JPH10242255A - 真空吸着装置 - Google Patents

真空吸着装置

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JPH10242255A
JPH10242255A JP9046786A JP4678697A JPH10242255A JP H10242255 A JPH10242255 A JP H10242255A JP 9046786 A JP9046786 A JP 9046786A JP 4678697 A JP4678697 A JP 4678697A JP H10242255 A JPH10242255 A JP H10242255A
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JP
Japan
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top surface
vacuum suction
projection
suction device
wafer
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JP9046786A
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Inventor
Hiroyuki Morioka
裕之 森岡
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パーティクルやコンタミネーションが少なく、
高い平坦精度に保持することが可能な真空吸着装置を提
供する。 【解決手段】セラミック基台11の一主面に凹欠部12
を有し、該凹欠部12の底面には複数の突起13を備え
てなり、該突起13の頂面13aとセラミック基台11
の一主面とを保持面14としてなる真空吸着装置10に
おいて、上記突起13を先細り状とするとともに、その
頂面13aを点又はその面積を0.02mm2 以下とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被吸着物を吸着保
持する真空吸着装置に関するものであり、特に、被吸着
物として、半導体ウエハやガラス基板などの薄板状基板
を平坦に保持するのに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の製造工程では、半導
体ウエハを搬送したり、所定の位置に精度良く固定する
ために真空吸着装置が使用されている。
【0003】例えば、露光処理工程においては、半導体
ウエハを真空吸着装置でもって吸着固定して所定の平面
内に平坦矯正したあと、X線やi線などを発する光源を
用いて上記ウエハの表面に塗布されたレジスト膜を露光
するようになっている。
【0004】このような真空吸着装置には極めて高いウ
エハの平坦矯正力と、平面精度、剛性、表面平滑性が必
要であることから、耐摩耗性に優れるとともに、高剛性
で、かつ高い寸法精度に加工できるセラミックスにより
形成したものがあった。
【0005】また、真空吸着装置を耐摩耗性に優れるセ
ラミックスで形成したとしてもウエハとの接触によりパ
ーティクルやコンタミネーションが発生し、不良の原因
につながることから、ウエハとの接触比率をできるだけ
で小さくするために、図8や図9に示すような真空吸着
装置が使用されていた。
【0006】図8に示す真空吸着装置60は、ピンチャ
ックと呼ばれているものであり、円板状をしたセラミッ
ク基台61の一主面に凹欠部62を有し、該凹欠部62
の外周には環状のシール壁65が構成されている。ま
た、上記凹欠部62の底面には、直径が0.2mm程度
の円柱状をした複数の突起63を一定のピッチで形成し
てあり、これら突起63の頂面63a及びシール壁65
の頂面65aを保持面64としたものがあった。
【0007】また、図9に示す真空吸着装置70は、図
8に示す真空吸着装置60の突起63の代わりに頂面7
3aの厚み幅が0.2mm程度の環状をした支持壁73
を同心円状に形成したもので、上記支持壁73の頂面7
3a及びシール壁75の頂面75aを保持面74とした
ものがあった。
【0008】そして、これらの真空吸着装置60,70
は、保持面64,74に半導体ウエハ50を載置し、セ
ラミック基台61,71の内部に穿設した排気孔66,
76を真空源(不図示)とつなげ、吸引口66a,76
aを介して凹欠部62,72を減圧することにより、ウ
エハ50と凹欠部62,72とで囲まれる空間を負圧と
し、上記ウエハ50を保持面64,74に吸着させると
