 1997-03-05 株式会社小糸製作所 車輌用放電灯の点灯回路
JP2604966Y2 (ja) * 1991-04-09 2000-06-12 スタンレー電気株式会社 放電灯劣化判別保護回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0629097U (ja) 1994-04-15
DE4331378C2 (de) 2002-02-21
US5422548A (en) 1995-06-06
DE4331378A1 (de) 1994-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2600004Y2 (ja) 車輌用放電灯の点灯回路
JP3206966B2 (ja) 車輌用放電灯の点灯回路
JP3174993B2 (ja) 放電灯点灯回路
KR100225009B1 (ko) 방전등 점등회로
JP3193298B2 (ja) 放電灯点灯回路
JPH10312896A (ja) 放電灯の点灯回路
CN110682859B (zh) 行车模式提示方法、存储介质、电子设备和车辆
US20040195980A1 (en) Discharge lamp starter
JP3878823B2 (ja) 車両用灯具装置
JP2700934B2 (ja) 車輌用放電灯の点灯回路
JP3197170B2 (ja) 放電灯の点灯回路
JP3197207B2 (ja) 車輌用放電灯の点灯回路
JP2946405B2 (ja) 車輌用放電灯の点灯回路
JP2600638Y2 (ja) 車輌用放電灯の点灯回路
JP2592977Y2 (ja) 車輌用放電灯の点灯回路
KR200195825Y1 (ko) 후미동 자동 소등 시스템
JP3305127B2 (ja) 放電灯の点灯回路
JPS6341240Y2 (ja)
JPS6345806Y2 (ja)
JP3180465B2 (ja) 放電ランプ点灯装置
JPS5825592Y2 (ja) 自動車室内の灯器用自動減光タイマ−
JPH05182773A (ja) ランプ点灯装置および照明器具
JPH03153430A (ja) 車輌用放電灯の点灯回路
JP2595351B2 (ja) 車両用灯火の制御回路
JP4345421B2 (ja) 車両用照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees