JPH0137307Y2 - - Google Patents

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JPH0137307Y2
JPH0137307Y2 JP18414284U JP18414284U JPH0137307Y2 JP H0137307 Y2 JPH0137307 Y2 JP H0137307Y2 JP 18414284 U JP18414284 U JP 18414284U JP 18414284 U JP18414284 U JP 18414284U JP H0137307 Y2 JPH0137307 Y2 JP H0137307Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用点滅表示灯の突入電流いわゆ
るラツシユカーレントによる影響を防止する回路
を具備した過電流保護回路を備えた点滅装置に関
し、特に点滅作用を司るコンデンサを突入電流に
よる影響を防止するためのコンデンサとしても共
用できるよう構成された車両用点滅装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来この種の装置としては、特公昭59−41415
号公報に示すごとく、短絡電流を検出したとき点
滅表示灯を遮断状態に保持すべく構成する一方、
通常時の点滅表示灯の突入電流の影響等を防止す
る積分回路を備えたものがあつた。
〔本考案が解決しようとする問題点〕 かかる従来の技術によれば、点滅作用を司るコ
ンデンサと突入電流の影響等を防止する積分回路
のコンデンサは別個の独立したものであつた。一
方、近時車両等に搭載される電子装置は小型・軽
量及び高性能化の要求に伴い集積回路化されるよ
うに成つてきた。点滅装置においても例外ではな
い。ところで、トランジスタ、ダイオード及び抵
抗等は容易に集積回路化できるものの、電解コン
デンサごとき大容量のコンデンサを集積化するこ
とは困難である。
したがつて、コンデンサ以外の回路が集積化さ
れたとしても電解コンデンサごとき大容量のコン
デンサは集積回路の外部回路として接続せざるを
得なく小型・軽量化の障害と成つている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、かかる欠点を解消すべく発案された
ものであり、コンデンサの充放電に応じて車両用
点滅表示灯の断続作用をする断続手段と、前記点
滅表示灯の通電回路中の過電流検出により信号を
出力する過電流検出手段と、前記断続手段のコン
デンサの充放電レベルが所定量変化した時過電流
検出手段から過電流検出信号が出力されていると
断続手段の断続作用のオンデユーテイ比を減少す
べく構成された過電流保護手段とを備えてなる車
両用点滅装置を提供するものである。
〔作用〕 上記した構成によれば、断続手段の断続作用に
より点滅表示灯はコンデンサの充放電に同期して
通電及び遮断を繰り返すが、過電流保護手段は前
記コンデンサの充放電レベルを検出しレベルが所
定量変化した時を表示灯の通電による突入電流の
衰退時と判断し、この時過電流検出手段から過電
流検出信号が出力されていると断続手段の断続作
用のオンデユーテイ比を減少し表示灯の通電回路
の発熱量を低減すべく作用する。
〔実施例〕
以下、本考案の好適な実施例を第1図及び第2
図により説明する。これは、車両の方向指示装置
に関する実施例である。
第1図に於いて、1は断続手段としての発振回
路であり、2は過電流検出手段としての過電流セ
ンサであり、3は過電流保護手段としての論理回
路であり、4はターンシグナルスイツチ、5は点
滅表示灯としてのターンシグナルランプ、6は電
源スイツチ、7はバツテリ及び8は断線センサで
ある。
そして、ターンシグナルランプ5はターンシグ
ナルスイツチ4、発振回路1のリレー接点10
1、過電流センサ2のセンサ抵抗21及び電源ス
イツチ6を介してバツテリ7に接続されている。
又、過電流センサ2の第1出力部2aは論理回路
3の第1入力部3aに接続され、論理回路3の第
2入力部3bは発振回路1の第1入力部1aに接
続され、発振回路1の第2入力部1bは断線セン
サ8の出力部8aに接続され、断線センサ8の入
力部8bは過電流センサ2の第2出力部2bにそ