ともに、保持面64,74の精度に倣わせて平坦矯正す
るようになっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、半導
体装置の集積度の向上に伴い、突起63や支持壁73に
おける頂面63a,73aの厚み幅(突起63において
は直径)が0.2mm程度のものではパーティクルやコ
ンタミネーションの発生を充分に抑えることができない
といった課題があった。
【0010】また、従来より凸部63,73の形状につ
いてはあまり考慮されておらず、半導体ウエハ50との
接触比率を小さくするために突起63や支持壁73の厚
み幅を小さくすると次のような課題があった。
【0011】突起63や支持壁73の厚み幅を0.2m
mより小さくすると剛性不足となり、吸着時において突
起63や支持壁73が変形することから精度良く保持す
ることができず、剛性を確保するために突起63や支持
壁73の高さを小さくしすぎると、管内摩擦が大きくな
ることからウエハ50の平坦強制力が低下するといった
課題があった。
【0012】例えば、図8に示す真空吸着装置60を例
にとって説明すると、突起63の形状を直径0.1m
m、高さ0.2mmの円柱状とすると、図10に示すよ
うに、吸着時にウエハ50による押圧力に屈して突起6
3が点線で示すように変形し、ウエハ50を所定の平面
内に平坦化することができなくなり、突起63の形状を
直径0.1mm、高さ0.05mmの円柱状とすると、
突起63の変形は抑えることができたものの、管内摩擦
が増大して吸引力が低下するためにウエハ50を保持面
64の全面と当接させることができなかった。
【0013】しかも、突起63の形状が頂面63から根
本部まで同一の厚み幅をもったものでは、頂面63の面
積が小さくなると、露光処理時にウエハ50に蓄熱させ
る熱を充分に放熱することができなくなるために、露光
精度に悪影響を与えるといった課題もあった。
【0014】また、このような課題は図9に示す真空吸
着装置70においても同様にあった。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では上記
課題に鑑み、セラミック基台の一主面に凹欠部を有し、
該凹欠部の底面には複数の突起を備えてなり、該突起の
頂面とセラミック基台の一主面とは同一平面上にあって
保持面をなし、上記凹欠部内を減圧することで、被吸着
物を上記保持面で規定しながら吸着保持する真空吸着装
置において、上記突起を先細り状とし、かつその頂面を
点又はその面積を0.02mm2 以下としたことを特徴
とするものである。
【0016】また、本発明は、上記突起の中間部におけ
る横断面の面積を頂面の2倍以上とすることで突起の剛
性及び放熱特性を高めたものである。
【0017】さらに、本発明は、セラミック基台の一主
面に凹欠部を有し、該凹欠部の底面には複数の支持壁を
備えてなり、該支持壁の頂面とセラミック基台の一主面
とは同一平面上にあって保持面をなし、上記凹欠部内を
減圧することで、被吸着物を上記保持面で規定しながら
吸着保持する真空吸着装置において、上記支持壁の断面
形状を先細り状とし、かつその頂面を線又はその厚み幅
を0.1mm以下としたことを特徴とするものである。
【0018】また、本発明は、上記支持壁の中間部にお
ける厚み幅を頂面の1.5倍以上とすることで支持壁の
剛性及び放熱特性を高めたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。
【0020】図1(a)は本発明に係る実施形態の一例
である真空吸着装置10を示す平面図、(b)は(a)
のX−X線断面図であり、円板状をしたセラミック基台
11の一主面に凹欠部12を設け、該凹欠部12の外周
に環状のシール壁15を構成してある。また、上記凹欠
部12の底面には複数の円錐台をした突起13を一定の
ピッチ(例えば1〜3mm)で形成してあり、これら突
起13の頂面13aは前記シール壁15の頂面15aと
同一平面上に位置するようにして保持面14を構成して
ある。
【0021】また、セラミック基体61の内部には排気
孔16を穿設してあり、該排気孔16は凹欠部12の底
面中央に形成した吸引口16aと連通させてある。
【0022】そして、被吸着物として例えば半導体ウエ
ハ50を上記保持面14に載置し、排気孔16に接続し
た真空ポンプ(不図示)により真空吸引してウエハ50
と凹欠部12とで囲まれる空間内を減圧することで、ウ
エハ50を突起13の頂面13aとシール壁15の頂面
15aとで構成される保持面14上に吸着保持させ、保
持面14の平坦精度に平坦矯正するようになっている。
