JPH0237045Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0237045Y2 JPH0237045Y2 JP1980170026U JP17002680U JPH0237045Y2 JP H0237045 Y2 JPH0237045 Y2 JP H0237045Y2 JP 1980170026 U JP1980170026 U JP 1980170026U JP 17002680 U JP17002680 U JP 17002680U JP H0237045 Y2 JPH0237045 Y2 JP H0237045Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- transistor
- control signal
- diode
- power
- Prior art date
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Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 230000004913 activation Effects 0.000 claims 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えば多端子電源出力回路の保護用と
して好適な保護回路に関する。
して好適な保護回路に関する。
斯の種保護回路は従来種々のものが提案されて
おり例えば第1図及び第2図もその一例である。
すなわち第1図では電源入力端子1及び出力端子
2間の電源ラインにトランジスタ3及び抵抗器4
を直列に配すると共に上記抵抗器4を流れる負荷
電流を検出するトランジスタ5を設け、抵抗器4
を流れる負荷電流が所定量を越すとトランジスタ
5をオンし、このトランジスタ5のオンによりト
ランジスタ3をオフさせて電源路を遮断し、図示
せずも電源入力端子1側に配された電源の回路を
過負荷電流より保護しようとするものである。ま
た第2図では入力端子1及び出力端子2間の電源
ラインにヒユーズ6を挿入し、過負荷電流時この
ヒユーズ6を溶断させて電源路を遮断し、過負荷
電流より電源の回路を保護しようとするものであ
る。
おり例えば第1図及び第2図もその一例である。
すなわち第1図では電源入力端子1及び出力端子
2間の電源ラインにトランジスタ3及び抵抗器4
を直列に配すると共に上記抵抗器4を流れる負荷
電流を検出するトランジスタ5を設け、抵抗器4
を流れる負荷電流が所定量を越すとトランジスタ
5をオンし、このトランジスタ5のオンによりト
ランジスタ3をオフさせて電源路を遮断し、図示
せずも電源入力端子1側に配された電源の回路を
過負荷電流より保護しようとするものである。ま
た第2図では入力端子1及び出力端子2間の電源
ラインにヒユーズ6を挿入し、過負荷電流時この
ヒユーズ6を溶断させて電源路を遮断し、過負荷
電流より電源の回路を保護しようとするものであ
る。
ところで上述の如き構成を成す従来回路の場
合、下記の如き種々の欠点がある。すなわち第1
図例では、電源ライン(出力ライン)に電流検出
用の抵抗器4が直列に挿入されているため、負荷
の変動により出力電圧も変化してしまう欠点があ
り、また出力ライン数が増大すれば、その数に応
じて電流検出用の抵抗器4等を設ける必要がある
等の欠点があつた。一方第2図例では過負荷電流
時ヒユーズ6が溶断するため、その都度ヒユーズ
を交換する必要があり、またヒユーズ6が溶断す
るまで数秒かゝり、その間に、電源側に使用して
いるトランジスタ等を破損したり、劣化させるお
それがある等の欠点があつた。
合、下記の如き種々の欠点がある。すなわち第1
図例では、電源ライン(出力ライン)に電流検出
用の抵抗器4が直列に挿入されているため、負荷
の変動により出力電圧も変化してしまう欠点があ
り、また出力ライン数が増大すれば、その数に応
じて電流検出用の抵抗器4等を設ける必要がある
等の欠点があつた。一方第2図例では過負荷電流
時ヒユーズ6が溶断するため、その都度ヒユーズ
を交換する必要があり、またヒユーズ6が溶断す
るまで数秒かゝり、その間に、電源側に使用して
いるトランジスタ等を破損したり、劣化させるお
それがある等の欠点があつた。
本考案は斯る点に鑑みてなされたもので、電源
のレギユレーシヨンを何等損うことなく保護機能
を達成でき、しかもヒユーズも不要な保護回路を
提供するものである。
のレギユレーシヨンを何等損うことなく保護機能
