JP3285160B2 - 2次電池の保護回路 - Google Patents

2次電池の保護回路

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JP3285160B2
JP3285160B2 JP28207692A JP28207692A JP3285160B2 JP 3285160 B2 JP3285160 B2 JP 3285160B2 JP 28207692 A JP28207692 A JP 28207692A JP 28207692 A JP28207692 A JP 28207692A JP 3285160 B2 JP3285160 B2 JP 3285160B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2次電池の保護回路に
関し、特に2次電池の不要な消費電力を削減した2次電
池の保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における2次電池の保護回路
は、例えば、電流検出回路が使用されていた。この電流
検出回路は、抵抗を介在させたオペアンプで構成され
このオペアンプで検出された値によって、充電状態又は
放電状態を検出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術における、例えば、電流検出回路においては、少なく
ともある程度の電流を流さないと充電状態又は放電状態
検出することができないという問題点があった。
【0004】又、このような従来技術による検出方法で
あると、2次電池を動作させることによって充電又は放
電を検出しなければならないために、そのぶん消費電力
を費やすという問題点があった。
【0005】従って、充電状態又は放電状態を、2次電
池の充電電圧を使用しないで検出できるようにすると共
に、不要な電力の消費をできる限り少なくすることに解
決しなければならない課題を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る2次電池の保護回路は、2個の外部端
子間に直列に接続した2次電池及び開閉スイッチと、該
開閉スイッチに並列接続すると共に開状態の該開閉スイ
ッチの両端子の電位差及び方向を検出して充電状態又は
放電状態を検出する電流方向検出回路を備えた検出手段
と、前記2次電池に並列接続した、直列接続の充電用ス
イッチ及び充電保護回路と、前記2次電池に並列接続し
た、直列接続の放電用スイッチ及び放電保護回路と、を
備えた2次電池の保護回路であって、前記検出手段は、
前記外部端子に外部充電電源若しくは外部負荷機器が接
続されたことを、開状態の前記開閉スイッチの両端子の
電位差で検出したときに該開閉スイッチを閉状態にする
と共に、前記充電スイッチ又は前記放電スイッチをオン
にして前記充電保護回路又は前記放電保護回路を作動で
きるようにしたことである。
【0007】又、上記開閉スイッチが2個直列に接続さ
れ、該2個直列に接続された開閉スイッチの各々に上記
電流方向検出回路が並列に接続されていること;上記2
次電池の保護回路において、直列接続の第二の開閉スイ
ッチ及び抵抗と、ダイオードとを前記開閉スイッチに並
列接続すると共に、該抵抗の両端に電位検出器の2個の
入力端子を接続して形成された過電流検出回路を備えた
過電流検出手段を備え、該過電流検出手段は、前記外部
端子が開放状態であるときは前記第二の開閉スイッチを
開状態にし、開状態の前記開閉スイッチの両端子の電位
差を検出したときに前記第二の開閉スイッチを閉状態に
して前記過電流検出回路を作動させること;上記2次電
池の保護回路において、上記開閉スイッチが2個直列に
接続され、該2個直列に接続した開閉スイッチの各々に
前記電流方向検出回路を並列接続すると共に、前記過電
流検出回路を各々の開閉スイッチに対して並列接続し、
前記2個の開閉スイッチの各々に並列接続した前記過電
流検出回路に具備されている前記ダイオードの接続方向
がお互いに逆方向になるように接続されていること であ
る。
【0008】
【作用】このように、充電動作又は放電動作がない時
は、2次電池に接続されている回路群及び外部端子との
接続を開状態に維持しておくので、使用していない時の
2次電池からの消費電力をほぼゼロ近くに維持すること
