JPH0745449B2 - ベンズアミドハイドロキノン誘導体 - Google Patents

ベンズアミドハイドロキノン誘導体

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JPH0745449B2
JPH0745449B2 JP61173170A JP17317086A JPH0745449B2 JP H0745449 B2 JPH0745449 B2 JP H0745449B2 JP 61173170 A JP61173170 A JP 61173170A JP 17317086 A JP17317086 A JP 17317086A JP H0745449 B2 JPH0745449 B2 JP H0745449B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/392Additives
    • G03C7/39208Organic compounds
    • G03C7/39212Carbocyclic
    • G03C7/39216Carbocyclic with OH groups

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規なハイドロキノン化合物であるベンズアミ
ドハイドロキノン誘導体に関するものである。
(従来の技術) ハイドロキノン核に置換基を有するハイドロキノン誘導
体は、酸化防止剤、安定剤、重合禁止剤、写真用薬品な
どとして古くから知られ、広く実用されると同時に様々
な誘導体に関して数多くの研究がなされてきた。例えば
写真用薬品として従来提案されてきたハイドロキノン誘
導体としては以下のようなものが挙げられる。
モノ直鎖アルキルハイドロキノンを用いることについて
は、米国特許2,728,657号や特開昭47-106329号などに、
またモノ分枝アルキルハイドロキノンを用いることにつ
いては、米国特許3,700,453号、西独特許公開2,149,789
号、特開昭50-156,438号や同49-106329号に記載されて
いる。一方ジ直鎖アルキルハイドロキノンについては、
米国特許2,728,657号、同2,732,300号、英国特許752146
号、同1,086,208号や「ケミカル・アブストラクト」誌5
8巻6367hなどに、またジ分枝アルキルハイドロキノンに
ついては、米国特許3,700,453号、同2,732,300号、英国
特許1,086,208号、前掲「ケミカル・アブストラクト」
誌、特開昭50-156438号、特開昭50-21,249号、同56-40,
818号などに記載がある。
その他、アルキルハイドロキノンを写真用薬品として用
いることについては、英国特許558,258号、同557,750
(対応米国特許2,360,290号)、同557,802号、同731,30
1号(対応米国特許2,701,197号)、米国特許2,336,327
号、同2,403,721号、同3,582,333号、西独特許公開2,50
5,016号(対応特開昭50-110337号)、特公昭56-40,816
号にも記載がある。
また、アリール置換ハイドロキノンを用いることに関し
ては西独特許766,135号、米国特許607,919号に記載があ
る。
電子吸引性基置換ハイドロキノンに関しては特公昭59-3
5,012号、特開昭57-22,237号、特開昭58-21,249号など
に記載がある。
ハイドロキノン核にアルキルアミド、ウレタン、ウレイ
ド置換した化合物を写真用途に用いることに関しては特
公昭59-37497号に記載があり、スルホンアミド置換に関
しては特開昭59-202,465号に記載がある。しかしなが
ら、これまでに研究、提案されてきたハイドロキノン類
は目的の用途(例えば写真用色汚染防止剤)に対して充
分な特性を持つているとは言えなかつた。あるものはハ
イドロキノンとしての活性が低すぎるし、またあるもの
