JPS6341240Y2 - - Google Patents

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JPS6341240Y2
JPS6341240Y2 JP6799482U JP6799482U JPS6341240Y2 JP S6341240 Y2 JPS6341240 Y2 JP S6341240Y2 JP 6799482 U JP6799482 U JP 6799482U JP 6799482 U JP6799482 U JP 6799482U JP S6341240 Y2 JPS6341240 Y2 JP S6341240Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、方向指示灯を点滅させるとともに、
この方向指示灯が全灯正常に点灯した場合と1灯
以上断線している場合とでランプの点滅周期を変
化させて運転者に方向指示灯の断線を知らせる車
両用点滅装置に関する。
自動車において方向指示灯は運転者の意志を外
部に知らせるために重要な部品である。この方向
指示灯が断線したまま運転することは危険である
ので、この方向指示を駆動する車両用点滅装置に
おいては、一般に、少なくとも一灯が断線したと
きは正常時よりも点滅速度を速く、かつランプの
オン/オフデユーテイ比を小さくして運転者にラ
ンプの断線を知らせるようにしている。
このような車両用点滅装置として、従来、第1
図に示す構成のものが知られている。同図におい
て、1は12V鉛蓄電池等の車載電源、2は電流検
知用の抵抗、3はリレー接点、4は方向指示スイ
ツチ、5は通常、片側が前、後、側面および室内
の4個のランプからなる方向指示灯、6は抵抗2
の両端電圧に基づきランプのいずれかが断線した
ときに断線検知出力を発生する断線検出回路、7
は抵抗2の両端電圧により方向指示灯5への電流
のオンオフを判定する通電判定回路、8は方向指
示スイツチが投入されていることを判定するスイ
ツチ判定回路、そして9は所定の周期でリレーソ
レノイド(図示せず)をオンオフしてリレー接点
3を開閉する発振回路である。
次に第1図の車両用点滅装置の動作を説明す
る。方向指示スイツチ4が開路しているときは方
向指示灯5は電源1から遮断されている。また、
このとき端子10(L端子)は電源1の両端から
比較的高抵抗(通常、数百Ω〜数+KΩ)で分圧
された電圧(“M”レベル)になつている。さら
に、発振回路9は通電判定回路7およびスイツチ
判定回路8の出力の論理信号により禁止がかけら
れ、発振を停止するとともに出力もオフしてい
る。次に、方向指示スイツチ4が投入(閉路)さ
れると、端子10はランプ抵抗(数Ω程度)を通
じて接地され電圧はほぼOV(“L”レベル)にな
る。判定回路8はこれを検知して出力を反転し、
発振回路9は禁止を解かれて発振を開始するとと
もにリレー駆動出力を発生してリレーを付勢しリ
レー接点3を閉じる。すると、方向指示灯5に電
流が流れ、抵抗2および接点3の接触抵抗は方向
指示灯の抵抗より十分小さいので、端子10の電
圧はほぼ電源電圧(“H”レベル)に上昇する。
このとき、判定回路8の出力は再び発振回路9の
発振を禁止する側に反転するが、判定回路7が方
向指示灯5の電流による抵抗2の両端電圧(全灯
点灯時数十〜数百mV)を検出し、この判定回路
7の出力で発振回路9の禁止を解いているため、
発振は持続し、所定の周期でリレー接点をオンオ
フして方向指示灯5を点滅する。断線検出回路6
は方向指示灯5を流れる電流すなわち抵抗2の両
端電圧により方向指示灯5が全灯点灯したか否か
を判定し、1灯でも断線して前記両端電圧が低下
すると、発振回路9を制御して発振周期を短く
し、かつリレーのオン/オフデユーテイ比を小さ
くする。
ところで、方向指示灯5は例えば23W、23W、
5Wおよび3.5Wのランプで構成されており、23W
のランプ2個が断線すれば方向指示灯電流すなわ
ち抵抗2の両端電圧は全灯点灯時の1/6以下とな
る。このため、第1図の点滅装置において、2灯
断線時にも発振回路9の発振を安定に持続させる
ためには判定回路7の電圧検知レベルを数10mV
に設定しなければならない。方向指示スイツチ4
