JPH09112448A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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JPH09112448A
JPH09112448A JP7269788A JP26978895A JPH09112448A JP H09112448 A JPH09112448 A JP H09112448A JP 7269788 A JP7269788 A JP 7269788A JP 26978895 A JP26978895 A JP 26978895A JP H09112448 A JPH09112448 A JP H09112448A
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scroll
oldham ring
orbiting scroll
fixed member
scroll compressor
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Application number
JP7269788A
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Hiroyuki Kono
博之 河野
Hideo Hirano
秀夫 平野
Hideto Oka
秀人 岡
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
    • F04C2/02Rotary-piston machines or pumps of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
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    • F04C2210/26Refrigerants with particular properties, e.g. HFC-134a
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
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    • F05C2203/08Ceramics; Oxides
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T29/49236Fluid pump or compressor making
    • Y10T29/4924Scroll or peristaltic type

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スクロール圧縮機に適用され、塩素を含まな
い代替冷媒を用いても旋回スクロールの支持構造部によ
る寿命低下の問題がないようにする。 【構成】 旋回スクロールを固定スクロールに対して自
転させずに旋回運動させるように支持するオルダムリン
グ6が、このオルダムリング6を前記支持のために移動
できるように支持する固定部材、および旋回スクロール
の双方と異種材料35で形成され、互いの摺動部に境界
潤滑状態が生じても、異種材料どうしの摺接になり、相
互が境界潤滑状態の部分で凝着するようなことを回避
し、旋回スクロールの支持構造部による寿命が低下する
のを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として業務用およ
び家庭用の冷凍空調に使用されるスクロール圧縮機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍空調用の電動圧縮機としては、圧縮
部がレシプロ式のもの、ロータリー式のものがあり、い
ずれの方式も家庭用、業務用の冷凍空調分野で使用され
てきている。現在はコスト、性能面等でそれぞれ特徴を
活かして成長してきている。中でもスクロール圧縮機が
高効率、低騒音、低振動という特徴を活かして実用化さ
れてきた。
【0003】スクロール圧縮機に用いられるスクロール
圧縮機構は、よく知られているように、渦巻き曲線を形
成した羽根を持った固定スクロールと旋回スクロールと
を噛み合わせて双方間に幾つかの圧縮室を形成し、この
各圧縮室が旋回スクロールの旋回運動によって、吸込み
