JPH09300554A - 化粧シート - Google Patents

化粧シート

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JPH09300554A
JPH09300554A JP14065796A JP14065796A JPH09300554A JP H09300554 A JPH09300554 A JP H09300554A JP 14065796 A JP14065796 A JP 14065796A JP 14065796 A JP14065796 A JP 14065796A JP H09300554 A JPH09300554 A JP H09300554A
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JP
Japan
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sheet
resin
decorative sheet
printing
polyolefin resin
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JP14065796A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kamiyoshi
政宏 神吉
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築物の内装、建具の表面化粧、車輛内装等
に用いる表面化粧シートとして利用が可能であること。
オレフイン系フイルムでありながら、接着性に富み、印
刷適性が良好なこと。従来の水素非添加のゴム(エラス
トマー)を添加したポリオレフィン系フィルムよりも更
に耐熱性、耐候性、柔軟性、透明性が良好であること。
化粧シートの燃焼時、従来のポリ塩化ビニルのように、
有害な塩素系ガスを発生しないこと。 【解決手段】 ポリオレフイン樹脂に改質材として水素
添加ジエン系ゴムを添加したシートに、装飾処理するこ
とを特徴とする化粧シートおよびこのような化粧シート
表面に、更に、アクリル樹脂、エチレン・ビニルアルコ
ール共重合体樹脂、又は熱可塑性ポリエステル樹脂のい
ずれかから選択される透明樹脂シートを積層してなるこ
とを特徴とする化粧シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の内装、建
具の表面化粧、車輛内装等に用いる表面化粧シートとし
て利用が可能である。
【0002】
【従来の技術】従来の化粧シートとしては、主に次の3
種の化粧シートがあった。
【0003】(1)ポリ塩化ビニルフイルムを使用し
て、これに印刷、エンボス加工等で装飾を施す。(特公
昭28−5036、特公昭58−14312号公報) (2)ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフイ
ン系フイルムを使用する。(特開昭54−62255号
公報)
【0004】(3)(2)の欠点を改良するものとし
て、(3−1)特開平6−210808、特表平4−5
04384号公報、(3−2)特開平7−26038号
公報の発明が有る。これらの改良点としては、極性官能
基をグラフト重合させたポリオレフイン系樹脂に、オレ
フイン系熱可塑性エラストマーを混合させたり(3−
1)、或いはポリオレフイン系樹脂に相溶化剤を用いて
ポリウレタン樹脂を混合させたり(3−2)して、下記
の欠点、、、を解決する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】(1)のようなポリ塩
化ビニルフィルムを用いた化粧シートにあっては、耐熱
性が不足するとか、廃棄時焼却処分ができない(燃焼時
塩化水素ガス発生するため)、可塑剤のブリード(滲
出)により、表面の耐汚染性が悪いという問題点があっ
た。
【0006】また、(2)のような従来の化粧シートに
あっては、此の様なポリ塩化ビニルの欠点は改善し得る
ものの、 透明性が不足する。耐熱性が不足する。耐候性が
