JPH10231023A - 基板搬送方法および基板搬送カセット - Google Patents

基板搬送方法および基板搬送カセット

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JPH10231023A
JPH10231023A JP9038707A JP3870797A JPH10231023A JP H10231023 A JPH10231023 A JP H10231023A JP 9038707 A JP9038707 A JP 9038707A JP 3870797 A JP3870797 A JP 3870797A JP H10231023 A JPH10231023 A JP H10231023A
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JP
Japan
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substrate
cassette
entrance
substrates
closing
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JP9038707A
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English (en)
Inventor
Isamu Inoue
勇 井上
Koichi Kodera
宏一 小寺
Osamu Matsunaga
修 松永
Kiyohiko Kitagawa
清彦 北川
Takayuki Taguchi
尊之 田口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/677Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations
    • H01L21/67763Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations the wafers being stored in a carrier, involving loading and unloading
    • H01L21/67775Docking arrangements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近年のLCDやPDPの大型化に対応するに
は、製造面においては効率のよい大型基板搬送技術が要
求されており、この要求に対応できる所要スペースの小
さい大型基板搬送方法、および、それを可能とする基板
搬送カセットが必要となっている。 【解決手段】 複数の基板を収納した基板搬送カセット
50と、その基板搬送カセット50を積載する台車55
と、垂直方向に回動する回動アーム71を有する複数の
カセット保持台70とから成り、他のカセット保持台の
近傍から搬送先のカセット保持台の近傍へ台車55で運
ばれてきた基板搬送カセット50を、搬送先のカセット
保持台70の回動アーム71により台車55の下方から
上方へ持ち上げて、台車55からカセット保持台70に
基板搬送カセット50を移すものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はLCD(液晶ディス
プレイ)やPDP(プラズマディスプレイ)等を製造す
る際の基板搬送方法および基板搬送カセットに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、LCDやPDPは、用途面から
は、より見やすく、より表現力のあるディスプレイとし
てサイズの大型化が求められ、また製造コスト面から
は、1枚の基板から多数のパネルを取ることが求められ
ている。その要求に応えるためにパネルの基板サイズは
大型化の一途を辿っている。特に、PDPにおいては、
LCDよりも大きなサイズの生産が容易であるので、特
に大型の基板が要求されており、製造する際に効率のよ
い大型基板搬送技術が必要となる。
【0003】以下図面を参照しながら、従来の基板搬送
方法の一例について説明する。図19は従来の基板搬送
カセット(以下カセットと略す)10と台車20とカセ
ット保持台30とを用いた基板搬送方法を模式的に側面
図で示すものである。図19において、カセット10は
複数の基板1を収納している。カセット10に設けら
れ、基板1をピッチPだけ空けて保持するための棚部は
図示を省略してある。また図19は、自動あるいは手押
しにより、カセット10を積載した台車20を、前の工
程のカセット保持台(図示せず)の近傍から次の工程の
カセット保持台30の近傍に移動して来た状態を示して
いる。次に、台車20は、図20に示すように台車20
に設けられた腕21a、21bを矢印Aの向きに延ばし
て、カセット10をカセット保持台30の上まで移送
し、腕21a、21bを矢印Bの向きに下げてカセット
10をカセット保持台30の所定の位置に置く。31
は、腕21a、21bとカセット保持台30との干渉を
避けるための窪みである。さらに腕21a、21bが矢
印Aとは逆向きに縮んで台車20に収納され、図21の
状態となる。引き続いて、カセット保持台30に設けら
れた基板整列バー32により、基板1をカセット10の
基板出入り方向(矢印C方向)と直交する方向の中央部
に整列させる。これは、公知のロボット(図示せず)
で、図20に示すカセット保持台30に対して台車20
