JPH0222723Y2 - - Google Patents

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JPH0222723Y2
JPH0222723Y2 JP4404483U JP4404483U JPH0222723Y2 JP H0222723 Y2 JPH0222723 Y2 JP H0222723Y2 JP 4404483 U JP4404483 U JP 4404483U JP 4404483 U JP4404483 U JP 4404483U JP H0222723 Y2 JPH0222723 Y2 JP H0222723Y2
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JP
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resistor
thyristor
circuit
signal
protection circuit
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JP4404483U
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JPS59151307U (ja
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  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、保護回路に係り、特に定電流電源装
置、定電圧電源装置などに用いて好適な保護回路
に関する。
(従来技術) 従来の定電流電源装置、定電圧電源装置等の過
電流保護、過電圧保護等に用いられる保護装置に
は、異常温度検知機能を一体に備えたものはな
く、異常温度に対する別個の保護回路を構成しな
ければならないというものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) そのため、トランジスタや混成集積回路等の余
分な部品が必要となつてコストがかさむととも
に、その組立て作業も煩雑になるという問題があ
つた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような点に鑑みてなされたもの
で、わずかな回路部品で過電流、過電圧等に対す
る保護機能は勿論のこと、異常温度に対しても保
護機能を一体に有する保護回路を提供することを
目的とするものである。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
第1図において、1はサイリスタ、2はサイリ
スタ1が導通状態か非導通状態かを検知する導通
検知素子で、この実施例では抵抗を用いて構成さ
れ、サイリスタ1のアノード端子側に直列接続さ
れたものである。3,4,5はそれぞれ第1、第
2、第3の抵抗で、互いに直列接続されて分圧回
路を構成し、前記サイリスタ1と前記導通検知素
子2との直列回路に並列接続されたものである。
6はスイツチング素子で、この実施例ではトラン
ジスタで構成され、そのコレクタは正特性サーミ
スタ7を介して前記第1の抵抗3と前記第2の抵
抗4との接続点に接続され、そのエミツタは前記
サイリスタ1のカソード端子に接続されたもので
ある。ここで用いられる正特性サーミスタ7は、
例えば第2図に示すように、抵抗急変点温度TP
を越えると急峻な抵抗上昇を示すような抵抗温度
特性を有するものである。なお、前記サイリスタ
1のゲート端子は前記第2の抵抗4と前記第3の
抵抗5との接続点に接続され、サイリスタ1と導
通検知素子2との直列回路の両端a−b間には制
御電圧が印加され、スイツチング素子6としての
トランジスタのベース側である検出信号入力端c
には、電源装置等の出力状態を検出して保護回路
に所定の動作をさせる検出信号が入力され、サイ
リスタ1と導通検知素子2との接続点である制御
信号出力端dから電源装置の発振回路等を制御す
る制御信号が取り出される。なお、上記a−b間
に印加される制御電圧は、この保護回路を駆動す
るための駆動電圧である。
本考案の保護回路は以上のように構成される
が、次にその動作について説明する。
いま、定電流電源装置、定電圧電源装置等の出
力が所定の正常な状態にある場合には、保護回路
の検出信号入力端cにはスイツチング素子6であ
るトランジスタが導通状態となるような信号が入
力される。このとき、正特性サーミスタ7がそこ
を流れる電流により自己発熱して抵抗急変点温度
TPに至らないように、第1の抵抗3と正特性サ
ーミスタ7の抵抗値が設定されている。また、ス
イツチング素子6が導通状態にあるとき、第2の
抵抗4と第3の抵抗5との直列回路には、正特性
サーミスタ7が並列接続された状態となり、この
ときにはサイリスタ1が導通状態とならないよう
に第2の抵抗4と第3の抵抗5の抵抗値が設定さ
れている。そのため、サイリスタ1と導通検知素
子2との接続点である制御信号出力端dに取り出
される信号は、サイリスタ1と導通検知素子2と
の直列回路に印加される制御電圧に等しいものと
なり、その信号によつて電源装置の発振回路等が
正常な状態に維持される。ところが、電源装置等
の出力が過電流状態、過電圧状態等の異常な状態
となつたとき、検出信号入力端cにはスイツチン
グ素子6であるトランジスタが非導通状態となる
ような信号が入力される。このとき、正特性サー
ミスタ7は開放状態となるため、第2の抵抗4と
第3の抵抗5との直列回路の両端間の電圧は電源
装置等の出力が正常な場合に比べて大きな値とな
り、サイリスタ1のゲートとカソード間には所定
の電圧が印加されてサイリスタ1は導通状態とな