口に通じて冷媒を吸い込む外周部側から、吐出口に通じ
る内周に移動しながら容積が縮小して冷媒を圧縮し、圧
縮した冷媒を吐出口から吐出する。
【0004】前記旋回スクロールが前記冷媒の圧縮のた
めに、自転せずに旋回運動するようにオルダムリングで
支持し、このオルダムリングは前記支持のために移動で
きるように固定部材で支持されている。
【0005】従って、オルダムリングは固定部材および
旋回スクロールの双方との間で摺動する。多くは、これ
ら旋回スクロールおよび固定スクロール、固定部材、お
よびオルダムリングの全てが鉄系材料で形成されてい
る。
【0006】一方、冷媒には特定フロンR12や指定フ
ロンR22を用いていた。特定フロンはそれ以前の冷媒
である二酸化硫黄やメチルクロライドと比べて、化学的
に安定で可燃性、毒性がなく、理想的な冷媒として広く
利用され、長年に亘って使用されてきた。
【0007】ところが近時では、特定フロンが分子中に
塩素原子を含み、これがオゾン層の破壊を引き起こすこ
とが確かめられ、代替フロンの開発および使用が図られ
ている。
【0008】実用性の高い代替冷媒として、塩素を含ま
ないHFC(Hydro Fluoro Carbo
n)と云った冷媒が挙げられている「油空圧技術’9
4.6.」(日本工業出版発行)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、代替冷媒を用
いると、代替冷媒は塩素を含まないので従来の特定フロ
ンのような潤滑性は望めない。このため、摺動条件が厳
しくなり、前記従来のような旋回スクロールのオルダム
リングを利用した支持構造構造では、摺動部に摩耗が生
じやすく支持構造部の寿命が低下する。これは、前記支
持構造部のオルダムリングと、旋回スクロールおよび固
定部材の双方との摺動部が、代替冷媒による潤滑性が望
めないために一部油膜が切れた境界潤滑状態になりやす
く、この境界潤滑状態になっている部分で、双方が鉄系
材料どうしの供金構造であることによって凝着が生じる
ことに原因していると考えられる。
【0010】このような支持構造部の寿命低下は、密閉
型圧縮機のようにメンテナンスフリーでしかも長寿命で
運転されるものの場合、前記支持構造部の寿命が即圧縮
機全体の寿命となるので特に問題であり、実用に耐えな
い。
【0011】本発明は上記のような問題を解消すること
を課題とし、塩素を含まない代替冷媒を用いても旋回ス
クロールの支持構造部による寿命低下の問題のないスク
ロール圧縮機を提供することを主たる目的とするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、冷媒
として弗化炭素水素系冷媒群のうち少なくとも1種また
は2種以上を混合した混合冷媒を使用し、密閉容器の内
部に、電動機と、この電動機により駆動される旋回スク
ロールと固定スクロールとの間で前記冷媒を圧縮するス
クロール圧縮機構を配したスクロール圧縮機において、
旋回スクロールを固定スクロールに対して自転させずに
旋回運動させるように支持するオルダムリングが、この
オルダムリングを前記支持のために移動できるように支
持する固定部材、および旋回スクロールの双方と異種材
料で形成されているものであり、電動機の起動によりス
クロール圧縮機構が働くと、冷媒を吸入して圧縮するこ
とを繰り返し冷凍サイクルを実行する。冷媒は弗化炭素
水素系冷媒群のうち少なくとも1種または2種以上を混
合した混合冷媒であって塩素を含まず環境を破壊しな
い。冷媒は塩素を含まないので潤滑性は望めず、オルダ
ムリングと、旋回スクロールおよび固定部材の双方との
間の摺動部に境界潤滑状態が生じても、オルダムリング
と旋回スクロールおよび固定部材の双方とが異種材料ど
うしの摺接になるので、相互が境界潤滑状態の部分で凝
着するようなことを回避でき、旋回スクロールのオルダ
ムリングを利用した支持構造部の寿命が向上し、塩素を
含まない代替冷媒を用いても支持構造部による寿命低下
の問題のないものとなる。
【0013】固定部材と旋回スクロールに対し、オルダ
ムリングを請求項1の発明の異種材料とするために、請
求項2の発明は、表面にスチーム処理してあり、請求項
3の発明は、表面にスチーム処理し、さらにガス軟窒化
等の窒化処理してあり、請求項4の発明は、表面にスチ
ーム処理し、さらにリン酸マンガンにより改質処理して
あり、請求項5の発明は、焼き入れ処理してあり、請求
項6の発明は、表面にセラミックコーティングしてあ
