JP3603440B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、センスアンプの配列ピッチを緩和するリラックスト・センスアンプ方式を採用する半導体記憶装置に関する。
【0002】
近年、半導体記憶装置、例えば、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(以下、DRAMという)においては、高集積化に伴ってビット線の間隔が狭くなっており、ビット線対の配列ピッチと同一ピッチでセンスアンプをレイアウトすることが困難となっている。
【0003】
このため、センスアンプの配列ピッチを緩和するリラックスト・センスアンプ方式が採用されるようになってきたが、このリラックスト・センスアンプ方式を採用すると、解決しなければならない新たな問題も発生する。
【0004】
【従来の技術】
従来、リラックスト・センスアンプ方式を採用するDRAMとして、例えば、図21に、その要部を示すようなものが提案されている。
【0005】
図21中、1はブロックアドレス信号BA0、BA1により選択されるメモリセル領域(以下、メモリブロックという)やセンスアンプ等を配列してなる領域(以下、コア部という)であり、図22はコア部1の平面構成を概略的に示している。
【0006】
図22中、A0、A1はブロックアドレスを[00]とするメモリブロック、B0、B1はブロックアドレスを[01]とするメモリブロック、C0、C1はブロックアドレスを[10]とするメモリブロック、D0、D1はブロックアドレスを[11]とするメモリブロックである。
【0007】
また、S00はビット線対BL−A00、/BL−A00等、メモリブロックA0の奇数列のビット線対に対応して設けられたセンスアンプが配列されているセンスアンプ列である。
【0008】
また、S01はビット線対BL−A01、/BL−A01や、ビット線対BL−B01、/BL−B01等、メモリブロックA0、B0の偶数列のビット線対に対応して設けられたセンスアンプが配列されているセンスアンプ列である。
【0009】
また、S10はビット線対BL−B00、/BL−B00や、ビット線対BL−C00、/BL−C00等、メモリブロックB0、C0の奇数列のビット線対に対応して設けられたセンスアンプが配列されているセンスアンプ列である。
【0010】
また、S11はビット線対BL−C01、/BL−C01や、ビット線対BL−D01、/BL−D01等、メモリブロックC0、D0の偶数列のビット線対に対応して設けられたセンスアンプが配列されているセンスアンプ列である。
【0011】
また、S20はビット線対BL−D00、/BL−D00や、ビット線対BL−A10、/BL−A10等、メモリブロックD0、A1の奇数列のビット線対に対応して設けられたセンスアンプが配列されているセンスアンプ列である。
【0012】
また、S21はビット線対BL−A11、/BL−A11や、ビット線対BL−B11、/BL−B11等、メモリブロックA1、B1の偶数列のビット線対に対応して設けられたセンスアンプが配列されているセンスアンプ列である。
【0013】
また、S30はビット線対BL−B10、/BL−B10や、ビット線対BL−C10、/BL−C10等、メモリブロックB1、C1の奇数列のビット線対に対応して設けられたセンスアンプが配列されているセンスアンプ列である。
【0014】
また、S31はビット線対BL−C11、/BL−C11や、ビット線対BL−D11、/BL−D11等、メモリブロックC1、D1の偶数列のビット線対に対応して設けられたセンスアンプが配列されてなるセンスアンプ列である。
【0015】
また、S40はビット線対BL−D10、/BL−D10等、メモリブロックD1の奇数列のビット線対に対応して設けられたセンスアンプが配列されているセンスアンプ列である。
【0016】
また、LDB00、/LDB00はビット線対BL−A00、/BL−A00等、メモリブロックA0の奇数列のビット線対に共用されるようにセンスアンプ列S00に対応して設けられているデータ伝送線路をなすデータ線(以下、このようにセンスアンプ列に対応して設けられているデータ線をローカル・データバスという)である。
【0017】
また、LDB01、/LDB01はビット線対BL−A01、/BL−A01や、ビット線対BL−B01、/BL−B01等、メモリブロックA0、B0の偶数列のビット線対に共用されるようにセンスアンプ列S01に対応して設けられているローカル・データバスである。
【0018】
また、LDB10、/LDB10はビット線対BL−B00、/BL−B00や、ビット線対BL−C00、/BL−C00等、メモリブロックB0、C0の奇数列のビット線対に共用されるようにセンスアンプ列S10に対応して設けられているローカル・データバスである。
【0019】
また、LDB11、/LDB11はビット線対BL−C01、/BL−C01や、ビット線対BL−D01、/BL−D01等、メモリブロックC0、D0の偶数列のビット線対に共用されるようにセンスアンプ列S11に対応して設けられているローカル・データバスである。
【0020】
また、LDB20、/LDB20はビット線対BL−D00、/BL−D00や、ビット線対BL−A10、/BL−A10等、メモリブロックD0、A1の奇数列のビット線対に共用されるようにセンスアンプ列S20に対応して設けられているローカル・データバスである。
【0021】
また、LDB21、/LDB21はビット線対BL−A11、/BL−A11や、ビット線対BL−B11、/BL−B11等、メモリブロックA1、B1の偶数列のビット線対に共用されるようにセンスアンプ列S21に対応して設けられているローカル・データバスである。
【0022】
また、LDB30、/LDB30はビット線対BL−B10、/BL−B10や、ビット線対BL−C10、/BL−C10等、メモリブロックB1、C1の奇数列のビット線対に共用されるようにセンスアンプ列S30に対応して設けられているローカル・データバスである。
【0023】
また、LDB31、/LDB31はビット線対BL−C11、/BL−C11や、ビット線対BL−D11、/BL−D11等、メモリブロックC1、D1の偶数列のビット線対に共用されるようにセンスアンプ列S31に対応して設けられているローカル・データバスである。
【0024】
また、LDB40、/LDB40はビット線対BL−D10、/BL−D10等、メモリブロックD1の奇数列のビット線対に共用されるようにセンスアンプ列S40に対応して設けられているローカル・データバスである。
【0025】
ここに、図23はメモリブロックA0、B0及びセンスアンプ列S01の一部分を示す図であり、図23中、WL−A00、WL−A01、WL−B00、WL−B01はメモリセルの選択を行うワード線、BL−A02、/BL−A02・・・/BL−A05、BL−B02、/BL−B02・・・/BL−B05はメモリセルが接続されているデータ伝送線路をなすビット線である。
【0026】
また、3〜18はメモリセルであり、図24はメモリセル3の回路構成を示している。図24中、20は記憶媒体をなすキャパシタ(セルキャパシタ)、21は電荷入出力制御用のnMOSトランジスタ(セルトランジスタ)、VCPはセルプレート電圧である。メモリセル4〜18も同様に構成されている。
【0027】
また、図23において、P−A02、P−A03、P−A04、P−A05、P−B02、P−B03、P−B04、P−B05はビット線プリチャージ回路(PR)である。
【0028】
図25はビット線プリチャージ回路P−A02の回路構成を示しており、ビット線プリチャージ回路P−A03、P−A04、P−A05、P−B02、P−B03、P−B04、P−B05も同様に構成されている。
【0029】
図25中、23はビット線プリチャージ電圧VPRを供給するビット線プリチャージ電圧線、24はビット線プリチャージ信号φPRを伝送するビット線プリチャージ信号線、25、26、27はビット線プリチャージ信号φPRにより導通(以下、ONという)、非導通(以下、OFFという)が制御されるnMOSトランジスタである。
【0030】
また、図23において、29はビット線トランスファ信号BT−A0を伝送するビット線トランスファ信号線、B−A03、B−A05はビット線トランスファ回路であり、30〜33はビット線トランスファ信号BT−A0によりON、OFFが制御されるnMOSトランジスタである。
【0031】
また、34はビット線トランスファ信号BT−B0を伝送するビット線トランスファ信号線、B−B03、B−B05はビット線トランスファ回路であり、35〜38はビット線トランスファ信号BT−B0によりON、OFFが制御されるnMOSトランジスタである。
【0032】
また、39、40はセンスアンプであり、図26はセンスアンプ39の回路構成を示している。センスアンプ40も同様に構成されている。
【0033】
図26中、42は外部から供給される電源電圧VCC(例えば、5V)を降圧してなる電源電圧Vii(例えば、3V)を供給するVii電源線、43はラッチ・イネーブル信号/LEを伝送するラッチ・イネーブル信号線、44はラッチ・イネーブル信号/LEによりON、OFFが制御されるpMOSトランジスタである。
【0034】
また、45は電源電圧VSS(例えば、0V)を供給するVSS電源線、46はラッチ・イネーブル信号/LEと反転関係にあるラッチ・イネーブル信号LEを伝送するラッチ・イネーブル信号線、47はラッチ・イネーブル信号LEによりON、OFFが制御されるnMOSトランジスタである。
【0035】
また、48はフリップフロップ回路であり、49、50はプルアップ素子をなすpMOSトランジスタ、51、52はプルダウン素子をなすnMOSトランジスタである。
【0036】
また、図23において、54、55はコラムゲートであり、56、57はコラム選択信号CL3によりON、OFFが制御されるnMOSトランジスタ、58、59はコラム選択信号CL5によりON、OFFが制御されるnMOSトランジスタである。
【0037】
また、図22において、GDB00、/GDB00はローカル・データバスLDB00、/LDB00、ローカル・データバスLDB10、/LDB10及びローカル・データバスLDB40、/LDB40に共用されるデータ伝送線路をなすデータ線(以下、このように複数のローカル・データバスに共用されるデータ線をグローバル・データバスという)である。
【0038】
また、GDB01、/GDB01はローカル・データバスLDB01、/LDB01及びローカル・データバスLDB11、/LDB11に共用されるグローバル・データバスである。
【0039】
また、GDB10、/GDB10はローカル・データバスLDB20、/LDB20及びローカル・データバスLDB30、/LDB30に共用されるグローバル・データバスである。
【0040】
また、GDB11、/GDB11はローカル・データバスLDB21、/LDB21及びローカル・データバスLDB31、/LDB31に共用されるグローバル・データバスである。
【0041】
また、P00はローカル・データバスLDB00とグローバル・データバスGDB00とを接続するための階層化データバス・スイッチ、Q00はローカル・データバス/LDB00とグローバル・データバス/GDB00とを接続するための階層化データバス・スイッチである。
【0042】
また、P01はローカル・データバスLDB01とグローバル・データバスGDB01とを接続するための階層化データバス・スイッチ、Q01はローカル・データバス/LDB01とグローバル・データバス/GDB01とを接続するための階層化データバス・スイッチである。
【0043】
また、P10はローカル・データバスLDB10とグローバル・データバスGDB00とを接続するための階層化データバス・スイッチ、Q10はローカル・データバス/LDB10とグローバル・データバス/GDB00とを接続するための階層化データバス・スイッチである。
【0044】
また、P11はローカル・データバスLDB11とグローバル・データバスGDB01とを接続するための階層化データバス・スイッチ、Q11はローカル・データバス/LDB11とグローバル・データバス/GDB01とを接続するための階層化データバス・スイッチである。
【0045】
また、P20はローカル・データバスLDB20とグローバル・データバスGDB10とを接続するための階層化データバス・スイッチ、Q20はローカル・データバス/LDB20とグローバル・データバス/GDB10とを接続するための階層化データバス・スイッチである。
【0046】
また、P21はローカル・データバスLDB21とグローバル・データバスGDB11とを接続するための階層化データバス・スイッチ、Q21はローカル・データバス/LDB21とグローバル・データバス/GDB11とを接続するための階層化データバス・スイッチである。
【0047】
また、P30はローカル・データバスLDB30とグローバル・データバスGDB10とを接続するための階層化データバス・スイッチ、Q30はローカル・データバス/LDB30とグローバル・データバス/GDB10とを接続するための階層化データバス・スイッチである。
【0048】
また、P31はローカル・データバスLDB31とグローバル・データバスGDB11とを接続するための階層化データバス・スイッチ、Q31はローカル・データバス/LDB31とグローバル・データバス/GDB11とを接続するための階層化データバス・スイッチである。
【0049】
また、P40はローカル・データバスLDB40とグローバル・データバスGDB00とを接続するための階層化データバス・スイッチ、Q40はローカル・データバス/LDB40とグローバル・データバス/GDB00とを接続するための階層化データバス・スイッチである。
【0050】
これら階層化データバス・スイッチP00、Q00、P01、Q01、P10、Q10、P11、Q11、P20、Q20、P21、Q21、P30、Q30、P31、Q31、P40、Q40は、図27に示すように、nMOSトランジスタで構成されている。
【0051】
なお、00、01、10、11、20、21、30、31、40は階層化データバス・スイッチのON、OFFを制御する階層化データバス・スイッチ制御信号である。
【0052】
また、図21において、61はグローバル・データバス対のグローバル・データバス間の電圧差を増幅してデータの読出しを行う読出し回路であるセンスバッファ(SB)及びグローバル・データバス対のグローバル・データバス間に電圧差を発生させてデータの書込みを行う書込み回路であるライトアンプ(WA)が配列されてなるセンスバッファ・ライトアンプ列である。
【0053】
ここに、62はグローバル・データバスGDB00、/GDB00に対応して設けられているセンスバッファ、63はグローバル・データバスGDB01、/GDB01に対応して設けられているセンスバッファである。
【0054】
また、64はグローバル・データバスGDB10、/GDB10に対応して設けられているセンスバッファ、65はグローバル・データバスGDB11、/GDB11に対応して設けられているセンスバッファである。
【0055】
また、66はグローバル・データバスGDB00、/GDB00に対応して設けられているライトアンプ、67はグローバル・データバスGDB01、/GDB01に対応して設けられているライトアンプである。
【0056】
また、68はグローバル・データバスGDB10、/GDB10に対応して設けられているライトアンプ、69はグローバル・データバスGDB11、/GDB11に対応して設けられているライトアンプである。
【0057】
また、70は外部から供給されるデータの入力及び外部へのデータの出力を行うためのデータ入出力回路である。
【0058】
