JPH07201191A - 不揮発性半導体メモリ装置 - Google Patents

不揮発性半導体メモリ装置

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JPH07201191A
JPH07201191A JP35134093A JP35134093A JPH07201191A JP H07201191 A JPH07201191 A JP H07201191A JP 35134093 A JP35134093 A JP 35134093A JP 35134093 A JP35134093 A JP 35134093A JP H07201191 A JPH07201191 A JP H07201191A
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unit block
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Hiroto Nakai
井 弘 人 中
Tadashi Miyagawa
川 正 宮
Shigeru Matsuda
田 茂 松
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラッシュタイプの不揮発性半導体メモリに
おいて、ブロックイレーズ機能のチェックを短時間で実
施すると共に他の機能ブロックのチェックを簡単に実施
することを可能にする。 【構成】 複数のセルアレイブロック1〜8で構成され
るセルアレイ1のセルソース線にセルブロック単位で消
去電圧を与えるセルソース電圧供給回路2のセルソース
電圧供給ブロックCSC1〜CSC8を、ブロックアド
レスA*0〜A*2に基づいて選択するブロックデコー
ダ3の出力を、データラッチ回路70、アドレッシング
回路71、出力データ切り替え回路72を介してセルア
レイ1のデータの入出力を行うための入出力回路9に導
出することにより、ブロックイレーズ動作を行うことな
く、ブロックイレーズ動作が正常に行われるか否かをテ
ストする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は不揮発性半導体メモリ装
置に関し、特に電気的に一括消去可能なフラッシュタイ
プの不揮発性メモリにおいてブロック消去機能を短時間
でテストするに好適な不揮発性半導体メモリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気的に書き込み、消去が可能な不揮発
性メモリはフラッシュタイプEEPROMとして知られ
ている。フラッシュタイプEEPROMにおいては、メ
モリセルとして浮遊ゲートを有する2層構造のものを用
いている。データを書き込む時は、ホットエレクトロン
を浮遊ゲートに注入する。データの消去はメモリセルを
構成するMOSトランジスタのソースに高電圧を供給す
ることにより実行する。
【0003】以上のような特性を有するフラッシュタイ
プのEEPROMにおけるメモリセルの構造および原理
は、例えば文献「Intel Flash Memor
y/28F256A、28F512、28F010、2
8F020」(Intel社、Engineering
Report ER24、October 199
1)等で知られている。
【0004】フラッシュタイプのEEPROMは、一般
にチップ全部の消去を行う機能とブロック単位の消去を
行う機能を有する。また、消去動作に続いて、メモリセ
ルのデータが完全に消去されたか否かを確認するベリフ
ァイ機能を持つものも多い。
【0005】図20はかかる従来の不揮発性半導体メモ
リ装置の構成を示すブロック図であり、特にブロック単
位での消去と消去ベリファイ機能を有する構成を例示す
るものである。
【0006】図において示すように、セルアレイ1はセ
ルアレイブロック1〜8に分かれて構成されている。セ
ルアレイ1にはワード選択線WL1〜WLnが接続され
る。ワード選択線WL1〜WLnはロウデコーダ回路6
から導出される。ロウデコーダ回路6によるデコードに
基づき、ワード選択線WL1〜WLnは1本だけが活性
化され、セルアレイ1のワード線選択のために用いられ
る。カラムゲートトランジスタ群7はセルアレイ1から
ビット線を導出するためのもので、カラムデコーダ回路
15からのデコード信号に基づき4ビットのビット線を
選択して導出する。
【0007】カラムゲートトランジスタ群7を通じて選
択的に導出されたビット線を通じてセルアレイ1に対す
るデータの書き込みと読み出しが行われる。データの書
き込みは書き込み負荷回路16を通じて行われる。デー
タの読み出しは4つのセンス増幅器ブロックS/A1〜
S/A4で構成されるセンス増幅器8を通じて行われ
る。
【0008】入出力回路9はコマンド入力やデータ入力
を行うと共にデータ出力を行う。コマンドやデータは4
ビットのデータとして入出力される。入出力回路9に入
力されたデータ入力Din1〜Din4がデータの場合
は、このデータは書き込み負荷回路16を通じてセルア
レイ1に書き込まれる。入出力回路9に入力されたデー
タ入力Din1〜Din4がコマンドの場合は、このデ
ータはコマンド入力回路12に与えられる。センス増幅
器8で読み出されたセルアレイ1のデータは4ビットの
読み出しデータD*1〜D*4として入出力回路9を通
じて外部に出力される。なお、読み出しデータD*1〜
D*4はベリファイ回路11にも与えられ、チップまた
はブロック消去時の結果のベリファイにも用いられる。
【0009】セルアレイ1の中のメモリセルを選択する
ためのアドレスA0〜Anはアドレスバッファ回路5を
通じて入力される。アドレスバッファ回路5は内部信号
Cが“L”レベルの場合にアドレスA0〜Anをそのま
まアドレスA*0〜A*nとして出力し、内部信号Cが
“H”レベルの場合は、カウンタ回路10の出力をアド
レスA*0〜A*nとして出力する。
【0010】アドレスA*0〜A*nはカラムアドレス
A*0〜A*3とロウアドレスA*6〜A*nを含む。
【0011】カラムアドレスA*0〜A*3の内のアド
レスA*0〜A*2はアドレスラッチ回路4を通じてア
ドレスA*L0〜A*L2としてカラムデコーダ回路1
5およびブロックデコーダ3に供給される。カラムアド
レスA*0〜A*3の中のアドレスA*3はカラムデコ
ーダ回路15に直接供給される。
【0012】ちなみに、アドレスラッチ回路4は内部信
号Aが“L”レベルの場合はカラムアドレスA*0〜A
*2をそのままアドレスA*L0〜A*L2として出力
するが、内部信号Aが“H”レベルとなると、“H”レ
ベルとなった時点のカラムアドレスA*0〜A*2をラ
ッチしてアドレスA*L0〜A*L2として出力する機
能を有する。
【0013】ブロックデコーダ3は内部信号Bが“L”
レベルの場合は、アドレスA*L0〜A*L2をデコー
ドしてブロック選択信号EA1〜8のいずれか1つを
“H”レベルとして出力し、内部信号Bが“H”レベル
の場合は、ブロック選択信号EA1〜EA8のすべてを
“H”レベルとして出力する。ブロック選択信号EA1
〜EA8はセルソース電圧供給回路2のセルソース電圧
供給ブロックCSC1〜CSC8に与えられ、セルアレ
イ1をチップ単位またはブロック単位で消去する。
【0014】一方、アドレスバッファ回路5からのアド
レスA*0〜A*nの中のロウアドレスA*6〜A*n
はロウデコーダ回路6を通じてデコードされ、ワード選
択線WL1〜WLnを介してセルアレイ1に与えられ
る。ちなみに、ロウデコーダ回路6は内部信号Cが
“L”レベルの場合はデコード動作を行うが、内部信号
Cが“H”レベルになると、ワード選択線WL1〜WL
nを全て不活性とする。
【0015】また、アドレスA*0〜A*nの中のカラ
ムアドレスA*3とアドレスラッチ回路4の出力である
アドレスA*L0〜A*L2は、合わせてカラムデコー
ダ回路15に入力され、ここでデコードされ、カラムゲ
ートトランジスタ群7に与えられる。このデコード信号
は、カラムゲートトランジスタ群7を通じてセルアレイ
1の各セルアレイブロック1〜8のカラム選択に伴うビ
ット線の導出に用いられる。ちなみに、カラムデコーダ
回路15は内部信号Cが“L”レベルの場合はデコード
動作を行うが、内部信号Cが“H”レベルになると、カ
ラムゲートトランジスタ群7によるビット線の導出を行
わない。
【0016】さて、各セルアレイブロック1〜8には、
データ消去時にセルアレイを構成するMOSトランジス
タのソースに消去用の電圧をブロック単位で供給するセ
ルソース電圧供給ブロックCSC1〜CSC8が接続さ
れる。セルソース電圧供給ブロックCSC1〜CSC8
はまとまってセルソース電圧供給回路2を構成する。セ
ルソース電圧供給回路2はブロックデコーダ3よりブロ
ック選択信号EA1〜EA8を通じて、全部のセルソー
ス電圧供給ブロックCSC1〜CSC8を動作選択しな
いか、全部を動作選択するか、または1個を動作選択す
るかが、制御され、チップ消去動作またはブロック消去
動作を制御される。
【0017】読み出し/書き込み制御回路14は入出力
回路9を通じてセルアレイ1に対するデータの読み出
し、書き込みを制御すると共にコマンド入力回路12、
自動消去制御回路13を通じてセルアレイ1のデータの
消去を制御する。読み出し/書き込み制御回路14には
OE信号、CE信号、外部電圧Vppが入力されてい
る。
【0018】読み出し/書き込み制御回路14はセルア
レイ1のデータの消去時には、入出力回路9を通じて入
力されるコマンド入力、つまりデータ入力Din1〜D
in4の状態に応じてコマンド入力回路12に制御信号
CMEを出力する。コマンド入力回路12は制御信号C
MEを受けて内部信号AまたはBを出力する。自動消去
制御回路13はコマンド入力回路12からの内部信号
A、Bと読み出し/書き込み制御回路14からの信号に
基づいて内部信号C、Dを出力すると共にカウンタ回路
10を制御する。
【0019】ベリファイ回路11は、セルアレイ1から
データを読み出すためのセンス増幅器8の出力データD
*1〜D*4の全てが“H”レベルの場合に、セルアレ
イ1の消去時に、センス増幅器8で読み出されたセルア
レイ1のデータの消去状況をチェックし、その結果をベ
リファイ信号VRFとしてカウンタ回路10に与える。
なお、ベリファイ回路11の動作は自動消去制御回路1
3からの内部信号Dにより制御される。
【0020】自動消去制御回路13は消去動作時にカウ
ンタ回路10を制御して、消去のためのアドレスを発生
する。一方、消去時に、アドレスバッファ回路5に入力
されるアドレスA0〜Anを無効にすると共にロウデコ
ーダ回路6、カラムデコーダ回路15の出力線を不活性
にするために、これらに内部信号Cを与える。同時に、
消去動作に伴い、セルソース電圧供給回路2を活性化さ
せるために、これに内部信号Cを与える。また、ベリフ
ァイ回路11の出力であるベリファイ信号VRFの出力
をイネーブルにするために、これに内部信号Dを与え
る。
【0021】図21は図20の構成において、セルアレ
イ1、センス増幅器8、書き込み負荷回路16の部分を
抜き出して示した回路構成図である。図21において示
すように、セルアレイ1を構成するセルアレイブロック
1〜8はそれぞれマトリックス状に配列されたMOSト
ランジスタで構成される。各トランジスタのゲートには
ワード単位でワード選択線WL1〜WLnが接続され
る。また、各トランジスタのソース線はセルアレイブロ
ック単位でまとめられ、図20のセルソース電圧供給回
路2のセルソース電圧供給ブロックCSC1〜CSC8
に共通に接続される。
【0022】なお、セルブロックを構成するトランジス
