JPS6341241Y2 - - Google Patents
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- JPS6341241Y2 JPS6341241Y2 JP6799582U JP6799582U JPS6341241Y2 JP S6341241 Y2 JPS6341241 Y2 JP S6341241Y2 JP 6799582 U JP6799582 U JP 6799582U JP 6799582 U JP6799582 U JP 6799582U JP S6341241 Y2 JPS6341241 Y2 JP S6341241Y2
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- Japan
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- oscillation
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 25
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 22
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 6
- 230000005764 inhibitory process Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 244000145845 chattering Species 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、方向指示灯を点滅させるとともに、
この方向指示灯が全灯正常に点灯した場合と1灯
以上断線している場合とでランプの点滅周期を変
化させて運転者に方向指示灯の断線を知らせる車
両用点滅装置に関する。
この方向指示灯が全灯正常に点灯した場合と1灯
以上断線している場合とでランプの点滅周期を変
化させて運転者に方向指示灯の断線を知らせる車
両用点滅装置に関する。
自動車において方向指示灯は運転者の意志を外
部に知らせるために重要な部品である。この方向
指示灯が断線したまま運転することは危険である
ので、この方向指示を駆動する車両用点滅装置に
おいては、一般に、少なくとも一灯が断線したと
きは正常時よりも点滅速度を速く、かつランプの
オン/オフデユーテイ比を小さくして運転者にラ
ンプの断線を知らせるようにしている。
部に知らせるために重要な部品である。この方向
指示灯が断線したまま運転することは危険である
ので、この方向指示を駆動する車両用点滅装置に
おいては、一般に、少なくとも一灯が断線したと
きは正常時よりも点滅速度を速く、かつランプの
オン/オフデユーテイ比を小さくして運転者にラ
ンプの断線を知らせるようにしている。
このような車両用点滅装置として、従来、第1
図に示す構成のものが知られている。同図におい
て、1は12V鉛蓄電池等の車載電源、2は電流検
知用の抵抗、3はリレー接点、4は方向指示スイ
ツチ、5は通常、片側が前、後、側面および室内
の4個のランプからなる方向指示灯、6は抵抗2
の両端電圧に基づきランプのいずれかが断線した
ときに断線検知出力を発生する断線検出回路、7
は抵抗2の両端電圧により方向指示灯への電流の
オンオフを判定する通電判定回路、8は方向指示
スイツチが投入されていることを判定するスイツ
チ判定回路、そして9は所定の周期でリレーソレ
ノイド(図示せず)をオンオフしてリレー接点3
を開閉する発振回路である。
図に示す構成のものが知られている。同図におい
て、1は12V鉛蓄電池等の車載電源、2は電流検
知用の抵抗、3はリレー接点、4は方向指示スイ
ツチ、5は通常、片側が前、後、側面および室内
の4個のランプからなる方向指示灯、6は抵抗2
の両端電圧に基づきランプのいずれかが断線した
ときに断線検知出力を発生する断線検出回路、7
は抵抗2の両端電圧により方向指示灯への電流の
オンオフを判定する通電判定回路、8は方向指示