ここに、71はセンスバッファ62に対応して設けられているデータ出力バッファ(DOB)、72はセンスバッファ63に対応して設けられているデータ出力バッファ、73はセンスバッファ64に対応して設けられているデータ出力バッファ、74はセンスバッファ65に対応して設けられているデータ出力バッファである。
【0059】
また、75はライトアンプ66に対応して設けられているデータ入力バッファ(DIB)、76はライトアンプ67に対応して設けられているデータ入力バッファ、77はライトアンプ68に対応して設けられているデータ入力バッファ、78はライトアンプ69に対応して設けられているデータ入力バッファである。
【0060】
また、79はデータ出力バッファ71及びデータ入力バッファ75に対応して設けられているデータ入出力端子、80はデータ出力バッファ72及びデータ入力バッファ76に対応して設けられているデータ入出力端子である。
【0061】
また、81はデータ出力バッファ73及びデータ入力バッファ77に対応して設けられているデータ入出力端子、82はデータ出力バッファ74及びデータ入力バッファ78に対応して設けられているデータ入出力端子、DQ0、DQ1、DQ2、DQ3は入出力データである。
【0062】
ここに、図28はセンスバッファ62の回路構成を示す図であり、センスバッファ63〜65も同様に構成されている。
【0063】
図28中、84はグローバル・データバスGDB00、/GDB00間の電圧差を増幅する差動増幅回路であり、85〜96はpMOSトランジスタ、97〜106はnMOSトランジスタ、SBEはセンスバッファ・イネーブル信号である。
【0064】
また、107は差動増幅回路84の出力をラッチするフリップフロップ回路であり、108、109はpMOSトランジスタ、110、111はNAND回路、112はインバータである。
【0065】
また、113は出力制御回路であり、114、115はインバータ、116はNAND回路、/CEはCAS(コラムアドレス・ストローブ)イネーブル信号、D62はセンスバッファ62の出力である。
【0066】
ここに、CAS系の回路を動作させない場合には、CASイネーブル信号/CE=高電位(以下、Hレベルという)、インバータ114の出力=低電位(以下、Lレベルという)、NAND回路116の出力=Hレベルとされ、センスバッファ62の出力D62=Lレベルに固定される。
【0067】
これに対して、CAS系の回路を動作させる場合には、CASイネーブル信号/CE=Lレベル、インバータ114の出力=Hレベルとされ、NAND回路116はフリップフロップ回路107の出力に対してインバータとして動作するように設定される。
【0068】
この場合において、センスバッファ62を非活性状態とする場合には、センスアンプ・イネーブル信号SBE=Lレベルとされ、pMOSトランジスタ89、90=ON状態、nMOSトランジスタ101〜106=OFF状態とされ、差動増幅回路84が非活性状態とされると共に、pMOSトランジスタ108、109=ON状態とされ、フリップフロップ回路107の出力は変化しない状態とされる。
【0069】
これに対して、センスバッファ62を活性状態とする場合には、センスアンプ・イネーブル信号SBE=Hレベルとされ、pMOSトランジスタ89、90=OFF状態、nMOSトランジスタ101〜106=ON状態とされ、差動増幅回路84が活性状態とされると共に、pMOSトランジスタ108、109=OFF状態とされ、フリップフロップ回路107は差動増幅回路84の出力に対してラッチ動作を行うことができる状態とされる。
【0070】
ここに、例えば、グローバル・データバスGDB00のレベル=Hレベル、グローバル・データバス/GDB00のレベル=Lレベルの場合には、ノードN1のレベル=Hレベル、ノードN2のレベル=Lレベル、ノードN3のレベル=Lレベル、ノードN4のレベル=Hレベルとなる。
【0071】
この結果、NAND回路111の出力=Lレベル、インバータ112の出力=Hレベル、NAND回路116の出力=Lレベル、インバータ115の出力、即ち、センスバッファ62の出力D62=Hレベルとなる。
【0072】
これに対して、グローバル・データバスGDB00のレベル=Lレベル、グローバル・データバス/GDB00のレベル=Hレベルの場合には、ノードN1のレベル=Lレベル、ノードN2のレベル=Hレベル、ノードN3のレベル=Hレベル、ノードN4のレベル=Lレベルとなる。
【0073】
この結果、NAND回路111の出力=Hレベル、インバータ112の出力=Lレベル、NAND回路116の出力=Hレベル、インバータ115の出力、即ち、センスバッファ62の出力D62=Lレベルとなる。
【0074】
また、図29はデータ出力バッファ71の回路構成を示す図であり、データ出力バッファ72〜74も同様に構成されている。
【0075】
図29中、118〜121はインバータ、122、123はNAND回路、124〜134はpMOSトランジスタ、135〜143はnMOSトランジスタ、144、145はMOSキャパシタ、/STTは電源起動時の制御信号、OEは出力イネーブル信号である。
【0076】
ここに、電源起動時の制御信号/STTは、動作中、Lレベルとされ、インバータ121の出力=Hレベルとされ、インバータ119とNAND回路122からなる回路及びインバータ120とNAND回路123からなる回路は、それぞれラッチ回路として動作するように設定される。
【0077】
この場合において、データ出力バッファ71を非活性状態とする場合には、出力イネーブル信号OE=Lレベルとされ、nMOSトランジスタ135、139=OFF状態、pMOSトランジスタ125、131=ON状態とされる。
【0078】
この結果、インバータ119の出力=Lレベル、ノードN5=Lレベル、ノードN6=Hレベル、pMOSトランジスタ129=OFF状態、インバータ120の出力=Lレベル、ノードN7=Hレベル、ノードN8=Lレベル、nMOSトランジスタ143=OFF状態とされ、出力状態はハイインピーダンスとされる。
【0079】
これに対して、データ出力バッファ71を活性状態とする場合には、出力イネーブル信号OE=Hレベルとされ、nMOSトランジスタ135、139=ON状態、pMOSトランジスタ125、131=OFF状態とされる。
【0080】
ここに、例えば、センスバッファ62の出力D62=Hレベルの場合には、インバータ118の出力=Lレベル、インバータ119の出力=Hレベル、ノードN5=Hレベル、ノードN6=Lレベル、pMOSトランジスタ129=ON状態、インバータ120の出力=Lレベル、ノードN7=Hレベル、ノードN8=Lレベル、nMOSトランジスタ143=OFF状態となり、出力データDQ0=Hレベルとなる。
【0081】
これに対して、センスバッファ62の出力D62=Lレベルの場合には、インバータ118の出力=Hレベル、インバータ119の出力=Lレベル、ノードN5=Lレベル、ノードN6=Hレベル、pMOSトランジスタ129=OFF状態、インバータ120の出力=Hレベル、ノードN7=Lレベル、ノードN8=Hレベル、nMOSトランジスタ143=ON状態となり、出力データDQ0=Lレベルとなる。
【0082】
また、図30はデータ入力バッファ75の回路構成を示す図であり、データ入力バッファ76〜78も同様に構成されている。
【0083】
図30中、146は入力回路であり、147〜152はpMOSトランジスタ、153〜158はnMOSトランジスタ、159、160はインバータ、161はNAND回路、/WEはライト・イネーブル信号、D75はデータ入力バッファ75の出力である。
【0084】
また、162は入力回路146の入力動作を制御する入力制御回路であり、163、164はインバータ、165、166はpMOSトランジスタ、167、168はnMOSトランジスタ、/ASWは入力制御信号である。
【0085】
ここに、入力制御信号/ASW=Hレベルとされる場合、インバータ163の出力=Lレベル、インバータ164の出力=Hレベル、入力制御回路162の出力=Hレベルとなる。
【0086】
この結果、pMOSトランジスタ147=OFF状態、nMOSトランジスタ154=ON状態とされ、pMOSトランジスタ147、148及びnMOSトランジスタ153からなるインバータは非活性状態とされると共に、ノードN9はLレベルに固定され、データDQ0の入力が禁止される。
【0087】
これに対して、入力制御信号/ASW=Lレベルとされる場合、インバータ163の出力=Hレベル、インバータ164の出力=Lレベル、入力制御回路162の出力=Lレベルとなる。
【0088】
この結果、pMOSトランジスタ147=ON状態、nMOSトランジスタ154=OFF状態とされ、ノードN9のレベルは、入力データDQ0と反転関係にあるレベルとなる。
【0089】
この場合において、ライト・イネーブル信号/WE=Hレベルとされる場合には、nMOSトランジスタ156=ON状態、pMOSトランジスタ151=OFF状態、インバータ159の出力=Lレベル、pMOSトランジスタ149=ON状態、nMOSトランジスタ158=OFF状態となると共に、NAND回路161の出力、即ち、データ入力バッファ75の出力D75はHレベルに固定される。
【0090】
この状態から、ライト・イネーブル信号/WE=Lレベルとされる場合には、nMOSトランジスタ156=OFF状態、pMOSトランジスタ151=ON状態、インバータ159の出力=Hレベル、pMOSトランジスタ149=OFF状態、nMOSトランジスタ158=ON状態となる。
【0091】
この結果、インバータ160と、pMOSトランジスタ151、152及びnMOSトランジスタ157、158からなるインバータとはラッチ回路として動作し、pMOSトランジスタ149、150及びnMOSトランジスタ155、156からなるインバータが出力させていたデータをラッチする。
【0092】
そして、また、この場合、インバータ159の出力=Hレベルであることから、NAND回路161は、インバータ160の出力に対してインバータとして動作する。
【0093】
そして、また、この場合には、インバータ160と、pMOSトランジスタ151、152及びnMOSトランジスタ157、158からなるインバータとはラッチ回路として動作し、pMOSトランジスタ149、150及びnMOSトランジスタ155、156からなるインバータが出力させていたデータをラッチすることになる。
【0094】
したがって、例えば、入力データDQ0=Hレベルの場合には、ノードN9=Lレベル、ノードN10=Hレベル、インバータ160の出力=Lレベルとなり、データ入力バッファ75の出力D75=Hレベルとなる。
【0095】
これに対して、入力データDQ0=Lレベルの場合には、ノードN9=Hレベル、ノードN10=Lレベル、インバータ160の出力=Hレベルとなり、データ入力バッファ75の出力D75=Lレベルとなる。
【0096】
また、図31はライトアンプ66の回路構成を示す図であり、ライトアンプ67〜69も同様に構成されている。
【0097】
図31中、171〜176はインバータ、177、178はアナログ・スイッチ回路であり、179、180はpMOSトランジスタ、181、182はnMOSトランジスタである。
【0098】
ここに、ライト・イネーブル信号WE=Lレベルとされる場合には、インバータ175の出力=Hレベル、インバータ176の出力=Lレベルとなり、アナログ・スイッチ回路177、178=OFF状態となる。
【0099】
これに対して、ライト・イネーブル信号WE=Hレベルとされる場合には、インバータ175の出力=Lレベル、インバータ176の出力=Hレベルとなり、アナログ・スイッチ回路177、178=ON状態となる。
【0100】
ここに、例えば、データ入力バッファ75の出力D75=Hレベルの場合には、インバータ171の出力=Lレベル、インバータ172の出力=Hレベル、インバータ173の出力=Lレベル、インバータ174の出力=Hレベルとなり、グローバル・データバスGDB00のレベル=Hレベル、グローバル・データバス/GDB00のレベル=Lレベルとなる。
【0101】
これに対して、データ入力バッファ75の出力D75=Lレベルの場合には、インバータ171の出力=Hレベル、インバータ172の出力=Lレベル、インバータ173の出力=Hレベル、インバータ174の出力=Lレベルとなり、グローバル・データバスGDB00のレベル=Lレベル、グローバル・データバス/GDB00のレベル=Hレベルとなる。
【0102】
このDRAMにおいては、メモリブロックA0、A1が選択される場合には、階層化データバス・スイッチ制御信号00、01、20、21=Hレベル、10、11、30、31、40=Lレベルとされ、階層化データバス・スイッチP00、Q00、P01、Q01、P20、Q20、P21、Q21=ON状態、階層化データバス・スイッチP10、Q10、P11、Q11、P30、Q30、P31、Q31、P40、Q40=OFF状態とされる。
【0103】
即ち、ローカル・データバスLDB00、/LDB00とグローバル・データバスGDB00、/GDB00、ローカル・データバスLDB01、/LDB01とグローバル・データバスGDB01、/GDB01、ローカル・データバスLDB20、/LDB20とグローバル・データバスGDB10、/GDB10、ローカル・データバスLDB21、/LDB21とグローバル・データバスGDB11、/GDB11とがそれぞれ接続される。
【0104】
この結果、読出し時においては、センスアンプ列S00のセンスアンプで増幅されるメモリブロックA0の奇数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータは、ローカル・データバスLDB00、/LDB00を介して、グローバル・データバスGDB00、/GDB00に出力される。
【0105】
また、センスアンプ列S01のセンスアンプで増幅されるメモリブロックA0の偶数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータは、ローカル・データバスLDB01、/LDB01を介して、グローバル・データバスGDB01、/GDB01に出力される。
【0106】
また、センスアンプ列S20のセンスアンプで増幅されるメモリブロックA1の奇数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータは、ローカル・データバスLDB20、/LDB20を介して、グローバル・データバスGDB10、/GDB10に出力される。
【0107】
また、センスアンプ列S21のセンスアンプで増幅されるメモリブロックA1の偶数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータは、ローカル・データバスLDB21、/LDB21を介して、グローバル・データバスGDB11、/GDB11に出力される。
【0108】
即ち、センスアンプ列S00のセンスアンプで増幅されるメモリブロックA0の奇数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータをA0−0、センスアンプ列S01のセンスアンプで増幅されるメモリブロックA0の偶数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータをA0−1、センスアンプ列S20のセンスアンプで増幅されるメモリブロックA1の奇数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータをA1−0、センスアンプ列S21のセンスアンプで増幅されるメモリブロックA1の偶数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータをA1−1とすると、読出し時、メモリブロックA0、A1が選択された場合、データ入出力端子79〜82に出力されるデータは、表1の第1欄に示すようになる。
【0109】
【表1】
Figure 0003603440
【0110】