り、請求項7の発明は、表面に物理蒸着処理してあり、
請求項8の発明は、非多孔質材料よりなり表面に窒化処
理してあり、請求項9の発明は、非多孔質材料よりなり
表面にリン酸マンガンによる改質処理してあり、請求項
2〜9のいずれの発明も、請求項1の発明の作用を達成
するのに、オルダムリングを改質処理して簡単に対処で
きるので、オルダムリングが旋回スクロールおよび固定
部材と同系の材料である場合や、旋回スクロールと固定
部材が請求項10の発明のように異種材料である場合に
便利であるし、既成部品を利用しても対処できる利点が
ある。
【0014】請求項10の発明は、請求項2〜9のそれ
ぞれの発明の固定部材が鉄系、旋回スクロールがアルミ
ニウム系である。
【0015】
【実施の形態】以下、本発明の幾つかの実施の形態につ
いて図1〜図11を参照しながら説明する。
【0016】(実施の形態1)図1〜図3に本発明の第
1の実施の形態を示している。本実施の形態は冷凍空調
用の縦向き設置型のスクロール圧縮機の場合で、図1に
全体の構成を示している。
【0017】主な構成として、冷媒として弗化炭素水素
系冷媒群のうち少なくとも1種または2種以上を混合し
た混合冷媒を使用するもので、密閉容器1の内部に、電
動機2と、この電動機2により駆動される旋回スクロー
ル3と固定スクロール4との間で前記冷媒を圧縮するス
クロール圧縮機構5を配し、旋回スクロール3を固定ス
クロール4に対して自転させずに旋回運動させるように
支持するオルダムリング6が、このオルダムリング6を
前記支持のために移動できるように支持する固定部材
7、および旋回スクロール3の双方と異種材料で形成さ
れている。
【0018】本実施の形態が縦向き設置型のものである
ことにより、密閉容器1内の上部にスクロール圧縮機構
5が、その下に圧縮機構2を駆動する電動機2が、最下
部には潤滑剤であるオイル8aのオイル溜め8と、オイ
ル溜め8内のオイル8aを潤滑対象部へオイル供給路3
4を通じて送り出すオイルガイド9とが、それぞれ設け
られている。オイルガイド9は他の形式のポンプに置き
換えることもできる。
【0019】スクロール圧縮機構5は上側の固定スクロ
ール4と下側の旋回スクロール3とを従来同様に噛み合
わせて構成し、旋回スクロール3が電動機2と対向して
前記オルダムリング6を介し旋回駆動される。この旋回
駆動によって、旋回、固定各スクロール3、4の双方間
に幾つか形成する圧縮室13が、吸込口14に通じる外
周側から吐出口15に通じる内周側に移動されながら容
積を縮小して圧縮を行う。冷媒は密閉容器1外に延びる
吸込管31から吸込口14へと吸引する。圧縮した冷媒
は吐出口15から密閉容器1内に吐出し、密閉容器1外
に延びる吐出管32から空調用の図示しない冷凍サイク
ルに供給した後、前記吸込管31に戻し循環させ、冷凍
サイクルを実行する。
【0020】なお、固定スクロール4は密閉容器1の胴
部の鏡板をなしている。固定部材7はこの鏡板をなす固
定スクロール4との間に旋回スクロール3を互いの噛み
合わせ状態に保持するように密閉容器1内に固定された
上軸受ブロックをなし、これの下で密閉容器1内に固定
された下軸受ブロック16とで、電動機2の回転子2a
と一体で旋回スクロール3に連結されてこれを駆動する
クランク軸17を軸受18および軸受19によって保持
している。回転子2aのまわりには固定子2bがあり電
動機2を構成している。
【0021】オルダムリング6は図2に示すように、旋
回スクロール3に対向する側の面の直径線上2か所に突
起21が、また固定部材7と対向する側の面の直径線上
2か所に突起22がそれぞれ設けられ、双方の配列が互
いに直角な方向に向くようになっている。これらの突起
はオルダムリング6に一体でもよいが別体にすると損傷
時に交換ができる。
【0022】オルダムリング6の突起21は、旋回スク
ロール3の直径線上2か所に設けられた半径方向の溝2
3と嵌まり合って、突起21が並ぶ方向に移動できるよ
うに支持し、突起22は固定部材7の直径線上2か所の
半径方向の溝24と嵌まり合ってオルダムリング6が突
起22の並ぶ方向に移動できるように支持する。これに
よって、旋回スクロール3は自転せずに旋回運動できる
ように支持される。さらに旋回スクロール3は偏心位置
にある突軸3aをクランク軸17の主軸17aに半径方
向に摺動できるように保持された摺動子33に嵌め合わ
されている。これによって、クランク軸17が回転する
と旋回スクロール3は摺動子33、オルダムリング6を
