JP2014116433A - 基板保持部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】パーティクルの発生を抑制できる基板保持部材を提供する。
【解決手段】基板保持部材10は、保持部材本体11の上面に、第1の環状凸部12と、第1の環状凸部12内側の第2の環状凸部13a,13bと、第1の環状凸部12の内側の領域に所定間隔で配置され、かつ第2の環状凸部の上端と比較して高く突出した複数のピン14とを備える。保持部材本体11は、第2の環状凸部13b内側の内殻領域15及び隣り合う2つの環状凸部内側の外殻領域17a,17bに夫々吸引口を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板を保持する基板保持部材に関する。
基板保持部材は、半導体集積回路の製造に用いられるシリコンウエハ等の基板を真空吸着保持する部材として用いられている。また、基板保持部材として、基板との接触面積が少なく基板への損傷が少ないピンチャック式の基板保持部材が比較的多く用いられている。
例えば、保持部材本体の上面に形成された同心状の複数の環状凸部と、最も内側の環状凸部の内側に少なくとも1つの吸引口とを備え、基板を支持するピンの先端を内側の環状凸部の上端より高くすることにより、環状凸部上端と基板との間の隙間を介して基板保持部材と基板との間の空間の負圧状態を広げ、基板を吸着するピンチャック式の基板保持部材が提案されている(特許文献1)。
特開2007−273693号公報
しかしながら、特許文献1に記載された基板保持部材では、複雑な形状のうねりや反りを有する基板を保持する場合、そのうねりや反りにより、環状凸部上端と基板との間の隙間が一部又は大部分塞がれる場合がある。この場合、隙間を介して、最も内側の環状凸部に囲まれた空間から当該空間に隣接する外側の空間に等方的に負圧を発現させることが困難な場合がある。
この場合、局所的な隙間を介して隣接空間の空気が吸引されると、ベンチュリー効果により、基板に対して吸引力が局所的に強く作用する部分が生じて、基板に作用する吸引力に偏りが生じ、平面度を確保した基板の保持が困難な場合があり、また基板の当該部分に当接する複数のピンに圧力が一時的とはいえ集中することによりパーティクルが発生しやすくなる。
そこで、本発明は、基板が基板保持部材に当接することにより生じるパーティクルの発生頻度を抑制できる基板保持部材を提供することを目的とする。
本発明の基板保持部材は、基板を保持する基板保持部材であって、保持部材本体と、前記保持部材本体の上面に形成された第1の環状凸部と、前記保持部材本体の上面に前記第1の環状凸部の内側に形成された少なくとも1つの第2の環状凸部と、前記保持部材本体の上面の少なくとも前記第1の環状凸部の内側の領域に所定間隔で配置され、かつ前記第2の環状凸部の上端と比較して高く突出した前記基板を支持する複数のピンとを備え、前記保持部材本体は、最も内側の前記第2の環状凸部の内側の内殻領域に形成された少なくとも1つの第1の吸引口と、前記第1の環状凸部及び前記第2の環状凸部の中から隣り合う2つの環状凸部の内側の外殻領域毎に形成された少なくとも1つの第2の吸引口と、前記第1の吸引口及び前記第2の吸引口を介して、前記基板を前記基板保持部材に吸引するための吸引経路とを備えることを特徴とする。
本発明の基板保持部材によれば、基板の吸着保持に際して、基板のうねりや反りにより、複数のピンにより支持された基板と第2の環状凸部との間の隙間が少なくとも部分的に塞がれた場合でも、当該隙間のみならず、各領域に形成された吸引口を介して、当該領域の空気が吸引されることにより、基板と基板保持部材との間の空間における負圧発現の偏りを緩和することができる。
従って、局所的な隙間を介して隣接する空間の空気が吸引された場合でも、各領域に形成された吸引口と隙間とを介して、吸着された基板の領域に対して作用する吸引力が均一化され、基板に当接する複数のピンの一部に集中することを回避できるので、基板とピンとの当接状態によるパーティクルの発生頻度を抑制することができる。
また、本発明において、前記吸引経路は前記基板保持部材の外部に真空排気するための共通の排気口を備え、前記排気口から前記第1の吸引口までの前記吸引経路を介した流体抵抗が、前記排気口から前記第2の吸引口までの前記吸引経路を介した流体抵抗と異なることが好ましい。
