JPS61187586A - 回転圧縮機 - Google Patents
回転圧縮機Info
- Publication number
- JPS61187586A JPS61187586A JP2670285A JP2670285A JPS61187586A JP S61187586 A JPS61187586 A JP S61187586A JP 2670285 A JP2670285 A JP 2670285A JP 2670285 A JP2670285 A JP 2670285A JP S61187586 A JPS61187586 A JP S61187586A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- rotary compressor
- cylinder
- vane
- inner periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）産業上の利用分野
この発明は耐摩耗性を向上した回転圧縮機に関する。
（ロ）従来の技術
従来の回転圧縮機は例えば実開昭５９−４０５９５号公
報に示されているように構成されている。
報に示されているように構成されている。
ここで、この公報を参考に従来例を説明する。第３図に
おいて、（１）は密閉容器で、この容器内には上部に電
動要素（２）が、下部に回転圧縮要素（３）が夫々収納
されている。回転圧縮要素（３）はシリンダ（４）と、
回転軸（５）の偏心部（６）によりシリンダ（４）内を
回転するローラ（刀と、このローラに接してシリンダ（
４）内を高圧区域と低圧区域とに区画するベーン（８）
とシリンダ（４）の開口部を閉塞する上軸受部（９）と
下軸受部ａωとにより構成されている。
おいて、（１）は密閉容器で、この容器内には上部に電
動要素（２）が、下部に回転圧縮要素（３）が夫々収納
されている。回転圧縮要素（３）はシリンダ（４）と、
回転軸（５）の偏心部（６）によりシリンダ（４）内を
回転するローラ（刀と、このローラに接してシリンダ（
４）内を高圧区域と低圧区域とに区画するベーン（８）
とシリンダ（４）の開口部を閉塞する上軸受部（９）と
下軸受部ａωとにより構成されている。
この構造の回転圧縮機では回転軸（５）の偏心部（６）
により偏心回転するローラ（７）と、このローラに接し
て往復動するベーン（８）とでシリンダ（４）内に流入
した冷媒を圧縮し、冷却運転が行なわれるようにしてい
る。
により偏心回転するローラ（７）と、このローラに接し
て往復動するベーン（８）とでシリンダ（４）内に流入
した冷媒を圧縮し、冷却運転が行なわれるようにしてい
る。
（ハ）発明が解決しようとする問題点
しかしながら、ローラ（７）は外周面に接するベーン（
８）よりも内周面に接する回転軸（５）の方が接触面に
対する相対回転速度が速く、内周部に摩耗による焼付け
が起こりやすくなる問題があった。
８）よりも内周面に接する回転軸（５）の方が接触面に
対する相対回転速度が速く、内周部に摩耗による焼付け
が起こりやすくなる問題があった。
この発明は上記の問題を解決するために、ベーンと接す
るローラの外周部の摺動面よりも相対回転速度の速い回
転軸と接するローラの内周部の摺動面の摩耗を防止する
ことを目的とするものである。
るローラの外周部の摺動面よりも相対回転速度の速い回
転軸と接するローラの内周部の摺動面の摩耗を防止する
ことを目的とするものである。
に）問題点を解決するための手段
この発明はローラの内周部と外周部との摺動面の材質を
違え、かつ、内周部の摺動面の摩耗係数を外周部に比べ
て小さくしたものである。
違え、かつ、内周部の摺動面の摩耗係数を外周部に比べ
て小さくしたものである。
（ホ）作用
この発明はローラの内周部の摺動面の摩擦係数を外周部
に比べて小さくしたことにより、ベーンの接するローラ
の外周部よりも摩耗しやすい偏心部に接するロー２の内
周部の摺動面の摺動抵抗を減らし、この摺動抵抗による
発熱をおさえて摩耗しにくくするものである。
に比べて小さくしたことにより、ベーンの接するローラ
の外周部よりも摩耗しやすい偏心部に接するロー２の内
周部の摺動面の摺動抵抗を減らし、この摺動抵抗による
発熱をおさえて摩耗しにくくするものである。
（へ）実施例
以下この発明を第１図及び第２図の実施例に基づいて説
明する。
明する。
密閉容器（１）内には上部に電動要素（２）が、下部に
回転圧縮要素（３）が夫々収納されている。回転圧縮要
素（３）はシリンダ（４Ｊと、回転軸（５（の偏心部（
６）によりシリンダ（４）内を回転するローラＱｌ）と
、このローラに接してシリンダ（４）内を高圧室ａ４と
低圧室（１謙とに区画するベーンＩと、シリンダ（４）
の開口部を閉塞する上軸受部（９）と下軸受部α〔とに
より構成されている。ローラ（１１）は鋳物を焼入れ処
理してロックウェルのＣスケール硬度が４５Ｈ０以上に
なるようだ形成されている。霞はローラαｌ）の内周面
に焼ばめ固定されたプッシュで、このプッシュはアルミ
を含浸させたカーボン材で円筒状に形成されるとともに
、ローラ（１１）よりも摩擦係数が小さくなるようにし
ている。プッシュαりを外挿している回転軸（５）の偏
心部（６）はロックウェルのＣスケール硬度が４５Ｈ１
ｃ以上になるように形成されている。ベーンＩはカーボ
ンを含浸した鉄系の焼結材で形成されている。
回転圧縮要素（３）が夫々収納されている。回転圧縮要
素（３）はシリンダ（４Ｊと、回転軸（５（の偏心部（
６）によりシリンダ（４）内を回転するローラＱｌ）と
、このローラに接してシリンダ（４）内を高圧室ａ４と
