JPH027721Y2 - - Google Patents

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JPH027721Y2
JPH027721Y2 JP4954285U JP4954285U JPH027721Y2 JP H027721 Y2 JPH027721 Y2 JP H027721Y2 JP 4954285 U JP4954285 U JP 4954285U JP 4954285 U JP4954285 U JP 4954285U JP H027721 Y2 JPH027721 Y2 JP H027721Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、過電流保護機能を備えた車両用点滅
装置の改良に関するものである。
従来の技術 従来、この種の装置としては、特公昭59−
41415号公報に示すごとく、短絡電流を検出した
とき点滅表示灯を遮断状態に保持するものであつ
た。
考案が解決しようとする問題点 かかる従来の技術によれば、軽度の過電流であ
つても点滅表示灯が消灯状態となるので、緊急時
などに点滅が必要であるにもかかわらず作動せ
ず、車両の運転上危険である。
問題点を解決するための手段 本考案は車両用点滅表示灯の断続作用をする断
続手段と、前記点滅表示灯の通電回路中の過電流
検出により信号を出力する過電流検出手段と、前
記過電流検出手段から過電流検出信号が出力した
とき前記断続手段の断続作用のオンデユーテイ比
を減少させる第1過電流保護手段と、前記過電流
検出信号が所定レベルに達すると前記断続手段に
停止信号を出力することにより前記点滅表示灯を
消灯させる第2過電流保護手段とを備えて構成す
る。
作 用 上記した構成によれば、断続手段の断続作用に
より点滅表示灯は点滅を繰り返すが、過電流検出
手段から過電流検出信号が出力されると該断続手
段の断続作用のオンデユーテイ比を減少し該表示
灯の通電回路の発熱量を低減すべく作用する。
また、前記過電流検出信号が所定レベルに達す
ると、点滅表示灯を消灯状態に保持し過電流に対
し回路を保護する。
実施例 以下、本考案の好適な一実施例を第1図及び第
2図により説明する。これは、車両の方向指示装
置に関する実施例である。
第1図に於いて、1は断続手段としての発振回
路であり、2は過電流検出手段としての過電流セ
ンサであり、3は第1過電流保護手段としての第
1論理回路であり、4はターンシグナルスイツ
チ、5は点滅表示灯としてのターンシグナルラン
プ、6は電源スイツチ、7はバツテリ及び8は断
線センサ、9は第2過電流保護手段としての第2
論理回路である。
そして、ターンシグナルランプ5はターンシグ
ナルスイツチ4、発振回路1のリレー接点10
1、過電流センサ2のセンサ抵抗21及び電源ス
イツチ6を介してバツテリ7に接続されている。
又、過電流センサ2の第1出力部2aは第1論理
回路3の第1入力部3aに接続され、第1論理回
路3の第2入力部3bは発振回路1の出力部1a
に接続され、発振回路1の入力部1bは断線セン
サ8の出力部8aに接続され、断線センサ8の入
力部8bは過電流センサ2の第2出力部2bにそ
れぞれ接続されている。
次に、発振回路1の構成を詳述する。
C1はコンデンサであり、R1はコンデンサC
1の第1の充放電用抵抗である。又、OP1〜OP3
は比較回路、NOT1は第1のノツト回路、AND1
は第1のアンド回路、T1〜T5はトランジス
タ、及び102はリレーコイルである。又、R2
〜R5は第1比較回路OP1の基準入力部Bのレベ
ルを決める分圧抵抗である。又、R6〜R8は第
2比較回路OP2の基準入力部H及び第3比較回路
OP3の基準入力部Iのレベルを決める分圧抵抗で
あり、R9,R10は第2,第3比較回路OP2,
OP3の比較入力部Jの入力信号がない時、つまり
ターンシグナルスイツチ4が操作されていない時
のレベルを第2比較回路OP2の基準入力部Hレベ
ルより低く、第3比較回路OP3の基準入力部Iレ
ベルより高く設定するための分圧抵抗である。
又、R13〜R15はベース抵抗及び保護抵抗
である。そして、コンデンサC1と第1の充放電
用抵抗R1の分岐点A部は第1比較回路OP1の比
較入力部及び発振回路1の出力部1aにそれぞれ
接続されている。
次に、第1論理回路3の構成を詳述する。
R16は前記第1の充放電用抵抗R1の抵抗値
より小さい抵抗値を有する、コンデンサC1の第
2の充放電用抵抗であり、OP4は第4の比較回
路、AND2は第2のアンド回路、31は第4の比