タのドレインは、カラムゲートトランジスタ群7を構成
するMOSトランジスタ20、19を介して、ビット線
として導出され、センス増幅器8および書き込み負荷回
路16に接続される。
【0023】また、カラムゲートトランジスタ群7を構
成するトランジスタ19のゲートには図20のカラムデ
コーダ回路15から信号g1〜g8が与えられる。一
方、カラムゲートトランジスタ群7を構成するトランジ
スタ20のゲートには図20のカラムデコーダ回路15
からh1、h2が与えられる。
【0024】以上述べたような構成において、セルアレ
イ1はワード選択線WL1〜WLnでロウアドレスによ
るワード選択がなされ、カラムゲートトランジスタ群7
のトランジスタ19、20でカラム選択される。
【0025】セルアレイの選択により選択されたビット
線は、データの書き込みの場合は、書き込み負荷回路1
6からの4ビットのデータ入力Din1〜Din4を選
択されたセルアレイに書き込み接続する。一方、データ
の読み出しの場合は、選択されたセルアレイのデータ
を、センス増幅器8に接続して、内部データD*1〜D
*4として取り出すために用いられる。
【0026】図22は図20のロウデコーダ回路6、カ
ラムデコーダ回路15の構成を示すブロック図である。
ここで、ロウアドレスA*6〜A*nはロウアドレスA
iとして示す。ここで、iは6〜nである。ロウアドレ
スAiの反転信号は反転ロウアドレス/Aiとして示
す。ロウアドレスAiと反転ロウアドレス/Aiはナン
ドゲート17に全ての組み合わせが入力される。一方、
ナンドゲート17にはインバータ31を通じて内部信号
Cの反転信号が入力される。
【0027】ナンドゲート17の出力はMOSトランジ
スタ21、インバータ回路22を介してワード選択線W
L1〜WLnに接続される。トランジスタ23はインバ
ータ回路22のゲートを外部電圧Vppまたは電源Vc
cにプルアップするためのものである。なお、インバー
タ回路22にも外部電圧Vppまたは電源Vccが与え
られる。
【0028】一方、カラムアドレスA*3とアドレスA
*L0〜A*L2はカラムアドレスAjとして示す。こ
こで、jは0〜3である。カラムアドレスAjの反転信
号は反転カラムアドレス/Ajとして示す。カラムアド
レスAjと反転カラムアドレス/Ajはナンドゲート1
8に全ての組み合わせが入力される。一方、ナンドゲー
ト18には内部信号Cの反転信号が入力される。
【0029】ナンドゲート18の出力は、MOSトラン
ジスタ25及びインバータ回路24を通じて、信号h
1、h2または信号g1−8として出力される。トラン
ジスタ26はインバータ回路24のゲートを外部電圧V
ppまたは電源Vccにプルアップするためのものであ
る。なお、インバータ回路24にも外部電圧Vppまた
は電源Vccが与えられる。
【0030】データの書き込み時には、ワード選択線W
L1〜WLnの中で選択されたものには、インバータ回
路22に与える電圧を外部電圧Vppとすることにより
12Vの高電圧が印加される。一方、選択されたビット
線には書き込み負荷回路16より7Vの高電圧が印加さ
れる。その結果、ロウデコーダ回路6とカラムデコーダ
回路15により選択されたメモリセルに4ビットのデー
タが書き込まれる。
【0031】一方、データの読み出し時には、ワード選
択線WL1〜WLnの中で選択されたものにはインバー
タ回路22に与える電圧を電源Vccとすることによ
り、電源Vcc電圧が印加される。選択されたビット線
のデータはセンス増幅器8でセンスされ、4ビットの内
部データD*1〜D*4として取り出される。
【0032】図23は図20のアドレスラッチ回路4の
詳細な構成を示す回路図である。図23において示すよ
うに、ここではアドレスA*0〜A*2をアドレスA*
iとして示す。ここで、iは0〜2である。また、アド
レスA*L0〜A*L2はアドレスAL*iとして示
す。アドレスA*iはインバータ32を通じてスイッチ
ドインバータ27に入力される。一方、内部信号Aはス
イッチドインバータ27とスイッチドインバータ28に
直接、またインバータ33を通じて反転して入力され
る。スイッチドインバータ27は内部信号Aによりスイ
ッチ制御され、内部信号Aが“L”レベルの場合はイン
バータ32の出力を反転して出力し、内部信号Aが
“H”レベルの場合は出力をハイインピーダンスとす
る。スイッチドインバータ27の出力はインバータ34
とスイッチドインバータ28に与えられる。インバータ
34の出力はインバータ35を通じて反転され、アドレ
スAL*iとして出力される。なお、インバータ35の
入力、つまりインバータ34の出力はスイッチドインバ
ータ28を通じてインバータ34の入力に戻される。ス
イッチドインバータ28は内部信号Aが“L”レベルの
場合は、その出力をハイインピーダンスとし、内部信号
Aが“H”レベルの場合は、入力を反転して出力する。
つまり、内部信号Aが“H”レベルの場合は、スイッチ
ドインバータ28とインバータ34は自己保持動作す
る。ちなみに、インバータ34の出力は反転アドレス/
AL*iとして出力される。
【0033】以上のような構成を通じて、アドレスラッ
チ回路4は、内部信号Aが“L”レベルの場合は、アド
レスA*iをそのままアドレスAL*iとその反転アド
レス/AL*iとして出力し、内部信号Aが“H”レベ
ルになると、内部信号Aが“H”レベルになる直前のア
ドレスA*iをスイッチドインバータ28で保持して、
保持されたアドレスAL*iおよびその反転アドレス/
AL*iを出力する。
【0034】図24は図20のブロックデコーダ3の構
成を示すブロック図である。図24において示すよう
に、アドレスAL*iおよびその反転アドレス/AL*
iはこれらの全ての組み合わせをナンドゲート29に入
力される。ナンドゲート29の出力はインバータ36を
通じて入力される内部信号Bと共にナンドゲート30に
入力され、ブロック選択信号EA1〜EA8として出力
される。
【0035】つまり、アドレスAL*iおよびその反転
アドレス/AL*iはナンドゲート29により、デコー
ドされる。そのデコード結果はナンドゲート30を通じ
て出力されるが、その出力は内部信号Bが“L”レベル
の場合にイネーブルとされる。ちなみに、内部信号Bが
“H”レベルの場合は、ブロック選択信号EA1〜EA
8は全て“H”レベルに固定される。
【0036】図25は図20のセルソース電圧供給回路
2を構成するセルソース電圧供給ブロックCSC1〜C
SC8の1個の構成を示す回路図である。図25におい
て、ブロック選択信号EA1〜EA8はブロック選択信
号EAi(i=1−8)として、内部信号Cと共にナン
ドゲート37に入力される。ナンドゲート37の出力は
トランジスタ38、45のゲートに入力されると共にイ
ンバータ42に入力される。インバータ42の出力はト
ランジスタ39のゲートに接続される。トランジスタ3
8のドレインはソースを外部電圧Vppに接続されるト
ランジスタ40のドレインとソースを外部電圧Vppに
接続されるトランジスタ41のゲートに接続される。ト
ランジスタ39のドレインはトランジスタ40のゲート
とトランジスタ41のドレインに接続される。トランジ
スタ41のドレインはトランジスタ45のドレインに接
続されるトランジスタ44のゲートに接続される。トラ
ンジスタ44のソースはゲートに15VのUHEを入力
され、ドレインに外部電圧Vppを接続されるトランジ
スタ43のソースに接続される。
【0037】ここで、ブロック選択信号EAiと内部信
号Cが共に“H”レベルになっていない場合、ナンドゲ
ート37の出力は“H”レベル、インバータ42の出力
は“L”レベルとなる。その結果、トランジスタ38、
45がオン、トランジスタ39がオフとなる。トランジ
スタ38がオンするとトランジスタ41がオンして、ト
ランジスタ44のゲートに外部電圧Vppを与えるの
で、トランジスタ44はオフして、セルソース電圧供給
ブロックCSCiからセルアレイブロックiのセルソー
ス線に与えられる電圧はゼロとなる。なお、トランジス
タ41のドレインの電圧はトランジスタ40にも与えら
れるので、トランジスタ40はオフ状態である。
【0038】一方、ブロック選択信号EAiと内部信号
Cが共に“H”レベルの場合、ナンドゲート37の出力
は“L”レベル、インバータ42の出力は“H”レベル
となる。その結果、トランジスタ38、45がオフ、ト
ランジスタ39がオンとなる。トランジスタ38がオフ
してトランジスタ39がオンすると、トランジスタ41
がオフしてトランジスタ40がオンする。トランジスタ
40がオンすると、トランジスタ44のゲートが“L”
レベルとなるので、トランジスタ44がオンする。その
結果、トランジスタ43のソースからトランジスタ44
を通じて、トランジスタ44のドレインに外部電圧Vp
pが出力される。そして、セルソース電圧供給ブロック
CSCiからセルアレイブロックiのセルソース線に与
えられる電圧は外部電圧Vpp、つまり消去用の高電圧
である15Vとなる。
【0039】図26は図20のコマンド入力回路12の
構成を示すブロック図である。図26において示すよう
に、データ入力Din1〜Din4を入力されるナンド
ゲート46の出力は制御信号CMEを直接およびインバ
ータ51を介して供給されるスイッチゲート47、4
8、49、50を通じて内部信号Aを出力する。ちなみ
に、スイッチゲート48、50の各入力はリセット信号
RSTをゲート入力されるトランジスタ66を接続され
る。トランジスタ66のドレインはインバータ52、5
3の直列回路を通じてスイッチゲート49の入力に接続
されると共にインバータ54、55の直列回路を介して
トランジスタ50の出力側に接続される。
【0040】以上の系を通じて、データ入力Din1〜
Din4の全てのビットが“1”、つまりコマンドデー
タ“F”の場合に、内部信号Aが出力されることにな
る。
【0041】一方、データ入力Din1をインバータ6
8を通じて反転して入力されると共にデータ入力Din
2〜Din4を非反転のまま入力されるナンドゲート5
6の出力は制御信号CMEを直接およびインバータ61
を介して供給されるスイッチゲート57、58、59、
60を通じて、内部信号Bを出力する。ちなみに、スイ
ッチゲート58、60の各入力は、リセット信号RST
がゲート入力されるトランジスタ67に接続される。ト
ランジスタ67のドレインは、インバータ62、63の
直列回路を通じてスイッチゲート59の入力に接続され
ると共に、インバータ64、65の直列回路を介してト
ランジスタ60の出力側に接続される。
【0042】以上の系を通じて、データ入力Din1が
“0”、データ入力Din2〜Din4が“1”、つま
りコマンドデータ“E”の場合に、内部信号Bが出力さ
れることになる。
【0043】ちなみに、コマンドデータ“F”に対応す
る内部信号Aはブロックイレーズモードに対応し、コマ
ンドデータ“E”に対応する内部信号Bはチップイレー
ズモードに対応するものである。
【0044】図27は図20のベリファイ回路11の構
成を示すブロック図である。図27において示すよう
に、ナンドゲート69、70は内部データD*1〜D*
4に対して、オール“1”検出回路を構成しており、イ
ンバータ72に入力される内部信号Dが“1”の場合
に、ノア回路71の入力をオールゼロとし、ベリファイ
信号VRFを“1”信号として出力する。
【0045】以上述べたような、図20から図27の構
成において、次にその動作を説明する。
【0046】セルアレイ1をアクセスするためのアドレ
スA0〜Anは、外部よりアドレスバッファ回路5に与
えられる。通常の動作時、つまり内部信号Cが出力され
