JPS6248984A - ロ−タリコンプレツサ - Google Patents
ロ−タリコンプレツサInfo
- Publication number
- JPS6248984A JPS6248984A JP18922685A JP18922685A JPS6248984A JP S6248984 A JPS6248984 A JP S6248984A JP 18922685 A JP18922685 A JP 18922685A JP 18922685 A JP18922685 A JP 18922685A JP S6248984 A JPS6248984 A JP S6248984A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- ceramic coating
- coating film
- wear
- rotary compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/08—Rotary pistons
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、シリンダ内を偏心回転運動するローラの材
質を改良したロータリコンプレッサに関する。
質を改良したロータリコンプレッサに関する。
ロータリコンプレツサに用いられているローラの材質は
、一般に鉄系鋳物（共晶鋳鉄）、モニクロ鋳鉄（Ｍｏ
−Ｍｉ −Ｃｒ ）である。（たとえば特開昭５４−１
５６２０６号公報参照）、ローラの最も重要な特性とし
ては耐摩耗性に優れていることが必要である。すなわち
、ローラの外周面はブレードと摺接するため、ローラの
外周面が摩耗するとシリンダとローラとの間のクリアラ
ンスを大きくし、これによってオイルシールができなく
なシ、性能ダウンを引き起すだけでなく、その摩耗の原
因で、コンプレッサのロックを引き起す致命的な原因に
なる。
、一般に鉄系鋳物（共晶鋳鉄）、モニクロ鋳鉄（Ｍｏ
−Ｍｉ −Ｃｒ ）である。（たとえば特開昭５４−１
５６２０６号公報参照）、ローラの最も重要な特性とし
ては耐摩耗性に優れていることが必要である。すなわち
、ローラの外周面はブレードと摺接するため、ローラの
外周面が摩耗するとシリンダとローラとの間のクリアラ
ンスを大きくし、これによってオイルシールができなく
なシ、性能ダウンを引き起すだけでなく、その摩耗の原
因で、コンプレッサのロックを引き起す致命的な原因に
なる。
また、近年コンプレッサの高速化が進むにつれてこの傾
向が従来に比べて大きくなり、改善が望まれているとと
もに、ローラが鉄系鋳物の場合には重量が大きいために
偏心回転運動時に振動がコンプレッサ全体に伝達し、ま
たシャフトが変形することによる軸受側への極部的な加
圧、摩耗の加速が起るという種々の問題があった。
向が従来に比べて大きくなり、改善が望まれているとと
もに、ローラが鉄系鋳物の場合には重量が大きいために
偏心回転運動時に振動がコンプレッサ全体に伝達し、ま
たシャフトが変形することによる軸受側への極部的な加
圧、摩耗の加速が起るという種々の問題があった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、ローラの軽量化を図るとともに耐摩
耗性を向上させることができるロータリコンプレッサを
提供することにある。
的とするところは、ローラの軽量化を図るとともに耐摩
耗性を向上させることができるロータリコンプレッサを
提供することにある。
この発明は上記目的を達成するために、ローラの材質を
アルミニウム材料とし、この表面にセラミックコーティ
ング膜を施したことを特徴とする。
アルミニウム材料とし、この表面にセラミックコーティ
ング膜を施したことを特徴とする。
以下、この発明を図面に示す一実施例だもとづいて説明
する。
する。
第１図はロータリコンプレッサの全体を示すもので、１
はケース本体である。このケース本体１の内部ては電動
機部２と圧縮機部３とが設けられている。電動機部２の
ロータ４と一体に回転するシャフト５には偏心部６が設
けられ、この偏心部６は上記圧縮機部３のシリンダ７内
において偏心回転運動するようになっている。
はケース本体である。このケース本体１の内部ては電動
機部２と圧縮機部３とが設けられている。電動機部２の
ロータ４と一体に回転するシャフト５には偏心部６が設
けられ、この偏心部６は上記圧縮機部３のシリンダ７内
において偏心回転運動するようになっている。
そして、上記偏心部６には第２図にも示すようにローラ
８が嵌合され、このローラ８にはプレード９が摺接して
いる。ローラ８はアルミニウム材料によって形成され、
その表面、すなわち外周部、上面部および下面部にはセ
ラミックコーティング膜１０が施されている。このセラ
ミックコーティング膜１０は、具体的にはアモルファス
シリコン膜で、炭素および窒素のうち少なくとも一方の
原子を含む膜であり、耐摩耗性に優れている。
８が嵌合され、このローラ８にはプレード９が摺接して
いる。ローラ８はアルミニウム材料によって形成され、
その表面、すなわち外周部、上面部および下面部にはセ
ラミックコーティング膜１０が施されている。このセラ
ミックコーティング膜１０は、具体的にはアモルファス
