JPH01181617A - 昇降機との移載装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、荷物を各階床へ荷揚げまたは荷降しする際に
、昇降機の荷台より荷物を各階床へ受渡しする移載装置
に関する。

〔従来の技術〕

この種の装置は一般に、昇降機の荷台上面にローラーコ
ンベアを設けて設備されるもので、荷揚げすべき階床ま
で上昇した後に、荷台のローラーコンベアを駆動して荷
物をその階床に有するコンベアに移載するものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述の従来の装置であると、昇降機の荷台にローラーコ
ンベア等を設けているものであるから、該ローラーコン
ベアを駆動するモーターを荷台に設置し、しかも昇降に
応じて電源を供給する必要がある。また荷物を移載する
際には、階床に有するコンベアの移送面と正確に合致す
るための昇降制御が必要である。更に荷台のコンベアｓ
Ｑ直接荷物を載せるため、昇降時の振動で荷物がずれ動
かないように、ストッパーをソレノイドなどの駆動で出
没する必要がある。そのため装置が複雑化され、保守点
検が繁雑であり、殊に原子力廃棄物搬送用の場合には、
被曝を避けることが段重要事であり、この場合にはメン
テナンスが殆ど不可能になるものであった。

本発明は以上の問題点を解決することを目的として開発
したものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明による昇降機との移載装置は、昇降機の荷台がフ
ォーク状に形成しであること。荷台の昇降路に臨む各階
床に設けた固定コンベアに、可動コンベアを回転して昇
降路内へ突出及び退出可能に設けていること。可動コン
ベアがその突出時にフォーク状の荷台が干渉されること
なく通過可能に設けたこと、によって構成したものであ
る。

〔実施例〕

本発明は下記する実施例によって具体化されるもので、
第１図及び第２図に示すように、建造物内に構築された
昇降路１に、左右のガイドレール２．２に沿って上下動
する荷台３を備えている昇降機４が設けてあって、その
荷台３はフォーク状に形成してあり、フォーク状荷台３
のガイドレール２よりの突出方向が、荷物を昇降路１に
臨む各階床５へ移載する方向に対して直交するように突
設しである。

一方、各階床５に固定コンベア６が設置してあり、該固
定コンベア６は具体的にはローラーコンベアであって、
第１フレーム７に複数本の第１０−ラー８を架設し、正
逆転可能の減速機付きモーター９で回転される第１チエ
ーン１０を、各ローラー８にスプロケットを介して掛け
たものである。

上記固定コンベア６の先端に前記昇降路１内に突出する
可動コンベア１２を、ヒンジを介して上下に回転自在に
連結しである。

上記可動コンベア１１は、固定コンベア６と同様に第２
フレーム１２に複数本の第２０−ラー１３を、フォーク
状荷台３の各フォーク間に対向して荷台３に干渉されな
いように配置し、且つ片持ち状に突設し、この第２フレ
ーム１３を第１フレーム７より突設したブラケット１４
に固定軸１５を介して連結し、該固定軸１５に設けた２
連スプロケツト１６にも前記の第１チエーン１０を掛け
、更に２連スプロケツト１６の一方より各第２０−ラー
１３に設けた各スプロケット間に第２チエーン１７を掛
け、前記モーター９の駆動により第１、第２の各ローラ
ー８゜１３を互いに同方向に回転するものである。また
第２フレーム１２には階床５に設けたシリンダー１８の
ピストンロッド１９を連結し、該シリンダー２０によっ
て可動コンベア１１を水平に及び下方に倒して、可動コ
ンベア１１を昇降路１内に突出及び退出するものである
。尚、可動コンベア１１は片持ち状に突設したものであ
るから、ｆｆ１ｆｆｉ物の搬送時に傾倒しないように、
昇降路１内に、シリンダーなどの駆動装置２０で突出し
て可動コンベア１１を支え且つ退出するストッパー２１
を設けている。