したがって、また、書込み時、メモリブロックA0、A1が選択された場合、データ入出力端子79〜82に入力される入力データDQ0〜DQ3と、書き込まれるメモリブロック及び列との関係は、表2の第1欄に示すようになる。
【0111】
【表2】
Figure 0003603440
【0112】
また、メモリブロックB0、B1が選択される場合には、階層化データバス・スイッチ制御信号01、10、21、30=Hレベル、00、11、20、31、40=Lレベルとされ、階層化データバス・スイッチP01、Q01、P10、Q10、P21、Q21、P30、Q30=ON状態、階層化データバス・スイッチP00、Q00、P11、Q11、P20、Q20、P31、Q31、P40、Q40=OFF状態とされる。
【0113】
即ち、ローカル・データバスLDB01、/LDB01とグローバル・データバスGDB01、/GDB01、ローカル・データバスLDB10、/LDB10とグローバル・データバスGDB00、/GDB00、ローカル・データバスLDB21、/LDB21とグローバル・データバスGDB11、/GDB11、ローカル・データバスLDB30、/LDB30とグローバル・データバスGDB10、/GDB10とがそれぞれ接続される。
【0114】
この結果、読出し時においては、センスアンプ列S10のセンスアンプで増幅されるメモリブロックB0の奇数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータは、ローカル・データバスLDB10、/LDB10を介して、グローバル・データバスGDB00、/GDB00に出力される。
【0115】
また、センスアンプ列S01のセンスアンプで増幅されるメモリブロックB0の偶数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータは、ローカル・データバスLDB01、/LDB01を介して、グローバル・データバスGDB01、/GDB01に出力される。
【0116】
また、センスアンプ列S30のセンスアンプで増幅されるメモリブロックB1の奇数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータは、ローカル・データバスLDB30、/LDB30を介して、グローバル・データバスGDB10、/GDB10に出力される。
【0117】
また、センスアンプ列S21のセンスアンプで増幅されるメモリブロックB1の偶数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータは、ローカル・データバスLDB21、/LDB21を介して、グローバル・データバスGDB11、/GDB11に出力される。
【0118】
即ち、センスアンプ列S10のセンスアンプで増幅されるメモリブロックB0の奇数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータをB0−0、センスアンプ列S01のセンスアンプで増幅されるメモリブロックB0の偶数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータをB0−1、センスアンプ列S30のセンスアンプで増幅されるメモリブロックB1の奇数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータをB1−0、センスアンプ列S21のセンスアンプで増幅されるメモリブロックB1の偶数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータをB1−1とすると、読出し時、メモリブロックB0、B1が選択された場合、データ入出力端子79〜82に出力されるデータは、表1の第2欄に示すようになる。
【0119】
したがって、また、書込み時、メモリブロックB0、B1が選択された場合、データ入出力端子79〜82に入力される入力データDQ0〜DQ3と、書き込まれるメモリブロック及び列との関係は、表2の第2欄に示すようになる。
【0120】
また、メモリブロックC0、C1が選択される場合には、階層化データバス・スイッチ制御信号10、11、30、31=Hレベル、00、01、20、21、40=Lレベルとされ、階層化データバス・スイッチP10、Q10、P11、Q11、P30、Q30、P31、Q31=ON状態、階層化データバス・スイッチP00、Q00、P01、Q01、P20、Q20、P21、Q21、P40、Q40=OFF状態とされる。
【0121】
即ち、ローカル・データバスLDB10、/LDB10とグローバル・データバスGDB00、/GDB00、ローカル・データバスLDB11、/LDB11とグローバル・データバスGDB01、/GDB01、ローカル・データバスLDB30、/LDB30とグローバル・データバスGDB10、/GDB10、ローカル・データバスLDB31、/LDB31とグローバル・データバスGDB11、/GDB11とがそれぞれ接続される。
【0122】
この結果、読出し時においては、センスアンプ列S10のセンスアンプで増幅されるメモリブロックC0の奇数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータは、ローカル・データバスLDB10、/LDB10を介して、グローバル・データバスGDB00、/GDB00に出力される。
【0123】
また、センスアンプ列S11のセンスアンプで増幅されるメモリブロックC0の偶数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータは、ローカル・データバスLDB11、/LDB11を介して、グローバル・データバスGDB01、/GDB01に出力される。
【0124】
また、センスアンプ列S30のセンスアンプで増幅されるメモリブロックC1の奇数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータは、ローカル・データバスLDB30、/LDB30を介して、グローバル・データバスGDB10、/GDB10に出力される。
【0125】
また、センスアンプ列S31のセンスアンプで増幅されるメモリブロックC1の偶数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータは、ローカル・データバスLDB31、/LDB31を介して、グローバル・データバスGDB11、/GDB11に出力される。
【0126】
即ち、センスアンプ列S10のセンスアンプで増幅されるメモリブロックC0の奇数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータをC0−0、センスアンプ列S11のセンスアンプで増幅されるメモリブロックC0の偶数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータをC0−1、センスアンプ列S30のセンスアンプで増幅されるメモリブロックC1の奇数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータをC1−0、センスアンプ列S31のセンスアンプで増幅されるメモリブロックC1の偶数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータをC1−1とすると、読出し時、メモリブロックC0、C1が選択された場合、データ入出力端子79〜82に出力されるデータは、表1の第3欄に示すようになる。
【0127】
したがって、また、書込み時、メモリブロックC0、C1が選択された場合、データ入出力端子79〜82に入力される入力データDQ0〜DQ3と、書き込まれるメモリブロック及び列との関係は、表2の第3欄に示すようになる。
【0128】
また、メモリブロックD0、D1が選択される場合には、階層化データバス・スイッチ制御信号11、20、31、40=Hレベル、00、01、10、21、30=Lレベルとされ、階層化データバス・スイッチP11、Q11、P20、Q20、P31、Q31、P40、Q40=ON状態、階層化データバス・スイッチP00、Q00、P01、Q01、P10、Q10、P21、Q21、P30、Q30=OFF状態とされる。
【0129】
即ち、ローカル・データバスLDB11、/LDB11とグローバル・データバスGDB01、/GDB01、ローカル・データバスLDB20、/LDB20とグローバル・データバスGDB10、/GDB10、ローカル・データバスLDB31、/LDB31とグローバル・データバスGDB11、/GDB11、ローカル・データバスLDB40、/LDB40とグローバル・データバスGDB00、/GDB00とがそれぞれ接続される。
【0130】
この結果、読出し時においては、センスアンプ列S20のセンスアンプで増幅されるメモリブロックD0の奇数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータは、ローカル・データバスLDB20、/LDB20を介して、グローバル・データバスGDB10、/GDB10に出力される。
【0131】
また、センスアンプ列S11のセンスアンプで増幅されるメモリブロックD0の偶数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータは、ローカル・データバスLDB11、/LDB11を介して、グローバル・データバスGDB01、/GDB01に出力される。
【0132】
また、センスアンプ列S40のセンスアンプで増幅されるメモリブロックD1の奇数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータは、ローカル・データバスLDB40、/LDB40を介して、グローバル・データバスGDB00、/GDB00に出力される。
【0133】
また、センスアンプ列S31のセンスアンプで増幅されるメモリブロックD1の偶数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータは、ローカル・データバスLDB31、/LDB31を介して、グローバル・データバスGDB11、/GDB11に出力される。
【0134】
即ち、センスアンプ列S20のセンスアンプで増幅されるメモリブロックD0の奇数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータをD0−0、センスアンプ列S11のセンスアンプで増幅されるメモリブロックD0の偶数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータをD0−1、センスアンプ列S40のセンスアンプで増幅されるメモリブロックD1の奇数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータをD1−0、センスアンプ列S31のセンスアンプで増幅されるメモリブロックD1の偶数列のビット線対を介して出力されるメモリセルのデータのうち、選択された列のデータをD1−1とすると、読出し時、メモリブロックD0、D1が選択された場合、データ入出力端子79〜82に出力されるデータは、表1の第4欄に示すようになる。
【0135】
したがって、また、書込み時、メモリブロックD0、D1が選択された場合、データ入出力端子79〜82に入力される入力データDQ0〜DQ3と、書き込まれるメモリブロック及び列との関係は、表2の第4欄に示すようになる。
【0136】
【発明が解決しようとする課題】
このように、このDRAMにおいては、読出し時、メモリブロックX0、X1(但し、Xは、A、B又はC。以下、同様)が選択される場合、データ入出力端子79、80、81、82には、それぞれ、データX0−0、X0−1、X1−0、X1−1が出力される。
【0137】
即ち、メモリブロックX0、X1からデータが読み出される場合には、データ入出力端子79、80、81、82は、それぞれ、メモリブロックX0の奇数列のメモリセル、メモリブロックX0の偶数列のメモリセル、メモリブロックX1の奇数列のメモリセル、メモリブロックX1の偶数列のメモリセルに対応しているという規則性が存在する。
【0138】
これに対して、メモリブロックD0、D1が選択される場合には、データ入出力端子79、80、81、82には、それぞれ、データD1−0、D0−1、D0−0、D1−1が出力されてしまう。
【0139】
即ち、メモリブロックD0、D1からデータが読み出される場合には、データ入出力端子79、81は、それぞれ、メモリブロックD1の奇数列のメモリセル、メモリブロックD0の奇数列のメモリセルに対応してしまい、データ入出力端子79、81には、選択されたメモリセルが属するメモリブロック及び列との関係において、メモリブロックX0、X1からデータが読み出される場合とは異なった規則性でデータが出力されてしまう。
【0140】
また、書込み時、メモリブロックX0、X1が選択される場合、データ入出力端子79、80、81、82に入力されるデータDQ0、DQ1、DQ2、DQ3は、それぞれ、メモリブロックX0の奇数列のメモリセル、メモリブロックX0の偶数列のメモリセル、メモリブロックX1の奇数列のメモリセル、メモリブロックX1の偶数列のメモリセルに書き込まれる。
【0141】
即ち、メモリブロックX0、X1に書き込みが行われる場合には、データ入出力端子79、80、81、82は、それぞれ、メモリブロックX0の奇数列のメモリセル、メモリブロックX0の偶数列のメモリセル、メモリブロックX1の奇数列のメモリセル、メモリブロックX1の偶数列のメモリセルに対応しているという規則性が存在する。
【0142】
これに対して、メモリブロックD0、D1が選択される場合には、データ入出力端子79、80、81、82に入力されるデータDQ0、DQ1、DQ2、DQ3は、それぞれ、メモリブロックD1の奇数列のメモリセル、メモリブロックD0の偶数列のメモリセル、メモリブロックD0の奇数列のメモリセル、メモリブロックD1の偶数列のメモリセルに書き込まれてしまう。
【0143】
即ち、メモリブロックD0、D1に書き込みが行われる場合には、データ入出力端子79、81は、それぞれ、メモリブロックD1の奇数列のメモリセル、メモリブロックD0の奇数列のメモリセルに対応してしまい、データ入出力端子79、80、81、82に入力されるデータDQ0、DQ1、DQ2、DQ3は、選択されたメモリセルが属するメモリブロック及び列との関係において、メモリブロックX0、X1に書き込みが行われる場合とは異なった規則性で書き込まれてしまう。
【0144】
ここに、このDRAMをユーザが使用する場合には、データ入出力端子79〜82のそれぞれが、データの入出力において、メモリブロックA0、A1、メモリブロックB0、B1、メモリブロックC0、C1、メモリブロックD0、D1の位置的に対応するメモリセルに対応しているという規則性が存在しなくとも何ら問題は生じない。
【0145】
しかし、製造者はメモリセル間の干渉試験を行う必要があり、この場合には、干渉するメモリセル及び干渉されるメモリセルの位置を特定する必要があることから、データ入出力端子79〜82のそれぞれが、データの入出力において、メモリブロックA0、A1、メモリブロックB0、B1、メモリブロックC0、C1、メモリブロックD0、D1の位置的に対応するメモリセルに対応しているという規則性が存在しないと、メモリセル間の干渉試験のために複雑なプログラムを作成しなければならず、メモリセル間の干渉試験を容易に行うことができないという問題が発生する。
【0146】
従来、このような規則性を得るための方法として、選択されるメモリブロックによって使い分けることができる階層化データバス・スイッチを設けるという方法や、メモリブロックD0、A1のそれぞれにセンスアンプ列を設けるという方法が提案されている(1995 Symposium on VLSI Circuits Digest of Technical Papers pp.105−106)。