悪い。柔軟性がない。 印刷やラミネート時のインキ、接着剤等との接着力が
不足する。 耐衝撃性が弱く、Vカット加工時に亀裂破断する。特
に、加熱軟化〜エンボス版押圧〜冷却というエンボス加
工時の熱履歴により、結晶化が進行し、シートが脆弱化
し、この傾向が強まる。 結晶化度が高い為、エンボス加工条件が非常に狭い。
という問題点があった。さらに(3)のような従来の化
粧シートにあっても、依然、前記欠点、、は不十
分であるという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)一般的にポリオレフイン系樹脂フイルムは、接着
性に乏しく、印刷適性が欠除している。そこで表面物性
を高めるためポリオレフイン系樹脂に水素添加スチレン
ブタジエンラバーの改質材をブレンドしたフィルムに印
刷を施した。 (2)上記フィルムは、一般のポリオレフィン系樹脂フ
ィルムよりも前記〜が優れ、又従来の水素非添加の
ゴム(エラストマー)を添加したポリオレフィン系フィ
ルムよりも更に耐熱性、耐候性、柔軟性、透明性が良好
である。 (3)従来は、PVC(ポリ塩化ビニル)のラミネート
タイルが主流であったが環境問題のため非PVC化が求
められており、物性の他にも環境問題の対策となる。
【0008】上記の問題点を解決するために、本発明に
おいては、ポリオレフイン樹脂に改質材として水素添加
ジエン系ゴムを添加したシートに、装飾処理することを
特徴とする化粧シートおよびこのような化粧シート表面
に、更に、アクリル樹脂、エチレン・ビニルアルコール
共重合体樹脂、又は熱可塑性ポリエステル樹脂のいずれ
かから選択される透明樹脂シートを積層してなることを
特徴とする化粧シートを開発したのである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
も含めてより詳細に説明する。図1は、本発明による化
粧シートの例を示す断面図である。図2は、本発明によ
る化粧シートの応用例を示す断面図である。図3は、本
発明による化粧シートの応用例を示す断面図である。
【0010】本発明におけるポリオレフイン樹脂として
は、ポリエチレン、エチレン・プロピレン共重合体、エ
チレン・ブテン−1共重合体、ポリプロピレン、プロピ
レン・ブテン−1共重合体、ポリブテン−1、ブテン−
1・プロピレン・エチレン・3元共重合体、ブテン−1
・ヘキセン−1・オクテン−1・3元共重合体、ポリメ
チルペンテン、或いは特開平6−16832号公報等に
記載のオレフィン系エラストマー等が使用される。厚さ
は50〜500μm程度で、延伸シート、未延伸シート
のいづれも使用可能であるが、Vカット加工等の成形適
性上は、未延伸シートの方が良好である。
【0011】水素添加ジエン系ゴムは、ジエン系ゴム分
子の二重結合の少なくとも一部分に水素原子を付加させ
てなるもので、本発明においてはポリオレフイン系樹脂
の改質材として、使用される。ポリオレフイン系樹脂の
結晶化を抑え、柔軟性、透明性をアップさせる役割があ
る。又一般にポリオレフィン系樹脂にジエン系ゴムを添
加するとジエン系ゴムの二重結合の為、耐候性・耐熱性
はジエン系ゴム無添加のポリオレフィン系樹脂より低下
するが、本発明では、ジエン系ゴムの二重結合を水素で
飽和させる為、ポリオレフィン系樹脂の耐候性、耐熱性
の低下も無く良好なものとなる。
【0012】ジエン系ゴムとしては、イソプレンゴム、
ブタジエンゴム、ブチルゴム、プロピレン・ブタジエン
ゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、アクリロニ
トリル・イソプレンゴム、スチレン・ブタジエンゴム等
が有る。本発明の目的からは特にスチレン・ブタジエン
ゴムが好ましい。添加量としては、ポリオレフイン樹脂
100重量部に対し、1〜90重量部程度とする。1重
量部未満だと、ゴム添加による弾性、伸び率、耐衝撃性
が不足し、Vカット加工、絞り加工等の折り曲げ加工時
に亀裂、割れを生じ易くなる。又90重量部以上だと、
弾性、及び伸び率が大きくなりすぎ、印刷時の見当合わ
せが不良になり好ましくない。
【0013】以下、本発明においては、ポリオレフイン