が可能となる。
【0009】又、充電又は放電の際に動作する保護回路
はいずれか一方のみの保護回路が動作するので、2次電
池で消費される電力を抑制することが可能となる。
【0010】更に、充電又は放電の際に生じる過電流の
検出を別個に設けることによって、過電流状態による2
次電池へ及ぼす悪影響を未然に防止することが可能とな
る。
【0011】
【実施例】本発明に係る第1の実施例の2次電池の保護
回路について、図を参照にして説明する。
【0012】図1に示すように、2次電池の充電動作及
び放電動作を、無負荷に近い状態で検出するための保護
回路1は、2次電池2に接続された開閉スイッチである
スイッチS1と、電流方向検出回路を備えた検出手段で
ある検出回路3とから構成され、その接続状態は、外部
端子E1、E2間に直列に2次電池2及びスイッチS1
を接続し、スイッチS1に並列に検出回路3を接続した
構成である。
【0013】このように構成された保護回路1のスイッ
チS1は、放電状態或いは充電状態を検出するまでは図
1に示すように、開の状態にしておく。
【0014】この、スイッチS1が開の状態で、2次電
池2を充電する場合は、図示していないが、充電器のプ
ラス側を外部端子E1に接続し、マイナス側を外部端子
E2に接続する。そうすると図の矢印Aの方向にプラス
の電圧が供給される。
【0015】供給されたプラスの電圧は、2次電池2を
介して、スイッチS1に供給される。しかし、スイッチ
S1は開の状態であるのでスイッチS1の端子4の電圧
は外部端子E1から供給された電圧と同電位となる。
【0016】一方、外部端子E2には、充電器から外部
端子E1の電位に対してマイナスの電位が供給されてい
るので、スイッチS1の端子5は外部から供給されてい
るマイナスの電位と同電位となる。
【0017】従って、スイッチS1の開状態の場合に
は、その端子4、5の両端の電位差及びその方向を検出
回路3で検出すれば充電動作を知ることができる。
【0018】又、放電の場合は、充電の場合と同様にス
イッチS1を開の状態で、外部端子E1側が外部端子E
2の電位に対してマイナス電位となり、外部端子E2側
が外部端子E1の電位に対してプラス電位となり、丁度
充電と逆の方向(図のB方向)に電位差が発生する。
【0019】従って、スイッチS1の端子4、5間には
電位差が発生し、この電位差及びその方向を検出回路3
で検出すれば、適切な放電動作であるかどうかを無負荷
に近い、又は無負荷の状態で検出できることになる。
【0020】次に、前記図1で示した検出回路3と、
電保護回路及び放電保護回路との構成について図2を参
照にして説明する。尚、図1で示した保護回路1と同一
機能を有するものには同一番号を付与し、その説明は省
略する。
【0021】図2に示すように、保護回路6は、2次電
池2に接続されている充電保護回路7と、充電用スイッ
チであるスイッチS2と、放電保護回路8と、放電用ス
イッチであるスイッチS3と、検出回路3と、開閉スイ
ッチであるスイッチS1とから構成されている。
【0022】その接続状態は外部端子E1、E2の間に
2次電池2と、スイッチS1とを直列に介在させ、この
スイッチS1に並列に検出回路3を接続してある。
【0023】そして、2次電池2に並列に、スイッチS
2と、充電保護回路7とを直列に介在させ、同時にスイ
ッチS3と放電保護回路8とを直列に介在させて接続さ
れている。そして、スイッチS2とスイッチS3とは、
検出回路3により開閉自在に制御されるようになってい
る。
【0024】このような接続状態から構成された保護回
路6の充電及び放電について、以下、場合わけして説明
する。
【0025】先ず、スイッチS1が開の状態での充電の
場合は、外部端子E1に、外部端子E2の電位に対して
プラスの充電電圧が供給され、このプラスの電圧は2次
電池2を介して、スイッチS1に供給される。しかしス
イッチS1は開の状態であるから、このスイッチS1の
端子4の電位は、外部端子E1から供給された充電電圧
と同電位となる。
【0026】一方、外部端子E2は、外部端子E2に供
給されているプラスの電圧に対してマイナスの電位が供
給されているのでスイッチS1の端子5の電位とスイッ
チS1の端子4との間に電位差が生じる。
【0027】検出回路3は、このスイッチS1の端子4
