JPH0774894B2 - 鮮鋭性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

鮮鋭性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0774894B2
JPH0774894B2 JP62127656A JP12765687A JPH0774894B2 JP H0774894 B2 JPH0774894 B2 JP H0774894B2 JP 62127656 A JP62127656 A JP 62127656A JP 12765687 A JP12765687 A JP 12765687A JP H0774894 B2 JPH0774894 B2 JP H0774894B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/32Colour coupling substances
    • G03C7/36Couplers containing compounds with active methylene groups
    • G03C7/365Combination of couplers

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料に関するものであ
り、更に詳しくは、画像の鮮鋭性が改良され、かつイエ
ロー発色色素画像の光堅牢性が改良されたハロゲン化銀
カラー写真感光材料に関する。
[発明の背景] 従来から画像の高画質化、高感度化の要請から、ベンゾ
イルアセトアニリド系イエローカプラーが良く用いられ
ている。ベンゾイルアセトアニリド系イエローカプラー
は、高発色性を有していることから感光材料を薄膜化す
ることができ、鮮鋭性の向上を図る上で有効に活かされ
ている。
ところがベンゾイルアセトアニリド系イエローカプラー
は、形成されたイエロー色素画像の光堅牢性が劣化する
欠点を有していた。
このような欠点を除去するため、従来より紫外線吸収剤
を用いたり、退色防止剤を用いる方法等が提案されてい
るが、これらの紫外線吸収剤、退色防止剤等を使用する
ことで塗布膜が厚くなり、鮮鋭性が劣化し、光堅牢性、
鮮鋭性の両方を改良するには限界があった。
[発明の目的] 本発明は、ベンゾイルアセトアニリド系イエローカプラ
ーの特性を保有しつつ、イエロー発色画像の光堅牢性を
改良し、鮮鋭性の優れたハロゲン化銀写真感光材料を得
ることを目的としている。
[発明の構成] 上記目的は、ベンゾイルアセトアニリド系イエローカプ
ラー(但し、DIRカプラーを除く)及びピバロイルアセ
トアニリド系イエローカプラー(但し、DIRカプラーを
除く)をモル比で95:5〜75:25の割合で含有する少なく
とも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有することを特
徴とするハロゲン化銀写真感光材料により達成された。
[発明の具体的構成] 本発明に用いられるベンゾイルアセトアニリド系イエロ
ーカプラーの中でも特に下記一般式(YB−I)で表され
る化合物を好ましく用いることができる。
一般式(YB−I) 式中、R1、R2及びR3は同一及び異なったもの双方を含
み、それぞれは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
アリール基、アルコキシ基、アシルアミノ基、カルバモ
イル基、アルコキシカルボニル基、スルホンアミド基、
またはスルファモイル基を表す。
R4、R5、R6及びR7は同一及び異なったもの双方を含み、
それぞれは水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アリ
ールオキシ基、アシルアミノ基、またはスルホンアミド
基を表す。
Wはハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、またはジアルキルアミノ基を表す。
X1は水素原子または脱離可能な基を表し、脱離可能な基
として好ましい基は、一般式(YB−II)で表される。
一般式(YB−II) Y1は5〜6員環を形成するのに必要な非金属原子群を表
す。
以下に、ベンゾイルアセトアリニド系のイエローカプラ
ーの具体例を挙げるが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
本発明に係る好ましいピバロイルアセトアニリド系イエ
ローカプラーは次の一般式[YP]で示される。
一般式[YP] 式中、R8は水素原子、ハロゲン原子、またはアルコキシ
基を表し、ハロゲン原子が好ましい。またR9、R10及びR
11はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ア
ルケニル基、アルコキシ基、アリール基、カルボキシ
基、アルコキシカルボニル基、カルバミル基、スルフォ
ン基、スルファミル基、アルキルスルフォンアミド基、
アシルアミド基、ウレイド基またはアミノ基を表し、R9