樹脂に改質材として水素添加ジエン系ゴムを添加したシ
ートのことを単に『ポリオレフイン樹脂シート』と呼ぶ
ことにする。このポリオレフイン樹脂シートには、必要
に応じ、顔料、染料、充填剤、発泡剤、難燃剤、紫外線
吸収剤等を添加する。
【0014】本発明で用いるポリオレフィン樹脂シート
は、その加熱寸法収縮率とVカット加工等の曲げ加工時
の耐亀裂・破断性とに相関関係が有り、100°C雰囲
気中で30分間加熱した後の寸法収縮率(加熱前を基準
として)が、長尺帯状シートの場合、シート長手方向が
−2〜+7%、シート幅方向が−7〜+2%の範囲が好
ましい。寸法収縮率が此の範囲から逸脱するとVカット
加工時に亀裂を生じ易くなり好ましくない。尚、加熱寸
法収縮率の許容値がシート長手方向と幅方向とで別々に
なるのは、シート製造時のシートの材料力学的な履歴、
及びシート加工時の衝撃力の加わり方が長手方向と幅方
向とで異なる為である。此の加熱寸法収縮率は、主にポ
リオレフィン樹脂シートの延伸と大きな相関が有る。無
延伸であれば、此の範囲に前記加熱寸法収縮率は収ま
り、又3倍以上延伸すると大体の場合、加熱寸法収縮率
は此の範囲をはずれる。従って延伸する場合は、加熱寸
法収縮率が前記範囲に収まる様に延伸倍率を抑制する。
【0015】ポリオレフィン樹脂シート自体に直接模様
を印刷したり、接着剤を塗布することも可能であるが、
インキや接着剤とポリオレフィン樹脂シートとの接着力
を、より強固なものにする必要がある場合には、ポリオ
レフィン樹脂シート表面に易接着層の塗布、コロナ放電
処理、プラズマ処理等の易接着処理を施す。本発明の化
粧シートにおいて、易接着層(プライマー層、或いはア
ンカー層とも云う)としては、アクリル、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、ポリウレタン、塩
素化ポリプロピレン、塩素化ポリエチレンが使用される
が、特に塩素化ポリプロピレンが望ましい。易接着層を
形成した1例として、ポリオレフィン樹脂シート1と模
様層5との間に易接着層4を設けた場合を図1(B)に
示す。
【0016】アクリルとしては、ポリ(メタ)アクリル
酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸エチル、ポリ(メ
タ)アクリル酸プロピル、ポリ(メタ)アクリル酸ブチ
ル、(メタ)アクリル酸メチル・(メタ)アクリル酸ブ
チル共重合体、(メタ)アクリル酸エチル・(メタ)ア
クリル酸ブチル共重合体、エチレン・(メタ)アクリル
酸メチル共重合体、スチレン・(メタ)アクリル酸メチ
ル共重合体等の(メタ)アクリル酸エステルを含む単独
又は共重合体からなるアクリル樹脂(但し、此処で(メ
タ)アクリルとはアクリル又はメタアクリルを意味する
ものとし以下同様である)。
【0017】ポリウレタンとはポリオール(多価アルコ
ール)を主剤とし、イソシアネートを架橋剤(硬化剤)
とするポリウレタンである。
【0018】ポリオールとしては、分子中に2個以上の
水酸基を有するもので、例えばポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、アクリルポリオール、
ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール等が
用いられる。
【0019】又、イソシアネートとしては、分子中に2
個以上のイソシアネート基を有する多価イソシアネート
が用いられる。例えば、2−4トリレンジイソシアネー
ト、キシレンジイソシアネート、4−4ジフェニルメタ
ンジイソシアネート等の芳香族イソシアネート、或いは
ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、水素添加トリレンジイソシアネート、水素添
加ジフェニルメタンジイソシアネート等の脂肪族イソシ
アネートが用いられる。
【0020】装飾処理とは、図1(A)に示すような顔
料添加による着色(透明又は不透明着色)、図1(B)
に示すような模様の印刷、図1(C)に示すようなエン