を達成でき、しかもヒユーズも不要な保護回路を
提供するものである。
以下本考案の一実施例を第3図及び第4図に基
づいて詳しく説明する。
づいて詳しく説明する。
第3図は本実施例の回路構成を示すもので、第
3図において電源入力端子1と第1の電源出力端
子21の間にはスイツチ回路例えばリレー11の
接点11bが接続され、リレー11のコイル11
aの一端は別な電源端子B1に接続され、コイル
11aの他端はトランジスタ12のコレクタ−エ
ミツタ路及びダイオード13,14を介して接地
される。トランジスタ12のベースはバイアス用
抵抗器15を介して接地されると共に逆向きのダ
イオード16及び抵抗器17を介してリレー接点
11bの入力側に接続される。これら部品12〜
17によりスイツチ回路の開閉を制御する起動回
路18を構成する。すなわち起動回路18のトラ
ンジスタ12がオンするとリレーコイル11aに
電流が流れてリレー接点11bを閉成し、トラン
ジスタ12がオフするとリレーコイル11aを流
れる電流が遮断されリレー接点11bが開放され
る。
3図において電源入力端子1と第1の電源出力端
子21の間にはスイツチ回路例えばリレー11の
接点11bが接続され、リレー11のコイル11
aの一端は別な電源端子B1に接続され、コイル
11aの他端はトランジスタ12のコレクタ−エ
ミツタ路及びダイオード13,14を介して接地
される。トランジスタ12のベースはバイアス用
抵抗器15を介して接地されると共に逆向きのダ
イオード16及び抵抗器17を介してリレー接点
11bの入力側に接続される。これら部品12〜
17によりスイツチ回路の開閉を制御する起動回
路18を構成する。すなわち起動回路18のトラ
ンジスタ12がオンするとリレーコイル11aに
電流が流れてリレー接点11bを閉成し、トラン
ジスタ12がオフするとリレーコイル11aを流
れる電流が遮断されリレー接点11bが開放され
る。
また起動回路18の動作を制御するための起動
制御回路19を設ける。すなわちトランジスタ2
0を配し、このトランジスタ20のコレクタを抵
抗器21を介して電源端子+B1に接続すると共
にダイオード22を介してトランジスタ12のベ
ースに接続する。またトランジスタ20のエミツ
タをダイオード23を介して接地し、そのベース
を並列構成を成すコンデンサ24及び抵抗器25
を介して接地すると共に直列構成を成す抵抗器2
6及びツエナダイオード27を介して電源端子+
B1に接続する。なお、ツエナダイオード27は
電源端子B1がスロースタートした時の動作補償
用である。更にトランジスタ20のベースをダイ
オード28を介して制御信号入力端子33に接続
すると共にダイオード16のカソード及びアノー
ド側を夫々ダイオード29及び30を介して入力
端子33に接続する。そしてこの起動制御回路1
9は後述されるように入力端子33に印加される
制御信号の第1レベルで起動回路18を付勢して
スイツチ回路すなわちリレー11の接点11bを
閉成し、制御信号の第2レベルで起動回路18を
消勢してリレー11の接点11bを開放するよう
に作用すると共に電源投入時容量性の負荷等によ
り誤動作しないよう電源投入より所定時間は保護
機能を制御するように作用する。
制御回路19を設ける。すなわちトランジスタ2
0を配し、このトランジスタ20のコレクタを抵
抗器21を介して電源端子+B1に接続すると共
にダイオード22を介してトランジスタ12のベ
ースに接続する。またトランジスタ20のエミツ
タをダイオード23を介して接地し、そのベース
を並列構成を成すコンデンサ24及び抵抗器25
を介して接地すると共に直列構成を成す抵抗器2
6及びツエナダイオード27を介して電源端子+
B1に接続する。なお、ツエナダイオード27は
電源端子B1がスロースタートした時の動作補償
用である。更にトランジスタ20のベースをダイ
オード28を介して制御信号入力端子33に接続
すると共にダイオード16のカソード及びアノー
ド側を夫々ダイオード29及び30を介して入力
端子33に接続する。そしてこの起動制御回路1
9は後述されるように入力端子33に印加される
制御信号の第1レベルで起動回路18を付勢して
スイツチ回路すなわちリレー11の接点11bを
閉成し、制御信号の第2レベルで起動回路18を
消勢してリレー11の接点11bを開放するよう
に作用すると共に電源投入時容量性の負荷等によ
り誤動作しないよう電源投入より所定時間は保護
機能を制御するように作用する。
ダイオード31及び32は夫々過負荷状態を検