スイツチが投入されていることを判定するスイツ
チ判定回路、そして9は所定の周期でリレーソレ
ノイド(図示せず)をオンオフしてリレー接点3
を開閉する発振回路である。
次に第1図の車両用点滅装置の動作を説明す
る。方向指示スイツチ4が開路しているときは方
向指示灯5は電源1から遮断されている。また、
このとき端子10(L端子)は電源1の両端から
比較的高抵抗(通常、数百Ω〜数十KΩ)で分圧
された電圧(“M”レベル)になつている。さら
に、発振回路9は通電判定回路7およびスイツチ
判定回路8の出力の論理信号により禁止がかけら
れ、発振を停止するとともに出力もオフしてい
る。次に、方向指示スイツチ4が投入(閉路)さ
れると、端子10はランプ抵抗(数Ω程度)を通
じて接地され電圧はほぼOV(“L”レベル)にな
る。判定回路8はこれを検知して出力を反転し、
発振回路9は禁止を解かれて発振を開始するとと
もにリレー駆動出力を発生してリレーを付勢しリ
レー接点3を閉じる。すると、方向指示灯5に電
流が流れ、抵抗2および接点3の接触抵抗は方向
指示灯の抵抗より充分小さいので、端子10の電
圧はほぼ電源電圧(“H”レベル)に上昇する。
このとき、判定回路8の出力は再び発振回路9の
発振を禁止する側に反転するが、判定回路7が方
向指示灯5の電流による抵抗2の両端電圧(全灯
点灯時数十〜数百mV)を検出し、この判定回路
7の出力で発振回路9の禁止を解いているため、
発振は持続し、所定の周期でリレー接点をオンオ
フして方向指示灯5を点滅する。断線検出回路6
は方向指示灯5を流れる電流すなわち抵抗2の両
端電圧により方向指示灯5が全灯点灯したか否か
を判定し、1灯でも断線して前記両端電圧が低下
すると、発振回路9を制御して発振周期を短く
し、かつリレーのオン/オフデユーテイ比を小さ
くする。
る。方向指示スイツチ4が開路しているときは方
向指示灯5は電源1から遮断されている。また、
このとき端子10(L端子)は電源1の両端から
比較的高抵抗(通常、数百Ω〜数十KΩ)で分圧
された電圧(“M”レベル)になつている。さら
に、発振回路9は通電判定回路7およびスイツチ
判定回路8の出力の論理信号により禁止がかけら
れ、発振を停止するとともに出力もオフしてい
る。次に、方向指示スイツチ4が投入(閉路)さ
れると、端子10はランプ抵抗(数Ω程度)を通
じて接地され電圧はほぼOV(“L”レベル)にな
る。判定回路8はこれを検知して出力を反転し、
発振回路9は禁止を解かれて発振を開始するとと
もにリレー駆動出力を発生してリレーを付勢しリ
レー接点3を閉じる。すると、方向指示灯5に電
流が流れ、抵抗2および接点3の接触抵抗は方向
指示灯の抵抗より充分小さいので、端子10の電
圧はほぼ電源電圧(“H”レベル)に上昇する。
このとき、判定回路8の出力は再び発振回路9の
発振を禁止する側に反転するが、判定回路7が方
向指示灯5の電流による抵抗2の両端電圧(全灯
点灯時数十〜数百mV)を検出し、この判定回路
7の出力で発振回路9の禁止を解いているため、
発振は持続し、所定の周期でリレー接点をオンオ
フして方向指示灯5を点滅する。断線検出回路6
は方向指示灯5を流れる電流すなわち抵抗2の両
端電圧により方向指示灯5が全灯点灯したか否か
を判定し、1灯でも断線して前記両端電圧が低下
すると、発振回路9を制御して発振周期を短く
し、かつリレーのオン/オフデユーテイ比を小さ
くする。
ところで、方向指示灯5は例えば23W、23W、
5Wおよび3.5Wのランプで構成されており、23W
のランプ2個が断線すれば方向指示灯電流すなわ
ち抵抗2の両端電圧は全灯点灯時の1/6以下とな
る。このため、第1図の点滅装置において、2灯
断線時にも発振回路9の発振を安定に持続させる
ためには判定回路7の電圧検知レベルを数10mV
に設定しなければならない。方向指示スイツチ4
の開放時、端子10は前述のように比較的高イン
ピーダンスでいわゆる電気的に浮いた状態になつ
ているため、この様に検知レベルを低くすると、
ワイパ、点火装置等から発生する電気雑音によつ
て判定回路7が誤動作し、装置はリレー接点3が
チヤタリングに似た状態になるという不都合があ