基板がうねりや反りを有する場合、第1及び第2の吸引口を通じた負圧発現のタイミングを異ならせず、同時に基板全体を基板保持部材に吸引すると、反り等が基板に残留した状態で基板保持部材に吸着される可能性がある。そのため、基板加工精度を向上させる観点だけでなく、ピンの先端が基板に当接することにより発生するパーティクルを抑制する観点からも、基板の平面度を確保した状態での基板の保持が重要となる。ここで、「平面度」とは、平面形体を幾何学的に平行二平面で挟んだときに、平行二平面の間隔が最小となる場合の二平面の間隔で表される大きさをいい、JISB0621に規定されている。
本発明の基板保持部材によれば、共通の排気口を介して真空排気した場合、吸引口を通じた負圧発現のタイミング、ひいては吸着される基板の領域の吸引タイミングを異ならせることができる。ここで、「流体抵抗」とは、流体の動きやすさを示すものであり、吸引経路の断面積の逆数とその長さの積により定義される。
従って、同時に基板全体を基板保持部材に吸引させた場合と比較して、基板保持部材に吸着させる基板の領域を順々に広げるので、吸着していない他の基板の領域にうねりや反りの影響を吸収させながら、基板を基板保持部材に吸着保持させ、基板の平面度を確保した状態で基板を保持できる。
さらに、平面度を確保した状態で基板を保持できるので、基板に当接した複数のピンの先端にかかる力も均一化され、基板に当接する複数のピンの一部に集中することが緩和されるので、基板とピンとの当接によるパーティクルの発生頻度を抑制することができる。
尚、吸引口を通じた負圧発現のタイミングは、内殻領域及び各外殻領域それぞれに応じて定まる面積、すなわち、負圧発現のために吸引すべき空気量を異ならせることによっても、異ならせることができる。
また、本発明において、前記排気口から各吸引口までの流体抵抗は、前記内殻領域を基準として最も外側の第2の吸引口から前記第1の吸引口まで中心方向に次第に小さくなるように、前記第1の吸引口と、前記第2の吸引口と、前記排気口と、前記吸引経路とが構成されていることが好ましい。
本発明の基板保持部材によれば、各吸引口を通じた負圧発現タイミングは内殻領域を基準にして最も外側の第2の吸引口から第1の吸引口へ中心方向に早くなる。
従って、中央部が凸状の反り形状を有する基板の場合だけでなく、例えば中央部が凹状の反り形状を有する基板の場合でも、内殻領域を有する空間から最も外側の外殻領域を有する空間に向かって順々に負圧発現タイミングを遅らせ、基板保持部材に吸着させる基板の領域を広げるので、保持する基板の平面度を確保し、基板とピンとの当接状態によるパーティクルの発生頻度を抑制することができる。
尚、本発明において、前記排気口から前記第1の吸引口までの前記吸引経路に沿った距離は、前記排気口から前記第2の吸引口までの前記吸引経路に沿った距離よりも短いことが好ましい。
また、本発明において、前記第1の吸引口及び前記第2の吸引口は、一本の吸引経路で連通するように形成されていることが好ましい。
複数の吸引経路の場合と比較して、吸引経路における内表面積の低下を図り、吸引経路の内壁と流体との摩擦によるパーティクルの発生頻度を抑制することができる。
さらに、第1及び第2の吸引口が一本の吸引経路で連通するので、第1及び第2の吸引口と第2の環状凸部上の基板との隙間とを介し、基板を基板保持部材に吸引する制御を簡素化でき、また、基板を基板保持部材に吸引する構成も簡素化できる。
本発明の実施形態の基板保持部材を示す概要図。 図1の基板保持部材を用いた基板の保持方法を説明する図。 本発明の他の実施形態の基板保持部材を一部省略して示す概要図。 本発明のさらなる他の実施形態の基板保持部材を一部省略して示す概要図。
(本実施形態の基板保持部材の構成)
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1Aは本発明の実施形態の基板保持部材の概略構成を示す平面図であり、図1Bは図1AのII−II線断面図を示す。本発明の実施形態の基板保持部材10は、低熱膨張率の材料、例えばAl、SiC、BC等のセラミックスによって構成されている。尚、符号21で示された図1Bの一点鎖線は、基板保持部材10の中心線を示す。