とは反対側(図20のHD側)から基板1をカセット1
0より矢印A方向へ抜き出す時に、基板1が図22に示
すカセット10の側板11に当たらないようにするた
め、あるいは、ロボットがカセット10から抜いた基板
1を、基板処理装置(図示せず)の所定の位置に正確に
置けるようにするために行われる。この基板1を整列さ
せる動作を図21の正面図を示す図22を用いて説明す
る。図22において基板整列バー32をエアシリンダー
(図示せず)等で矢印D方向に押し込むと、図23に示
すように基板整列バー32が一点鎖線で示す位置32a
まで進み、それまで図22に示すように不揃いであった
基板1の両側面を押して、全ての基板1をカセット10
の前記基板出入り方向(図21の矢印C方向)と直交す
る方向(図23の矢印D、E方向)の中央部に位置させ
る。次に基板整列バー32を矢印E方向にエアシリンダ
ー等で駆動して元の位置に戻して整列動作を終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、図19に示す基板の長さLが長くなる
と、台車20とカセット保持台30との全体の長さS1
がきわめて長くなる。カセット保持台30は、基板処理
装置の基板出入り口に配置されるので、その基板処理装
置の台数が多くなると台車20とカセット保持台30の
占める面積がきわめて大きくなり、大きなクリーンルー
ムが必要となる。クリーンルームを大きくするとクリー
ンルームの建設費が高くなるばかりでなく、クリーン度
維持のための運転コストが大きくなり、生産コストが高
くなるという問題点があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、台車とカセッ
ト保持台との全体の長さを小さくできる基板搬送方法お
よび基板搬送カセットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の請求項1記載の本発明の基板搬送方法は、
基板を収納した基板搬送カセットを積載した台車をカセ
ット保持台の近傍へ移動し、前記カセット保持台に設け
られた回動アームにより前記基板搬送カセットを持ち上
げて、前記台車上の前記基板搬送カセットを前記カセッ
ト保持台に移すものである。この方法によって、カセッ
ト保持台の長さは回動アームとその駆動部を収納する長
さ有ればよいので、台車とカセット保持台のトータル長
さを従来の構成よりも飛躍的に小さくすることができ
る。
【0007】請求項2記載の本発明の基板搬送方法は、
基板を収納した基板搬送カセットを積載した台車をカセ
ット保持台の近傍へ移動し、前記カセット保持台に設け
られた回動アームにより前記基板搬送カセットを持ち上
げて、前記台車上の前記基板搬送カセットを前記カセッ
ト保持台に移し、前記カセット保持台上で前記基板搬送
カセットを前記台車とは反対方向に所要距離送るもので
ある。この方法によって、カセットを台車側と反対方向
に寄せてカセット保持台上に載置できるのでカセット保
持台の反台車側から基板を抜き出す距離を短くすること
ができる。したがって、カセットから基板を抜き出すロ
ボットのストロークを短くすることができ、ロボットを
安価に構成することが出来る。
【0008】請求項3記載の本発明の基板搬送方法は、
基板を収納した基板搬送カセットを積載した台車をカセ
ット保持台へ移動し、前記台車の外周両側面を挟むよう
に前記カセット保持台に設けられた少なくとも一組のロ
ーラの間に前記台車を押し込んで位置決めするものであ
る。この方法によって、作業者が手押しで台車を位置決
めする場合、その台車の外周側面を見ながらその外周側
面が前記ガイドローラに接触するように押し込めば容易
に位置決めできるので良好な作業性を得ることができ
る。
【0009】請求項4記載の本発明の基板搬送方法は、
請求項1または2に記載の基板搬送方法において、基板
搬送カセットと台車、および、前記基板搬送カセットと
カセット保持台の回動アームとは各々嵌合部を有してお
り、外形寸法の異なる複数の前記基板搬送カセットが共
通のサイズの前記嵌合部を有するものを使用するもので
ある。この方法によって、サイズの異なるカセットでも
台車やカセット保持台の寸法を変える必要はないので、
異なるサイズの基板を効率よく工程に流すことができ
る。
【0010】請求項5記載の本発明の基板搬送カセット
は、基板を収納するカセット本体と、このカセット本体
への前記基板の出入口を開閉する開閉部材と、前記基板
の出入口側とは反対側である前記基板の後端の両端角部
に近接し、前記基板の後端部を前記カセット本体の前記
基板の出入り方向と直交する方向の中央部に位置決めす
る基板後端位置決め部材と、前記開閉部材に設けられて
あって、前記基板の出入口側である前記基板の前端の両
端角部に近接し、前記基板の前端部を前記カセット本体
の前記基板の出入り方向と直交する方向の中央部に位置
決めする基板前端位置決め部材とを有するものである。
この構成によって、開閉部材の開閉によって基板をカセ
ットの中央部へ整列することができるのでカセット保持
台で基板整列する必要がない。したがって、請求項1記
載の搬送を行わしめるためのカセット保持台の構造が非
常に簡単となる。
【0011】請求項6記載の本発明の基板搬送カセット
は、基板を収納するカセット本体と、このカセット本体
への前記基板の出入口以外の5面を塞ぐカバーと、前記
出入口を開閉可能な前面カバーと、前記基板の出入口側
とは反対側である前記基板の後端の両端角部に近接し、
前記基板の後端部を前記カセット本体の前記基板の出入
り方向と直交する方向の中央部に位置決めする基板後端
