JPH1121089A - バケット搬送装置 - Google Patents

バケット搬送装置

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Publication number
JPH1121089A
JPH1121089A JP18272397A JP18272397A JPH1121089A JP H1121089 A JPH1121089 A JP H1121089A JP 18272397 A JP18272397 A JP 18272397A JP 18272397 A JP18272397 A JP 18272397A JP H1121089 A JPH1121089 A JP H1121089A
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JP
Japan
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bucket
bracket
drive chain
mast rail
chain
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Application number
JP18272397A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nishino
健 西野
Koichi Hosokawa
紘一 細川
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HOSOKAWA KK
Original Assignee
HOSOKAWA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マストレールのコーナー部にかかる負荷を抑
え、バケットをスムーズに昇降反転させることと、昇降
ブラケット等の部材と干渉することなく駆動チェーンの
たるみを正確かつ確実に防止することを課題とする。 【解決手段】 第2のマストレール21に、第1のマス
トレール11と平行な平行部22と、第2のローラー2
5の移動の終端側となる水平部26と、これら平行部2
2と水平部26とを接続する直線状のコーナー部24が
形成されている。また、駆動チェーン31の一方の端部
31aは、チェーンテンショナー41を介して昇降ブラ
ケット3に取り付けられ、このチェーンテンショナー4
1は、一端側が駆動チェーン31の端部31aに連結さ
れる長さ調節可能なロッド42と、このロッド42を上
方に付勢する付勢手段43とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、荷積み又は荷下
ろしの目的のために搬送物を収納したバケットを昇降動
させるバケット搬送装置の技術分野に属し、詳しくは、
バケットを一定の高さ位置まで上昇させた時点で、バケ
ットを反転させるマストレールの構造と、バケットを昇
降動させる駆動チェーンのたるみを防止するチェーンテ
ンショナーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、荷積み又は荷下ろしの目
的のために、搬送物をバケットに収納し、このバケット
を上昇させた上で、更に反転させることによって搬送物
を排出するバケット搬送装置が知られている。
【0003】このバケット搬送装置は、搬送物を収納す
るバケットと、このバケットを支持する反転ブラケット
と、この反転ブラケットを回動自在に支持する昇降ブラ
ケットと、この昇降ブラケットを駆動チェーンを介して
昇降駆動させる駆動手段と、上記昇降ブラケットに取り
付けられる第1のローラーを案内する第1のマストレー
ルと上記反転ブラケットに取り付けられる第2のローラ
ーを案内する第2のマストレールとを備える。また、上
記第1のマストレールと第2のマストレールとの間に
は、駆動チェーンが一対のマストレールに各々対向して
配設されている。
【0004】そして、従来のバケット搬送装置は、第2
のマストレールに、第1のマストレールと平行に第2の
ローラーを案内する平行部と、該第2のローラーの移動
の終端側となる水平部と、これら平行部と水平部とを接
続するR状のコーナー部が形成されている(図10参
照)。したがって、駆動手段を介して駆動チェーンを駆
動させると、昇降ブラケットが上昇して、バケットを支
持する反転ブラケットも上昇させられるが、この反転ブ
ラケットに取り付けられる第2のローラーが第2のマス
トレールのR状のコーナー部から終端側の水平部に移る
と、反転ブラケットが正姿勢から傾斜姿勢、更に反転姿
勢に移、バケットが反転される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置では、第2のローラーがR状のコーナー部を通過
する際の負荷が大きく、第2のローラーをスムーズに水
平部に移動させることができないという問題を有してい
