JP3005146B2 - パワートランジスタの保護装置 - Google Patents

パワートランジスタの保護装置

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JP3005146B2
JP3005146B2 JP5262580A JP26258093A JP3005146B2 JP 3005146 B2 JP3005146 B2 JP 3005146B2 JP 5262580 A JP5262580 A JP 5262580A JP 26258093 A JP26258093 A JP 26258093A JP 3005146 B2 JP3005146 B2 JP 3005146B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワートランジスタの
保護装置に関し、特に、コンデンサの充放電によって得
られる発振信号に基づき周期的にオン・オフされるパワ
ートランジスタの保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、方向指示灯のランプを点・滅
させる駆動装置や、モータ,ランプ等をPWM(パルス
幅変調)信号により駆動するPWM制御装置では、直流
電源から負荷に電源供給を行なうための電流経路に直列
にパワートランジスタを設け、このパワートランジスタ
を、コンデンサの充放電によって得られる発振信号に基
づき、周期的にオン・オフするようにされている。
【0003】すなわち、この種の駆動装置では、充放電
用のコンデンサを、その両端電圧が所定の2値の間で変
化するように抵抗器を介して充放電し、コンデンサの充
電時にはパワートランジスタをオン、コンデンサの放電
時にはパワートランジスタをオフすることにより、パワ
ートランジスタを一定周期でオン・オフさせるとか、或
は、上記充放電によって変化するコンデンサの両端電圧
と基準電圧とを比較することにより、所望デューティ比
の駆動信号(PWM信号)を生成し、その生成したPW
M信号によりパワートランジスタをオン・オフさせる、
といったことが行なわれている。
【0004】一方、こうした駆動装置に用いられるパワ
ートランジスタには、パワートランジスタを過電流や過
熱による破壊から保護するために、通常、例えば特開昭
59−32224号公報に開示されているように、パワ
ートランジスタがオンされてから所定の遅延時間経過
後、負荷の電流経路に接続されたパワートランジスタの
端子間電圧(パワートランジスタがバイポーラトランジ
スタであればコレクタ−エミッタ間電圧VCE、電界効果
トランジスタ(FET)であればドレイン−ソース間電
圧VDS)が、所定電圧以上であるか否かによって、パワ
ートランジスタに過電流が流れているか否かを判定し、
過電流判定時には、サイリスタ,トランジスタ等からな
るラッチ回路を介して、パワートランジスタを強制的且
つ継続的にオフするように構成された保護装置が設けら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうした従
来の保護装置では、パワートランジスタの駆動信号がオ
フ状態になるか、電源から負荷への電流経路にパワート
ランジスタとは別に設けられた電源スイッチがオフ状態
となると、ラッチ回路によるラッチを解除して、次に負
荷の駆動を開始する際には、パワートランジスタを再び
オンできるようにされていたため、パワートランジスタ
を、上記駆動装置により周期的にオン・オフさせる場合
や、電源スイッチが繰返しオン操作された場合には、た
とえ保護装置を備えていても、パワートランジスタの発
熱が進み、いずれ破壊してしまうといった問題があっ
た。
【0006】つまり、従来の保護装置は、パワートラン
ジスタがオンして所定の遅延時間経過後、パワートラン
ジスタの端子間電圧から、負荷の短絡,パワートランジ
スタの内部抵抗増加等によって生じる過電流を判定し
て、パワートランジスタをオフするようにされているた
め、パワートランジスタのオン後一定時間は必ず電流が
流れることになる。従って、上記駆動装置によってパワ
ートランジスタが周期的にオン・オフされたり、電源ス
イッチが繰返しオン操作された場合には、たとえ保護装
置を備えていても、パワートランジスタには一定時間必
ず電流が流れることとなり、この電流によってパワート
ランジスタの発熱が進み、いずれ破壊してしまうことに
なるのである。
【0007】また従来の保護装置は、ノイズの影響を受
け易く、パワートランジスタに過電流が流れていないに
もかかわらず、パワートランジスタが強制的にオフされ
てしまう、といった問題もあった。つまり、例えば、パ