ていない場合は、このアドレスA0〜AnはアドレスA
*0〜A*nとして内部に取り込まれる。
【0047】アドレスA0〜Anの中のカラムアドレス
A*0〜A*3の中のアドレスA*0〜A*2はアドレ
スラッチ回路4に与えられるが、通常動作の場合は、内
部信号Aが出力されていないので、そのままアドレスA
*L0〜A*L2として出力される。
【0048】このアドレスAL*0〜AL*2はブロッ
クデコーダ3に与えられ、内部信号Bが出力されていな
ければ、そのままデコードされ、ブロック選択信号EA
1〜EA8としてセルソース電圧供給回路2に与えられ
る。しかし、通常の動作においては、内部信号Cが出力
されていないので、セルソース電圧供給回路2の動作は
ロックされている。
【0049】アドレスA*0〜A*nの中のロウアドレ
スA*6〜A*nはロウデコーダ回路6に与えられる。
通常動作においては、内部信号Cが出力されていないの
で、このアドレスはそのままデコードされ、ロウ選択信
号としてワード選択線WL1〜WLnを通じてセルアレ
イ1に与えられる。その結果、セルアレイ1の中から選
択されたワードが選択される。
【0050】また、アドレスA*0〜A*nの中のカラ
ムアドレスA*0〜A*3は、カラムアドレスA*3に
ついては直接、アドレスA*0〜A*2については、ア
ドレスラッチ回路4を介してアドレスA*L0〜A*L
2としてカラムデコーダ回路15に与えられる。通常動
作においては、内部信号Cが出力されていないので、こ
のアドレスはそのままデコードされ、カラム選択信号と
してカラムゲートトランジスタ群7に与えられる。その
結果、セルアレイ1の中の選択されたワード線の中の4
ビット分のビット線が選択され、センス増幅器8および
書き込み負荷回路16に接続される。
【0051】以上のようにして、セルアレイ1の中の特
定のセルが選択され、ビット線を通じてセンス増幅器8
と書き込み負荷回路16に接続されるが、このセルに対
するデータの書き込みは書き込み負荷回路16を通じて
行われ、データの読み出しはセンス増幅器8を通じて行
われる。
【0052】まず、データの書き込みであるが、入出力
回路9に与えられたデータ入力はデータ入力Din1〜
Din4として書き込み負荷回路16に与えられ、選択
されたビット線を活性化して、セルアレイ1の選択され
たセルにデータ入力Din1〜Din4を書き込む。
【0053】一方、セルアレイ1の選択されたセルにつ
ながるビット線の状態は、センス増幅器8を通じて読み
出され、データD*1〜D*4として入出力回路9に与
えられ、データ出力として外部に導出される。
【0054】以上のデータの書き込みおよび読み出しは
読み出し/書き込み制御回路14により制御される。
【0055】さて、以上のような不揮発性半導体メモリ
装置において、セルアレイ1のデータを消去する場合、
チップイレーズモードとブロックイレーズモードを選択
することができる。
【0056】まず最初にチップの全ビットを消去する場
合について図28のフローチャートおよび図29のタイ
ミングチャートに基づいて説明する。ちなみに、図29
において、(a)は外部電圧Vpp、(b)は外部OE
信号、(c)は制御信号CME、(d)は外部CE信
号、(e)はデータ入力Din1〜Din4がコマンド
として入力されているタイミング、(f)はデータ入力
Din1〜Din4の状態、(g)は内部信号A、
(h)は内部信号B、(i)は内部信号C、(j)は内
部信号D、(k)はベリファイ信号VRF、(l)はア
ドレスA*0、(m)はアドレスA*1、(n)はアド
レスA*n、(o)はワード選択線WL1、(p)はワ
ード選択線WLn、(q)はカラムデコード信号g1、
(r)はカラムデコード信号g2、(s)はカラムデコ
ード信号g8、(t)はカラムデコード信号h1、
(u)はカラムデコード信号h2、(v)はセルアレイ
1の全てのセルソース線の電圧をそれぞれ示すものであ
る。
【0057】先ず、時刻t1のタイミングで、図29
(a)に示すように、外部電圧Vppが12.5Vまで
立ち上がると、同時に、(b)に示すように、外部OE
信号が“H”レベルとなる。その結果、(c)に示すよ
うに、読み出し/書き込み制御回路14からの制御信号
CMEも“H”レベルとなる。次に、(e)に示すよう
に、入出力回路9からのデータ入力Din1〜Din4
にコマンドデータが送り込まれる。チップイレーズの場
合、(f)に示すように、このコマンドデータは“E”
である。
【0058】処理順序としてはステップS1でコマンド
データ“E”の入力となり、この時点よりステップS2
に移行してイレーズ開始となる。
【0059】次に、図29(d)に示すように、外部C
E信号がネガティブ信号として入力される。時刻t2に
おいて外部CE信号が立ち上がると、コマンド入力回路
12においてコマンドデータ“E”がラッチされて、コ
マンド入力回路12からの内部信号B、Cが、(h)、
(i)に示すように、“H”レベルとなり、消去期間が
始まる。この場合、ブロックデコーダ3からのブロック
選択線EA1−8は、内部信号Bに基づき、全て“H”
レベルとなる。同時に、ステップS3おいて、自動消去
制御回路13を通じてカウンタ回路10がセットされ
る。
【0060】その結果、ステップS4において、内部ア
ドレスA*0〜A*nがゼロとなり、ロウデコーダ回路
6とカラムデコーダ回路15も内部信号Cによりその出
力が非選択状態となる。
【0061】また、内部信号Cにより、セルソース電圧
供給回路2を通じてセルアレイ1の全てのセルソース線
には図29(v)に示すように、12Vが印加されるの
で、ステップS5でセルアレイ1の全てのセルアレイブ
ロック1〜8の消去が実施される。この場合の、消去期
間は、(i)に示すように、約10msである。消去に
当たっては、セルアレイ1のセルアレイブロック1〜8
の全ブロックのセルソース線電位が外部電圧Vppによ
り12Vとなるので、浮遊ゲートより電子がソースに引
き抜かれ、セルの消去が行われる。
【0062】時刻t3で消去期間が終了すると、図29
(i)に示すように、内部信号Cが“L”レベルに戻
り、(j)に示すように、内部信号Dが“H”レベルに
なって、ベリファイ期間に入る。この間は、ステップS
6で、セルソース電圧供給回路2からのセルソース電圧
がゼロになり、消去を停止する。
【0063】ベリファイ期間においては、カウンタ回路
10により内部アドレスA*0〜A*nを進めながらス
テップS7のベリファイとステップS8のデータチェッ
クを行う。アドレスA*0〜A*nはチップの最初のア
ドレスから、図29(l)、(m)、(n)に示すよう
に、順次進められる。その結果、ワード選択線WL1〜
WLnは(o)、(p)に示すように変化し、カラムデ
コード信号g1〜g8、h1、h2は(q)、(r)、
(s)、(t)、(u)に示すように、順次変化する。
以上のようなアドレスの変化に対応して、セルアレイ1
の各セルアレイのデータが読み出されるが、消去が完全
に行われていると、センス増幅器8を通じて読み出され
るデータD*1〜D*4は全て“1”である。つまり、
消去が完全に行われていれば、(k)に示すように、ベ
リファイ回路11からはベリファイ信号VRFが出力さ
れる。このベリファイ信号VRFはカウンタ回路10に
与えられる。ここでカウンタ回路10のアドレスが最終
でなければ、ステップS10からステップS9に移行し
て、カウンタ回路10のカウント値をインクリメント
し、アドレスを1つ進める。その結果、次のアドレスの
データがセンス増幅器8を通じて読み出されるが、この
データについてもベリファイを行う。
【0064】さて、ステップS8でのデータチェックの
結果、消去が不十分であるとすると、ベリファイ回路1
1からベリファイ信号VRFが出力されない。この場
合、ステップS5に戻って、消去をやり直す。これは、
時刻t4のタイミングで、図29(j)、(i)に示す
ように、内部信号Dを“L”レベル、内部信号Cを
“H”レベルとすることにより行われる。動作について
は、時刻t2以降の動作とまったく同様である。
【0065】時刻t5で再消去期間を終了すると、再び
ベリファイ期間に入り、消去が完全に実施されたかどう
かを、最初からチェックし直す。チェックの結果、消去
が不完全な場合は、ステップS5に戻り、再消去と再ベ
リファイをやり直す。ベリファイの結果、消去が完全に
実施され、ステップS10でアドレス最終番地まで来た
ことが確認されると、全チップの消去終了と判断してチ
ップイレーズ動作を終了する。
【0066】ちなみに、ベリファイ期間において、消去
が確実に実施されている限り、アドレスを進める間隔は
約2マイクロs(秒)である。
【0067】つまり、このチップイレーズで全ビットの
イレーズを実行しようとすると、2マイクロsのアドレ
スを進める動作を10の6乗回繰り返し、10msの消
去を100回繰り返して行い、3マイクロsのベリファ
イ結果判定を100回繰り返して行ったと仮定すると、
全部で約3秒の時間を要することになる。
【0068】次に、セルアレイ1をセルアレイブロック
1〜8単位で消去する場合について図30のフローチャ
ートおよび図31のタイミングチャートに基づいて説明
する。ちなみに、図31において、(a)は外部電圧V
pp、(b)は外部OE信号、(c)は制御信号CM
E、(d)は外部CE信号、(e)はデータ入力Din
1〜Din4がコマンドとして入力されているタイミン
グ、(f)はブロックのアドレスAL*0〜AL*2、
(g)はデータ入力Din1〜Din4の状態、(h)
は内部信号A、(i)は内部信号B、(j)はアドレス
AL*0、反転アドレス/AL*1、反転アドレス/A
L*2の状態変化、(k)は反転アドレス/AL*0、
アドレスAL*1、アドレスAL*2の状態変化、
(l)はブロック選択線EA2の状態、(m)はブロッ
ク選択線EA1、EA2〜EA8の状態、(n)は内部
信号C、(o)は内部信号D、(p)はベリファイ信号
VRF、(q)はアドレスA*0、(r)はアドレスA
*1、(s)はアドレスA*n、(t)はワード選択線
WL1、(u)はワード選択線WL2、(v)はワード
選択線WLn、(w)はカラムデコード信号h1、
(x)はカラムデコード信号h2、(y)はカラムデコ
ード信号g2、(z)はカラムデコード信号g1,g3
〜g8、(X)はセルアレイ1のセルアレイブロック2
のセルソース線の電圧、(Y)はセルアレイ1のセルア
レイブロック1、3〜8のセルソース線の電圧をそれぞ
れ示すものである。
【0069】先ず、時刻t1のタイミングで、図31
(a)に示すように、外部電圧Vppが12.5Vまで
立ち上がると、同時に(b)に示すように、外部OE信
号が“H”レベルとなる。その結果、読み出し/書き込
み制御回路14からの制御信号CMEも、(c)に示す
ように、“H”レベルとなる。
【0070】次に、入出力回路9からのデータ入力Di
n1〜Din4として、図31(e)に示すように、コ
マンドデータが送り込まれる。ブロックイレーズの場
合、このコマンドデータは“F”である。
【0071】コマンドデータ“F”の入力と合わせて、
図31(f)に示すように、入力アドレスA0〜Anの
アドレスA0〜A2がブロックアドレスA*0〜A*2
としてアドレスラッチ回路4に取り込まれる。
【0072】次に、図31(d)に示すように、外部C
E信号がネガティブ信号として入力される。時刻t2に
おいて外部CE信号が立ち上がると、ステップS2の処
理に移行する。この時点で、アドレスラッチ回路4は、
ブロックアドレスA*0〜A*2をラッチする。ラッチ
されたブロックアドレスAL*0〜AL*2はブロック
デコーダ3によりデコードされ、ブロック選択線EA1
〜EA8の1本が選択される。その結果、セルソース電