た。このような傾向は、バケットに積載される重量物が
重いほど甚だしく、ときには、バケットの昇降反転が不
能となることもあった。ましたがって、駆動手段にかか
る負荷も大きかった。
【0006】一方、上記従来のバケット搬送装置として
は、駆動チェーンの駆動手段が第1のマストレールの上
端近傍に配置されるものと、下端側近傍に配置されるも
のとがあるが、いずれのバケット搬送装置にも、駆動チ
ェーンのたるみを防止するチェーンテンショナーは設け
られていなかった。
【0007】すなわち、駆動手段がマストレールの上端
側に配置されるバケット搬送装置では、駆動手段が昇降
ブラケットに取り付けられている駆動チェーンを引き揚
げるように駆動させるために、駆動チェーンは垂れ下が
り状態でも良く、駆動チェーンのたるみを防止する必要
性はないともいえる。しかし、大型のバケット搬送装置
の長さの長い駆動チェーンを使用する必要がある装置に
なればなる程、駆動チェーンにたるみが生じる可能性が
ある。また、この種バケット搬送装置には、所定角度に
傾斜させたタイプのものがあり、マストレールも傾斜し
たものがあるが(例えば、地面に対して約70度)、こ
の傾斜タイプのものでは、駆動チェーンにたるみが生じ
る可能性が高い。さらに、重量のある駆動手段をマスト
レールの上端側に配置することは、バケット搬送装置の
安定性や安全性に欠け、又、駆動部の保全にも影響を与
える欠点がある。
【0008】そこで、駆動手段をマストレールの下端側
に配置することが検討されるが、このような装置では、
昇降ブラケットを上昇させるにつれて駆動チェーンにた
るみが生じ、駆動チェーンが駆動側のスプロケットに乗
り上げたり、損傷の原因となる。このため、従来一般の
搬送装置に使用されるテンショナー、すなわち、駆動チ
ェーンの側方にバネ部材を介して別個に配置され、駆動
チェーンを横方向から押す形式のテンショナーを採用す
ることも考えられないではない。
【0009】しかしながら、ブラケット搬送装置では、
駆動チェーンに沿って昇降ブラケットが昇降動するた
め、上記搬送装置の一般的なテンショナーを採用するこ
とは不可能である。しかも、仮に一般的なテンショナー
を採用することができたとしても、このようなテンショ
ナーでは、駆動チェーンを屈曲させてしまうばかりか、
バケット搬送装置が大型化してしまう問題を有する。
【0010】そこで、本発明は、マストレールのコーナ
ー部にかかる負荷を抑え、バケットをスムーズに昇降反
転させるバケット搬送装置を提供することを目的とす
る。また、本発明は、昇降ブラケット等の部材と干渉す
ることなく駆動チェーンのたるみを正確かつ確実に防止
することが可能なバケット搬送装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
バケット搬送装置は、上記課題を解決するために、搬送
物を収納するバケットと、このバケットを支持する反転
ブラケットと、この反転ブラケットを回動自在に支持し
て昇降動する昇降ブラケットと、この昇降ブラケットに
取り付けられる第1のローラーを案内する第1のマスト
レールと、上記反転ブラケットに取り付けられる第2の
ローラーを案内する第2のマストレールと、上記昇降ブ
ラケットが取り付けられるとともに上記第1のマストレ
ールに並設して駆動する駆動チェーンと、この駆動チェ
ーンを駆動させる駆動手段とを備える。そして、上記第
2のマストレールに、上記第1のマストレールと平行な
平行部と、上記第2のローラーの移動の終端側となる水
平部と、これら平行部と水平部とを接続する直線状のコ
ーナー部が形成されていることを特徴とする。
【0012】本発明によれば、上記駆動手段を介して駆
動チェーンを駆動させると、上記昇降ブラケットが上昇
して、バケットを支持する反転ブラケットも上昇させら
れるが、この反転ブラケットに取り付けられる第2のロ
ーラーが第2のマストレールの直線状のコーナー部から
終端側の水平部に移ると、反転ブラケットが正姿勢から
傾斜姿勢に移ることとなる。
【0013】この場合、本発明によれば、上記第2のマ
ストレールに直線状のコーナー部が形成されていること
から、従来装置のR状のコーナー部のマストレールに比
較して、第2のローラーが直線状のコーナー部を通過す
る際の負荷を軽減することができ、水平部23まで一気
に移動して乗り上げることができる。他方、上記移動と
は逆に、第2のローラーが水平部から直線状のコーナー
部に移る場合は、バケット内の搬送物は排出された状態
で降下するので、第2のローラーの降下移動も速やかに
行われることとなる。
【0014】本発明の請求項2記載のバケット搬送装置
は、前記請求項1記載の発明を前提として、前記第2の
マストレールが垂直な場合において、直線状のコーナ部
の傾斜角度が約30度から約50度であることを特徴と
する。
【0015】本発明によれば、従来装置のR状のコーナ
ー部のマストレールよりも製造が容易である。また、第