ワートランジスタが設けられた電流経路に乗ったノイズ
により、過電流を誤判定して、ラッチ回路を作動させて
しまうとか、ラッチ回路がノイズによって直接作動して
しまうといったことがあった。
【0008】なお、ノイズによる過電流の誤判定を防止
するために、パワートランジスタの端子間電圧から過電
流を判定した後、その判定信号を積分回路等で遅延し
て、ラッチ回路に入力することも考えられるが、この場
合、積分回路等の遅延回路を別途設けなければならず、
しかもノイズによるラッチ回路の誤動作を防止すること
はできない。
【0009】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
ので、上記のようにコンデンサの充放電によって得られ
る発振信号に基づき周期的にオン・オフされるパワート
ランジスタの過電流を、ノイズの影響を受けることなく
正確に判定でき、しかも過電流判定後は、パワートラン
ジスタを確実に保護することのできるパワートランジス
タの保護装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた本発明は、充放電用のコンデンサと、該コ
ンデンサの両端電圧が予め設定された下限電圧と上限電
圧との間で変化するように、上記コンデンサを所定の時
定数にて充放電する充放電回路と、該充放電回路が上記
コンデンサを充電しているとき、又は、上記コンデンサ
の両端電圧が上記下限電圧と上限電圧との間の所定電圧
以上であるとき、直流電源から負荷に電源供給を行なう
ための電流経路に直列に設けられたパワートランジスタ
をオンして、負荷を駆動する駆動回路と、を備えたパワ
ートランジスタの駆動装置に設けられ、該パワートラン
ジスタが破壊するのを防止するパワートランジスタの保
護装置であって、上記電流経路に接続されたパワートラ
ンジスタの端子間電圧が過電流判定電圧を越えたか否か
を判定する過電流判定手段と、該過電流判定手段にて上
記端子間電圧が上記過電流判定電圧を越えたと判定され
ているとき、上記充放電回路が上記コンデンサの充電を
停止して放電を開始する上記上限電圧を、通常より大き
い駆動停止判定電圧以上の値に変更することにより、上
記駆動回路によりオンされる上記パワートランジスタの
オン時間を長くする上限電圧変更手段と、上記コンデン
サの両端電圧が上記駆動停止判定電圧以上であるか否か
を判定し、該両端電圧が上記駆動停止判定電圧以上であ
るとき、上記パワートランジスタを強制的にオフさせ、
更に上記充放電回路を上記コンデンサの充電状態に保持
する駆動停止手段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】
【作用及び発明の効果】このように、本発明のパワート
ランジスタの保護装置は、コンデンサの充放電によって
得られる発振信号に基づきパワートランジスタをオン・
オフさせる駆動装置に設けられており、まず過電流判定
手段が、パワートランジスタの端子間電圧が過電流判定
電圧を越えたか否かによって、パワートランジスタに過
電流が流れているか否か判定する。そして、この過電流
判定手段が、パワートランジスタの端子間電圧が過電流
判定電圧を越えていると判定しているときには、上限電
圧変更手段が、駆動装置内の充放電回路がコンデンサの
充電を停止して放電を開始する上限電圧を、通常より大
きい駆動停止判定電圧以上の値に変更することにより、
駆動回路によりオンされるパワートランジスタのオン時
間を長くする。また、駆動停止手段が、コンデンサの両
端電圧が駆動停止判定電圧以上であるか否かを判定し、
両端電圧が駆動停止判定電圧以上であれば、パワートラ
ンジスタを強制的にオフさせ、充放電回路をコンデンサ
の充電状態に保持する。
【0012】すなわち、本発明では、パワートランジス
タの端子間電圧が過電流判定電圧を越え、過電流判定手
段がパワートランジスタに過電流が流れていると判定す
ると、上限電圧変更手段の動作によって、充放電回路
が、コンデンサの両端電圧が通常より大きい駆動停止判
定電圧以上の値になるまでコンデンサを充電し続ける。
このため、本発明では、過電流判定手段が過電流を判定
した後、パワートランジスタがオフされるまでの時間
が、コンデンサの充電時間によって遅延され、パワート
ランジスタのオン時間が通常よりも長くなる。
【0013】そして、このようにパワートランジスタの
オン時間が通常よりも延長されることにより、コンデン
サの両端電圧が駆動停止判定電圧以上になると、駆動停
止手段が、パワートランジスタには確実に過電流が流れ
ているものとして、パワートランジスタを強制的にオフ
させ、パワートランジスタを過電流から保護する。一