つた。
5Wおよび3.5Wのランプで構成されており、23W
のランプ2個が断線すれば方向指示灯電流すなわ
ち抵抗2の両端電圧は全灯点灯時の1/6以下とな
る。このため、第1図の点滅装置において、2灯
断線時にも発振回路9の発振を安定に持続させる
ためには判定回路7の電圧検知レベルを数10mV
に設定しなければならない。方向指示スイツチ4
の開放時、端子10は前述のように比較的高イン
ピーダンスでいわゆる電気的に浮いた状態になつ
ているため、この様に検知レベルを低くすると、
ワイパ、点火装置等から発生する電気雑音によつ
て判定回路7が誤動作し、装置はリレー接点3が
チヤタリングに似た状態になるという不都合があ
つた。
本考案の目的は上述の従来形における問題点に
鑑み、車両の方向指示灯を点滅するとともに方向
指示灯の少なくとも1灯が断線した場合は全灯が
正常な場合より点滅速度を速くし、かつオン/オ
フデユーテイ比を小さくして断線を表示する車両
用点滅装置において、発振回路の発振および出力
の禁止を解除するスイツチ判定回路に、方向指示
スイツチが投入されてL端子の電圧が“L”レベ
ルになつたことを検出するしきい値電圧のほかに
さらに方向指示灯駆動用スイツチ手段が閉成して
L端子が“H”レベルになつたことを検出する第
2のしきい値電圧を設け、L端子が“M”レベル
以外の“L”または“H”いずれのレベルになつ
たときも前記禁止を解除して前記スイツチ手段の
開閉すなわち方向指示当の点滅を持続するという
構想に基づき、誤動作を生ずることなく2灯断線
時における動作を安定にすることにある。
鑑み、車両の方向指示灯を点滅するとともに方向
指示灯の少なくとも1灯が断線した場合は全灯が
正常な場合より点滅速度を速くし、かつオン/オ
フデユーテイ比を小さくして断線を表示する車両
用点滅装置において、発振回路の発振および出力
の禁止を解除するスイツチ判定回路に、方向指示
スイツチが投入されてL端子の電圧が“L”レベ
ルになつたことを検出するしきい値電圧のほかに
さらに方向指示灯駆動用スイツチ手段が閉成して
L端子が“H”レベルになつたことを検出する第
2のしきい値電圧を設け、L端子が“M”レベル
以外の“L”または“H”いずれのレベルになつ
たときも前記禁止を解除して前記スイツチ手段の
開閉すなわち方向指示当の点滅を持続するという
構想に基づき、誤動作を生ずることなく2灯断線
時における動作を安定にすることにある。
このように本考案によると、L端子電圧を回路
内で分圧された電圧の“M”レベルと極めて安定
かつ“M”レベルとの差が顕著で検出の容易なほ
ぼ接地レベルの“L”レベルおよびほぼ電源電圧
の“H”レベルとを検出して発振回路の動作を制
御しているため、例え2灯が断線して電流値が全
灯点灯定常電流の1/6になつたとしても上記検出
レベルはほとんど変化せず、全灯点灯時、断線時
の如何に拘わらず安定かつ確実な動作が得られ
る。
内で分圧された電圧の“M”レベルと極めて安定
かつ“M”レベルとの差が顕著で検出の容易なほ
ぼ接地レベルの“L”レベルおよびほぼ電源電圧
の“H”レベルとを検出して発振回路の動作を制
御しているため、例え2灯が断線して電流値が全
灯点灯定常電流の1/6になつたとしても上記検出
レベルはほとんど変化せず、全灯点灯時、断線時
の如何に拘わらず安定かつ確実な動作が得られ
る。
以下図面を用いて本考案の実施例を説明する。
従来例と共通または対応する部分については同一
の符号で表わす。
従来例と共通または対応する部分については同一
の符号で表わす。
第2図は本考案の1実施例に係る車両用点滅装
置のブロツク構成図である。第2図の装置は第1
図の装置に対し、通電検出回路7を除去し、代り
にスイツチ判定回路8にL端子10がほぼ電源電
圧に等しい“H”レベルになつたことを検出する
第2のしきい値電圧Vsh2を設け、L端子が
“M”レベル以外の“L”,“H”いずれかのレベ
ルになつたとき判定出力を発生させるようにした
ものである。なお、第2図においては発振回路9
を第1図よりさらに詳細に示している。すなわ
ち、充放電切替回路91はスイツチ判定回路8が
判定出力を発生するとコンパレータ93の出力が