【0023】次に、本発明の真空吸着装置1の主要部で
ある突起13について詳述する。
【0024】図2は図1(a)のA部を拡大した斜視図
であり、突起13はその形状を頂面13aから根本部に
向かって先細り状をした円錐台とするとともに、ウエハ
50と接触する頂面13aの面積wを0.02mm2
下の微小面としてある。その為、ウエハ50との接触に
よるパーティクルやコンタミネーションを大幅に低減す
ることができる。
【0025】また、本発明は突起13の形状を円錐台と
してあることから、突起13の剛性を確保することがで
きるため、頂面13aの面積wを小さくしてもウエハ5
0を吸着保持した時にウエハ50による押圧力に屈して
突起13を変形させることがない。しかも、突起13の
中間部における横断面の面積Wが頂面13aの面積wよ
り大きいことから、ウエハ50との接触比率が小さいに
もかかわらず突起13の表面積を大きくすることがで
き、放熱特性を高めることができる。その為、例えば、
露光処理工程においてウエハ50に熱が蓄熱されたとし
ても直ちに放熱することができるため、ウエハ50の熱
による変形を抑え、温度分布を均一にすることができ、
露光精度を向上させることができる。
【0026】ただし、突起13の中間部における横断面
の面積Wが頂面13aの面積wの2倍未満となると突起
13の剛性および放熱特性を高める効果が小さくなる。
その為、突起13の中間部における横断面の面積Wは頂
面13aの面積wの2倍以上、好ましくは4.0倍以上
としたものが良い。
【0027】なお、突起13の中間部における横断面の
面積Wとは、高さhの1/2付近における突起13の面
積Wのことであり、この突起13の中間部における面積
Wを測定するには、突起13の高さhが1/2付近にな
るまで削り取り、その面積を画像解析して測定するか、
あるいは突起13の形状が円錐台をしたものであれば、
トレーサーなどの測定器により突起13の断面形状をト
レースさせ、高さhが1/2付近における直径を測定す
ることで計算により算出することができる。
【0028】また、突起13の頂面13aはそのエッジ
がシャープエッジであると、ウエハ50を吸着保持した
時に比較的軟質のウエハ50を傷付けたり、逆に突起1
3の頂面13aに欠けが発生し、ウエハ50の平坦精度
に悪影響を与える恐れがある。また、突起13と凹欠部
12とのコーナーがシャープであると、この部分に塵
埃、摩耗粉等が溜まり易く、これらがだまになり吸引口
16aを塞いでしまう恐れがある。
【0029】その為、突起13の頂面13aにおけるエ
ッジ及び突起13と凹欠部12とのコーナーは曲面状に
形成することが好ましい。
【0030】さらに、突起13の高さhが0.1mm未
満であると、ウエハ50と凹欠部12とで囲まれた空間
内における管内摩擦が増大して吸引力が低下し、ウエハ
50の平坦強制力が低下するため、突起13の高さhは
0.1mm以上、より好ましくは0.2mm以上とする
ことが良い。
【0031】なお、図2では突起13の形状として円錐
台のものを示したが、本発明の突起13はこの形状だけ
に限定するものではなく、例えば、図3(a)に示すよ
うな角錐台や図3(b)に示すような半球、あるいは図
3(c)に示すような径の異なる円柱を積み重ねたもの
や図3(d)に示すようなピラミッド構造をした角錐台
をしたものなど、頂面13aに向かって先細り状をな
し、ウエハ50と接触する頂面13aが点又はその面積
wが0.02mm2 以下のものであれば良い。
【0032】ところで、このような真空吸着装置10を
製造するには、円板状をしたセラミック材を用意し、上
下面に研摩加工を施して平坦度、平行度を所定の範囲内
としてセラミック基台11を形成し、その一主面上に突
起13及びシール壁15に対応する箇所へレジスト膜を
被覆し、ショットブラス加工を施すことによって凹欠部
12を形成し、その所定位置に円錐台をした突起13を
形成すれば良い。
【0033】このようにショットブラス処理を施せば頂
面13aの面積wが0.02mm2以下の小さな突起6
3も容易に形成することが可能である。なお、突起13
の加工手段としては上記ショットブラス加工だけに限ら
ず、他の加工手段であっても構わない。
【0034】また、上記真空吸着装置10を構成するセ
ラミック基台11としては、大きな欠けや割れを生じ難
いものが良く、このようなセラミックスとしては、アル
ミナ、ジルコニア、炭化珪素、窒化珪素、アルミナ−炭
化チタン(アルティック)などを主成分とする、曲げ強
度20kg/mm2 以上、ヤング率2000kg/mm
2 以上で、かつ破壊靱性値(k1C)が2MN/m3/2