は充分な期間の保存に耐えず不安定であつた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の第一の目的は、新規なベンズアミドハイドロキ
ノン誘導体を提供することにある。また、本発明の第二
の目的は、活性と安定性の両立したハイドロキノン誘導
体を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の目的は、下記一般式(I)で表わされる化合物
により達成された。
式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、スルホ基、炭素数
1から20の置換もしくは無置換のアルキル基を表わし、
R2、R3は水素原子、ハロゲン原子、-NHCOR4、-NHSO
2R5、-COOR6、-CONR7R8、-OR9、-R10を表わす。R4
R5、R6、R7は炭素数1から20の置換もしくは無置換のア
ルキル基、置換もしくは無置換のフェニル基または置換
もしくは無置換のナフチル基を表わし、R8は水素原子ま
たはR7と同様の基を表わし、R9およびR10は炭素数1か
ら20の置換もしくは無置換のアルキル基を表わす。R2
よびR3の炭素数の合計は3以上であり、R2およびR3が活
性メチレンを部分構造として有することはない。R1
R4、R5、R6、R7、R8、R9およびR10のアルキル基、フェ
ニル基およびナフチル基が置換基を有する場合、これら
の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキ
シ基、水酸基、アルコキシカルボニル基の中から選択さ
れる。
R1、R10となり得るアルキル基は炭素数1〜20であり、
更に置換していても良い。例えばメチル基、t−ブチル
基、t−ヘキシル基、t−オクチル基、sec−ドデシル
基、n−ペンタデシル基、4−(ヘキシロキシカルボニ
ル)−1,1−ジメチルブチル基などである。
R4となり得るアルキル基は炭素数1〜20であり、更に置
換していても良い。例えはプロピル基、1−エチルペン
チル基、トリデシル基、1−ヘキシルノニル基、1−ヘ
プチルデシル基、ヘプタデシル基などである。
R5〜R9となり得るアルキル基は炭素数1〜20であり、更
に置換していても良い。例えばエチル基、ヘキシル基、
シクロヘキシル基、2−エチルヘキシル基、ドデシル
基、2−ヘキシルデシル基、ヘキサデシル基、エトキシ
エチル基などである。
R4〜R8となり得るアリール基は炭素数6〜10であり、更
に置換していても良い。例えばフエニル基、p−t−オ
クチル−フエニル基、p−ドデシロキシフエニル基、1
−メトキシ−2−ナフチル基などである。
一般式(I)において、R1として好ましいのは水素原
子、スルホ基であり、最も好ましいのは水素原子であ
る。
一般式(I)においてR2、R3として好ましいのは水素原
子、-NHCOR4、-NHSO2R5、-OR9、-R10であり、更に好ま
しいのは水素原子、-NHCOR4、-NHSO2R5である。
一般式(I)におけるR2、R3の炭素数の合計は11以上で
ある場合が好ましく、21以上である場合が更に好まし
い。
一般式(I)においてR2、R3は活性メチレン(例えば-C
OCH2CO-、ピラゾロン残基など)を部分構造として有す
るこはないが、これは活性メチレン構造が一般式(I)
の化合物を写真用混色防止剤として用いる上で好ましく
ない作用をもたらすばかりでなく、一般式(I)の化合
物の安定性をそこなう性質を有するからである。
一般式(I)の化合物は、R4〜R9によつて複数のベンズ
アミド置換ハイドロキノン母核が連結したビス体、トリ
ス体、オリゴマー、ポリマーなどであつても良く、ビス
体、ポリマーである場合が比較的好ましいが、最も好ま
しいのは単量体である場合である。
本発明による一般式(I)の化合物の具体例を以下に挙
げるが、本発明がこれらに限定されるものではない。
(15) R=C7H15 (17) R=C11H23 (18) R=C13H27 (実施例) 本発明による化合物は一般に下記実施例7に準じて2,5
