JPH09328562A - 化粧シート及びそれを用いた化粧材 - Google Patents

化粧シート及びそれを用いた化粧材

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JPH09328562A
JPH09328562A JP16832896A JP16832896A JPH09328562A JP H09328562 A JPH09328562 A JP H09328562A JP 16832896 A JP16832896 A JP 16832896A JP 16832896 A JP16832896 A JP 16832896A JP H09328562 A JPH09328562 A JP H09328562A
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sheet
resin
decorative
decorative sheet
ethylene
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JP16832896A
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Yoshiaki Nezu
義昭 根津
Satomi Sadasue
さとみ 貞末
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 一般のオレフィン系フィルムに比べて、エン
ボス加工適性に優れていること。化粧シートの燃焼時、
従来のポリ塩化ビニルのように、有害な塩素系ガスを発
生しないこと。また、化粧シートと被着体とを貼り合わ
せ、Vカット加工したり、その他の曲げ加工後も亀裂や
破断が無く、耐久性、外観、環境面(エコロジー)の全
てにわたり優れた化粧材であること。 【解決手段】 軟質ポリプロピレン樹脂を主体としたシ
ートに、装飾処理することを特徴とする化粧シートおよ
びこのような化粧シートの表面に、アクリル樹脂、エチ
レン・ビニルアルコール共重合体樹脂、ポリオレフィン
樹脂又は熱可塑性ポリエステル樹脂のいずれかから選択
される透明樹脂シートを積層してなり、被着体を貼り合
わせた後、Vカット加工が施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の内装、建
具の表面化粧、車輛内装等に用いる表面化粧シートとし
て利用が可能である。
【0002】
【従来の技術】従来の斯かる用途に用いる化粧シートと
しては、従来から、ポリ塩化ビニルフイルムを使用し
て、これに印刷、エンボス加工等で装飾を施した化粧シ
ート。(特公昭28−5036、特公昭58−1431
2号公報)が用いられていたが、近年これに代わるもの
として、 (1)ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフイ
ン系フイルムを使用した化粧シートが登場して来た。
(特開昭54−62255号公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(1)のような従来の
化粧シートは、工業的に量産し、建築物の内装材等に使
用するにあたって、 可撓性、曲げ加工適性が劣り、耐衝撃性も弱く、Vカ
ット加工時に亀裂破断する。特に、加熱軟化〜エンボス
版押圧〜冷却というエンボス加工時の熱履歴により、結
晶化が進行し、シートが脆弱化し、この傾向が強まる。 結晶化度が高い為、エンボス加工条件が非常に狭い。 という問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(1)軟質ポリプロピレン樹脂シートは、一般のポリオ
レフィン系樹脂フィルムよりも、可撓性、曲げ加工適性
が優れている。従って、耐衝撃性も強く、Vカット加工
時に亀裂破断することがない。また、エンボス適性にも
優れている。
【0005】上記の問題点を解決するために、本発明に
おいては、軟質ポリプロピレン樹脂を主体としたシート
に、装飾処理することを特徴とする化粧シートおよびこ
のような化粧シートの表面に、アクリル樹脂、エチレン
・ビニルアルコール共重合体樹脂、ポリオレフィン樹脂
又は熱可塑性ポリエステル樹脂のいずれかから選択され
る透明樹脂シートを積層してなることを特徴とする化粧
シートを開発したのである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
も含めてより詳細に説明する。図1は、本発明による化