位置決め部材と、前記前面カバーに設けられてあって、
前記基板の出入口側である前記基板の前端の両端角部に
近接し、前記基板の前端部を前記カセット本体の前記基
板の出入り方向と直交する方向の中央部に位置決めする
基板前端位置決め部材とを有するものである。この構成
によって、請求項5と同様の効果と、更にカセットの6
面を塞いだことによって、クリーン度の悪い環境中を搬
送しても内部の基板は汚染されないので、基板搬送路の
クリーン度を落とすことができるようになる。したがっ
てクリーンルームの建設費が安価になるばかりでなく、
クリーン度維持のための運転コストも低くすることがで
きる。
【0012】請求項7記載の本発明の基板搬送カセット
は、基板を収納するカセット本体と、このカセット本体
の前記基板の出入口以外の面を塞ぐカバーと、前記出入
口を開閉可能な前面カバーと、前記カセット本体の下部
に設けた車輪とからなるものである。この構成によっ
て、基板サイズが大きくなって基板入りカセットの重量
が大きくなっても台車無しでも容易に、しかも基板を汚
染させることなく、例えば床上を転がせて移動させるこ
とができるので緊急時に優れた対応性を発揮することが
できる。
【0013】請求項8記載の本発明の基板搬送カセット
は、基板を収納するカセット本体と、前記基板の縁部に
当接して基板を支持する複数の基板支持部材とからなる
基板搬送カセットであって、前記基板支持部材を、垂直
方向に設けた複数の軸と、この軸に回転可能に上下方向
位置を規制部材で規制して設けた複数の回転支持部材と
により構成したものである。この構成によって、手作業
で基板をカセットに出し入れする場合、基板を支持する
支持部材に基板が衝突した時でもその支持部材が回転す
るので衝突のショックが緩和され、発塵を最小限にする
ことができる。
【0014】請求項9記載の本発明の基板搬送カセット
は、基板を収納するカセット本体と、前記基板の縁部に
当接して前記基板を支持する複数の基板支持部材とから
なる基板搬送カセットであって、前記基板支持部材を、
垂直方向に設けた複数の軸と、その軸に回転可能に上下
方向位置を規制部材で規制して設けた複数の回転支持部
材とにより構成し、前記回転支持部材と前記規制部材と
の接触回転により発生したダストを受けるダスト受け鍔
を前記回転支持部材に形成したものである。この構成に
よって、回転接触部から発生するダストがカセット内の
空間に拡散する前に受けることができるので基板の汚染
を防止することができる。
【0015】請求項10記載の本発明の基板搬送カセッ
トは、基板を収納するカセット本体と、前記基板の縁部
に当接して前記基板を支持する複数の基板支持部材とか
らなる基板搬送カセットであって、前記基板支持部材
を、垂直方向に設けた複数の軸と、この軸に回転可能に
上下方向位置を規制部材で規制して設けた複数の回転支
持部材とにより構成し、前記回転支持部材を円筒部と基
板を支持する鍔部とにより構成し、前記円筒部の上部の
側面と前記円筒部の底面とのなす角度は、前記円筒部の
下部の側面と前記円筒部の底面とのなす角度よりも大き
く、前記円筒部の下部の下部大径端部と前記基板の縁部
とが近接したものである。この構成によって、回転支持
部材の円筒部の下部外周面の下部大径端部を基板の縁部
に近接させられるので、その基板を位置決めすることが
でき、請求項5記載の基板搬送カセットと同様にカセッ
ト保持台で基板整列する必要がない。したがって、基板
搬送を行わしめるためのカセット保持台の構造が非常に
簡単となる。
【0016】請求項11記載の本発明の基板搬送カセッ
トは、請求項10に記載の基板搬送カセットにおいて、
カセット本体への基板の出入口を開閉する開閉部材と、
前記基板の出入口側とは反対側である前記基板の後端に
近接した基板後端位置決め部材と、前記開閉部材に設け
られてあって、前記基板の出入口側である前記基板の前
端に近接した基板前端位置決め部材とを有するものであ
る。この構成によって請求項6記載の基板搬送カセット
の場合と同様の効果を奏することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0018】(実施の形態1)図1および図2は本発明
の一実施の形態における基板搬送方法の基本動作を説明
するための図である。図1において、カセット50は複
数の基板41を収納している。カセット50内に設けら
れ、基板41をピッチPだけ空けて保持するための棚部
は図示を省略してある。また図1は、自動あるいは手押
しにより、カセット50を積載した台車55を、前の工
程のカセット保持台(図示せず)の近傍から次の工程の
カセット保持台70の近傍に移動させ、台車55を位置
決めした状態を示している。必要に応じて台車55に公
知のブレーキ装置を設けて、その状態でブレーキをかけ
るようにしてもよい。また、カセット保持台70から公
知のフックを伸ばして台車55に引っ掛けて、台車55
がカセット保持台70から大きく離れるのを防止するよ
うにしてもよい。
【0019】次に、カセット保持台70は、図1に示す
ように回動アーム71を軸72を中心として矢印H方向
に回動させ、図2に示すようにカセット50を持ち上げ
て保持する。56は、回動アーム71と台車55との干
渉を避けるための逃がし部を示す。73は、カセット保
持台70が倒れないように床5に固定するためのアンカ
ーボルトを示す。
【0020】上記回動アーム71に回動動作を与える方
法の一例を図3を用いて説明する。74は公知のエアシ
リンダーで、本体下端74aおよびロッド74bの各先