1のマストレールが一定の角度に傾斜しているようなバ
ケット搬送装置の水平部の製造の目安となる傾斜角度と
なる。
【0016】本発明の請求項3記載のバケット搬送装置
は、上記課題を解決するために、少なくとも搬送物を収
納するバケットと、このバケットを昇降動させる駆動チ
ェーンと、この駆動チェーンを駆動させる駆動手段を備
え、上記駆動チェーンに、この駆動チェーンのたるみを
防止するチェーンテンショナーが取り付けられ、このチ
ェーンテンショナーが、駆動チェーンに連結される長さ
調節可能なロッドと、このロッドを付勢する付勢手段と
から構成されていることを特徴とする。
【0017】本発明によれば、駆動チェーンがチェーン
テンショナーを介してバケットに取り付けられているた
めに、チェーンテンショナー自体もバケットの昇降に伴
って駆動しながら、駆動チェーンのたるみを確実に防止
することとなる。すなわち、駆動チェーンにたるみが生
じても、バケットに取り付けられた付勢手段が駆動チェ
ーンに連結されたロッドを付勢するために、駆動チェー
ンにテンションを加えることができる。
【0018】また、本発明のチェーンテンショナーは、
ナット等の部材によりロッドの長さを調節することがで
きるために、駆動チェーンの長さが長い場合でも、その
移動に伴うたるみを長さを調節して、正確かつ確実にた
るみを防止することとなる。
【0019】本発明の請求項4記載のバケット搬送装置
は、搬送物を収納するバケットと、このバケットを支持
する反転ブラケットと、この反転ブラケットを回動自在
に支持して昇降動する昇降ブラケットと、この昇降ブラ
ケットに取り付けられる第1のローラーを案内する第1
のマストレールと、上記反転ブラケットに取り付けられ
る第2のローラーを案内する第2のマストレールと、上
記昇降ブラケットが取り付けられるとともに上記第1の
マストレールに並設して駆動する駆動チェーンと、この
駆動チェーンの下側に配置されて駆動チェーンを駆動さ
せる駆動手段を備える。そして、上記駆動チェーンの一
方の端部は、この駆動チェーンのたるみを防止するチェ
ーンテンショナーを介して上記昇降ブラケットに取り付
けられ、このチェーンテンショナーが、一端側が駆動チ
ェーンの端部に連結される長さ調節可能なロッドと、こ
のロッドを付勢するコイルスプリングとから構成されて
いることを特徴とする。
【0020】本発明によれば、駆動チェーンにたるみが
生じても、チェーンテンショナー自体も昇降ブラケット
の昇降に伴って駆動しながら、駆動チェーンに連結され
たロッドを付勢するために、駆動チェーンにテンション
を正確に加えることができる。また、ナット等の部材に
よりロッドの長さを調節することができるために、駆動
チェーンの長さが長い場合でも、その駆動チェーンの移
動に伴うたるみの長さを調節して、正確かつ確実にたる
みを防止することとなる。さらに、チェーンテンショナ
ー自体も昇降ブラケットに伴って昇降動するために、昇
降ブラケット等の部材に干渉するようなことがなく、
又、第1のマストレールや第2のマストレールとの間隔
を広く保つ必要もない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照しながら説明する。本実施の形態のバケット搬
送装置は、図1及び図2に示すように、キャスターを有
する一対の水平フレーム7と、この一対の水平フレーム
7に横設される一対の連結フレーム8と、これら水平フ
レーム7と連結フレーム8に下端側が固定される一対の
マストフレーム10を備えている。本実施の形態の一対
のマストレール10の長さは、約5mであるが、これよ
りも長いマストフレーム10を使用して、その仕様を、
投入高さが約2〜22m程度になるようにすることも可
能である。
【0022】そして、本実施の形態のバケット搬送装置
は、上記一対のマストレール10の間に、搬送物を収納
するバケット1と、このバケットを支持する反転ブラケ
ット2と、この反転ブラケットを回動自在に支持する昇
降ブラケット3とが配置される構成とされている。ま
た、一対のマストフレーム10のうちの一方のマストフ
レーム10の外側には、モーターである駆動手段Mと、
ランプ12aを備えた操作盤12と、リミットスイッチ
L1,L2が取り付けられている。この場合の動力源
は、三相AC200で、バケット1の昇降速度は6m/
分であるように設定されている。
【0023】まず、バケット1は、鉱石や土砂などの搬
送物を収納する容器である。このバケット搬送装置は、
最大荷重が300kgに設定されている。このバケット
1は、搬送物を積載する正姿勢においては、上面側と一
側面が開口された箱型形状を呈している。したがって、
このバケット1が反転して反転姿勢をとると、開口され
た上面側から搬送物を排出させ易いようになされてい
る。また、このバケット1には、クッションバー1aが
設けられて、容器S自体をこのバケット1内に装着させ
ることも可能としている。
【0024】また、反転ブラケット2は、バケット1を