と端子5との間の電位差及びその方向を検出し、所定の
電位差であれば、スイッチS2を閉状態にして、充電保
護回路7に充電電圧を供給して動作できるようにすると
共に、スイッチS1を閉状態にして2次電池2の充電を
行うようにする。そしてその後の2次電池2の保護は充
電保護回路7が行う。
【0028】又、スイッチS1が開の状態での放電の場
合は、外部端子E1と外部端子E2間に生じる電位差を
検出回路3で検出して、所定の電位差及び適切な方向の
電位差であればスイッチS3を閉状態にして、放電保護
回路8に2次電池2へ供給される電圧を供給して動作で
きるようにすると同時に、スイッチS1を閉状態にして
放電動作を行い、その後の2次電池の保護は放電保護回
路8が行う。
【0029】このようにして、充電する時にだけ充電保
護回路7にのみ電圧を供給して充電動作を保護し、又、
放電する時にだけ放電保護回路8に電圧を供給して放電
動作を保護することにし、充電も放電もしていない時
は、両者の保護回路7、8には電圧の供給を全くしない
状態にする、即ち、充電動作及び放電動作をしていない
時は、無負荷の状態を維持することができる。
【0030】これは、2次電池に発生する過放電状態及
び過充電状態、即ち、2次電池2が充放電動作をしてい
る時にのみ発生する状態を検出できればよい。従って、
過放電状態及び過充電状態が発生しない時は、充電保護
回路7、放電保護回路8等で損失する電源をオフするこ
とによって、不要な2次電池からの消費電力を削減する
ことができるのである。
【0031】次に、図2で示した検出回路3及び充電保
護回路7を構成する具体的な素子は、図3に示すよう
に、その検出回路3は、3個のスイッチング素子TR1
〜TR3と、6個の抵抗R1〜R6とから構成されてい
る。一方、充電保護回路7は、スイッチング素子TR4
と、ダイオードD1、D2と、抵抗R7、R8と、ツエ
ナーダイオードD3とから構成されている。この検出回
路3及び充電保護回路7の接続状態は、以下に示す通り
である。
【0032】即ち、検出回路3は、外部端子E1と外部
端子E2間に接続された2次電池2と、スイッチS1と
が直列に接続された構成であって、このスイッチS1に
並列に接続されている。
【0033】スイッチング素子TR1のエミッタ側は、
外部端子E2に接続し、そのベース側は抵抗R1の他端
と、充電保護回路7のダイオードD2のアノード側とに
接続し、そのコレクタ側は抵抗R3の他端に接続してい
る。尚、抵抗R1の一端は2次電池2とスイッチS1間
に接続し、抵抗R3の一端はスイッチング素子TR2の
ベース側に接続されている。
【0034】スイッチング素子TR2のエミッタ側は、
外部端子E1に接続し、そのベース側は抵抗R2の他端
と、抵抗R3の他端と、抵抗R4の一端とに接続し、そ
のコレクタ側は外部端子E3と、抵抗R5の一端とに接
続している。尚、抵抗R2の一端は外部端子E1に接続
し、抵抗R4の他端はスイッチング素子TR3のコレク
タ側に接続し、抵抗R5の他端はスイッチング素子TR
3のベース側に接続されている。
【0035】スイッチング素子TR3のエミッタ側は、
外部端子E2に接続し、そのベース側は抵抗R5の他端
と、抵抗R6の一端と、充電保護回路7のダイオードD
1のアノード側とに接続し、そのコレクタ側は抵抗R4
の他端に接続されている。尚、抵抗R6の他端は外部端
子E2に接続されている。
【0036】又、充電保護回路7の接続状態は以下の通
りである。即ち、図3に示すように、スイッチング素子
TR4のエミッタ側は、外部端子E2に接続し、そのベ
ース側は抵抗R7の一端に接続し、そのコレクタ側はダ
イオードD1のカソード側と、ダイオードD2のカソー
ド側とに接続されている。尚、抵抗R7の他端はツエナ
ーダイードD3のアノード側と抵抗R8の一端とに接続
され、抵抗R8の他端は外部端子E2に接続され、ダイ
オードD1のアノード側は検出回路3のスイッチング素
子TR3のベース側に接続し、ダイオードD2のアノー
ド側は検出回路3のスイッチング素子TR1のベース側
に接続されている。
【0037】ツエナーダイオードD3のアノード側は、
抵抗R7の他端及び抵抗R8の一端に接続し、カソード
側は外部端子E1に接続されている。
【0038】このような接続状態を有する検出回路3に
ついての充電動作について、図3を参照にして、以下説
