JPH0729705Y2 - 異常電圧保護装置 - Google Patents
異常電圧保護装置Info
- Publication number
- JPH0729705Y2 JPH0729705Y2 JP1988159898U JP15989888U JPH0729705Y2 JP H0729705 Y2 JPH0729705 Y2 JP H0729705Y2 JP 1988159898 U JP1988159898 U JP 1988159898U JP 15989888 U JP15989888 U JP 15989888U JP H0729705 Y2 JPH0729705 Y2 JP H0729705Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- circuit
- power supply
- detection circuit
- voltage value
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電源電圧が異常になったとき負荷に対する
給電を停止する異常電圧保護装置に関する。
給電を停止する異常電圧保護装置に関する。
従来、この種の技術は例えば実開昭59−75349号公報に
開示されているごとく、動作電圧に異常がある時リセッ
ト信号を発生し、負荷を異常電圧から保護するように構
成されていた。
開示されているごとく、動作電圧に異常がある時リセッ
ト信号を発生し、負荷を異常電圧から保護するように構
成されていた。
しかしながら、前記した従来の技術では異常と判断され
る基準電圧値で電源電圧が変動すると、その変動に同期
して頻繁にリセット信号を発生する。その為、負荷の作
動が変動し好ましくない状態が生じていた。
る基準電圧値で電源電圧が変動すると、その変動に同期
して頻繁にリセット信号を発生する。その為、負荷の作
動が変動し好ましくない状態が生じていた。
この考案は、前記した問題点に着目してなされたもので
あり、その為の手段として、基準電圧値に対する電源電
圧値に応じて負荷の給電回路を開閉する電圧検知回路
と、操作スイッチの操作に応答して前記負荷が作動状態
であり、かつ、負荷の給電回路が開放状態であることを
条件に該電圧検知回路の基準電圧値を可変する制御回路
とを備えたことを特徴とする異常電圧保護装置を構成し
得る技術を提供する。
あり、その為の手段として、基準電圧値に対する電源電
圧値に応じて負荷の給電回路を開閉する電圧検知回路
と、操作スイッチの操作に応答して前記負荷が作動状態
であり、かつ、負荷の給電回路が開放状態であることを
条件に該電圧検知回路の基準電圧値を可変する制御回路
とを備えたことを特徴とする異常電圧保護装置を構成し
得る技術を提供する。
前記構成手段からなるこの考案に係る異常電圧保護装置
は、次のように作用する。
は、次のように作用する。
すなわち、前記電圧検知回路は電源電圧値と基準電圧値
を比較監視し、前記電源電圧値が異常電圧と判断される
レベルまで変動したことを検知すると負荷の給電回路を
開き、給電を停止する。
を比較監視し、前記電源電圧値が異常電圧と判断される
レベルまで変動したことを検知すると負荷の給電回路を
開き、給電を停止する。
また、制御回路は負荷の状態、例えば、負荷が作動中で
あるか否か、または負荷の操作スイッチがON状態である
か否か等の状態に応じて前記電圧検知回路の基準電圧値
を可変する。
あるか否か、または負荷の操作スイッチがON状態である
か否か等の状態に応じて前記電圧検知回路の基準電圧値
を可変する。
添付図面は、この考案の好適な実施例を示した図面であ
り、第１図に示す電気回路図によって当該実施例を説明
する。
り、第１図に示す電気回路図によって当該実施例を説明
する。
同図に於いて、１は異常電圧保護装置であり、電圧検知
回路２及び制御回路３によって構成されている。また、
４は第１負荷回路、５は第２負荷回路、６は電源スイッ
チ、７は直流電源である。
回路２及び制御回路３によって構成されている。また、
４は第１負荷回路、５は第２負荷回路、６は電源スイッ
チ、７は直流電源である。
前記電圧検知回路２は、基準電圧値に対する電源電圧値
に応じて第１負荷回路４及び第２負荷回路５に対する給
電回路を開閉する回路であり、トランジスタ21,22、ツ
ェナダイオード23及び抵抗24〜28によって接続構成され
ている。
に応じて第１負荷回路４及び第２負荷回路５に対する給
電回路を開閉する回路であり、トランジスタ21,22、ツ
ェナダイオード23及び抵抗24〜28によって接続構成され
ている。
また、前記制御回路３は、前記電圧検知回路２の基準電
圧値を第１負荷回路４及び第２負荷回路５の状態に応じ
て可変する回路であり、トランジスタ31,32,33及び抵抗
34〜38によって接続構成されている。
圧値を第１負荷回路４及び第２負荷回路５の状態に応じ