−ジヒドロキシアニリン類とアリールカルボン酸クロリ
ド類とのアミド化反応によつて得ることが出来るし、ま
た実施例1などに見られるように、ヒドロキシル基にア
ルキル基、アシル基、ベンジル基などの保護基と称され
る基を導入した形でアミド化反応を行ない、しかる後に
脱保護を行なう合成ルートを取ることも出来る。
実施例1−1(4−(2−ヘキシルデカンアミド)安息
香酸の合成) 4−アミノ安息香酸エチルエステル82.5gをピリジン40m
lとアセトニトリル300ml中に溶解し、室温下2−ヘキシ
ルデカノイルクロリド137.5gを約30分で滴下した。滴下
後、系を50℃に2時間保つてから放冷して酢酸エチルと
塩酸水により抽出した。抽出液を硫酸マグネシウムで乾
燥後、濃縮することで油状の4−(2−ヘキシルデカン
アミド)安息香酸エチルエステル188gを得た。
得られた油状物をエタノール600mlに溶解し、水酸化カ
リウム35gの水溶液70mlを加えてから約2時間還流し
た。放冷後、系を濃塩酸100を含む氷水500ml中に徐々に
滴下し、得られた結晶を取、アセトニトリルから再結
晶して無色結晶156gを得た。融点162〜3℃。
実施例1−2(例示化合物(1)の合成) 2,5−ジメトキシアニリン23.0gをピリジン12mlとアセト
ニトリル50ml中に溶解し、そこへ合成例2−1で得たカ
ルボン酸から常法により誘導した酸クロリド57.3gを徐
々に滴下した。30分撹拌した後、酢酸エチルと塩酸水に
より抽出して抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮す
ることで油状の2−{4−(2−ヘキシルデカンアミ
ド)ベンゾイルアミド}−1,4−ジメトキシベンゼン71g
を得た(油状物は数日放置することで固化した)。
得られた油状物51.1gをジクロルエタン500mlに溶解し、
室温下撹拌しながら三臭化ホウ素20mlを徐々に滴下し
た。系を50℃に30分間保つた後放冷して氷水に注ぎ、酢
酸エチルにより抽出、乾燥、濃縮した。得られた粗結晶
をヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒から再結晶して無色
結晶42gを得た。融点164〜5℃。
C29H42N2O4としての 計算値 C:72.17、H:8.77、N:5.80 実測値 C:72.12、H:8.59、N:5.73 実施例2(例示化合物(2)の合成) 無水フタル酸29.6gとセチルアルコール48.5gとをフラス
コ中で撹拌しながら110〜120℃まで昇温した。2時間撹
拌後、系を放冷してから炭酸ナトリウム水溶液へ注い
だ。水溶液を塩酸で酸性にしてから酢酸エチルで抽出
し、濃縮後n−ヘキサンから晶析して2−(ヘキサデシ
ロキシカルボニル)安息香酸の白色結晶72gを得た。
上記安息香酸から常法により誘導した酸クロリド68.7g
を、2,5−ジメトキシアニリン29.6gをピリジン15.6mlと
アセトニトリル100mlに溶解した溶液へ徐々に滴下し
た。30分撹拌後、酢酸エチルと塩酸水により抽出して抽
出液を硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮してからカラムク
ロマトグラフイーで精製した。得られた固体をn−ヘキ
サンから晶析してN−(2,5−ジメトキシフエニル)−
2−(ヘキサデシロキシカルボニル)ベンズアミドの白
色結晶62gを得た。
得られた結晶62gを塩化メチレン600ml中に溶解し、氷冷
下、撹拌しながら三臭化ホウ素110gを徐々に滴下した。
1時間撹拌後、系を氷水に注ぎ、酢酸エチルにより抽
出、乾燥、濃縮した。カラムクロマトグラフイーにより
精製後、n−ヘキサンから晶析することでN−(2,5−
ジヒドロキシフエニル)−2−(ヘキサデシロキシカル
ボニル)ベンズアミドの白色結晶34gを得た。融点75〜7
8℃(分解)。
C30H43N1O5としての 計算値 C:72.40、H:8.71、N:2.82 実測値 C:72.63、H:8.83、N:2.80 実施例3(例示化合物(3)の合成) 無水フタル酸14.8gとジ(2−エチルヘキシル)アミン2