粧シートのうち1層構成からなる例を示す断面図であ
る。図2は、本発明による化粧シートのうち2層積層構
成からなる請求項1又は請求項2に記載の化粧シートの
例を示す断面図である。図3は、本発明による化粧シー
トの応用例を示す断面図である。図4は、本発明による
化粧材の一例を示す断面図である。
【0007】本発明における基材シートは軟質ポリプロ
ピレン樹脂シートである。そして軟質ポリプロピレン樹
脂としては、以下の(1)〜(4)に記載のホモ重合
体、または共重合体、更にはそれら重合体を含有する組
成物のいずれかを意味する。
【0008】(1)(i)固有粘度が1.2dl/g以
上である沸騰ヘプタン可溶性ポリプロピレン10〜90
重量%と(ii)固有粘度が0.5〜9.0dl/gで
ある沸騰ヘプタン不溶性ポリプロピレン90〜10重量
%とからなるポリプロピレン系重合体(a)
【0009】(2)(i)α−オレフィン単位含有量が
0.1〜5モル%であり、(ii)固有粘度が1.2d
l/g以上である沸騰ヘキサン可溶分が20〜99.9
重量%であり、そして(iii)引っ張り弾性率が50
00kg/cm2 以下である。プロピレンと炭素数4〜
30のα−オレフィンとのランダム共重合体(b)。
【0010】(3)(i)前記ポリプロピレン系重合体
(a)10〜95重量%と、(ii)エチレン単位含有
量が10〜60モル%で、固有粘度が0.5〜7.0d
l/gであるエチレン−プロピレン共重合体(c)及び
/又は(ii)エチレン単位含有量が10〜60モル%
で、ポリエン単位含有量が1〜10モル%で、固有粘度
が0.5〜7.0dl/gであるエチレン−プロピレン
−ポリエン共重合体(c′)90〜5重量%とからなる
プロピレン系組成物(d)。
【0011】(4)(i)前記ランダム共重合体(b)
10〜95重量%と、(ii)前記エチレン−プロピレ
ン共重合体(c)及び/又はエチレン−プロピレン−ポ
リエン共重合体(c′)90〜5重量%とからなるプロ
ピレン系組成物(e)。
【0012】上記の軟質ポリプロピレン樹脂の製造方法
は、特開平3−169547号公報に詳細に記載されて
いる。軟質ポリプロピレン樹脂シートの厚さは50〜5
00μm程度で、延伸シート、未延伸シートのいづれも
使用可能であるが、Vカット加工等の成形適性上は、未
延伸シートの方が良好である。
【0013】この軟質ポリプロピレン樹脂シートには、
必要に応じ、顔料、染料、充填剤、発泡剤、難燃剤、紫
外線吸収剤等を添加する。
【0014】本発明で用いる軟質ポリプロピレン樹脂シ
ートは、曲げ弾性率が3000kg/cm2 前後であ
る。曲げ弾性率の測定法は、JIS K 7203に基
づく。
【0015】また、本発明で用いる軟質ポリプロピレン
樹脂シートは、その加熱寸法収縮率とVカット加工等の
曲げ加工時の耐亀裂・破断性とに相関関係が有り、10
0°C雰囲気中で30分間加熱した後の寸法収縮率(加
熱前を基準として)が、長尺帯状シートの場合、シート
長手方向が−2〜+7%、シート幅方向が−7〜+2%
の範囲が好ましい。寸法収縮率が此の範囲から逸脱する
とVカット加工時に亀裂を生じ易くなり好ましくない。
尚、加熱寸法収縮率の許容値がシート長手方向と幅方向
とで別々になるのは、シート製造時のシートの材料力学
的な履歴、及びシート加工時の衝撃力の加わり方が長手
方向と幅方向とで異なる為である。
【0016】此の加熱寸法収縮率は、主に軟質ポリプロ
ピレン樹脂シートの延伸と大きな相関が有る。無延伸で
あれば、此の範囲に前記加熱寸法収縮率は収まり、又3
倍以上延伸すると大体の場合、加熱寸法収縮率は此の範
囲をはずれる。従って延伸する場合は、加熱寸法収縮率
が前記範囲に収まる様に延伸倍率を抑制する。
【0017】軟質ポリプロピレン樹脂シート自体に直接
模様を印刷したり、接着剤を塗布することも可能である
が、インキや接着剤と軟質ポリプロピレン樹脂シートと
の接着力を、より強固なものにする必要がある場合に
は、軟質ポリプロピレン樹脂シート表面に易接着層の塗
布、コロナ放電処理、プラズマ処理等の易接着処理を施
す。
【0018】本発明の化粧シートにおいて、易接着層
(プライマー層、或いはアンカー層とも云う)として
は、アクリル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ
エステル、ポリウレタン、塩素化ポリプロピレン、塩素
化ポリエチレンが使用されるが、特に塩素化ポリプロピ
レンが望ましい。
【0019】易接着層を形成した1例として、軟質ポリ
プロピレン樹脂シート1と模様層5との間に易接着層4