圧供給回路2のセルソース電圧供給ブロックCSC1〜
CSC8の内の1つが消去のために選択される。この例
では、(j)、(k)に示すように、ブロックアドレス
AL*0が“1”で、ブロックアドレスA*1、A*2
が“0”となっている。したがって、ブロックデコーダ
3の出力であるブロック選択線EA1−8は、(l)に
示すように、ブロック選択線EA2がアクティブ、
(m)に示すように、ブロック選択線EA1、EA3〜
EA8が非アクティブとなっている。
【0073】時刻t2の時点で、併せてコマンド入力回
路12にコマンドデータ“F”がラッチされると、コマ
ンド入力回路12からの内部信号A、Cが、図31
(h)、(n)に示すように、“H”レベルとなる。こ
の時点より、ステップS3に始まるイレーズが開始され
る。
【0074】次の、ステップS4では、自動消去制御回
路13を通じてカウンタ回路10がセットされる。その
結果、ステップS5において、図31(q)、(r)、
(s)に示すように、内部アドレスA*3〜A*nがゼ
ロとなり、ロウデコーダ回路6とカラムデコーダ回路1
5も内部信号Cによりその出力が非選択状態となる。
【0075】ステップS6に移行すると、内部信号Cに
より、セルソース電圧供給回路2のセルソース電圧供給
ブロックCSC1〜CSC8の中でブロック選択線EA
1〜EA8により選択されたブロック、この例ではセル
ソース電圧供給ブロックCSC2から、セルアレイ1の
セルアレイブロック1〜8の中の対応する1つ、つまり
2番目のブロックのセルソース線に、(X)に示すよう
に、12Vが印加され、他のセルアレイブロック1〜8
には、(Y)に示すように、消去電圧は印加されない。
その結果、セルアレイブロック1〜8の中の1個のブロ
ックのみの消去が実施される。この場合の、消去期間は
約10msである。
【0076】時刻t3で消去期間が終了すると、図31
(n)に示すように内部信号Cが“L”レベルに戻り、
(o)に示すように、内部信号Dが“H”レベルになっ
て、ベリファイ期間に入る。この場合、ステップS7
で、(X)に示すように、セルソース電圧供給回路2の
セルソース電圧供給ブロックCSC2からのセルソース
電圧がゼロになり、消去を終了する。
【0077】ベリファイ期間においては、カウンタ回路
10により内部アドレスA*3〜A*nを進めながら、
選択されたブロックのデータを読み出しながらの、ステ
ップS8のベリファイと、ステップS10のデータチェ
ックを行う。この場合、図31(q)、(r)、(s)
に示すように、アドレスA*3〜A*nがインクリメン
トされ、ワード選択線WL1〜WLnは(t)、
(u)、(v)に示すように変化し、カラム選択信号h
1、h2は(w)、(x)に示すように変化する。ちな
みに、アドレスA*0〜A*2は、ブロックアドレスA
L*0が“1”で、ブロックアドレスA*1,A*2が
“0”とされているので、カラムデコード信号g2が、
(y)に示すように“H”レベルとなり、カラムデコー
ド信号g1,g3〜g8は、(z)に示すように、
“L”レベルのままである。各アドレスで、消去が完全
に行われていると、センス増幅器8を通じて読み出され
るデータD*1〜D*4は全て“1”であるので、
(p)に示すように、ベリファイ回路11からベリファ
イ信号VRFが出力される。このベリファイ信号VRF
はカウンタ回路10に与えられる。ここでカウンタ回路
10のアドレスが最終でなければ、ステップS11から
ステップS9に移行して、カウンタ回路10のカウント
値をインクリメントし、アドレスを1つ進める。その結
果、次のアドレスのデータがセンス増幅器8を通じて読
み出されるが、このデータについてもステップS8にお
いてベリファイを行う。
【0078】さて、ステップS8でのデータチェックの
結果、消去が不十分であるとすると、ベリファイ回路1
1からベリファイ信号VRFが出力されない。この場
合、ステップS6に戻って、消去をやり直す。これは、
時刻t4のタイミングで、図31(o)に示すように、
内部信号Dを“L”レベルとし、(n)に示すように、
内部信号Cを“H”レベルとすることにより行われる。
動作については、時刻t2以降の動作とまったく同様で
ある。
【0079】時刻t5で再消去期間を終了すると、再び
ベリファイ期間に入り、消去が完全に実施されたかどう
かを、ブロックの最初のアドレスからチェックし直す。
そして、ステップS10で当該ブロックのアドレス最終
番地まで来たことが確認されると動作を終了する。
【0080】ちなみに、ベリファイ期間において、消去
が確実に実施されている限り、アドレスを進める間隔は
約2マイクロsである。
【0081】つまり、このブロックイレーズで対象ブロ
ックの全ビットのイレーズを実行しようとすると、2マ
イクロsのアドレスを進める動作を1.28×10の5
乗回繰り返し、10msの消去を100回繰り返して行
い、3マイクロsのベリファイ結果判定を100回繰り
返して行ったと仮定すると、全部で約1.25秒の時間
を要することになる。
【0082】
【発明が解決しようとする課題】従来の不揮発性半導体
メモリ装置は、以上のようにチップイレーズとブロック
イレーズをそれぞれ選択して実施することができるよう
に構成されているので、チップの試験を行う場合、それ
ぞれの機能に関してチェックする必要がある。ところ
が、ブロックイレーズについては、1つのブロックのイ
レーズチェックに、上記の例では約1.25秒の時間を
要する。したがって、全チップのイレーズチェックを行
うためには全部のブロックのチェック、つまり上記の例
では8ブロックの全部についてチェックを実施する必要
がある。上記の例では、約10秒となる。これは半導体
のチェック工程としては比較的長い時間であり、将来の
メモリの大容量化をかんがみた場合、無視できない時間
である。このため、従来から、メモリチップのコストダ
ウン等の観点からブロックイレーズ機能の確認テスト作
業の時間短縮に関する要求が非常に強かった。
【0083】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的は、メモリ装置のブロックイレーズ機能のチェ
ックを短時間で実施できる不揮発性半導体メモリ装置を
提供することにある。
【0084】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の不揮発性
半導体メモリ装置は、複数の単位ブロックセルアレイを
有し、その各単位ブロックセルアレイは、ソース、ドレ
イン、制御ゲート及び電子の注入/引き抜きが行われる
浮遊ゲートを有するトランジスタからなる不揮発性メモ
リセルの複数をほぼマトリクス状に配列したものであ
る、メモリセルアレイと、前記メモリセルアレイ中の前
記複数の単位ブロックセルアレイのうちの所定のものを
消去対象とするために、入力されたブロック選択アドレ
スをデコードして、前記複数の単位ブロックセルアレイ
のうちの1つを選択する出力信号を出力する、デコーダ
手段と、前記複数の単位ブロックセルアレイの全てを消
去対象とするために、前記デコーダ手段からの前記出力
信号を、前記複数の単位ブロックセルアレイの全てを選
択するものとする、設定手段と、前記デコーダ手段の前
記出力信号を外部に出力可能な出力手段と、を具備した
ものとして構成される。
【0085】本発明の第2の不揮発性半導体メモリ装置
は、複数の単位ブロックセルアレイを有し、その各単位
ブロックセルアレイは、ソース、ドレイン、制御ゲート
及び電子の注入/引き抜きが行われる浮遊ゲートを有す
るトランジスタからなる不揮発性メモリセルの複数をほ
ぼマトリクス状に配列したものであり、前記メモリセル
のうちの各列方向に並ぶものの各ドレインはその列に対
応する各ビット線に接続されているメモリセルアレイ
と、前記メモリセルアレイ中の前記複数の単位ブロック
セルアレイのうちの所定のものを消去対象とするため
に、入力されたブロック選択アドレスをデコードして、
前記複数の単位ブロックセルアレイのうちの1つを選択
単位ブロックセルアレイとして選択する出力信号を出力
する、デコーダ手段と、前記デコーダ手段の出力信号に
応答して、前記選択単位ブロックセルアレイにおける複
数の前記メモリセルの前記ソースに所定の電圧を供給す
るソース電圧供給手段と、前記選択単位ブロックセルア
レイ内における前記ビット線の電位を検出して、前記選
択単位ブロックセルアレイ内における前記メモリセルの
前記ソースに前記所定の電位が供給されたか否かを検出
する、読み出し手段と、を具備したものとして構成され
る。
【0086】本発明の第3の不揮発性半導体メモリ装置
は、複数の単位ブロックセルアレイを有し、その各単位
ブロックセルアレイは、ソース、ドレイン、制御ゲート
及び電子の注入/引き抜きが行われる浮遊ゲートを有す
るトランジスタからなる不揮発性メモリセルの複数をほ
ぼマトリクス状に配列したものである、メモリセルアレ
イと、前記メモリセルアレイ中の前記複数の単位ブロッ
クセルアレイのうちの所定のものを消去対象とするため
に、入力されたブロック選択アドレスをデコードして、
前記複数の単位ブロックセルアレイのうちの1つを選択
単位ブロックセルアレイとして選択する出力信号を出力
する、デコーダ手段と、前記複数の単位ブロックセルア
レイの全てを消去対象とするために、前記デコーダ手段
からの前記出力信号を、前記複数の単位ブロックセルア
レイの全てを選択するものとする、設定手段と、全ての
単位ブロックセルアレイにおける全ての前記メモリセル
が正常に消去されるか否かをテストする全ビット消去テ
スト機能と、前記デコーダ手段が前記各単位ブロックセ
ルアレイを選択可能かどうかをテストするデコーダ手段
テスト機能とを有するテスト手段と、を具備したものと
して構成される。
【0087】
【作用】デコード手段は、ブロック選択アドレスをデコ
ードして1つの単位ブロックセルアレイを選択する出力
信号を出力する。また、あるとき、この出力信号は、設
定手段によって、強制的に、全ての単位ブロックセルア
レイを選択する信号に切り換えられる。これらの出力信
号は出力手段によって外部へ出力される。よって、これ
らの出力信号の内容から、デコーダ手段が正常に動作す
るか否かがわかる。
【0088】デコーダ手段からの出力信号によって所定
の単位ブロックセルアレイが選択される。この選択され
た所定の単位ブロックセルアレイにおいて、メモリセル
のソースにソース電圧供給手段から所定のソース電圧が
供給される。適正に所定のソース電圧が供給されたか否
かが、読み出し手段によってビット線の電位を検出する
ことにより判断される。つまり、ソース電圧供給手段が
適正に動作するか否かが判断される。
【0089】テスト手段によって、全ビットの消去テス
トとブロックデコーダ手段のテストが行われる。全ビッ
トが消去可能で且つデコーダ手段が各単位ブロックセル
アレイを適正に選択可能であることがわかれば、単位ブ
ロックセルアレイ毎の消去も適正に行われることがわか
る。
【0090】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0091】図1は本発明の実施例1の不揮発性半導体
メモリ装置のブロック図である。図1に示すように、デ
ータラッチ回路70はブロックデコーダ3のブロック選
択線EA1〜EA8をコマンド入力回路12から出力さ
れる内部信号Tに基づいてラッチし、選択ラッチ信号E
B1〜EB8として出力する。アドレッシング回路71
は選択ラッチ信号EB1〜EB8とアドレスA*0を入
力され、アドレッシング信号EC1〜EC4を出力す
る。出力データ切り替え回路72はセンス増幅器8と入
出力回路9の間に設けられ、センス増幅器8からの内部