及びR10がそれぞれ水素原子であって、R11がアルコキシ
カルボニル基、アシルアミド基またはアルキルスルホン
アミド基が好ましい。また、X2は水素原子または発色現
像主薬の酸化体との反応により離脱しうる置換基を表
す。
本発明に係るピバロイルアセトアニリド系イエローカプ
ラーのうち代表的な化合物例を以下に挙げるが、本発明
に係るピバロイルアセトアニリド系イエローカプラーは
以下に限定されるものではない。
本発明に用い得るイエローカプラーのその他の具体例
は、英国特許第1,077,874号、特公昭45−40757号、特開
昭47−1031号、同47−26133号、同48−94432号、同50−
87650号、同51−3631号、同52−115219号、同54−99433
号、同54−133329号、同56−30127号、米国特許第2,87
5,057号、同第3,253,924号、同第3,265,506号、同第3,4
08,194号、同第3,551,155号、同第3,551,156号、同第3,
664,841号、同第3,725,072号、同第3,730,722号、同第
3,891,445号、同第3,900,483号、同第3,929,484号、同
第3,933,500号、同第3,973,968号、同第3,990,896号、
同第4,012,259号、同第4,022,620号、同第4,029,508
号、同第4,057,432号、同第4,106,942号、同第4,133,95
8号、同第4,269,936号、同第4,286,053号、同第4,304,8
45号、同第4,314,023号、同第4,336,327号、同第4,356,
258号、同第4,386,155号、同第4,401,752号に記載され
ている。
イエローカプラーを感光材料中に添加するには、イエロ
ーカプラーの物性(例えば溶解性)に応じて、水不溶性
高沸点有機溶媒を用いる水中油滴型乳化分散法、アルカ
リ性溶液として添加するアルカリ分散法、ラテックス分
散法、微細な固体として直接添加する固体分散法等、種
々の方法を用いることができる。
ベンゾイルアセトアニリド系イエローカプラー及びピバ
ロイルアセトアニリド系イエローカプラーの添加量は総
量で通常ハロゲン化銀1モル当り1.0×10-3モル〜1.0モ
ル、好ましくは5.0×10-3モル〜8.0×10-1モルの範囲で
ある。
ベンゾイルアセトアニリド系イエローカプラーとピバロ
イルアセトアニリド系イエローカプラーのモル比率は、
好ましくは98:2〜50:50であり、更に好ましくは95:5〜7
5:25である。
又、ベンゾイルアセトアニリド系イエローカプラー及び
ピバロイルアセトアニリド系イエローカプラーは、それ
ぞれ、2種以上混合使用しても本発明に含まれる。
イエローカプラーは通常、青感光性ハロゲン化銀乳剤層
に含有させるが、目的に応じて、緑感光性又は赤感光性
の如き、青以外の感色性を有するハロゲン化銀乳剤層中
に含有させてもよい。
又、感色性を同じくする感光性ハロゲン化銀乳剤層が2
層以上からなる場合、その少なくとも1層がベンゾイル
アセトアニリド系イエローカプラー及びピバロイルアセ
トアニリド系イエローカプラーの両方を含有していれ
ば、本発明の効果は得られる。
本発明の感光材料に用いるハロゲン化銀乳剤としては、
通常のハロゲン化銀乳剤の任意のものを用いることがで
きる。
該乳剤は、常法により化学増感することができ、増感色
素を用いて、所望の波長域に光学的に増感できる。
ハロゲン化銀乳剤には、カブリ防止剤、安定剤等を加え
ることができる。該乳剤のバインダーとしては、ゼラチ
ンを用いるのが有利である。
乳剤層、その他の親水性コロイド層は、硬膜することが
でき、又、可塑剤、水不溶性又は難溶性合成ポリマーの
分散物(ラテックス)を含有させることができる。
更に色補正の効果を有しているカラードカプラー、競合
カプラー及び現像主薬の酸化体とのカップリングによっ
て現像促進剤、漂白促進剤、現像剤、ハロゲン化銀溶
剤、調色剤、硬膜剤、カブリ剤、カブリ防止剤、化学増
感剤、分光増感剤、及び減感剤のような写真的に有用な
フラグメントを放出する化合物が用いることができる。
感光材料には、フィルター層、ハレーション防止層、イ
ラジエーション防止層等の補助層を設けることができ
る。これらの層中及び/又は乳剤層中には現像処理中に
感光材料から流出するかもしくは漂白される染料が含有
させられてもよい。
感光材料には、ホルマリンスカベンジャー、蛍光増白
剤、マット剤、滑剤、画像安定剤、界面活性剤、色カブ
リ防止剤、現像促進剤、現像遅延剤や漂白促進剤を添加
できる。
指示体としては、ポリエチレン等をラミネートした紙、
ポリエチレンテレフタレートフィルム、バライタ紙、三
酢酸セルロース等を用いることができる。
本発明の感光材料を用いて色素画像を得るには露光後、
通常知られているカラー写真処理を行うことができる。
[実施例] 以下に実施例を示すが、本発明はこれらにより限定され
るものではない。
以下の実施例において、ハロゲン化銀写真感光材料中の
添加量は特に記載のない限り1m2当りのものを示す。ま
