JPH0767567A - ホイップ可能な非酪農クリーム及びその製造方法 - Google Patents

ホイップ可能な非酪農クリーム及びその製造方法

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JPH0767567A
JPH0767567A JP3128184A JP12818491A JPH0767567A JP H0767567 A JPH0767567 A JP H0767567A JP 3128184 A JP3128184 A JP 3128184A JP 12818491 A JP12818491 A JP 12818491A JP H0767567 A JPH0767567 A JP H0767567A
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fat
weight
dairy cream
whipped
emulsion
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JP3128184A
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Anthony Morrison
アンソニー・モリソン
Ian M Kimsey
イアン・マイケル・キムゼイ
Heather Marks
ヘザー・マークス
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Unilever NV
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L9/00Puddings; Cream substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L9/20Cream substitutes
    • A23L9/22Cream substitutes containing non-milk fats but no proteins other than milk proteins

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 [目的]本発明は、ホイップ時間が6分以内であるよう
な優れた特性を有する脂肪低含量(15乃至25重量%)の
ホイップ可能な非酪農クリーム及び前記非酪農クリーム
を製造する方法に関する。前記方法は、4分以内でホイ
ップできる非酪農クリームを製造するために調質工程を
包含する。 [構成] 本発明非酪農クリームは、適宜バターミルク
成分及び増粘剤を含有する水性相及び、脂肪及び乳化剤
系を含む脂肪相の水連続性エマルジョンを含み、15乃至
25重量%の脂肪及び 0.7重量%以下の乳化剤系を含有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は6分以内でホイップでき
る脂肪低含量の非酪農クリーム及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在まで、ホイップ可能な非酪農クリー
ムは知られており、その非酪農クリームは、適宜あるバ
ターミルク成分及び増粘剤を含有する水性相と、脂肪及
び乳化剤系を含有する脂肪相を有する水連続性脂肪エマ
ルジョンを含む。例えば仏国特許第 2185018号に、25乃
至50重量%の脂肪を含有する非酪農クリームが記載され
ている。この非酪農クリームを認容される時間内にホイ
ップ可能にするためには、非酪農クリーム中に球状の蛋
白質を混合すること、一方、凝固した蛋白質を含有させ
ないことが必須である。そのようにして、非酪農クリー
ムは、約3分以内でホイップできる、最低25重量%の脂
肪含量を有する非酪農クリームが得られる。
【0003】米国特許第 4,107,343号には20乃至30重量
%の脂肪を含有する非酪農クリームが記載されている。
しかし、この非酪農クリームは、緩衝剤と非常に多量の
(0.75重量%より多い)乳化剤系を含有するときにのみ
3乃至5分でホイップできる。この乳化剤系は、少なく
とも3つの成分から成り、従って非常に複雑である。
【0004】一般に、脂肪低含量では、非酪農クリーム
を、通常の家庭用電気泡立て器[例えばケンウッド・シ
ェフ(Kenwood-Chef)]ではホイップできない。このこ
とは、食品を低カロリー値にする一般的な傾向にあっ
て、今まで脂肪低含量を有するホイップできるクリーム
を作るのは困難であることを意味する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らはこの問題
を克服し、本発明を完成させた。本発明は、第1にはホ
イップできる脂肪低含量の非酪農クリームに関する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この新規なホイップでき
る非酪農クリーム(NDC)は適宜バターミルク成分
を、好ましくはバターミルク粉末(BMP)及び増粘剤
を含有する水性相と脂肪及び乳化剤系を含有する脂肪相
の水連続性エマルジョンを含み、15乃至25重量%の脂肪