出するためのダイオードであつて、各ダイオード
のアノード側は共にダイオード16のアノード側
に接続され、ダイオード31のカソード側は第1
の電源出力端子21に接続され、ダイオード32
のカソード側は第2の電源出力端子22に接続さ
れる。この第2の電源出力端子22には電源端子
+B2(第2の電源入力端子)の電源がリレー11
の代りに例えばトランジスタ34を用いたスイツ
チ回路を介して取り出される。このトランジスタ
34を用いるときはそのエミツタを電源端子B2
に接続すると共にそのコレクタを出力端子22に
接続し、更にそのベースを抵抗器35及び36を
介してエミツタに接続し、抵抗器35及び36の
共通接続点をダイオード37を介してトランジス
タ12のコレクタに接続する。
出するためのダイオードであつて、各ダイオード
のアノード側は共にダイオード16のアノード側
に接続され、ダイオード31のカソード側は第1
の電源出力端子21に接続され、ダイオード32
のカソード側は第2の電源出力端子22に接続さ
れる。この第2の電源出力端子22には電源端子
+B2(第2の電源入力端子)の電源がリレー11
の代りに例えばトランジスタ34を用いたスイツ
チ回路を介して取り出される。このトランジスタ
34を用いるときはそのエミツタを電源端子B2
に接続すると共にそのコレクタを出力端子22に
接続し、更にそのベースを抵抗器35及び36を
介してエミツタに接続し、抵抗器35及び36の
共通接続点をダイオード37を介してトランジス
タ12のコレクタに接続する。
次に本実施例の動作を、電源入力端子1からの
電源を第1の電源出力端子21に取り出す場合を
例にとり、第4図に示す信号波形を参照しながら
説明する。
電源を第1の電源出力端子21に取り出す場合を
例にとり、第4図に示す信号波形を参照しながら
説明する。
いま第4図Aに示すような制御信号Scが時間t1
で入力端子33に印加されるとこの制御信号S1の
第1レベルすなわちハイレベルでダイオード28
〜30が共にオフとなり、ツエナダイオード27
及び抵抗器26を介して電源端子B1からの電源
によりコンデンサ24が第4図Bに示すように時
間t1〜t2の間所定の充電係数をもつて充電され
る。そしてコンデンサ24の両端電圧がトランジ
スタ20のベース−エミツタ間電圧VBEに達する
までの所定時間Tの間トランジスタ20は第4図
Cに示すようにオフしているので、トランジスタ
20のコレクタ側はハイレベルとなり、ダイオー
ド22は第4図Dに示すようにオン状態にある。
したがつて電源端子B1から抵抗器21及びダイ
オード22を介してトランジスタ12のベースに
ベース電流が供給され、第4図Fに示すようにト
ランジスタ12がオンしてリレー11のコイル1
1aが付勢されて接点11bを閉成し、電源入力
端子1より供給される電源を例えば第4図Gに示
すような出力信号S0として第1の電源出力端子2
1側へ供給する。
で入力端子33に印加されるとこの制御信号S1の
第1レベルすなわちハイレベルでダイオード28
〜30が共にオフとなり、ツエナダイオード27
及び抵抗器26を介して電源端子B1からの電源
によりコンデンサ24が第4図Bに示すように時
間t1〜t2の間所定の充電係数をもつて充電され
る。そしてコンデンサ24の両端電圧がトランジ
スタ20のベース−エミツタ間電圧VBEに達する
までの所定時間Tの間トランジスタ20は第4図
Cに示すようにオフしているので、トランジスタ
20のコレクタ側はハイレベルとなり、ダイオー
ド22は第4図Dに示すようにオン状態にある。
したがつて電源端子B1から抵抗器21及びダイ
オード22を介してトランジスタ12のベースに
ベース電流が供給され、第4図Fに示すようにト
ランジスタ12がオンしてリレー11のコイル1
1aが付勢されて接点11bを閉成し、電源入力
端子1より供給される電源を例えば第4図Gに示
すような出力信号S0として第1の電源出力端子2
1側へ供給する。
そしてコンデンサ24の両端電圧がトランジス
タ20のベース−エミツタ間電圧VBEに達すると
このトランジスタ20が第4図Cに示すようにオ
ンし、ダイオード22が第4図Dに示すようにオ
フしてトランジスタ12は制御信号Sc印加時に
第4図Eに示すように予めオン状態となつている
ダイオード16を通して電源入力端子1より供給
されているベース電流によりオン状態を持続し、
過負荷時の保護作用に備えて待機状態に入る。
タ20のベース−エミツタ間電圧VBEに達すると
このトランジスタ20が第4図Cに示すようにオ