を設けた場合を図1(B)に示す。又、化粧シート自体
では被着体と接着しない場合は、適当な易接着層及び接
着剤層を介して図3(A)のように積層する。
【0020】アクリルとしては、ポリ(メタ)アクリル
酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸エチル、ポリ(メ
タ)アクリル酸プロピル、ポリ(メタ)アクリル酸ブチ
ル、(メタ)アクリル酸メチル・(メタ)アクリル酸ブ
チル共重合体、(メタ)アクリル酸エチル・(メタ)ア
クリル酸ブチル共重合体、エチレン・(メタ)アクリル
酸メチル共重合体、スチレン・(メタ)アクリル酸メチ
ル共重合体等の(メタ)アクリル酸エステルを含む単独
又は共重合体からなるアクリル樹脂(但し、此処で(メ
タ)アクリルとはアクリル又はメタアクリルを意味する
ものとし以下同様である)。
【0021】ポリウレタンとはポリオール(多価アルコ
ール)を主剤とし、イソシアネートを架橋剤(硬化剤)
とするポリウレタンである。
【0022】ポリオールとしては、分子中に2個以上の
水酸基を有するもので、例えばポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、アクリルポリオール、
ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール等が
用いられる。
【0023】又、イソシアネートとしては、分子中に2
個以上のイソシアネート基を有する多価イソシアネート
が用いられる。例えば、2−4トリレンジイソシアネー
ト、キシレンジイソシアネート、4−4ジフェニルメタ
ンジイソシアネート等の芳香族イソシアネート、或いは
ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、水素添加トリレンジイソシアネート、水素添
加ジフェニルメタンジイソシアネート等の脂肪族イソシ
アネートが用いられる。
【0024】装飾処理とは、図1(A)に示すような顔
料添加による着色(透明又は不透明着色)、図1(B)
に示すような模様の印刷、図1(C)に示すようなエン
ボス加工(加熱プレス)、ヘアライン加工等による凹凸
模様賦形等のことである。或いは、図2(A)〜図2
(C)に示す如く、軟質ポリプロピレン樹脂シート1を
基材シートとし、その表面に透明樹脂シート15を積層
し、これらの2層のいづれか1層又は両層に前記の装飾
処理を施した構成であっても良い。
【0025】顔料としては、チタン白、亜鉛華、弁柄、
朱、群青、コバルトブルー、チタン黄、黄鉛、カーボン
ブラック等の無機顔料、イソインドリノン、ハンザイエ
ローA、キナクリドン、パーマネントレッド4R、フタ
ロシアニンブルー、インダスレンブリーRS、アニリン
ブラック等の有機顔料(或いは染料も含む)、アルミニ
ウム、真鍮、等の金属顔料、二酸化チタン被覆雲母、塩
基性炭酸鉛等の箔粉からなる真珠光沢(パール)顔料等
である。
【0026】これらは、粉末、或いは鱗片状箔片として
添加、分散せしめられる。
【0027】模様印刷としては、グラビア印刷、オフセ
ット印刷、シルクスクリーン印刷、転写シートからの転
写印刷等公知の印刷法を用いインキ(或いは塗料)にて
模様を形成する。
【0028】模様としては、木目模様、石目模様、布目
模様、皮絞模様、幾何学図形、文字、記号、或いは全面
ベタ等がある。模様はシートの表面、裏面、表裏両面、
或いは層間に設ける。
【0029】インキ(或いは)塗料としては、バインダ
ーとして、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン
等の塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、ポリウレタ
ン、アクリル、酢酸ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニル共
重合体、セルロース系樹脂、等を用い、一種又は二種以
上混合して用いる。これに前記に列挙した様な公知の顔
料を添加した物を用いる。
【0030】軟質ポリプロピレン樹脂に直接印刷する場
合は、バインダーとして塩素化ポリオレフィン、ポリウ
レタン等が接着性の点で好ましいが、易接着プライマー
を適当に選択して層形成すれば、其の他のバインダーを
用いても十分な接着性を与える。
【0031】エンボス加工としては、軟質ポリプロピレ
ン樹脂を加熱軟化させ、エンボス版で加圧、賦形し、冷
却固定して形成するもので、公知の枚葉、或いは輪転式
のエンボス機が用いられる。