方、パワートランジスタのオン時間が通常よりも延長さ
れた状態で、コンデンサの両端電圧が駆動停止判定電圧
以上になる前にパワートランジスタの端子間電圧が正常
に戻った場合には、過電流判定手段にて端子間電圧が過
電流判定電圧を越えていない旨が判定されて、上限電圧
変更手段が動作を停止するので、充放電回路はコンデン
サの充電を停止して、放電を開始する。
【0014】従って、本発明のパワートランジスタの保
護装置によれば、パワートランジスタに過電流が確実に
流れている場合にだけ、パワートランジスタを強制的に
オフして、パワートランジスタを過電流から保護するこ
とができ、過電流判定手段がノイズの影響を受けて一時
的に過電流を誤判定した際に、パワートランジスタを誤
ってオフしてしまうのを防止できる。また、本発明で
は、過電流判定手段による過電流の判定が正確に行われ
ているか否かを判断するために、パワートランジスタの
オン時間を延長するが、このオン時間の延長のために、
駆動装置内の充放電回路を使用していることから、特別
な遅延回路を設けることなく実現できる。
【0015】また、次に、駆動停止手段は、コンデンサ
の両端電圧が駆動停止判定電圧以上であるときに、パワ
ートランジスタを強制的にオフするだけでなく、充放電
回路をコンデンサの充電状態に保持するようにされてい
る。このため、過電流判定後、パワートランジスタを一
旦オフした後は、コンデンサは、その両端電圧が駆動停
止判定電圧に達した後も充電され続け、最終的には充放
電回路内にて充電可能な最大電圧に保持される。
【0016】従って、本発明では、パワートランジスタ
を一旦オフした後は、その状態がコンデンサの充電によ
って保持されることとなり、駆動停止手段がパワートラ
ンジスタを一旦オフした後、ノイズによって、駆動停止
手段が一時的にコンデンサの両端電圧が駆動停止判定電
圧を下回ったと誤判断しても、パワートランジスタのオ
フ状態が解除されることはない。また、ノイズによっ
て、駆動停止手段がコンデンサの両端電圧が駆動停止判
定電圧以上であると誤判断した場合には、それに応じ
て、パワートランジスタは一時的にオフされることにな
るが、その場合にはコンデンサの両端電圧が駆動停止判
定電圧以上に充電されていないため、パワートランジス
タのオフ状態が保持されることはない。
【0017】またこのように、本発明では、コンデンサ
への充電によってパワートランジスタのオフ状態がラッ
チされ、コンデンサの両端電圧が駆動停止判定電圧を下
回ったときに、そのラッチが解除されることになるた
め、例えば、電源から負荷への電流経路に別途設けられ
た電源スイッチが繰返しオン操作されても、従来装置の
ように、パワートランジスタがその度にオン状態に駆動
されるといったことはなく、パワートランジスタのオフ
状態を継続することができる。
【0018】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず図1は、本発明が適用された第1実施例の車両
用方向指示装置全体の構成を表わす電気回路図である。
【0019】図1に示す如く、本実施例の車両用方向指
示装置は、車両の左・右に夫々設けられた方向指示灯1
0L,10Rと、これら方向指示灯10L,10Rの何
れか一方を点灯するために必要に応じて車両運転者によ
り操作される方向指示スイッチ12と、方向指示スイッ
チ12及びヒューズ15を介して方向指示灯10L又は
10Rに電源供給を行うためのバッテリ14とからなる
方向指示灯点灯用の電流経路に設けられ、方向指示スイ
ッチ12のオン時に該電流経路を周期的に導通・遮断す
ることにより、方向指示スイッチ12により接続された
何れかの方向指示灯10L又は10Rを点滅させるため
のものであり、その電流経路を導通・遮断するために、
バッテリ14に端子TBを介してドレインが接続され、
方向指示スイッチ12に端子TLを介してソースが接続
されたパワーMOSFET16を備えている。
【0020】またパワーMOSFET16が接続された
端子TB−TL間には、パワーMOSFET16に並列
に、抵抗器R16,ダイオードD1,電源コンデンサC
1からなる補助電源が接続されている。この補助電源
は、方向指示スイッチ12がオン状態で、端子TLを方
向指示灯10L及び10Rの何れか一方に接続してお
り、しかもパワーMOSFET16がオフ状態であると
きに、端子TB−TL間に生じるバッテリ14の出力電
圧に略等しい電圧によって、電源コンデンサC1を充電
すると共に、その端子間電圧を電源電圧として当該装置
内に電源供給を行い、パワーMOSFET16がオン状
態となって端子TB−TL間の電圧が低下した場合に