介して自転せず旋回駆動される。
【0023】上記の各部材や手段の配置と、支持および
駆動、吸込み圧縮して吐出する流体の案内構造等の具体
的な構成は、本願発明の請求項1の要件を満足する範囲
でどのように構成されてもよいのは勿論である。
【0024】前記冷凍サイクルに用いられる冷媒は、弗
化炭素水素系冷媒群のうち少なくとも1種または2種以
上を混合した混合冷媒であって、塩素を含まず環境を破
壊しない。このような冷媒の具体例としては、特定フロ
ンHCFC22に近い沸点を持つHFCやFCが考えら
れる。
【0025】しかし、密閉容器1内に吐出される冷媒は
各機械摺動部の細部にまで及ぶことができるが、塩素を
含まないために潤滑性は望めず、オルダムリング6と、
旋回スクロール3および固定部材7の双方との間の摺動
部に境界潤滑状態が生じることがある。
【0026】しかし、オルダムリング6と旋回スクロー
ル3および固定部材7の双方とは異種材料であることに
よって、異種材料どうしが摺接することになるので、双
方が境界潤滑状態の部分で凝着するようなことを回避で
き、旋回スクロール3のオルダムリング6を利用した支
持構造部10の寿命が向上し、塩素を含まない代替冷媒
を用いても支持構造部10による寿命低下の問題のない
ものとなる。
【0027】本実施の形態は、オルダムリング6と旋回
スクロール3および固定部材7の双方とを異種材料とす
るため、図3に示すようにオルダムリング6の表面にス
チーム処理したスチーム処理層35を形成し、表面的に
材料を異ならせている。
【0028】従って、オルダムリング6を表面的な改質
処理をして簡単に対処できるので、オルダムリング6が
旋回スクロール3および固定部材7と同系の材料とした
場合や、旋回スクロール3と固定部材7が異種材料とし
た場合に便利であるし、既成部品を利用しても対処でき
る利点がある。
【0029】本実施の形態では、オルダムリング6は鉄
系材料よりなり、旋回スクロール3はアルミニウム系金
属よりなり、固定部材7は鉄系金属よりなる。
【0030】オルダムリング6のスチーム処理は500
℃〜600℃の温度のスチームにて行われるとよい。処
理時間は1時間〜100時間が適当である。このように
したスチーム処理層35は酸化皮膜ができ硬度が向上
し、旋回スクロール3および固定部材7との機械摺動部
が潤滑不良によって凝着するようなことを十分に防止す
ることができた。旋回スクロール3、オルダムリング
6、および固定部材7の材料の取り合わせは請求項1の
発明の範囲において自由であり、有効である。
【0031】(実施の形態2)図4は本発明の第2の実
施の形態を示している。このものは、第1の実施の形態
と同じ構造のスクロール圧縮機において、図に示すよう
にオルダムリング6の表面に第1の実施の形態の場合と
同様に施したスチーム処理層35の上から、さらにガス
窒化等の窒化処理を施し、窒化処理層36を形成してい
る。
【0032】これにより、オルダムリング6は旋回スク
ロールおよび固定部材に対し異種材料とされたスチーム
層35が、封孔処理されるとともに窒化処理層36によ
って耐摩耗性のさらに高い異種材料面を形成するので、
さらなる長寿命化を図ることができる。また、オルダム
リング6は鉄系の多孔質な材料、例えば焼結材料よりな
る場合に、型成形によって容易に製作でき、しかも前記
封孔処理されるので多孔質であることによる耐久性の面
での弱点を補うことができる。
【0033】窒化処理は例えばアンモニアガス雰囲気中
で、500℃〜600℃の温度で、1時間〜100時間
加熱して処理するとよい。処理温度が高いほど窒化処理
層36の硬度が向上する。従って、処理温度の設定によ
って硬度を調節することができる。窒化処理は前記の
他、知られる各種のものを適用できる。
【0034】(実施の形態3)図5は本発明の第3の実
施の形態を示している。このものは、第1の実施の形態
と同じ構造のスクロール圧縮機において、図に示すよう
にオルダムリング6の表面に第1の実施の形態の場合と
同様に施したスチーム処理層35の上から、さらにリン
酸マンガンにより改質処理した改質層37を形成してあ
る。
【0035】これにより、オルダムリング6は旋回スク
ロールおよび固定部材に対し異種材料とされたスチーム
層35が、改質処理層37によってリン酸マンガンが固
体潤滑材となった平滑化がなされ、滑り特性のさらに高
い異種材料面を形成するので、さらなる長寿命化を図る
ことができる。特に使用の初期に有効であり、非多孔性