れぞれ接続されている。
次に、発振回路1の構成を詳述する。
C1はコンデンサであり、R1はコンデンサC
1の第1の充放電用抵抗である。又、OP1〜OP
3は比較回路、NOT1はノツト回路、AND1は
第1のアンド回路、T1〜T5はトランジスタ及
び102はリレーコイルである。又、R2〜R5
は第1比較回路OP1の基準入力部Bのレベルを
決める分圧抵抗である。又、R6〜R8は第2比
較回路OP2の基準入力部H及び第3比較回路OP
3の基準入力部Iのレベルを決める分圧抵抗であ
り、R9,R10は第2、第3比較回路OP2・
OP3の比較入力部Jの入力信号がない時、つま
りターンシグナルスイツチ4が操作されていない
時のレベルを第2比較回路OP2の基準入力部H
レベルより低く、第3比較回路OP3の基準入力
部Iレベルより高く設定するための分圧抵抗であ
る。
又、R13〜R15はベース抵抗及び保護抵抗
である。そして、コンデンサC1と第1の充放電
用抵抗R1の分岐点A部は第1比較回路OP1の
比較入力部及び発振回路1の第1入力部1aにそ
れぞれ接続されている。
次に、論理回路3の構成を詳述する。
R16は前記第1の充放電用抵抗R1の抵抗値
より小さい抵抗値を有するコンデンサC1の第2
の充放電用抵抗であり、OP4は第4の比較回路、
AND2は第2のアンド回路、31は第4の比較
回路の基準電圧回路、T6はトランジスタ及びR
17はベース抵抗である。
そして、第2のアンド回路AND2の一方の入
力F部は論理回路3の第1入力部3aに接続さ
れ、他方の入力D部は第4の比較回路OP4の出
力部に接続され、第4の比較回路OP4の基準入
力部は基準電圧回路31に接続され、比較入力部
は論理回路3の第2入力部3bに接続され、又前
記第2入力部3bは第2の充放電用抵抗R16を
介してトランジスタT6のコレクタに接続され、
トランジスタT6のベースは抵抗R17を介して
第2のアンド回路AND2の出力部に接続され、
エミツタは接地されている。
尚、過電流センサ2及び断線センサ8のOP5,
OP6は第5,第6の比較回路、22及び81は
第5,第6の比較回路OP5,OP6の基準電圧回
路である。
次に、第2図に示す電気特性図を用いて第1図
に示す実施例の作用を順を追つて説明する。
(イ) ターンシグナルスイツチ4がオフ作用時。I
部電位<J部電位<H部電位であり、K部及び
L部共に高電位になる。したがつて、分岐点A
部電位はほぼ電源電位でありM部電位が低電位
でトランジスタT4がオフ状態であるが、一方
トランジスタT3がオンしトランジスタT5が
オフしてリレー接点101はオフ状態と成る。
(ロ) ターンシグナルランプ5の通電回路が正常
で、ターンシグナルスイツチ4をオン作用時t0
〔秒〕時、ターンシグナルスイツチ4をオン作
用直後J部電位<H,I部電位となり、L部電
位が低電位に反転しトランジスタT3がオフ作
用してトランジスタT5がオン作用する。そし
てリレー接点101がオン作用しターンシグナ
ルランプ5が通電開始と同時にJ部電位>H,
I部電位となる。
すると、K部電位が低電位に反転し、コンデ
ンサC1が抵抗R1を介して充電開始し、A部
電位が下降開始すると同時にノツト回路NOT
1によりトランジスタT1がオン作用し、抵抗
R2,R3及びR5によつてB部電位が設定さ
れる。
尚、ここで、断線センサ8はターンシグナル
ランプ5の通電電流が正常時にはトランジスタ
T2をオン作用しており抵抗R4は短絡されて
いる為、B部電位は抵抗R2,R3及びR5に
よつて決定される。仮に、ここではトランジス
タT1及びT2がオン作用時のB部電位を例え
ば4〔V〕、トランジスタT1及びT2がオフ作
用時のB部電位を例えば8〔V〕とする。更に、
第4の比較回路OP4の基準電圧回路31の出
力電位を例えば、7〔V〕、第5の比較回路OP
5の基準電圧回路22の出力電位を例えば、
11.5〔V〕、又電源電位を例えば12〔V〕として
おく。
t1〔秒〕時、ターンシグナルランプ5の突入
電流が低減し、E部の電位が11.5〔V〕以上に
なるまでF部電位は高電位であるが、A部電位
は最初電源電位から開始する為7〔V〕になる
まで時間を要する。したがつて、t2〔秒〕時に
D部電位が高電位に反転した時にはすでにF部
電位は低電位に反転しており、結局、G部出力