は、電源コンデンサC1の両端電圧を電源電圧として当
該装置内に電源供給を行う。
【0021】また、電源コンデンサC1には、定電流回
路IC,ツェナーダイオードD2及びトランジスタTR
1からなる定電圧回路が接続されており、この定電圧回
路からの出力電圧VTによって後述の各種基準電圧を生
成できるようにされている。次に、本実施例の車両用方
向指示装置には、充放電用コンデンサC0と抵抗器R0
とからなる積分回路と、定電圧回路からの出力電圧VT
を分圧して各種基準電圧を生成する分圧用の抵抗器R
1,R2,R3,R4と、充放電用コンデンサC0の両
端電圧VOSとこの抵抗器R1〜R4により生成された
基準電圧とを比較し、充放電用コンデンサC0の両端電
圧VOSが基準電圧以上であるときHighレベルの信号を
発生するコンパレータCO1と、コンパレータCO1か
らの出力信号を反転して積分回路に印加するインバータ
IN1と、コンパレータCO1の出力を抵抗器R5を介
してベースに受け、コンパレータCO1の出力がHighレ
ベルであるとき分圧用の抵抗器R2と抵抗器R3との接
続点を接地するトランジスタTR2とからなる充放電回
路が備えられている。
【0022】そして、分圧用の抵抗器R3とR4との接
続点は、通常、基準電圧変更手段としてのトランジスタ
TR3を介して接地されており、この充放電回路では、
通常、抵抗器R1〜R3により、コンデンサ充放電時の
下限電圧VTCと上限電圧VTAとを生成して、充放電
用コンデンサC0を充放電する。
【0023】すなわち、この充放電回路においては、ま
ず充放電用コンデンサC0の両端電圧VOSが、定電圧
回路からの出力電圧VTを抵抗器R1と抵抗器R2及び
R3とにより分圧した上限電圧VTA=VT(R2+R
3)/(R1+R2+R3)に達するまで、コンパレー
タCO1の出力がLow レベルとなり、その間、充放電用
コンデンサC0が、インバータIN1から出力されるHi
ghレベルの信号により抵抗器R0を介して充電される。
【0024】そして、充放電用コンデンサC0の両端電
圧VOSが上限電圧VTAに達すると、コンパレータC
O1の出力がHighレベルに反転して、充放電用コンデン
サC0に蓄積された電荷が抵抗器R0を介してインバー
タIN1側に放電される。またこのときコンパレータC
O1の出力はHighレベルであるため、トランジスタTR
2がオンして、コンパレータCO1に入力される基準電
圧は、定電圧回路からの出力電圧VTを抵抗器R1と抵
抗器R2とにより分圧した下限電圧VTC=VT・R2
/(R1+R2)に切り替わる。
【0025】この結果、充放電用コンデンサC0の両端
電圧VOSが一旦上限電圧VTAに達した後は、その両
端電圧VOSが下限電圧VTCになるまでの間、コンパ
レータCO1の出力がHighレベルとなり、充放電用コン
デンサC0の放電が継続する。
【0026】そして、充放電用コンデンサC0の両端電
圧VOSが下限電圧VTCに達すると、コンパレータC
O1の出力がLow レベルに切り替わり、コンパレータC
O1に入力される基準電圧も、上限電圧VTAに切り替
わる。従って、充放電用コンデンサC0の両端電圧VO
Sが放電によって下限電圧VTCに達すると、充放電用
コンデンサC0は、その両端電圧VOSが上限電圧VT
Aに達するまで再度充電されることとなる。
【0027】次に、コンパレータCO1の出力は、パワ
ーMOSFET16をオン・オフさせる駆動信号とし
て、パワーMOSFET16の駆動回路を構成するトラ
ンジスタTR6に入力される。トランジスタTR6は、
コンパレータCO1からの出力信号を抵抗器R13を介
してベースに受け、その信号がHighレベルであるときに
オン状態となって、補助電源から供給される電源電圧を
パワーMOSFET16のゲートに印加する抵抗器R1
4及び抵抗器R15の接続点を接地する。
【0028】すなわち、トランジスタTR6は、コンパ
レータCO1の出力レベルがLow レベルとなる充放電用
コンデンサC0の充電時に、パワーMOSFET16を
オンし、コンパレータCO1の出力レベルがHighレベル
となるコンデンサの放電時に、パワーMOSFET16
をオフすることによって、パワーMOSFET16をコ
ンパレータCO1の出力に応じて周期的にオン・オフす
る。
【0029】また次に、本実施例の車両用方向指示装置
には、パワーMOSFET16のドレイン−ソース間電
圧VDSに対応した電圧(以下,オン電圧という。)VD
を、バッテリ14から当該装置に至る電源供給ラインか
ら取り込み、このオン電圧VDが過電流判定電圧Vref
を越えたか否かによって、パワーMOSFET16に過
電流が流れているか否かを判定する、過電流判定手段と