支持するもので、バケット1の側面と当接する一対の側
面板2aと、この一対の側面板2aを接続する接続部材
2bと、バケット1の背面と当接する背面部2cとから
構成されている。したがって、この反転ブラケット2に
上記バケット1が搭載可能に構成されている。また、こ
の反転ブラケット2は、昇降ブラケット3とともにリン
クブラケット23を構成して、バケット1の姿勢を約1
35度の姿勢変化させる構造とされている。
【0025】すなわち、この反転ブラケット2の左右側
面フレーム2a,2aの各角隅部には、第2のローラー
25が支持棒4に軸着される軸25aを介して回転自在
に配設されている。また、反転ブラケット2の左右側面
フレーム2a,2aの各下端側中央に、固定リンク9a
が配設されて、昇降ブラケット3の固定リンク9bと軸
9cを介して嵌合することにより、この反転ブラケット
2が昇降ブラケット3に対して回動自在に支持されてい
る。
【0026】他方、昇降ブラケット3は、駆動チェーン
31に取り付けられて昇降動のみを行うものである。す
なわち、この昇降ブラケット3は、反転ブラケット2の
左右側面フレーム2aと当接する一対の左右側面板3
a,3aと、これら左右側面板3a,3aを等間隔に支
持する支持部材13とから構成されている。そして、昇
降ブラケット3の左右側面板3a,3aの各角隅部に
は、各々2ケずつ第1のローラー5,6が軸5a,6a
を介して配設されている。
【0027】また、昇降ブラケット3の左右側面板3a
の一端側には、リンク9bが取り付けられ、上記反転ブ
ラケット2が回動自在となるようになされている。した
がって、この昇降ブラケット3は、反転ブラケット2と
ともにリンクブラケット23を構成して、バケット1の
姿勢変化が可能とされている。この姿勢変化としては、
移動初期の正姿勢、直線状のコーナー部24で傾斜する
傾斜姿勢、水平部23での反転姿勢に分けて説明する
が、初期の正姿勢から最終の反転姿勢までは、135度
の傾斜軌跡を描くことになる(図7の移動軌跡の符号K
参照)。そして、反転ブラケット2の傾斜姿勢、反転姿
勢は、第2のマストレール21に対する第2のローラー
25の嵌合位置や、リンク9a,9bを介してリンクさ
れる反転ブラケット2と昇降ブラケット3との連結位置
等によって決定される。
【0028】また、昇降ブラケット3の左右側面板3a
の各中央には、駆動チェーン31の両端部31a,31
bを固定する上下の固定部材18,19が連結部材37
を介して配設されている。さらに、上記左右側面板3a
の上記第1のローラー5,6間には、バケット1の昇降
反転動作の停止位置を検出する検出バー20が設けられ
ている。
【0029】このような構成のリンクブラケット23を
一対のマストフレーム10の間に配設する場合は、図3
に示すように、第1のローラー5,6を第1のマストレ
ール11に、第2のローラー25を第2のマストレール
21の案内溝に嵌合させることにより、上記リンクブラ
ケット23は、横方向(図3の上下方向)と縦方向(図
3の左右方向)の移動が規制されて上記一対のマストフ
レーム10の間に装着される。このため、一対のマスト
レール10間には、その中途部に連結部材29や、上端
部側にコ字状の上端フレーム30等により補強されてい
る。
【0030】次に、上記一対のマストフレーム10の内
側には、図1及び図4に示すように、上記第1のマスト
レール11と第2のマストレール21が各々対向して形
成されるとともに、これら第1のマストレール11と第
2のマストレール21の間には、スプロケット34,3
5を介して駆動チェーン31が配されている。
【0031】まず、第1のマストレール11は、昇降ブ
ラケット3に取り付けられる第1のローラー5,6を案
内しながら昇降動させるもので、断面がコ字状の溝を有
する直線状のものである。この第1のマストレール11
は、上記マストフレーム10の内側に全長に亘って形成
されている。また、この第1のマストレール11は、一
対のマストフレーム10の各内側に形成されているが、
この第1のマストレール11の近傍の一方のマストフレ
ーム10の側面板10aに、リミットスイッチL1,L
2が各々設けられている。この両リミットスイッチL
1,L2は、ブラケット1の昇降反転動作の初期位置と
最終位置を上記検出バー20の通過によって検出するた
めに、マストフレーム10の上下端側に配置されてい
る。
【0032】一方、第2のマストレール21は、反転ブ
ラケット2に取り付けられる第2のローラー25を案内
しながら昇降反転させるもので、断面がコ字状の溝を有
する。そして、この第2のマストレール21は、第1の
マストレール11と平行な平行部22と、第2のローラ
ー25の移動の終端側となる水平部26と、これら平行
部22と水平部26とを接続する直線状のコーナー部2
4が形成されている。また、上記水平部26は、上記マ
ストフレーム10の側面に取り付けられる補強板27に
より補強されている。
【0033】ここで、本実施の形態の直線状のコーナー
