JP7125326B2 - 基板保持部材 - Google Patents
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Description
図1~図3に示されている本発明の第1実施形態としての基板保持部材は、基体1と、基体1の上面101から上方に向って突出する複数の上面凸部110と、基体1の上面101から上方に向って突出し、かつ、複数の上面凸部110を囲うように環状に延在する環状上面凸部114と、基体1の下面102から下方に向って突出する複数の下面凸部120と、基体1の下面102から窪んでいる凹部により構成されている通気路22と、通気路22に連通し、かつ、基体1の上面101に開口部を有する通気孔21と、基体1の下面102から下方に向かって突出し、かつ、通気路22を吸気する際の気密シールのために通気路22の下面開口を囲うように環状に延在する内側環状下面凸部122と、基体1の下面102の外縁部から下方に向かって突出し、かつ、複数の下面凸部120を囲うように環状に延在する外側環状下面凸部124と、を備えている。
本発明の第1実施形態としての基板保持部材によれば、基体1が複数の下面凸部120のそれぞれを載置台4の上面に当接させた状態で、当該載置台4により支持される。基体1の下面102における内側環状下面凸部122の内側に、載置台4に形成されている通気路42の開口部が含まれるように基体1が載置台4に対して位置合わせされる。
図4~図5に示されている本発明の第2実施形態としての基板保持部材によれば、通気路22が、基体1の下面102から窪んでいる凹部ではなく、基体1の内部に終端を有し、上方が天井部221により画定され、かつ、下方が床部222により画定される中空空間により構成されている。具体的には、通気路22は、基体1の下面102における開口部から上方に延在した後、基体1の上面101と平行な方向に延在し、基体1の内部で終端している(図1参照)。
本発明の第2実施形態としての基板保持部材によれば、通気路22に負圧領域が形成されることにより、基体1の上面101側において通気路22が形成されている分だけ厚さが局所的に小さい天井部221に下方への力が作用しても、第1実施形態と同様の理由により、基板Wが天井部221に配置されている少なくとも一部の上面凸部110および天井部221から外れている箇所に配置されている上面凸部110のそれぞれの上端面1100に均一に当接した状態で、基板保持部材に吸着保持され、この際の当該基板Wの平面度の向上が図られる。そして、基板Wの表面(上面)において、所望のパターンの回路形成のためのエッチング処理など、所定の処理が実施されうる。
Claims (10)
- 上面および下面を有する平板状の基体と、前記基体の上面から上方に向って突出する複数の上面凸部と、前記基体の下面から窪んでいる凹部により構成される通気路と、前記通気路に連通し、かつ、前記基体の上面に開口部を有する一または複数の通気孔と、を備えている基板保持部材であって、
前記基体の上面に垂直な一または複数の指定断面において、前記通気路の上方における前記基体の天井部が、当該天井部のなかで厚さが極小となる極小箇所と、当該天井部の端部において厚みが極大となる極大箇所とを有し、前記天井部は、前記極小箇所から前記極大箇所まで連続的または断続的に厚みが増大している天井肥厚部を有していることを特徴とする基板保持部材。 - 請求項1記載の基板保持部材であって、
前記指定断面における前記天井部の形状が、前記基体の上面に垂直な方向に沿って前記天井部の一対の前記端部の中間を通る中心線を基準として鏡映対称性を有するように、前記通気路が前記基体に形成されていることを特徴とする基板保持部材。 - 請求項1または2記載の基板保持部材において、
前記天井肥厚部が、前記通気路の幅以上の所定距離にわたって前記通気路の延在方向に連続していることを特徴とする基板保持部材。 - 請求項1~3のうちいずれか1項に記載の基板保持部材において、
前記基体の上面において、前記通気路の上方における前記極小箇所から外れるように前記上面凸部が配置されていることを特徴とする基板保持部材。 - 上面および下面を有する平板状の基体と、前記基体の上面から上方に向って突出する複数の上面凸部と、前記基体の内部において前記基体の上面に対して平行に直線状または曲線状に延在する中空空間により構成される通気路と、前記通気路に連通し、かつ、前記基体の上面に開口部を有する一または複数の通気孔と、を備えている基板保持部材であって、
前記通気路の延在方向に対して垂直な指定断面において、前記通気路が前記基体の少なくとも一部に直線状部を有する内壁面により画定され、前記通気路の上方における前記基体の天井部が、当該天井部のなかで厚さが極小となる極小箇所と、当該天井部の)端部において厚みが極大となる極大箇所とを有し、前記天井部は、前記極小箇所から前記極大箇所まで連続的または断続的に厚みが増大している天井肥厚部を有していることを特徴とする基板保持部材。 - 請求項5記載の基板保持部材であって、
前記指定断面における前記天井部の形状が、前記基体の上面に垂直な方向に沿って前記天井部の一対の前記端部の中間を通る中心線を基準として鏡映対称性を有するように、前記通気路が前記基体に形成されていることを特徴とする基板保持部材。 - 請求項5または6記載の基板保持部材において、
前記基体の上面において、前記通気路の上方における前記極小箇所から外れるように前記上面凸部が配置されていることを特徴とする基板保持部材。 - 上面および下面を有する平板状の基体と、前記基体の上面から上方に向って突出する複数の上面凸部と、前記基体の内部において前記基体の上面に対して平行に直線状または曲線状に延在する中空空間により構成される通気路と、前記通気路に連通し、かつ、前記基体の上面に開口部を有する一または複数の通気孔と、を備えている基板保持部材であって、
前記通気路の延在方向に対して垂直な指定断面において、前記通気路が円形状であり、かつ前記通気路の上方における前記基体の天井部が、前記天井部のなかで厚さが極小となる極小箇所を有し、当該極小箇所の厚さが前記上面と平行な方向における前記通気路の最大幅よりも小さいことを特徴とする基板保持部材。 - 請求項8に記載の基板保持部材において、
前記基体の上面において、前記通気路の上方における前記極小箇所から外れるように前記上面凸部が配置されていることを特徴とする基板保持部材。 - 上面および下面を有する平板状の基体と、前記基体の上面から上方に向って突出する複数の上面凸部と、前記基体の下面から窪んでいる凹部により構成される通気路と、前記通気路に連通し、かつ、前記基体の上面に開口部を有する一または複数の通気孔と、を備えている基板保持部材であって、
前記基体の上面に垂直な一または複数の指定断面において、前記通気路の上方における前記基体の天井部が、当該天井部のなかで厚さが極小となる極小箇所と、前記天井部のなかで厚さが前記極小箇所から連続的または断続的に増大することにより極大となる極大箇所と、を有し、かつ、前記極大箇所の下端部が前記基体の下面または下端部よりも上方に位置していることを特徴とする基板保持部材。
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