図1A及び図1Bに示されるように、基板保持部材10は、円形板状の保持部材本体11と、保持部材本体11の上面に形成された円環状の環状凸部12(第1の環状凸部)と、保持部材本体11の上面に環状凸部12の内側に形成された2つの環状凸部13a,13b(第2の環状凸部)と、保持部材本体11の上面の環状凸部12の内側の領域に配置された複数のピン14とを備える。
尚、本明細書において、基板が基板保持部材10に接して固定される側の保持部材本体11の面を上面とし、同様に基板保持部材10の面を上面として説明する。そして、基板保持部材10の上面が基板の裏面(底面)に接して固定するものとして説明する。
保持部材本体11は、最も内側の環状凸部13bの内側の内殻領域15に形成された円形の3つの吸引口16l,16c,16r(第1の吸引口)と、環状凸部12及び環状凸部13a,13bの中から隣り合う2つの環状凸部の内側の外殻領域17a,17b毎に形成された円形の吸引口18a,18b(第2の吸引口)とを備える。吸引口16l,16c,16r,18a,18bの直径は一定の大きさに形成されている(例えば、1mm〜10mm)。
また、保持部材本体11は、吸引口16l,16c,16r及び吸引口18a,18bを介して、基板を基板保持部材10に吸引するための吸引経路19を内部に備え、図示しない真空ポンプ等の真空排気機構を用いて排気口20から真空排気することにより、吸引口16l,16c,16rを介して基板を基板保持部材10に吸引する。
環状凸部12は保持部材本体11の上面の外周縁近傍に設けられた円環状の凸部であり、環状凸部13a及び13bは環状凸部12に囲まれた保持部材本体11の上面に環状凸部12と同心状に設けられた円環状の凸部である。環状凸部12,13a,13bの幅は所定幅(例えば0.1〜0.3mm)になるように形成されている。環状凸部は環状の凸部であればよく、例えば四角形等の多角形や、内殻領域15と外殻領域17a,17bの中心の少なくとも1つが保持部材本体11の中心とずれた形状の凸部等とすることも可能である。
本実施形態では、最も外側の環状凸部12の内側に2つの環状凸部13a,13bを設けたが、1又は3つ以上の環状凸部を設けることも可能である。環状凸部12内側の環状凸部13a,13bの半径は、環状凸部12の半径の1/10〜1/2の範囲の大きさに形成される。
基板が固定される側の環状凸部12の上端は、環状凸部13a,13bの上端よりも高く突出し、例えば5〜10μm高く突出するように形成されている。また、環状凸部12の上端は研削・研磨等の公知の手法を用いたラウンド加工が施されており、環状凸部13a,13bの上端は断面が矩形状に形成されている。尚、環状凸部13a,13bの上端は、ラウンド加工が施されてもよい。
複数のピン14は、一定間隔でほぼ均一に保持部材本体11上面の内殻領域15及び外殻領域17a,17bに配置され、例えば近接する3本のピン14が正三角形になるように配置されている。保持部材本体11上面からのピン14の高さは一定の高さ(例えば、0.05mm〜0.3mm)に、ピン径は一定の大きさ(0.10mm〜1.0mm)に形成されている。
また、保持部材本体11に載置された基板を支持するピン14の先端は、環状凸部13a,13bの上端と比較して高く突出し、環状凸部12の上端と同じ高さに位置するように形成されている。また、ピン14の先端は環状凸部12と同様、ラウンド加工が施されている。
3つの吸引口16l,16c,16rは環状凸部13b内側の内殻領域15に形成された吸引口であり、吸引口18aは環状凸部13aと環状凸部13bに挟まれた外殻領域17aに形成された吸引口であり、吸引口18bは環状凸部13aと環状凸部12に挟まれた外殻領域17bに形成された吸引口である。吸引口18aは2つの環状凸部13a,13bの間の中央位置に、吸引口18bは環状凸部13aと環状凸部12の間の中央位置に形成されている。
吸引口16l,16c,16r,18a,18bの数はこれに限定されず、内殻領域15及び外殻領域17a,17b毎に少なくとも1つ形成されていればよく、内殻領域15の吸引口の数をさらに多く形成してもよい。