ボス加工(加熱プレス)、ヘアライン加工等による凹凸
模様賦形等のことである。
【0021】顔料添加としては、チタン白、亜鉛華、弁
柄、朱、群青、コバルトブルー、チタン黄、黄鉛、カー
ボンブラック等の無機顔料、イソインドリノン、ハンザ
イエローA、キナクリドン、パーマネントレッド4R、
フタロシアニンブルー、インダスレンブリーRS、アニ
リンブラック等の有機顔料(或いは染料も含む)、アル
ミニウム、真鍮、等の金属顔料、二酸化チタン被覆雲
母、塩基性炭酸鉛等の箔粉からなる真珠光沢(パール)
顔料等である。
【0022】これらは、粉末、或いは鱗片状箔片として
添加、分散せしめられる。
【0023】模様印刷としては、グラビア印刷、オフセ
ット印刷、シルクスクリーン印刷、転写シートからの転
写印刷等公知の印刷法を用いインキ(或いは塗料)にて
模様を形成する。
【0024】模様としては、木目模様、石目模様、布目
模様、皮絞模様、幾何学図形、文字、記号、或いは全面
ベタ等がある。模様はシートの表面、裏面、表裏両面、
或いは層間に設ける。
【0025】インキ(或いは)塗料としては、バインダ
ーとして、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン
等の塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、ポリウレタ
ン、アクリル、酢酸ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニル共
重合体、セルロース系樹脂、等を用い、一種又は二種以
上混合して用いる。これに前記に列挙した様な公知の顔
料を添加した物を用いる。
【0026】ポリオレフィン樹脂に直接印刷する場合
は、バインダーとして塩素化ポリオレフィン、ポリウレ
タン等が接着性の点で好ましいが、易接着プライマーを
適当に選択して層形成すれば、其の他のバインダーを用
いても十分な接着性を与える。
【0027】エンボス加工としては、ポリオレフィン樹
脂を加熱軟化させ、エンボス版で加圧、賦形し、冷却固
定して形成するもので、公知の枚葉、或いは輪転式のエ
ンボス機が用いられる。
【0028】凹凸形状としては、木目板導管溝、石板表
面凹凸(花崗岩劈開面等)、布表面テクスチュア、梨
地、砂目、ヘアライン、万線条溝等である。
【0029】更に必要に応じて、凹凸模様の凹部に公知
のワイピング法(特公昭58−14312号公報等参
照)によって、着色インキを充填することもできる。着
色インキは前記と同様の物が可能である。但し、耐磨耗
性の点で、2液硬化型ウレタン樹脂をバインダーとする
物が好ましい。
【0030】金属薄膜は、アルミニウム、クロム、金、
銀、銅等の金属を用い、真空蒸着、スパッタリング等の
方法で製膜する。或いはこれらの組み合わせでも良い。
該金属薄膜は、全面に設けても、或いは、部分的にパタ
ーン状に設けても良い。
【0031】次に、請求項2の化粧シートは、図3
(C)に示す如く、ポリオレフィン樹脂シート1に、ポ
リオレフィン以外の樹脂シート34を積層した構成から
なる。該ポリオレフィン以外の樹脂として、アクリル樹
脂、エチレン・ビニルアルコール共重合体樹脂、又は熱
可塑性ポリエステル樹脂のいずれかから選択したものが
使用される。此処において、アクリル樹脂としては、ポ
リ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸
エチル、ポリ(メタ)アクリル酸プロピル、ポリ(メ
タ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸メチル・
(メタ)アクリル酸ブチル共重合体、(メタ)アクリル
酸エチル・(メタ)アクリル酸ブチル共重合体、エチレ
ン・(メタ)アクリル酸メチル共重合体、スチレン・
(メタ)アクリル酸メチル共重合体等の(メタ)アクリ
ル酸エステルを含む単独又は共重合体からなるアクリル
樹脂のことである。このアクリル樹脂シートの厚さは、
20〜100μm程度である。
【0032】また、エチレン・ビニルアルコール共重合
体層は、熱熔融によるラミネート、又は二液硬化型ウレ