によつてトランジスタT6がオン作用されるこ
とはなく、前記突入電流による誤動作はない。
t3〔秒〕時、コンデンサC1の充電が進み、
A部電位がB部電位と同じ4〔V〕になると第
1の比較回路OP1の出力M部が高電位に反転
し、トランジスタT4がオン作用してトランジ
スタT5がオフ作用する。そしてリレー接点1
01がオフ作用してターンシグナルランプ5が
通電停止と同時にJ部電位<H.I部電位とな
る。するとK部電位が高電位に反転しコンデン
サC1が放電開始し、同時にノツト回路NOT
1の出力によりトランジスタT1がオフ作用し
且つセンサ用抵抗21の通電電流の減少により
トランジスタT2がオフ作用する為B部電位は
4〔V〕から8〔V〕に反転する。t5〔秒〕時、
コンデンサC1の放電が進み、A部電位がB部
電位と同じ8〔V〕になるまでリレー接点10
1をオフ作用し、以下、コンデンサC1の充放
電によつてリレー接点101の断続作用が繰り
返えされる。
(ハ) ターンシグナルランプ5の通電回路が過電流
状態で、ターンシグナルスイツチ4をオン作用
時。尚、前記過電流状態とは短絡電流も含む異
常電流状態を言う。
t11〔秒〕時、D部電位が高電位に反転時F部
電位は過電流検出により高電位である為G部電
位が高電位に反転し、トランジスタT6がオン
作用する為コンデンサC1は抵抗R16により
急速放電されてリレー接点101のオン時間を
短縮する。
ただし、オフ時間は過電流センサ2での過電
流検出がない為短縮されることはない。
しかして、過電流検出によつて発振回路の断
続作用のオンデユーテイ比が減少される。
〔本考案の効果〕
本考案は上記した構成・作用により次に列挙す
る効果を奏する。
(イ) 点滅作用を司るコンデンサと突入電流の影響
等を防止するコンデンサとは共用され、1つで
よい。
(ロ) 集積回路化した時のコンデンサ等占有面積の
大きい周辺素子を削減でき、小型・軽量化に寄
与できる。
(ハ) 部品点数が少くなり信頼性が向上する。
(ニ) 過電流検出によりオンデユーテイ比を減少す
るので回路の異常発熱を低減できる一方、点滅
装置としての機能を停止することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の好適な実施例を示す電気回
路図である。第2図は、第1図に示す電気回路の
各部の電気波形を示す特性図である。 1……断続手段としての発振回路、2……過電
流検出手段としての過電流センサ、3……過電流
保護手段としての論理回路、4……ターンシグナ
ルスイツチ、5……点滅表示灯としてのターンシ
グナルランプ、8……断線センサ、C1……コン
デンサ、R1,R2……充放電用抵抗、R2〜R
8……分圧抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1つのコンデンサの充放電に応じて車両用点滅
    表示灯の断続作用をする断続手段と、前記点滅表
    示灯の通電回路中の過電流検出により信号を出力
    する過電流検出手段と、前記コンデンサの充放電
    レベルが所定量変化した時過電流検出手段から過
    電流検出信号が出力されていると断続手段のコン
    デンサを急速充放電することにより断続作用のオ
    ンデユーテイ比を減少すべく構成された過電流保
    護手段とを備えてなる車両用点滅装置。
JP18414284U 1984-12-04 1984-12-04 Expired JPH0137307Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18414284U JPH0137307Y2 (ja) 1984-12-04 1984-12-04

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JP18414284U JPH0137307Y2 (ja) 1984-12-04 1984-12-04

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JPS6198646U JPS6198646U (ja) 1986-06-24
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