【0147】
しかし、選択されるメモリブロックによって使い分けることができる階層化データバス・スイッチを設けるという方法は、階層化データバス・スイッチが増加してしまうことから、コア部1の回路レイアウトに負担をかけるという問題点を有しており、メモリブロックD0、A1のそれぞれにセンスアンプ列を設けるという方法は、チップ面積の増大を招いてしまうという問題点を有していた。
【0148】
本発明は、かかる点に鑑み、複雑なプログラムを作成しなくとも、メモリセル間の干渉試験を容易に行うことができ、しかも、コア部の回路レイアウトに負担をかけることがなく、かつ、チップ面積の増大を招くこともない半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0149】
【課題を解決するための手段】
本発明は、異なるアドレスを有し、複数ビットの並列データの入出力が行われる複数のメモリセル領域を配列したメモリセル領域列と、前記複数ビットの並列データの伝送を行う複数の第1のデータ伝送線路と、前記複数ビットの並列データが入出力される複数のデータ入出力端子とを有する半導体記憶装置において、前記複数の第1のデータ伝送線路と、前記複数のデータ入出力端子との間に、データ伝送路の一部を切り換えるデータ伝送路切換回路を備え、該データ伝送路切換回路は、前記複数のデータ入出力端子のそれぞれが、データの入出力において、各メモリセル領域の位置的に対応するメモリセルに対応するように、データ伝送路を切り換えることができるように構成されているというものである。
【0150】
本発明においては、複数の第1のデータ伝送線路と複数のデータ入出力端子との間に、データ伝送路の一部を切り換えるデータ伝送路切換回路を備え、該データ伝送路切換回路は、複数のデータ入出力端子のそれぞれが、データの入出力において、各メモリセル領域の位置的に対応するメモリセルに対応するように、データ伝送路を切り換えることができるように構成されているので、データ入出力端子のそれぞれを、データの入出力において、各メモリブロックの位置的に対応するメモリセルに対応させることができる。
【0151】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図20を参照して、本発明の実施の第1の形態〜第6の形態について、本発明をDRAMに適用した場合を例にして説明する。なお、図1、図2、図4、図7、図10、図12において、図21に対応する部分には同一符号を付し、その重複説明は省略する。
【0152】
第1の形態・・図1〜図3
図1は本発明の実施の第1の形態の要部の回路構成を示す図であり、本発明の実施の第1の形態は、センスバッファ・ライトアンプ列61とデータ入出力回路70との間に、データ伝送路切換回路200を設け、その他については、図21に示す従来のDRAMと同様に構成したものである。
【0153】
図2はデータ伝送路切換回路200の回路構成を示す図である。図2中、202〜205は切換スイッチ回路であり、切換スイッチ回路202、203において、a、bは入力端、cは出力端、切換スイッチ回路204、205において、dは入力端、e、fは出力端である。
【0154】
ここに、センスバッファ62の出力端は、切換スイッチ回路202の入力端a及び切換スイッチ回路203の入力端bに接続され、センスバッファ63の出力端は、データ出力バッファ72の入力端に接続されている。
【0155】
また、センスバッファ64の出力端は、切換スイッチ回路203の入力端a及び切換スイッチ回路202の入力端bに接続され、センスバッファ65の出力端は、データ出力バッファ74の入力端に接続されている。
【0156】
また、切換スイッチ回路202の出力端cはデータ出力バッファ71の入力端に接続され、切換スイッチ回路203の出力端cはデータ出力バッファ73の入力端に接続されている。
【0157】
また、データ入力バッファ75の出力端は切換スイッチ回路204の入力端dに接続され、データ入力バッファ76の出力端は、ライトアンプ67の入力端に接続されている。
【0158】
また、データ入力バッファ77の出力端は切換スイッチ回路205の入力端dに接続され、データ入力バッファ78の出力端は、ライトアンプ69の入力端に接続されている。
【0159】
また、切換スイッチ回路204の出力端eはライトアンプ66の入力端に接続され、切換スイッチ回路204の出力端fはライトアンプ68の入力端に接続されている。
【0160】
また、切換スイッチ回路205の出力端eはライトアンプ68の入力端に接続され、切換スイッチ回路205の出力端fはライトアンプ66の入力端に接続されている。
【0161】
また、図3は切換スイッチ回路202〜205の回路構成を示す図である。図3中、切換スイッチ回路202において、207はインバータ、208、209はアナログ・スイッチ回路であり、210、211はpMOSトランジスタ、212、213はnMOSトランジスタである。
【0162】
また、切換スイッチ回路203において、214はインバータ、215、216はアナログ・スイッチ回路であり、217、218はpMOSトランジスタ、219、220はnMOSトランジスタである。
【0163】
また、切換スイッチ回路204において、221はインバータ、222、223はアナログ・スイッチ回路であり、224、225はpMOSトランジスタ、226、227はnMOSトランジスタである。
【0164】
また、切換スイッチ回路205において、228はインバータ、229、230はアナログ・スイッチ回路であり、231、232はpMOSトランジスタ、233、234はnMOSトランジスタである。
【0165】
また、SL1は切換スイッチ回路202〜205の切換動作を制御するデータ伝送路切換信号であり、このデータ伝送路切換信号SL1は、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合にはLレベル、メモリブロックD0、D1を選択する場合にはLレベル又はHレベルとされる。
【0166】
ここに、データ伝送路切換信号SL1=Lレベルとする場合には、アナログ・スイッチ回路208、215、222、229=ON状態、アナログ・スイッチ回路209、216、223、230=OFF状態となる。
【0167】
この結果、切換スイッチ回路202、203においては、入力端aと出力端cとが接続状態、入力端bと出力端cとが非接続状態となり、切換スイッチ回路204、205においては、入力端dと出力端eとが接続状態、入力端dと出力端fとが非接続状態となる。
【0168】
したがって、センスバッファ62の出力端は、切換スイッチ回路202を介して、データ出力バッファ71の入力端に接続され、センスバッファ64の出力端は、切換スイッチ回路203を介して、データ出力バッファ73の入力端に接続される。
【0169】
また、データ入力バッファ75の出力端は、切換スイッチ回路204を介して、ライトアンプ66の入力端に接続され、データ入力バッファ77の出力端は、切換スイッチ回路205を介して、ライトアンプ68の入力端に接続される。
【0170】
したがって、読出し時、選択するメモリブロックに関係なく、データ伝送路切換信号SL1=Lレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に出力されるデータとの関係は、従来例の場合と同様に、表1に示すようになる。
【0171】
また、書込み時、選択するメモリブロックと関係なく、データ伝送路切換信号SL1=Lレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に入力される入力データDQ0〜DQ3と、これら入力データDQ0〜DQ3が書き込まれるメモリブロック及び列との関係は、従来例の場合と同様に、表2に示すようになる。
【0172】
これに対して、データ伝送路切換信号SL1=Hレベルとする場合には、アナログ・スイッチ回路208、215、222、229=OFF状態、アナログ・スイッチ回路209、216、223、230=ON状態となる。
【0173】
この結果、切換スイッチ回路202、203においては、入力端bと出力端cとが接続状態、入力端aと出力端cとが非接続状態となり、切換スイッチ回路204、205においては、入力端dと出力端fとが接続状態、入力端dと出力端eとが非接続状態となる。
【0174】
したがって、センスバッファ62の出力端は、切換スイッチ回路203を介して、データ出力バッファ73の入力端に接続され、センスバッファ64の出力端は、切換スイッチ回路202を介して、データ出力バッファ71の入力端に接続される。
【0175】
また、データ入力バッファ75の出力端は、切換スイッチ回路204を介して、ライトアンプ68の入力端に接続され、データ入力バッファ77の出力端は、切換スイッチ回路205を介して、ライトアンプ66の入力端に接続される。
【0176】
したがって、読出し時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL1=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL1=Hレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に出力されるデータとの関係は、表3に示すようになる。
【0177】
【表3】
Figure 0003603440
【0178】
即ち、読出し時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL1=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL1=Hレベルとする場合には、メモリブロックY0、Y1(但し、Yは、A、B、C又はD。以下、同様)を選択した場合、データ入出力端子79、80、81、82に、それぞれ、Y0−0、Y0−1、Y1−0、Y1−1を出力させることができる。
【0179】
また、書込み時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL1=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL1=Hレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に入力される入力データDQ0〜DQ3と、これら入力データDQ0〜DQ3が書き込まれるメモリブロック及び列との関係は、表4に示すようになる。
【0180】
【表4】
Figure 0003603440
【0181】
即ち、書込み時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL1=Lレベル、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL1=Hレベルとする場合には、メモリブロックY0、Y1を選択した場合、データ入出力端子79、80、81、82に入力する入力データDQ0、DQ1、DQ2、DQ3を、それぞれ、メモリブロックY0の奇数列のメモリセル、メモリブロックY0の偶数列のメモリセル、メモリブロックY1の奇数列のメモリセル、メモリブロックY1の偶数列のメモリセルに書き込むことができる。
【0182】
このように、本発明の実施の第1の形態によれば、センスバッファ・ライトアンプ列61とデータ入出力回路70との間にデータ伝送路切換回路200を設けるという構成を採用したことにより、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL1=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL1=Hレベルとする場合には、データ入出力端子79〜82のそれぞれを、データDQ0〜DQ3の入出力において、メモリブロックA0、A1、メモリブロックB0、B1、メモリブロックC0、C1、メモリブロックD0、D1の位置的に対応するメモリセルに対応させることができるので、コア部1を有してなるリラックスト・センスアンプ方式を採用するDRAMについて、複雑なプログラムを作成しなくとも、メモリセル間の干渉試験を容易に行うことができ、しかも、コア部1の回路レイアウトに負担をかけることがなく、かつ、チップ面積の増大を招くこともない。
【0183】
第2の形態・・図4〜図6
図4は本発明の実施の第2の形態の要部の回路構成を示す図であり、本発明の実施の第2の形態は、図21に示す従来のDRAMが設けるセンスバッファ・ライトアンプ列61の代わりに、回路構成の異なるセンスバッファ・ライトアンプ列236を設け、その他については、図21に示す従来のDRAMと同様に構成したものである。
【0184】
センスバッファ・ライトアンプ列236は、図21に示すセンスバッファ・ライトアンプ列61が設けるセンスバッファ62、64及びライトアンプ66、68の代わりに、回路構成の異なるセンスバッファ237、238及びライトアンプ239、240を設け、その他については、図21に示すセンスバッファ・ライトアンプ列61と同様に構成したものである。
【0185】
なお、センスバッファ237、238において、c1、c2は出力端であり、ライトアンプ239、240において、d1、d2は入力端である。
【0186】
ここに、センスバッファ237の出力端c1はデータ出力バッファ71の入力端に接続され、センスバッファ237の出力端c2はデータ出力バッファ73の入力端に接続され、センスバッファ63の出力端はデータ出力バッファ72の入力端に接続されている。
【0187】
また、センスバッファ238の出力端c1はデータ出力バッファ73の入力端に接続され、センスバッファ238の出力端c2はデータ出力バッファ71の入力端に接続され、センスバッファ65の出力端はデータ出力バッファ74の入力端に接続されている。
【0188】
また、データ入力バッファ75の出力端は、ライトアンプ239の入力端d1及びライトアンプ240の入力端d2に接続され、データ入力バッファ76の出力端はライトアンプ67の入力端に接続されている。
【0189】
また、データ入力バッファ77の出力端は、ライトアンプ240の入力端d1及びライトアンプ239の入力端d2に接続され、データ入力バッファ78の出力端はライトアンプ69の入力端に接続されている。
【0190】
ここに、図5はセンスバッファ237の回路構成を示す図であり、センスバッファ238も同様に構成されている。
【0191】
図5中、242は図21(図28)に示すセンスバッファ62と同様に構成された差動増幅回路、243はインバータ、244、245はNAND回路、246、247はNOR回路、248、249はpMOSトランジスタ、250、251はnMOSトランジスタである。
【0192】
なお、pMOSトランジスタ248とnMOSトランジスタ250からなる出力回路及びpMOSトランジスタ249とnMOSトランジスタ251からなる出力回路は、データ伝送路切換回路の一部を構成している。
【0193】
また、SL2はデータ伝送路切換信号であり、このデータ伝送路切換信号SL2は、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合にはLレベル、メモリブロックD0、D1を選択する場合にはLレベル又はHレベルとされる。
【0194】
ここに、データ伝送路切換信号SL2=Lレベルとする場合には、NAND回路244及びNOR回路246は差動増幅回路242の出力に対してインバータとして動作する。
【0195】
他方、NAND回路245の出力=Hレベル、NOR回路247の出力=Lレベル、pMOSトランジスタ249=OFF状態、nMOSトランジスタ251=OFF状態となり、pMOSトランジスタ249とnMOSトランジスタ251からなるインバータの出力状態は、ハイインピーダンスとなる。
【0196】