オフの間コンデンサ92を充電し、コンパレータ
93の出力がオンするとコンデンサ92を放電す
る。コンパレータ93は、例えばヒステリシス特
性の大きなシユミツトトリガ回路のように、最初
はオフしておりコンデンサ92が充電されて両端
電圧が所定の電圧に達すると出力がオンし、コン
デンサ92がほぼ完全に放電すると出力がオフす
る。出力回路94はコンパレータ93の出力を反
転し、コンパレータ出力がオフのときリレーソレ
ノイドを駆動してリレー接点3を閉路する。出力
禁止回路95はスイツチ判定回路8がセツト出力
または判定出力を発生しないとき、コンパレータ
93の出力のオンオフに拘わらず出力回路94が
リレーを付勢することを禁止する。
置のブロツク構成図である。第2図の装置は第1
図の装置に対し、通電検出回路7を除去し、代り
にスイツチ判定回路8にL端子10がほぼ電源電
圧に等しい“H”レベルになつたことを検出する
第2のしきい値電圧Vsh2を設け、L端子が
“M”レベル以外の“L”,“H”いずれかのレベ
ルになつたとき判定出力を発生させるようにした
ものである。なお、第2図においては発振回路9
を第1図よりさらに詳細に示している。すなわ
ち、充放電切替回路91はスイツチ判定回路8が
判定出力を発生するとコンパレータ93の出力が
オフの間コンデンサ92を充電し、コンパレータ
93の出力がオンするとコンデンサ92を放電す
る。コンパレータ93は、例えばヒステリシス特
性の大きなシユミツトトリガ回路のように、最初
はオフしておりコンデンサ92が充電されて両端
電圧が所定の電圧に達すると出力がオンし、コン
デンサ92がほぼ完全に放電すると出力がオフす
る。出力回路94はコンパレータ93の出力を反
転し、コンパレータ出力がオフのときリレーソレ
ノイドを駆動してリレー接点3を閉路する。出力
禁止回路95はスイツチ判定回路8がセツト出力
または判定出力を発生しないとき、コンパレータ
93の出力のオンオフに拘わらず出力回路94が
リレーを付勢することを禁止する。
次に、第2図の点滅装置の動作を第3図のタイ
ムチヤートを参照しながら説明する。方向指示ス
イツチ4のオフ時はこの方向指示スイツチ4によ
り方向指示灯5の電流は遮断されている。次にt
1で方向指示スイツチ4を投入すると(a)、前述の
ように端子10が“M”レベルから“L”レベル
に変化し(b)、スイツチ判定回路8がスイツチ投入
を検出して充放電切替回路91および出力禁止回
路95に判定出力を送出する。従つてコンデンサ
92の充電が開始する(d)とともに出力回路94の
禁止が解除されリレーが付勢され(e,g)、リ
レーの動作時間だけ遅れてt2でリレー接点3が
閉成されて方向指示灯5は点灯する。リレー接点
3が閉成すると端子10は“L”レベルから
“H”レベルに変化する(b)が、スイツチ判定回路
8は前述のように“H”レベルの場合も判定出力
を発生するのでコンデンサ92の充電および出力
禁止回路95による出力禁止の解除は持続され
る。この場合、L端子10のレベルが2つのしき
い値VshとVsh2との間を通過するt2からt3
までの時間はスイツチ判定回路8の判定出力はオ
フして出力回路94の出力を禁止するが、この時
間は例えば方向指示灯5のラツシユ電流による抵
抗2の電圧降下や回路各部の漂遊容量等によるも
ので、リレーの復帰時間に比べ短時間であり、通
常、このオフ時間中にリレーが復帰することはな
く車両用点滅装置の動作上何ら支障はない。
ムチヤートを参照しながら説明する。方向指示ス
イツチ4のオフ時はこの方向指示スイツチ4によ
り方向指示灯5の電流は遮断されている。次にt
1で方向指示スイツチ4を投入すると(a)、前述の
ように端子10が“M”レベルから“L”レベル
に変化し(b)、スイツチ判定回路8がスイツチ投入
を検出して充放電切替回路91および出力禁止回
路95に判定出力を送出する。従つてコンデンサ
92の充電が開始する(d)とともに出力回路94の
禁止が解除されリレーが付勢され(e,g)、リ
レーの動作時間だけ遅れてt2でリレー接点3が
閉成されて方向指示灯5は点灯する。リレー接点
3が閉成すると端子10は“L”レベルから