明する。
【0039】先ず、スイッチングS1が開の状態で外部
端子E1には、外部端子E2に供給される電位に対して
プラス電圧が供給され、外部端子E2には、外部端子E
1に供給される電位に対してマイナス電圧が供給されス
イッチS1の端子4及び端子5の間に電位差が発生す
る。
【0040】このスイッチS1の端子4のプラス電圧
は、抵抗R1を介してスイッチング素子TR1のベース
電圧を上昇させ、スイッチング素子TR1をオン状態に
する。
【0041】スイッチング素子TR1がオン状態になる
と、外部端子E1と抵抗R2と抵抗R3とを介して外部
端子E2へのルートが導通状態となることによって、ス
イッチング素子TR2のベース電圧が降下してスイッチ
ング素子TR2がオン状態となる。
【0042】スイッチング素子TR2がオン状態になる
と、スイッチング素子TR3のベース電圧が上昇し、ス
イッチング素子TR3をオン状態にさせる。このスイッ
チング素子TR3がオン状態になると、スイッチング素
子TR1のオン/オフ状態に関係なく、スイッチング素
子TR2はオン状態を維持、即ち、ホールドすることが
できるため、継続して外部端子E1に供給されているプ
ラス電圧を外部端子E3に出力することができるように
なる。この外部端子E3の出力は、前記図2で示したス
イッチS2と同様の役目をするものである。
【0043】従って、例えば、スイッチング素子TR1
の特性と、抵抗R1との抵抗値との組合せによってスイ
ッチS1の端子4と端子5との間に生じる電位差値及び
方向を2次電池2に供給する適切な充電電圧値の範囲内
か否かの判断機能を持たせることが可能となる。
【0044】そして、2次電池2に供給する充電電圧が
所定値範囲内であれば、スイッチング素子TR1をオン
状態にすると共に、スイッチS1を開から閉状態にして
2次電池への充電を行うことができる。尚、スイッチS
1の制御は、図示していないがMOSトランジスター等
から構成されたスイッチング素子により制御するように
してもよい。
【0045】次に、充電保護回路7における動作につい
て、以下図3を参照にして説明する。
【0046】ここでツエナーダイオードD3のツエナー
電圧は、2次電池2の基準電圧値に設定されている。従
って、もし外部端子E1と外部端子E2間の電圧値が基
準電圧値以上であれば、ツエナー電圧を越えることにな
り、ツエナーダイオードD3は導通状態となる。その結
果、スイッチング素子TR4のベース電圧が下降し、ス
イッチング素子TR4がオン状態となる。
【0047】このスイッチング素子TR4が、オン状態
となると、検出回路3のスイッチング素子TR1のベー
ス電圧と、スイッチング素子TR3のベース電圧とをダ
イオードD1、D2を介して外部端子E2の電位(外部
端子E1に比べてマイナス電位)、即ち、スイッチング
素子TR1、TR3のベース電圧が下降して、スイッチ
ング素子TR3はオフ状態となる。
【0048】従って、もし充電開始の時、又は充電中に
外部端子E1、E2間に供給された電圧が基準電圧値以
上の電圧(過充電状態)になれば、スイッチング素子T
R1、TR3がオフ状態となり、その影響でスイッチン
グ素子TR2もオフ状態となり外部端子E3からの供給
電圧を遮断すると共に、図示していないがスイッチS1
を開状態にして、即座に2次電池2への充電動作を遮断
することができる。
【0049】このようにして、充電の開始時又は充電中
であっても、2次電池2の基準電圧値以上の電圧を検出
した場合には、充電動作をストップして2次電池2へ及
ぼす悪影響を未然に防止することができるのである。
【0050】次に、放電を検出する検出回路9の具体的
構成は、図4に示すように、スイッチング素子TR5、
TR6、TR7と、抵抗R9、R10、R11、R1
2、R13、R14とから構成されている。
【0051】即ち、検出回路9の接続状態は、外部端子
E1とE2の間に2次電池2とスイッチS1とを直列に
接続し、このスイッチS1に並列に検出回路9を接続し
た構成である。
【0052】そして、スイッチング素子TR5のエミッ
タ側は、2次電池2とスイッチS1の端子4との間に接
続され、そのベース側は抵抗R11の一端に接続し、そ
のコレクタ側は抵抗R10の他端に接続されている。
尚、抵抗R10の一端はスイッチング素子TR6のベー
ス側に接続され、抵抗R11の他端は外部端子E2とス