ンし、ダイオード22が第4図Dに示すようにオ
フしてトランジスタ12は制御信号Sc印加時に
第4図Eに示すように予めオン状態となつている
ダイオード16を通して電源入力端子1より供給
されているベース電流によりオン状態を持続し、
過負荷時の保護作用に備えて待機状態に入る。
そこでいま、出力端子21に接続されている負
荷(図示せず)が例えば時間t3において短絡状態
となるとダイオード31がオンし、ダイオード1
6のアノード側がローレベルとなつてこのダイオ
ード16が第4図Eに示すようにオフする。この
結果トランジスタ12も第4図Fに示すようにオ
フするのでリレー11のコイル11aに流れる電
流が遮断され、接点11bが開放して第4図Gに
示すように電源入力端子1より出力端子21へ送
出される出力信号S0が遮断され、電源側に配され
た各回路や部品がその過負荷電流より保護され
る。
荷(図示せず)が例えば時間t3において短絡状態
となるとダイオード31がオンし、ダイオード1
6のアノード側がローレベルとなつてこのダイオ
ード16が第4図Eに示すようにオフする。この
結果トランジスタ12も第4図Fに示すようにオ
フするのでリレー11のコイル11aに流れる電
流が遮断され、接点11bが開放して第4図Gに
示すように電源入力端子1より出力端子21へ送
出される出力信号S0が遮断され、電源側に配され
た各回路や部品がその過負荷電流より保護され
る。
そして出力信号S0が零になるとダイオード31
はオン状態を持続し、リセツトされない限りこの
状態を保持している。
はオン状態を持続し、リセツトされない限りこの
状態を保持している。
次に時間t4で第4図Aに示すように入力端子3
3に印加される制御信号Scが第2レベルすなわ
ちローレベルなると、コンデンサ24に充電され
ていた電荷がダイオード28を通して放電される
のでトランジスタ20のベース側の電位がローレ
ベルとなりトランジスタ20が第4図Cに示すよ
うにオフとなつてダイオード22を第4図Dに示
すようにオン状態とするも、制御信号Scのロー
レベルによりダイオード29がオンしてトランジ
スタ12のベース側の電位をローレベルとしてい
るためトランジスタ12は第4図Fに示すように
オフ状態を持続し、リレー11を動作させない。
3に印加される制御信号Scが第2レベルすなわ
ちローレベルなると、コンデンサ24に充電され
ていた電荷がダイオード28を通して放電される
のでトランジスタ20のベース側の電位がローレ
ベルとなりトランジスタ20が第4図Cに示すよ
うにオフとなつてダイオード22を第4図Dに示
すようにオン状態とするも、制御信号Scのロー
レベルによりダイオード29がオンしてトランジ
スタ12のベース側の電位をローレベルとしてい
るためトランジスタ12は第4図Fに示すように
オフ状態を持続し、リレー11を動作させない。
そして時間t5において制御信号Scがハイレベル
になつた時点でダイオード28〜30が共にオフ
し、トランジスタ12はダイオード16及び22
を通して供給されるベース電流により第4図Fに
示すようにオンし、リレー11を付勢してその接
点11bを閉成する。またダイオード28がオフ
になつた時点で再びコンデンサ24は充電を開始
して所定時間T後にトランジスタ20をオンして
ダイオード22をオフ状態となし、もつてトラン
ジスタ12はダイオード16から供給されるベー
ス電流のみでオン状態を持続し、過負荷時の保護
待機状態に入る。若し制御信号Scが再びハイレ
ベルとなる時間t5で負荷短絡状態が解除されてな
ければダイオード16のアノード側はローレベル
にあるのでダイオード16はオンせず、もつてト
ランジスタ12もオンしないのでリレー11の接
点11bは開放されたまゝである。したがつて起
動回路18は負荷短絡状態が解除され且つ制御信
号Scが再投入された時点でリセツトされる、つ
まり接点11bを閉じるよう働く。
になつた時点でダイオード28〜30が共にオフ
し、トランジスタ12はダイオード16及び22
を通して供給されるベース電流により第4図Fに
示すようにオンし、リレー11を付勢してその接
点11bを閉成する。またダイオード28がオフ
になつた時点で再びコンデンサ24は充電を開始
して所定時間T後にトランジスタ20をオンして
ダイオード22をオフ状態となし、もつてトラン
ジスタ12はダイオード16から供給されるベー
ス電流のみでオン状態を持続し、過負荷時の保護
待機状態に入る。若し制御信号Scが再びハイレ
ベルとなる時間t5で負荷短絡状態が解除されてな