及び0.7 重量%以下の乳化剤系を含有し、家庭用電気泡
立て器(例えばケンウッド・シェフ)を使ったとき6分
以内、好ましくは4分以内でホイップできる。
【0007】欧州特許第294,119 号には15重量%もの低
い脂肪含量を有する非酪農クリームが開示されているが
本発明の非酪農クリームは記載されていない。例えば、
前記欧州特許にしたがって用いなければならない脂肪
は、特別なN−プロファイルを示さなければならない。
唯一の例において、25重量%の脂肪含量を有する非酪農
クリームが記載されているが、ホイップする時間は記載
されていない。実際、欧州特許の開示を同特許の低脂肪
非酪農クリームに適用するとき、ホイップ時間は非常に
長くなるであろう(7分より長い)。
【0008】本発明の非酪農クリームは17乃至20重量%
の脂肪を含有するのが好ましく、脂肪は、パーム核、パ
ーム核ステアリン、硬化パーム核、パーム中間フラクシ
ョン、パームステアリン、ココナツ、硬化ココナツ、コ
コアバター置換物質、バター脂肪及びそれらの混合物か
ら成る群から選択される。本発明の非酪農クリームには
脂肪組成物中にココナツ脂肪を用いるのが好ましい。好
ましい脂肪は、融点が38℃の硬化パーム核とココナツの
混合物から成る。この混合物の2つの成分は25:75乃至
75:25の重量割合で存在する。脂肪相はバター脂肪を含
有するが、非酪農クリーム中のバター脂肪の量を最高で
10重量%に、好ましくは4重量%未満に制限するのがよ
い。脂肪の少なくとも1部を、公知の脂肪置換体、例え
ばポリオール脂肪酸ポリエステルで置換し得る。ポリエ
ステルの例は、米国特許第 3,600,186号、 4,005,195号
又は欧州特許公告第 233,856号、 236,288号及び 235,8
36号に記載されている。
【0009】1乃至5重量%の乳蛋白質、特にカゼイン
を非酪農クリーム中に混合すると、最良の非酪農クリー
ムが得られる。
【0010】前記組成物には乳化剤系も存在する。この
乳化剤系は公知のすべての乳化剤から成り得るが、好ま
しくは、ポリグリセロールエステル、ラクトダン(Lact
odan)[グラインドステッド( Grindsted)の製品]、
レシチン及び/又はモノグリセリドが用いられる。これ
らの乳化剤は2つのグループに分けられる。1つは、飽
和ポリグリセロールエステル類又は飽和モノグリセリド
類のような安定化乳化剤で、2つめは不飽和ポリグリセ
ロールエステル類、不飽和モノグリセリド類及びレシチ
ン類のような非安定化乳化剤である。本発明の非酪農ク
リームは乳化剤のこの2つのグループのそれぞれの成分
を少なくとも1つ含有するのが好ましい。
【0011】レシチンを用いるとき、存在するレシチン
の量は0.35重量%未満である。飽和モノグリセリドを用
いるとき、飽和のC16又はC18の脂肪酸モノグリセリド
を0.25重量%未満の量で用いるのが好ましい。不飽和乳
化剤を用いるときは、C18:1の脂肪酸からの不飽和モ
ノグリセリドを用いるのが好ましい。
【0012】非酪農クリームの味を改良するためには、
非酪農クリームにバターミルク成分をいくらか添加する
ことがよく知られている。従って、本発明の非酪農クリ
ームでは、10重量%以下のバターミルク粉末(BMP)
を含有する。
【0013】本発明は、本発明のホイップできる非酪農
クリームを製造する方法も又包含する。この技術におい
て、ホイップできる非酪農クリームは、バターミルク粉
末及び増粘剤を含有する水性相と、乳化剤系を含有する
脂肪相のエマルジョンを製造することにより得られる。
この2つの相は、高剪断下で混合し、好ましくは約60℃
で均質にし、その後に水中油プレミックスを得る。この
プレミックスは、プレミックスを滅菌又は低温殺菌する
ためにUHT処理に従って(すなわち、約 150℃の蒸気
で約2.5 秒)蒸気で、処理される。管状熱交換器による
間接熱処理も又可能である。滅菌されたプレミックスは
一般に2工程で均質化され、その後に、約60℃の温度を
有する、滅菌され、均質化された生成物が得られる。こ
の生成物を冷却し、5乃至10℃で貯蔵する。
【0014】しかし、低脂肪非酪農クリームの製造のた
めにこの方法を用いるときは、6分以内にホイップでき
る非酪農クリームを得るのはしばしば困難となる。非常
に安定すぎて、もしホイップが可能であっても非常に長
い時間が必要な非酪農クリームをしばしば得る。
【0015】本発明者らは、これらのホイップできない
低脂肪非酪農クリームを4分以内にホイップできる新規
な方法を見出だした。この新規な方法は、通常の非酪農
クリーム製造方法の終りに調質( tempering)する工程
を含む。従って、本発明の非酪農クリーム製造方法は、
増粘剤及び適宜バターミルク成分を含有する水性相及
び、脂肪及び乳化剤系を含有する脂肪相のエマルジョン
を調製し、得られたエマルジョンを、加熱し、滅菌し、
均質化しそして15℃未満の温度まで冷却することにより
処理することを含み、調質工程を特徴とし、調質工程
は、冷却後、エマルジョンを周囲温度(20乃至25℃)に
暖め、この温度で数時間保ち、その後に再び15℃未満に
冷却することにより行う。
【0016】得られたエマルジョンを滅菌前に55乃至85