【0032】凹凸形状としては、木目板導管溝、石板表
面凹凸(花崗岩劈開面等)、布表面テクスチュア、梨
地、砂目、ヘアライン、万線条溝等である。
【0033】更に必要に応じて、凹凸模様の凹部に公知
のワイピング法(特公昭58−14312号公報等参
照)によって、着色インキを充填することもできる。着
色インキは前記と同様の物が可能である。但し、耐磨耗
性の点で、2液硬化型ウレタン樹脂をバインダーとする
物が好ましい。
【0034】金属薄膜は、アルミニウム、クロム、金、
銀、銅等の金属を用い、真空蒸着、スパッタリング等の
方法で製膜する。或いはこれらの組み合わせでも良い。
該金属薄膜は、全面に設けても、或いは、部分的にパタ
ーン状に設けても良い。
【0035】次に、請求項2の化粧シートは、図2
(A)に示す如く、軟質ポリプロピレン樹脂シート1の
基材シートに、軟質ポリプロピレン樹脂以外の透明樹脂
シート15からなる表面シートを積層した構成からな
る。該透明樹脂として、アクリル樹脂、エチレン・ビニ
ルアルコール共重合体樹脂、ポリオレフィン樹脂又は熱
可塑性ポリエステル樹脂のいずれかから選択したものが
使用される。(尚、請求項2の層構成自体は表面シート
の材料の差を除けば、請求項1の化粧シートのうち2層
構成からなるものと同構造の為、簡単の為に同じ図2を
用いて説明する。)
【0036】此処において、アクリル樹脂としては、ポ
リ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸
エチル、ポリ(メタ)アクリル酸プロピル、ポリ(メ
タ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸メチル・
(メタ)アクリル酸ブチル共重合体、(メタ)アクリル
酸エチル・(メタ)アクリル酸ブチル共重合体、エチレ
ン・(メタ)アクリル酸メチル共重合体、スチレン・
(メタ)アクリル酸メチル共重合体等の(メタ)アクリ
ル酸エステルを含む単独又は共重合体からなるアクリル
樹脂のことである。このアクリル樹脂シートの厚さは、
20〜100μm程度である。
【0037】また、エチレン・ビニルアルコール共重合
体シートは、熱熔融によるラミネート、又は二液硬化型
ウレタン樹脂、熔融押し出し(エクストルージョン)コ
ートされたポリエチレン等の接着剤により、エチレン・
ビニルアルコール共重合体シートを基材シートとなる軟
質ポリプロピレン樹脂シート上に積層する等して形成さ
れ、その厚みは10〜100μmであるのが好ましく、
より好ましくは12〜25μmである。該シートとして
は、一般にエチレンとビニルアルコールのランダム共重
合体をシート状に成形したものが用いられる。
【0038】このエチレン・ビニルアルコール共重合体
系樹脂シートは、延伸シート、未延伸シートのいずれで
あっても良いが、シートの可撓性、曲げ加工適性、エン
ボス適性等の点で未延伸シートを用いるのが好ましい。
【0039】エチレン・ビニルアルコール共重合体シー
トは、共重合成分の比率を変えることにより、エチレン
の持つ熱可塑性、耐水性と、ビニルアルコールの持つ剛
性、耐油性、耐溶剤性、被帯電性の性能の大小を任意に
調整し得るが、なるべく両者の特徴を兼ね備え、且つ加
工適性に優れたフィルムとするためには、エチレン成分
が30〜45モル%であることが好ましい。30モル%
未満では熱可塑性、熱加工適性、耐水性に劣り、また、
45%を超えると剛性、耐油性、耐溶剤性、非帯電性に
劣ることとなり好ましくない。
【0040】ポリオレフイン樹脂としては、ポリエチレ
ン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブテン
−1共重合体、ポリプロピレン、プロピレン・ブテン−
1共重合体、ポリブテン−1、ブテン−1・プロピレン
・エチレン・3元共重合体、ブテン−1・ヘキセン−1
・オクテン−1・3元共重合体、ポリメチルペンテン、
或いは特開平6−16832号公報等に記載のオレフィ
ン系エラストマー等が使用される。ポリオレフィン樹脂
シートの厚さは50〜500μm程度で、延伸シート、
未延伸シートのいづれも使用可能であるが、Vカット加
工等の成形適性上は、未延伸シートの方が良好である。
【0041】熱可塑性ポリエステル樹脂としては、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、エチレン・テレフタレート・イソフタレート共重合
体等に代表されるものであり、酸成分として、テレフタ
