JPH0628912Y2 - 過電圧保護回路 - Google Patents

過電圧保護回路

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JPH0628912Y2
JPH0628912Y2 JP8152487U JP8152487U JPH0628912Y2 JP H0628912 Y2 JPH0628912 Y2 JP H0628912Y2 JP 8152487 U JP8152487 U JP 8152487U JP 8152487 U JP8152487 U JP 8152487U JP H0628912 Y2 JPH0628912 Y2 JP H0628912Y2
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voltage
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diode
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正昭 北川
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子機器等に供給している電源電圧が定格電
圧以上になったとき、自動的にその電源からの供給を断
って、電子機器等を故障から保護するための過電圧保護
回路に関する。
〔従来の技術〕 従来の過電圧保護回路は、電源電圧が上昇して電子機器
等へ供給される電流が過大になったとき、溶断するヒュ
ーズを設けるものや、ブレーカを設けたものがある。
〔解決しようとする問題点〕
ところが、従来の前述の技術によると、電源電圧が正常
電圧に復帰したとき、過電圧保護回路をリセットして再
び作動させる場合は、ヒューズ等の部品を交換したり、
ブレーカをリセットしなければならないので、作業の手
間がかかるという問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案においては、前記問題点を解決するために、定電
圧ダイオードと抵抗との直列回路からなる電圧検出回路
と、該電圧検出回路にて検出した電圧が所定電圧より高
くなったときに過電圧を検出する過電圧検出回路と、前
記過電圧検出回路にて過電圧を検出したとき電源系統を
通常電源から予備電源に切り換える切り換え回路と、電
源回路に直列に挿入されて電源の逆接続を防止するダイ
オードとを設けるという手段を講じた。
〔作用〕
本考案にかかる過電圧保護回路では、電圧検出回路の定
電圧ダイオードと抵抗との直列回路で電源電圧を分圧し
て、電圧を検出する。
過電圧検出回路は、前記電圧検出部にて検出した電圧が
所定電圧より高くなると、前記電源電圧が上昇しすぎて
過電圧であることを検出する。
切り換え回路は、前記過電圧検出回路にて過電圧が検出
されたとき、電源系統を通常電源から予備電源に切り換
えるのである。
即ち、前記電源電圧が正常であるときは、前記切り換え
回路により前記通常電源を選択し、前記電源電圧が過電
圧になると、前記切り換え回路により前記予備電源を選
択するのである。
また、電源回路に直列にダイオードが挿入されているの
で、前記通常電源が、過って正負逆に接続されたときに
は、通電しない。
〔実施例〕
以下に、本考案にかかる過電圧保護回路の一実施例を、
図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は、本考案にかかる過電圧保護回路の第1実施例
の主要部の回路図、第2図は第2実施例の主要部の回路
図である。
第1図において、 定電圧ダイオードD4と抵抗R3との中点L1を、コン
パレータCの比較電圧入力端子C1に接続し、抵抗R4
と抵抗R5との中点L2を前記コンパレータCの基準電
圧入力端子C2に接続する。
D2は電源の逆接続を防止するダイオードである。
前記コンパレータCの出力端子C3をトランジスタQ2
のベースに接続し、前記トランジスタQ2のコレクタを
切り換え回路としてのリレーRLの励磁コイルを介して
通常電源P1に接続する。前記リレーRLの励磁コイル
にはサージ電圧吸収用のダイオードD3を接続する。
前記リレーRLのa接点である接点S1には前記通常電
源P1を接続し、前記リレーRLのb接点である接点S
2には予備電源P2を接続し、前記通常電源P1もしく
は前記予備電源P2のいづれかを選択して無線機2の電
源供給端子に接続する。
なお、定電圧ダイオードD4と抵抗R3との直列回路で
電圧検出回路を構成し、抵抗R4,R5,およびコンパ
レータCで過電圧検出回路を構成している。
以上の構成の過電圧保護回路1によって、二つの電源,
通常電源P1と予備電源P2とを切り換えて、無線機2
に供給するのである。
ここで、前記通常電源P1の電圧からダイオードD2の
順方向電圧を引いた電圧をV0、抵抗R3の端子電圧,
即ち比較電圧入力端子C1の入力電圧をV(−)、基準
電圧入力端子C2の入力電圧をV(+)、定電圧ダイオ
ードD4のツェナー電圧をVD4とすると、 V(−)=V0−VD4 V(+)=V0×R5/(R4+R5) となる。
なお、V0=VD4×(R4+R5)/R4のときに、
V(−)=V(+)となるので、所定電圧の値はVD4
×(R4+R5)/R4と表せる。
このとき、通常電源P1の電圧が正常のときには、V0
<VD4×(R4+R5)/R4となり、前記コンパレ
ータCの比較電圧入力端子C1の入力電圧V(−)が基
準電圧入力端子C2の入力電圧V(+)より低いので、
出力端子C3から信号が出力され、トランジスタQ2は
〔ON〕となる。
よって、前記リレーRLが励磁されて接点S1が閉じ、
前記通常電源P1が前記無線機2に供給される。
ところが、前記通常電源P1の電圧が上昇して過電圧に
なると、、V0>VD4×(R4+R5)/R4とな