て可変する回路であり、トランジスタ31,32,33及び抵抗
34〜38によって接続構成されている。
更に、前記第１負荷回路４は負荷41、トランジスタ42、
抵抗43、ダイオード44及び操作スイッチ45によって接続
構成されている。
抵抗43、ダイオード44及び操作スイッチ45によって接続
構成されている。
次に作動を説明する。
先ず、電圧検知回路２は、接続点ａの電位Va〔Volt〕と
トランジスタ22のベース・エミッタ間立上り電圧（以下
単に「立上り電圧」）VBE〔Volt〕及びツェナダイオー
ド23のツェナ電圧VZ〔Volt〕の和VBE＋VZ〔Volt〕との
比較に基づき作動する。すなわち、トランジスタ22及び
21は、接続点ａの電位Va≧VBE＋VZ〔Volt〕のとき、ON
し、またVa＜VBE＋VZ〔Volt〕のとき、OFFする。
トランジスタ22のベース・エミッタ間立上り電圧（以下
単に「立上り電圧」）VBE〔Volt〕及びツェナダイオー
ド23のツェナ電圧VZ〔Volt〕の和VBE＋VZ〔Volt〕との
比較に基づき作動する。すなわち、トランジスタ22及び
21は、接続点ａの電位Va≧VBE＋VZ〔Volt〕のとき、ON
し、またVa＜VBE＋VZ〔Volt〕のとき、OFFする。
ここに於いて、接続点ａの電位Va〔Volt〕は制御回路３
のトランジスタ33のON/OFFによって制御される。すなわ
ち、トランジスタ33がOFFしているとき、前記接続点ａ
の電位Va〔Volt〕は抵抗24及び25による分圧電圧によっ
て与えられ、トランジスタ33がONしているとき、前記接
続点ａの電位Va〔Volt〕は抵抗24,25及び35による分圧
電圧によって与えられる。尚、抵抗24,25及び35の各抵
抗比は、例えば1:10:1に設定されている。
のトランジスタ33のON/OFFによって制御される。すなわ
ち、トランジスタ33がOFFしているとき、前記接続点ａ
の電位Va〔Volt〕は抵抗24及び25による分圧電圧によっ
て与えられ、トランジスタ33がONしているとき、前記接
続点ａの電位Va〔Volt〕は抵抗24,25及び35による分圧
電圧によって与えられる。尚、抵抗24,25及び35の各抵
抗比は、例えば1:10:1に設定されている。
次に、制御回路３は第１負荷回路４の操作スイッチ45の
ON/OFF及び前記電圧検知回路２の作動状態に基づき作動
する。
ON/OFF及び前記電圧検知回路２の作動状態に基づき作動
する。
例えば操作スイッチ45がOFFであるとき、トランジスタ3
1はOFFし、トランジスタ32のON/OFFに関係なくトランジ
スタ33はOFFする。また、操作スイッチ45がONであると
き、トランジスタ31はONであり、トトランジスタ33はト
ランジスタ32のON/OFFに伴ってON/OFFする。トランジス
タ32は、電圧検知回路２のトランジスタ21がOFFの時に
抵抗36及び34を介してベース電流が供給され、ONするも
のであり、前記電圧検知回路２の接続点ａの電位Va〔Vo
lt〕がVa＜VBE＋VZ〔Volt〕になったときONする。
1はOFFし、トランジスタ32のON/OFFに関係なくトランジ
スタ33はOFFする。また、操作スイッチ45がONであると
き、トランジスタ31はONであり、トトランジスタ33はト
ランジスタ32のON/OFFに伴ってON/OFFする。トランジス
タ32は、電圧検知回路２のトランジスタ21がOFFの時に
抵抗36及び34を介してベース電流が供給され、ONするも
のであり、前記電圧検知回路２の接続点ａの電位Va〔Vo
lt〕がVa＜VBE＋VZ〔Volt〕になったときONする。
したがって、制御回路３は、操作スイッチ45がONの時に
於いて、電圧検知回路２が接続点ａの電位Va〔Volt〕に
基づき直流電源７の電圧異常を検出し、第１負荷回路４
及び第２負荷回路５に対する給電を停止するとき、トラ
ンジスタ33をONして前記接続点ａの電位Va〔Volt〕を降
下する。
於いて、電圧検知回路２が接続点ａの電位Va〔Volt〕に
基づき直流電源７の電圧異常を検出し、第１負荷回路４
及び第２負荷回路５に対する給電を停止するとき、トラ
ンジスタ33をONして前記接続点ａの電位Va〔Volt〕を降
下する。
これにより、電圧検知回路２のトランジスタ22はOFF状
態に作動され、操作スイッチ45がOFFするか、抵抗24,25
及び35による接続点ａの電位Va〔Volt〕が再びVa≧VBE
＋VZ〔Volt〕になるまでこの状態が保持される。
態に作動され、操作スイッチ45がOFFするか、抵抗24,25
及び35による接続点ａの電位Va〔Volt〕が再びVa≧VBE
＋VZ〔Volt〕になるまでこの状態が保持される。
このように該制御回路３は、前記電圧検知回路２のトラ
ンジスタ21及び22がON/OFFする基準電圧値を前記第１負
荷回路４の作動状態に応じて可変することができる。