ければダイオード16のアノード側はローレベル
にあるのでダイオード16はオンせず、もつてト
ランジスタ12もオンしないのでリレー11の接
点11bは開放されたまゝである。したがつて起
動回路18は負荷短絡状態が解除され且つ制御信
号Scが再投入された時点でリセツトされる、つ
まり接点11bを閉じるよう働く。
なお制御信号Scがハイレベルになつた後所定
時間Tだけトランジスタ20をオフ状態とするの
は次の理由からである。すなわち出力端子21〜
23に例えば容量性の負荷が接続された場合リレ
ー11の接点11bの閉成時この容量性の負荷に
より出力信号S0が瞬時零となるのでダイオード1
6がオフとなりトランジスタ12もオフとなつて
リレー11の接点11bを開放して誤動作するお
それがあるも、リレー11の接点11bの閉成時
すなわちトランジスタ12のオン開始時を含む少
くとも初期状態では上述の如くトランジスタ20
が所定時間Tの間オフ状態を持続し電源端子B1
よりダイオード22を通つて供給されるベース電
流によりトランジスタ12がオンとなつているの
で、たとえ容量性の負荷により出力信号S0が瞬時
的に零となつてダイオード16よりベース電流が
なくなつてもトランジスタ12はオフすることは
なく、もつて容量性の負荷を負荷短絡状態と誤認
してリレー11の接点11bを開放することはな
い。
時間Tだけトランジスタ20をオフ状態とするの
は次の理由からである。すなわち出力端子21〜
23に例えば容量性の負荷が接続された場合リレ
ー11の接点11bの閉成時この容量性の負荷に
より出力信号S0が瞬時零となるのでダイオード1
6がオフとなりトランジスタ12もオフとなつて
リレー11の接点11bを開放して誤動作するお
それがあるも、リレー11の接点11bの閉成時
すなわちトランジスタ12のオン開始時を含む少
くとも初期状態では上述の如くトランジスタ20
が所定時間Tの間オフ状態を持続し電源端子B1
よりダイオード22を通つて供給されるベース電
流によりトランジスタ12がオンとなつているの
で、たとえ容量性の負荷により出力信号S0が瞬時
的に零となつてダイオード16よりベース電流が
なくなつてもトランジスタ12はオフすることは
なく、もつて容量性の負荷を負荷短絡状態と誤認
してリレー11の接点11bを開放することはな
い。
また電源端子B2からの電源を第2の電源出力
端子22に取り出す場合も上述と同様に行うこと
ができ、いま通常状態ではトランジスタ34がオ
ンしており、そして出力端子22に接続されてい
る負荷(図示せず)の短絡状態ではダイオード3
1がオンしてトランジスタ12がオフし、これに
よつてトランジスタ34がオフするので電源端子
B2から出力端子22に供給される電源が遮断さ
れ、電源側の回路等が過電流より保護される。そ
の他の動作も上述と同様である。
端子22に取り出す場合も上述と同様に行うこと
ができ、いま通常状態ではトランジスタ34がオ
ンしており、そして出力端子22に接続されてい
る負荷(図示せず)の短絡状態ではダイオード3
1がオンしてトランジスタ12がオフし、これに
よつてトランジスタ34がオフするので電源端子
B2から出力端子22に供給される電源が遮断さ
れ、電源側の回路等が過電流より保護される。そ
の他の動作も上述と同様である。
上述の如く本考案によれば、電源ラインに配さ
れたスイツチ回路の開閉を制御する起動回路の動
作を、制御信号の第1及び第2レベルに対応して
スイツチ回路を開閉するべく制御するようにした
ので、ヒユーズが不要になると共に負荷の変動に
対しても何等電源のレギユレーシヨンを損うこと
なく回路の保護が可能となり、もつてヒユーズの
場合の如く部品交換する煩雑さが解消されると共
に負荷変動にも対応し得る安定した動作を確保で
きる。
れたスイツチ回路の開閉を制御する起動回路の動
作を、制御信号の第1及び第2レベルに対応して
スイツチ回路を開閉するべく制御するようにした
ので、ヒユーズが不要になると共に負荷の変動に
対しても何等電源のレギユレーシヨンを損うこと
なく回路の保護が可能となり、もつてヒユーズの
場合の如く部品交換する煩雑さが解消されると共
に負荷変動にも対応し得る安定した動作を確保で
きる。
また負荷が容量性の場合制御信号投入時より所
定時間保護機能を抑制するようにしたので誤動作
することがない。
定時間保護機能を抑制するようにしたので誤動作
することがない。
なお上述の実施例では第1及び第2の電源出力
を取り出す場合の保護機能に付いて説明したが、
過負荷検出用のダイオード31及び32と並列に