この場合において、グローバル・データバスGDB00のレベル=Hレベル、グローバル・データバス/GDB00のレベル=Lレベルの場合には、差動増幅回路242の出力=Hレベル、NAND回路244の出力=Lレベル、NOR回路246の出力=Lレベル、pMOSトランジスタ248=ON状態、nMOSトランジスタ250=OFF状態となり、出力端c1からデータとしてHレベルが出力される。
【0197】
これに対して、グローバル・データバスGDB00のレベル=Lレベル、グローバル・データバス/GDB00のレベル=Hレベルの場合には、差動増幅回路242の出力=Lレベル、NAND回路244の出力=Hレベル、NOR回路246の出力=Hレベル、pMOSトランジスタ248=OFF状態、nMOSトランジスタ250=ON状態となり、出力端c1からデータとしてLレベルが出力される。
【0198】
即ち、読出し時、選択するメモリブロックに関係なく、データ伝送路切換信号SL2=Lレベルとする場合には、センスバッファ237の出力は、その出力端c1を介してデータ出力バッファ71の入力端に伝送され、センスバッファ238の出力は、その出力端c1を介してデータ出力バッファ73に伝送されるので、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に出力されるデータとの関係は、従来例の場合と同様に、表1に示すようになる。
【0199】
また、データ伝送路切換信号SL2=Hレベルとする場合には、NAND回路244の出力=Hレベル、NOR回路246の出力=Lレベル、pMOSトランジスタ248=OFF状態、nMOSトランジスタ250=OFF状態となり、pMOSトランジスタ248とnMOSトランジスタ250からなるインバータの出力状態は、ハイインピーダンスとなる。
【0200】
他方、NAND回路245及びNOR回路247は差動増幅器242の出力に対してインバータとして動作することになる。
【0201】
この場合において、グローバル・データバスGDB00のレベル=Hレベル、グローバル・データバス/GDB00のレベル=Lレベルの場合には、差動増幅回路242の出力=Hレベル、NAND回路245の出力=Lレベル、NOR回路247の出力=Lレベル、pMOSトランジスタ249=ON状態、nMOSトランジスタ251=OFF状態となり、出力端c2からデータとしてHレベルが出力される。
【0202】
これに対して、グローバル・データバスGDB00のレベル=Lレベル、グローバル・データバス/GDB00のレベル=Hレベルの場合には、差動増幅回路242の出力=Lレベル、NAND回路245の出力=Hレベル、NOR回路247の出力=Hレベル、pMOSトランジスタ249=OFF状態、nMOSトランジスタ251=ON状態となり、出力端c2からデータとしてLレベルが出力される。
【0203】
即ち、読出し時、データ伝送路切換信号SL2=Hレベルとする場合には、センスバッファ237の出力は、その出力端c2を介してデータ出力バッファ73の入力端に伝送され、センスバッファ238の出力は、その出力端c2を介してデータ出力バッファ71に伝送される。
【0204】
したがって、読出し時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL2=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL2=Hレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に出力されるデータとの関係は、本発明の実施の第1の形態の場合と同様に、表3に示すようになる。
【0205】
即ち、読出し時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL2=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL2=Hレベルとする場合には、メモリブロックY0、Y1を選択した場合、データ入出力端子79、80、81、82に、それぞれ、Y0−0、Y0−1、Y1−0、Y1−1を出力させることができる。
【0206】
また、図6はライトアンプ239の回路構成を示す図であり、ライトアンプ240も同様に構成されている。
【0207】
図6中、252〜254はインバータ、255〜258はNAND回路、259〜262はNOR回路、263〜266はpMOSトランジスタ、267〜270はnMOSトランジスタである。
【0208】
なお、pMOSトランジスタ263とnMOSトランジスタ267からなる出力回路、pMOSトランジスタ264とnMOSトランジスタ268からなる出力回路、pMOSトランジスタ265とnMOSトランジスタ269からなる出力回路、及び、pMOSトランジスタ266とnMOSトランジスタ270からなる出力回路は、データ伝送路切換回路の一部を構成している。
【0209】
ここに、データ伝送路切換信号SL2=Lレベルとする場合には、NAND回路255及びNOR回路259は、データ入力バッファ75の出力D75に対してインバータとして動作すると共に、NAND回路256及びNOR回路260は、インバータ252の出力に対してインバータとして動作する。
【0210】
また、NAND回路257、258の出力=Hレベル、NOR回路261、262の出力=Lレベルとなり、pMOSトランジスタ265、266=OFF状態、nMOSトランジスタ269、270=OFF状態とされ、pMOSトランジスタ265とnMOSトランジスタ269からなる出力回路の出力状態及びpMOSトランジスタ266とnMOSトランジスタ270からなる出力回路の出力状態は、ハイインピーダンスとなる。
【0211】
即ち、ライトアンプ239においては、入力端d1に入力されるデータ入力バッファ75の出力D75が有効に扱われ、入力端d2に入力されるデータ入力バッファ77の出力D77は無視される。
【0212】
この場合において、データ入力バッファ75の出力D75=Hレベルの場合、NAND回路255の出力=Lレベル、NOR回路259の出力=Lレベル、インバータ252の出力=Lレベル、NAND回路256の出力=Hレベル、NOR回路260の出力=Hレベルとなる。
【0213】
この結果、pMOSトランジスタ263=ON状態、nMOSトランジスタ267=OFF状態、pMOSトランジスタ264=OFF状態、nMOSトランジスタ268=ON状態となり、グローバル・データバスGDB00のレベル=Hレベル、グローバル・データバス/GDB00のレベル=Lレベルとなる。
【0214】
これに対して、データ入力バッファ75の出力D75=Lレベルの場合、NAND回路255の出力=Hレベル、NOR回路259の出力=Hレベル、インバータ252の出力=Hレベル、NAND回路256の出力=Lレベル、NOR回路260の出力=Lレベルとなる。
【0215】
この結果、pMOSトランジスタ263=OFF状態、nMOSトランジスタ267=ON状態、pMOSトランジスタ264=ON状態、nMOSトランジスタ268=OFF状態となり、グローバル・データバスGDB00のレベル=Lレベル、グローバル・データバス/GDB00のレベル=Hレベルとなる。
【0216】
他方、ライトアンプ239と同様に構成されるライトアンプ240においては、入力端d1に入力されるデータ入力バッファ77の出力D77が有効に扱われ、入力端d2に入力されるデータ入力バッファ75の出力D75は無視される。
【0217】
即ち、データ入力バッファ75の出力D75は、ライトアンプ239にその入力端d1を介して伝送され、データ入力バッファ77の出力D77は、ライトアンプ240にその入力端d1を介して伝送されることになる。
【0218】
したがって、書込み時、選択するメモリブロックと関係なく、データ伝送路切換信号SL2=Lレベルとする場合、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に入力される入力データDQ0〜DQ3と、これら入力データDQ0〜DQ3が書き込まれるメモリブロック及び列との関係は、従来例の場合と同様に、表2に示すようになる。
【0219】
また、データ伝送路切換信号SL2=Hレベルとする場合、ライトアンプ239においては、NAND回路255、256の出力=Hレベル、NOR回路259、260の出力=Lレベルになり、pMOSトランジスタ263、264=OFF状態、nMOSトランジスタ267、268=OFF状態とされ、pMOSトランジスタ263とnMOSトランジスタ267からなる出力回路の出力状態及びpMOSトランジスタ264とnMOSトランジスタ268からなる出力回路の出力状態は、ハイインピーダンスとなる。
【0220】
他方、NAND回路257及びNOR回路261は、データ入力バッファ77の出力D77に対してインバータとして動作すると共に、NAND回路258及びNOR回路262は、インバータ253の出力に対してインバータとして動作する。
【0221】
即ち、ライトアンプ239においては、入力端d2に入力されるデータ入力バッファ77の出力D77が有効に扱われ、入力端d1に入力されるデータ入力バッファ75の出力D75は無視される。
【0222】
この場合において、データ入力バッファ77の出力D77=Hレベルの場合、NAND回路257の出力=Lレベル、NOR回路261の出力=Lレベル、インバータ253の出力=Lレベル、NAND回路258の出力=Hレベル、NOR回路262の出力=Hレベルとなる。
【0223】
この結果、pMOSトランジスタ265=ON状態、nMOSトランジスタ269=OFF状態、pMOSトランジスタ266=OFF状態、nMOSトランジスタ270=ON状態となり、グローバル・データバスGDB00のレベル=Hレベル、グローバル・データバス/GDB00のレベル=Lレベルとなる。
【0224】
これに対して、データ入力バッファ77の出力D77=Lレベルの場合、NAND回路257の出力=Hレベル、NOR回路261の出力=Hレベル、インバータ253の出力=Hレベル、NAND回路258の出力=Lレベル、NOR回路262の出力=Lレベルとなる。
【0225】
この結果、pMOSトランジスタ265=OFF状態、nMOSトランジスタ269=ON状態、pMOSトランジスタ266=ON状態、nMOSトランジスタ270=OFF状態となり、グローバル・データバスGDB00のレベル=Lレベル、グローバル・データバス/GDB00のレベル=Hレベルとなる。
【0226】
他方、ライトアンプ239と同様に構成されるライトアンプ240においては、入力端d2に入力されるデータ入力バッファ75の出力D75が有効に扱われ、入力端d1に入力されるデータ入力バッファ77の出力D77は無視される。
【0227】
したがって、書込み時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL2=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL2=Hレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に入力される入力データDQ0〜DQ3と、これら入力データDQ0〜DQ3が書き込まれるメモリブロック及び列との関係は、本発明の実施の第1の形態の場合と同様に、表4に示すようになる。
【0228】
即ち、書込み時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL2=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL2=Hレベルとする場合には、メモリブロックY0、Y1を選択した場合、データ入出力端子79、80、81、82に入力する入力データDQ0、DQ1、DQ2、DQ3を、それぞれ、メモリブロックY0の奇数列のメモリセル、メモリブロックY0の偶数列のメモリセル、メモリブロックY1の奇数列のメモリセル、メモリブロックY1の偶数列のメモリセルに書き込むことができる。
【0229】
このように、本発明の実施の第2の形態によれば、データ伝送路切換回路を回路の一部に含むセンスバッファ237、238及びライトアンプ239、240を設けるという構成を採用したことにより、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL2=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL2=Hレベルとする場合には、データ入出力端子79〜82を、データDQ0〜DQ3の入出力において、メモリブロックA0、A1、メモリブロックB0、B1、メモリブロックC0、C1、メモリブロックD0、D1の位置的に対応するメモリセルに対応させることができるので、コア部1を有してなるリラックスト・センスアンプ方式を採用するDRAMについて、複雑なプログラムを作成しなくとも、メモリセル間の干渉試験を容易に行うことができ、しかも、コア部1の回路レイアウトに負担をかけることがなく、かつ、チップ面積の増大を招くこともない。
【0230】
第3の形態・・図7〜図9
図7は本発明の実施の第3の形態の要部の回路構成を示す図であり、本発明の実施の第3の形態は、図21に示す従来のDRAMが設けるデータ入出力回路70の代わりに、回路構成の異なるデータ入出力回路272を設け、その他については、図21に示す従来のDRAMと同様に構成したものである。
【0231】
データ入出力回路272は、図21に示すデータ入出力回路70が設けるデータ出力バッファ71、73及びデータ入力バッファ75、77の代わりに、回路構成の異なるデータ出力バッファ273、274及びデータ入力バッファ275、276を設け、その他については、図21に示すデータ入出力回路70と同様に構成したものである。
【0232】
なお、データ出力バッファ273、274において、a、bは入力端であり、データ入力バッファ275、276において、e、fは出力端である。
【0233】
ここに、センスバッファ62の出力端はデータ出力バッファ273の入力端a及びデータ出力バッファ274の入力端bに接続され、センスバッファ63の出力端はデータ出力バッファ72の入力端に接続されている。
【0234】
また、センスバッファ64の出力端はデータ出力バッファ274の入力端a及びデータ出力バッファ273の入力端bに接続され、センスバッファ65の出力端はデータ出力バッファ74の入力端に接続されている。
【0235】
また、データ入力バッファ275の出力端eはライトアンプ66の入力端に接続され、データ入力バッファ275の出力端fはライトアンプ68の入力端に接続され、データ入力バッファ76の出力端はライトアンプ67の入力端に接続されている。
【0236】
また、データ入力バッファ276の出力端eはライトアンプ68の入力端に接続され、データ入力バッファ276の出力端fはライトアンプ66の入力端に接続され、データ入力バッファ78の出力端はライトアンプ69の入力端に接続されている。
【0237】
図8はデータ出力バッファ273の回路構成を示す図であり、データ出力バッファ274も同様に構成されている。
【0238】
図8中、278は図21(図29)に示すデータ出力バッファ71と同様の回路構成を有する出力回路、279、280はデータ伝送路切換回路の一部を構成するインバータであり、281〜284はpMOSトランジスタ、285〜288はnMOSトランジスタである。
【0239】
また、289はリセット用のnMOSトランジスタ、RESはリセット信号であり、リセット時には、リセット信号RES=Hレベル、nMOSトランジスタ289=ON状態とされ、非リセット時には、リセット信号RES=Lレベル、nMOSトランジスタ289=OFF状態とされる。
【0240】