℃の温度に加熱するのが有利である。この加熱の後に行
う滅菌は管状熱交換器による間接加熱により又は、好ま
しくは短時間(30秒未満、好ましくは1乃至5秒)高温
(130 乃至150 ℃)の蒸気を注入することによりUHT
処理を行うことが好ましい。均質は、エマルジョンを脂
肪の融点より高い温度、好ましくは50乃至85℃にしなが
ら行われる。
【0017】均質後の非酪農クリームの冷却は通常15℃
未満、好ましくは10℃未満で行う。
【0018】調質工程において、エマルジョンは通常15
乃至25℃の温度に暖め、その温度で非酪農クリームを18
乃至30時間保つ。
【0019】
【実施例】実施例 1 7重量%のバターミルク粉末、0.25重量%のレシチン、
0.15重量%の飽和モノグリセリド[ディモダン( Dimod
an)]、0.08重量%のグアーガム及び0.04重量%のロウ
カストビーンガムを含有する水性相82重量%及び、8重
量%のパーム核38、8重量%のココナツ油及び2重量%
のバター脂肪を含有する脂肪相18重量%のエマルジョン
を調製した。このエマルジョンを80℃に加熱し、蒸気
(145 ℃)で3秒間処理した。得られたエマルジョンを
2工程で100 バール及び30バールの圧力を用いて均質化
し、その後に80℃の、滅菌し均質化した生成物を得た。
この生成物を8℃に冷却し、5℃で1週間貯蔵した。
【0020】この生成物を再び20℃に暖め、この温度で
24時間保ち、再び5℃に冷却し、1週間貯蔵した。
【0021】得られた非酪農クリームは下記の特性を示
した。
【0022】 フレッシュクリーム (調質なし) 調質クリーム ホイップ時間 4分10秒 2分55秒 ブーシェー [Boucher (堅さ)] 60 75 オーバーラン(overrun )% 212 205 5℃での粘度 (100 cm-1での mPa・s ) 52 75
【0023】実施例 2 下記の組成:7重量%のバターミルク粉末、0.25重量%
のレシチン、0.15重量%のディモダン、0.08重量%のグ
アーガム、0.04重量%のローカストビーンガムを含有す
る水性相を85重量%及び、7重量%のパーム核、38.7重
量%のココナツ油及び1重量%のバター脂肪を含有する
脂肪相を15重量%を用いた他は実施例1と同じであっ
た。
【0024】100 バールの圧力で1工程の均質化を行う
他は実施例1と同じ処理を行った。その生成物を8℃に
冷却し、5℃で1週間貯蔵した。得られた生成物は、下
記の特性を示した。
【0025】 調質なし 調質クリーム ホイップ時間 8.0 分 5.0 分 ブーシェー 58 64 オーバーラン(%) 203 200 5℃での粘度 (100 cm-1での mPa・s ) 37 150
【0026】実施例 3 8%のココナツ油、8%のパーム核ステアリン及び2%
のバター脂肪を含有する18重量%の脂肪相の他は実施例
2と同じであった。そして下記の特性を有する生成物を
得た。
【0027】
【0028】実施例 4 10%のココナツ油及び8%パーム核ステアリンを有する
脂肪相を用いた他は実施例3の通りだった。その結果、
下記の特性を有する生成物を得た。
【0029】
【0030】実施例 5 8重量%のパーム核38、8重量%のパーム中間フラクシ
ョン[カルベッタ(Calvetta)商標名]及び2重量%の
バター脂肪を含有する脂肪相を用いた他は実施例3の通
りであった。その結果、下記の特性を有する生成物が得
られた。
【0031】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項12
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 一般に、脂肪低含量では、非酪農クリー
ムを、通常の家庭用電気泡立て器[例えばケンウッド・
シェフ(Kenwood−Chef)]ではホイップで
きない。このことは、食品を低カロリー値にする一般的
な傾向にあって、今まで脂肪低含量を有するホイップで
きるクリームを作るのは困難であったことを意味する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】この新規なホイップでき
る非酪農クリーム(NDC)は適宜バターミルク成分、
好ましくはバターミルク粉末(BMP)及び増粘剤を含
有する水性相と脂肪及び乳化剤系を含有する脂肪相の水
連続性エマルジョンを含み、15乃至25重量%の脂肪
及び0.7重量%以下の乳化剤系を含有し、家庭用電気
泡立て器(例えばケンウッド・シェフ)を使ったとき6
分以内、好ましくは4分以内でホイップできる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】 実施例 2 下記の組成:7重量%のバターミルク粉末、0.25重
量%のレシチン、0.15重量%のディモダン、0.0
8重量%のグアーガム、0.04重量%のロカストビ
ーンガムを含有する水性相を85重量%及び、7重量%
のパーム核、38.7重量%のココナツ油及び1重量%
のバター脂肪を含有する脂肪相を15重量%を用いた他