部24の傾斜角度θは、図8及び図9に示すように、上
記平行部22、水平部26の各々に対して45度に設定
されている。すなわち、本実施の形態のマストフレーム
10は、上下方向に垂直に伸びるものであるが、この垂
直なマストフレーム10に対して水平な水平部26が第
2のマストレール21に形成されており、この第2のマ
ストレール21の垂直な平行部22と水平部26とを接
続する傾斜角度θが45度の直線状のコーナー部24が
形成されている。ただし、バケット搬送装置によって
は、地面に対して約70度程ほど傾けたマストフレーム
10も実施に応じて使用することができ、このような傾
斜したマストフレーム10の場合には、45度よりも大
きな傾斜角度に設定されることとなる。なお、この傾斜
したマストフレーム10の場合でも、上記水平部26は
地面に対して水平なものとする。
【0034】次に、駆動チェーン31は、第1のマスト
レール11と第2のマストレール21との間に配設され
ている。すなわち、上記マストフレーム10の上端側と
下端側には、各々軸32,33が固定され、上端側の軸
32には、上方側スプロケット34が取り付けられ、下
端側の軸33には、駆動スプロケット35が取り付けら
れている。これら上方側スプロケット34と駆動スプロ
ケット35とは、同径である。さらに、下端側の軸33
と軸33との間には、一端側が駆動手段Mであるモータ
に連結された駆動シャフト36が取り付けられている。
そして、上方側スプロケット34と駆動スプロケット3
5の間に一対の駆動チェーン31が各々巻き掛けられて
いる。したがって、駆動手段Mにより駆動シャフト36
が駆動されると、一対の駆動チェーン31,31が同時
に駆動するようになされている。
【0035】また、駆動チェーン31の両端部31a,
31bは、上記昇降ブラケット3に上下の各固定部材1
8,19を介して取り付けられている。上方の固定部材
18は、その上に設けられるチェーンジョイント48を
介して駆動チェーン31の一端側31aと接続され、他
方、下方の固定部材19は、板状の部材であり、チェー
ンジョイント48を介して駆動チェーン31の他端側3
1bと接続されている。
【0036】そして特に、駆動チェーン31は、図4乃
至図6に示すように、その他端部31bがチェーンテン
ショナー41を介して昇降ブラケット3に取り付けられ
ている。このチェーンテンショナー41は、駆動チェー
ン31のたるみを効果的に防止するもので、実際はカラ
ーにより覆われているが、このカラーを外すと、一端側
が駆動チェーン31の一方の端部31aに連結される長
さ調節可能なロッド42と、このロッド42を上方に付
勢する付勢部材43とから構成されている。
【0037】まず、長さ調節可能なロッド42は、棒状
のネジ部材であり、このロッド42の上端側42aと下
端側42bに各々螺合される上部ナット44と下部ナッ
ト47とにより、長さ調節が可能になされている。ま
た、長さ調節可能なロッド42は、このロッド42の上
端側42aが付勢手段であるコイルスプリング43を貫
通して上部ナット44を介して取り付けられている。そ
して、支持ワッシャー45を介してナットにより取り付
けられている。他方、ロッド42の下端側42bは、下
部ナット47が螺着されている。さらに、このロッド4
2は、上記固定部材19に形成された穴19aを貫通し
ている。このような構成のチェーンテンショナー41を
使用して駆動チェーン31のたるみを防止するには、下
部ナット47をチェーンジョイント49の側に完全に下
げてから、上部ナット44を締めるようにする。
【0038】また、付勢手段43は、圧縮方向の変位に
対して発生する抵抗の力を利用する圧縮コイルバネであ
り、一端側が下固部材19に固定されている。したがっ
て、コイルスプリング43は上方に伸長しようとしてロ
ッド42を上方に付勢する。このコイルスプリング43
は、垂直方向の過負荷がかかってもコイルが密に縮むた
めに、この過負荷を吸収する。本実施の形態では、駆動
チェーン31は垂直に配設されているので、駆動チェー
ン31の垂直方向のたるみに対して特に効果的である。
【0039】次に、リミットスイッチL1,L2は、バ
ケット1の昇降反転動作の初期位置と最終位置を検出た
めに、図7及び図8に示すように、上方側のリミットス
イッチL1がマストレール10の側面部10aの上方
に、下方側のリミットスイッチL2がマストレール10
の側面部10aの下方に取り付けられている。したがっ
て、上方側のリミットスイッチL1と下方側のリミット
スイッチL2の位置を検出バー20が通過すると、駆動
手段Mが停止する。このように、反転ブラケット2は、
駆動チェーン1の駆動によりマストレール10に沿って
昇降反転するが、昇降反転の上昇限と下降限でリミット
スイッチL1,L2によって自動的に電気が遮断され、
バケット1はその昇降反転を停止する。さらに、上方側
のリミットスイッチL1の近傍には、オーバーフローを
検出するオーバーフロー検出手段L3も設けられてい