してのコンパレータCO2が備えられている。
【0030】なお、過電流判定電圧Vref は、負荷電流
検出回路20と抵抗器R7と抵抗器R8とからなる過電
流判定電圧生成回路によって、パワーMOSFET16
の使用条件である電源電圧,温度に応じた値に設定され
る。すなわち、負荷電流検出回路20は、定電圧回路か
らの出力電圧VTと補助電源から供給されるバッテリ電
圧に比例した電源電圧とを合成して、パワーMOSFE
T16のオン時に方向指示灯10L,10Rに流れる負
荷電流に対応した電圧を生成し、更にその電圧をダイオ
ードによりパワーMOSFET16の温度特性に見合う
電圧に補正するようにされているため、この生成された
電圧を抵抗器R7と抵抗器R8とで分圧することによ
り、各電源電圧,各温度下でパワーMOSFET16の
オン時に流れる過電流に対応した過電流判定電圧Vref
を生成するのである。
【0031】そして、過電流判定用のコンパレータCO
2は、オン電圧VDが過電流判定電圧Vref 以下で、パ
ワーMOSFET16が正常に動作しているときには、
Highレベルの判定信号VCを出力してトランジスタTR
3をオンし、オン電圧VDが過電流判定電圧Vref を越
えており、パワーMOSFET16に過電流が流れてい
ると判定すると、Low レベルの判定信号VCを出力し
て、トランジスタTR3をオフする。
【0032】従って、上述したように、充放電用コンデ
ンサC0の充電時の基準電圧として、コンパレータCO
1には、通常、上限電圧VTAが入力されるが、コンパ
レータCO2によりパワーMOSFET16に過電流が
流れている旨が判定されると、コンパレータCO1に
は、上限電圧VTAより更に大きい第2の上限電圧VT
B=VT(R2+R3+R4)/(R1+R2+R3+
R4)が入力されることとなる。このため、パワーMO
SFET16に過電流が流れたときには、コンパレータ
CO1の動作によって、充放電用コンデンサC0は通常
の上限電圧VTAを越えて第2の上限電圧VTBまで充
電される。
【0033】また本実施例の車両用方向指示装置には、
上記のように充放電される充放電用コンデンサC0の両
端電圧VOSと、定電圧回路からの出力電圧VTを分圧
する抵抗器R9,R10により生成された、上記第2の
上限電圧VTBより若干小さい駆動停止判定電圧VTS
とを比較し、充放電用コンデンサC0の両端電圧VOS
がこの駆動停止判定電圧VTS以上であるときHighレベ
ルの信号を出力する、駆動停止手段としてのコンパレー
タCO3と、このコンパレータCO3からの出力信号が
Highレベルであるとき、パワーMOSFET16のゲー
トを抵抗器R15を介して接地して、パワーMOSFE
T16を強制的にオフする抵抗器R11及びトランジス
タTR7と、同じくコンパレータCO3からの出力信号
がHighレベルであるとき、コンパレータCO1から抵抗
器R13を介してトランジスタTR6のベースに至るパ
ワーMOSFET16の駆動信号経路を接地し、コンパ
レータCO1の出力を強制的にLow レベルにする抵抗器
R12及びトランジスタTR5とが備えられている。
【0034】従って、コンパレータCO2によりパワー
MOSFET16に過電流が流れていると判定されて、
充放電用コンデンサC0が通常の上限電圧VTAを越え
て充電され、その両端電圧VOSが駆動停止判定電圧V
TSに達すると、パワーMOSFET16がオンされ、
コンパレータCO1の出力がLow レベルに保持されるこ
ととなり、パワーMOSFET16のオフ後は、充放電
用コンデンサC0が充電され続ける。
【0035】また更に、本実施例の車両用方向指示装置
には、充放電用コンデンサC0に並列接続された急速放
電用のトランジスタTR4と、電源電圧の低下に伴い定
電圧回路からの出力電圧VTが所定レベルまで低下した
とき、このトランジスタTR4をオンして、充放電用コ
ンデンサC0を急速放電させる急速放電回路30が設け
られている。
【0036】この急速放電回路30は、方向指示スイッ
チ12がオフされ、補助電源から供給される電源電圧が
低下して、当該装置が正常動作できなくなったときに、
充放電用コンデンサC0を急速放電させて、その電荷を
零にしておくことで、次に方向指示スイッチ12がオン
操作されたときに、充放電用コンデンサC0の充電を初
期状態から開始して、方向指示灯10L又は10Rを方
向指示スイッチ12のオン直後から一定周期で点滅させ
るためのものである。
【0037】なお、本実施例の車両用方向指示装置を構
成する上記各部の内、図1において一点鎖線で囲んだ、
パワーMOSFET16,抵抗器R16,抵抗器R0と