4.2gとをアセトニトリル200ml中に入れ、2時間還流後
濃縮して油状の2−{N,N−ジ(2−エチルヘキシル)
カルバモイル}安息香酸39.0gを得た。
上記安息香酸から常法により誘導した酸クロリド40.7g
をアセトニトリル50ml中に溶解し、2,5−ジメトキシア
ニリン16.0gをピリジン10mlとアセトニトリル50ml中に
溶解した溶液へ徐々に滴下した。30分撹拌した後、酢酸
エチルと塩酸水により抽出して抽出液を硫酸マグネシウ
ムで乾燥、濃縮してカラムクロマトグラフイーにより精
製することで油状のN−(2,5−ジメトキシフエニル)
−N′,N′−ジ(2−エチルヘキシル)フタラミド32g
を得た。
得られた油状物をクロロホルム200mlに溶解し、室温下
撹拌しながら三臭化ホウ素20mlを徐々に滴下した。1時
間撹拌後、系を氷水に注ぎ、酢酸エチルにより抽出、乾
燥、濃縮した。得られた粗結晶をカラムクロマトグラフ
イーにより精製後、ヘキサンと酢酸エチルの20対1混合
溶媒から再結晶してN−(2,5−ジヒドロキシフエニ
ル)−N′,N′−ジ(2−エチルヘキシル)フタラミド
の無色結晶22gを得た。融点118〜9℃。
C30H44N2O4としての 計算値 C:72.55、H:8.93、N:5.64 実測値 C:72.61、H:9.10、N:5.61 実施例(例示化合物(4)の合成) 合成例1によつて得られた例示化合物(1)7.2gをクロ
ロホルム100ml中に分散し、撹拌しながら室温下塩化ス
ルフリル1.2mlを添加した。30分撹拌後、系を別して
粗結晶をヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒から再結晶し
て無色結晶6.5gを得た。融点195〜196℃。
C29H41ClN2O4としての 計算値 C:67.36、H:7.99、N:5.42 実測値 C:67.45、H:7.83、N:5.24 実施例5(例示化合物(6)の合成) 2,5−ジメトキシアニリン16gとピリジン10mlをアセトニ
トリル200ml中に溶解し、そこへ2−クロロ−5−ニト
ロ−ベンゾイルクロリド21.9gを撹拌しながら徐々に添
加した。30分反応後、系を希塩酸水へ注ぎ、析出した結
晶を別してエタノールから再結晶することで2−クロ
ロ−N−(2,5−ジメトキシフエニル)−5−ニトロベ
ンズアミドの淡黄色結晶29gを得た。
得られた結晶をエタノール200ml中に添加し、加温して
溶解した。そこへ撹拌しながら亜二チオン酸ナトリウム
70gを水とともに徐々に添加した。系が黄色から淡茶色
へ変化してから更に1時間加熱し、放冷後酢酸エチルに
より3回抽出して、硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮する
ことで5−アミノ−2−クロロ−N−(2,5−ジメキト
シフエニル)ベンズアミドを12g得た。
得られたアミン体とピリジン4mlをアセトニトリル100ml
中に溶解し、そこへ2−ヘキシルデカノイルクロリド1
0.7gを徐々に滴下した。30分撹拌後、希塩酸水に系を注
ぎ、酢酸エチルで抽出、乾燥、濃縮することで油状の2
−クロロ−N−(2,5−ジメトキシフエニル)−5−
(2−ヘキシルデカンアミド)ベンズアミドを得た。
得られた油状物をジクロルエタン200mlに溶解し、室温
下撹拌しながら三臭化ホウ素12mlを徐々に滴下した。30
分後、系を氷水に注ぎ、酢酸エチルにより抽出、乾燥、
濃縮した。得られた粗結晶をヘキサンと酢酸エチルの混
合溶媒から再結晶して無色結晶13gを得た。融点171〜2
℃。
C29H41ClN2O4としての 計算値 C:67.36、H:7.99、N:5.42 実測値 C:67.14、H:8.21、N:5.45 実施例6(例示化合物(7)の合成) 例示化合物(30)24.3gをジクロロエタン300mlに中に添
加し、そこへ無水硫酸5gを加えた。撹拌しながら昇温