る。また、上記操作盤13は、上昇、下降、停止の3点
式押しボタンである。
【0040】次に、本実施の形態のバケット搬送装置を
使用して、実際に、バケット1を昇降反転動作させる場
合について説明する。まず、車両や焼却炉の上に鉄クズ
や生ゴミ等を排出する場合、本実施の形態のバケット搬
送装置を、車両等の近傍に移動させる。そして、このバ
ケット搬送装置の下降限において正姿勢をとるバケット
1内に鉄クズ等の搬送物を投入する。この場合、鉄クズ
等の搬送物が入れられた容器Sごと積み込まれている。
【0041】次いで、操作盤13の上昇ボタンを押す
と、図7及び図8に示すように、駆動手段Mを介して駆
動チェーン31が駆動して、第1のローラー5,6が第
1のマストレール11に案内されて昇降ブラケット3を
上昇させる。この昇降ブラケット3が上昇すると、第2
のローラー25も第2のマストレール21に案内されて
反転ブラケット2も上昇させられ、ブラケット1も上昇
する。その速度は、6m/分である。しかし、第2のロ
ーラー25が第2のマストレール21の平行部22から
直線状のコーナー部24に移ると、反転ブラケット2が
徐々に傾斜して、更に、第2のローラー25が直線状の
コーナー部24から水平部26に移ると、反転ブラケッ
ト2は完全に斜めに傾いた傾斜姿勢になる。
【0042】そして特に、本実施の形態は、上記直線状
のコーナー部24により、第2のローラー25は直線状
のコーナー部24から水平部26まで一気に乗り上げる
こととなる。ここで、昇降速度は、6m/分で一定ある
から、更に昇降ブラケット3が上昇すると、第2のロー
ラー25は上記水平部26の位置のままであるため、反
転ブラケット2はそれ以上上昇しないが、昇降ブラケッ
ト3は第1のローラー5,6により第1のマストレール
11に案内されて上昇する。したがって、リンクブラケ
ット23は、リンク9a,9bを支点として、反転ブラ
ケット2は昇降ブラケット3に対して反転させられる。
このように、この反転ブラケット2の反転により、ブラ
ケット1は、傾斜姿勢から反転姿勢に移り、最終的に
は、バケット1は元の正姿勢から135度反転させられ
る。したがって、バケット1の搬送物が車両等の上に排
出される。
【0043】ここで、ブラケット1が最終の反転姿勢に
移る場合、第2のマストレール21に案内される第2の
ローラー25は、第2のマストレール21の水平部26
から直線状のコーナー部24の側にやや戻されて停止す
る(図8の矢印参照)。この際、昇降ブラケット3に取
り付けられる切り換え部材20が、この上方側のリミッ
トスイッチLスイッチL1の位置を通過すると、駆動手
段Mを停止させるために、バケット1はその動きを停止
する。
【0044】他方、上記移動とは逆に、第2のローラー
25が水平部26から直線状のコーナー部24に移る場
合は、バケット1内の搬送物は排出された状態で降下す
るので、第2のローラー25の降下移動も速やかに行わ
れることとなる。そして、バケット1が下降端側に移動
して来ると、昇降ブラケット3に取り付けられる検出バ
ー20が下方側のリミットスイッチL1の位置を通過し
て、このリミットスイッチL1を切るため、駆動手段M
が停止し、バケット1は正姿勢でその移動を停止する。
したがって、次の搬送物が収納される状態になる。
【0045】このように、本実施の形態のバケット搬送
装置によれば、第2のマストレール11に直線状のコー
ナー部24が形成されていることから、従来のR状のコ
ーナー部のマストレールに比較して、第2のローラー2
5が直線状のコーナー部24から水平部23まで円滑に
移動して一気に乗り上げ、バケット1の昇降反転をスム
ーズに行わせることができる。バケット1の昇降反転を
スムーズに行わせることができる理由としては、次の理
由が挙げられる。
【0046】第1に、従来装置の場合は、マストレール
のコーナー部がR状を呈するために、図10に示すよう
に、第2のローラー25の上方方向の変位量G1,G
2,G3・・・に対して水平方向の変位量H(H1,H
2,H3・・・)は徐々に大きくなることから、第2の
ローラー25の移動に無理な負荷がかかると考えられ
る。これに対して、本実施の形態のバケット搬送装置の
場合は、図9に示すように、第2のローラー25の上方
方向の変位量G1,G2,G3・・・に対して水平方向
の変位量H(H1,H2,H3・・・)は一定であるた
めに、第2のローラー25が直線状のコーナー部24を
通過する際の負荷がかからず、バケット1の昇降反転を
スムーズに行わせることができると考えられる。すなわ
ち、本実施の形態の場合、駆動手段Mの仕事率が一定で
あり、駆動手段Mにかかる負荷が小さいが、従来装置で
は駆動手段の仕事率が一定でなく、駆動手段にかかる負
荷が大きいと考えられる。
【0047】第2に、実際上も、第2のローラー25が
一定の加速により、一旦、直線状のコーナー部24に乗
り上げてしまえば、バケット1の荷重が減少されてしま