ル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の芳香
族ジカルボン酸及びアルコール成分としてエチレングリ
コール、ジエチレングリコール、ブタンジオール、ヘキ
サンジオール等の脂肪族ジオールとの両者のエステルと
して得られる共重合体である。
【0042】延伸・未延伸いづれのシートも使用可能で
あるが、エンボス加工適性、Vカット加工等の成形加工
適性の点からは未延伸シートの方が好ましい。
【0043】〔紫外線吸収剤・光安定剤〕樹脂により良
好な耐候性(耐光性)を付与するために、紫外線吸収
剤、及び/又は光安定剤を添加することができ、その添
加量は紫外線吸収剤、光安定剤とも通常0.5〜10重
量%程度であるが、一般的には紫外線吸収剤と光安定剤
とを併用するのが好ましい。
【0044】紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾー
ル、ベンゾフェノン、サリチル酸エステル等の有機物、
又は0.2μm径以下の微粒子状の酸化亜鉛、酸化セリ
ウム、酸化チタン等の無機物を用いることができる。光
安定剤としては、ビス−(2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジニル)セバケート等のヒンダードアミ
ン系ラジカル捕捉剤、ピペリジン系ラジカル捕捉剤等の
ラジカル捕捉剤を用いることができる。
【0045】以上の紫外線吸収剤・光安定剤は軟質ポリ
プロピレン、アクリル、エチレン・ビニルアルコール共
重合体、熱可塑性ポリエステル、ポリオレフィンとも共
通である。
【0046】充填剤としては、炭酸カルシウム、硫酸バ
リウム、クレー、タルク等の粉末が用いられる。必要に
応じて適量添加する。難燃剤としては、水酸化アルミニ
ウム、水酸化マグネシウム等の粉末が用いられ、これら
は、難燃性を付与する必要がある場合に添加する。添加
量は各樹脂100重量部に対して10〜150重量部程
度である。
【0047】もし、軟質ポリプロピレン樹脂シートを細
胞状(スポンジ状)発泡体として使用したい場合は、軟
質ポリプロピレン樹脂中に、発泡剤を添加したシートを
加熱し、発泡剤を発泡させる。発泡剤としては、アゾジ
カーボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル、N−
N′−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、オキシビ
スベンゼンスルホニルヒドラジド、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム、等の熱分解型、又はアクリロニ
トリル等の樹脂球殻中にヘキサン、イソブタン等の熱膨
張性気体を封入したマイクロカプセル型を用いる。その
添加量は通常軟質ポリプロピレン樹脂100重量部に対
し、1〜10重量部である。
【0048】請求項1の化粧シート表面に、更に、アク
リル樹脂、エチレン・ビニルアルコール共重合体樹脂、
ポリオレフィン樹脂又は熱可塑性ポリエステル樹脂のい
ずれかから選択される透明樹脂シートを積層する方法と
しては、熔融押し出し塗工(エクストルージョンコー
ト)、熱プレスによる融着、或いは、2液硬化型ポリウ
レタン樹脂、ポリエステル樹脂等の接着剤を用いたドラ
イラミネート等による。
【0049】化粧シートは、装飾処理を施した物の単層
(図1)、軟質ポリプロピレン樹脂シートとアクリル樹
脂、エチレン・ビニルアルコール共重合体樹脂、ポリオ
レフィン樹脂又は熱可塑性ポリエステル樹脂のいずれか
から選択される透明樹脂シートを積層したもの(図
2)、三層以上積層した物(図示略)いずれも可能であ
る。
【0050】又本発明の化粧シートを他の被着体(裏打
材)に積層することもできる。積層は、被着体に化粧シ
ート自体が(熱融点等で)接着可能な場合は、接着剤層
は省いても良い〔図3(B)〕、又、化粧シート自体で
は被着体と接着しない場合は、適当な接着剤にて積層す
る〔図3(A)〕。
【0051】被着体が最終製品であり、その表面化粧の
為に化粧シートを積層する場合も有れば、必要に応じ化
粧シートの力学的強度の補強、或いは隠蔽性の付与の為
化粧シート裏面に被着体を積層する場合も有る。
【0052】被着体としては各種素材の平板、曲面板等
の板材〔図3(A)〕、立体形状物品〔成形品、図3
(B)〕、シート(或いはフィルム)等の各種形状の物
品が対象となる。板材、立体形状物品、或いはシート
(フィルム)のいづれにも用いられる素材としては、木
材単板、木材合板、パーティクルボード、中密度繊維板