本実施形態では、3つの吸引口16l,16c,16rと吸引口18a,18bが保持部材本体11の中心を通る吸引経路19上に並ぶように形成され、吸引口16cが保持部材本体11の中心に位置するように形成されている。吸引口16l,16c,16r,18a,18bは同じ開口面積に形成されている。尚、吸引口のうち内殻領域15を基準として最も外側の吸引口18bから当該中心に位置する吸引口16cまで中心方向に、次第に開口面積が大きくなるように、すなわち、吸引口16cの開口面積が最大になるように形成してもよい。吸引口の直径は1mm〜10mmになるように形成される。
吸引経路19は、板状の保持部材本体11と平行で、一方の経路は吸引口16l,16c,16r,18a,18bが接続する直線経路と、吸引口16cの位置でその直線経路から所定角度、例えば90°、120°等をなす方向に分岐して直線状に延びて排気口20に接続する直線経路とから構成される、(保持部材本体11の径方向と垂直な)断面積が同じである2本の直線経路により構成された1本の経路である。
尚、吸引経路は、必ずしも1本の経路である必要はない。吸引経路は、単一又は複数の排気口と、複数の制御弁とを備える複数経路として構成し、排気口から各吸引口までの流体抵抗が同じである場合でも、制御弁の開閉タイミングを異ならせることで、吸引口16l,16c,16r,18a,18bを通じた基板を吸引するタイミングを異ならせることができる。また、吸引経路の断面積が一定であるので、吸引口の開口面積を異ならせることによっても、各吸引口を通じた基板を吸引するタイミングを異ならせることができる。
また、吸引経路19は、排気口20から各吸引口までの吸引経路19に沿った距離に関して、排気口20から吸引口16cまでの距離が最短で、排気口20から吸引口16cまの距離が排気口20から吸引口18a,18bまでの距離よりも短くなるように形成されている。そして、吸引経路19の断面積が、吸引口16l,16c,16r及び吸引口18a,18bの開口面積よりも大きくなるように設けられている。
尚、吸引経路19と保持部材本体11上面との間の肉厚は2mm以上とすることが好ましい。肉厚が2mm未満の場合、基板を基板保持部材に吸引した際、吸引経路19と保持部材本体11上面との間の保持部材本体11の撓みにより、基板の平面度を維持した状態で基板を吸着保持することが困難になる場合がある。
(基板保持部材の製造方法)
図1に示されている構成の基板保持部材は、以下の手順にしたがって製造される。
略円盤状の緻密質セラミックス焼結体の基体が作製又は準備される。緻密質セラミックスとしては、気孔率が0.1%以下の焼結体が用いられ、真空チャックが軽量かつ高剛性であることが要求される場合、SiCまたはBCが用いられることが好ましい。
基体の上面が平面加工された上で、さらにブラスト加工、マシニング加工またはエッチング加工等が施されることにより、リブ及び複数のピンが形成される。基体にドリル加工が施されることにより吸引口、吸引経路、排気口が形成される。尚、セラミックス成形体に吸引口、吸引経路、排気口を形成した上で、当該成形体を焼成することにより、あらかじめ形成されたセラミックス焼結体が基体として作製されてもよい。
また、吸引経路に関して、ドリル加工が困難な長さ及び経路径の場合は、基体下部に吸引経路となる溝を形成し、リブ及び複数のピンが形成される基体上部をガラスやシリコン金属などの接合材を介して接合してもよい。
(本実施形態の基板保持部材10を用いた基板の保持方法)
次に、基板の裏面中央を中心に凸状に湾曲した反りを有する基板30を例に、本実施形態の基板保持部材10を用いた基板の保持方法について、図2を用いて説明する。図2Aは、基板30を基板保持部材10に載置した状態を示す図であり、図2Bは、基板30を基板保持部材10に吸引して保持した状態を示す図である。
まず、図示しない基板搬送用のローダにより、基板30が基板保持部材10上方に搬送され載置される。図2Aに示すように、基板30の裏面は凸状に湾曲した反りを有するので、基板30が基板保持部材10上に載置されると、基板30は、保持部材本体11の内殻領域15を囲む環状凸部13bと、内殻領域15のピン14とに当接する。
尚、基板30が基板保持部材10上に載置されたとき、基板30の裏面は、凸状に湾曲した反りを有するので、環状凸部13bより径方向外側に存在するピン14及び環状凸部12,13aとは接触しない。
次に、図示しない真空排気機構を用いて吸引口16l,16c,16r,18a,18bを介して保持部材本体11上面上を真空排気する。環状凸部13b内側の内殻領域15と、環状凸部13bと、吸引口16l,16c,16rを有する保持部材本体11の基板30とにより囲まれた空間は、環状凸部13b外側の空間と比較して、低い負圧状態に減圧される。このため、負圧状態の空間を形成した基板30の領域が選択的に基板保持部材10に吸着される。