の開放時、端子10は前述のように比較的高イン
ピーダンスでいわゆる電気的に浮いた状態になつ
ているため、この様に検知レベルを低くすると、
ワイパ、点火装置等から発生する電気雑音によつ
て判定回路7が誤動作し、装置はリレー接点3が
チヤタリングに似た状態になるという不都合があ
つた。
本考案の目的は上述の従来形における問題点に
鑑み、車両の方向指示灯を点滅するとともに方向
指示灯の少なくとも1灯が断線した場合は全灯が
正常な場合より点滅速度を速くし、かつオン/オ
フデユーテイ比を小さくして断線を表示する車両
用点滅装置において、方向指示灯のラツシユ電流
を検出して、この検出信号により発振回路の動作
を制御するという構想に基づき、誤動作を生ずる
ことなく2灯断線時における動作を安定にするこ
とにある。
このように本考案においては、全灯点灯定常電
流の10倍程度、2灯断線時においても10/6倍程度
流れるラツシユ電流を検出して発振回路の動作を
制御しているため、通電量を検出する場合のよう
に検出レベルを小さくすることなく1灯断線時に
おいても確実な動作が得られ、また、検出レベル
を低くしなくてよいので電気雑音による誤動作も
生じない。
以下図面を用いて本考案の実施例を説明する。
従来例と共通または対応する部分については同一
の符号で表わす。
第2図は本考案の1実施例に係る車両用点滅装
置のブロツク構成図である。第2図の装置は第1
図の装置に対し、通電検出回路7の代りに記憶回
路11を付加し、さらに断線検出回路6に方向指
示灯5のラツシユ電流検出用しきい値Ishと方向
指示灯5の電流すなわち抵抗2の両端電圧がこの
しきい値Ishを超えたときラツシユ電流検出出力
を発生する出力端12とを設け、記憶回路11を
このラツシユ電流検出出力でセツトするとともに
発振回路9のリレー駆動出力のオフ信号でリセツ
トするように構成したものである。なお、第2図
においては発振回路9を第1図よりさらに詳細に
示している。すなわち、充放電切替回路91は記
憶回路11がセツト出力またはスイツチ判定回路
8がスイツチ投入判定出力を発生するとコンパレ
ータ93の出力がオフの間コンデンサ92を充電
し、コンパレータ93の出力がオンするとコンデ
ンサ92を放電する。コンパレータ93は、例え
ばヒステリシス特性の大きなシユミツトトリガ回
路のように、最初はオフしておりコンデンサ92
が充電されて両端電力が所定の電圧に達すると出
力がオンし、コンデンサ92がほぼ完全に放電す
ると出力がオフする。出力回路94はコンパレー
タ93の出力を反転し、コンパレータ出力がオフ
のときリレーソレノイドを駆動してリレー接点3
を閉路する。出力禁止回路95は記憶回路11ま
たはスイツチ判定回路8がセツト出力または判定
出力を発生しないとき、コンパレータ93の出力
のオンオフに拘わらず出力回路94がリレーを付
勢することを禁止する。
次に、第2図の点滅装置の動作を第3図のタイ
ムチヤートを参照しながら説明する。方向指示ス
イツチ4のオフ時はこの方向指示スイツチ4によ
り方向指示灯5の電流は遮断されている。また、
ラツシユ電流は2灯断線時においても全灯点灯定
常電流の10/6倍程度流れるのでラツシユ電流検出
しきい値Ishは1灯断線検出しきい値Isho以上に
設定でき、端子10が比較的高インピーダンスで
浮いていても電気雑音を拾うことはなくリレーの
チヤタリング等の誤動作を生じることもない。次
にt1で方向指示スイツチ4を投入すると(a)、前
述のように端子10が“M”レベルから“L”レ
ベルに変化し(b)、スイツチ判定回路8がスイツチ
投入を検出して充放電切替回路91および出力禁
止回路95に判定出力を送出する。従つてコンデ
ンサ92の充電が開始する(c)とともに出力回路9
4の禁止が解除されてリレーが付勢され(d)、リレ
ーの動作時間だけ遅れてt2でリレー接点3が閉
成されて方向指示灯5は点灯する。すると、端子
10は“L”レベルから“H”レベルに変化して
(b)、スイツチ判定回路8はオフするが、断線検出
回路6が方向指示灯5のラツシユ電流(実線)お
よび全灯点灯時の定常電流(破線)を検出して(e)
記憶回路11をセツトし、充放電切替回路91お
よび出力禁止回路95はこの記憶回路11の出力