較回路OP4の基準電圧回路、T6はトランジス
タ、及びR17はベース抵抗である。
そして、第2のアンド回路AND2の一方の入力
F部は第1論理回路3の第1入力部3aに接続さ
れ、他方の入力D部は第4の比較回路OP4の出力
部に接続され、第4の比較回路OP4の基準入力部
は基準電圧回路31に接続され、比較入力部は第
1論理回路3の第2入力部3bに接続され、又、
前記第2入力部3bは第2の充放電用抵抗R16
を介してトランジスタT6のコレクタに接続さ
れ、トランジスタT6のベースは抵抗R17を介
して第2のアンド回路AND2の出力部に接続さ
れ、エミツタは接地されている。
尚、過電流センサ2及び断線センサ8のOP5,
OP6は第5,第6の比較回路、22及び81は第
5,第6の比較回路OP5,OP6の基準電圧回路で
ある。
次に、第2論理回路9の構成を詳述する。
OP7は第7の比較回路、91は第7の比較回路
OP7の基準電圧回路、92は抵抗R18とコンデ
ンサC2で構成する積分回路、93は第2のノツ
ト回路NOT2と2つのノア回路NOR1とNOR2
で構成するフリツプフロツプ回路、R19は抵抗
である。第7の比較回路OP7は、基準入力部を基
準電圧回路91に、また、比較入力部を過電流セ
ンサ2のE部にそれぞれ接続すると共に、出力部
を第2のノツト回路NOT2を介して第1のノア回
路NOR1に接続している。積分回路92は、入力
部を電源スイツチ6に接続し、出力部を第2のノ
ア回路NOR2に接続している。第1のノア回路
NOR1は出力部を抵抗R19を介してトランジス
タT4のベースに接続している。尚、基準電圧回
路91は基準電圧回路22より低電位に設定して
いる。
次に、第2図に示す電気特性図を用いて第1図
に示す実施例の作用を順を追つて説明する。
(1) ターンシグナルスイツチ4がオフ作用時。I
部電位<J部電位<H部電位であり、K部及び
L部共に高電位になる。したがつて、分岐点A
部電位はほぼ電源電位でありM部電位が低電位
でトランジスタT4がオフ状態であるが、一方
トランジスタT3がオンしトランジスタT5が
オフしてリレー接点101はオフ状態と成る。
(ロ) ターンシグナルランプ5の通電回路が正常
で、ターンシグナルスイツチ4をオン作用時t0
秒時、ターンシグナルスイツチ4をオン作用直
後、J部電位<H部電位、J部電位<I部電位
となり、L部電位が低電位に反転しトランジス
タT3がオフ作用してトランジスタT5がオン
作用しターンシグナルランプ5が通電開始と同
時にJ部電位>H部電位、J部電位>I部電位
となる。
すると、K部電位が低電位に反転し、コンデ
ンサC1が抵抗R1を介して充電開始し、A部
電位が下降開始すると同時にノツト回路NOT1
によりトランジスタT1がオン作用し、抵抗R
2,R3及びR5によつてB部電位が設定され
る。
尚、ここで、断線センサ8はターンシグナル
ランプ5の通電電流が正常時にはトランジスタ
T2をオン作用しており抵抗R4は短絡されて
いる為、B部電位は抵抗R2,R3及びR5に
よつて決定される。仮に、ここではトランジス
タT1及びT2がオン作用時のB部電位を例え
ば4V、トランジスタT1及びT2がオフ作用
時のB部電位を例えば8Vとする。更に、第4
の比較回路OP4の基準電圧回路31の出力電位
を例えば7V、第5の比較回路OP5の基準電圧
回路22の出力電位を例えば11.5V、又電源電
位を例えば12Vとしておく。
t2秒時、ターンシグナルランプ5の突入電流
が低減し、E部の電位が11.5V以上になるまで
F部電位は高電位であるが、A部電位は最初電
位から開始する為7Vになるまで時間を要する。
したがつて、t2秒時にD部電位が高電位に反転
した時にはすでにF部電位は低電位に反転して
おり、結局、G部出力によつてトランジスタT
6がオン作用されることはなく、前記突入電流
による誤動作はない。
t3秒時、コンデンサC1の充電が進み、A部
電位がB部電位と同じ4Vになると第1の比較
回路OP1の出力M部が高電位に反転し、トラン
ジスタT4がオン作用してトランジスタT5が
オフ作用する。そしてリレー接点101がオフ
作用してターンシグナルランプ5が通電停止と
同時にJ部電位<H部電位・I部電位となる。
するとK部電位が高電位に反転しコンデンサC
1が放電開始し、同時にノツト回路NOT1の
出力によりトランジスタT1がオフ作用し且つ
センサ用抵抗21の通電電流の減少によりトラ
ンジスタT2がオフ作用する為B部電位は4V
から8Vに反転する。
t5秒時、コンデンサC1の放電が進み、A部
電位がB部電位と同じ8Vになるまでリレー接