うことが考えられる。すなわち、第2のローラー25の
速度は、6m/分であるが、この加速により第2のロー
ラー25が、直線状のコーナー部24に移行するため
に、重量物が積載されたバケット1の荷重が減少されて
しまうからである。また、傾斜角度θが約45度付近で
は、元々平行部22から水平部26に至る長さが、従来
装置のR状のものよりも短いことも理由として挙げられ
る。
【0048】ただし、上記傾斜角度θをあまりに急な角
度に設定すると、上記効果が得られない。第2のマスト
レール21が垂直な場合においては、第2のマストレー
ル21の直線状のコーナー部24の傾斜角度θが約30
度から約50度であれば、従来装置のR状のコーナー部
のマストレールに比較して、第2のローラー25が直線
状のコーナー部24を通過する際の負荷を軽減すること
ができると考えられる。上記約30度から約50度の範
囲であれば、従来装置のR状のコーナー部の距離が短い
からである。ただし、上記範囲よりも傾斜角度を大きく
することが可能であり、例えば、上記直線状のコーナー
部24の傾斜角度θが約30度から約60度の範囲でも
上記効果が期待できる(図9の点線参照)。なお、上述
した地面に対して約70度程度傾けたマストフレーム1
0もあることから、このような傾斜したマストフレーム
10の場合には、上記傾斜角度よりも大きな傾斜角度に
設定されることとなる。
【0049】他方、上記昇降反転とは逆の降下する第2
のローラー25の移動に際しては、バケット1の搬送物
は排出されているので、元に戻る逆反転姿勢の変化も、
第2のローラー25が直線状のコーナー部24を降下す
る移動も速やかに行われることとなる。
【0050】次に、チェーンテンショナー41の動きを
説明する。本実施の形態のバケット搬送装置は、駆動チ
ェーン31の一方の端部31aがチェーンテンショナー
41介して昇降ブラケット3に取り付けられている。し
たがって、図2に示すように、チェーンテンショナー4
1自体も昇降ブラケット3の昇降に伴って駆動しなが
ら、駆動チェーン31のたるみを確実に防止することと
なる。
【0051】すなわち、駆動チェーン31は、その使用
によってたるみが生じる。また、本実施の形態のよう
に、駆動チェーン31の下側に配置されて駆動チェーン
31を駆動させる駆動手段Mを備える装置では、この駆
動手段M側の駆動スプロケット35から送り出す側と昇
降ブラケット3との間に駆動チェーン31のたるみが生
じるおそれがある。ただし、本実施の形態のように、装
置の下側に駆動手段Mが配置される場合は、駆動手段M
がマストレール10の上端側に配置されるものに比較し
て、バケット搬送装置の安定と安全性が格段に高められ
る。
【0052】しかし、これらの要因で駆動チェーン31
にたるみが生じても、昇降ブラケット3に取り付けられ
たコイルスプリング41が駆動チェーン31に連結され
たロッド42を上方に付勢するために、駆動チェーン3
1にテンションを加えることができる。しかも、上記チ
ェーンテンショナー41によれば、駆動チェーン31は
常に直線状に保たれ、駆動チェーン31が曲げられるお
それもない。
【0053】以上、本実施の形態では、地面に対して上
方に垂直に伸びるマストフレーム10を有するバケット
搬送装置について説明したが、本発明は、地面に対して
約70度程度傾けたマストフレーム10を有するバケッ
ト搬送装置等にも適用可能である。また、本実施の形態
では、電気的な制御により、バケットを昇降反転する装
置で説明したが、本発明は、手動式の装置でも同じ構造
のバケット搬送装置にも適用することが可能である。一
方、チェーンテンショナー41に係る本実施の形態で
は、駆動チェーン31の下端側に設ける場合で説明した
が、その取り付け位置も本実施の形態の場合に限定され
るものではなく、その数も問わないものである。 ま
た、チェーンテンショナー41については、説明の便宜
上、バケットが昇降反転する装置を用いて説明したが、
この発明は本実施の形態のものに限らず、バケット等を
昇降させる搬送装置に広く適用することができるもので
ある。
【0054】
【発明の効果】本発明のバケット搬送装置は、第1のマ
ストレールに直線状のコーナー部が形成されていること
から、従来のR状のコーナー部のマストレールに比較し
て、第2のローラーが直線状のコーナー部を通過する際
の負荷を軽減することができるために、水平部まで一気
に移動して、バケットの昇降反転をスムーズに行わせる
ことができる。したがって、無駄な電力消費を抑えるこ
とが可能となるとともに、信頼性の高い装置を提供する
ことになる。
【0055】一方、本発明のチェーンテンショナーに係
るバケット搬送装置は、駆動チェーンがチェーンテンシ
ョナーを介して上記昇降ブラケットに取り付けられてい
るために、チェーンテンショナー自体も昇降ブラケット
に伴って昇降動しながら、駆動チェーンのたるみを確実
に防止することとなる。したがって、ランニングコス
ト、保守点検のコストの低廉化が図られる。また、チェ