端はピン75、76で各々カセット保持台70および回
動アーム71に接続されている。エアシリンダー74の
ロッド74bが伸びると、一点鎖線で示すように回動ア
ーム71は矢印H方向に回動する。エアシリンダー74
の代わりにモータとねじおよびナットを用いた駆動方法
としてもよい。
【0021】以上の構成によれば、図2に示す台車55
とカセット保持台70の全体の長さS2を図19に示す
従来の全体の長さS1よりも飛躍的に小さくすることが
できる。カセット保持台は基板処理装置の基板出入り口
に配置されるので、基板処理装置、台車、カセット保持
台を含む総合面積を従来よりも著しく小さくできる。し
たがってクリーンルームの所要面積を小さくできるの
で、その建設費を安価にできるばかりでなく、クリーン
度維持のための運転コストも削減できるという大きな効
果を発揮することができる。
【0022】(実施の形態2)次に本発明の他の実施の
形態における基板搬送方法を図4〜図6を用いて説明す
る。
【0023】図4はカセット60を基板を省略して示す
ものである。図5は、このカセット60とこのカセット
60に適用する台車80と回動アーム91とを、図4の
K−K断面で示すものである。図6は、図5においてカ
セット60を取り外した状態で、台車80と回動アーム
91とを上から見た図である。図6において、90は、
図1に示したカセット保持台70と同様なカセット保持
台で、回動アーム91を有している。93は図1に示し
た軸72と同様な軸を示す。
【0024】図4および図5において、61はカセット
60の下部に設けた車輪であり、62、63は同じくピ
ンを示す。図5および図6において、82は台車80に
設けた凹部で、ピン62が嵌合可能になっている。92
は回動アーム91に設けた凹部で、ピン63が嵌合可能
になっている。図5からわかるように、カセット60が
台車80で運ばれている時は、ピン62は凹部82に嵌
合しているので、カセット60は台車80の所定位置か
らずれることはない。また、回動アーム91でカセット
60を持ち上げる時は、ピン63が凹部92に嵌合する
ので、カセット60が回動アーム91の所定の位置から
ずれることはない。
【0025】ここで、カセットに収納する基板のサイズ
が変わるとカセットのサイズも変わる。図4および図5
に示すように、例えば基板サイズが小さくなってカセッ
ト60の長さが、L1からL2になり、カセット60の幅
1がW2になった場合でも、カセット60の前端からピ
ン62、63までの寸法L3、ピン62、63の中心間
ピッチW3を共通化、すなわちカセット60と台車80
および回動アーム91との嵌合部の寸法を共通化してお
くと、サイズの異なるカセットでも台車やカセット保持
台の寸法を変える必要はないので、異なるサイズの基板
を効率よく工程に流すことができる。
【0026】(実施の形態3)次に本発明の他の実施の
形態における基板搬送方法を、実施の形態2の場合と同
一構成要素は同一番号にて図7〜図9を用いて説明す
る。
【0027】図7および図8は図6と同様に、台車80
とカセット保持台100とその回動アーム101とを、
カセット60を取り外した状態で上から見た図である。
図7において、カセット送り部材103は図6に示した
凹部92と同様な凹部102を有している。104は回
動アーム101に固定された公知のエアシリンダを示
す。そのロッド105はカセット送り部材103に接続
されている。上記構成により、エアシリンダ104を動
作させ、そのロッド105を伸ばすとカセット送り部材
103は、図8に示すように矢印J1方向に送られる。
この時、カセット60は凹部102に嵌合するピン63
により送られて、図9に示すようにカセット60の前端
60aがカセット保持台100の前端位置100aまで
送られる。このようにカセット60を、回動アーム10
1により持ち上げてこのカセット60をカセット保持台
100に移し、さらにそのカセット保持台100上でカ
セット60を台車80とは反対のJ1方向に所要距離送
ることにより、カセット60を台車側と反対方向に寄せ
てカセット保持台100上に載置できるので、図9に示
すようにカセット保持台100に対して台車80の反対
側すなわちHD側から基板を抜き出す距離を、図2の場
合よりも距離L4だけ短くすることができる。したがっ
て、カセット60から基板41をロボット(図示せず)
で抜き出す場合、ロボットの動作ストロークを短くでき
るので、ロボットを安価に構成することができる。
【0028】次に、台車80をカセット保持台100の
幅方向に位置決めする方法の一例を図10を用いて説明
する。
【0029】この方法は、実施の形態1または2の場合
にも適用できる。カセット保持台95はカセット保持台
100と同様で、ブラケット96と軸97に回転自在に
支持された例えば外周がゴム製のガイドローラ98を2
個1組有している。他のカセット保持台の近傍から搬送
先のカセット保持台の近傍へ、動力あるいは手押しによ
り運ばれてきた台車80は、その外周側面80a、80
bがガイドローラ98同士間に挟まれてガイドされてカ
セット保持台95の所定の位置に位置決めされる。この
作業は、台車80の外周側面80a、80bのいずれか
一方を作業者が見て、その側のガイドローラ98に接触
するように台車80を押し込むことにより行われ、容易
に位置決めできるので良好な作業性を得ることができ
る。
【0030】以上の実施の形態1〜3においては、回動
アーム71、91、101で直接カセット50、60を
持ち上げたが、車輪61を持ち上げてもよい。
【0031】(実施の形態4)次に本発明の一実施の形