り、前記コンパレータCの比較電圧入力端子C1の入力
電圧V(−)が、基準電圧入力端子C2の入力電圧V
(+)より高くなるので、出力端子C3から信号が出力
されなくなり、トランジスタQ2は〔OFF〕となる。
よって、前記リレーRLの接点S2が閉じ、前記予備電
源P2が前記無線機2に供給されるので、過電圧が前記
無線機2に供給されることが防止され、保護されるので
ある。
そして、前記通常電源P1の電圧が低下して再び正常に
なると、前記リレーRLの接点S1が閉じ、前記通常電
源P1が前記無線機2に供給されるようになる。
このようにして、過電圧から無線機2を自動的に保護す
るのである。
また、前記通常電源P1が停電等したときも、前記リレ
ーRLの接点S2が閉じ、前記予備電源P2が前記無線
機2に供給されるので、停電による事故も防止できる。
さらに、前記通常電源P1の正負を逆に接続したとき
は、前記ダイオードD2が通電しないので、前記無線機
2に電源の極性が逆に供給されて無線機2が故障等する
ことを防止する。
第2実施例の主要部の回路図を示した第2図において
は、過電圧保護回路1で、二つの電源,通常電源P1と
予備電源P2とを切り換えて、無線機2に供給する構成
が示されている。
前記過電圧保護回路1では、通常電源P1の電圧を定電
圧ダイオードD1,抵抗R1,ダイオードD2にて分割
し、抵抗R2を介してトランジスタQ1のベースに印加
し、コレクタからの出力をトランジスタQ2のベースに
接続し、コレクタには電源切り換え用のリレーRLを接
続する。ここで、前記定電圧ダイオードD1と前記抵抗
R1とで電圧検出回路を構成し、前記抵抗R2と前記ト
ランジスタQ1とで過電圧検出回路を構成している。
このとき、トランジスタQ1のベース−エミッタ間の接
合電圧が所定電圧となっている。ベースの電位が前記所
定電圧を越えるとトランジスタQ1は〔ON〕となる。
D3は、前記リレーRLのサージ電圧吸収用のダイオー
ドである。
切り換え回路としての前記リレーRLのa接点である接
点S1に前記通常電源P1を接続し、前記リレーRLの
b接点である接点S2に予備電源P2を接続し、前記通
常電源P1もしくは前記予備電源P2のいづれかを選択
して無線機2の電源供給端子に接続する。
ここで、前記通常電源P1が正常のときは、前記抵抗R
1の端子間電圧が所定電圧より低く、前記トランジスタ
Q1が〔OFF〕となり、前記トランジスタQ2は〔O
N〕となる。よって、前記リレーRLの接点S1が閉
じ、前記通常電源P1が前記無線機2に供給されてい
る。
そして、前記通常電源P1の電圧が上昇して過電圧とな
り、前記抵抗R1の端子間電圧が所定電圧より高くなる
と、前記トランジスタQ1が〔ON〕となり、前記トラ
ンジスタQ2は〔OFF〕となる。よって、前記リレー
RLの接点S2が閉じ、前記予備電源P2が前記無線機
2に供給されるので、過電圧が前記無線機2に供給され
ることが防止され、保護されるのである。
そして、前記通常電源P1の電圧が低下して、再び正常
になると、前記リレーRLの接点S1が閉じ、前記通常
電源P1が前記無線機2に供給されるようになる。
このようにして、過電圧から無線機2を自動的に保護す
るのである。
また、前記通常電源P1が停電等したときも、前記リレ
ーRLの接点S2が閉じ、前記予備電源P2が前記無線
機2に供給されるので、停電による事故も防止できる。
さらに、前記通常電源P1の正負を逆に接続したとき
は、前記ダイオードD2が通電しないので、前記無線機
2に電源の極性が逆に供給されて無線機2が故障等する
ことを防止する。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案にかかる過電圧保護回路によれ
ば、定電圧ダイオードと抵抗との直列回路で電源電圧を
分圧して、所定電圧より高くなったときに過電圧を検出
し、通常電源と予備電源との2系統の電源を選択切り換
えるので、無線機等を過電圧から自動的に保護できると
いう効果がある。
また、電源回路に直列にダイオードを挿入したことによ
り、前記通常電源が、過って正負逆に供給されたときに
は、通電しないので、無線機等を電源の誤接続による故
障の発生等から保護できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかる過電圧保護回路の第1実施例
の主要部の回路図、第2図は第2実施例の主要部の回路
図である。 1……過電圧保護回路、2……無線機、C……コンパレ
ータ、D1……定電圧ダイオード、D2……ダイオー
ド、D4……定電圧ダイオード、P1……通常電源、P
2……予備電源、Q1,Q2……トランジスタ、R1…
…抵抗、R2……抵抗、R3……抵抗、R4……抵抗、
R5……抵抗、RL……リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】定電圧ダイオードと抵抗との直列回路から
    なる電圧検出回路と、該電圧検出回路にて検出した電圧
    が所定電圧より高くなったときに過電圧を検出する過電
    圧検出回路と、前記過電圧検出回路にて過電圧を検出し
    たとき電源系統を通常電源から予備電源に切り換える切
    り換え回路と、電源回路に直列に挿入されて電源の逆接
    続を防止するダイオードとからなる過電圧保護回路。
JP8152487U 1987-05-27 1987-05-27 過電圧保護回路 Expired - Lifetime JPH0628912Y2 (ja)

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JPS63191831U JPS63191831U (ja) 1988-12-09
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