イッチS1の端子5との間に接続されている。
【0053】スイッチング素子TR6のエミッタ側は、
外部端子E1と2次電池2との間に接続され、ベース側
は抵抗R9の他端と抵抗R10の一端との間に接続さ
れ、そのコレクタ側は外部端子E3に接続されている。
尚、抵抗R9の一端は外部端子E1と2次電池2との間
に接続されている。
【0054】スイッチング素子TR7のエミッタ側は、
外部端子E2とスイッチS1の端子5との間に接続さ
れ、そのベース側は抵抗R13の他端と抵抗R14の一
端とに接続し、そのコレクタ側は抵抗R12の他端に接
続されている。尚、抵抗R13の一端はスイッチング素
子TR6のコレクタ側に接続され、抵抗R14の他端は
外部端子E2とスイッチS1の端子5との間に接続され
ている。
【0055】このような接続状態にある放電の場合の検
出回路9における放電動作は、スイッチングS1が開状
態で、外部端子E1、E2間に外部機器が接続されたこ
とによって、外部端子E1と外部端子E2間に負荷Zが
かかる。従って、スイッチS1の端子4、5間におい
て、端子5の方が端子4の電位よりもプラス電位となっ
て電位差が生じる。
【0056】この電位差は、抵抗R11を介してスイッ
チング素子TR5のベース電圧を上昇させることによっ
てスイッチング素子TR5をオン状態にする。
【0057】スイッチング素子TR5がオン状態になる
と、外部端子E1と、抵抗R9、10を介して、外部端
子E2とが導通状態となりスイッチング素子TR6のベ
ース電圧が下降することによってスイッチング素子TR
6がオン状態となる。
【0058】このスイッチング素子TR6がオン状態に
なれば、外部端子E1と抵抗R13、R14とを介し
て、外部端子E2とが導通状態となり、スイッチング素
子TR7のベース電圧が上昇してスイッチング素子TR
7がオン状態になる。
【0059】そして、スイッチング素子TR7がオン状
態になれば、スイッチング素子TR5のオン/オフ状態
にかかわらず、スイッチング素子TR6のオン状態を維
持(ホールド)することによって、外部端子E3から2
次電池2のプラス電圧を供給することができる。
【0060】この外部端子E3は、図2で示したスイッ
チS3に該当する。従って、スイッチS3を介して放電
保護回路8に電圧を供給することによって、保護回路を
動作させることができる。
【0061】同時に、図示していないが、スイッチS1
を閉状態に制御することによって、外部端子E1と外部
端子E2間に接続された外部機器に2次電池2の電圧を
供給する(放電動作)ことができるのである。
【0062】尚、放電保護回路8の回路については、前
記図3で説明した充電保護回路7と同様であるので、回
路構成及びその機能の説明を省略する。
【0063】このように、充電及び放電の場合には、検
出回路3、9が検出していない時は、この検出回路3、
9を構成する回路の消費電力はゼロであり、且つ充放電
保護回路7、8も検出回路3、9が動作して、初めて動
作することができるようになっているのであり、検出回
路3、9によりオンの状態にならなければ消費電力はゼ
ロの状態である。
【0064】しかも、充電の場合には、前記図3に示す
ように、充電動作後に充電を停止した場合、即ち、供給
電圧がなくなると、スイッチング素子TR3がオフし
て、スイッチング素子TR2がオフして、外部端子E3
(スイッチS2)への供給はストップしてスイッチS1
を開状態にすることができる。
【0065】又、放電の場合には、前記図4に示すよう
に、スイッチング素子TR7がオフし、スイッチング素
子TR6がオフすることによって、外部端子E3(スイ
ッチS3)への電圧供給がストップすることにより、ス
イッチS1を閉状態にすることができる。
【0066】従って、充放電動作以外の時は、必ず検出
回路3、9及び充放電保護回路7、8は開状態となって
おり、消費する電力はゼロになっている。
【0067】しかも、検出回路3、9で検出後には、充
電保護回路7又は放電保護回路8のどちらか一方しか動
作しないため、消費する電力を削減することができる回
路構成になっている。
【0068】次に、本発明に係る第2の実施例の2次電
池の保護回路について、図5を参照にして説明する。こ
の第2の実施例の2次電池の保護回路は、電位検出器で
あるオペアンプOP1、OP2を利用して充電及び放電
