JPS6385269A - コンプレツサ - Google Patents

コンプレツサ

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Publication number
JPS6385269A
JPS6385269A JP23084986A JP23084986A JPS6385269A JP S6385269 A JPS6385269 A JP S6385269A JP 23084986 A JP23084986 A JP 23084986A JP 23084986 A JP23084986 A JP 23084986A JP S6385269 A JPS6385269 A JP S6385269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramics
cylinder
roller
plastic
graphite fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23084986A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Komine
健治 小峰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP23084986A priority Critical patent/JPS6385269A/ja
Publication of JPS6385269A publication Critical patent/JPS6385269A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compressor (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はたとえばロークリコンプレッサのようなコンプ
レッサに係り、特にその摺動部構造の改良に関する。
(従来の技術) 従来、ロータリコンプレッサにおける摺動部品、例えば
ローラおよびこれに摺接するベアリング、ベーン等は、
鋳鉄や焼結材料等で形成されていたが、近年コンプレッ
サの高速化、過酷条件での使用に伴い、セラミックス化
が進んでいる。
ところが、セラミックスは靭性に乏しいため、衝撃力や
その繰返しに弱く、特にセラミックス対セラミックスの
場合には、高速時の微小振動により表面割れを起こすと
いう欠点がある。
そこで一部では、例えば特開昭56− 132491号公報に示されているように、セラミック
スとプラスチックモノマとの組合わせにより摺動部蕃措
成する試みがなされている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、セラミックスとプラスチックモノマとの組合
わせにより摺動部を構成した場合には、プラスチックの
塑性変形により接触応力が緩和されるため、特に高速時
に圧力変動等によりセラミックスに微小振動が生じても
、セラミックスの微小破壊を回避することができる。
ところが、プラスチック単体では、強度が低いとともに
耐摩耗性が低く、実用に供し難いという問題がある。
本発明はかかる現況に鑑みなされたもので、衝撃荷重あ
るいは微小振動が起こっても、セラミックスに連続的な
微小破壊が生じてプラスチックが急激に摩耗することが
なく、高い潤滑摩耗特性が得られるコンプレッサを提供
することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明のコンプレッサは、高速回転する摺動体またはこ
の摺動体に周接する摺接体のいずれか一方の少なくとも
摺接面をセラミックス製とするとともに、他方の少なく
とも摺接面を、ポリイミド系またはフッ素系のグラファ
イト繊維強化プラスチック製とするようにしたことを特
徴とする。
(作 用) 本発明のコンプレッサにおいては、セラミックスとプラ
スチックとの組合わせにより摺動部を構成しているので
、プラスチックの塑性変形により接触応力が緩和され、
高速時に圧力変動等により微小振動が生じても、セラミ
ックスの微小破壊を回避することができる。しかもプラ
スチックは、グラファイト繊維で強化されているので、
プラスチックの強度および耐摩耗性を向上させることが
できる。この結果、潤滑摩耗特性が向上し、信頼性向上
を図ることが可能となる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係るロークリコンプレッサの一例を示
すもので、このロークリコンプレッサは、密閉容器状の
ケース1と、このケース1内に配されたモータ2とを備
えており、このモータ2のロータに固設されたシャフト
3は、シリンダ4を介しその上下部に配したベアリング
5により回転自在に支持され、シリンダ4内のローラ6
を偏心同転させるようになっている。そしてローラ6の
偏心同転により、シリンダ4に設けられたベーン7がi
φh゛向に往復動し、シリンダ4内で圧縮ガスが生成さ
れるようになっている。
前記シャフト3およびローラ6の一方は、S i C,
S i N、 T i N、 T i C,P s Z
、アルミナを材料として焼結したセラミックスあるいは
前記材料を金属支Pt体にコーティング成膜して形成さ
れており、またこれに対応して前記ベアリング5および
ベーン7の一方は、ポリイミド系またはフッ素系のグラ
ファイト繊維強化プラスチック、好ましくはこのプラス
チックにM o S 2あるいはM o S e 2の
少なくともいずれか一方を添加したもの、さらに好まし
くは、前記プラスチックに〜1oS  あるいはMoS
e2の少なくともいずれか一方に加えさらに (NH4)2HPO4を添加したもので形成されている
しかして、セラミックスとポリイミド系またはフッ素系
のグラファイト繊維強化プラスチックとの組合わせによ
り摺動部を構成することにより、プラスチックの塑性変
形により接触応力が緩和され、微小、振動に起因するセ
ラミックスの連続的な微小破壊を回避でき、しかもグラ
ファイト繊維によりプラスチックの摩耗を低減できる。