シリコン膜で、炭素および窒素のうち少なくとも一方の
原子を含む膜であり、耐摩耗性に優れている。
つぎに、ローラ８の製造方法について説明すると、まず
第３図に示すようにアルミニウム材料をパイプ状に連続
押し出し成形によってローラ素材１１を形成する。つぎ
に、このローラ素材１１を所定長に切断することによυ
ローラ体１２・・・を形成し、このローラ本体Ｉ２に第
４図に示すように表面にセラミックスコーティングを施
す。このコーティングに際し、アモルファスＳｉ、Ｎ、
、ＳｏＣはプラダ−ｒ ＣＶ Ｄ法等で、低温下でしか
も比較的高速で着膜できるために量産性に富んでいる。
第３図に示すようにアルミニウム材料をパイプ状に連続
押し出し成形によってローラ素材１１を形成する。つぎ
に、このローラ素材１１を所定長に切断することによυ
ローラ体１２・・・を形成し、このローラ本体Ｉ２に第
４図に示すように表面にセラミックスコーティングを施
す。このコーティングに際し、アモルファスＳｉ、Ｎ、
、ＳｏＣはプラダ−ｒ ＣＶ Ｄ法等で、低温下でしか
も比較的高速で着膜できるために量産性に富んでいる。
しかも、上述のように、ローラ８の表面にセラミックス
コーティング１０を施すことだより、耐摩耗性を向上さ
せることができる。すなわち、第５図に示すように、Ｓ
ｉ、Ｎ４ 同士の場合にはオイル無しの場合に焼付荷
重が極端に低くなるが、鋳鉄とＮｉ３Ｎ、 とを組合
せすることによシ。
コーティング１０を施すことだより、耐摩耗性を向上さ
せることができる。すなわち、第５図に示すように、Ｓ
ｉ、Ｎ４ 同士の場合にはオイル無しの場合に焼付荷
重が極端に低くなるが、鋳鉄とＮｉ３Ｎ、 とを組合
せすることによシ。
オイル有・無に関係なく焼付荷重が高くなる。
これはセラミックス材と金属の融点が極端に違うために
凝着は起さない。しかも、フレオン雰囲気中であるので
鉄系側には塩化鉄が形成され、それが摩擦の低減に効果
があるからである。
凝着は起さない。しかも、フレオン雰囲気中であるので
鉄系側には塩化鉄が形成され、それが摩擦の低減に効果
があるからである。
、 第６図はこの発明の他の実施例を示すもので、複
数個のローラ８・・・を軸方向に積み重ね、これを回転
しなからローラ８の外周面のみにＰＶＤ。
数個のローラ８・・・を軸方向に積み重ね、これを回転
しなからローラ８の外周面のみにＰＶＤ。
ＣＶＤ プラズマ溶射等によシセラミックコーティング
を施したものである。この場合、ローラ８の上面部、下
面部はセラミックコーティングされないが、ローラ８は
シリンダ７の高さよシ゛若干小さく、適度のクリアラン
スを設けている。
を施したものである。この場合、ローラ８の上面部、下
面部はセラミックコーティングされないが、ローラ８は
シリンダ７の高さよシ゛若干小さく、適度のクリアラン
スを設けている。
したがって、ローラ８の上面部および下面部は軸受部の
平坦面とは非接触状態にあり、摩耗することはない。つ
まシ、ローラ８の外周面のみをセラミックコーティング
することによシ充分に耐摩耗性を有するローラ８が得ら
れる。
平坦面とは非接触状態にあり、摩耗することはない。つ
まシ、ローラ８の外周面のみをセラミックコーティング
することによシ充分に耐摩耗性を有するローラ８が得ら
れる。
また、上述のように、ローラ８を積み重ね、回転させな
がらセラミックコーティングすることによって第７図に
示すようなエツジ部のダレ、盛シ上がシを防止すること
ができ、後加工を不要にすることができる。
がらセラミックコーティングすることによって第７図に
示すようなエツジ部のダレ、盛シ上がシを防止すること
ができ、後加工を不要にすることができる。
以上説明したよって、この発明によれば、ローラをアル
ミニウム材料とすることにより、軽量化が図れ、高速回
転時においても撮動低減を図ることができる。しかも、
ローラの表面にセラミックスコーテイング膜を形成する
ことによシ、耐摩耗性に優れ、長期間に亘って安定した
性能を維持することができるという効果を奏する。
ミニウム材料とすることにより、軽量化が図れ、高速回
転時においても撮動低減を図ることができる。しかも、
ローラの表面にセラミックスコーテイング膜を形成する
ことによシ、耐摩耗性に優れ、長期間に亘って安定した
性能を維持することができるという効果を奏する。
第１図はこの発明の一実施例を示すロータリコンプレッ
サの縦断正面図、第２図は同じく横断平面図、第３図は
同じくローラの製造方法を示す斜視図、第４図は同じく
ローラの断面図、第５図は耐摩耗性を示すグラフ図、第
６図はこの発明の他の実施例を示すローラの斜視図、第
７図はローラに施したセラミックコーティング不良の状
態を示す断面図である。 ７・・・シリンダ、８・・・ローラ、１０・・・セラミ
ックコーティング膜。
サの縦断正面図、第２図は同じく横断平面図、第３図は
同じくローラの製造方法を示す斜視図、第４図は同じく
ローラの断面図、第５図は耐摩耗性を示すグラフ図、第
６図はこの発明の他の実施例を示すローラの斜視図、第
７図はローラに施したセラミックコーティング不良の状
態を示す断面図である。 ７・・・シリンダ、８・・・ローラ、１０・・・セラミ
ックコーティング膜。
Claims (2)
- （１）シリンダ内を偏心回転運動するローラの材質をア
ルミニウム系材料によって形成し、その表面にセラミツ