態における基板搬送カセットを図11〜図13を用いて
説明する。
【0032】図11および図12はそれぞれカセット1
10の側面図および平面図である。カセット110は、
上面110a、下面110b、両側面110c、110
dおよび後面110jがカバーで塞がれており、カセッ
ト50、60と同様に内部に基板121を収納してい
る。前面カバー111は、カセット110に設けたブラ
ケット112のピン113に回動自在に支持されてい
る。パッキン114は、前面カバー111に設けられて
おり、カセット110の前面110eに密着している。
図13に示すようにロックレバー115は、前面カバー
111と薄肉のヒンジ部116で接続されており、一端
にロック解除突起117、他端にロック爪118がそれ
ぞれ形成されている。そのロック爪118はカセット1
10の側面の凹部110fに係合すると、前面カバー1
11はパッキン114を介してカセット110の前面1
10eを密閉する。ロック解除突起117を押すと、ロ
ックレバー115は図13の一点鎖線で示すようにヒン
ジ部116を中心に回動し、ロック爪118は凹部11
0fから外れ、図11の矢印Nに示すように前面カバー
111を開くことができる。
【0033】図12において、基板後端位置決め部材1
10g、110hは、カセット110に設けられて各々
基板121の後端角部のコーナカット121a、121
bに所要の隙間を持って近接し、その基板121の後端
部121eをカセット110の前記基板出入り方向と直
交する方向、すなわち図12のT方向の中央部に位置決
めする。基板前端位置決め部材111a、111bは、
前面カバー111に設けられて各々基板121の前端角
部のコーナカット121c、121dに所要の隙間を持
って近接し、前記と同様、基板121の前端部121f
をT方向の中央部に位置決めする。この所要の隙間は、
ロボット(図示せず)がカセット110から抜いた基板
121を基板処理装置(図示せず)の所定の位置に置け
るように、基板121がカセット110の中央部に位置
決めされた状態に保つことができる程度の隙間であれば
よい。また、基板前端位置決め部材111a、111b
は各々基板121のコーナカット121c、121dに
当接してもよい。基板後端位置決め部材110g、11
0hは各々基板121のコーナカット121a、121
bに当接してもよい。コーナカット121cは、基板の
向きを特定するために他のコーナカットよりも大きくし
てあるが、その必要がなければ同じ大きさでもよい。
【0034】基板後端位置決め部材110g、110h
あるいは基板前端位置決め部材111a、111bのう
ち少なくとも一方が弾性部材である場合は、基板前端位
置決め部材111a、111b、基板後端位置決め部材
110g、110hを基板121のコーナカットに密接
させてもよい。
【0035】以上の構成により、前面カバー111を閉
めれば基板後端位置決め部材110g、110h、およ
び基板前端位置決め部材111a、111bにより基板
121はカセット110の中央部に位置決めされ、カセ
ット110を台車等で搬送する時に振動や衝撃が加わっ
ても基板121の位置がカセットの中央部からずれるこ
とはない。したがって、例えば、このカセット110を
図1の実施の形態1のように台車55でカセット保持台
70の近傍に送り、その台車55がカセット保持台70
の近傍に位置決めされる前に、あるいは位置決めされた
後に前面カバー111を開ければ、基板121はカセッ
ト110の中央部に位置決めされた状態が維持される。
もちろん、この時台車55の位置決め操作、カセットの
回動アームによる持ち上げ動作において、基板121が
カセット110の中央部からずれるほどの衝撃が生じて
はならないが、通常の操作、動作では問題が発生するほ
どずれることはない。
【0036】以上の構成によれば、前面カバー111の
開閉によって基板121をカセット110の中央部へ整
列することができるので、カセット保持台で基板整列す
る必要がない。したがって図21、図22、図23に示
すような従来の基板整列機構は必要としないので、カセ
ット保持台の構造が非常に簡単となる。
【0037】また、カセット110の前面110eを除
く5面を固定カバーで塞ぎ、前面を密閉可能な前面カバ
ー111で塞ぐことにより、クリーン度の悪い環境中を
搬送しても内部の基板は汚染されないので、基板搬送路
のクリーン度を落とすことができるようになる。したが
ってクリーンルームの建設費が安価になるばかりでな
く、クリーン度維持のための運転コストも低くすること
ができる。
【0038】クリーン環境が整備されている環境で用い
る場合は、前記5面を塞ぐ必要はなく、また、カセット
110の前面110eも密閉する必要はなく、前面カバ
ー111には基板前端位置決め部材111a、111b
を設けておけばよい。
【0039】また、カセット110に図4に示す車輪6
1を設けておけば、基板サイズが大きくなって基板入り
カセットの重量が大きくなっても、台車なしでも容易
に、しかも基板を汚染させることなく、例えば床上等を
転がして移動させることができるので、緊急時に優れた
対応性を発揮することができる。
【0040】(実施の形態5)次に本発明の他の実施の
形態における基板搬送カセットを図14および図15を
用いて説明する。
【0041】図14は、図19のカセット10の説明時
に説明を省略した、基板41を間隔Pだけ空けて保持す
るための棚部の構造を断面で示す図である。図15は図
14の要部拡大図である。図14および図15におい