ここで、ピン14の先端は、環状凸部13bの上端と比較して高く突出するように形成されていることから、ピン14に吸着載置された基板30と環状凸部13bとの間には、隙間を有する。
引き続き、真空排気機構を用いて吸引口16l,16c,16r,18a,18bを介して保持部材本体11上面上を真空排気すると、仮に基板のうねりや反りにより、環状凸部13b上端上の隙間が一部又は大部分塞がれた場合でも、最初に形成された負圧状態の空間が有する吸引口16l,16c,16r以外の吸引口18aと、当該隙間とを介して、等方的に負圧状態の空間が広がる。すなわち、環状凸部13bにより囲まれた空間に続いて、環状凸部13a,13bと、吸引口18aを有する外殻領域17aと、基板30とにより囲まれた空間も、第2の環状凸部13aの外側と比較して、低い負圧状態に減圧される。
このため、基板保持部材10に吸着された内殻領域15上の基板30の領域と、外殻領域17a上の基板30の領域とが、基板保持部材10に吸着される。
さらに、保持部材本体11上面上を真空排気すると、環状凸部13a上端上の隙間及び吸引口18bを介して等方的に負圧状態の空間が広がる。すなわち、第2の環状凸部13aにより囲まれた負圧状態の空間に続いて、環状凸部12及び環状凸部13aと、吸引口18bを有する外殻領域17bと、基板30とにより囲まれた空間も、環状凸部12の外側と比較して、低い負圧状態に減圧される。
従って、最初に基板保持部材10に吸着した基板30の領域を基点として、基板保持部材10に吸着させる基板の領域をタイムラグを持たせながら広げ、図2Bに示すように、最終的に基板30を基板保持部材10に完全に吸着保持する。
尚、基板の裏面中央を中心に凸状に湾曲した反りを有する基板30を例に、本実施形態の基板保持部材10を用いた基板の保持方法について説明したが、本実施形態の基板保持部材10は異なる反り形状を有する基板、例えば基板の裏面中央を中心に凹状の反り形状を有する基板についても適用できる。
具体的には、真空排気機構を用いて吸引口16l,16c,16r,18a,18bを介して保持部材本体11上面上を真空排気すると、載置された基板に接触するピン14を有する保持部材本体11の領域を外側から囲む環状凸部12,13a,13bのいずれかと、基板と、保持部材本体11とによって囲まれた空間が負圧状態になる。
そして、引き続き真空排気を行うと、負圧状態の空間を形成した基板の領域を基点として、基点から離れる方向に基板保持部材に吸着させる基板の領域をタイムラグを持たせながら順々に広げ、最終的に基板を基板保持部材10に完全に吸着保持する。
(実験結果)
実施例として、直径310mmで厚さ12mmの円形板状の保持部材本体の上面に同心状に形成された、保持部材本体に半径148mmで保持部材本体上面からの高さ0.1mm、幅0.2mmの円環状の第1の環状凸部と、第1の環状凸部内側に形成された2つの第2の環状凸部(半径100mmで保持部材本体上面からの高さ0.09mmの環状凸部と、半径50mmで保持部材本体上面からの高さ0.09mmの環状凸部)とを有する基板保持部材を形成した。
また、実施例の基板保持部材は、SiCで形成され、保持部材本体上面の第2の環状凸部内側の領域に所定間隔(5mm)で配置された約2800個の高さ0.1mmで直径0.25mmのピンを備える。ピンの先端と第1の環状凸部の上端は、曲率半径5μmになるようにラウンド加工を行った。
保持部材本体の内殻領域には直径2mmの3つの吸引口を、2つの外殻領域にはそれぞれ直径2mmの吸引口を1つずつ形成し、各吸引口が断面積19.6mmの吸引経路と接続するように形成した。
吸引経路は、保持部材本体と平行で、内殻領域及び外殻領域に形成された5つの吸引口が直線経路により接続され、保持部材本体の中心位置でその直線経路から分岐して直線状に延びて排気口に直線経路により接続されるように形成した。尚、吸引経路は、保持部材本体上面との間の肉厚を5mmとした。
内殻領域の吸引口の1つは保持部材本体の中心位置に、そして、内殻領域の他の2つの吸引口は前記中心位置を中心とする直径40mmの円周上の対向する位置で、各吸引口の直下に吸引経路が存する位置になるように形成した。