低圧室（１謙とに区画するベーンＩと、シリンダ（４）
の開口部を閉塞する上軸受部（９）と下軸受部α〔とに
より構成されている。ローラ（１１）は鋳物を焼入れ処
理してロックウェルのＣスケール硬度が４５Ｈ０以上に
なるようだ形成されている。霞はローラαｌ）の内周面
に焼ばめ固定されたプッシュで、このプッシュはアルミ
を含浸させたカーボン材で円筒状に形成されるとともに
、ローラ（１１）よりも摩擦係数が小さくなるようにし
ている。プッシュαりを外挿している回転軸（５）の偏
心部（６）はロックウェルのＣスケール硬度が４５Ｈ１
ｃ以上になるように形成されている。ベーンＩはカーボ
ンを含浸した鉄系の焼結材で形成されている。
このように構成された回転圧縮機において、シリンダ（
４）内に流入した冷媒は回転軸（５）の偏心部（６）に
よりシリンダ（４）内壁に沿りて回転するローラ（ＩＩ
）と、このローラに接して往復動するベーンＩとで圧縮
されて外部に吐出される。このとき、ローラＱｌ）は外
周面に接するベーンα４により押圧され、回転軸（５）
の回転速度に比べて１／３０〜１／４０の回転速度で回
転する。例えば、回転軸（５）が３００Ｏｒｐｍ で
回転する場合には、ローラ（１１）は７５〜１１００ｒ
ｐ で回転し、ベーンａ勾に対するローラ（Ｉｌｌの
相対回転速度は遅く、このローラに対する回転軸（５）
の相対回転速度は逢くなる。そのため、ベーンα４とロ
ーラＱｌ）の外周面との摺動面に比べて、回転軸（５）
の偏心部（６）とローラ（ＩＩ）の内周面との摺動面が
摩耗しやすくなるのを、ローラ（１１）の内周面に摩擦
係数の小さいカーボン材を主成分とするプッシュ叫を焼
ばめ固定し、偏心部（６）との摺動面が油切れ等により
凝着摩耗を起こしにプツシている。
４）内に流入した冷媒は回転軸（５）の偏心部（６）に
よりシリンダ（４）内壁に沿りて回転するローラ（ＩＩ
）と、このローラに接して往復動するベーンＩとで圧縮
されて外部に吐出される。このとき、ローラＱｌ）は外
周面に接するベーンα４により押圧され、回転軸（５）
の回転速度に比べて１／３０〜１／４０の回転速度で回
転する。例えば、回転軸（５）が３００Ｏｒｐｍ で
回転する場合には、ローラ（１１）は７５〜１１００ｒ
ｐ で回転し、ベーンａ勾に対するローラ（Ｉｌｌの
相対回転速度は遅く、このローラに対する回転軸（５）
の相対回転速度は逢くなる。そのため、ベーンα４とロ
ーラＱｌ）の外周面との摺動面に比べて、回転軸（５）
の偏心部（６）とローラ（ＩＩ）の内周面との摺動面が
摩耗しやすくなるのを、ローラ（１１）の内周面に摩擦
係数の小さいカーボン材を主成分とするプッシュ叫を焼
ばめ固定し、偏心部（６）との摺動面が油切れ等により
凝着摩耗を起こしにプツシている。
また、プツシ−α９を形成するカーボン材は鋳物で形成
されたローラＱｌ）に比べて熱膨張係数がきわめて小さ
くなっている。そのため、プッシュα９はカーボン材に
アルミを含浸させて熱膨張係数がローラα１）と略同−
になるようにして、このプッシュをローラα１）の内周
面忙焼ばめ固定しても、運転時の温度上昇による熱膨張
でローラα１）からはずれないようにしている。更に、
偏心部（６）は硬いカーボン材を主成分としたプッシュ
（１５と接触して回転するため、この偏心部を焼入れし
、ロックウェルのＣスケール硬度が４５Ｈ，ｌｃ以上の
硬さにし、プッシュα９との相性が良くなるようにして
いる。また、ローラ（１１）も焼入れして硬くし、ベー
ンα滲との相性が良くなるようにしている。
されたローラＱｌ）に比べて熱膨張係数がきわめて小さ
くなっている。そのため、プッシュα９はカーボン材に
アルミを含浸させて熱膨張係数がローラα１）と略同−
になるようにして、このプッシュをローラα１）の内周
面忙焼ばめ固定しても、運転時の温度上昇による熱膨張
でローラα１）からはずれないようにしている。更に、
偏心部（６）は硬いカーボン材を主成分としたプッシュ
（１５と接触して回転するため、この偏心部を焼入れし
、ロックウェルのＣスケール硬度が４５Ｈ，ｌｃ以上の
硬さにし、プッシュα９との相性が良くなるようにして
いる。また、ローラ（１１）も焼入れして硬くし、ベー
ンα滲との相性が良くなるようにしている。
尚、上記説明においては、ローラ（１１）の内周面にア
ルミを含浸させたカーボン材で形成したプッシュａ５を
嵌着するように説明したが、プッシュをローラの熱膨張
係数と略等しいセラミック材で形成しても、また、ロー
ラの内周面にセラミック材等をコーティングしてもよい
ことは言うまでもない。
ルミを含浸させたカーボン材で形成したプッシュａ５を
嵌着するように説明したが、プッシュをローラの熱膨張
係数と略等しいセラミック材で形成しても、また、ロー
ラの内周面にセラミック材等をコーティングしてもよい
ことは言うまでもない。
（ト）発明の効果
この発明の回転圧縮機はローラの内周部と外周部との摺
動面の材質を違え、かつ、内周部の摺動面の摩擦係数を
外周部に比べて小さくしたのであるから、ベーンに接す
るローラの外周部の摺動面に比べて相対回転速度の速い
偏心部に接するローラの内周部の摺動面の摩耗を防止で
きる。しかも、従来のようにローラの材質をベーン及び
偏心部との両方に最良の特性を持つ材質のものを選定す
るのに比べて、特に摩耗しやすい内周面に回転軸の偏心
部との相性のよい材質を選べばよいので材料選定が容易
にできる。
動面の材質を違え、かつ、内周部の摺動面の摩擦係数を
外周部に比べて小さくしたのであるから、ベーンに接す
るローラの外周部の摺動面に比べて相対回転速度の速い