(MDF)等の木材板、木質繊維板等の木質板、鉄、ア
ルミニウム等の金属、アクリル、ポリカーボネート、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体、エチレンビニルアセテー
ト、ポリエステル、ポリスチレン、ポリオレフイン、A
BS、フェノール樹脂、ポリ塩化ビニル、セルロース系
樹脂、ゴム等の樹脂、専ら板材、或いは立体形状物品と
して用いられる素材としては、硝子、陶磁器、等のセラ
ミックス、ALC(発泡軽量コンクリート)等のセメン
ト、硅酸カルシウム、石膏等の非セメント窯業系材料、
専らシート(或いはフィルム)として用いられる素材と
しては、上質紙、和紙等の紙、炭素、石綿、チタン酸カ
リウム、硝子、合成樹脂等の繊維からなる不織布又は織
布等がある。
【0053】これら各種被着体への積層方法としては、
例えば接着剤層を間に介して板状基材に加圧ローラー
で加圧して積層する方法、特公昭50−19132号
公報、特公昭43−27488号公報等に記載される様
に、化粧シートを射出成形の雌雄両金型間に挿入して、
両金型を閉じ、雄型のゲートから熔融樹脂を射出充填し
て後、冷却して樹脂成形品の成形と同時にその表面に化
粧シートを接着積層する、所謂射出成形同時ラミネート
方法、特公昭56−45768号公報、特公昭60−
58014号公報等に記載される様に、成形品の表面に
化粧シートを間に接着剤層を介して対向乃至は載置し、
成形品側からの真空吸引による圧力差により化粧シート
を成形品表面に積層する、所謂真空プレス積層方法、
特公昭61−5895号公報、特公平3−2666号公
報等に記載される様に、円柱、多角柱等の柱状基材の長
軸方向に、化粧シートを間に接着剤層を介して供給しつ
つ、複数の向きの異なるローラーにより、柱状体を構成
する複数の側面に順次化粧シートを加圧接着して積層し
てゆく、所謂ラッピング加工方法、実公大15−31
122号公報、特開昭48−47972号公報等に記載
される様に、先ず化粧シートを板状基材に接着剤層を介
して積層し、次いで板状基材の化粧シートとは反対側の
面に、化粧シートと板状基材との界面に到達する、断面
がV字状、又はU字状溝を切削し、次いで該溝内に接着
剤を塗布した上で、該溝を折り曲げ箱体又は柱状体を成
形する所謂、Vカット又はUカット加工方法、等があ
る。
【0054】特に、本発明化粧シートを凹凸立体物に貼
り合わせる方法としては、前記方法のうち、(a)ラッ
ピング加工法、(b)Vカット加工法、(c)射出成形
同時ラミネート法、(d)真空成形同時ラミネート法等
が好ましい。
【0055】本発明の化粧シートは各種被着体に積層
し、所定の成形加工等を施して、各種用途に用いる。例
えば、壁、天井、床等建築物の内装、窓枠、扉、手摺等
の建具の表面化粧、家具又は弱電・OA機器のキャビネ
ットの表面化粧、自動車、電車等の車輛内装、航空機内
装、窓硝子の化粧等である。
【0056】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳細に説明す
る。
【0057】実施例1 軟質ホモポリプロピレンの製造 (1)固定触媒成分の調製 十分に窒素置換した内容積500mlのガラス製三つ口
フラスコに、精製ヘプタン20ml、Mg(OEt)2
4gおよびフタル酸ジ−n−ブチル1.2gを加え、系
内を90°Cに保ち、かきまぜながらTiCl 44ml
を滴下した後、さらにTiCl 4111mlを追加投入
して、110°Cに昇温した。110°Cで2時間反応
させた後、80°Cの精製ヘプタンで洗浄した。得られ
た固相部にTiCl 4115mlを加え、110°Cで
さらに2時間反応させた。反応終了後、生成物を精製ヘ
プタン100mlで数回洗浄して固定触媒成分〔気相法
の固定触媒成分(ii)に相当〕とした。
【0058】(2)固定成分の調製 十分に窒素置換した内容積2.5lのガラス製耐圧三つ
口フラスコに、精製ヘプタン1.7l、AlEt3 0.
07モル、ジフェニルジメトキシシラン(DPDMS)
0.05ミリモルおよび前記(1)の触媒成分120g
を加えた。系内を30°Cに保ち、攪拌しながらプロピ
レンを連続的に供給し、内圧を0.5kg/cm2 に保
った。この反応を1時間継続した後、精製ヘプタン1l
で5回洗浄し、固体成分〔気相法の固体成分(I)に相
当〕を得た。
【0059】(3)気相第1段重合 ポリプロピレンパウダー20gを含む5lのステンレス
製耐圧オートクレーブに、AlEt3 3ミリモル、1−
アリル−3,4−ジメトキシベンゼン(ADMB)0.