、次に第３図と第４図に示す例は、固定コンベア６と可
動コンベア１１がベルトコンベアで形成してあって、固
定コンベア６は、減速機付きモーター９で回転される主
動軸２２と副動軸２８間に、複数条の溝付き第１ベルト
２４をそれぞれプーリーを介して掛けたものである。可
動コンベア１１は、副動軸２８にフォーク状の可動フレ
ーム２５を回転目在に支持し、副動軸２３の第１ベルト
２４間に嵌置した各プーリーと可動フレーム２５の各先
端部に設けたプーリーとの間にそれぞれ溝付き第２ベル
ト２６が掛けてあり、更に、階床５に設けたリンク２７
に各可動フレーム２５の中間部に連結した各レバー２８
を枢着すると共に、該枢着部にシリンダー２９のピスト
ンロッド３０を連結したものである。また昇降機４のフ
ォーク状荷台３は、可動コンベア１１の突出する方向と
対向して第２ベルト２６間に対応するように突設したも
のである。

上記装置の作用は、荷物３１を上昇して一つの階床５へ
搬入する場合を第５図のＡ図〜Ｃ図に示している如く、
可動コンベア１１を下方へ倒した状態を保って、フォー
ク状荷台３に荷物３１を載せて目的の階床５の固定コン
ベア６よりやや上方にまで上昇した後、可動コンベア１
１を固定コンベア６と水平状に延長するように突設し、
その上方に揚げた荷台３を下降することにより、荷物３
１が可動コンベア１１上に受は取るように移し換えられ
る。そこでモーター９を駆動することにより荷物８１が
可動コンベア１１上より固定コンベア６上に移送される
ものである。

次に一つの階床５より荷物３１を下へ降ろす時には、第
６図のＡ図〜Ｄ図に示しているように、昇降機１の荷台
３を目的とする階床５より下方に位置しておいてから、
固定コンベア６上に載置した荷物３１を水平に延長した
可動コンベア１１に移し換え、一方荷台３を可動コンベ
ア１１より上方にまで上昇することにより、その通過時
に荷台３上に荷物３１を掬い取るように受は取られる。

そこで可動コンベア１１を下方へ転倒した後、昇降機１
を駆動して荷台３を下降するものである。

〔発明の効果〕

本発明による昇降機との移載装置によれば、昇降機の荷
台をフォーク状になし、階床の固定コンベアに可動コン
ベアを、フォーク状荷台に干渉、すれないように回転可
能に設けたもので、荷台には何等の駆動源も必要がなく
、また可動コンベアは固定コンベアと連動するものであ
るから、構造が極めて簡単になり、駆動源への集電装置
なども不要となり、メンテナンスが容易になると共に、
昇降路内での保守点検が殆ど必要なくなるものである。

また、フォーク状荷台が可動コンベアを通過することが
出来ることから、移載時に荷台の停止位置を厳しく制御
する必要もな（なり、その制御装置の構造が簡単になる
ものである。更にフォーク状荷台から可動コンベアへあ
るいは可動コンベアよりフォーク状荷台へ移し換える時
、掬い取るように受は渡しされるので、脆弱な品物であ
っても安全に処理されるものである。しかも荷台は板体
をもって形成されることから、荷物を安全に支えて昇降
することが出来るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による昇降機への移載装置を示す平面図
、第２図は同じ（断面図、第３図は類例を示す平面図、
第４図は同じ（断面図、第５図のＡ−Ｃ図は荷物の上昇
移載時の作用を示す側面図、第６図のＡ−Ｄ図は荷物の
下降移載時の作用を示す側面図である。 １・・・昇降路　３・・・荷台　４・・・昇降機　５・
・・階床６・・・固定コンベア　１１・・・可動コンベ
ア第　　１　　図 第　　２　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、昇降機（４）の荷台（３）がフォーク状に形成して
   あり、該荷台（３）の昇降路（１）に臨む各階床（５）
   に設けた固定コンベア（６）に、可動コンベア（１１）
   を回転して昇降路（１）内へ突出及び退出可能に設けて
   いると共に、可動コンベア（１１）がその突出時にフォ
   ーク状荷台（３）が干渉されることなく通過可能に設け
   ていることを特徴とする昇降機との移載装置。