し、80℃に1時間保つた。SM-28(ナトリウムメチラー
トの28%メタノール溶液)を約10ml滴下して中和後、濃
縮して得られた粗結晶をメタノールから再結晶して淡茶
色結晶14gを得た。融点220℃以上。マススペクトルによ
り構造は支持された。
実施例7(例示化合物(10)の合成) ベリヒテ誌(Ber.)54、2509(1921年)のヘンリツヒ
(Henrich)の方法によりニトロヒドロキノンから調整
したアミノヒドロキノン塩酸塩8.1gとトリエチルアミン
7mlを、窒素気流下ピリジン80ml中に溶解し、氷冷下4
−ドデシロキシベンゾイルクロリド16.2gのアセチトニ
トリル溶液30mlを徐々に滴下した。系を室温で30分撹拌
した後、濃塩酸100mlを含む氷水500ml中に、撹拌下、徐
々に注いだ。析出した結晶を取、水洗、乾燥した後カ
ラムクロマトグラフイーにより精製を行ない、メタノー
ルより再結晶して無色結晶15gを得た。融点121〜3℃。
C25H35NO4としての 計算値 C:72.61、H:8.53、N:3.39 実測値 C:72.53、H:8.29、N:3.22 実施例8(例示化合物(11)の合成) 酢酸エチル40mlを氷冷し、そこへ濃硫酸20mlを徐々に滴
下した。その後例示化合物(1)7.2gを添加して系を50
℃まで昇温した。2−メチル−1−ペンテン3.0gを滴下
後、更に2時間50℃に保ち、放冷後系を酢酸エチルと水
で分液、抽出した。硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮して
からヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒より再結晶して無
色結晶4.8gを得た。融点135〜8℃。
実施例9−1(3−アミノ−N−(2,5−ジヒドロキシ
フエニル)ベンズアミドの合成) 2,5−ジメトキシアニリン16gをアセトニトリル100mlと
ピリジン10ml中に溶解し、そこへメタニトロベンゾイル
クロリド18.6gを徐々に添加した。添加後撹拌しながら5
0℃に1時間保ち、塩酸水を注入した。析出した結晶を
取し、アセトニトリルから再結晶することでN−(2,
5−ジメトキシフエニル)−3−ニトロベンズアミドの
淡黄色結晶23gを得た。融点163〜4℃。
得られた結晶をメチレンクロリド400mlに溶解し、室温
下、三臭化ホウ素15mlを徐々に滴下した。撹拌しながら
2時間反応を行ない、系へ水を15ml滴下してから更に30
分撹拌した。析出した結晶を取して水洗し、アセトニ
トリルから再結晶することでN−(2,5−ジヒドロキシ
フエニル)−3−ニトロベンズアミドの淡黄色結晶17g
を得た。
得られた結晶から、実施例5における亜二チオン三ナト
リウムによる還元と同様な還元を行なうことによつて目
的物の結晶6gを得た。
実施例9−2(例示化合物(12)の合成) 上記アミン体とピリジン2mlをアセトニトリル中に溶解
し、そこへα−(2,4−ジ−(t)アミルフエノキシ)
ブタノイルクロリド8.8gを徐々に滴下した。30分撹拌
後、系を塩酸水中に注入し、酢酸エチルにより抽出して
乾燥、濃縮して油状物を得た。これをカラムクロマトグ
ラフイーにより精製して目的物の粉末状固体11gを得
た。
C33H42N2O5としての 計算値 C:72.50、H:7.74、N:5.12 実測値 C:72.19、H:7.68、N:5.01 実施例10(例示化合物(14)の合成) ジ(2−エチルヘキシル)アミン30gをアセトニトリル2
00mlとピリジン12ml中に添加し、そこへテレフタル酸モ
ノメチルエステルクロリド25gを徐々に滴下した。30分
撹拌後、系を水にあけて酢酸エチルにより抽出し、乾
燥、濃縮して油状の4−{N,N−ジ(2−ヘキシルデシ
ル)カルバモイル}安息香酸メチルを得た。
この油状物より、合成例1に準じてエステル加水分解、
酸クロ化、2,5−ジメトキシアニリンとのアミド化、脱
メチル化を行なうことにより、目的物へ誘導した。ヘキ
サンと酢酸エチルの混合溶媒から再結晶することで無色