“H”レベルに変化する(b)が、スイツチ判定回路
8は前述のように“H”レベルの場合も判定出力
を発生するのでコンデンサ92の充電および出力
禁止回路95による出力禁止の解除は持続され
る。この場合、L端子10のレベルが2つのしき
い値VshとVsh2との間を通過するt2からt3
までの時間はスイツチ判定回路8の判定出力はオ
フして出力回路94の出力を禁止するが、この時
間は例えば方向指示灯5のラツシユ電流による抵
抗2の電圧降下や回路各部の漂遊容量等によるも
ので、リレーの復帰時間に比べ短時間であり、通
常、このオフ時間中にリレーが復帰することはな
く車両用点滅装置の動作上何ら支障はない。
しかし、この点滅装置の動作をさらに安定かつ
確実にするために第2図点線に示すように、出力
禁止回路95をさらに断線検出回路6の検出出力
で禁止解除させてもよい。断線検出回路6のしき
い値電流Ishoは全灯点灯定常電流Istと1灯断線
時定常電流Icutとの中間に設定されているが、ラ
ンプのラツシユ電流は定常時の10倍程度流れるの
で、たとえ方向指示灯5が前述のように2灯断線
してその定常電流値が全灯点灯時の1/6になつた
としても、ラツシユ電流は1灯断線検出しきい値
電流Ishoより充分大きな10Ist/6程度流れるた
め、断線検出回路6は方向指示灯5がオンする度
にそのラツシユ電流で短時間の検出出力を発生す
る。従つてスイツチ判定回路8の前記オフ期間を
断線検出回路6の検出出力で補い、リレー接点3
の閉成時における出力回路94の瞬間的なオフを
防止し、リレーのチヤタリングの可能性を確実に
なくすることができる。
確実にするために第2図点線に示すように、出力
禁止回路95をさらに断線検出回路6の検出出力
で禁止解除させてもよい。断線検出回路6のしき
い値電流Ishoは全灯点灯定常電流Istと1灯断線
時定常電流Icutとの中間に設定されているが、ラ
ンプのラツシユ電流は定常時の10倍程度流れるの
で、たとえ方向指示灯5が前述のように2灯断線
してその定常電流値が全灯点灯時の1/6になつた
としても、ラツシユ電流は1灯断線検出しきい値
電流Ishoより充分大きな10Ist/6程度流れるた
め、断線検出回路6は方向指示灯5がオンする度
にそのラツシユ電流で短時間の検出出力を発生す
る。従つてスイツチ判定回路8の前記オフ期間を
断線検出回路6の検出出力で補い、リレー接点3
の閉成時における出力回路94の瞬間的なオフを
防止し、リレーのチヤタリングの可能性を確実に
なくすることができる。
断線検出回路6は方向指示灯5を構成するラン
プの1個以上が断線して定常電流しきい値電流
Isho以下であるときは発振回路9の例えばコンパ
レータ93のオンレベルを下げ、または充放電回
路91の充放電時定数を切り替えるなど周知の方
法で発振周波数すなわち方向指示灯5の点滅周期
を短くし、かつ方向指示灯5のオン/オフデユー
テイ比を小さくする。
プの1個以上が断線して定常電流しきい値電流
Isho以下であるときは発振回路9の例えばコンパ
レータ93のオンレベルを下げ、または充放電回
路91の充放電時定数を切り替えるなど周知の方
法で発振周波数すなわち方向指示灯5の点滅周期
を短くし、かつ方向指示灯5のオン/オフデユー
テイ比を小さくする。
なお、リレー接点3が閉じられた状態で方向指
示スイツチ4が開かれたとき、スイツチ判定回路
8は方向指示スイツチが開かれたことを判別出来
ず、リレーを駆動し続けるが、この時間は短くま
た一回駆動されるだけであつて特に支障はない。
示スイツチ4が開かれたとき、スイツチ判定回路
8は方向指示スイツチが開かれたことを判別出来
ず、リレーを駆動し続けるが、この時間は短くま
た一回駆動されるだけであつて特に支障はない。
第1図は従来の車両用点滅装置のブロツク図、
第2図は本考案の1実施例に係る車両用点滅装置
のブロツク図、そして第3図は第2図の装置の各
部電圧のタイムチヤートである。 1……車載電源、2……電流検出用抵抗、3…
…リレー接点、4……方向指示スイツチ、5……
方向指示灯、6……断線検出回路、8……スイツ
チ判定回路、9……発振回路、94……出力回
路、95……出力禁止回路。