また、/SL3A、SL3A、/SL3B、SL3Bはデータ伝送路切換信号であり、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合には、データ伝送路切換信号/SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Lレベルとされ、メモリブロックD0、D1を選択する場合には、データ伝送路切換信号/SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Lレベル、又は、データ伝送路切換信号/SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Hレベルとされる。
【0241】
ここに、データ伝送路切換信号/SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Lレベルとする場合には、pMOSトランジスタ281=ON状態、nMOSトランジスタ286=ON状態、pMOSトランジスタ283=OFF状態、nMOSトランジスタ288=OFF状態となり、インバータ279は活性状態、インバータ280は非活性状態となる。
【0242】
即ち、データ出力バッファ273においては、入力端aに入力されるセンスバッファ62の出力D62が有効に扱われ、入力端bに入力されるセンスバッファ64の出力D64は無視される。
【0243】
この場合において、センスバッファ62の出力D62=Hレベルの場合には、pMOSトランジスタ282=OFF状態、nMOSトランジスタ285=ON状態となり、インバータ279の出力=Lレベル、出力データDQ0=Hレベルとなる。
【0244】
これに対して、センスバッファ62の出力D62=Lレベルの場合には、pMOSトランジスタ282=ON状態、nMOSトランジスタ285=OFF状態となり、インバータ279の出力=Hレベル、出力データDQ0=Lレベルとなる。
【0245】
したがって、読出し時、選択するメモリブロックに関係なく、データ伝送路切換信号/SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Lレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に出力されるデータとの関係は、従来例の場合と同様に、表1に示すようになる。
【0246】
また、データ伝送路切換信号/SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Hレベルとする場合には、pMOSトランジスタ281=OFF状態、nMOSトランジスタ286=OFF状態、pMOSトランジスタ283=ON状態、nMOSトランジスタ288=ON状態となり、インバータ279は非活性状態、インバータ280は活性状態となる。
【0247】
即ち、データ出力バッファ273においては、入力端bに入力されるセンスバッファ64の出力D64が有効に扱われ、入力端aに入力されるセンスバッファ62の出力D62は無視される。
【0248】
この場合において、センスバッファ64の出力D64=Hレベルの場合には、pMOSトランジスタ284=OFF状態、nMOSトランジスタ287=ON状態となり、インバータ280の出力=Lレベル、出力データDQ0=Hレベルとなる。
【0249】
これに対して、センスバッファ64の出力D64=Lレベルの場合には、pMOSトランジスタ284=ON状態、nMOSトランジスタ287=OFF状態となり、インバータ280の出力=Hレベル、出力データDQ0=Lレベルとなる。
【0250】
したがって、読出し時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Hレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に出力されるデータとの関係は、本発明の実施の第1の形態の場合と同様に、表3に示すようになる。
【0251】
即ち、読出し時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Hレベルとする場合には、メモリブロックY0、Y1を選択した場合、データ入出力端子79、80、81、82に、それぞれ、Y0−0、Y0−1、Y1−0、Y1−1を出力させることができる。
【0252】
また、図9はデータ入力バッファ275の回路構成を示す図であり、データ入力バッファ276も同様に構成されている。
【0253】
ここに、データ入力バッファ275は、図21(図30)に示すデータ入力バッファ75が設けている入力回路146と回路構成の異なる入力回路290を設け、その他については、図21(図30)に示すデータ入力バッファ75と同様に構成したものである。
【0254】
ここに、入力回路290は、図30に示す入力回路146が設けるNAND回路161の代わりに、インバータ291、292を設け、インバータ160の出力端をインバータ291、292の入力端に接続すると共に、インバータ159の出力端をインバータ291、292の入力端に接続せず、その他については、図30に示す入力回路146と同様に構成したものである。
【0255】
なお、インバータ291、292において、293〜296はpMOSトランジスタ、297〜300はnMOSトランジスタであり、インバータ291、292は、データ伝送路切換回路の一部を構成している。
【0256】
ここに、データ伝送路切換信号/SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Lレベルとする場合には、pMOSトランジスタ293=ON状態、nMOSトランジスタ298=ON状態、pMOSトランジスタ295=OFF状態、nMOSトランジスタ300=OFF状態となり、インバータ291は活性状態、インバータ292は非活性状態となる。
【0257】
したがって、この場合、出力端eが有効、出力端fが無効になり、データ入出力端子79に入力される入力データDQ0と同一論理のデータがデータ入力バッファ275の出力データD275として出力端eに出力される。
【0258】
即ち、データ入力バッファ275の出力D275は、出力端eを介してライトアンプ66に伝送され、データ入力バッファ276の出力D276は、出力端eを介してライトアンプ68に伝送されることになる。
【0259】
したがって、書込み時、選択するメモリブロックに関係なく、データ伝送路切換信号/SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Lレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に入力される入力データDQ0〜DQ3と、これら入力データDQ0〜DQ3が書き込まれるメモリブロック及び列との関係は、従来例の場合と同様に、表2に示すようになる。
【0260】
これに対して、データ伝送路切換信号/SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Hレベルとする場合には、pMOSトランジスタ293=OFF状態、nMOSトランジスタ298=OFF状態、pMOSトランジスタ295=ON状態、nMOSトランジスタ300=ON状態となり、インバータ291は非活性状態、インバータ292は活性状態となる。
【0261】
したがって、この場合、出力端eが無効、出力端fが有効になり、データ入出力端子79に入力される入力データDQ0と同一論理のデータがデータ入力バッファ275の出力データD275として出力端fに出力される。
【0262】
即ち、データ入力バッファ275の出力D275は、その出力端fを介してライトアンプ68に伝送され、データ入力バッファ276の出力D276は、その出力端fを介してライトアンプ66に伝送される。
【0263】
したがって、書込み時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Hレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に入力される入力データDQ0〜DQ3と、これら入力データDQ0〜DQ3が書き込まれるメモリブロック及び列との関係は、本発明の実施の第1の形態の場合と同様に、表4に示すようになる。
【0264】
即ち、書込み時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Hレベルとする場合には、データ入出力端子79、80、81、82に入力する入力データDQ0、DQ1、DQ2、DQ3を、それぞれ、メモリブロックY0の奇数列のメモリセル、メモリブロックY0の偶数列のメモリセル、メモリブロックY1の奇数列のメモリセル、メモリブロックY1の偶数列のメモリセルに書き込むことができる。
【0265】
このように、本発明の実施の第3の形態によれば、データ伝送路切換回路を回路の一部に含むデータ出力バッファ273、274及びデータ入力バッファ275、276を設けるという構成を採用したことにより、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL3A=Hレベル、データ伝送路切換信号SL3A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL3B=Lレベル、データ伝送路切換信号SL3B=Hレベルとする場合には、データ入出力端子79〜82を、データDQ0〜DQ3の入出力において、メモリブロックA0、A1、メモリブロックB0、B1、メモリブロックC0、C1、メモリブロックD0、D1の位置的に対応するメモリセルに対応させることができるので、コア部1を有してなるリラックスト・センスアンプ方式を採用するDRAMについて、複雑なプログラムを作成しなくとも、メモリセル間の干渉試験を容易に行うことができ、しかも、コア部1の回路レイアウトに負担をかけることがなく、かつ、チップ面積の増大を招くこともない。
【0266】
第4の形態・・図10、図11
図10は本発明の実施の第4の形態の要部の回路構成を示す図であり、本発明の実施の第4の形態は、グローバル・データバスGDB00〜/GDB11と、センスバッファ・ライトアンプ列61との間に、データ伝送路切換回路302を設け、その他については、図21に示す従来のDRAMと同様に構成したものである。
【0267】
データ伝送路切換回路302において、303、304は切換スイッチ回路であり、これら切換スイッチ回路303、304において、a、/a、b、/b、c、/cは入出力端である。
【0268】
ここに、グローバル・データバスGDB00は、切換スイッチ回路303の入出力端a及び切換スイッチ回路304の入出力端bに接続され、グローバル・データバス/GDB00は、切換スイッチ回路303の入出力端/a及び切換スイッチ回路304の入出力端/bに接続されている。
【0269】
また、グローバル・データバスGDB01、/GDB01は、従来例の場合と同様にセンスバッファ63の入力端及びライトアンプ67の出力端に接続されている。
【0270】
また、グローバル・データバスGDB10は切換スイッチ回路304の入出力端a及び切換スイッチ回路303の入出力端bに接続され、グローバル・データバス/GDB10は、切換スイッチ回路304の入出力端/a及び切換スイッチ回路303の入出力端/bに接続されている。
【0271】
また、グローバル・データバスGDB11、/GDB11は、従来例の場合と同様にセンスバッファ65の入力端及びライトアンプ69の出力端に接続されている。
【0272】
図11は切換スイッチ回路303、304の回路構成を示す図である。図11中、切換スイッチ回路303において、306はインバータ、307〜310はアナログ・スイッチ回路であり、311〜314はpMOSトランジスタ、315〜318はnMOSトランジスタである。
【0273】
また、切換スイッチ回路304において、319はインバータ、320〜323はアナログ・スイッチ回路であり、324〜327はpMOSトランジスタ、328〜331はnMOSトランジスタである。
【0274】
また、SL4は切換スイッチ回路303、304の切換動作を制御するデータ伝送路切換信号であり、このデータ伝送路切換信号SL4は、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合にはLレベル、メモリブロックD0、D1を選択する場合にはLレベル又はHレベルとされる。
【0275】
ここに、データ伝送路切換信号SL4=Lレベルとする場合には、アナログ・スイッチ回路307、309、320、322=ON状態、アナログ・スイッチ回路308、310、321、323=OFF状態となる。
【0276】
この結果、切換スイッチ回路303、304においては、入出力端aと入出力端cとが接続状態、入出力端/aと入出力端/cとが接続状態となると共に、、入出力端bと入出力端cとが非接続状態、入出力端/bと入出力端/cとが非接続状態となる。
【0277】
即ち、グローバル・データバスGDB00、/GDB00は、切換スイッチ回路303を介して、センスバッファ62の入力端及びライトアンプ66の出力端に接続されると共に、グローバル・データバスGDB10、/GDB10は、切換スイッチ回路304を介して、センスバッファ64の入力端及びライトアンプ68の出力端に接続される。
【0278】
したがって、読出し時、選択するメモリブロックに関係なく、データ伝送路切換信号SL4=Lレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に出力されるデータとの関係は、従来例の場合と同様に、表1に示すようになる。
【0279】
また、書込み時、選択するメモリブロックと関係なく、データ伝送路切換信号SL4=Lレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に入力される入力データDQ0〜DQ3と、これら入力データDQ0〜DQ3が書き込まれるメモリブロック及び列との関係は、従来例の場合と同様に、表2に示すようになる。
【0280】
これに対して、データ伝送路切換信号SL4=Hレベルとする場合には、アナログ・スイッチ回路307、309、320、322=OFF状態、アナログ・スイッチ回路308、310、321、323=ON状態とされる。
【0281】
この結果、切換スイッチ回路303、304においては、入出力端bと出力端cとが接続状態とされると共に、入出力端/bと入出力端/cとが接続状態とされる。
【0282】
即ち、グローバル・データバスGDB00、/GDB00は、切換スイッチ回路304を介して、センスバッファ64の入力端及びライトアンプ68の出力端に接続されると共に、グローバル・データバスGDB10、/GDB10は、切換スイッチ回路303を介して、センスバッファ62の入力端及びライトアンプ66の出力端に接続される。
【0283】
したがって、読出し時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL4=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL4=Hレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に出力されるデータとの関係は、本発明の実施の第1の形態の場合と同様に、表3に示すようになる。
【0284】
即ち、読出し時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL4=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL4=Hレベルとする場合には、メモリブロックY0、Y1を選択した場合、データ入出力端子79、80、81、82に、それぞれ、Y0−0、Y0−1、Y1−0、Y1−1を出力させることができる。
【0285】