タン樹脂、熔融押し出し(エクストルージョン)コート
されたポリエチレン等の接着剤により、エチレン・ビニ
ルアルコール共重合体フィルムを基材となる樹脂層上に
積層する等して形成され、その厚みは10〜100μm
であるのが好ましく、より好ましくは12〜25μmで
ある。該フィルムとしては、一般にエチレンとビニルア
ルコールのランダム共重合体をフィルム状に成形したも
のが用いられる。
【0033】このエチレン・ビニルアルコール共重合体
系樹脂フィルムは、延伸フィルム、未延伸フィルムのい
ずれであっても良いが、フィルムの可撓性、曲げ加工適
性、エンボス適性等の点で未延伸フィルムを用いるのが
好ましい。
【0034】エチレン・ビニルアルコール共重合体フィ
ルムは、共重合成分の比率を変えることにより、エチレ
ンの持つ熱可塑性、耐水性と、ビニルアルコールの持つ
剛性、耐油性、耐溶剤性、被帯電性の性能の大小を任意
に調整し得るが、なるべく両者の特徴を兼ね備え、且つ
加工適性に優れたフィルムとするためには、エチレン成
分が30〜45モル%であることが好ましい。30モル
%未満では熱可塑性、熱加工適性、耐水性に劣り、ま
た、45%を超えると剛性、耐油性、耐溶剤性、非帯電
性に劣ることとなり好ましくない。
【0035】熱可塑性ポリエステル樹脂としては、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、エチレン・テレフタレート・イソフタレート共重合
体等に代表されるものであり、酸成分として、テレフタ
ル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の芳香
族ジカルボン酸及びアルコール成分としてエチレングリ
コール、ジエチレングリコール、ブタンジオール、ヘキ
サンジオール等の脂肪族ジオールとの両者のエステルと
して得られる共重合体である。
【0036】延伸・未延伸いづれのシートも使用可能で
あるが、エンボス加工適性、Vカット加工等の成形加工
適性の点からは未延伸シートの方が好ましい。
【0037】〔紫外線吸収剤・光安定剤〕樹脂により良
好な耐候性(耐光性)を付与するために、紫外線吸収
剤、及び/又は光安定剤を添加することができ、その添
加量は紫外線吸収剤、光安定剤とも通常0.5〜10重
量%程度であるが、一般的には紫外線吸収剤と光安定剤
とを併用するのが好ましい。紫外線吸収剤としては、ベ
ンゾトリアゾール、ベンゾフェノン、サリチル酸エステ
ル等の有機物、又は0.2μm径以下の微粒子状の酸化
亜鉛、酸化セリウム、酸化チタン等の無機物を用いるこ
とができる。光安定剤としては、ビス−(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジニル)セバケート等の
ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤、ピペリジン系ラジ
カル捕捉剤等のラジカル捕捉剤を用いることができる。
【0038】以上の紫外線吸収剤・光安定剤はアクリ
ル、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリエステ
ル、ポリオレフィンとも共通である。充填剤としては、
炭酸カルシウム、硫酸バリウム、クレー、タルク等の粉
末が用いられる。必要に応じて適量添加する。難燃剤と
しては、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の
粉末が用いられ、これらは、難燃性を付与する必要があ
る場合に添加する。添加量はポリオレフィン樹脂100
重量部に対して10〜150重量部程度である。もし、
ポリオレフィン樹脂シートを細胞状(スポンジ状)発泡
体として使用したい場合は、ポリオレフィン樹脂中に、
発泡剤を添加したシートを加熱し、発泡剤を発泡させ
る。発泡剤としては、アゾジカーボンアミド、アゾビス
イソブチロニトリル、N−N′−ジニトロソペンタメチ
レンテトラミン、オキシビスベンゼンスルホニルヒドラ
ジド、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、等の熱