は実施例1と同じであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘザー・マークス 英国、エムケイ40・2エルジェイ、ベッド フォード、セント・アンドルース・ロード 26、フラット 6

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜バターミルク成分及び増粘剤を含有
    する水性相及び、脂肪及び乳化剤系を含む脂肪相の水連
    続性エマルジョンを含み、15乃至25重量%の脂肪及び
    0.7重量%以下の乳化剤系を含み、家庭用電気泡立て器
    を用いるときに6分以内でホイップできる、ホイップ可
    能な非酪農クリーム。
  2. 【請求項2】 4分以内でホイップできる、請求項1に
    記載のホイップ可能な非酪農クリーム。
  3. 【請求項3】 17乃至20重量%の脂肪を含有する、請求
    項1又は請求項2に記載のホイップ可能な非酪農クリー
    ム。
  4. 【請求項4】 脂肪が、パーム核脂肪、硬化パーム核脂
    肪、パーム中間フラクション脂肪、パームステアリン脂
    肪、パーム核ステアリン脂肪、ココナツ脂肪、硬化ココ
    ナツ脂肪、ココアバター置換脂肪、バター脂肪及びそれ
    らの混合物から成る群から選択される、請求項1乃至3
    のいずれか1請求項に記載のホイップ可能な非酪農クリ
    ーム。
  5. 【請求項5】 脂肪がココナツ脂肪を含有する、請求項
    1乃至4のいずれか1請求項に記載のホイップ可能な非
    酪農クリーム。
  6. 【請求項6】 脂肪がパーム核38及びココナツ脂肪の混
    合物である、請求項4に記載のホイップ可能な非酪農ク
    リーム。
  7. 【請求項7】 脂肪が、パーム核38及びココナツ脂肪
    の、25/75乃至75/25の組成割合を有する混合物であ
    る、請求項6に記載のホイップ可能な非酪農クリーム。
  8. 【請求項8】 10重量%未満のバター脂肪を含有する、
    請求項1に記載のホイップ可能な非酪農クリーム。
  9. 【請求項9】 1乃至5重量%の乳蛋白、特にカゼイン
    を含有する、請求項1に記載のホイップ可能な非酪農ク
    リーム。
  10. 【請求項10】 乳化剤として、ポリグリセロールエステ
    ル、ラクトダン(Lactodan)、レシチン及び/又はモノ
    グリセリドが存在する、請求項1に記載のホイップ可能
    な非酪農クリーム。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの、飽和ポリグリセロー
    ルエステル又は飽和モノグリセリドのような安定化乳化
    剤及び、少なくとも1つの、不飽和ポリグリセロールエ
    ステル又は不飽和モノグリセリド又はレシチンのような
    不安定化乳化剤を含有する、請求項10に記載のホイップ
    可能な非酪農クリーム。
  12. 【請求項12】 0.35重量%未満のレシチン及び/又は0.
    25重量%の飽和C16又はC18モノグリセリドが存在す
    る、請求項10又は請求項11に記載のホイップ可能な非酪
    農クリーム。
  13. 【請求項13】 適宜バターミルク成分及び増粘剤を含有
    する水性相及び、脂肪及び乳化剤系を含有する脂肪相の
    エマルジョンを調製し、得られたエマルジョンを、加
    熱、滅菌、均質化及び、15℃未満の温度まで冷却する処
    理を行うことによりホイップ可能な非酪農クリームを製
    造する方法において、冷却後、冷却エマルジョンを周囲
    温度まで暖め、数時間その温度に維持し、その後15℃未
    満に再び冷却することによる調質(tempering )工程を
    特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 滅菌の前に、エマルジョンを55乃至85℃
    に加熱する、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 滅菌を、高温の蒸気を短時間注入するこ
    とによるUHT処理として行う、請求項13又は請求項14
    に記載の方法。
  16. 【請求項16】 均質化を、エマルジョンを50乃至85℃の
    温度にしながら行う、請求項13乃至15のいずれか1請求
    項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 均質化の後に、冷却を10℃以下で行う、
    請求項13に記載の方法。
  18. 【請求項18】 エマルジョンを15乃至25℃に暖め、この
    温度で18乃至30時間維持する、請求項13に記載の方法。
JP3128184A 1990-05-02 1991-05-02 ホイップ可能な非酪農クリーム及びその製造方法 Pending JPH0767567A (ja)

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DK (1) DK0455288T3 (ja)
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