充放電用コンデンサC0とからなる積分回路,及び電源
コンデンサC1以外の部分は、一つのICパッケージ内
に収納される。また図1において、VRは方向指示灯1
0Rの両端電圧を、VLは方向指示灯10Lの両端電圧
を、夫々表わしている。
【0038】次に、上記のように構成された本実施例の
車両用方向指示装置の動作を、図2に示すタイムチャー
トに沿って説明する。なお、図2に示すVOS,VD,
VC,VR,VLは、上述した図1における各部の電圧
を夫々表わしている。図2に示す如く、方向指示スイッ
チ12が、車両運転者により方向指示灯10Rを通電す
る側に切り替えられてオン状態(RON)になると、コ
ンパレータCO1,トランジスタTR2,インバータI
N1等からなる充放電回路によって、充放電用コンデン
サC0の充放電が開始され、コンパレータCO1の出力
により、トランジスタTR6を介してパワーMOSFE
T16がオン・オフし、方向指示灯10Rが点滅する。
【0039】ここで、方向指示灯10Rの点灯開始時に
は、突入電流によってパワーMOSFET16のオン電
圧VDが過電流判定電圧Vref を越えて、コンパレータ
CO2から出力される判定信号VCは、パワーMOSF
ET16に過電流が流れていることを表わすLow レベル
となるが、充放電用コンデンサC0の両端電圧VOSは
駆動停止判定電圧VTSに達することはないので、コン
パレータCO3の出力によりパワーMOSFET16が
オフされることはない。また、突入電流は数十msec.の
後、減衰するので、コンパレータCO2の出力はパワー
MOSFET16の正常を表わすHighレベルに即座に復
帰し、方向指示灯10Rの点滅動作に影響を与えること
はない。
【0040】また更に、方向指示灯10Rの点滅動作中
にパワーMOSFET16がオフされると、パワーMO
SFET16のドレイン−ソース間電圧VDSがバッテリ
電圧となるため、コンパレータCO2から出力される判
定信号VCは、パワーMOSFET16に過電流が流れ
ていることを表わすLow レベルとなるが、このときは充
放電用コンデンサC0の放電時であるため、充放電用コ
ンデンサC0の両端電圧VOSが駆動停止判定電圧VT
S以上になることはなく、コンパレータCO3によって
パワーMOSFET16がオフされることはない。
【0041】また、図2に矢印aで示すように、方向指
示灯10Rの点灯中、オン電圧VDがノイズによって過
電流判定電圧Vref を越えたとしても、充放電用コンデ
ンサC0の両端電圧VOSが駆動停止判定電圧VTS以
上になることはないので、コンパレータCO3によって
パワーMOSFET16がオフされることはない。
【0042】また、図2に矢印bで示すように、ノイズ
によってコンパレータCO3の出力がHighレベルとな
り、パワーMOSFET16がオフされることがある
が、この場合、ノイズ解除と共にコンパレータCO3の
出力がLow レベルに復帰するため、パワーMOSFET
16がオフ状態でラッチされることはない。
【0043】一方、図2に矢印cで示すように、パワー
MOSFET16のオン時に過電流が継続して流れる
と、コンパレータCO2,トランジスタTR3,コンパ
レータCO1,インバータIN1の動作によって、充放
電用コンデンサC0が上限電圧VTAを越えて充電さ
れ、その充電により充放電用コンデンサC0の両端電圧
VOSが駆動停止判定電圧VTS以上となった時点で、
コンパレータCO3がパワーMOSFET16をオフす
る。つまり、本実施例では、パワーMOSFET16の
オン時に過電流が流れると、充放電用コンデンサC0の
両端電圧VOSが上限電圧VTAから駆動停止判定電圧
VTSに達するまでの充電時間を遅延時間としてパワー
MOSFET16のオン状態を継続し、その遅延時間経
過後、パワーMOSFET16をオンからオフに切り替
えるのである。
【0044】またこのとき、コンパレータCO3は、コ
ンパレータCO1の出力をLow レベルに保持するため、
充放電用コンデンサC0は、その両端電圧VOSがイン
バータIN1の出力レベルに達するまで充電される。従
って、パワーMOSFET16に過電流が流れた際に、
コンパレータCO3がパワーMOSFET16をオフし
た後は、その状態が保持されることになる。
【0045】なお、このように本実施例では、パワーM
OSFET16のオン時に過電流が流れると、充放電用
コンデンサC0を駆動停止判定電圧VTS以上になるま
で充電することにより、過電流判定後パワーMOSFE
T16をオフするまでの遅延時間を設定しているため、
パワーMOSFET16には、方向指示灯10L,10
Rの点灯時間にこの遅延時間を加えた時間継続してオン