た、ハロゲン化銀とコロイド銀は銀に換算して示した。
トリアセチルセルロースフィルム支持体上に、下記に示
すような組成の各層を順次支持体側から形成して、多層
カラー写真感光材料試料1を作製した。
試料−1(比較) 第1層:ハレーション防止層(HC−1) 黒色コロイド銀を含むゼラチン層。
第2層;中間層(I.L.) 2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノンの乳化分散物を
含むゼラチン層。
第3層;低感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層(RL−1) 平均粒径()0.40μm,Ag I6モル%を含むAgBr Iから
なる 単分散乳剤(乳剤I)…銀塗布量1.8g/m2 増感色素I…銀1モルに対して5.0×10-4モル 増感色素II…銀1モルに対して0.8×10-4モル シアンカプラー(C−1)…銀1モルに対して0.085モ
ル カラードシアンカプラー(CC−1)…銀1モルに対して
0.005モル DIR化合物(D−1)…銀1モルに対して0.0015モル DIR化合物(D−2)…銀1モルに対して0.002モル 第4層;高感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層(RH−1) 平均粒径()0.8μm,Ag I 6.0モル%を含むAgBr Iか
らなる 単分散乳剤(乳剤II)…銀塗布量1.3g/m2 増感色素I…銀1モルに対して2.5×10-4モル 増感色素II…銀1モルに対して0.8×10-4モル シアンカプラー(C−2)…銀1モルに対して0.007モ
ル シアンカプラー(C−3)…銀1モルに対して0.027モ
ル カラードシアンカプラー(CC−1)…銀1モルに対して
0.0015モル DIR化合物(D−2)…銀1モルに対して0.001モル 第5層;中間層(I.L.) 第2層と同じ、ゼラチン層。
第6層;低感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層(GL−1) 乳剤−1…塗布銀量1.5g/m2 増感色素III…銀1モルに対して2.0×10-4モル 増感色素IV…銀1モルに対して1.0×10-4モル マゼンタカプラー(M−1)…銀1モルに対して0.090
モル カラードマゼンタカプラー(CM−1)…銀1モルに対し
て0.004モル DIR化合物(D−1)…銀1モルに対して0.0010モル DIR化合物(D−3)…銀1モルに対して0.0030モル 第7層;高感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層(GH−1) 乳剤−II…塗布銀量1.4g/m2 増感色素III…銀1モルに対して1.2×10-4モル 増感色素IV…銀1モルに対して0.8×10-4モル マゼンタカプラー(M−1)…銀1モルに対して0.015
モル カラードマゼンタカプラー(CM−1)…銀1モルに対し
て0.002モル DIR化合物(D−3)…銀1モルに対して0.0010モル 第8層;イエローフィルター層(YC−1) 黄色コロイド銀と2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノ
ンの乳化分散物とを含むゼラチン層。
第9層;低感度青感性ハロゲン化銀乳剤層(BL−1) 平均粒径0.48μm,Ag I6モル%を含むAgBr Iからなる 単分散乳剤(乳剤III)…銀塗布量0.9g/m2 増感色素V…銀1モルに対して1.3×10-4モル イエローカプラー(YP−4)…銀1モルに対して0.29モ
ル 第10層;高感度青感性乳剤層(BH−1) 平均粒径 0.8μm,Ag I7モル%を含むAgBr Iからなる 単分散乳剤(乳剤IV)…銀塗布量0.5g/m2 増感色素V…銀1モルに対して1.0×10-4モル イエローカプラー(YP−4)…銀1モルに対して0.08モ
ル DIR化合物(D−2)…銀1モルに対して0.0030モル 第11層;第1保護層(Pro−1) 妖臭化銀(Ag I1モル%平均粒径0.07μm)銀塗布量0.5
g/m2 紫外線吸収剤UV−1,UV−2を含むゼラチン層。
第12層;第2保護層(Pro−2) ポリメチルメタクリレート粒子(直径1.5μm)及びホ
ルマリンスカベンジャー(HS−1)を含むゼラチン層。
尚各層には上記組成物の他に、ゼラチン硬化剤(H−
1)および(H−2)や界面活性剤を添加した。
試料1の各層に含まれる化合物は下記の通りである。
増感色素I:アンヒドロ5,5′−ジクロロ−9−エチル−
3,3′−ジ−(3−スルホプロピル)チアカルボシアニ
ンヒドロキシド 増感色素II:アンヒドロ9−エチル−3,3′−ジ−(3−
スルホプロピル)−4,5,4′,5′−ジベンゾチアカルボ
シアニンヒドロキシド 増感色素III:アンヒドロ5,5′−ジフェニル−9−エチ
ル−3,3′−ジ−(3−スルホプロピル)オキサカルボ
シアニンヒドロキシド 増感色素IV;アンヒドロ9−エチル−3,3′−ジ−(3−