上のセラミックスを用いれば良い。
【0035】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。
【0036】図4(a)は本発明に係る他の実施形態で
ある真空吸着装置20を示す平面図、(b)は(a)の
Y−Y線断面図であり、図5は図4(a)のB部を拡大
した断面図である。
【0037】この真空吸着装置20は、円板状をしたセ
ラミック基台21の一主面に凹欠部22を有し、該凹欠
部22の外周に環状のシール壁25を構成してある。ま
た、上記凹欠部22の底面には断面形状が台形をした環
状の支持壁23を一定のピッチ(例えば5〜10mm)
で形成してあり、これら支持壁23の頂面23aは前記
シール壁25の頂面25aと同一平面上に位置するよう
にして保持面24を構成してある。なお、支持壁23の
頂面23aにおける厚み幅tは0.1mm以下としてあ
る。
【0038】また、セラミック基体21の内部には排気
孔26を穿設してあり、該排気孔26は各支持壁23間
及び支持壁23とシール壁25との間に形成される凹欠
部22(22a,22b,22c)の底面に形成した吸
引口26と連通させてある。
【0039】そして、半導体ウエハ50を上記保持面2
4に載置し、排気孔26に接続した真空ポンプ(不図
示)により真空吸引してウエハ50と凹欠部22(22
a,22b,22c)とで囲まれた空間内を減圧するこ
とで、ウエハ50を支持壁23の頂面23aとシール壁
25の頂面25aとで構成される保持面24上に吸着保
持させ、保持面24の平坦精度に平坦矯正させることが
できる。
【0040】このように、支持壁23の断面形状を頂面
25aにむかって先細り状をした台形とすることによ
り、頂面25aにおける厚み幅tを0.1mm以下とし
ても支持壁23の剛性を確保することができるため、吸
着時における支持壁23の変形を抑えることができると
ともに、支持壁23の表面積を大きくすることができる
ことから放熱特性を高めることができ、ウエハ50を高
精度に保持することができる。
【0041】ただし、支持壁23の中間部における厚み
幅Tが頂面23aの厚み幅tの1.5倍未満となると支
持壁23の剛性および放熱特性を高める効果が小さくな
る。
【0042】その為、支持壁23の中間部における厚み
幅Tは頂面23aの厚み幅tの1.5倍以上としたもの
が良い。
【0043】また、図5では支持壁23の断面形状が台
形をしたものを示したが、本発明の支持壁23はこの形
状だけに限定されるものではなく、例えば、図6(a)
(b)に示すような頂面23に向かって厚み幅が小さく
なる段付き形状をしたものや図6(c)に示すような半
円状をしたものなど、支持壁23の断面形状が頂面23
に向かって先細り状をなし、ウエハ50と接触する頂面
23aが線又はその厚み幅tが0.1mm以下のもので
あれば良い。なお、支持壁23は必ずしも環状である必
要はない。
【0044】さらに、本発明に係る他の実施形態である
真空吸着装置を図7(a),(b)に説明する。
【0045】この真空吸着装置30は、円板状をしたセ
ラミック基台31の一主面に凹欠部32を有し、該凹欠
部32の外周に環状のシール壁35を構成してある。ま
た、上記凹欠部32の底面にはシール壁35と同心円を
なすシール壁38を形成してあり、該シール壁38を挟
んでその内側と外側に形成される凹欠部32a,32b
に複数の円錐台をした突起33を一定のピッチ(例えば
1〜2mm)で形成してあり、これら突起33の頂面3
3aは前記シール壁35,38の頂面35a,38aと
同一平面上に位置するようにして保持面34を構成して
ある。なお、上記円錐台をした突起33は頂面33aの
面積wを0.02mm2 以下としてある。
【0046】また、セラミック基体31の内部にはシー
ル壁35とシール壁38との間の凹欠部32bに貫通す
る排気孔37と、シール壁38の内側の凹欠部32aに
貫通する排気孔36をそれぞれ穿設してあり、吸引力を
それぞれ別々に調整できるようにしてある。
【0047】このように、凹欠部32にシール壁38を
設けることにより、サイズの異なるウエハ50の保持が
可能な真空吸着装置30とすることができる。
【0048】以上のように、これまで3つの実施形態に
ついて説明したが、本発明は上記実施形態のみに限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0049】
【実施例】
(実施例1)図1に示すような本発明の真空吸着装置1
0と図8に示すような従来の真空吸着装置60とを試作
し、吸着特性について比較実験を行った。
【0050】本実験では、真空吸着装置10,60を構