すなわち、プラスチックの柔性とカーボンの剛性および
潤滑性とを組合わせてセラミックスの相手材とすること
で、高速時のセラミックス表面微小破壊回避およびプラ
スチックの耐摩耗性向上を生み出し、その結果、潤滑摩
耗特性が向上して信軸性を高めることができる。
また、プラスチックにM o S O2あるいはMoS
e2を添加することにより、摩擦係数が低下して人力低
減を図ることができ、また潤滑性能の向−にを図ること
ができる。
さらに、プラスチックにM o S eあるいはMoS
e  とともに(NH,) 2HPo4を添加すること
により、セラミックスとプラスチックとの間の界面温度
低下が図られ、高負荷あるいは高速下での使用が可能と
なる。
第2図は、セラミックスの相手材として、セラミックス
を用いる場合、ポリイミド単体を用いる場合、ポリイミ
ド系のグラファイト繊維強化プラスチックにM o S
 2を添加したものを用いる場合、およびポリイミド系
のグラファイト繊維強化プラスチックにM o S 2
および(NH4) 2HPo4を添加したものを用いる
場合の摩耗特性をそれぞれ示すもので、縦軸を摩耗比、
横軸をすべり長さにとって表わしている。
第2図からも明らかなように、高速下では、セラミック
ス対セラミックスの場合はかなり早い時期に焼付くのに
対し、セラミックス対プラスチックの場合は、最初は立
上りその後なじみによる低下が見られ、また上昇するが
安定し、その後は低レベルを維1jすることが判る。ま
た、プラスチック単体では安定レベルが高いのに対し、
グラファイト繊維強化プラスチック、では安定レベルを
低く抑えることができることが判る。
なお上記実施例ではロータリコンプレッサについて説明
したが、レシプロコンプレッサに適用しても同様な効果
を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、セラミックスとポリイミ
ド系またはフッ素のグラファイト繊維強化プラスチック
との組合わせにより摺動部を構成しているので、高い潤
滑摩耗特性が得られ、信頼性を向上させることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すロータリコンプレッサ
の断面図、第2図は摺動部を構成する索Hによる摩耗特
性の相違を示すグラフである。 3・・・シャフト、4・・・シリンダ、5・・・ベアリ
ング、6・・・ローラ、7・・・ベーン。 出願人代理人  佐  藤  −離 調1図 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 高速回転する摺動体と、この摺動体に摺接する摺
    接体とを備えたコンプレッサにおいて、前記摺動体また
    は摺接体のいずれか一方の少なくとも摺接面をセラミッ
    クス製とするとともに、他方の少なくとも摺接面を、ポ
    リイミド系またはフッ素系のグラファイト繊維強化プラ
    スチック製としたことを特徴とするコンプレッサ。
  2. 2. グラファイト繊維強化プラスチックには、MoS
    _2またはMoSe_2のうちの少なくともいずれか一
    方が添加されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のコンプレッサ。
  3. 3. グラファイト繊維強化プラスチックには、MoS
    _2またはMoSe_2のうちの少なくともいずれか一
    方と、(NH_4)_2HPO_4とが添加されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコンプレ
    ッサ。
JP23084986A 1986-09-29 1986-09-29 コンプレツサ Pending JPS6385269A (ja)

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JP23084986A JPS6385269A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 コンプレツサ

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JP23084986A JPS6385269A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 コンプレツサ

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JPS6385269A true JPS6385269A (ja) 1988-04-15

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ID=16914254

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JP23084986A Pending JPS6385269A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 コンプレツサ

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JP (1) JPS6385269A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02125979A (ja) * 1988-11-02 1990-05-14 Agency Of Ind Science & Technol 水用ピストンポンプ
WO1992018772A1 (en) * 1991-04-15 1992-10-29 Sanyo Electric Co., Ltd. Rotary compressor
WO2022124271A1 (ja) * 2020-12-11 2022-06-16 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 ロータリ圧縮機

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