しても熱的に充分耐えるものが使用されている。またパ
ワーMOSFET16が瞬時に破壊するほどの過電流が
発生した場合は、ヒューズ15が溶断するため、パワー
MOSFET16が破壊することはない。
【0046】また次に、図2に矢印dで示す如く、コン
パレータCO3がパワーMOSFET16をオフしてい
るときに、コンパレータCO3に入力される駆動停止判
定電圧VTSがノイズによって充放電用コンデンサC0
の両端電圧VOSより大きくなると、コンパレータCO
3の出力が一時的にLow レベルとなり、トランジスタT
R5及びTR7がオフされるが、このとき充放電用コン
デンサC0の両端電圧VOSは第2の上限電圧VTBよ
りも大きくなっているため、コンパレータCO1は、充
放電用コンデンサC0を下限電圧VTCまで放電させる
Highレベルの信号を出力する。
【0047】このため、コンパレータCO3がパワーM
OSFET16をオフしているときに、ノイズによって
コンパレータCO3の出力が一時的にLow レベルに切り
替わったとしても、パワーMOSFET16は、コンパ
レータCO1の出力によりオフ状態に保持される。ま
た、このとき、充放電用コンデンサC0はコンパレータ
CO1の出力により放電されるが、ノイズの入力時間は
非常に短く、ノイズが解除されれば、コンパレータCO
3の出力は再びHighレベルとなるため、充放電用コンデ
ンサC0の両端電圧VOSが駆動停止判定電圧VTSを
下回ることはなく、パワーMOSFET16のオフ状態
は確実に保持される。
【0048】また更に、パワーMOSFET16に過電
流が流れて、コンパレータCO3がパワーMOSFET
16をオフした後、充放電用コンデンサC0の両端電圧
VOSが駆動停止判定電圧VTSを下回るのは、車両運
転者が方向指示スイッチ12をオフして、電源電圧が低
下し、上記急速放電回路30の動作によって、充放電用
コンデンサC0が急速放電されたときである。このた
め、コンパレータCO3がパワーMOSFET16をオ
フした後、急速放電回路30が作動する前に、車両運転
者が方向指示スイッチ12をオン操作しても、パワーM
OSFET16がオン状態となることはなく、方向指示
スイッチ12が繰返しオン操作されることによって、パ
ワーMOSFET16の過熱が進み、パワーMOSFE
T16が破壊してしまうといったことはない。
【0049】以上説明したように、本実施例の車両用方
向指示装置においては、パワーMOSFET16に過電
流が流れている旨を判定すると、方向指示灯の点滅周期
を決定する充放電回路を用いて遅延時間を設定し、その
遅延時間中継続してパワーMOSFET16に過電流が
流れている旨が判定されているときに、パワーMOSF
ET16をオフするようにされている。このため、ノイ
ズによって過電流を誤判定した場合に、パワーMOSF
ET16をオフしてしまうことはなく、しかも特別な遅
延回路を設ける必要がないので、回路構成を簡素化でき
る。
【0050】また、パワーMOSFET16をオフした
後も、充放電回路を使用し、その充放電用コンデンサC
0の両端電圧VOSが駆動停止判定電圧VTSを下回る
までの間は、パワーMOSFETのオフ状態を保持する
ようにしているため、パワーMOSFET1を一旦オフ
した後は、ノイズの影響を受けることなくパワーMOS
FET1を確実にオフしておくことができる。
【0051】また、パワーMOSFET16のオフ状態
は、電源電圧の低下に伴い急速放電回路30が動作した
ときに解除されるため、パワーMOSFET16をオフ
した後、当該装置の電源スイッチとなる方向指示スイッ
チ12が繰返しオン操作されても、その操作の度にパワ
ーMOSFET16がオンされることはなく、方向指示
スイッチ12のオン操作の繰返しによりパワーMOSF
ET16が破壊するのも防止できる。
【0052】ここで上記実施例では、充放電用コンデン
サC0の充放電を行なうコンパレータCO1の出力によ
りパワーMOSFET16をオン・オフして、方向指示
灯を点滅させる車両用方向指示装置について説明した
が、本発明は、パワーMOSFET16を所定デューテ
ィ比のPWM信号によりオン・オフさせて、モータ,ラ
ンプ等の負荷電流を制御する駆動装置においても適用で
きる。以下、この場合の回路構成について、図3を用い
て説明する。
【0053】図3に示す如く、パワーMOSFET16
を用いて負荷40をPWM制御する場合には、上記実施
例の回路に、更に、充放電用コンデンサC0の両端電圧
と、定電圧回路からの定電圧を可変抵抗器VR1と抵抗
器R20とにより分圧した基準電圧とを比較し、コンデ
ンサの両端電圧がこの基準電圧以上となったときにLow