て、軸130はカセットの本体(図示せず)に設けら
れ、複数の回転支持部材140を公知の止輪131でピ
ッチPだけ空けて回転自在に支持する。基板支持鍔14
1はその回転支持部材140に形成され、基板41の縁
部41aをその上面141aに載置し、ピッチPだけ空
けて複数の基板41を支持する。小径鍔142は回転支
持部材140に形成され、凹部142aを有している。
この凹部142aは、止輪131と回転支持部材140
との回転接触により発生したダスト150を受ける。し
たがって小径鍔142は、ダスト受け鍔としての役目を
果たすことになる。
【0042】以上の回転可能な回転支持部材140の基
板支持鍔141により基板41を支持する構成とするこ
とにより、手作業で基板41をカセットに出し入れする
場合、基板41が回転支持部材140の基板支持鍔14
1や、外周がテーパ状に形成された円筒部143に衝突
した時でも、回転支持部材140が回転するので衝突の
ショックが緩和され、発塵を最小限に抑制することがで
きる。
【0043】また、ダスト受け鍔としての役目を果たす
小径鍔142を回転支持部材140に設けることによ
り、回転接触部から発生するダストがカセット内の空間
に拡散する前に受けることができるので、基板の汚染を
防止することができる。
【0044】(実施の形態6)次に本発明の他の実施の
形態における基板搬送カセットを図16および図17を
用いて説明する。
【0045】最近は、基板の端面の面取りは図16
(a)に示す直線状の面取りから同図(b)に示す曲線
状のアール面取りに変わってきている。その理由は、基
板搬送時に搬送通路に端面が衝突した場合、図16
(a)の直線状の面取りのエッジ160が欠けやすいこ
とに対し、図16(b)のアール面取りはそのようなエ
ッジがなく滑らかであるので欠けにくいことにある。ま
たこのアール面取りを有する基板が、その基板よりも柔
らかい物をそのアール面取り部で擦った場合でも相手を
削りにくいことも特徴である。この特徴を生かしたカセ
ットの構造について図17を用いて説明する。
【0046】図17は、図14と同様に、基板171を
間隔Pだけ空けて保持するための棚部の構造を断面で示
す図である。図17に示すように、回転支持部材180
は基板支持鍔181、小径鍔182、円筒部183から
なり、基板支持鍔181はその回転支持部材180に形
成され、基板171の縁部171aをその上面181a
に載置し、ピッチPだけ空けて複数の基板171を支持
する。円筒部183は基板支持鍔181間の略中央部よ
り上の部分の円筒部上部183−1と下の部分の円筒部
下部183−2とからなり、円筒部上部183−1およ
び円筒部下部183−2の外径はそれぞれ上方から下方
へいくにしたがって大きくなっている。また、円筒部上
部183−1の側面と底面とのなす角度は、円筒部下部
183−2の側面と底面とのなす角度よりも大きく形成
している。すなわち、円筒部上部183−1よりも円筒
部下部183−2の方が、より下広がりとなっている。
このようにすると、ロボット(図示せず)がカセットに
基板171を挿入するときは、基板支持鍔181間の略
中央部の位置Pcで行うので、円筒部183と基板17
1の端面171−1との間隔Dcは十分あり基板171
と回転支持部材180とが衝突することはない。ロボッ
トがこの位置Pcで基板171を挿入した後降下させる
と、基板171は基板支持鍔181上の位置Psに載置
される。この状態では、円筒部下部183−2の底面側
外周面である下部大径端部183−3と基板171の端
面171−1との間隔Dsは狭いので、基板171は基
板搬送中に位置が大きくずれることはない。すなわち基
板171はT方向の中央部に位置決めされたことにな
る。位置Pcにおいて基板171がT方向の中央部から
ずれていた場合は、基板171が位置Psに降下する
時、基板171の端面171−1が円筒部下部183−
2に接触するが、前述したように端面171−1にはア
ール面取りがなされており、円筒部下部183−2が樹
脂材料であっても削られにくいのでダストは発生しにく
い。以上の構成によって支障なくT方向の基板位置決め
が可能となる。なお、円筒部上部183−1の外径は上
方から下方にかけて同じであってもよい。
【0047】次に、T方向と直交する方向にも基板を位
置決めする場合のカセットの実施例を図18を用いて説
明する。
【0048】図18はカセット190の平面図である。
図18において、カセット190は、上面、下面、両側
面190c、190dおよび後面190jがカバーで塞
がれており、内部に基板171を収納している。前面カ
バー191は、図11に示した前面カバー111と同様
に回動自在に支持されている。パッキン114は図11
に示したものと同様である。
【0049】基板後端位置決め部材190gはカセット
190に設けられ、基板171の後端面171eに所要
の隙間を持って近接する。基板前端位置決め部材191
aは前面カバー191に設けられ、基板171の前端面
171fに所要の隙間を持って近接する。この所要の隙
間は、ロボット(図示せず)がカセット190から抜い
た基板171を基板処理装置(図示せず)の所定の位置
に置けるように、基板171がカセット190の中央部
に位置決めされた状態に保つことができる程度の隙間で
あればよい。また、基板前端位置決め部材191aと基
板後端位置決め部材190gは、各々基板171の前端
面171fと後端面171eに当接してもよい。基板後
端位置決め部材190gあるいは基板前端位置決め部材
191aの少なくとも一方が弾性部材である場合は、基