成する各セラミック基台11,61を炭化珪素を主成分
とするセラミックスにより形成し、その外径を200m
m、シール壁15,65の幅を1mmとし、セラミック
基台11,61の凹欠部12,62にそれぞれ約700
0個の突起13,63を一定のピッチで形成したものを
使用した。ただし、本発明では突起13の形状をその頂
面13aの面積wが約0.008mm2 、中間部におけ
る横断面の面積Wが頂面13aの2倍である図3(c)
に示すような段付き形状とし、比較例では突起63の形
状を頂面63aの面積wが約0.03mm2 の円筒状と
した。なお、突起13,63の高さhはいずれも0.1
5mmとした。
【0051】そして、各真空吸着装置10,60の保持
面14,74に8インチのシリコンウエハ50を載置
し、吸着保持させた時のウエハ50の平坦度をレーザー
干渉計にて測定した。
【0052】この結果、従来の真空吸着装置60におけ
るウエハ50の平坦度は0.33μmであったのに対
し、本発明の真空吸着装置10は、ウエハ50の平坦度
を0.11μmとウエハ50の平坦精度を大きく向上さ
せることができた。
【0053】また、各ウエハ50に付着するパーティク
ル(粒径が0.2μm以上のもの)数をパーティクルカ
ウンターにより測定したところ、従来の真空吸着装置6
0にて保持したウエハ50には85個のパーティクルが
付着していたのに対し、本発明の真空吸着装置10によ
り保持したウエハ50には12個のパーティクルしか付
着しておらず、パーティクルの付着量を低減することも
できた。
【0054】(実施例2)次に、実施例1と同様の条件
にて突起13の形状を異ならせた時の吸着特性について
実験を行った。
【0055】本実験では、真空吸着装置10を構成する
セラミック基台11を炭化珪素を主成分とするセラミッ
クスにより形成し、その外径を約200mm、シール壁
15の幅を1mmとし、セラミック基台11の凹欠部1
2に約7000個の突起13を一定のピッチで配置した
ものを使用した。また、突起13の形状は図3(c)に
示す段付き形状とし、頂面13aにおける面積wを約
0.005mm2 、高さhを0.15mmとした。
【0056】突起13の形状及び結果はそれぞれ表1に
示す通りである。
【0057】
【表1】
【0058】この結果、突起13の中間部における横断
面の面積Wが頂面13aの面積wより大きくなるにした
がって、ウエハ50の温度バラツキを小さくできること
が判る。
【0059】ただし、試料No.1のように突起13の
中間部における横断面の面積Wが頂面13aの面積wと
同等であると、根本部の裾を広くしても放熱性を高める
効果が小さく、ウエハ50の温度バラツキが2.1℃も
あったが、試料No.1〜4のように、突起13の中間
部における横断面の面積Wを頂面13aの面積wの2倍
以上とすれば、突起13での放熱性を高めることがで
き、ウエハ50の温度バラツキを1.5℃未満とするこ
とができた。特に、突起13の中間部における横断面の
面積Wを頂面13aの面積wを4.0倍以上とすれば、
ウエハ50の温度バラツキを0.1〜0.2℃に抑える
ことができ、均熱性に優れていた。
【0060】この結果、突起13の中間部における横断
面の面積Wを頂面13aの面積wの1.5倍以上とすれ
ば優れた放熱特性が得られることが判る。
【0061】(実施例3)さらに、図2に示す真空吸着
装置20のうち、支持壁23の断面形状を異ならせた時
の吸着特性について実験を行った。
【0062】本実験では、真空吸着装置20を構成する
セラミック基台21を炭化珪素を主成分とするセラミッ
クスにより形成し、その外径を約200mm、シール壁
25の幅を1mmとし、セラミック基台21の凹欠部2
2に環状をした4つの支持壁23を同心円状に一定のピ
ッチで形成したものを使用した。なお、各支持壁23の
頂面23aにおける厚み幅tは0.08mmとし、高さ
hは0.15mmとした。
【0063】そして、実施例1と同様、真空吸着装置2
0の保持面24に8インチのシリコンウエハ50を載置
し、吸着保持させるとともに、真空吸着装置20の下面
に冷却装置(不図示)を設置して18℃に冷却した状態
で露光処理を施したあとのウエハ50の温度バラツキ
(最高温度と最低温度との差)を測定した。
【0064】支持壁23の形状及び結果はそれぞれ表2
に示す通りである。
【0065】
【表2】
【0066】この結果、まず、試料No.1では支持壁
23の断面形状が先細り状となっていないことから、放
熱特性が悪くウエハ50に2.3℃もの温度バラツキが
あった。しかも、吸着時には支持壁23が変形してお