の際に生じる過電流状態を検出するものである。
【0069】先ず、接続状態を説明してから動作につい
て説明する。尚、第1実施例と同じものには同一番号を
付し、同一機能を有するものは簡単に説明する。
【0070】図5に示すように、検出回路10は、充電
の時に動作する回路であり、スイッチング素子TR8、
TR9と、抵抗R15、R16、R17、R18と、ス
イッチS4、S5と、ダイオードD4と、電位検出器で
あるオペアンプOP1とから構成されている。
【0071】先ず、外部端子E1と外部端子E2との間
には、2次電池2と、スイッチS4と、スイッチS6と
を直列に接続され、スイッチS6と並列に検出回路11
が接続され、スイッチS4と並列に検出回路10が接続
されている。
【0072】そして、スイッチング素子TR8は、図3
で示した第1実施例のスイッチング素子TR1に相当す
るものであり、そのエミッタ側は外部端子E2に接続
し、そのベース側は抵抗R17の他端に接続し、そのコ
レクタ側は抵抗R16の他端に接続されている。尚、抵
抗R16の一端はスイッチング素子TR9のベース側と
抵抗R15の他端との間に接続され、抵抗R17の一端
はスイッチS4とスイッチS6との間に接続されてい
る。
【0073】スイッチング素子TR9のエミッタ側は、
外部端子E1に接続され、そのベース側は抵抗R15と
抵抗R16との間に接続し、そのコレクタ側は充電保護
回路7に接続されている。尚、抵抗R15の一端は外部
端子E1に接続され、充電保護回路7は前記第1の実施
例と同様であるのでその説明を省略する。
【0074】オペアンプOP1は、一方の入力側端子に
抵抗R18の他端と、ダイオードD4のアノード側と、
外部端子E2とスイッチS4との間に接続し、他方の入
力側端子に抵抗R18の一端と、スイッチS5との間に
接続され、その出力側端子は外部端子E4に接続されて
いる。尚、抵抗R18の一端はスイッチS5の他端に接
続され、ダイオードD4のカソード側はスイッチS4の
端子12側に接続され、スイッチS4の一端はスイッチ
S4の端子12側に接続されている。
【0075】このような構成からなる充電動作を検出す
る検出回路10は、スイッチS4を開状態、検出回路1
1のスイッチS6を開の状態で、外部端子E1とE2間
に外部から充電器が接続されて、充電用のプラスの電位
が外部端子E1から2次電池2及び検出回路11のダイ
オードD5を介してスイッチS4の端子12に生じる。
【0076】一方、外部端子E2には外部端子E1に生
じたプラスの電位に対してマイナスの電位がスイッチS
4の端子13側に生じているので、スイッチS4の端子
12、13間に電位差が生じ、その結果スイッチング素
子TR8のベース電位が上昇し、スイッチング素子TR
8がオン状態となると共に、スイッチング素子TR9も
オン状態となり充電保護回路7に、外部端子E1から供
給されているプラス電圧を供給してを動作させることが
できる。
【0077】この時、充電保護回路7が動作できる状態
にすると共に、図示していないが、スイッチS5を開状
態から閉状態にする制御が行われて、外部端子E1から
のプラス電位は2次電池2と、ダイオードD5と、スイ
ッチS5と、抵抗R18とを介して外部端子E2に通じ
る閉ループを形成する。
【0078】同時に、この閉ループを形成した時に抵抗
R18の両端の電圧差を検出して、オペアンプP1によ
り過電流状態を検出する。
【0079】もし、過電流状態を検出すると、外部端子
E4にその信号が発生し、図示していないが、スイッチ
S4及びスイッチS5を開状態にして、2次電池2への
充電電圧の供給をストップするようになっている。尚、
過充電状態は、前記第1の実施例で説明したように充電
保護回路7で検出するようになっている。
【0080】次に、検出回路11は、図5に示すよう
に、放電の時に動作する回路であり、その構成は、スイ
ッチング素子TR10、TR11と、抵抗R19、R2
0、R21、R22と、スイッチS6、S7と、ダイオ
ードD5と、電位検出器であるオペアンプOP2とから
構成されている。
【0081】この構成の接続状態及びその動作は以下の
ようになっている。即ち、図5に示すように、スイッチ
ング素子TR10は前記第1の実施例で説明した図4の
スイッチング素子TR5と同じ機能を有するものであ