材料のオルダムリング6であればスチーム処理せず、リ
ン酸マンガンによる改質処理を行ったものでも有効であ
り、請求項1の発明に属する。
【0036】(実施の形態4)図6は本発明の第4の実
施の形態を示している。このものは、第1の実施の形態
と同じ構造のスクロール圧縮機において、図に示すよう
にオルダムリング6の表面に焼き入れ処理した焼き入れ
層38を形成してある。これによってオルダムリング6
は旋回スクロールおよび固定部材に対し表面的に硬度が
向上した異種材料となり、第1の実施の形態の場合と同
様な作用効果を発揮する。
【0037】(実施の形態5)図7は本発明の第5の実
施の形態を示している。このものは、第1の実施の形態
と同じ構造のスクロール圧縮機において、図に示すよう
にオルダムリング6の表面にセラミックコーティングし
たセラミック層39を形成してある。これによってオル
ダムリング6は旋回スクロールおよび固定部材に対し表
面的に硬度が向上し滑り性のよい異種材料となり、第1
の実施の形態の場合と同様な作用効果を発揮する。
【0038】また、スクロール圧縮機の潤滑オイルには
代替冷媒の場合これと相溶性のあるエステル油が用いら
れる。スクロール圧縮機の使用中にこのオイルが加水分
解して脂肪酸ができ、金属表面の腐食による摩耗スラッ
ジと化学結合して金属石鹸を形成し、異物となって問題
である。しかし、セラミック層39による非金属化によ
ってこれを低減することができる。
【0039】代替と相溶性のあるオイルの具体例として
は、脂肪酸エステルや炭酸エステルが考えられる。
【0040】(実施の形態6)図8は本発明の第6の実
施の形態を示している。このものは、第1の実施の形態
と同じ構造のスクロール圧縮機において、図に示すよう
にオルダムリング6の表面にセラミックの物理蒸着処理
(PVD)した蒸着層40を形成してある。これによっ
てオルダムリング6は旋回スクロールおよび固定部材に
対し表面的に硬度が向上し滑り性のよい異種材料とな
り、第5の実施の形態の場合と同様な作用効果を発揮す
る。
【0041】この処理は、プラス側に窒化クロムの棒
を、マイナス側にオルダムリング6を置き、窒素ガス中
で200℃近辺で加熱することにより行ったところ好適
であった。
【0042】(実施の形態7)図9は本発明の第7の実
施の形態を示している。このものは、第1の実施の形態
と同じ構造のスクロール圧縮機において、図に示すよう
にオルダムリング6の表面に実施の形態2の場合と同様
な窒化処理を直接施して窒化層41を形成してある。
【0043】これにより、オルダムリング6は旋回スク
ロールおよび固定部材に対し、窒化処理層41によって
硬度が向上した異種材料面を形成するので、第1の実施
の形態の場合と同様な作用効果を発揮することができ
る。
【0044】(実施の形態8)図10は本発明の第8の
実施の形態を示している。このものは、第1の実施の形
態と同じ構造のスクロール圧縮機において、図に示すよ
うにオルダムリング6の表面にリン酸マンガンにより改
質処理した改質層42を形成してある。
【0045】これにより、オルダムリング6は旋回スク
ロールおよび固定部材に対し、改質処理層42によって
リン酸マンガンが固体潤滑材となった平滑化がなされ、
滑り特性のさらに高い異種材料面を形成するので、第1
の実施の形態の場合と同様な作用効果を発揮することが
できる。
【0046】
【発明の効果】請求項1、9の発明によれば、冷媒は塩
素を含まず環境を破壊しない。冷媒が塩素を含まず潤滑
性を望めないことにより、オルダムリングと、旋回スク
ロールおよび固定部材の双方との間の摺動部に境界潤滑
状態が生じても、それぞれが異種材料どうしが摺接して
いることにより境界潤滑状態の部分で凝着するようなこ
とを回避でき、旋回スクロールのオルダムリングを利用
した支持構造部の寿命が向上し、塩素を含まない代替冷
媒を用いても支持構造部による寿命低下の問題のないも
のとなる。
【0047】請求項2〜8の発明によれば、請求項1の
発明においてさらに、オルダムリングを改質処理して簡
単に対処できるので、オルダムリングが旋回スクロール
および固定部材と同系の材料である場合や、旋回スクロ
ールと固定部材が請求項9の発明のように異種材料であ
る場合に便利であるし、既成部品を利用しても対処でき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すスクロール圧
縮機の縦断面図である。
【図2】図1の圧縮機の要部の分解斜視図である。