データD*1〜D*4とアドレッシング回路71からの
アドレッシング信号EC1〜EC4をコマンド入力回路
12からの内部信号Tに基づいて切り替えて出力データ
Dout1〜Dout4として入出力回路9に出力する
機能を有する。ちなみに、内部信号Tはコマンド入力回
路12からテストモードを指示する信号として出力され
る。その他の構成は図20と同様である。よって、図1
において、図20と同等の要素には同一の符号を付して
説明を省略する。
【0092】図2は図1の構成における、コマンド入力
回路12の部分回路構成図である。図2に示すように、
入出力回路9からのデータ入力Din1〜Din4の、
データ入力Din1、Din2はそれぞれインバータ7
3、74を介してナンドゲート75に入力され、データ
入力Din3、Din4はそのままナンドゲート75に
入力される。つまり、入出力回路9はナンドゲート75
を通じて、データ入力Din1〜Din4のコマンドデ
ータ“C”を判定する。ちなみに、コマンドデータ
“C”はブロックテストを指示する信号である。ナンド
ゲート75の出力は、制御信号CMEを直接およびイン
バータ76を介して供給される、スイッチゲート77、
78、79、80を通じて内部信号Tとして出力され
る。ちなみに、スイッチゲート78、80の入力にはリ
セット信号RSTをゲート入力されるトランジスタ85
が接続される。スイッチゲート78の入力はインバータ
81、82の直列回路を介してその出力に接続され、ス
イッチゲート80の入力はインバータ83、84の直列
回路を介してその出力に接続される。その結果、内部信
号Tは制御信号CMEに基づき、コマンドデータ“C”
を判断すると出力され、リセット信号RSTにより強制
的に出力を停止する。
【0093】図3は図1の構成における、データラッチ
回路70の構成を示すブロック図である。図3において
示すように、ブロック選択線EA1〜EA8は、ノアゲ
ート85、86をたすき架け接続して構成されるラッチ
ブロックLC1〜LC8におけるノアゲート85側に、
それぞれ入力される。一方、内部信号Tは、ラッチブロ
ックLC1〜LC8におけるノアゲート86に入力され
る。ラッチブロックLC1〜LC8におけるノアゲート
86の出力として、選択ラッチ信号EB1〜EB8が出
力される。
【0094】以上のような構成を通じて、データラッチ
回路70は、内部信号Tに基づいてブロック選択線EA
1〜EA8をラッチし、選択ラッチ信号EB1−8とし
て出力する。
【0095】図4は図1の構成における、アドレッシン
グ回路71の構成を示すブロック図である。図4におい
て示すように、選択ラッチ信号EB5、EB2、EB
6、EB4、EB8はそれぞれスイッチゲート87〜9
2に入力される。スイッチゲート87、88はスイッチ
ブロックSB1を構成し、スイッチゲート89、90は
スイッチブロックSB2を構成し、スイッチゲート9
1、92はスイッチブロックSB4を構成している。ス
イッチゲート87〜92には制御信号として、アドレス
A*0が直接およびインバータ93を介して入力され
る。スイッチブロックSB1〜SB4の出力はアドレッ
シング信号EC1〜EC4として出力される。
【0096】以上のような構成に基づき、アドレスA*
0が“0”の場合、スイッチゲート87、89、91が
導通となり、選択ラッチ信号EB1〜EB4が選択さ
れ、アドレッシング信号EC1〜EC4として出力さ
れ、アドレスA*0が“1”の場合、スイッチゲート8
8、90、92が導通となり、選択ラッチ信号EB5〜
EB8が選択され、アドレッシング信号EC1〜EC4
として出力される。
【0097】図5は図1の構成における、出力データ切
り替え回路72の構成を示すブロック図である。図5に
おいて示すように、内部データD*1〜D*4はそれぞ
れスイッチゲート93、95、97に入力される。一
方、アドレッシング信号EC1〜EC4はそれぞれスイ
ッチゲート94、96、98に入力される。スイッチゲ
ート93、94はスイッチブロックSBB1を構成し、
スイッチゲート95、96はスイッチブロックSBB2
を構成し、スイッチゲート97、98はスイッチブロッ
クSBB4を構成している。スイッチゲート93〜98
には、制御信号として、内部信号Tが直接およびインバ
ータ99を介して入力される。スイッチブロックSBB
1〜SBB4の出力は出力データDout1〜Dout
4として出力される。
【0098】以上のような構成に基づき、内部信号Tが
“0”の場合、スイッチゲート93、95、97が導通
となり、内部データD*1〜D*4が選択され、出力デ
ータDout1〜Dout4として出力され、内部信号
Tが“1”の場合、スイッチゲート94、96、98が
導通となり、アドレッシング信号EC1〜EC4が選択
され、出力データDout1〜Dout4として出力さ
れる。
【0099】以上述べたような構成において、次にその
動作を説明する。
【0100】チップイレーズ動作の場合、コマンドデー
タ“E”が入力され、コマンドデータ“C”は入力され
ないので、コマンド入力回路12からは内部信号Bが出
力され、内部信号Tは出力されず、従って、従来の構成
の場合と全く同様の動作を行う。従って、ここでは詳細
な動作の説明は省略する。
【0101】一方、ブロックイレーズ動作の場合も、コ
マンドデータ“F”が入力され、内部信号Cは入力され
ないので、コマンド入力回路12からは内部信号Aが出
力され、内部信号Tは出力されず、従って、従来の構成
の場合と全く同様の動作を行う。従って、ここでは詳細
な動作の説明は省略する。
【0102】さて、ここではコマンドデータ“C”に対
応するブロックデコーダテストについて説明する。今、
読み出し/書き込み制御回路14に入力される外部CE
信号の立ち上がりに対応して、データ入力Din1〜D
in4がコマンドとしてコマンド入力回路12に取り込
まれラッチされる。この場合、データ入力Din1〜D
in4はコマンドデータ“C”に対応している。その結
果、内部信号Tが“H”レベルになり、チップ内部のモ
ードがテストモードに切り替わる。
【0103】内部信号Tに基づきブロックデコーダ3の
出力であるブロック選択線EA1〜EA8の状態がデー
タラッチ回路70にラッチされ、8ビットの選択ラッチ
信号EB1〜EB8としてアドレッシング回路71に出
力される。
【0104】アドレッシング回路71は選択ラッチ信号
EB1〜EB8を内部アドレスA*0の状態に基づい
て、4ビット分を選択する。つまり、内部アドレスA*
0が“0”の場合は選択ラッチ信号EB1〜EB4を選
択してアドレッシング信号EC1〜EC4として出力
し、内部アドレスA*0が“1”の場合は選択ラッチ信
号EB5〜EB8を選択してアドレッシング信号EC1
〜EC4として出力する。
【0105】チップがテストモードの場合、アドレッシ
ング信号EC1〜EC4を入力される出力データ切り替
え回路72は内部データD*1〜D*4とアドレッシン
グ信号EC1〜EC4のうちで、アドレッシング信号E
C1〜EC4を選択するので、アドレッシング信号EC
1〜EC4は出力データDout1〜Dout4として
入出力回路9に出力され、入出力回路9はこれを増幅し
て、外部にデータ出力として出力する。
【0106】さて、以上のような動作を通じて、実際に
ブロックイレーズ動作を行わなくても、ブロックイレー
ズに関与する、アドレスラッチ回路4、ブロックデコー
ダ3が正常に機能しているか否かをテストすることがで
きる。
【0107】先ず、アドレスA0〜Anの中のアドレス
A0に対応するピンを“L”レベルにして、所定のブロ
ックアドレスを表すアドレスA1〜A2を外部より入力
する。しかる後に、外部よりブロックデコーダテストを
指示するコマンドデータ“C”を外部から入力し、外部
CE信号を所定期間“L”レベルとして入力する。その
結果、チップ内部はテストモードとなり、ブロックデコ
ーダ3の出力信号であるブロック選択線EA1〜EA8
の中のブロック選択線EA1〜EA4が、データラッチ
回路70、アドレッシング回路71、出力データ切り替
え回路72を経て、入出力回路9から外部に出力され
る。従って、アドレスA1〜A2の内容を入出力回路9
の内容とつき合わせることにより、アドレスラッチ回路
4、ブロックデコーダ3が正常に動作しているかどうか
をチェックすることができる。
【0108】次に、アドレスA0〜Anの中のアドレス
A0に対応するピンを“H”レベルにして、所定のブロ
ックアドレスを表すアドレスA1〜A2を外部より入力
する。しかる後に、外部よりブロックデコーダテストを
指示するコマンドデータ“C”を外部から入力し、外部
CE信号を所定期間“L”レベルとして入力する。その
結果、チップ内部はテストモードとなり、ブロックデコ
ーダ3の出力信号であるブロック選択線EA1〜EA8
の中のブロック選択線EA5〜EA8が、データラッチ
回路70、アドレッシング回路71、出力データ切り替
え回路72を経て、入出力回路9から外部に出力され
る。従って、アドレスA1〜A2の内容を入出力回路9
の内容とつき合わせることにより、アドレスラッチ回路
4、ブロックデコーダ3が正常に動作しているかどうか
をチェックすることができる。
【0109】以上のような動作を、順次アドレスA0〜
A2を進めながら実行してゆくことで、実際にブロック
消去を実行しなくても、アドレスラッチ回路4とブロッ
クデコーダ3の動作のチェックを行うことができる。一
方、セルソース電圧供給回路2の動作やセルアレイ1の
消去動作については、チップイレーズテストの時点で動
作テストを実施できるので、アドレスラッチ回路4とブ
ロックデコーダ3の動作が問題なければブロックイレー
ズはできることになる。なお、ブロックイレーズにかか
わる自動消去制御回路13、コマンド入力回路12、ベ
リファイ回路11、カウンタ回路10の動作を確認する
には、少なくとも1ブロック分についてのみテストすれ
ば全てのモードをカバーできるので、全部のブロック消
去を実行しなくて、ブロック消去動作のテストは十分と
いうことになる。
【0110】図6は従来のチップにおけるデバイステス
トと本実施例の不揮発性半導体メモリ装置に基づくデバ
イステストを比較して示すものであり、(a)が従来の
テストを、(b)が本実施例の場合のテストをそれぞれ
示すものである。
【0111】同図(a)に示すように、従来はテストス
タート後に、約3sec間の全ビット消去テストを実
施、次にテストパターン書き込みテストを約10mse
c間実施、次にブロック自動消去テストによる再消去を
約10sec間実施していたので、合計23secを要
していた。
【0112】これに対して、本実施例の場合、同図
(b)に示すように、テストスタート後に約3sec間
の全ビット消去テストを実施、次にブロックデコーダテ
ストを10マイクロsec間実施すれば、全てのテスト
を終了することができるので、テスト時間は約8分の1
と、大幅に短縮することができる。
【0113】ちなみに、図6のケースは従来の不揮発性
半導体メモリ装置で例示した構成、容量の場合について
の一例であり、メモリサイズによってはこのテスト時間
の差は更に大きくなる。
【0114】図7は本発明の実施例2としての不揮発性
半導体メモリ装置のブロック図である。図7において示
すように、テスト制御信号発生回路100は、内部信号
C、TとアドレスA0が入力され、テスト制御信号C1
と、テスト制御信号C1の反転信号であるテスト制御信
号/C1と、テスト制御信号T1と、テスト制御信号T
1の反転信号であるテスト制御信号/T1を出力する。
5V/12V切り替え回路101は内部信号Cに基づい
て5Vか12Vの電圧を選択し、電圧信号SWとしてセ