る。そうすると、制御信号出力端dに取り出され
る信号はサイリスタ1の導通時のアノードとカソ
ード間に生じる低い電圧となり、その信号によつ
て電源装置の発振回路等の動作が抑制され、電源
装置等が保護されることになる。また、電源装置
等の出力が正常状態にある場合でも、周囲温度が
上昇して正特性サーミスタ7の抵抗急変点温度
TPを越えると、正特性サーミスタ7の抵抗値が
大きくなるために、第2の抵抗4と第3の抵抗5
との直列回路の両端間の電圧が上昇してサイリス
タ1のゲートとカソード間の電圧が所定以上とな
り、その結果、サイリスタ1が導通状態となつて
電源等の出力が異常な場合と同様に発振回路等の
動作が抑制され、電源装置等を保護することにな
る。
なお、上記実施例の導通検知素子2である抵抗
にかえて、リレーを用いることもできる。この場
合は、第3図に示すようにサイリスタ1と直列に
リレーの励磁コイル8を接続し、それにより動作
するリレー接点9の開閉によつて、電源装置の発
振回路等を制御する信号を選択的に取り出すよう
にすればよい。また、スイツチング素子6として
のトランジスタにかえて、リレー等を用いること
もでき、さらにはスイツチング素子6の挿入され
る回路に介在する正特性サーミスタ7の位置は、
スイツチング素子6の、サイリスタ1のカソード
端子側であつてもよい。その他、本考案の趣旨を
逸脱しない範囲での種々の改変が可能である。
(考案の効果) 本考案の保護回路は以上のように構成されるの
で、出力の異常状態に対する保護機能は勿論のこ
と、周囲温度の異常に対しても保護機能を一体に
有する保護回路をわずかな回路部品で得ることが
でき、経済面、組立て作業面においてきわめて大
きな効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の保護回路の構成
図、第2図はそれに用いる正特性サーミスタの抵
抗温度特性図、第3図は本考案の他の実施例の保
護回路の要部構成図である。 1……サイリスタ、2……導通検知素子、3,
4,5……抵抗、6……スイツチング素子、7…
…正特性サーミスタ、8……リレーの励磁コイ
ル、9……リレー接点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) サイリスタ1とそのアノード端子側に接続さ
    れたこのサイリスタ1の導通・非導通を検知す
    る導通検知素子2との直列回路に、第1、第2
    および第3の抵抗3,4,5が直列されてなる
    分圧回路を並列接続し、この分圧回路の第1の
    抵抗3と第2の抵抗4との接続点と前記サイリ
    スタ1のカソード端子との間に電源装置の出力
    状態を検出する出力検出信号によりスイツチン
    グ動作を行なうスイツチング素子6を接続し、
    前記分圧回路の第2の抵抗4と第3の抵抗5と
    の接続点に前記サイリスタ1のゲート端子を接
    続し、前記スイツチング素子6の挿入される回
    路に正特性サーミスタ7を介在させてなる保護
    回路であつて、前記スイツチング素子6のスイ
    ツチング動作に応じて、その両端間に制御電圧
    の印加される前記サイリスタ1と前記導通検知
    素子2の直列回路から電源装置の出力を制御す
    る信号を取り出すようにしたことを特徴とする
    保護回路。 (2) 前記導通検知素子2は抵抗からなり、その抵
    抗とサイリスタ1との接続点から信号を取り出
    すようにした実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の保護回路。 (3) 前記導通検知素子2はリレーからなり、その
    リレー接点9の開閉により信号を取り出すよう
    にした実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    保護回路。
JP4404483U 1983-03-25 1983-03-25 保護回路 Granted JPS59151307U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4404483U JPS59151307U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 保護回路

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JP4404483U JPS59151307U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 保護回路

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Publication Number Publication Date
JPS59151307U JPS59151307U (ja) 1984-10-09
JPH0222723Y2 true JPH0222723Y2 (ja) 1990-06-20

Family

ID=30174574

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JP4404483U Granted JPS59151307U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 保護回路

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JPS59151307U (ja) 1984-10-09

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