【図3】図2のオルダムリングの改質処理状態を示す断
面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態としてのスクロール
圧縮機のオルダムリングの改質処理状態を示す断面図で
ある。
【図5】本発明の第3の実施の形態としてのスクロール
圧縮機のオルダムリングの改質処理状態を示す断面図で
ある。
【図6】本発明の第4の実施の形態としてのスクロール
圧縮機のオルダムリングの改質処理状態を示す断面図で
ある。
【図7】本発明の第5の実施の形態としてのスクロール
圧縮機のオルダムリングの改質処理状態を示す断面図で
ある。
【図8】本発明の第6の実施の形態としてのスクロール
圧縮機のオルダムリングの改質処理状態を示す断面図で
ある。
【図9】本発明の第7の実施の形態としてのスクロール
圧縮機のオルダムリングの改質処理状態を示す断面図で
ある。
【図10】本発明の第8の実施の形態としてのスクロー
ル圧縮機のオルダムリングの改質処理状態を示す断面図
である。
【符号の説明】 1 密閉容器 2 電動機 3 旋回スクロール 4 固定スクロール 5 圧縮機構 6 オルダムリング 7 固定部材 35 スチーム処理層 36、41 窒化処理層 37、42 改質層 38 焼き入れ層 39 セラミック層 40 蒸着層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒として弗化炭素水素系冷媒群のうち
    少なくとも1種または2種以上を混合した混合冷媒を使
    用し、密閉容器の内部に、電動機と、この電動機により
    駆動される旋回スクロールと固定スクロールとの間で前
    記冷媒を圧縮するスクロール圧縮機構を配したスクロー
    ル圧縮機において、 旋回スクロールを固定スクロールに対して自転させずに
    旋回運動させるように支持するオルダムリングが、この
    オルダムリングを前記支持のために移動できるように支
    持する固定部材、および旋回スクロールの双方と異種材
    料で形成されているスクロール圧縮機。
  2. 【請求項2】 固定部材と旋回スクロールに対し、オル
    ダムリングは表面にスチーム処理されて異種材料となっ
    ている請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  3. 【請求項3】 固定部材と旋回スクロールに対し、オル
    ダムリングは表面にスチーム処理され、さらにガス軟窒
    化等の窒化処理されて異種材料となっている請求項1に
    記載のスクロール圧縮機。
  4. 【請求項4】 固定部材と旋回スクロールに対し、オル
    ダムリングは表面にスチーム処理され、さらにリン酸マ
    ンガンにより改質処理をされて異種材料となっている請
    求項1に記載のスクロール圧縮機。
  5. 【請求項5】 固定部材と旋回スクロールに対し、オル
    ダムリングは焼き入れ処理されて異種材料となっている
    請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  6. 【請求項6】 固定部材と旋回スクロールに対し、オル
    ダムリングは表面にセラミックコーティングされて異種
    材料となっている請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  7. 【請求項7】 固定部材と旋回スクロールに対し、オル
    ダムリングは表面に物理蒸着処理されて異種材料となっ
    ている請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  8. 【請求項8】 固定部材と旋回スクロールに対し、オル
    ダムリングは非多孔質材料からなり表面に窒化処理され
    て異種材料となっている請求項1に記載のスクロール圧
    縮機。
  9. 【請求項9】 固定部材と旋回スクロールに対し、オル
    ダムリングは非多孔質材料からなり表面にリン酸マンガ
    ンにより改質処理されて異種材料となっている請求項1
    に記載のスクロール圧縮機。
  10. 【請求項10】 固定部材は鉄系、旋回スクロールはア
    ルミニウム系である請求項2〜9のいずれか一項に記載
    のスクロール圧縮機。
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