ルソース電圧供給回路2に与える。定電圧発生回路10
2はテスト制御信号T1、テスト制御信号/T1を入力
され、2Vの定電圧を発生し、セルソース電圧供給回路
2に出力する。図7の構成が図1の構成と異なる点は、
データラッチ回路70と、アドレッシング回路71と、
出力データ切り替え回路72とが除去されていることは
もちろんであるが、テスト制御信号発生回路100と、
5V/12V切り替え回路101と、定電圧発生回路1
02が追加され、且つ、アドレスラッチ回路4と、セル
ソース電圧供給回路2と、コマンド入力回路12の構成
が異なる。
【0115】図8は図7の構成において、セルソース電
圧供給回路2の構成を示す回路図であり、セルソース電
圧供給回路2を構成するセルソース電圧供給ブロックC
SC1−8の1個の構成を示す回路図である。図8にお
いて示すように、内部信号C、Tとデータの書き込みを
指示する信号である内部信号Pは、ノアゲート103に
入力される。ノアゲート103の出力はインバータ10
4で反転され、ブロック選択信号EA1−8であるブロ
ック選択信号EAiと共にナンドゲート104に入力さ
れる。一方、内部信号T、Pはノアゲート105に入力
される。ノアゲート105の出力はインバータ106を
介して、ナンドゲート104の出力と共に、ナンドゲー
ト107に入力される。一方、内部信号Pはナンドゲー
ト104の出力を与えられるノアゲート108に入力さ
れる。ナンドゲート107の出力はインバータ109で
反転される。インバータ109の出力はインバータ11
0で反転され、内部信号Tと共に、ノアゲート111に
入力される。ノアゲート108、111の各出力はノア
ゲート112に与えられる。一方、ノアゲート108の
出力はインバータ113で反転される。インバータ11
3の出力はトランジスタ38のゲートに入力される。ノ
アゲート108の出力は、トランジスタ39のゲートに
入力される。ノアゲート112の出力はトランジスタ4
5のゲートに入力される。インバータ109の出力はト
ランジスタ114のゲートに入力される。ちなみに、ト
ランジスタ114のドレインはセルブロックiのセルソ
ース線に接続され、ソースは2Vの定電圧に接続されて
いる。その他の接続に関しては図25の構成と同様であ
るが、トランジスタ40、41、43の各ソースには外
部電圧Vppの代わりに、5V/12V切り替え回路1
01からの電圧信号SWが接続される。
【0116】なお、図8の構成において、トランジスタ
39のゲートに至るノードをノードG、トランジスタ4
5のゲートに至るノードをノードH、トランジスタ11
4のゲートに至るノードをノードIとする。
【0117】ここで、図8の構成について、図9の図表
に従って、その動作を説明する。図9において、モード
はコマンドデータ“C”は“H”レベルの場合の消去モ
ードと、内部信号Pが“H”レベルの場合の書き込みモ
ードと、読み出しモードと、内部信号Tが“H”レベル
のブロックテストのモードを示している。また、選択と
非選択はこのセルソース電圧供給ブロックCSC1〜C
SC8が選択されているか、非選択の状態にあるかを示
している。また、各ノードG、H、Iの状態について
は、“H”レベルの場合を“1”、“L”レベルの場合
を“0”で示す。そして、それぞれの状態ついて、セル
ソース線の電圧を示す。
【0118】さて、内部信号Cが“H”レベル、つまり
消去モードの場合、セルソース電圧供給ブロックCSC
1〜CSC8が選択されている場合、ノードGは“H”
レベル、ノードH、Iは“L”レベルである。この場
合、セルソース線は12Vとなる。一方、セルソース電
圧供給ブロックCSC1〜CSC8が非選択の場合、ノ
ードG、Iは“L”レベル、ノードHが“H”レベルと
なり、セルソース線は0Vとなる。
【0119】一方、内部信号Pが“H”レベル、つまり
書き込みモードの場合、セルソース電圧供給ブロックC
SC1〜CSC8が選択されている場合、ノードG、I
は“L”レベル、ノードHが“H”レベルとなり、セル
ソース線は0Vとなる。一方、セルソース電圧供給ブロ
ックCSC1〜CSC8が非選択の倍、ノードG、Hは
“L”レベル、ノードIは“H”レベルであり、セルソ
ース線は2Vとなる。
【0120】また、読み出しモードの場合、セルソース
電圧供給ブロックCSC1〜CSC8が選択であって
も、非選択であっても、ノードG、Iは“L”レベルで
あり、ノードHは“H”レベルであるので、セルソース
線は0Vである。
【0121】そして、内部信号Tが“H”レベル、つま
りブロックテストモードの場合、セルソース電圧供給ブ
ロックCSC1〜CSC8が選択の場合、ノードGは
“H”レベル、ノードH、Iは“L”レベルとなるの
で、セルソース線は3V(5V〜2V)となる。一方、
セルソース電圧供給ブロックCSC1〜CSC8が非選
択の場合、ノードGは“L”レベル、ノードH、Iは
“H”レベルとなるので、セルソース線の電圧は2Vま
たは0Vとなる。
【0122】さて、図10は電圧信号SWを発生する5
V/12V切り替え回路101の構成を示す回路図であ
る。図10において示すように、内部信号Cはインバー
タ115、116およびトランジスタ117のゲートに
入力される。トランジスタ117はそのソースを接地さ
れ、そのドレインをトランジスタ118のドレインとト
ランジスタ119のゲートに接続される。インバータ1
16の出力はトランジスタ120のゲートに接続され
る。トランジスタ120のソースは接地され、そのドレ
インはトランジスタ118のゲートとトランジスタ11
9のドレインに接続される。トランジスタ118、11
9のソースは電源UHEに接続される。トランジスタ1
18のゲート、トランジスタ119、120のドレイン
はトランジスタ121のゲートに接続される。インバー
タ115の出力はトランジスタ122のゲートに接続さ
れる。トランジスタ121のソースは電源Vcc(5
V)に接続され、トランジスタ121のソースは外部電
圧Vpp(12V)に接続される。また、トランジスタ
121、122のドレインは電圧信号SWを導出する。
【0123】以上のような構成において、内部信号Cが
“H”レベルの場合、トランジスタ122がオンして、
電圧信号SWとしては電源Vccが出力される。この場
合、トランジスタ117、119がオンし、トランジス
タ118、120がオフとなるので、トランジスタ12
1のゲートには電圧UHEが印加されるので、トランジ
スタ121はオフである。
【0124】一方、内部信号Cが“L”レベルの場合、
トランジスタ122はオフとなる。この場合、トランジ
スタ117、119がオフとなり、トランジスタ11
8、120がオンとなるので、トランジスタ121のゲ
ートは“L”レベルとなり、オンする。その結果、電圧
信号SWとしては外部電圧Vppが出力される。
【0125】つまり、セルアレイ1の消去時には5V/
12V切り替え回路101からは、外部電圧Vppが出
力され、消去時以外は電源Vccが出力される。
【0126】ちなみに、図10において、電圧UHEは
消去時には15Vの“H”レベル電圧が供給され、消去
時以外は電源Vccの“H”レベルが出力される、図示
しない、昇圧回路の出力信号である。
【0127】図11は図7の構成において、定電圧発生
回路102の構成を示す回路図である。図11において
示すように、トランジスタ123〜126は電源Vcc
と接地間に直列に接続される。トランジスタ123のソ
ースおよびトランジスタ126のゲートは電源Vccに
接続される。トランジスタ125のゲートはそのドレイ
ンに接続される。トランジスタ123、124のゲート
はトランジスタ128のゲートに接続される。ゲートに
テスト制御信号T1を入力されるトランジスタ127は
ソースを電源Vccに、ドレインをトランジスタ12
8、130のソースに接続される。トランジスタ128
のドレインはトランジスタ129のドレイン、ゲートに
接続される。トランジスタ129のソースは接地され
る。トランジスタ130のドレインはトランジスタ13
1、132のドレインとインバータ133に接続され
る。トランジスタ131のソースは接地される。また、
トランジスタ132はゲートにテスト制御信号T1を入
力され、ソースを接地される。インバータ133の出力
はトランジスタ135のゲートに接続される。トランジ
スタ135はそのソースを接地される。トランジスタ1
35のドレインは、そのゲートにテスト制御信号/T1
を入力されるトランジスタ134のドレインと接続さ
れ、併せてトランジスタ130のゲートに接続される。
そして、トランジスタ134、135のドレインから2
V電圧が導出される。
【0128】以上のような構成において、テスト制御信
号T1が“L”レベルの場合、2V電圧の出力端子には
電圧出力はされない。一方、テスト制御信号T1が
“H”レベルの場合、出力端子に2Vの定電圧が出力さ
れる。
【0129】これは、トランジスタ123〜126の分
圧回路で定電圧を発生し、これをトランジスタ128と
トランジスタ130を含む差動構成を通じて出力端子に
伝達しているからである。
【0130】なお、定電圧発生回路102から、書き込
み時に、非選択ブロックのセルソース線に2Vを供給す
るのは、消去されたブロックにデータを書き込む場合
に、消去されなかったブロックのメモリセルのゲート電
圧も12Vになってしまうので、消去されなかったブロ
ックのメモリセルに誤ってデータの書き込みが行われる
のを防止するためである。
【0131】図12は図7の構成におけるテスト制御信
号発生回路100の構成を示す回路図であり、特にテス
ト制御信号T1、テスト制御信号/T1を発生するため
の構成を示している。ブロックアドレス以外のアドレス
を入力するためのアドレスパッド136はトランジスタ
137〜139の直列回路に入力される。トランジスタ
138、139の接続点はインバータ140、141の
直列回路を通じて取り出され、テスト制御信号T1とし
て出力される。テスト制御信号T1はインバータ142
で反転され、テスト制御信号/T1として出力される。
【0132】以上のような構成において、アドレスパッ
ド136にテスト用の12Vの高い電圧を供給すると、
これが電圧検知され、テスト制御信号T1が“H”レベ
ルとなる。
【0133】図13は図7の構成におけるセンス増幅器
8のセンス増幅器ブロックS/A1〜S/A4の1ブロ
ック分の回路を示す回路図である。図13において示す
ように、ワード選択線WL1〜WLnをゲート入力され
るメモリセルのトランジスタのソースはセルソース線に
ブロック単位で接続される。一方、メモリセルのトラン
ジスタのドレインはビット線に共通接続される。ビット
線はカラムデコード信号hiをゲートに与えられるカラ
ム選択用のトランジスタ140、カラムデコード信号g
iをゲートに与えられるカラム選択用のトランジスタ1
41を通じてインバータ142とその出力をゲート入力
されるトランジスタ143のソースに導出される。トラ
ンジスタ143のドレインは差動増幅器144に入力さ
れる。なお、トランジスタ143のドレインには、その
ソースを電源に接続されるトランジスタ145のゲート
とドレインが接続される。差動増幅器144にはリファ
レンス電位が与えられており、センスされたビット線の
データは内部データD*iとして導出され、図7の入出
力回路9に出力される。
【0134】以上のような構成において、セルソース線
には、選択されたブロックにおいては3Vの電圧が印加
され、非選択のブロックにおいては0Vが印加される。
一方、ビット線には、選択されたブロックにおいては2
Vの電圧が印加され、非選択のブロックにおいては1V
の電圧が印加される。
【0135】以上述べたような構成において、次にその