第2図は本考案の1実施例に係る車両用点滅装置
のブロツク図、そして第3図は第2図の装置の各
部電圧のタイムチヤートである。 1……車載電源、2……電流検出用抵抗、3…
…リレー接点、4……方向指示スイツチ、5……
方向指示灯、6……断線検出回路、8……スイツ
チ判定回路、9……発振回路、94……出力回
路、95……出力禁止回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 車載電源よりスイツチ手段と方向指示スイツ
チと方向指示灯とを直列接続した直列回路と、
この直列回路に流れる電流量を検知する電流検
知手段と、この電流検知手段に生じる出力を入
力として前記方向指示灯を構成するランプの少
なくとも1個が断線したときに検出出力を発生
する検出回路と、方向指示スイツチの端子に接
続されこの端子電圧を2つのしきい値電圧と比
較して方向指示スイツチの状態および前記スイ
ツチ手段の開閉状態を判定し、方向指示スイツ
チが投入されたときおよび前記スイツチ手段が
閉路しているとき判定出力を発生するスイツチ
判定回路と、この判定出力によつて発振を持続
して前記スイツチを開閉駆動し、かつ前記検出
出力によつて発振周期およびこの開閉駆動出力
デユーテイ比が制御される発振回路とを具備す
ることを特徴とする車両用点滅装置。 2 前記発振回路は前記スイツチ手段を駆動する
出力回路と、この出力回路の駆動出力を禁止す
る出力禁止回路とを含み、この出力禁止回路は
前記判定出力が発生したときおよび前記方向指
示灯へのラツシユ電流により前記検出出力が発
生しない期間前記出力回路の禁止を解除する実
用新案登録請求の範囲第1項記載の車両用点滅
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6799582U JPS58170237U (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 車両用点滅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6799582U JPS58170237U (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 車両用点滅装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58170237U JPS58170237U (ja) | 1983-11-14 |
JPS6341241Y2 true JPS6341241Y2 (ja) | 1988-10-28 |
Family
ID=30077793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6799582U Granted JPS58170237U (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 車両用点滅装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58170237U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH032416Y2 (ja) * | 1985-03-27 | 1991-01-23 | ||
JP4983941B2 (ja) * | 2010-03-02 | 2012-07-25 | 株式会社デンソー | 通電制御装置 |
JP2018065400A (ja) * | 2016-10-17 | 2018-04-26 | いすゞ自動車株式会社 | 診断装置及び診断方法 |
-
1982
- 1982-05-12 JP JP6799582U patent/JPS58170237U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58170237U (ja) | 1983-11-14 |
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