板前端位置決め部材191aと基板後端位置決め部材1
90gは、各々基板171の前端面171fと後端面1
71eに密接させてもよい。
【0050】以上の構成によれば、基板171は円筒部
下部183−2の下部大径端部183−3によりT方向
の中央部に位置決めされ、また、基板後端位置決め部材
190gと基板前端位置決め部材191aとによりカセ
ット190の前後方向(T方向と直交する方向)の中央
部に位置決めされる。
【0051】したがって、実施の形態4と同様に基板1
71をカセット190の中央部へ整列することができる
ので従来の基板整列機構は必要とせず、カセット保持台
の構造を非常に簡単にすることができる。
【0052】本実施の形態の利点は、実施の形態4に比
較してコーナカットの精度を必要としないことにある。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明の基板搬送方
法によれば、台車とカセット保持台の全体の長さを従来
の構成よりも飛躍的に小さくすることができ、カセット
保持台は基板処理装置の基板出入り口に配置されるの
で、基板処理装置、台車、カセット保持台を含む総合面
積を従来よりも著しく小さくできる。したがってクリー
ンルームの所要面積を小さくできるので、その建設費を
安価にできるばかりでなく、クリーン度維持のための運
転コストも削減できるという大きな効果を発揮すること
ができる。また、カセットを台車側と反対方向に寄せて
保持台上に載置できるので、カセットから基板を抜き出
すロボットを安価に構成することができる。さらに、搬
送作業が良好となり、異なるサイズの基板を効率よく工
程に流すことができる。
【0054】また、本発明の基板搬送カセットによれ
ば、カセット保持台の構造を非常に簡単にすることがで
きるだけでなく、基板搬送路のクリーン度を落とすこと
ができるようになるので、クリーンルームの建設費が安
価になるばかりでなく、クリーン度維持のための運転コ
ストも低くすることができる。また、基板サイズが大き
くなって基板入りカセットの重量が大きくなっても台車
なしでも容易に、しかも基板を汚染させることなく、例
えば床上等を転がせて移動させることができるので緊急
時に優れた対応性を発揮することができる。さらに、手
作業で基板をカセットに出し入れする場合、基板を支持
する支持部材に基板が衝突した時でもその支持部材が回
転するので、衝突のショックが緩和され、発塵を最小限
にすることができるだけでなく、回転接触部から発生す
るダストがカセット内の空間に拡散する前に受けること
ができるので、基板の汚染を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における基板搬送方法を
説明するための一部切欠側面図
【図2】同実施の形態における動作を説明するための一
部切欠側面図
【図3】同実施の形態における要部動作を説明するため
の側面図
【図4】本発明の実施の形態2における基板搬送方法を
説明するための側面図
【図5】図4のK−K線断面を台車を含めて示す断面図
【図6】同実施の形態における台車と回動アームの平面
【図7】本発明の実施の形態3における基板搬送方法を
説明するための平面図
【図8】同実施の形態における動作を説明するための平
面図
【図9】同実施の形態における動作を説明するための一
部切欠側面図
【図10】同実施の形態におけるその他の基板搬送方法
の例を示す平面図
【図11】本発明の実施の形態4における基板搬送カセ
ットの側面図
【図12】同実施の形態における平面図
【図13】同実施の形態における要部拡大図
【図14】本発明の実施の形態5における基板搬送カセ
ットの要部断面図
【図15】同実施の形態における要部拡大断面図
【図16】本発明の実施の形態6の説明のための基板の
端面拡大図
【図17】本発明の実施の形態6における基板搬送カセ
ットの要部断面図
【図18】同実施の形態における平面図
【図19】従来の基板搬送方法を説明するための側面図
【図20】同方法における動作を説明するための側面図
【図21】同方法における動作を説明するための側面図
【図22】同方法における動作を説明するための正面図
【図23】同方法における動作を説明するための正面図
【符号の説明】
41、121、171 基板 50、60、110、190 カセット 55、80 台車 61 車輪 62、63 ピン 70、90、100 カセット保持台 71、91、101 回動アーム 80a、80b 台車の外周側面 82、92 ピンに嵌合する凹部 98 ガイドローラ 103 カセット送り部材 110g、110h、190g 基板後端位置決め部材 111、191 前面カバー 111a、111b、191a 基板前端位置決め部材 114 パッキン 121e、171e 基板後端面 121f、171f 基板前端面 130 軸 131 止輪 140、180 回転支持部材 141、181 基板支持鍔 142 小径鍔 150 ダスト 183 円筒部 183−1 円筒部上部 183−2 円筒部下部 183−3 下部大径端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 清彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田口 尊之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を収納した基板搬送カセットを積載
    した台車をカセット保持台の近傍へ移動し、前記カセッ