動作を図14のタイミングチャートに基づいて説明す
る。ちなみに、図14(a)は内部信号T、(b)は外
部CE信号、(c)は制御信号CME、(d)は入力デ
ータ、(e)はアドレス、(f)は内部信号A、(g)
は内部信号B、(h)はブロック選択線EA1、(i)
はブロック選択線EA2、(j)はブロック選択線EA
8、(k)はテスト制御信号T1、(l)は電圧UH
E、(m)はテスト制御信号C1、(n)はセルブロッ
ク1のセルソース線、(o)はセルブロック2のセルソ
ース線、(p)はセルブロック3−8のセルソース線、
(q)はカラムデコード信号g1、(r)はカラムデコ
ード信号g2、(s)はカラムデコード信号g3、
(t)は読み出しデータをそれぞれ示すものである。
【0136】さて、テストモードにおいては、時刻t1
において、図14(b)に示すように、外部からの外部
CE信号が“H”レベルとなり、これに伴い読み出し/
書き込み制御回路14からは、(c)に示すように、制
御信号CMEが出力される。
【0137】次に、入出力回路9から図14(d)に示
すように、コマンドデータ“C”を表すデータを与える
と共に、(e)に示すように、アドレスA0〜Anとし
て、セルブロック1を選択するようなアドレスを与え
る。
【0138】その結果、カラムデコード信号g1、g
2、g3は、図14(q)、(r)、(s)に示すよう
に、カラムデコード結果をセルアレイ1に与える。
【0139】時刻t2において、外部CE信号が立ち上
がると、アドレスA0〜Anの中のブロックアドレスに
対応するアドレスがアドレスラッチ回路4にラッチさ
れ、ブロック選択線EA1〜EA8が、図14(h)、
(i)、(j)に示すように、確定する。同時にコマン
ド入力回路12から、(a)に示すように、内部信号T
が出力される。また、テスト制御信号発生回路100か
らのテスト制御信号C1が、(m)に示すように、
“H”レベルに立ち上がり、電圧UHEが、(l)に示
すように、5Vに立ち上がる。
【0140】その結果、セルブロック1のセルソース線
には、図14(n)に示すように、3Vが出力され、そ
の他のセルブロック2〜8のセルソース線には、
(o)、(p)に示すように2Vが出力される。
【0141】次に、時刻t3のタイミングで、ブロック
アドレス以外のアドレスピンに12Vの高電圧を供給す
る。その結果、テスト制御信号発生回路100からのテ
スト制御信号T1が、図14(k)に示すように、
“H”レベルに立ち上がる。すると、(n)に示すよう
に、選択されているセルブロック1のセルソース線には
電圧信号SWのテスト時の電圧である5VよりNチャン
ネルトランジスタのしきい値分低い3Vの電圧が供給さ
れる。この時、テスト制御信号T1は“H”レベルにな
っているので、定電圧発生回路102の出力は0Vとな
り、非選択のセルブロック2−8のセルソース線には、
(o)、(p)に示すように、0Vが供給される。
【0142】以上のような状態で、読み出し動作を行う
と、図13に示すように、選択されているセルブロック
のビット線はメモリセルを介して2V程度まで電圧が上
昇する。メモリセルが非導通状態の場合のビット線電位
は通常1.2V程度に、またメモリセルが導通状態の場
合はビット線電位は1.0V程度となるように、図13
のインバータ142のしきい値が設定される。このた
め、消去のための選択ブロックが、読み出しのために選
択され、読み出しが行われると、メモリセルが導通状態
の場合のメモリセルのデータである“1”が入出力回路
9を通じて出力される。つまり、テスト制御信号T1が
“H”レベルの状態でブロックアドレスをインクリメン
トして、図14(t)に示すように、セルブロック1〜
8を順次読み出す動作を行うと、選択されたブロックが
正常にデコードされているか否か、ソース線に5V/1
2V切り替え回路101から電圧が正常に供給されてい
るか否かを、チェックすることが可能である。
【0143】次に、時刻t4のタイミングで、所定のア
ドレスを入力するためのアドレスパッド136の電圧を
12Vの高電圧から5Vに下げると、図14(k)に示
すように、テスト制御信号T1は“L”レベルに変化
し、定電圧発生回路102の出力電圧も2Vになる。
【0144】この状態で、ブロックアドレスをインクリ
メントして、図14(t)に示すように、セルブロック
1〜8を順次読み出す動作を行うと、どのセルブロック
が入力されても、ビット線は2V以上になっているの
で、“0”データが出力される。その結果、セルソース
線に定電圧発生回路102から2Vの電圧が正常に供給
されているか否かをチェックすることができる。
【0145】次に、時刻t5のタイミングで、一旦テス
トモードを終了するために、図14(b)に示すよう
に、外部CE信号を“L”レベルに戻し、併せて(d)
に示すように、データ入力Din1〜Din4としてリ
セットコマンド“00”を入力する。続いて、時刻t6
で外部CE信号を立ち上げると、このコマンドがコマン
ド入力回路12に入力され、内部信号Tが“L”レベル
に立ち下がる。これに伴い、ブロック選択線EA1−8
が、(h)、(i)、(j)に示すように、リセットさ
れる。また、(l)に示すように、電圧UHEが0Vと
なる。そして、(m)に示すようにテスト制御信号C1
が“L”レベルとなり、(n)、(o)、(p)に示す
ように全てのセルソース線が0Vとなる。
【0146】リセットコマンドに続いて、図14(d)
に示すように、再びコマンドデータ“C”を入力する。
併せて、(e)に示すように、次のセルブロック2を選
択するためのアドレスを入力する。そして、時刻t7の
タイミングで、一旦“L”レベルとした外部CE信号を
“H”レベルに立ち上げると、コマンドデータ“C”と
次のブロックアドレスが取り込まれる。
【0147】以上の動作に続いて、時刻t2以降の動作
と全く手順で、ブロックアドレスA0〜A2をインクリ
メントしながら、読み出し動作を行うことにより、全て
のセルソース電圧供給ブロックCSC1〜CSC8が正
常に動作しているか否か、ブロックデコーダ3の働きが
正常であるか否かを確認することができる。
【0148】以上のように、この実施例2によれば、短
時間で消去テストを行うことが可能となり、さらに書き
込み時の非選択ブロックに所定バイアス電圧が供給され
るか否かを同時にテストすることができる。
【0149】また、この実施例2によれば、実施例1の
ように、データラッチ回路70、アドレッシング回路7
1、出力データ切り替え回路72が必要でなく、素子数
が少なくて済む、テスト制御信号発生回路100、5V
/12V切り替え回路101、定電圧発生回路102を
追加するだけで実現できるので、小さなチップ面積で効
率的なテストを実施することができ、コストメリットが
大きい。
【0150】図15は本発明の実施例3の不揮発性半導
体メモリ装置の回路構成図である。図15において示す
ように、ワード選択線WL1〜WLnをゲート入力され
るメモリセルはマトリックス状に配列され、メモリセル
のソース線はブロック単位でまとめられ、セルソース電
圧供給ブロックCSC1〜CSC8並びにソース電位検
知線VS1〜VS8に接続される。なお、メモリセルm
cのドレインはビット線BLに接続され、カラムデコー
ド信号h1、h2がゲートに入力されるトランジスタ1
40及びカラムデコード信号g1が入力されるトランジ
スタ141を介して、読み出しバス線ROBUSからセ
ンス増幅器ブロックS/A1〜S/A4に接続される。
センス増幅器ブロックS/A1〜S/A4は選択された
ビット線の状態をセンスして内部データD*1〜D*4
として外部に導出する。
【0151】図15の構成において、ソース電位検知線
VS1〜VS8は図16の回路構成図に示すようなソー
ス電位検知回路146に接続される。ソース電位検知回
路146はソース電位検知線VS1〜VS8の、例えば
VS1を、トランジスタ149〜153を直列に接続し
たソース高電位検知回路部SHDCとトランジスタ15
4〜158により構成されるソース低電位検知回路部S
LDCに接続している。ソース高電位検知回路部SHD
Cは、トランジスタ149〜152による分圧回路とゲ
ートに内部信号Tを入力されるトランジスタ153から
構成され、トランジスタ151、152の接続点の電位
をインバータ159、160を通じて取り出し、スイッ
チゲート148に与えている。一方、ソース低電位検知
回路部SLDCはトランジスタ156のゲートに1.5
Vの低い電圧を入力される差動構成となっており、ゲー
トにソース電位検知線VS1の入力を受けているトラン
ジスタ155と、前記トランジスタ156の比較動作に
より、トランジスタ155のソースよりインバータ16
1を通じて結果を取り出すようになっている。インバー
タ161の出力はスイッチゲート147に入力される。
スイッチゲート147、148はテスト制御信号T1に
よりスイッチ制御され、検知結果をソース電位検知出力
DVS1として出力する。
【0152】ソース電位検知回路146は図17の接続
説明図に示すように、ソース電位検知線VS1〜VS8
のそれぞれに接続され、それぞれのソース電位の検知結
果がソース電位検知出力DVS1〜DVS8として出力
される。
【0153】ちなみに、ソース電位検知回路146にお
いては、ソース高電位検知回路部SHDCはソース電位
検知線VS1〜VS8の電位が10V以上であれば、ノ
ードJに“H”レベルを出力する。また、ソース低電位
検知回路部SLDCはソース電位検知線VS1〜VS8
の電位がリファレンス電位である1.5V以上であれ
ば、ノードKに“H”レベルを出力するように構成され
る。
【0154】さて、ソース電位検知回路146の出力で
あるソース電位検知出力DVS1〜DVS8は図18に
示すような回路を経て出力処理される。つまり、ソース
電位検知出力DVS1〜DVS8は、図4に示すのと全
く同様の構成を有する、アドレッシング回路162に入
力される。この場合、ソース電位検知出力DVS1〜D
VS8は選択ラッチ信号EB1〜EB8の代わりに入力
されることになる。アドレッシング回路162からは、
ソース電位検知出力DVS1〜DVS8を選択した信号
として、アドレッシング信号EC1〜EC4が出力され
る。このアドレッシング信号EC1〜EC4は、図5に
示す構成と全く同様の接続構成の、出力データ切り替え
回路72に与えられる。出力データ切り替え回路72
は、アドレッシング信号EC1〜EC4と内部データD
*1〜D*4を、内部信号Tにより選択して、出力デー
タDout1〜Dout4として入出力回路9に送出
し、データ出力DOとして外部に取り出される。
【0155】なお、本実施例では、アドレスラッチ回路
4として図19の回路図に示すような構成のものが用い
られる。同図の構成の、図23と異なる点は、スイッチ
ドインバータ27、28に与える制御信号を、内部信号
Aとする代わりに、インバータ163の出力信号とした
ことである。インバータ163にはナンドゲート164
の出力が送出されている。ナンドゲート163には内部
信号Aと内部信号Tが与えられる。
【0156】つまり、この構成によれば、内部信号Aの
代わりに内部信号Tが与えられてもアドレスラッチ回路
4はブロックアドレスをラッチすることになる。
【0157】また、本実施例においても、定電圧発生回
路102が用いられるが、その構成は図11の構成と同
様である。ただし、テスト制御信号T1が“L”レベル
になり、テスト制御信号/T1が“H”レベルに固定さ
れている構成となっている。このため、非選択のセルソ
ース電圧供給ブロックCSC1−8の出力電圧は2Vと
なる。
【0158】なお、本実施例の他の構成は図7に示した
構成とほぼ同様である。