り、保持面24にウエハ50の全面が当接していなかっ
た。
【0067】これに対し、試料No.2〜4は、支持壁
23の断面形状が先細り状であり、支持壁23の中間部
における厚み幅Tが頂面23aの厚み幅tの1.5倍以
上であることから放熱性に優れ、ウエハ50の温度バラ
ツキを0.8℃以下とすることができ、均熱性に優れて
いた。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、セラミ
ック基台の一主面に凹欠部を有し、該凹欠部の底面には
複数の突起を備えてなり、該突起の頂面とセラミック基
台の一主面とは同一平面上にあって保持面をなし、上記
凹欠部内を減圧することで、被吸着物を上記保持面で規
定しながら吸着保持する真空吸着装置において、上記突
起を先細り状とし、かつその頂面を点又はその面積を
0.02mm2 以下とするか、あるいはセラミック基台
の一主面に凹欠部を有し、該凹欠部の底面には複数の支
持壁を備えてなり、該支持壁の頂面とセラミック基台の
一主面とは同一平面上にあって保持面をなし、上記凹欠
部内を減圧することで、被吸着物を上記保持面で規定し
ながら吸着保持する真空吸着装置において、上記支持壁
の断面形状を先細り状とし、かつその頂面を線又はその
厚み幅を0.1mm以下とすることにより、被吸着物と
の接触によるパーティクルやコンタミネーションの発生
を大幅に低減することができるとともに、突起や支持壁
の剛性を確保しながら優れた放熱特性を有することか
ら、被吸着物との接触比率が小さいにもかかわらず、半
導体ウエハやガラス基板などの薄板状基板を高精度に保
持することができる。
【0069】その為、本発明の真空吸着装置を露光処理
工程で使用すれば、露光精度をさらに向上させることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る実施形態の一例である真
空吸着装置を示す平面図、(b)は(a)のX−X線断
面図である。
【図2】図1のA部を拡大した斜視図である。
【図3】本発明の真空吸着装置に備える突起のさまざま
な形状を示す斜視図である。
【図4】(a)は本発明に係る他の実施形態の真空吸着
装置を示す平面図、(b)は(a)のY−Y線断面図で
ある。
【図5】図4のB部を拡大した断面図である。
【図6】本発明の他の真空吸着装置に備える支持壁のさ
まざまな形状を示す断面図である。
【図7】(a)は本発明に係る他の実施形態の真空吸着
装置を示す平面図、(b)は(a)のZ−Z線断面図で
ある。
【図8】(a)は従来の真空吸着装置を示す平面図、
(b)は(a)のP−P線断面図である。
【図9】(a)は従来の真空吸着装置を示す平面図、
(b)は(a)のR−R線断面図である。
【図10】従来の真空吸着装置による吸着状態を示す模式
図である。
【符号の説明】
10:真空吸着装置、 11:セラミック基台、 1
2:凹欠部、13:突起、 13a:突起の頂面、 1
4:保持面、 15:シール壁、15a:シール壁の頂
面、 16:吸引口、 17:排気孔、50:半導体ウ
エハ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミック基台の一主面に凹欠部を有し、
    該凹欠部の底面には複数の突起を備えてなり、該突起の
    頂面とセラミック基台の一主面とは同一平面上にあって
    保持面をなし、上記凹欠部内を減圧することで、被吸着
    物を上記保持面で規定しながら吸着保持する真空吸着装
    置において、上記突起は先細り状で、かつその頂面が点
    又はその面積が0.02mm2 以下であることを特徴と
    する真空吸着装置。
  2. 【請求項2】上記突起の中間部における横断面の面積を
    頂面の2倍以上としたことを特徴とする請求項1に記載
    の真空吸着装置。
  3. 【請求項3】セラミック基台の一主面に凹欠部を有し、
    該凹欠部の底面には複数の支持壁を備えてなり、該支持
    壁の頂面とセラミック基台の一主面とは同一平面上にあ
    って保持面をなし、上記凹欠部内を減圧することで、被
    吸着物を上記保持面で規定しながら吸着保持する真空吸
    着装置において、上記支持壁の断面形状が先細り状で、
    かつその頂面が線又はその厚み幅が0.1mm以下であ
    ることを特徴とする真空吸着装置。
  4. 【請求項4】上記支持壁の中間部における厚み幅を頂面
    の1.5倍以上としたことを特徴とする請求項3に記載
    の真空吸着装置。
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