分解型、又はアクリロニトリル等の樹脂球殻中にヘキサ
ン、イソブタン等の熱膨張性気体を封入したマイクロカ
プセル型を用いる。その添加量は通常ポリオレフィン樹
脂100重量部に対し、1〜10重量部である。
【0039】請求項1の化粧シート表面に、更に、アク
リル樹脂、エチレン・ビニルアルコール共重合体樹脂、
又は熱可塑性ポリエステル樹脂のいずれかから選択され
る透明樹脂シートを積層する方法としては、熔融押し出
し塗工(エクストルージョンコート)、熱プレスによる
融着、或いは、2液硬化型ポリウレタン樹脂、ポリエス
テル樹脂等の接着剤を用いたドライラミネート等によ
る。
【0040】化粧シートは、装飾処理を施した物の単層
(図1)、ポリオレフィン樹脂シート同志を二層積層し
たもの(図2)、ポリオレフィン樹脂シートとアクリル
樹脂、エチレン・ビニルアルコール共重合体樹脂、又は
熱可塑性ポリエステル樹脂のいずれかから選択されるポ
リオレフィン以外の透明樹脂シートを積層したもの〔図
3(C)〕、三層以上積層した物(図示略)いずれも可
能である。又本発明の化粧シートを他の被着体(裏打
材)に積層することもできる。積層は、被着体に化粧シ
ート自体が(熱融点等で)接着可能な場合は、接着剤層
は省いても良い〔図3(B)〕、又、化粧シート自体で
は被着体と接着しない場合は、適当な接着剤にて積層す
る〔図3(A)〕。
【0041】被着体が最終製品であり、その表面化粧の
為に化粧シートを積層する場合も有れば、必要に応じ化
粧シートの力学的強度の補強、或いは隠蔽性の付与の為
化粧シート裏面に被着体を積層する場合も有る。
【0042】被着体としては各種素材の平板、曲面板等
の板材〔図3(A)〕、立体形状物品〔成形品、図3
(B)〕、シート(或いはフィルム)等の各種形状の物
品が対象となる。板材、立体形状物品、或いはシート
(フィルム)のいづれにも用いられる素材としては、木
材単板、木材合板、パーティクルボード、中密度繊維板
(MDF)等の木材板、木質繊維板等の木質板、鉄、ア
ルミニウム等の金属、アクリル、ポリカーボネート、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体、エチレンビニルアセテー
ト、ポリエステル、ポリスチレン、ポリオレフイン、A
BS、フェノール樹脂、ポリ塩化ビニル、セルロース系
樹脂、ゴム等の樹脂、専ら板材、或いは立体形状物品と
して用いられる素材としては、硝子、陶磁器、等のセラ
ミックス、ALC(発泡軽量コンクリート)等のセメン
ト、硅酸カルシウム、石膏等の非セメント窯業系材料、
専らシート(或いはフィルム)として用いられる素材と
しては、上質紙、和紙等の紙、炭素、石綿、チタン酸カ
リウム、硝子、合成樹脂等の繊維からなる不織布又は織
布等がある。
【0043】これら各種被着体への積層方法としては、
例えば接着剤層を間に介して板状基材に加圧ローラー
で加圧して積層する方法、特公昭50−19132号
公報、特公昭43−27488号公報等に記載される様
に、化粧シートを射出成形の雌雄両金型間に挿入して、
両金型を閉じ、雄型のゲートから熔融樹脂を射出充填し
て後、冷却して樹脂成形品の成形と同時にその表面に化
粧シートを接着積層する、所謂射出成形同時ラミネート
方法、特公昭56−45768号公報、特公昭60−
58014号公報等に記載される様に、成形品の表面に
化粧シートを間に接着剤層を介して対向乃至は載置し、
成形品側からの真空吸引による圧力差により化粧シート
を成形品表面に積層する、所謂真空プレス積層方法、
特公昭61−5895号公報、特公平3−2666号公
報等に記載される様に、円柱、多角柱等の柱状基材の長
軸方向に、化粧シートを間に接着剤層を介して供給しつ
つ、複数の向きの異なるローラーにより、柱状体を構成
する複数の側面に順次化粧シートを加圧接着して積層し
てゆく、所謂ラッピング加工方法、実公大15−31
122号公報、特開昭48−47972号公報等に記載
される様に、先ず化粧シートを板状基材に接着剤層を介
して積層し、次いで板状基材の化粧シートとは反対側の
面に、化粧シートと板状基材との界面に到達する、断面
がV字状、又はU字状溝を切削し、次いで該溝内に接着