また、書込み時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL4=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL4=Hレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に入力される入力データDQ0〜DQ3と、これら入力データDQ0〜DQ3が書き込まれるメモリブロック及び列との関係は、本発明の実施の第1の形態の場合と同様に、表4に示すようになる。
【0286】
即ち、書込み時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL4=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL4=Hレベルとする場合には、メモリブロックY0、Y1を選択した場合、データ入出力端子79、80、81、82に入力する入力データDQ0、DQ1、DQ2、DQ3を、それぞれ、メモリブロックY0の奇数列のメモリセル、メモリブロックY0の偶数列のメモリセル、メモリブロックY1の奇数列のメモリセル、メモリブロックY1の偶数列のメモリセルに書き込むことができる。
【0287】
このように、本発明の実施の第4の形態によれば、データ伝送路切換回路302を設けるという構成を採用したことにより、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL4=Hレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号SL4=Hレベルとする場合には、データ入出力端子79〜82を、データDQ0〜DQ3の入出力において、メモリブロックA0、A1、メモリブロックB0、B1、メモリブロックC0、C1、メモリブロックD0、D1の位置的に対応するメモリセルに対応させることができるので、コア部1を有してなるリラックスト・センスアンプ方式を採用するDRAMについて、複雑なプログラムを作成しなくとも、メモリセル間の干渉試験を容易に行うことができ、しかも、コア部1の回路レイアウトに負担をかけることがなく、かつ、チップ面積の増大を招くこともない。
【0288】
第5の形態・・図12〜図14
図12は本発明の実施の第5の形態の要部の回路構成を示す図であり、本発明の実施の第5の形態は、図21に示す従来のDRAMが設けるセンスバッファ・ライトアンプ列61の代わりに、回路構成の異なるセンスバッファ・ライトアンプ列333を設け、その他については、図21に示す従来のDRAMと同様に構成したものである。
【0289】
センスバッファ・ライトアンプ列333は、図21に示すセンスバッファ・ライトアンプ列61が設けるセンスバッファ62、64及びライトアンプ66、68の代わりに、回路構成の異なるセンスバッファ334、335及びライトアンプ336、337を設け、その他については、図21に示すセンスバッファ・ライトアンプ列61と同様に構成したものである。
【0290】
なお、センスバッファ334、335において、a、/a、b、/bは入力端、cは出力端であり、ライトアンプ336、337において、dは入力端、e、/e、f、/fは出力端である。
【0291】
ここに、グローバル・データバスGDB00は、センスバッファ334の入力端a、センスバッファ335の入力端b、ライトアンプ336の出力端e及びライトアンプ337の出力端fに接続されている。
【0292】
また、グローバル・データバス/GDB00は、センスバッファ334の入力端/a、センスバッファ335の入力端/b、ライトアンプ336の出力端/e及びライトアンプ337の出力端/fに接続されている。
【0293】
また、グローバル・データバスGDB01、/GDB01は、従来例の場合と同様に、センスバッファ63の入力端及びライトアンプ67の出力端に接続されている。
【0294】
また、グローバル・データバスGDB10は、センスバッファ335の入力端a、センスバッファ334の入力端b、ライトアンプ337の出力端e及びライトアンプ336の出力端fに接続されている。
【0295】
また、グローバル・データバス/GDB10は、センスバッファ335の入力端/a、センスバッファ334の入力端/b、ライトアンプ337の出力端/e及びライトアンプ336の出力端/fに接続されている。
【0296】
また、グローバル・データバスGDB11、/GDB11は、従来例の場合と同様に、センスバッファ65の入力端及びライトアンプ69の出力端に接続されている。
【0297】
図13はセンスバッファ334の回路構成を示す図であり、センスバッファ335も同様に構成されている。
【0298】
図13中、339、340は図21(図28)に示すセンスバッファ62と同様の回路構成を有する差動増幅回路、341、342はデータ伝送路切換回路を構成するインバータであり、343〜346はpMOSトランジスタ、347〜350はnMOSトランジスタである。
【0299】
また、/SL5A、SL5A、/SL5B、SL5Bはデータ伝送路切換信号であり、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合には、データ伝送路切換信号/SL5A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL5A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL5B=Lレベルとされ、メモリブロックD0、D1を選択する場合には、データ伝送路切換信号/SL5A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL5A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL5B=Lレベル、又は、データ伝送路切換信号/SL5A=Hレベル、データ伝送路切換信号SL5A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Lレベル、データ伝送路切換信号SL5B=Hレベルとされる。
【0300】
ここに、データ伝送路切換信号/SL5A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL5A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL5B=Lレベルとする場合には、pMOSトランジスタ343=ON状態、nMOSトランジスタ348=ON状態、pMOSトランジスタ345=OFF状態、nMOSトランジスタ350=OFF状態となり、インバータ341は活性状態、インバータ342は非活性状態となる。
【0301】
即ち、センスバッファ334は、グローバル・データバスGDB00、/GDB00に対してセンスバッファとして動作し、グローバル・データバスGDB10、/GDB10に対してはセンスバッファとして動作しないことになる。
【0302】
これに対して、センスバッファ335は、グローバル・データバスGDB10、/GDB10に対してセンスバッファとして動作し、グローバル・データバスGDB00、/GDB00に対してはセンスバッファとして動作しないことになる。
【0303】
この結果、グローバル・データバスGDB00、/GDB00を介して伝送されてきたデータは、センスバッファ334を介してデータ出力バッファ71に伝送され、グローバル・データバスGDB10、/GDB10を介して伝送されてきたデータは、センスバッファ335を介してデータ出力バッファ73に伝送される。
【0304】
したがって、読出し時、選択するメモリブロックに関係なく、データ伝送路切換信号/SL5A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL5A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL5B=Lレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に出力されるデータとの関係は、従来例の場合と同様に、表1に示すようになる。
【0305】
これに対して、データ伝送路切換信号/SL5A=Hレベル、データ伝送路切換信号SL5A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Lレベル、データ伝送路切換信号SL5B=Hレベルとする場合には、pMOSトランジスタ343=OFF状態、nMOSトランジスタ348=OFF状態、pMOSトランジスタ345=ON状態、nMOSトランジスタ350=ON状態となり、インバータ341は非活性状態、インバータ342は活性状態となる。
【0306】
即ち、センスバッファ334は、グローバル・データバスGDB10、/GDB10に対してセンスバッファとして動作し、グローバル・データバスGDB00、/GDB00に対してはセンスバッファとして動作しない。
【0307】
これに対して、センスバッファ335は、グローバル・データバスGDB00、/GDB00に対してセンスバッファとして動作し、グローバル・データバスGDB10、/GDB10に対してはセンスバッファとして動作しないことになる。
【0308】
この結果、グローバル・データバスGDB00、/GDB00を介して伝送されてきたデータは、センスバッファ335を介してデータ出力バッファ73に伝送され、グローバル・データバスGDB10、/GDB10を介して伝送されてきたデータは、センスバッファ334を介してデータ出力バッファ71に伝送される。
【0309】
したがって、読出し時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL5A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL5A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL5B=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL5A=Hレベル、データ伝送路切換信号SL5A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Lレベル、データ伝送路切換信号SL5B=Hレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に出力されるデータとの関係は、本発明の実施の第1の形態の場合と同様に、表3に示すようになる。
【0310】
即ち、読出し時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL5A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL5A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL5B=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL5A=Hレベル、データ伝送路切換信号SL5A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Lレベル、データ伝送路切換信号SL5B=Hレベルとする場合には、メモリブロックY0、Y1を選択した場合、データ入出力端子79、80、81、82に、それぞれ、Y0−0、Y0−1、Y1−0、Y1−1を出力させることができる。
【0311】
また、図14はライトアンプ336の回路構成を示す図であり、ライトアンプ337も同様に構成されている。
【0312】
図14中、352〜357はインバータ、358〜365はpMOSトランジスタ、366〜369はnMOSトランジスタ、370〜373はラッチ回路であり、374〜381はインバータである。
【0313】
また、382〜385は出力回路であり、386〜389はpMOSトランジスタ、390〜393はnMOSトランジスタである。なお、出力回路382〜385はデータ伝送路切換回路の一部を構成している。
【0314】
ここに、データ伝送路切換信号/SL5A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Hレベルとする場合には、pMOSトランジスタ359、361=ON状態、nMOSトランジスタ366、367=OFF状態、pMOSトランジスタ363、365=OFF状態、nMOSトランジスタ368、369=ON状態となる。
【0315】
この結果、ノードN11はデータ入力バッファ75の出力D75と同一レベル、ノードN12はデータ入力バッファ75の出力D75と反転関係にあるレベル、ノードN13、N14はLレベルとなる。
【0316】
したがって、出力回路382、383においては、データ入力バッファ75の出力D75=Hレベルの場合には、pMOSトランジスタ386=ON状態、nMOSトランジスタ390=OFF状態、pMOSトランジスタ387=OFF状態、nMOSトランジスタ391=ON状態となり、出力端eのレベル=Hレベル、出力端/eのレベル=Lレベルとなる。
【0317】
これに対して、データ入力バッファ75の出力D75=Lレベルの場合には、pMOSトランジスタ386=OFF状態、nMOSトランジスタ390=ON状態、pMOSトランジスタ387=ON状態、nMOSトランジスタ391=OFF状態となり、出力端eのレベル=Lレベル、出力端/eのレベル=Hレベルとなる。
【0318】
他方、出力回路384、385においては、pMOSトランジスタ388、389=OFF状態、nMOSトランジスタ392、393=OFF状態となり、出力端f、/fは、ハイインピーダンスとなる。
【0319】
即ち、ライトアンプ336においては、データ入力バッファ75の出力D75は、相補信号化され、グローバル・データバスGDB00、/GDB00に出力される。
【0320】
これに対して、ライトアンプ337においては、データ入力バッファ77の出力D77は、相補信号化され、グローバル・データバスGDB10、/GDB10に出力される。
【0321】
したがって、書込み時、選択するメモリブロックと関係なく、データ伝送路切換信号/SL5A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Hレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に入力される入力データDQ0〜DQ3と、これら入力データDQ0〜DQ3が書き込まれるメモリブロック及び列との関係は、従来例の場合と同様に、表2に示すようになる。
【0322】
これに対して、データ伝送路切換信号/SL5A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Lレベルとする場合には、pMOSトランジスタ359、361=OFF状態、nMOSトランジスタ366、367=ON状態、pMOSトランジスタ363、365=ON状態、nMOSトランジスタ368、369=OFF状態となる。
【0323】
この結果、ノードN11、N12はLレベル、ノードN13はデータ入力バッファ75の出力D75と同一レベル、ノードN14はデータ入力バッファ75の出力D75と反転関係にあるレベルとなる。
【0324】
したがって、出力回路382、383においては、pMOSトランジスタ386、387=OFF状態、nMOSトランジスタ390、391=OFF状態となり、出力端e、/eは、ハイインピーダンスとなる。
【0325】
これに対して、出力回路384、385においては、データ入力バッファ75の出力D75=Hレベルの場合には、pMOSトランジスタ388=ON状態、nMOSトランジスタ392=OFF状態、pMOSトランジスタ389=OFF状態、nMOSトランジスタ393=ON状態となり、出力端fのレベル=Hレベル、出力端/fのレベル=Lレベルとなる。
【0326】