り、そのエミッタ側は2次電池2とスイッチS6の端子
14との間に接続し、そのベース側は抵抗R11の一端
に接続し、そのコレクタ側は抵抗R20の他端に接続さ
れている。尚、抵抗R20の一端は抵抗R19の他端と
スイッチング素子TR11のベース側に接続され、抵抗
R21の他端はスイッチS6の端子15とスイッチS4
の端子12との間に接続されている。
【0082】スイッチング素子TR11のエミッタ側
は、外部端子E1に接続し、そのベース側は抵抗R19
の他端と抵抗R20の一端との間に接続し、そのコレク
タ側は放電保護回路8に接続されている。尚、抵抗R1
9の一端は外部端子E1に接続され、放電保護回路8は
前記第1の実施例で説明したので、その説明を省略す
る。
【0083】オペアンプOP2は、放電の際の過電流を
検出するものであり、その一方の入力側端子は抵抗R2
2の他端と、抵抗R22の他端と、ダイオードD5のカ
ソード側と、スイッチS6の端子15側とに接続され、
他方の入力側端子はスイッチS7の他端と、抵抗R22
の一端との間に接続されている。尚、ダイードD5のア
ノード側は、スイッチS6の端子14側に接続されてい
る。
【0084】このように構成された検出回路11は、ス
イッチS6、S7が開状態で、放電動作をスイッチS6
の端子14と端子15との間の電位差により、スイッチ
ング素子TR10がオン状態となり、スイッチング素子
TR11をオン状態にさせて放電保護回路8が動作でき
るようになり、2次電池2が過放電状態等になるのを防
止することができるようになる。
【0085】同時に、図示していないが、スイッチS6
及びスイッチS7が開状態から閉状態に制御され、抵抗
R22間の電位差がオペアンプOP2の入力端子に入力
され、過電流状態の検出を行うようになっている。
【0086】もし、オペアンプOP2が過電流を検出す
ると、外部端子E5からその信号が発生し、この信号は
図示していないが、スイッチS6及びスイッチS7を閉
状態から開状態にする制御をして、外部端子E1と外部
端子E2間に介在されている2次電池2の閉ループを遮
断して2次電池2を保護する。このようにして、充電及
び放電の時でも常時過電流状態を検出できるようにし
て、2次電池2に与える悪影響を未然に防止することが
できる。
【0087】
【発明の効果】上記説明したように本発明にかかる2次
電池の保護回路は、2次電池が充電又は放電していない
時は、2次電池に接続されている保護回路及び外部端子
等を遮断した状態にしてあるため、充電又は放電してい
ない時には、消費電力をほぼゼロに近い状態で維持する
ことができ、自然放電による自然劣化等を大幅に防止す
ることができると云う極めて優れた効果を奏する。
【0088】又、充電又は放電の際には、充電又は放電
のいずれか一方の保護回路しか動作させないようにして
いるため、不必要な回路で消費する電力を抑制すること
ができると云う極めて優れた効果を奏する。
【0089】更に、充電又は放電の際には、過電流状態
を常に検出できるようにしているため、2次電池の過電
流状態によって被る障害を未然に防止することができる
と云う極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る充電又は放電を検出する検出回路
を示した説明図である。
【図2】同第1の実施例による充電保護回路及び放電保
護回路と、検出回路との関係を示した説明図である。
【図3】同充電による検出回路と保護回路との回路図で
ある。
【図4】同放電による検出回路図である。
【図5】同第2の実施例による充電及び放電の検出回路
に過電流回路を加えた回路図である。
【符号の説明】
1 保護回路 2 2次電池 3、9 検出回路 4、5 端子 6 保護回路 7 充電保護回路 8 放電保護回路 10、11 検出回路 12〜15 端子 TR1〜TR11 スイッチング素子 R1〜R22 抵抗 S1〜S3 スイッチ E1、E2 外部端子 E3 端子 E4、E5 外部端子 D1、D2 ダイオード D3 ツエナーダイオード D4、D5 ダイオード OP1、OP2 オペアンプ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−250636(JP,A) 特開 平6−105458(JP,A) 特開 平7−131938(JP,A) 実開 昭63−70237(JP,U) 実開 平2−136445(JP,U) 実開 平4−75430(JP,U) 実開 平1−206846(JP,U) 実開 昭55−145844(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02H 7/18 H02J 7/00 - 7/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個の外部端子間に直列に接続した2次