クコーテイング膜を施したことを特徴とするロータリコ
ンプレツサ。 - （２）セラミツクコーテイング膜は、ローラの外周部の
みに施したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
のロータリコンプレツサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18922685A JPS6248984A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | ロ−タリコンプレツサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18922685A JPS6248984A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | ロ−タリコンプレツサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6248984A true JPS6248984A (ja) | 1987-03-03 |
Family
ID=16237691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18922685A Pending JPS6248984A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | ロ−タリコンプレツサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6248984A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5149257A (en) * | 1989-03-29 | 1992-09-22 | Diesel Kiki Co., Ltd. | Compressor with a cylinder having improved seizure resistance and improved wear resistance, and method of manufacturing the cylinder |
| US6062832A (en) * | 1995-10-18 | 2000-05-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Scroll compressor and method for manufacturing an oldham ring therefor |
| US6250900B1 (en) * | 1999-11-15 | 2001-06-26 | Sauer-Danfoss Inc. | Positive displacement hydraulic unit with near-zero side clearance |
| EP1300592A3 (en) * | 2001-10-04 | 2003-08-06 | Eaton Corporation | Rotary blower with an abradable coating |
-
1985
- 1985-08-28 JP JP18922685A patent/JPS6248984A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5149257A (en) * | 1989-03-29 | 1992-09-22 | Diesel Kiki Co., Ltd. | Compressor with a cylinder having improved seizure resistance and improved wear resistance, and method of manufacturing the cylinder |
| US6062832A (en) * | 1995-10-18 | 2000-05-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Scroll compressor and method for manufacturing an oldham ring therefor |
| US6250900B1 (en) * | 1999-11-15 | 2001-06-26 | Sauer-Danfoss Inc. | Positive displacement hydraulic unit with near-zero side clearance |
| EP1300592A3 (en) * | 2001-10-04 | 2003-08-06 | Eaton Corporation | Rotary blower with an abradable coating |
| US6688867B2 (en) | 2001-10-04 | 2004-02-10 | Eaton Corporation | Rotary blower with an abradable coating |
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