また、第2の環状凸部に囲まれた内側の外殻領域の吸引口は前記中心位置の吸引口からの距離が75mmとなる位置に、第1の環状凸部と第2の環状凸部に囲まれた外側の外殻領域の吸引口は前記中心位置の吸引口からの距離が125mmとなる位置に、各吸引口の直下に吸引経路が存する位置になるように形成した。尚、排気口は、前記中心位置の吸引口から125mmとなる位置に形成した。
比較例として、保持部材本体の内殻領域に直径2mmの3つの吸引口のみを形成した基板保持部材を用いた。外殻領域に吸引口を形成しない以外は、実施例の基板保持部材と同じように構成した。
基板として、直径300mmの裏面中央を中心に凸状に湾曲した平面度0.4mmのシリコンウエハを用いた。基板の表面粗さRaは、0.02μmに加工した。
各実施例及び各比較例の基板保持部材に12インチのシリコンウエハがピンと当接するように載置し、排気口に接続された真空吸引装置(真空ポンプ)を作動させて−95kPaの真空を発生させ、ウエハを基板保持部材に吸着させた。このときのウエハが全面吸着するまでの到達時間を吸着保持状態までの到達時間として計測した。また、全面吸着後のウエハ表面の平面度を、レーザー干渉式形状測定機(Zygo社製MARK-GPI-XPS)を用いて測定した。
その後、真空吸引装置の作動を停止させて、大気圧に戻してウエハを離脱させた。そして、レーザー散乱方式のウエハ表面検査装置を用いて、ウエハの基板保持部材に吸着した裏面に付着した1[μm]以上のパーティクルの数をパーティクル発生数として計測した。
表1の実施例から、円形板状の保持部材本体の上面に同心状に形成された、第1の環状凸部及び第1の環状凸部内側の2つの第2の環状凸部と、内殻領域及び外殻領域毎に設けられた吸引口と、第2の環状凸部の上端と比較して高く突出した複数のピンとを備える基板保持部材により、基準範囲1μm内の平面度0.285μmで、凸状に湾曲したウエハが基板保持部材に吸着保持されたことがわかる。さらに、吸着保持状態までの到達時間は432μsで、湾曲が基板に残留した状態で基板保持部材に吸着されることを回避するために、基板全体が同時に基板保持部材に吸引されていないことがわかる。
比較例は、吸引口が内殻領域のみに形成されているので、基板と第2の環状凸部との間の隙間を介して、内殻領域と最も内側の第2の環状凸部に囲まれた空間から当該空間に隣接する外側の空間に等方的に負圧が発現されない。その結果、基板に対して吸引力が局所的に強く作用する部分が生じて、基板に対する吸引力の偏りが生じ、基板吸着保持状態までの到達時間が実施例よりも長い1724μsであったにも関わらず、平面度が5μm以上となり、測定できなかった。
さらに、基板に対して吸引力が局所的に強く作用する部分が生じたことにより、基板の当該部分に当接するピンに圧力が一時的に集中する。この結果、比較例は、実施例が265個のパーティクルを発生したのに対して、1396個のパーティクルが発生した。
(他の実施形態の基板保持部材)
次に、本発明の他の実施形態を図3に従って説明する。図3は、他の実施形態の基板保持部材からピン14を省略して示す概要図である。図1Aに示される実施形態の基板保持部材10では吸引口16cが排気口20から最短距離に設けられているのに対して、図3に示される他の実施形態の基板保持部材30は外殻領域17aの吸引口38aが排気口40から最短距離になるように設けられている。
また、保持部材本体31は、環状凸部13b内側の内殻領域15に1つの吸引口36(36c)と、環状凸部13aと環状凸部13bに挟まれた外殻領域17aに吸引口38aと、環状凸部13aと環状凸部12に挟まれた外殻領域17bに吸引口38bとを備える。吸引口38aは、吸引口36及び吸引口38bより大きな開口面積を有する。従って、排気口からの流体抵抗が吸引口38aと吸引口38bとで略同じである場合、開口面積の差異により、吸引口38aを有する環状凸部13aと環状凸部13bで囲まれる空間で、環状凸部12と環状凸部13aとで囲まれる空間よりも先に負圧が発現する。
また、吸引口36,38a,38bの開口面積が同じである場合、吸引経路の断面積及び長さにより決定される流体抵抗の差異により、環状凸部13aと環状凸部13bで囲まれる空間が他の環状凸部で囲まれる空間と比較して先に負圧が発現する。