点101をオフ作用し、以下、コンデンサC1
の充放電によつてリレー接点101の断続作用
が繰り返えれる。
尚、第2論理回路9は第7の比較回路OP7の
出力が低電位であり、また、積分回路92は電
源スイツチ6のON直後は低電位、その後に若
干遅延して高電位を出力するので、フリツプフ
ロツプ回路93の出力である第1のノア回路
NOR1の出力が低電位で保持している。而し
て、この状態にあつては第2論理回路9は発振
回路1に何等作用をしない。
(ハ) ターンシグナルランプ5の通電回路が軽度の
過電流状態で、ターンシグナルスイツチ4をオ
ン作用時。尚、前記軽度の過電流状態とはバツ
テリ7、電源スイツチ6、センサ抵抗21、リ
レー接点101、ターンシグナルスイツチ4及
びターンシグナルランプ5で構成する接続回路
の許容電流以下の過電流、例えば微少短絡電流
などの異常電流状態を言う。
t11秒時、D部電位が高電位に反転時F部電
位は過電流検出により高電位である為G部電位
が高電位に反転し、トランジスタT6がオン作
用する為コンデンサC1は抵抗R16により急
速放電されてリレー接点101のオン時間を短
縮する。
ただし、オフ時間は過電流センサ2での過電
流検出がない為短縮されることはない。
しかして、過電流検出によつて発振回路の断
続作用のオンデユーテイ比が減少される。
尚、この状態にあつては、第2論理回路9は
発振回路1に何等作用をしない。
(ニ) ターンシグナルランプ5の通電回路が重度の
過電状態で、ターンシグナルスイツチをON作
用時。尚、前記重度の過電流状態とは、前記第
(ハ)項で説明した接続回路の許容電流を越えた電
流、例えば短絡電流などの異常電流状態を言
う。
E部が基準電圧回路91より低電位になるの
で第7の比較回路OP7は高電位出力となる。而
して、第1ノア回路NOR1は高電位出力に反転
し、トランジスタT4をオンすることにより、
トランジスタT5をオフ作用させる。従つて、
リレー接点101はオフ作用し、ターンシグナ
ルランプ5を消灯状態に保持する。
本考案の効果 本考案は上記した構成・作用により次に列挙す
る効果を奏する。
軽度の過電流を検出した場合は、オンデユーテ
イ比を減少するので回路の異常発熱を低減できる
一方、点滅装置としての機能を停止することがな
く、また、重度の過電流を検出した場合は、点滅
表示灯を消灯状態に保持するので、過電流保護機
能を備えると共に、交通安全にも寄与する車両用
点滅装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る車両用点滅装置の好適
な一実施例を示す電気回路図である。第2図は、
第1図に示す電気回路の各部の電気波形を示す特
性図である。 1……発振回路、2……過電流センサ、3……
第1論理回路、5……ターンシグナルランプ、9
……第2論理回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両用点滅表示灯の断続作用をする断続手段
    と、前記点滅表示灯の通電回路中の過電流検出に
    より信号を出力する過電流検出手段と、前記過電
    流検出手段から過電流検出信号が出力したとき前
    記断続手段の断続作用のオンデユーテイ比を減少
    させる第1過電流保護手段と、前記過電流検出信
    号が所定レベルに達すると前記断続手段に停止信
    号を出力することにより前記点滅表示灯を消灯さ
    せる第2過電流保護手段とを備えたことを特徴と
    する車両用点滅装置。
JP4954285U 1985-04-03 1985-04-03 Expired JPH027721Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4954285U JPH027721Y2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03

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JP4954285U JPH027721Y2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03

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JPS61165236U JPS61165236U (ja) 1986-10-14
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