スルホプロピル)−5,6,5′,6′−ジベンゾオキサカル
ボシアニンヒドロキシド 増感色素V;アンヒドロ3,3′−ジ−(3−スルホプロピ
ル)−4,5−ベンゾ−5′−メトキシチアシアニンアン
ヒドロキシド このようにして作成した試料No.1の第9層、第10層に添
加しているイエローカプラーを表−1のように変更して
試料No.2〜12を作成した。
尚、この時に発色濃度がほぼ一致するように調整した。
このようにして作成した試料No.1〜12を、白色光を用い
てウェッジ露光したのち、下記現像処理を行った。
処理工程(38℃) 発色現像 3分15秒 漂白 6分30秒 水洗 3分15秒 定着 6分30秒 水洗 3分15秒 安定化 1分30秒 乾燥 各処理工程において使用した処理液組成は下記の通りで
ある。
[発色現像液] 4−アミノ−3−メチル−N− エチル−N−(β−ヒドロキシ エチル)−アニリン・硫酸塩 4.75g 無水亜硫酸ナトリウム 4.25g ヒドロキシルアミン・1/2硫酸塩 2.0g 無水炭酸カリウム 37.5g 臭化ナトリウム 1.3g ニトリロトリ酢酸・3ナトリウム塩 (1水塩) 2.5g 水酸化カリウム 1.0g 水を加えて1とする。
[漂白液] エチレンジアミン四酢酸鉄 アンモニウム塩 100.0g エチレジアミン四塩酸2 アンモニウム塩 10.0g 臭化アンモニウム 150.0g 氷酢酸 10.0ml 水を加えて1とし、アンモニア水を用いてpH=6.0に
調整する。
[定着液] チオ硫酸アンモニウム 175.0g 無水亜硫酸ナトリウム 8.5g メタ亜硫酸ナトリウム 2.3g 水を加えて1とし、酢酸を用いてpH=6.0に調整す
る。
[安定液] ホルマリン(37%水溶液) 1.5ml コニダックス(小西六写真工業社製) 7.5ml 水を加えて1とする。
得られた現像処理済の各試料について、それぞれ鮮鋭性
(MTF)及び明退色性を測定した。その結果を表−2に
示す。
なお、鮮鋭度の改良効果はマゼンタ色素画像のMTF(Mod
ulation Transfer Function)を求め、10本/mmでのMTF
の相対値(試料No.1を100とする)で示した。
また、明退色性はキセノンフェードメーター(スガ試験
機株式会社製)で100時間光照射し、試料No.1のイエロ
ー色素画像の最小濃度+1.0での残存率(%)を100とし
た時の相対値で示した。
表−2から明らかなように、本発明外の試料1〜3はい
ずれも本発明の試料に比べ、鮮鋭性、明退色性の少なく
とも一方が著しく劣っている。
それに比べて、本発明の試料はいずれも鮮鋭性について
は試料2,3と同等、あるいは若干劣るものの、試料1よ
り格段に改良されており、又、明退色性については試料
1よりは若干劣るものの、試料2,3より格段に改良され
ている。すなわち、本発明の試料は鮮鋭性、明退色性が
共に改良されている。その改良の程度は、ベンゾイルア
セトアニリド系及びピバロイルアセトアニリド系の各カ
プラーの特性,並びにその混合比率から、理論上、求め
られる予測程度を大巾に上まわっている。
更に試料10のYB−16をYB−17〜YB−20に代えても、又、
試料11のYP−2をYP−5,6,8,10,12,15,16に代えても、
本発明の効果が得られた。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明によれば、画像の鮮
鋭性に優れ、かつイエロー色素画像の光堅牢性が改良さ
れたハロゲン化銀写真感光材料を得ることができる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−125842(JP,A) 特開 昭58−154841(JP,A) 特開 昭62−135830(JP,A) 特開 昭62−204259(JP,A) 特開 昭62−250446(JP,A) 特開 昭63−127242(JP,A) 特開 昭50−6341(JP,A) 特開 昭47−26133(JP,A) 特開 昭48−73147(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベンゾイルアセトアニリド系イエローカプ
    ラー(但し、DIRカプラーを除く)及びピバロイルアセ
    トアニリド系イエローカプラー(但し、DIRカプラーを
    除く)をモル比で95:5〜75:25の割合で含有する少なく
    とも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有することを特
    徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
JP62127656A 1987-05-25 1987-05-25 鮮鋭性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料 Expired - Lifetime JPH0774894B2 (ja)

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