尚、吸引口を通じた負圧発現のタイミングは、排気口から各吸引口までの吸引経路を介した流体抵抗だけでなく、環状凸部12と環状凸部13aで囲まれる空間体積、環状凸部13a,13bで囲まれる空間体積、及び内殻領域15を囲む環状凸部12で囲まれる空間体積を異ならせることによっても異ならせることができる。
吸引口を通じた負圧発現のタイミングは、内殻領域15及び外殻領域17a,17bそれぞれに応じて定まる面積、すなわち、負圧発現のために吸引すべき空気量を異ならせることによっても、異ならせることができる。
さらに、本発明のさらなる他の実施形態について説明する。図4は、さらなる他の実施形態の基板保持部材からピン14を省略して示す概要図である。図1Aに示される基板保持部材10は、外殻領域17aに1つの吸引口18aと、外殻領域17bに1つの吸引口18bとを備え、保持部材本体11の中心に位置する吸引口16c、吸引口18a、吸引口18bの順に径方向に同一直線上に並ぶように形成されている。
これに対して、図4に示されるさらなる他の実施形態の基板保持部材50は、外殻領域17aに2つの吸引口18a,18a’と、外殻領域17bに2つの吸引口18b,18b’とを備える。基板保持部材50では、吸引口18b’、吸引口18a’、3つの吸引口16l,16c,16r、吸引口18a、吸引口18bの順に保持部材本体11の中心を通る同一直線上に、かつ保持部材本体11の中心に位置する吸引口16を中心に対称に並ぶように形成されている。
尚、吸着される基板に偏りを生じさせないために外殻領域に吸引口を多く設けた方がよいが、吸引経路の断面積及び長さに起因するパーティクルの発生を考慮して、吸引口の数及び吸引経路が設計されることが好ましい。
10,30,50…基板保持部材、11,31,51…保持部材本体、12…第1の環状凸部、13a,13b…第2の環状凸部、14…ピン、15…内殻領域、16l,16c,16r…第1の吸引口、17a,17b…外殻領域、18a,18a’,18b,18b…第2の吸引口、19,39,59…吸引経路、20,40,60…排気口、30…基板。

Claims (5)

  1. 基板を保持する基板保持部材であって、
    保持部材本体と、
    前記保持部材本体の上面に形成された第1の環状凸部と、
    前記保持部材本体の上面に前記第1の環状凸部の内側に形成された少なくとも1つの第2の環状凸部と、
    前記保持部材本体の上面の少なくとも前記第1の環状凸部の内側の領域に所定間隔で配置され、かつ前記第2の環状凸部の上端と比較して高く突出した前記基板を支持する複数のピンとを備え、
    前記保持部材本体は、
    最も内側の前記第2の環状凸部の内側の内殻領域に形成された少なくとも1つの第1の吸引口と、
    前記第1の環状凸部及び前記第2の環状凸部の中から隣り合う2つの環状凸部により挟まれる外殻領域毎に形成された少なくとも1つの第2の吸引口と、
    前記第1の吸引口及び前記第2の吸引口を介して、前記基板を前記基板保持部材に吸引するための吸引経路とを備える基板保持部材。
  2. 請求項1記載の基板保持部材であって、
    前記吸引経路は前記基板保持部材の外部に真空排気するための共通の排気口を備え、
    前記排気口から前記第1の吸引口までの前記吸引経路を介した流体抵抗が、前記排気口から前記第2の吸引口までの前記吸引経路を介した流体抵抗と異なることを特徴とする基板保持部材。
  3. 請求項2記載の基板保持部材であって、
    前記排気口から各吸引口までの流体抵抗は、前記内殻領域を基準として最も外側の第2の吸引口から前記第1の吸引口まで中心方向に次第に小さくなるように、前記第1の吸引口と、前記第2の吸引口と、前記排気口と、前記吸引経路とが構成されていることを特徴とする基板保持部材。
  4. 請求項3記載の基板保持部材であって、
    前記排気口から前記第1の吸引口までの前記吸引経路に沿った距離は、前記排気口から前記第2の吸引口までの前記吸引経路に沿った距離よりも短いことを特徴とする基板保持部材。
  5. 請求項4記載の基板保持部材であって、
    前記第1の吸引口及び前記第2の吸引口は、一本の吸引経路で連通するように形成されていることを特徴とする基板保持部材。
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