【0159】以上述べた様な構成において、次にその動
作を説明する。
【0160】さて、テストコマンドが入力されると、消
去時と同様に、電圧信号SWが12Vとなる。その結
果、図8に示した、セルソース電圧供給ブロックCSC
1〜CSC8の出力電圧は、選択されたセルブロックに
ついては12Vとなる。
【0161】ここで、図12に示すテスト制御信号発生
回路100の所定のアドレスピンであるアドレスパッド
136に12Vの高電位を供給すると、テスト制御信号
T1が“H”レベル、テスト制御信号/T1が“L”レ
ベルとなるため、ソース電位検知回路146からはノー
ドJの出力信号がソース電位検知出力DVS1〜DVS
8として出力される。例えば、テストモードになって、
セルブロック1を選択するブロックアドレスA*0〜A
*2がアドレスラッチ回路4にラッチされている場合、
ソース電位検知線VS1の電圧は12V、ソース電位検
知出力DVS2〜DVS8の電圧は2Vとなっている。
【0162】このため、アドレスA0に“L”レベルの
信号を入力すると、入出力回路9のセルブロック1に対
応するデータ出力としては“1”データが出力され、そ
の他のデータ出力としては“0”が出力される。
【0163】次に、アドレスA0に“H”レベルの信号
を入力すると、入出力回路9からは全て“0”のデータ
が出力される。
【0164】一方、テスト制御信号発生回路100にお
いて、アドレスパッド136の電圧を12Vから5Vに
下げると、ソース電位検知回路146におけるノードK
の出力信号がソース電位検知出力DVS1〜DVS8と
して出力される。このため、アドレスA0に“L”レベ
ルの信号を入力しても、また逆に“H”レベルの信号を
入力しても、入出力回路9からは“1”のデータが出力
される。このため、もしセルソース電圧供給ブロックC
SC1〜CSC8に不良があり、選択されたセルブロッ
クのソース線が10V以下に低下している場合、テスト
モードでこれを検出することができる。
【0165】同様に、書き込み時に非選択のセルブロッ
クのセルソース線に供給される2Vの電圧が低下するよ
うな不良も、テストモードの中で検出可能である。
【0166】以上のように、実施例3では、セルブロッ
クのデコードが正常に行われているか否かをチェックす
ることができると同時に、所定の電圧が供給されている
か否かについてもチェックすることができる。
【0167】以上述べたように、本発明の実施例によれ
ば、チップ内部に簡単な回路を追加するだけで、ブロッ
クイレーズテストの時間短縮が可能であり、更に消去動
作や書き込みの動作を、これに関連する回路ブロック毎
にチェックすることを可能となり、チップのテストに要
する時間や手間を大幅に省略することでコストダウンに
貢献できる。
【0168】
【発明の効果】本発明によれば、デコーダ手段の出力信
号を外部に出力可能としたので、実際にブロック消去動
作を行うことなく、短時間で、デコーダ回路が正常に動
作するか否かを知得できる。さらに、本発明によれば、
選択した単位ブロックセルアレイにおいてビット線の電
位を検出するようにしたので、ソース電圧供給手段が正
常に動作するか否かを、短時間で、テストすることがで
きる。さらに、本発明によれば、全ビットの消去テスト
と各単位ブロックセルアレイを選択するデコーダ手段が
適正に働くかどうかのテストとを行うようにしたので、
短時間で単位ブロックセルアレイ毎の消去テストを行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る不揮発性半導体メモリ
装置のブロック図である。
【図2】図1の構成のコマンド入力回路の部分回路構成
図である。
【図3】図1の構成のデータラッチ回路のブロック図で
ある。
【図4】図1の構成のアドレッシング回路のブロック図
である。
【図5】図1の構成の出力データ切り替え回路のブロッ
ク図である。
【図6】従来のチップにおけるデバイステストと実施例
1の不揮発性半導体メモリ装置に基づくデバイステスト
を比較して示す説明図である。
【図7】本発明の実施例2の不揮発性半導体メモリ装置
のブロック図である。
【図8】図7の構成のセルソース電圧供給回路の構成の
回路図である。
【図9】図8の構成に基づく動作モードを説明する図表
である。
【図10】図7の構成における5V/12V切り替え回
路の回路図である。
【図11】図7の構成における定電圧発生回路の回路図
である。
【図12】図7の構成におけるテスト制御信号発生回路
の回路図である。
【図13】図7の構成におけるセンス増幅器の1ブロッ
ク分の回路図である。
【図14】図7の構成を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図15】本発明の実施例3の不揮発性半導体メモリ装
置の回路構成図である。
【図16】図15の回路に接続されるソース電位検知回
路の回路構成図である。
【図17】図16のソース電位検知回路の接続説明図で
ある。
【図18】図16のソース電位検知回路の出力処理を説
明するブロック図である。
【図19】実施例3に適用されるアドレスラッチ回路の
回路図である。
【図20】従来の不揮発性半導体メモリ装置のブロック
図である。
【図21】図20の構成のセルアレイ、センス増幅器、
書き込み負荷回路の部分を抜き出して示す回路構成図で
ある。
【図22】図20のロウデコーダ回路、カラムデコーダ
回路の構成を示すブロック図である。
【図23】図20のアドレスラッチ回路の詳細な構成を
示す回路図である。
【図24】図20のブロックデコーダの構成を示すブロ
ック図である。
【図25】図20のセルソース電圧供給回路の1ブロッ
ク分の回路図である。
【図26】図20のコマンド入力回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図27】図20のベリファイ回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図28】チップイレーズモードの動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図29】チップイレーズモードの動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【図30】ブロックイレーズモードの動作を説明するフ
ローチャートである。
【図31】ブロックイレーズモードの動作を説明するタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1 セルアレイ 2 セルソース電圧供給回路 3 ブロックデコーダ 4 アドレスラッチ回路 5 アドレスバッファ回路 6 ロウデコーダ回路 7 カラムゲートトランジスタ群 8 センス増幅器 9 入出力回路 10 カウンタ回路 11 ベリファイ回路 12 コマンド入力回路 13 自動消去制御回路 14 読み出し/書き込み制御回路 15 カラムデコーダ回路 16 書き込み負荷回路 70 データラッチ回路 71 アドレッシング回路 72 出力データ切り替え回路 136 アドレスパッド 100 テスト制御信号発生回路 101 5V/12V切り替え回路 102 定電圧発生回路 144 差動増幅器 146 ソース電位検知回路 162 アドレッシング回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図24
【補正方法】変更
【補正内容】
【図24】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図31
【補正方法】変更
【補正内容】
【図31】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の単位ブロックセルアレイを有し、そ
    の各単位ブロックセルアレイは、ソース、ドレイン、制
    御ゲート及び電子の注入/引き抜きが行われる浮遊ゲー
    トを有するトランジスタからなる不揮発性メモリセルの
    複数をほぼマトリクス状に配列したものである、メモリ
    セルアレイと、 前記メモリセルアレイ中の前記複数の単位ブロックセル
    アレイのうちの所定のものを消去対象とするために、入
    力されたブロック選択アドレスをデコードして、前記複
    数の単位ブロックセルアレイのうちの1つを選択する出
    力信号を出力する、デコーダ手段と、 前記複数の単位ブロックセルアレイの全てを消去対象と
    するために、前記デコーダ手段からの前記出力信号を、
    前記複数の単位ブロックセルアレイの全てを選択するも
    のとする、設定手段と、 前記デコーダ手段の前記出力信号を外部に出力可能な出
    力手段と、 を具備したことを特徴とする不揮発性半導体メモリ装
    置。
  2. 【請求項2】複数の単位ブロックセルアレイを有し、そ
    の各単位ブロックセルアレイは、ソース、ドレイン、制
    御ゲート及び電子の注入/引き抜きが行われる浮遊ゲー
    トを有するトランジスタからなる不揮発性メモリセルの
    複数をほぼマトリクス状に配列したものであり、前記メ
    モリセルのうちの各列方向に並ぶものの各ドレインはそ
    の列に対応する各ビット線に接続されているメモリセル
    アレイと、 前記メモリセルアレイ中の前記複数の単位ブロックセル
    アレイのうちの所定のものを消去対象とするために、入
    力されたブロック選択アドレスをデコードして、前記複
    数の単位ブロックセルアレイのうちの1つを選択単位ブ
    ロックセルアレイとして選択する出力信号を出力する、
    デコーダ手段と、 前記デコーダ手段の出力信号に応答して、前記選択単位
    ブロックセルアレイにおける複数の前記メモリセルの前
    記ソースに所定の電圧を供給するソース電圧供給手段
    と、 前記選択単位ブロックセルアレイ内における前記ビット
    線の電位を検出して、前記選択単位ブロックセルアレイ
    内における前記メモリセルの前記ソースに前記所定の電
    位が供給されたか否かを検出する、読み出し手段と、 を具備したことを特徴とする不揮発性半導体メモリ装
    置。
  3. 【請求項3】複数の単位ブロックセルアレイを有し、そ
    の各単位ブロックセルアレイは、ソース、ドレイン、制
    御ゲート及び電子の注入/引き抜きが行われる浮遊ゲー
    トを有するトランジスタからなる不揮発性メモリセルの
    複数をほぼマトリクス状に配列したものである、メモリ
    セルアレイと、 前記メモリセルアレイ中の前記複数の単位ブロックセル
    アレイのうちの所定のものを消去対象とするために、入
    力されたブロック選択アドレスをデコードして、前記複
    数の単位ブロックセルアレイのうちの1つを選択単位ブ
    ロックセルアレイとして選択する出力信号を出力する、
    デコーダ手段と、 前記複数の単位ブロックセルアレイの全てを消去対象と
    するために、前記デコーダ手段からの前記出力信号を、
    前記複数の単位ブロックセルアレイの全てを選択するも
    のとする、設定手段と、 全ての単位ブロックセルアレイにおける全ての前記メモ
    リセルが正常に消去されるか否かをテストする全ビット
    消去テスト機能と、前記デコーダ手段が前記各単位ブロ
    ックセルアレイを選択可能かどうかをテストするデコー
    ダ手段テスト機能とを有するテスト手段と、 を具備したことを特徴とする不揮発性半導体メモリ装
    置。
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