15ミリモル、ジフェニルジメトキシシラン(DPDM
S)0.23ミリモルおよび前記(2)の固体成分
(I)100mg(Ti原子に換算して0.06ミリモ
ル)を含むヘプタン溶液20mlを加えた。系内を5分
間排気後、水素ガスを0.7kg/cm2 まで導入し、
全圧が28kg/cm2 になるまでプロピレンガスを供
給しながら70°Cで1.7時間気相重合を行った。メ
ルトインデックス(MI)が10g/10分の軟質ポリ
プロピレン640gを得た。この軟質ポリプロピレンの
沸騰ヘプタン可溶分(HSP分)は46.8重量%であ
り、固有粘度は1.13dl/gであった。また、沸騰
ヘプタン不溶分(HIP分)は53.2重量%であり、
固有粘度は1.74dl/gであった。さらに13C−N
MRによるペンタッド分率においてrrrr/1−mm
mmが34.5%であり、DSCにて測定した融解ピー
ク温度(Tm)が158°C、DSCにて測定した融解
エンタルピー(ΔH)が58.2J/gであり、そして
透過型電子顕微鏡での観察においてドメイン構造が観察
された。
【0060】上記のように製造した軟質ホモポリプロピ
レン100重量部をベースにヒンダードアミン系ラジカ
ル捕捉剤を3重量部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収
剤を2重量部添加した厚さ80μmの未延伸シート(曲
げ弾性率が3000kg/cm2 )を表面シートとし
た。この表面シートの片面に、コロナ処理を施し、ヘキ
サメチレンジイソシアネートを硬化剤とし、アクリルポ
リオールを主剤とするウレタン系2液硬化型樹脂をバイ
ンダーとし、これに顔料を添加したインキで欅板目柄を
グラビア印刷を施し、さらに、塩素化ポリプロピレン系
プライマーで、膜厚3μmの易接着プライマー層をグラ
ビアコート法で設けた。
【0061】次に、充填剤を添加した厚さ80μmのポ
リエチレン樹脂フィルム(タツノ化学株式会社製 商品
名 タフパー)を基材シートとした。
【0062】先に得られた化粧された表面シートのプラ
イマー面が前記の基材シート側となる様にして、両シー
トを重ねて、輪転式の熱プレスエンボス機を用い、両シ
ートを積層接着した。その際ラミネート(ニップ)ロー
ルのうち、表面シート側に来るロールを金属ロールと
し、表面に欅木目導管溝の凹凸を形成してなるエンボス
ロールとして、両シートを積層、接着すると同時に表面
シートの表面に凹凸模様をエンボス加工して、本発明の
化粧シートを製造した。 エンボス条件は、エンボス時シート加熱温度・・・16
5°C シート送り速度・・・15m/分 エンボス版面温度・・・40°C であった。
【0063】実施例2 顔料として弁柄、チタン白、黄鉛を添加して黄褐色に着
色してなる軟質ホモポリプロピレン樹脂のシート(曲げ
弾性率が3000kg/cm2 )を基材シートとする。
この基材シートの表面に、コロナ放電処理を施した上
に、ヘキサメチレンジイソシアネートを硬化剤とし、ア
クリルポリオールを主剤とする2液硬化型ポリウレタン
をバインダーとしこれに顔料を添加した着色インキを用
いて、全面ベタ印刷及び杉柾目模様をグラビア印刷し
た。その上に、ヘキサメチレンジイソシアネートを硬化
剤とし、アクリルポリオールを主剤とする2液硬化型ポ
リウレタン接着剤を10g/m2 (乾燥時)塗布して希
釈溶剤を乾燥させ、その上に表面シートとしてベンゾト
リアゾール系の紫外線吸収剤を2重量%添加した、厚さ
50μmのポリメタアクリル酸メチルからなる透明アク
リル樹脂シートを積層、加圧し、40°C雰囲気中で4
日間養生して該印刷インキ及び接着剤を架橋硬化させ
て、化粧シートを得た。
【0064】実施例3 表面シートとして、ベンゾトリアゾール系の紫外線吸収
剤を2重量%添加した厚さ50μmの透明エチレン・ビ
ニルアルコール共重合体からなる未延伸シートを用いた
以外は実施例2と同様にした化粧シート。
【0065】実施例4 表面シートとして、ベンゾトリアゾール系の紫外線吸収
剤を2重量%添加した厚さ50μmの透明エチレン・テ
レフタレート・イソフタレート共重合体からなる未延伸
シートを用いた以外は実施例2と同様にした化粧シー
ト。
【0066】実施例5 実施例2で得られた化粧シートの軟質ホモポリプロピレ
ンシート側を、エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジ
ョンの接着剤を用い、厚さ10mmのラワン合板(被着
体)に接着、積層し、該合板の化粧シート側と反対側
に、図4(A)のように、合板と接着剤層の界面に迄達
する断面がV字型の条溝を切削し(Vカット加工)、該