剤を塗布した上で、該溝を折り曲げ箱体又は柱状体を成
形する所謂、Vカット又はUカット加工方法、等があ
る。
【0044】特に、本発明化粧シートを凹凸立体物に貼
り合わせる方法としては、前記方法のうち、(a)ラッ
ピング加工法、(b)Vカット加工法、(c)射出成形
同時ラミネート法、(d)真空成形同時ラミネート法等
が好ましい。
【0045】本発明の化粧シートは各種被着体に積層
し、所定の成形加工等を施して、各種用途に用いる。例
えば、壁、天井、床等建築物の内装、窓枠、扉、手摺等
の建具の表面化粧、家具又は弱電・OA機器のキャビネ
ットの表面化粧、自動車、電車等の車輛内装、航空機内
装、窓硝子の化粧等である。
【0046】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳細に説明す
る。
【0047】実施例1 ポリプロピレン100重量部をベースに水素添加スチレ
ン−ブタジエンゴムを10重量、又ヒンダードアミン系
ラジカル捕捉剤を3重量部、ベンゾトリアゾール系紫外
線吸収剤を2重量部添加した厚さ80μmの未延伸シー
ト表面に、コロナ処理を施し、ヘキサメチレンジイソシ
アネートを硬化剤とし、アクリルポリオールを主剤とす
るウレタン系2液硬化型樹脂をバインダーとし、これに
顔料を添加したインキで欅板目柄をグラビア印刷を施
し、さらに、塩素化ポリプロピレン系プライマーで、膜
厚3μmの易接着プライマー層をグラビアコート法で設
けた。
【0048】上記で得られた化粧シートをプライマー面
が基材側となる様にして、充填剤として、炭酸カルシウ
ムを又着色顔料として弁柄とカーボンブラックを添加し
たエチレン・酢酸ビニル共重合体の厚さ80μmの基材
シート(被着体)と重ねて、輪転式の熱プレスエンボス
機を用い、両シートを積層接着した。その際ラミネート
(ニップ)ロールのうち、ポリプロピレンフィルム側に
来るロールを金属ロールとし、表面に欅木目導管溝の凹
凸を形成してなるエンボスロールとして、化粧シートと
被着体基材とを積層、接着すると同時に化粧シート表面
に凹凸模様をエンボス加工した。 エンボス条件は、エンボス時シート加熱温度・・・16
5°C シート送り速度・・・15m/分 エンボス版面温度・・・40°C であった。
【0049】実施例2 顔料として弁柄、チタン白、黄鉛を添加して黄褐色に着
色し、又、水素添加スチレン−ブタジエンゴムを10重
量部添加してなるポリエチレン樹脂のシートを用意し、
その表面に、コロナ放電処理を施した上に、ヘキサメチ
レンジイソシアネートを硬化剤とし、アクリルポリオー
ルを主剤とする2液硬化型ポリウレタンをバインダーと
しこれに顔料を添加した着色インキを用いて、全面ベタ
印刷及び杉柾目模様をグラビア印刷した。その上に、ヘ
キサメチレンジイソシアネートを硬化剤とし、アクリル
ポリオールを主剤とする2液硬化型ポリウレタン接着剤
を10g/m2 (乾燥時)塗布して希釈溶剤を乾燥さ
せ、その上に表面シートとしてベンゾトリアゾール系の
紫外線吸収剤を2重量%添加した。厚さ50μmのポリ
メタアクリル酸メチルからなる透明アクリル樹脂シート
を積層、加圧し、40°C雰囲気中で4日間養生して該
印刷インキ及び接着剤を架橋硬化させて、化粧シートを
得た。
【0050】実施例3 表面シートとして、ベンゾトリアゾール系の紫外線吸収
剤を2重量%添加した厚さ50μmの透明エチレン・ビ
ニルアルコール共重合体からなる未延伸シートを用いた
以外は実施例2と同様にした化粧シート。
【0051】実施例4 表面シートとして、ベンゾトリアゾール系の紫外線吸収
剤を2重量%添加した厚さ50μmの透明エチレン・テ
レフタレート・イソフタレート共重合体からなる未延伸
シートを用いた以外は実施例2と同様にした化粧シー
ト。
【0052】比較例1 水素添加していないスチレン−ブタジエンゴムを10重
量部添加し、又ラジカル捕捉剤無添加、紫外線吸収剤無
添加の未延伸ポリプロピレンの厚さ80μmのシートを
用いた。その他は実施例1と同じとした。
【0053】比較例2 オレフィン系エラストマーを10重量部添加し、又ラジ