レベルの信号を発生するコンパレータCO4を設け、こ
のコンパレータCO4の出力を、抵抗器R13を介して
パワーMOSFET駆動用のトランジスタTR6に入力
するようにすればよく、その他の構成は上記実施例の回
路と全く同様でよい。
【0054】そして、このように構成されたPWM制御
用の駆動装置においては、上記実施例と同様、パワーM
OSFET16を、ノイズの影響を受けることなく良好
に保護することができると共に、負荷40が例えばモー
タであるような場合には、更に次のような効果を得るこ
とができる。
【0055】すなわち、例えば、モータを、通電時間の
短い低デューティ比の駆動信号で駆動しだしたときに、
機械系の不具合によりモータがロックしたとする。この
とき、パワーMOSFET16のドレイン−ソース間電
圧VDSは上昇するため、過電流判定用のコンパレータC
O2の出力がLow レベルとなって、充放電用コンデンサ
C0は充電され続け、パワーMOSFET16の駆動信
号はデューティ比100%となり、モータの駆動トルク
が最大となる。従って、このようなモータロック時に
は、最大の駆動トルクによって、機械系の不具合が自動
的に取り除き、モータロック状態を解除できるようにな
る。
【0056】なお、デューティ比100%の駆動信号に
よってモータロックを解除できない場合や、電気系の故
障で過電流が流れた場合には、充放電用コンデンサC0
の両端電圧VOSが駆動停止判定電圧VTS以上になっ
た時点で、パワーMOSFET16がオフされるため、
パワーMOSFET16の破壊,配線の損傷等を防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の車両用方向指示装置の構成を表わす電
気回路図である。
【図2】図1の車両用方向指示装置の動作を表わすタイ
ムチャートである。
【図3】実施例のPWM制御装置の構成を表わす電気回
路図である。
【符号の説明】
10L,10R…方向指示灯 12…方向指示スイッ
チ 14…バッテリ 15…ヒューズ 16…パワーMOSFET 20
…負荷電流検出回路 30…急速放電回路 40…負荷 C0…充放電用
コンデンサ CO1〜CO4…コンパレータ TR1〜TR7…ト
ランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 俊男 愛知県安城市篠目町井山3番地 アンデ ン株式会社内 (72)発明者 池本 秀行 愛知県安城市篠目町井山3番地 アンデ ン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−60214(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充放電用のコンデンサと、 該コンデンサの両端電圧が予め設定された下限電圧と上
    限電圧との間で変化するように、上記コンデンサを所定
    の時定数にて充放電する充放電回路と、 該充放電回路が上記コンデンサを充電しているとき、又
    は、上記コンデンサの両端電圧が上記下限電圧と上限電
    圧との間の所定電圧以上であるとき、直流電源から負荷
    に電源供給を行なうための電流経路に直列に設けられた
    パワートランジスタをオンして、負荷を駆動する駆動回
    路と、 を備えたパワートランジスタの駆動装置に設けられ、該
    パワートランジスタが破壊するのを防止するパワートラ
    ンジスタの保護装置であって、 上記電流経路に接続されたパワートランジスタの端子間
    電圧が過電流判定電圧を越えたか否かを判定する過電流
    判定手段と、 該過電流判定手段にて上記端子間電圧が上記過電流判定
    電圧を越えたと判定されているとき、上記充放電回路が
    上記コンデンサの充電を停止して放電を開始する上記上
    限電圧を、通常より大きい駆動停止判定電圧以上の値に
    変更することにより、上記駆動回路によりオンされる上
    記パワートランジスタのオン時間を長くする上限電圧変
    更手段と、 上記コンデンサの両端電圧が上記駆動停止判定電圧以上
    であるか否かを判定し、該両端電圧が上記駆動停止判定
    電圧以上であるとき、上記パワートランジスタを強制的
    にオフさせ、更に上記充放電回路を上記コンデンサの充
    電状態に保持する駆動停止手段と、 を備えたことを特徴とするパワートランジスタの保護装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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