    電池及び開閉スイッチと、 該開閉スイッチに並列接続すると共に開状態の該開閉ス
    イッチの両端子の電位差及び方向を検出して充電状態又
    は放電状態を検出する電流方向検出回路を備えた検出手
    段と、 前記2次電池に並列接続した、直列接続の充電用スイッ
    チ及び充電保護回路と、 前記2次電池に並列接続した、直列接続の放電用スイッ
    チ及び放電保護回路と、を備えた2次電池の保護回路で
    あって、 前記検出手段は、前記外部端子に外部充電電源若しくは
    外部負荷機器が接続されたことを、開状態の前記開閉ス
    イッチの両端子の電位差で検出したときに該開閉スイッ
    チを閉状態にすると共に、前記充電スイッチ又は前記放
    電スイッチをオンにして前記充電保護回路又は前記放電
    保護回路を作動できるようにしたことを特徴とする2次
    電池の保護回路。
  2. 【請求項2】 上記開閉スイッチが2個直列に接続さ
    れ、該2個直列に接続された開閉スイッチの各々に上記
    電流方向検出回路が並列に接続されていることを特徴と
    する請求項1に記載の2次電池の保護回路。
  3. 【請求項3】 上記2次電池の保護回路において、 直列接続の第二の開閉スイッチ及び抵抗と、ダイオード
    とを前記開閉スイッチに並列接続すると共に、該抵抗の
    両端に電位検出器の2個の入力端子を接続して形成され
    た過電流検出回路を備えた過電流検出手段を備え、 該過電流検出手段は、前記外部端子が開放状態であると
    きは前記第二の開閉スイッチを開状態にし、開状態の前
    記開閉スイッチの両端子の電位差を検出したときに前記
    第二の開閉スイッチを閉状態にして前記過電流検出回路
    を作動させることを特徴とする請求項1に記載の2次電
    池の保護回路。
  4. 【請求項4】 上記2次電池の保護回路において、上記
    開閉スイッチが2個 直列に接続され、該2個直列に接続
    した開閉スイッチの各々に前記電流方向検出回路を並列
    接続すると共に、前記過電流検出回路を各々の開閉スイ
    ッチに対して並列接続し、 前記2個の開閉スイッチの各々に並列接続した前記過電
    流検出回路に具備されている前記ダイオードの接続方向
    がお互いに逆方向になるように接続されていることを特
    徴とする請求項3に記載の2次電池の保護回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7782048B2 (en) 2006-12-26 2010-08-24 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Eddy current testing method, eddy current testing differential coil and eddy current testing probe for internal finned pipe or tube

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7782048B2 (en) 2006-12-26 2010-08-24 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Eddy current testing method, eddy current testing differential coil and eddy current testing probe for internal finned pipe or tube

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