条溝内にエチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョンの
接着剤を塗布し、図4(B)のように、該条溝を閉じる
様にして合板をL字型(断面)に折り曲げ、本発明の化
粧材を得た。
【0067】比較例1 実施例1の表面シートとして、厚さ80μm、延伸倍率
3倍の2軸延伸ポリプロピレンシート(曲げ弾性率が9
000kg/cm2 )を用いた。その他は実施例1と同
じとした。
【0068】比較例2 実施例2の基材シートとして、厚さ80μm、延伸倍率
3倍の2軸延伸ポリプロピレンシート(曲げ弾性率が9
000kg/cm2 )を用いた。その他は実施例2と同
じとした。
【0069】比較例3 実施例3の基材シートとして、厚さ80μm、延伸倍率
3倍の2軸延伸ポリプロピレンシート(曲げ弾性率が9
000kg/cm2 )を用いた。その他は実施例3と同
じとした。
【0070】比較例4 実施例4の基材シートとして、厚さ80μm、延伸倍率
3倍の2軸延伸ポリプロピレンシート(曲げ弾性率が9
000kg/cm2 )を用いた。その他は実施例4と同
じとした。
【0071】〔性能評価試験〕実施例1〜4の化粧シー
トと比較例1〜4の化粧シートとをVカット適性におい
て比較した結果を表1に示す。
【0072】〔試験法〕 1.Vカット時のシート破断・亀裂 化粧シートの基材シート側を、エチレン・酢酸ビニル共
重合体エマルジョンの接着剤を用い、厚さ10mmのラ
ワン合板に接着、積層し、該合板の化粧シート側と反対
側に、合板と接着剤層との界面に迄達する断面V字型の
条溝を切削し、該条溝内にエチレン・酢酸ビニル共重合
体エマルジョンの接着剤を塗布し、該条溝を閉じる様に
して合板を折り曲げて合板をL字型(断面)に折り曲げ
た。加工時の雰囲気温度は10°Cであった。
【0073】
【表1】
【0074】
【発明の効果】本発明の化粧シートは、 Vカット加工可能な耐衝撃性、可撓性、曲げ加工適性
を有しており、印刷を施すことにより、意匠性もアップ
するという効果を奏する。 一般のオレフィン系フィルムに比べて、エンボス加工
適性に優れている。 化粧シートの燃焼時、従来のポリ塩化ビニルのよう
に、有害な塩素系ガスを発生しないという効果を奏す
る。 また、本発明の化粧材も、Vカット加工その他の曲げ加
工後も亀裂や破断が無く、耐久性、外観、環境面(エコ
ロジー)の全てにわたり優れた効果を有する化粧材であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による化粧シートのうち1層構成からな
る例を示す断面図である。
【図2】本発明による化粧シートのうち2層積層構成か
らなる請求項1又は請求項2に記載の化粧シートの例を
示す断面図である。
【図3】本発明による化粧シートの別の応用例を示す断
面図である。
【図4】本発明による化粧材の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 軟質ポリプロピレン樹脂シート 2 顔料 3 化粧シート 4 易接着層(プライマー層) 5 模様 6 化粧シート 7 凹凸模様 9 化粧シート 10 模様 11 着色インキワイピング充填 12 化粧シート 15 透明樹脂シート 21 化粧シート 22 化粧シート 23 化粧シート 30 接着剤層 31 被着体(平板) 32 化粧シート 33 被着体(凹凸立体物) 40 Vカット加工
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/32 B32B 27/32 Z 27/36 27/36 33/00 33/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質ポリプロピレン樹脂を主体としたシ
    ートに、装飾処理することを特徴とする化粧シート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の化粧シートの表面に、ア
    クリル樹脂、エチレン・ビニルアルコール共重合体樹
    脂、ポリオレフィン樹脂又は熱可塑性ポリエステル樹脂
    のいずれかから選択される透明樹脂シートを積層してな
    ることを特徴とする化粧シート。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2記載の化粧シート
    の軟質ポリプロピレン樹脂シート側と被着体を貼り合わ
    せた後、Vカット加工が施されていることを特徴とする
    化粧材。
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