偏心部に接するローラの内周部の摺動面の摩耗を防止で
きる。しかも、従来のようにローラの材質をベーン及び
偏心部との両方に最良の特性を持つ材質のものを選定す
るのに比べて、特に摩耗しやすい内周面に回転軸の偏心
部との相性のよい材質を選べばよいので材料選定が容易
にできる。
第１図及び第２図はこの発明を示し、第１図は回転圧縮
機の要部断面図、第２図は第１図のｎ −■線断面図、
第３図は従来の回転圧縮機の要部断面図である。 （４）・・・シリンダ、 （５）・・・回転軸、 （６
）・・・偏心部、（１１１・・・ローラ、Ｃ１０）・・
・ベーン、 α四・・・プッシュ。 第１図
機の要部断面図、第２図は第１図のｎ −■線断面図、
第３図は従来の回転圧縮機の要部断面図である。 （４）・・・シリンダ、 （５）・・・回転軸、 （６
）・・・偏心部、（１１１・・・ローラ、Ｃ１０）・・
・ベーン、 α四・・・プッシュ。 第１図
Claims (4)
- １． シリンダと、回転軸の偏心部によってシリンダ内
を回転するローラと、このローラに接してシリンダ内を
高圧室と低圧室とに区画するベーンとを備えた回転圧縮
機において、前記ローラの内周部と外周部との摺動面の
材質を違え、かつ、内周部の摺動面の摩擦係数を外周部
に比べて小さくしたことを特徴とする回転圧縮機。 - ２． ローラの内周面に金属を含浸させたカーボン材の
プッシュを嵌着させたことを特徴とする特許請求の範囲
の第１項に記載された回転圧縮機。 - ３． ローラの内周面にセラミック材のプッシュを嵌着
させたことを特徴とする特許請求の範囲の第１項に記載
された回転圧縮機。 - ４． ローラの内周面にセラミックコーティングを施こ
したことを特徴とする特許請求の範囲の第１項に記載さ
れた回転圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2670285A JPS61187586A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 回転圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2670285A JPS61187586A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 回転圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61187586A true JPS61187586A (ja) | 1986-08-21 |
Family
ID=12200717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2670285A Pending JPS61187586A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | 回転圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61187586A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104421156A (zh) * | 2013-08-26 | 2015-03-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 压缩机 |
| CN108397384A (zh) * | 2017-02-06 | 2018-08-14 | 上海海立电器有限公司 | 一种压缩机及空调系统 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59201994A (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-15 | Daikin Ind Ltd | ステ−シヨナリ−ベ−ン型圧縮機 |
| JPS59201993A (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-15 | Daikin Ind Ltd | ステ−シヨナリ−ベ−ン型圧縮機 |
-
1985
- 1985-02-14 JP JP2670285A patent/JPS61187586A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59201994A (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-15 | Daikin Ind Ltd | ステ−シヨナリ−ベ−ン型圧縮機 |
| JPS59201993A (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-15 | Daikin Ind Ltd | ステ−シヨナリ−ベ−ン型圧縮機 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104421156A (zh) * | 2013-08-26 | 2015-03-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 压缩机 |
| CN108397384A (zh) * | 2017-02-06 | 2018-08-14 | 上海海立电器有限公司 | 一种压缩机及空调系统 |
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