ンジスタ21及び22がON/OFFする基準電圧値を前記第１負
荷回路４の作動状態に応じて可変することができる。
この考案は、基準電圧値に対する電源電圧値に応じて負
荷の給電回路を開閉する電圧検知回路と、操作スイッチ
の操作に応答して前記負荷が作動状態であり、かつ、負
荷の給電回路が開放状態であることを条件に該電圧検知
回路の基準電圧値を可変する制御回路とを備えるので、
電源電圧値の異常を検知して電圧検知回路が負荷の給電
回路を開放したとき、負荷が作動状態であると、制御回
路が電圧検知回路の基準電圧値を可変して負荷の給電回
路を確実に遮断することができる。そのため、負荷が作
動状態であるときは、電圧検知回路が負荷の給電回路を
一旦開放すると、その後に電源電圧値が変動しても、電
圧検知回路がそれに同期して負荷に対する給電回路を頻
繁に開閉することがなく、負荷が異常動作することがな
いといった特有の効果を奏する。
荷の給電回路を開閉する電圧検知回路と、操作スイッチ
の操作に応答して前記負荷が作動状態であり、かつ、負
荷の給電回路が開放状態であることを条件に該電圧検知
回路の基準電圧値を可変する制御回路とを備えるので、
電源電圧値の異常を検知して電圧検知回路が負荷の給電
回路を開放したとき、負荷が作動状態であると、制御回
路が電圧検知回路の基準電圧値を可変して負荷の給電回
路を確実に遮断することができる。そのため、負荷が作
動状態であるときは、電圧検知回路が負荷の給電回路を
一旦開放すると、その後に電源電圧値が変動しても、電
圧検知回路がそれに同期して負荷に対する給電回路を頻
繁に開閉することがなく、負荷が異常動作することがな
いといった特有の効果を奏する。
第１図は、この考案の好適な実施例を示す電気回路図で
ある。 １……異常電圧保護装置、２……電圧検知回路、３……
制御回路、４……第１負荷回路、５……第２負荷回路。
ある。 １……異常電圧保護装置、２……電圧検知回路、３……
制御回路、４……第１負荷回路、５……第２負荷回路。
Claims (1)
- 【請求項１】基準電圧値に対する電源電圧値に応じて負
荷の給電回路を開閉する電圧検知回路と、 操作スイッチの操作に応答して前記負荷が作動状態であ
り、かつ、負荷の給電回路が開放状態であることを条件
に該電圧検知回路の基準電圧値を可変する制御回路とを
備えたことを特徴とする異常電圧保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988159898U JPH0729705Y2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 異常電圧保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988159898U JPH0729705Y2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 異常電圧保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0279137U JPH0279137U (ja) | 1990-06-18 |
| JPH0729705Y2 true JPH0729705Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31441505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988159898U Expired - Lifetime JPH0729705Y2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 異常電圧保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729705Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2723354B2 (ja) * | 1990-11-29 | 1998-03-09 | 株式会社東芝 | ディジタル保護継電装置の点検方式 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5910022B2 (ja) * | 1975-06-30 | 1984-03-06 | 株式会社日立製作所 | 低電圧ロツク切替回路 |
-
1988
- 1988-12-08 JP JP1988159898U patent/JPH0729705Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0279137U (ja) | 1990-06-18 |
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