結晶32gを得た。融点140〜141℃。
C30H44N2O4としての 計算値 C:72.55、H:8.93、N:56.39 実測値 C:72.21、H:8.67、N:56.12 実施例11−1(3,5−ジアミノ−N−(2,5−ジメトキシ
フエニル)ベンズアミドの合成) 2,5−ジメトキシアニリン16gをアセトニトリル100mlと
ピリジン10ml中に溶解し、そこへ3,5−ジニトロベンゾ
イルクロリド23.1gを徐々に添加した。添加後撹拌しな
がら50℃に1時間保ち、塩酸水へ注入した。析出した結
晶を取してN−(2,5−ジメトキシフエニル)−3,5−
ジニトロベンズアミドの黄色結晶34gを得た。
得られた結晶を、メタノール200mlと10%パラジウム但
持活性炭1gとともにオートクレーブ中に入れ、水素圧80
Kg/cm2、内温70℃にて5時間反応した。放冷後、触媒を
別してから濃縮し、淡茶色結晶27gを得た。
実施例11−2(例示化合物(15)の合成) 上記合成例で得られたジアミン体2.9gをアセトニトリル
50mlとピリジン2mlに溶解し、撹拌しながらそこへ塩化
オクタノイル3.5gを滴下した。滴下後30分撹拌を続け、
系を酢酸エチルと塩酸水で抽出した。有機層を乾燥、濃
縮してメタノールから再結晶することでN−(2,5−ジ
メトキシフエニル)−3,5−ビス(オクタンアミド)ベ
ンズアミドの無色結晶4.9gを得た。
得られた結晶をクロロホルム200ml中に溶解し、撹拌し
ながらそこへ三臭化ホウ素6mlを滴下した。30分撹拌
後、系を500mlの水に注入し、酢酸エチルにより抽出し
てから乾燥、濃縮した。得られた粗結晶をヘキサンと酢
酸エチルの混合溶媒から再結晶することで、淡黄色結晶
3.5gを得た。融点214〜5℃。
C29H41N3O5としての 計算値 C:68.08、H:8.08、N:8.21 実測値 C:67.83、H:7.91、N:8.20 実施例12(例示化合物(16)の合成) 酸クロリドとして2−エチルヘキシルクロリド3.5gを用
いる他は実施例11−2と同様にすることで目的物3.3gを
得た。融点215〜6℃。
合成例13(例示化合物(17)の合成) 酸クロリドとしてラウロイルクロリド4.4gを用いる他は
実施例11−2と同様にすることで目的物4.3gを得た。融
点191.5〜2.5℃。
実施例14(例示化合物(18)の合成) 酸クロリドとしてミリストイルクロリド4.9gを用いる他
は合成例11−2と同様にすることで目的物5.1gを得た。
融点195〜6℃。
実施例15(例示化合物(19)の合成) 酸クロリドとして2−ヘキシルデカノイルクロリド5.5g
を用い、メトキシ体を再結晶しない他は実施例11−2と
同様にすることで目的物5.2gを得た。融点209〜10℃。
実施例16(例示化合物(20)の合成) 酸クロリドとして2−ヘプチルウンデカノイルクロリド
6.0gを用い、実施例15と同様にすることで目的物5.5gを
得た。融点200〜2℃。
実施例17(例示化合物(21)の合成) 酸クロリドとして5−(t)−オクチル−2−オクチロ
キシベンゼンスルホニルクロリド10.8gを用い、最終物
をヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒から再結晶した他は
実施例9−2と同様にすることで目的物12.7gを得た。
融点132〜4℃。
実施例18−1(4−アミノ−N−(2,5−ジヒドロキシ
フエニル)ベンズアミドの合成) 酸クロリドとして4−ニトロベンゾイルクロリド18.6g
を用いた他は実施例9−1と同様にすることで目的物6g
を得た。
実施例18−2(例示化合物(25)の合成) 上記アミン体と、酸クロリドとしてイソステアロイルク
ロリド7.9gを用いた他は実施例17と同様にすることで目
的物6gを得た。融点217〜8℃。
実施例19(例示化合物(27)の合成) 酸クロリドとして2−メトキシエトキシ−5−(t)−
オクチルベンゼンスルホニルクロリド10.6gを用いた他
は実施例17と同様にすることで目的物12.5gを得た。融