カル捕捉剤無添加、紫外線吸収剤無添加の延伸倍率3倍
の2軸延伸ポリプロピレンの厚さ80μmのシートを用
いた。その他は実施例1と同じとした。
【0054】比較例3 ゴム系物質未添加、又ラジカル捕捉剤無添加、紫外線吸
収剤無添加の延伸倍率5倍の2軸延伸ポリプロピレンの
厚さ80μmのシートを用いた。その他は実施例1と同
じとした。
【0055】〔性能評価試験〕実施例1〜4の化粧シー
トと比較例1〜3の化粧シートとを諸物性において比較
した結果を表1に示す。
【0056】〔試験法〕 1.透明性 ヘイズ値を東洋精機株式会社製の直読式ヘイズメーター
にて測定する。装飾処理無しのポリオレフィン樹脂シー
ト層単層で測定する。 2.耐候性 カーボンアーク燈型サンシャインウエザオメータで最長
3000時間迄照射し、亀裂、白化、変色等の外観変化
が著しくなった所(目視判定)で停止する。ブラックパ
ネル温度63°C。照射後のサンプルを目視にて評価す
る。 3.耐熱性 80°C雰囲気中で3分間加熱し、その前後での変色状
態を目視で確認する。 4.Vカット時のシート破断・亀裂 化粧シートの基材シート側を、エチレン・酢酸ビニル共
重合体エマルジョンの接着剤を用い、厚さ10mmのラ
ワン合板に接着、積層し、該合板の化粧シート側と反対
側に、合板と接着剤層との界面に迄達する断面V字型の
条溝を切削し、該条溝内にエチレン・酢酸ビニル共重合
体エマルジョンの接着剤を塗布し、該条溝を閉じる様に
して合板を折り曲げて合板をL字型(断面)に折り曲げ
た。加工時の雰囲気温度は10°Cであった。 5.凹凸模様の再現 目視で評価した。 6.接着力 化粧シート/基材シート、又は表面シート/化粧シート
の積層体を幅1cmに切り抜いたサンプルを幅方向と直
交する方向に引張速度50mm/min、雰囲気温度2
0°Cで、両サンプルの引張方向が互いに180°にな
る様に引張試験を行い、層間界面の剥離時の張力を測定
した。 7.加熱寸法収縮率 化粧シートを100°C雰囲気中で30分間加熱して、 〔(加熱後の寸法)−(加熱前の寸法)〕×100/
(加熱前の寸法)=加熱寸法収縮率(%) を長手方向(MD)、及び幅方向(TD)各々について
求めた。
【0057】
【表1】
【0058】
【発明の効果】本発明の化粧シートは、 Vカット加工可能な耐衝撃性、柔軟性、易接着性を有
しており、又、ポリオレフイン系樹脂に水素非添加のゴ
ムを混ぜたものよりも耐熱性、耐候性、柔軟性、透明性
が良好で、印刷を施すことにより、意匠性もアップする
という効果を奏する。 一般のオレフィン系フィルムに比べて、印刷適性及び
エンボス加工適性に優れている。 化粧シートの燃焼時、従来のポリ塩化ビニルのよう
に、有害な塩素系ガスを発生しないという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による化粧シートの一例を示す断面図で
ある。
【図2】本発明による化粧シートの応用例を示す断面図
である。
【図3】本発明による化粧シートの別の応用例を示す断
面図である。
【符号の説明】 1 ポリオレフィン樹脂シート 2 顔料 3 化粧シート 4 易接着層(プライマー層) 5 模様 6 化粧シート 7 凹凸模様 9 化粧シート 10 模様 11 着色インキワイピング充填 12 化粧シート 21 化粧シート 22 化粧シート 23 化粧シート 30 接着剤層 31 被着体(平板) 32 化粧シート 33 被着体(凹凸立体物) 34 ポリオレフィン以外の透明樹脂シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフイン樹脂に改質材として水素
    添加ジエン系ゴムを添加したシートに、装飾処理するこ
    とを特徴とする化粧シート。
  2. 【請求項2】 請求項1の化粧シート表面に、更に、ア
    クリル樹脂、エチレン・ビニルアルコール共重合体樹
    脂、又は熱可塑性ポリエステル樹脂のいずれかから選択
    される透明樹脂シートを積層してなることを特徴とする
    化粧シート。
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