JP2604966Y2 - 放電灯劣化判別保護回路 - Google Patents
放電灯劣化判別保護回路Info
- Publication number
- JP2604966Y2 JP2604966Y2 JP1991031855U JP3185591U JP2604966Y2 JP 2604966 Y2 JP2604966 Y2 JP 2604966Y2 JP 1991031855 U JP1991031855 U JP 1991031855U JP 3185591 U JP3185591 U JP 3185591U JP 2604966 Y2 JP2604966 Y2 JP 2604966Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge lamp
- lighting
- protection circuit
- circuit
- deterioration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、放電灯点灯回路に利
用される放電灯劣化判別保護回路に関するものである。
用される放電灯劣化判別保護回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、図3のような放電灯点灯回路で
あり、直流電源aを交流に変換するインバータ部b、放
電開始時に絶縁破壊を起こさせるための起動パルス発生
回路cと、放電灯eが点灯か、不点灯か判別する点灯検
出回路dから構成にされている。
あり、直流電源aを交流に変換するインバータ部b、放
電開始時に絶縁破壊を起こさせるための起動パルス発生
回路cと、放電灯eが点灯か、不点灯か判別する点灯検
出回路dから構成にされている。
【0003】また、点灯動作は、電源aをオンにする
と、インバータ出力に交流が出力され、点灯検出回路d
により、不点灯を判別し、起動パルス発生回路cによ
り、高圧パルスを発生させ、絶縁破壊後にアーク放電が
開始されて、放電灯eが点灯する。
と、インバータ出力に交流が出力され、点灯検出回路d
により、不点灯を判別し、起動パルス発生回路cによ
り、高圧パルスを発生させ、絶縁破壊後にアーク放電が
開始されて、放電灯eが点灯する。
【0004】さらに、放電灯eが点灯すると、点灯検出
回路dにより点灯を判別して高圧パルスを停止させ、イ
ンバータ出力によりアーク放電を継続して安定点灯す
る。
回路dにより点灯を判別して高圧パルスを停止させ、イ
ンバータ出力によりアーク放電を継続して安定点灯す
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前記従来の技
術では、点灯中に立ち消えした場合は、点灯検出回路に
より不点灯を検出し、起動高圧パルスを発生させて、再
び点灯させるようにしているため、通常、稀に発生する
立ち消えでは問題はないが、電極異常や内部ガス異常等
の放電灯の劣化による立ち消えは、連続的に頻繁に発生
するので、再び点灯させようとすると、立ち消え、再点
灯を長時間繰り返す。
術では、点灯中に立ち消えした場合は、点灯検出回路に
より不点灯を検出し、起動高圧パルスを発生させて、再
び点灯させるようにしているため、通常、稀に発生する
立ち消えでは問題はないが、電極異常や内部ガス異常等
の放電灯の劣化による立ち消えは、連続的に頻繁に発生
するので、再び点灯させようとすると、立ち消え、再点
灯を長時間繰り返す。
【0006】従って、放電灯の劣化を更に進め、結果と
して、放電灯のガラス管を膨張させ、最終的には、破裂
するまでに至るという問題点がある。
して、放電灯のガラス管を膨張させ、最終的には、破裂
するまでに至るという問題点がある。
【0007】そこで、本考案は、上記従来の技術の問題
点に鑑み案出されたもので、放電灯劣化判別保護回路の
提供を目的としている。
点に鑑み案出されたもので、放電灯劣化判別保護回路の
提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、放電灯劣化による異常立ち消えを所定の
時間中に所定の回数以上立ち消えすることで判別すると
ともに、前記所定の時間中に所定の回数以上立ち消えを
検出した際、点灯を停止させる保護回路を備えたことを
特徴とする放電灯劣化判別保護回路であり、この放電灯
劣化判別保護回路を提供して、上記問題点を解消するも
のである。
に、本考案は、放電灯劣化による異常立ち消えを所定の
時間中に所定の回数以上立ち消えすることで判別すると
ともに、前記所定の時間中に所定の回数以上立ち消えを
検出した際、点灯を停止させる保護回路を備えたことを
特徴とする放電灯劣化判別保護回路であり、この放電灯
劣化判別保護回路を提供して、上記問題点を解消するも
のである。
【0009】
【0010】
【実施例】実施例について図1〜図2を参照して説明す
ると、図1は、回路構成図例であり、カウンタ1とラッ
チ2及びクロック発振器3等により、放電管劣化の異常
立ち消え時には、高圧パルスを停止させる機能を形成し
たものである。
ると、図1は、回路構成図例であり、カウンタ1とラッ
チ2及びクロック発振器3等により、放電管劣化の異常
立ち消え時には、高圧パルスを停止させる機能を形成し
たものである。
【0011】電源7には、インバータ6を接続し、該イ
ンバータ6には点灯検出回路5を介して起動パルス発生
回路4が接続され、また、該起動パルス発生回路4に放
電灯8が接続されている。
ンバータ6には点灯検出回路5を介して起動パルス発生
回路4が接続され、また、該起動パルス発生回路4に放
電灯8が接続されている。
【0012】また、前記点灯検出回路5と起動パルス発
生回路4間には、カウンタ1とクロック発振器3とラッ
チ2を配置すると共に、該ラッチ2と起動パルス発生回
路4間には、NOT回路21及びAND回路22が接続
されている。
生回路4間には、カウンタ1とクロック発振器3とラッ
チ2を配置すると共に、該ラッチ2と起動パルス発生回
路4間には、NOT回路21及びAND回路22が接続
されている。
【0013】図2は、高圧パルス発生のタイムチャート
であり、点灯信号は、点灯の場合はLレベルを出力し、
立ち消えの場合はHレベルを出力し、また、起動パルス
発生回路4は、入力がHレベルで高圧パルスを発生し、
Lレベルで停止ように構成されている。
であり、点灯信号は、点灯の場合はLレベルを出力し、
立ち消えの場合はHレベルを出力し、また、起動パルス
発生回路4は、入力がHレベルで高圧パルスを発生し、
Lレベルで停止ように構成されている。
【0014】カウンタ1は、立ち消え信号のパルスによ
りカウントされ、n番目のパルスが入力されると出力Q