点104〜5℃。
実施例20(例示化合物(28)の合成) アルコールとして2−ヘキシルデカノールを用いた他は
実施例2と同様にすることで目的物29gを得た。融点75
〜80℃(分解)。
実施例21(例示化合物(32)の合成) 酸クロリドとしてα−(2,4−ジ−(t)−オクチルフ
エノキシ)オクタノイルクロリド12.4gを用いた他は実
施例18−2と同様にすることで目的物14.2gを得た。融
点193〜5℃。
実施例22(例示化合物(33)の合成) 2−(ヘキサデシルスルホニルアミノ)安息香酸から誘
導した酸クロ66.8gを用いた他は実施例1−2と同様に
することで目的物55gを得た。融点141〜2℃。
実施例23(例示化合物(39)の合成) 3−アミノ安息香酸エチルエステル82.5gを用いた他は
実施例1−1、1−2と同様にすることで目的物40gを
得た。融点115〜6℃。
実施例24(例示化合物(41)の合成) 酸クロリドとしてのα−(2,4−ジ−(t)−アミルフ
エノキシ)オクタノイルクロリド10.3gを用いた他は実
施例18−2と同様にすることで目的物13.8gを得た。融
点192〜3℃。
実施例25(例示化合物(44)の合成) N−(2,5−ジメトキシフエニル)−3−ニトロベンズ
アミド(融点163〜4℃)46gをメタノール溶媒中で水添
還元(Pd/C溶媒、水素圧70Kg/m2、温度70℃)して触媒
除去、濃縮して3−アミノ−N−(2,5−ジメトキシフ
エニル)ベンズアミドの粗結晶41gを得た。
得られたアミノ体28gをピリジン9mlとアセトニトリル10
0ml中に溶解し、撹拌しながらアクリル酸クロリド9.1g
を徐々に滴下した。1時間撹拌後、酢酸エチルと塩酸水
により抽出して抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮
してカラムクロマトグラフイーにより精製した。ヘキサ
ンと酢酸エチルの混合溶媒から再結晶して3−アクリル
アミド−N−(2,5−ジメトキシフエニル)ベンズアミ
ドの無色結晶24gを得た。融点149〜150℃。
上記モノマー13.1gとアクリル酸ブチル10.3gをジオキサ
ン100mlに溶解し、撹拌しながら80℃に昇温した。そこ
へ、1時間おきに4回、アゾビスイソ酪酸ジメチル0.2g
を投入した。投入後更に1時間80℃にて撹拌してから放
冷し、系を水中へ良く撹拌しながら徐々に滴下して、白
色の重合体固体を得た。別、乾燥した後の収量は22g
であつた。
得られた重合物をジクロルエタン200ml中に入れ、撹拌
しながら60℃に昇温して溶解した。そこへ三臭化ホウ素
20mlを徐々に滴下し、滴下後更に1時間60℃で撹拌し
た。系を氷水に注ぎ、酢酸エチルにより抽出、濃縮し
た。クロロホルムを溶媒とするカラムクロマトグラフイ
ーにより精製し、濃縮して淡黄色の重合固体17gを得
た。
実施例26 試料A ポリエチレンで両面被覆されたバライタ紙支持体上に、
第1層としてイエローカプラ−α−ピバロイル−α(2,
4−ジオキソ−5,5′−ジメチルオキサゾリジン−3−イ
ル)−2−クロロ−5−〔α−(2,4−ジ−tert−ペン
チルフエノキシ)ブタンアミド〕アセトアニリドを含有
する青感性塩臭化銀乳剤層を3.0μの厚さに塗布(カプ
ラー塗布量0.646×10-3モル/m2、塗布銀量3.88×10-3
モル/m2、臭化銀70モル%、塩化銀30モル%)し、その
上に第2層としてゼラチン層を1.5μの厚さに塗布し
た。
更に第3層としてマゼンタカプラ−1−(2,4,6−トリ
クロロフエニル)−3−{2−クロロ−(5−テトラデ
カンアミド)アニリノ}−5−ピラゾロンを含有するゼ
ラチン層を3.1μの厚さに塗布した(カプラー塗布量0.5
00×10-3モル/m2) 試料B 上記試料Aに於いて、第2層に比較化合物Iを含む以外
は試料Aと同じ(ハイドロキノン塗布量1.59×10-4モル
/m2)にして試料Bを作製した。
また、次のような試料C〜Hを作製した。
試料C〜H 上記試料Aに於て、それぞれ第2層に比較化合物II、II