更に取り出す電源の数に対応して別個のダイオー
ドを設けることにより、電源の出力ライン数が増
大した場合にも容易に対応できる。
を取り出す場合の保護機能に付いて説明したが、
過負荷検出用のダイオード31及び32と並列に
更に取り出す電源の数に対応して別個のダイオー
ドを設けることにより、電源の出力ライン数が増
大した場合にも容易に対応できる。
また上述の実施例ではスイツチ回路としてリレ
ーまたはトランジスタを用いた場合に付いて説明
したが、これに限定されることなく、同様の機能
を達成できればその他のものを使用してもよい。
ーまたはトランジスタを用いた場合に付いて説明
したが、これに限定されることなく、同様の機能
を達成できればその他のものを使用してもよい。
第1図及び第2図は夫々従来回路の一例を示す
回路図、第3図は本考案の一実施例を示す回路
図、第4図は第3図の動作説明に供するための信
号波形図である。 1は電源入力端子、2は電源出力端子、11は
リレー、18は起動回路、19は起動制御回路、
31,32は過負荷検出用ダイオード、33は制
御信号入力端子である。
回路図、第3図は本考案の一実施例を示す回路
図、第4図は第3図の動作説明に供するための信
号波形図である。 1は電源入力端子、2は電源出力端子、11は
リレー、18は起動回路、19は起動制御回路、
31,32は過負荷検出用ダイオード、33は制
御信号入力端子である。
Claims (1)
- 電源入力端子及び電源出力端子間の電源ライン
に配されたスイツチ回路と、該スイツチ回路の開
閉を制御する起動回路と、過負荷状態を検出し、
上記起動回路を消勢して、上記スイツチ回路を開
放する過負荷検出回路と、制御信号入力端子に印
加される制御信号に応答して上記起動回路の動作
を制御する起動制御回路とを備え、上記起動制御
回路は上記制御信号が第1レベルとなつたとき、
上記スイツチ回路を閉成し、時定数回路により、
閉成状態が所定時間保持され、上記過負荷検出回
路で過負荷状態を検出すると、上記スイツチ回路
を開放状態となし、上記制御信号が第2レベルと
なつたとき起動時に備え、上記時定数回路を放電
するよう上記起動回路の動作を制御することを特
徴とする保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980170026U JPH0237045Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980170026U JPH0237045Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5792213U JPS5792213U (ja) | 1982-06-07 |
JPH0237045Y2 true JPH0237045Y2 (ja) | 1990-10-08 |
Family
ID=29528496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980170026U Expired JPH0237045Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0237045Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5490550A (en) * | 1977-12-28 | 1979-07-18 | Nec Corp | Power source stabilization circuit |
JPS5539454U (ja) * | 1978-09-08 | 1980-03-13 |
-
1980
- 1980-11-27 JP JP1980170026U patent/JPH0237045Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5490550A (en) * | 1977-12-28 | 1979-07-18 | Nec Corp | Power source stabilization circuit |
JPS5539454U (ja) * | 1978-09-08 | 1980-03-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5792213U (ja) | 1982-06-07 |
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