    ト保持台に設けられた回動アームにより前記基板搬送カ
    セットを持ち上げて、前記台車上の前記基板搬送カセッ
    トを前記カセット保持台に移すことを特徴とする基板搬
    送方法。
  2. 【請求項2】 基板を収納した基板搬送カセットを積載
    した台車をカセット保持台の近傍へ移動し、前記カセッ
    ト保持台に設けられた回動アームにより前記基板搬送カ
    セットを持ち上げて、前記台車上の前記基板搬送カセッ
    トを前記カセット保持台に移し、前記カセット保持台上
    で前記基板搬送カセットを前記台車とは反対方向に所要
    距離送ることを特徴とする基板搬送方法。
  3. 【請求項3】 基板を収納した基板搬送カセットを積載
    した台車をカセット保持台へ移動し、前記台車の外周両
    側面を挟むように前記カセット保持台に設けられた少な
    くとも一組のローラの間に前記台車を押し込んで位置決
    めすることを特徴とする基板搬送方法。
  4. 【請求項4】 基板搬送カセットと台車、および、前記
    基板搬送カセットとカセット保持台の回動アームとは各
    々嵌合部を有しており、外形寸法の異なる複数の前記基
    板搬送カセットが共通のサイズの前記嵌合部を有するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の基板搬送方
    法。
  5. 【請求項5】 基板を収納するカセット本体と、このカ
    セット本体への前記基板の出入口を開閉する開閉部材
    と、前記基板の出入口側とは反対側である前記基板の後
    端の両端角部に近接し、前記基板の後端部を前記カセッ
    ト本体の前記基板の出入り方向と直交する方向の中央部
    に位置決めする基板後端位置決め部材と、前記開閉部材
    に設けられてあって、前記基板の出入口側である前記基
    板の前端の両端角部に近接し、前記基板の前端部を前記
    カセット本体の前記基板の出入り方向と直交する方向の
    中央部に位置決めする基板前端位置決め部材とを有する
    ことを特徴とする基板搬送カセット。
  6. 【請求項6】 基板を収納するカセット本体と、このカ
    セット本体への前記基板の出入口以外の5面を塞ぐカバ
    ーと、前記出入口を開閉可能な前面カバーと、前記基板
    の出入口側とは反対側である前記基板の後端の両端角部
    に近接し、前記基板の後端部を前記カセット本体の前記
    基板の出入り方向と直交する方向の中央部に位置決めす
    る基板後端位置決め部材と、前記前面カバーに設けられ
    てあって、前記基板の出入口側である前記基板の前端の
    両端角部に近接し、前記基板の前端部を前記カセット本
    体の前記基板の出入り方向と直交する方向の中央部に位
    置決めする基板前端位置決め部材とを有することを特徴
    とする基板搬送カセット。
  7. 【請求項7】 基板を収納するカセット本体と、このカ
    セット本体の前記基板の出入口以外の面を塞ぐカバー
    と、前記出入口を開閉可能な前面カバーと、前記カセッ
    ト本体の下部に設けた車輪とからなる基板搬送カセッ
    ト。
  8. 【請求項8】 基板を収納するカセット本体と、前記基
    板の縁部に当接して基板を支持する複数の基板支持部材
    とからなる基板搬送カセットであって、前記基板支持部
    材を、垂直方向に設けた複数の軸と、この軸に回転可能
    に上下方向位置を規制部材で規制して設けた複数の回転
    支持部材とにより構成したことを特徴とする基板搬送カ
    セット。
  9. 【請求項9】 基板を収納するカセット本体と、前記基
    板の縁部に当接して前記基板を支持する複数の基板支持
    部材とからなる基板搬送カセットであって、前記基板支
    持部材を、垂直方向に設けた複数の軸と、この軸に回転
    可能に上下方向位置を規制部材で規制して設けた複数の
    回転支持部材とにより構成し、前記回転支持部材と前記
    規制部材との接触回転により発生したダストを受けるダ
    スト受け鍔を前記回転支持部材に形成したことを特徴と
    する基板搬送カセット。
  10. 【請求項10】 基板を収納するカセット本体と、前記
    基板の縁部に当接して前記基板を支持する複数の基板支
    持部材とからなる基板搬送カセットであって、前記基板
    支持部材を、垂直方向に設けた複数の軸と、この軸に回
    転可能に上下方向位置を規制部材で規制して設けた複数
    の回転支持部材とにより構成し、前記回転支持部材を円
    筒部と基板を支持する鍔部とにより構成し、前記円筒部
    の上部の側面と前記円筒部の底面とのなす角度は、前記
    円筒部の下部の側面と前記円筒部の底面とのなす角度よ
    りも大きく、前記円筒部の下部の下部大径端部と前記基
    板の縁部とが近接したことを特徴とする基板搬送カセッ
    ト。
  11. 【請求項11】 カセット本体への基板の出入口を開閉
    する開閉部材と、前記基板の出入口側とは反対側である
    前記基板の後端に近接した基板後端位置決め部材と、前
    記開閉部材に設けられてあって、前記基板の出入口側で
    ある前記基板の前端に近接した基板前端位置決め部材と
    を有することを特徴とする請求項10に記載の基板搬送
    カセット。
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