I、IV、本発明の化合物(14)、(33)、(39)を1.59
×10-4モル/m2含む以外は試料Aと同じにして試料C〜
Hを作製した。
この様にして作製した試料A〜Hを連続的にグレイ濃度
が異なるウエツジを介して露光し、次の処理を行なつ
た。
処理工程 カラー現像処理 3分30秒 33℃ 漂白定着処理 1分30秒 33℃ 水 洗 3分 28〜35℃ カラー現像液 ベンジルアルコール 15ml ジエチレントリアミン5酢酸 5 g KBr 0.4 g Na2SO3 5 g Na2CO3 30 g ヒドロキシルアミン硫酸塩 2 g 4−アミノ−3−メチル−N−β−(メタンスルホンア
ミド)エチルアニリン・3/2H2SO4・H2O 4.5 g 水で1000mlにする pH10.1 漂白定着液 チオ硫酸アンモニウム(70wt%) 150ml Na2SO3 5 g Na〔Fe(EDTA)〕 40 g EDTA 4 g 水で1000mlにする pH6.8 各々現像された試料をグリーンフイルターを用いて濃度
測定した(マゼンタ発色濃度)。イエロー最大発色濃度
に於るマゼンタ濃度とイエロー最低発色濃度のマゼンタ
濃度との差を求めて、イエロー発色部のマゼンタ混色を
調べた。
結果を次表に示す。
混色は数値の小さい方が少ないことを示す。従つて本発
明の化合物は混合(色濁り)を防止する性能に優れ、少
ない添加量で充分な効果を示すことが明らかである。
また、各試料をブルーフイルターを用いて濃度測定(イ
エロー発色濃度)したところ、試料Eの最大発色濃度が
他試料に比べて高く、化合物IV自身が発色していること
が分かつた。この発色挙動は混色防止に用いる化合物と
しては好ましくないものである。
比較化合物 I(米国特許第2,336,327号の化合物(6)) II(米国特許第4,198,239号の化合物(3)) III(米国特許第2,701,197号の化合物(6)) IV(特公昭55-7578の化合物(2)) 実施例27 内容積50mlの円筒状ガラス製容器に、精製メタクリル酸
25mlを仕込みこれに第2表に示す化合物を各0.5g添加し
た。そして各容器の気相部を窒素ガス置換した後、この
容器を80℃の湯浴に設置し、メタクリル酸の酸化安定性
に及ぼす化合物の効果を試験した。結果を第2表に示
す。
この結果から、本発明による化合物が既知のハイドロキ
ノンやフエノール誘導体に比べ、優れた酸化防止能を持
つていることが分かつた。
比較化合物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I)で表わされるベンズアミ
    ドハイドロキノン誘導体。 式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、スルホ基、炭素数
    1から20の置換もしくは無置換のアルキル基を表わし、
    R2、R3は水素原子、ハロゲン原子、-NHCOR4、-NHSO
    2R5、-COOR6、-CONR7R8、-OR9、-R10を表わす。R4
    R5、R6、R7は炭素数1から20の置換もしくは無置換のア
    ルキル基、置換もしくは無置換のフェニル基または置換
    もしくは無置換のナフチル基を表わし、R8は水素原子ま
    たはR7と同様の基を表わし、R9およびR10は炭素数1か
    ら20の置換もしくは無置換のアルキル基を表わす。R2
    よびR3の炭素数の合計は3以上であり、R2およびR3が活
    性メチレンを部分構造として有することはない。R1
    R4、R5、R6、R7、R8、R9およびR10のアルキル基、フェ
    ニル基およびナフチル基が置換基を有する場合、これら
    の置換基は、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキ
    シ基、水酸基、アルコキシカルボニル基の中から選択さ
    れる。
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