ーンテンショナー自体も昇降ブラケットに伴って昇降動
するために、昇降ブラケット等の部材に干渉するような
ことがなく、又、第1のマストレールや第2のマストレ
ールとの間隔を広く保つ必要もないことから、バケット
搬送装置の小型化が図られる。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のバケット搬送装置を示
す全体斜視図である。
【図2】上記一実施の形態の反転ブラケットと昇降ブラ
ケットと駆動チェーンとの関係を拡大して示す斜視図で
ある。
【図3】上記一実施の形態のバケット搬送装置を示す横
断面図である。
【図4】上記一実施の形態の要部を拡大して示す断面図
である。
【図5】上記一実施の形態のチェーンテンショナーの構
成を示す拡大断面図である。
【図6】上記一実施の形態の駆動チェーンの取り付け状
態を示す図である。
【図7】上記一実施の形態のバケットの昇降反転動作を
説明する図である。
【図8】上記一実施の形態のバケットの昇降反転動作を
拡大して説明する図である。
【図9】上記一実施の形態の直線状のコーナー部にかか
る負荷を説明する図である。
【図10】従来装置のコーナー部にかかる負荷を説明す
る図である。
【符号の説明】
1 バケット、2 反転ブラケット、3 昇降ブラケッ
ト、5,6 第1のローラー、10 マストフレーム、
11 第1のマストレール、12 操作盤、21 第2
のマストレール、22 第2のマストレールの平行部、
24 第2のマストレールの直線状のコーナー部、25
第2のローラー、26 水平部、31 駆動チェー
ン、31a,31b 駆動チェーンの端部、41 チェ
ーンテンショナー、42 長さ調節可能なロッド、42
a,42b ロッドの両端側、43 付勢手段(コイル
スプリング)、M 駆動手段、L1,L2 リミットス
イッチ、θ 直線状のコーナー部の傾斜角度、K ブラ
ケットの姿勢の軌跡

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送物を収納するバケットと、このバケ
    ットを支持する反転ブラケットと、この反転ブラケット
    を回動自在に支持して昇降動する昇降ブラケットと、こ
    の昇降ブラケットに取り付けられる第1のローラーを案
    内する第1のマストレールと、上記反転ブラケットに取
    り付けられる第2のローラーを案内する第2のマストレ
    ールと、上記昇降ブラケットが取り付けられるとともに
    上記第1のマストレールに並設して駆動する駆動チェー
    ンと、この駆動チェーンを駆動させる駆動手段とを備
    え、 上記第2のマストレールに、上記第1のマストレールと
    平行な平行部と、上記第2のローラーの移動の終端側と
    なる水平部と、これら平行部と水平部とを接続する直線
    状のコーナー部が形成されていることを特徴とするバケ
    ット搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のマストレールが垂直な場合に
    おいて、直線状のコーナー部の傾斜角度が約30度から
    約50度であることを特徴とする請求項1記載のバケッ
    ト搬送装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも搬送物を収納するバケット
    と、このバケットを昇降動させる駆動チェーンと、この
    駆動チェーンを駆動させる駆動手段を備え、 上記駆動チェーンに、この駆動チェーンのたるみを防止
    するチェーンテンショナーが取り付けられ、このチェー
    ンテンショナーが、駆動チェーンに連結される長さ調節
    可能なロッドと、このロッドを付勢する付勢手段とから
    構成されていることを特徴とするバケット搬送装置。
  4. 【請求項4】 搬送物を収納するバケットと、このバケ
    ットを支持する反転ブラケットと、この反転ブラケット
    を回動自在に支持して昇降動する昇降ブラケットと、こ
    の昇降ブラケットに取り付けられる第1のローラーを案
    内する第1のマストレールと、上記反転ブラケットに取
    り付けられる第2のローラーを案内する第2のマストレ
    ールと、上記昇降ブラケットが取り付けられるとともに
    上記第1のマストレールに並設して駆動する駆動チェー
    ンと、この駆動チェーンを駆動させる駆動手段を備え、 上記駆動チェーンの一方の端部は、この駆動チェーンの
    たるみを防止するチェーンテンショナーを介して上記昇
    降ブラケットに取り付けられ、このチェーンテンショナ
    ーが、一端側が駆動チェーンの端部に連結される長さ調
    節可能なロッドと、このロッドを付勢する付勢手段とか
    ら構成されていることを特徴とするバケット搬送装置。
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