nをHレベルで出力する。
りカウントされ、n番目のパルスが入力されると出力Q
nをHレベルで出力する。
【0015】また、クロック発振器3はクロック周期が
Tであり、該クロック発振器3により、周期Tごとにリ
セットされるので、周期Tの間に、n回立ち消えが起こ
らなければ、カンウタ1の出力QnはHレベルにならな
い。
Tであり、該クロック発振器3により、周期Tごとにリ
セットされるので、周期Tの間に、n回立ち消えが起こ
らなければ、カンウタ1の出力QnはHレベルにならな
い。
【0016】ラッチ2に、一度Hレベルが入力される
と、出力はHレベルで保持されるので、以後、立ち消え
検出信号がHレベルになっても、高圧パルスは、停止さ
れたままの状態を保持する。
と、出力はHレベルで保持されるので、以後、立ち消え
検出信号がHレベルになっても、高圧パルスは、停止さ
れたままの状態を保持する。
【0017】この保持状態は、一度電源7をオフにして
リセットしない限り継続される。
リセットしない限り継続される。
【0018】従って、放電管劣化により、任意の時間T
の間に立ち消えがn回以上頻繁に起きた異常時には、高
圧パルスを確実に停止させることができる。
の間に立ち消えがn回以上頻繁に起きた異常時には、高
圧パルスを確実に停止させることができる。
【0019】
【考案の効果】本考案は、上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。通常、稀に発生する立
ち消えでは、すぐに高電圧パルスを発生させて、点灯を
継続させ、また、放電灯劣化による異常立ち消え時に
は、T時間に立ち消えn回以上を検出して、高圧パルス
の発生を停止させ、点灯を自動的に中止するため、放電
灯が劣化した場合は、すぐに点灯を中止するので、安全
に使用者に放電灯の異常を知らせることができる。
で、次に記載する効果を奏する。通常、稀に発生する立
ち消えでは、すぐに高電圧パルスを発生させて、点灯を
継続させ、また、放電灯劣化による異常立ち消え時に
は、T時間に立ち消えn回以上を検出して、高圧パルス
の発生を停止させ、点灯を自動的に中止するため、放電
灯が劣化した場合は、すぐに点灯を中止するので、安全
に使用者に放電灯の異常を知らせることができる。
【0020】また、立ち消えや、再点灯の繰り返しによ
る急速な劣化を止めるため、放電灯、ガラス管の膨張や
破裂の危険な事態を防止できる。
る急速な劣化を止めるため、放電灯、ガラス管の膨張や
破裂の危険な事態を防止できる。
【図1】本考案の回路構成例図である。
【図2】本考案のタイムチャート図である。
【図3】従来例の回路構成図である。
1 カウンタ 2 ラッチ 21 NOT回路 22 AND回路 3 クロック発振器 4 起動パルス発生回路 5 点灯検出回路 6 インバータ 7 電源 8 放電灯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−197441(JP,A) 特開 昭62−122097(JP,A) 特開 平4−272692(JP,A) 特開 平4−233198(JP,A) 特開 平4−154089(JP,A) 特開 平3−141594(JP,A) 特開 昭63−307696(JP,A) 特開 昭56−7384(JP,A) 実開 平1−132097(JP,U) 実開 昭57−92999(JP,U) 実開 平3−50795(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/14 - 41/298
Claims (1)
- 【請求項1】放電灯劣化による異常立ち消えを所定の時
間中に所定の回数以上立ち消えすることで判別するとと
もに、前記所定の時間中に所定の回数以上立ち消えを検出した
際、点灯を停止させる 保護回路を備えたことを特徴とす
る放電灯劣化判別保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991031855U JP2604966Y2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 放電灯劣化判別保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991031855U JP2604966Y2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 放電灯劣化判別保護回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04119997U JPH04119997U (ja) | 1992-10-27 |
JP2604966Y2 true JP2604966Y2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=31915007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991031855U Expired - Lifetime JP2604966Y2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 放電灯劣化判別保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604966Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2600004Y2 (ja) * | 1992-09-16 | 1999-09-27 | 株式会社小糸製作所 | 車輌用放電灯の点灯回路 |
DE19983865B4 (de) * | 1999-11-02 | 2007-01-04 | Mitsubishi Denki K.K. | Elektrisches Vorschaltgerät für eine Entladungslampe |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02197441A (ja) * | 1989-01-26 | 1990-08-06 | Koito Mfg Co Ltd | 車輌用ランプ点灯回路 |
-
1991
- 1991-04-09 JP JP1991031855U patent/JP2604966Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04119997U (ja) | 1992-10-27 |
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