で駆動されて充電状態および出力禁止解除状態を
維持する。コンデンサ93が充電されてt3で端
子電圧が所定の電圧になると、コンパレータ93
の出力がオンして充放電切替回路91を放電状態
に切り替え、コンデンサ92の放電を開始する(c)
とともに出力回路94をオフしてリレーを消勢
し、リレーの復帰時間遅れたt4でリレー接点3
を解放して方向指示灯5をオフする。リレー接点
3のオフ時は端子10は“L”レベルとなつてお
りスイツチ判定回路8が出力を発生しているた
め、コンデンサ92がほぼ完全に放電してコンパ
レータ93の出力がオフになると、出力回路は直
ちにリレーを付勢し、方向指示灯5が再びオンす
る。以下、方向指示スイツチ4をオフするまで上
述の動作を繰り返して方向指示灯5を点滅する。
断線検出回路6はしきい値Ishoが第4図に示す
ように全灯点灯定常電流Istと1灯断時電流Icut
とのほぼ中間に設定されており、方向指示灯5を
構成するランプの1個以上が断線して定常電流が
しきい値Isho以下のときは発振回路9の例えばコ
ンパレータ93のオンレベルを下げ、または充放
電回路91の充放電時定数を切り替えるなど周知
の方法で発振周波数すなわち方向指示灯5の点滅
周期を短くし、かつ方向指示灯5のオン/オフデ
ユーテイ比を小さくする。
なお、前述のようにラツシユ電流は2灯断線時
においても全灯点灯定常電流の10/6程度流れ、1
灯断線検出しきい値Ishoより充分大きいので、回
路構成をより簡略にするために前記しきい値Ish
としてこの1灯断線検出しきい値Ishoを兼用して
もよく、この場合、ラツシユ電流検出出力端12
も断線検出出力端13と兼用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車両用点滅装置のブロツク図、
第2図は本考案の1実施例に係る車両用点滅装置
のブロツク図、第3図は第2図の装置の各部電圧
のタイムチヤート、そして第4図は第2図の装置
の電源電圧と方向指示灯電流およびしきい値との
関係を表わすグラフである。 1……車載電源、2……電流検出用抵抗、3…
…リレー接点、4……方向指示スイツチ、5……
方向指示灯、6……断線検出回路、8……スイツ
チ判定回路、9……発振回路、11……記憶回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車載電源よりスイツチ手段と方向指示スイツチ
    と方向指示灯とを直列接続した直列回路と、この
    直列回路に流れる電流量を検知する電流検知手段
    と、この電流検知手段に生じる出力を入力として
    前記方向指示灯にラツシユ電流が流れたときに第
    1の検出出力を発生するとともに前記方向指示灯
    を構成するランプの少なくとも1個が断線したと
    きに第2の検出出力を発生する検出回路と、この
    第1の検出出力を所定期間記憶する記憶回路と、
    方向指示スイツチの端子に接続され方向指示スイ
    ツチの状態を判定して方向指示スイツチが投入さ
    れたとき判定出力を発生するスイツチ判定回路
    と、この判定出力と前記第1の検出出力が発生し
    たときの前記記憶回路の出力によつて発振を持続
    して前記スイツチを開閉駆動し、かつ前記第2の
    検出出力によつて発振周期およびこの開閉駆動出
    力デユーテイ比が制御される発振回路とを具備す
    ることを特徴とする車両用点滅装置。
JP6799482U 1982-05-12 1982-05-12 車両用点滅装置 Granted JPS58170236U (ja)

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JP6799482U JPS58170236U (ja) 1982-05-12 1982-05-12 車両用点滅装置

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JPS58170236U JPS58170236U (ja) 1983-11-14
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