即ち、ライトアンプ336においては、データ入力バッファ75の出力D75は、相補信号化され、グローバル・データバスGDB10、/GDB10に出力される。
【0327】
これに対して、ライトアンプ337においては、データ入力バッファ77の出力D77は、相補信号化され、グローバル・データバスGDB00、/GDB00に出力される。
【0328】
したがって、書込み時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL5A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Hレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL5A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Lレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子79〜82に入力される入力データDQ0〜DQ3と、これら入力データDQ0〜DQ3が書き込まれるメモリブロック及び列との関係は、本発明の実施の第1の形態の場合と同様に、表4に示すようになる。
【0329】
即ち、書込み時、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL5A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Hレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL5A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Lレベルとする場合には、メモリブロックY0、Y1を選択した場合、データ入出力端子79、80、81、82に入力する入力データDQ0、DQ1、DQ2、DQ3を、それぞれ、メモリブロックY0の奇数列のメモリセル、メモリブロックY0の偶数列のメモリセル、メモリブロックY1の奇数列のメモリセル、メモリブロックY1の偶数列のメモリセルに書き込むことができる。
【0330】
このように、本発明の実施の第5の形態によれば、データ伝送路切換回路を回路の一部に含むセンスバッファ334、335及びライトアンプ336、337を設けるという構成を採用したことにより、メモリブロックA0、A1、B0、B1、C0、C1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL5A=Lレベル、データ伝送路切換信号SL5A=Hレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Hレベル、データ伝送路切換信号SL5B=Lレベルとし、メモリブロックD0、D1を選択する場合、データ伝送路切換信号/SL5A=Hレベル、データ伝送路切換信号SL5A=Lレベル、データ伝送路切換信号/SL5B=Lレベル、データ伝送路切換信号SL5B=Hレベルとする場合には、データ入出力端子79〜82を、データDQ0〜DQ3の入出力において、メモリブロックA0、A1、メモリブロックB0、B1、メモリブロックC0、C1、メモリブロックD0、D1の位置的に対応するメモリセルに対応させることができるので、コア部1を有してなるリラックスト・センスアンプ方式を採用するDRAMについて、複雑なプログラムを作成しなくとも、メモリセル間の干渉試験を容易に行うことができ、しかも、コア部1の回路レイアウトに負担をかけることがなく、かつ、チップ面積の増大を招くこともない。
【0331】
第6の形態・・図15〜図20
図15は本発明の実施の第6の形態の要部の回路構成を示す図であり、図15中、395はコア部、GDB00〜/GDB31はグローバル・データバス、396はセンスバッファ・ライトアンプ列、397はデータ伝送路切換回路、398はデータ入出力回路、399〜406はデータ入出力端子、DQ0〜DQ7は入出力データである。
【0332】
ここに、図16はコア部395の平面構成を概略的に示す図であり、A0〜A3はブロックアドレスを[00]とするメモリブロック、B0〜B3はブロックアドレスを[01]とするメモリブロック、C0〜C3はブロックアドレスを[10]とするメモリブロック、D0〜D3はブロックアドレスを[11]とするメモリブロックである。
【0333】
また、S00はメモリブロックA0の奇数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列、S01はメモリブロックA0、B0の偶数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列である。
【0334】
また、S10はメモリブロックB0、C0の奇数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列、S11はメモリブロックC0、D0の偶数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列である。
【0335】
また、S20はメモリブロックD0、A1の奇数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列、S21はメモリブロックA1、B1の偶数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列である。
【0336】
また、S30はメモリブロックB1、C1の奇数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列、S31はメモリブロックC1、D1の偶数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列である。
【0337】
また、S40はメモリブロックD1、A2の奇数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列、S41はメモリブロックA2、B2の偶数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列である。
【0338】
また、S50はメモリブロックB2、C2の奇数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列、S51はメモリブロックC2、D2の偶数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列である。
【0339】
また、S60はメモリブロックD2、A3の奇数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列、S61はメモリブロックA3、B3の偶数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列である。
【0340】
また、S70はメモリブロックB3、C3の奇数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列、S71はメモリブロックC3、D3の偶数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列である。
【0341】
また、S80はメモリブロックD3の奇数列のビット線対に対応して設けられているセンスアンプ列である。
【0342】
また、LDBj0、/LDBj0(但し、jは、0又は1〜8の整数)はセンスアンプ列Sj0に対応して設けられているローカル・データバス、LDBk1、/LDBk1(但し、kは、0又は1〜7の整数)はセンスアンプ列Sk1に対応して設けられているローカル・データバスである。
【0343】
また、GDBi0、/GDBi0、GDBi1、/GDBi1(但し、iは、0又は1〜3の整数)はグローバル・データバス、Vj0、Vk1は階層化データバス・スイッチである。
【0344】
即ち、このコア部395は、図22に示す4ビットの並列データの入出力を行うことができるコア部1を拡大し、8ビットの配列データの入出力を行うことができるようにしたものである。
【0345】
また、図17はセンスバッファ・ライトアンプ列396、データ伝送路切換回路397及びデータ入出力回路398の部分のうち、データ出力路に係る部分の回路構成を示す図である。
【0346】
図17中、センスバッファ・ライトアンプ列396において、408〜415は図21(図28)に示すセンスバッファ62と同様の回路構成を有するセンスバッファである。
【0347】
また、データ伝送路切換回路397において、416〜419は切換スイッチ回路、データ入出力回路398において、420〜427は図21(図29)に示すデータ出力バッファ71と同一の回路構成を有するデータ出力バッファである。
【0348】
なお、切換スイッチ回路416〜419において、a、bは入力端、cは出力端であり、センスバッファ408の出力端は切換スイッチ回路416の入力端a及び切換スイッチ回路419の入力端bに接続され、センスバッファ409の出力端はデータ出力バッファ421の入力端に接続されている。
【0349】
また、センスバッファ410の出力端は切換スイッチ回路417の入力端a及び切換スイッチ回路416の入力端bに接続され、センスバッファ411の出力端はデータ出力バッファ423の入力端に接続されている。
【0350】
また、センスバッファ412の出力端は切換スイッチ回路418の入力端a及び切換スイッチ回路417の入力端bに接続され、センスバッファ413の出力端はデータ出力バッファ425の入力端に接続されている。
【0351】
また、センスバッファ414の出力端は切換スイッチ回路419の入力端a及び切換スイッチ回路418の入力端bに接続され、センスバッファ415の出力端はデータ出力バッファ427の入力端に接続されている。
【0352】
また、切換スイッチ回路416の出力端cはデータ出力バッファ420の入力端に接続され、切換スイッチ回路417の出力端cはデータ出力バッファ422の入力端に接続されている。
【0353】
また、切換スイッチ回路418の出力端cはデータ出力バッファ424の入力端に接続され、切換スイッチ回路419の出力端cはデータ出力バッファ426の入力端に接続されている。
【0354】
図18は切換スイッチ回路416〜419の回路構成を示す図である。図18中、切換スイッチ回路416において、429はインバータ、430、431はアナログ・スイッチ回路であり、432、433はpMOSトランジスタ、434、435はnMOSトランジスタである。
【0355】
また、切換スイッチ回路417において、436はインバータ、437、438はアナログ・スイッチ回路であり、439、440はpMOSトランジスタ、441、442はnMOSトランジスタである。
【0356】
また、切換スイッチ回路418において、443はインバータ、444、445はアナログ・スイッチ回路であり、446、447はpMOSトランジスタ、448、449はnMOSトランジスタである。
【0357】
また、切換スイッチ回路419において、450はインバータ、451、452はアナログ・スイッチ回路であり、453、454はpMOSトランジスタ、455、456はnMOSトランジスタである。
【0358】
また、SL6はデータ伝送路切換信号であり、このデータ伝送路切換信号SL6は、メモリブロックA0〜A3、B0〜B3、C0〜C3を選択する場合にはLレベル、メモリブロックD0〜D3を選択する場合にはLレベル又はHレベルとされる。
【0359】
ここに、データ伝送路切換信号SL6=Lレベルとする場合には、アナログ・スイッチ回路430、437、444、451=ON状態、アナログ・スイッチ回路431、438、445、452=OFF状態となる。
【0360】
したがって、切換スイッチ回路416〜419においては、入力端aと出力端cとが接続状態、入力端bと出力端cとが非接続状態となる。
【0361】
この結果、センスバッファ408の出力端は、切換スイッチ回路416を介して、データ出力バッファ420の入力端に接続され、センスバッファ410の出力端は、切換スイッチ回路417を介して、データ出力バッファ422の入力端に接続される。
【0362】
また、センスバッファ412の出力端は、切換スイッチ回路418を介して、データ出力バッファ424の入力端に接続され、センスバッファ414の出力端は、切換スイッチ回路419を介して、データ出力バッファ426の入力端に接続される。
【0363】
したがって、読出し時、選択するメモリブロックに関係なく、データ伝送路切換信号SL6=Lレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子399〜406に出力されるデータとの関係は、表5に示すようになる。
【0364】
なお、Ai−0、Bi−0、Ci−0、Di−0は、それぞれメモリブロックAi、Bi、Ci、Diの奇数列に読み出されたデータのうち、選択された列のデータ、Ai−1、Bi−1、Ci−1、Di−1は、それぞれメモリブロックAi、Bi、Ci、Diの偶数列に読み出されたデータのうち、選択された列のデータである。
【0365】
【表5】
Figure 0003603440
【0366】
これに対して、データ伝送路切換信号SL6=Hレベルとする場合には、アナログ・スイッチ回路430、437、444、451=OFF状態、アナログ・スイッチ回路431、438、445、452=ON状態となる。
【0367】
したがって、切換スイッチ回路416〜419においては、入力端bと出力端cとが接続状態、入力端aと出力端cとが非接続状態となる。
【0368】
この結果、センスバッファ408の出力端は、切換スイッチ回路419を介して、データ出力バッファ426の入力端に接続され、センスバッファ410の出力端は、切換スイッチ回路416を介して、データ出力バッファ420の入力端に接続される。
【0369】
また、センスバッファ412の出力端は、切換スイッチ回路417を介して、データ出力バッファ422の入力端に接続され、センスバッファ414の出力端は、切換スイッチ回路418を介して、データ出力バッファ424の入力端に接続される。
【0370】
したがって、読出し時、メモリブロックA0〜A3、B0〜B3、C0〜C3を選択する場合、データ伝送路切換信号SL6=Lレベルとし、メモリブロックD0〜D3を選択する場合、データ伝送路切換信号SL6=Hレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子399〜406に出力されるデータとの関係は、表6に示すようになる。
【0371】
【表6】
Figure 0003603440
【0372】
即ち、読出し時、メモリブロックA0〜A3、B0〜B3、C0〜C3を選択する場合、データ伝送路切換信号SL6=Lレベルとし、メモリブロックD0〜D3を選択する場合、データ伝送路切換信号SL6=Hレベルとする場合には、メモリブロックY0、Y1を選択した場合、データ入出力端子399、400、401、402、403、404、405、406に、それぞれ、Y0−0、Y0−1、Y1−0、Y1−1、Y2−0、Y2−1、Y3−0、Y3−1を出力させることができる。
【0373】
また、図19はセンスバッファ・ライトアンプ列396、データ伝送路切換回路397及びデータ入出力回路398の部分のうち、データ入力路に係る部分の回路構成を示す図である。
【0374】
図19中、センスバッファ・ライトアンプ列396において、458〜465は図21(図31)に示すライトアンプ66と同一の回路構成を有するライトアンプである。
【0375】
また、データ伝送路切換回路397において、466〜469は切換スイッチ回路、データ入出力回路398において、470〜477は図21(図30)に示すデータ入力バッファ75と同一の回路構成を有するデータ入力バッファである。
【0376】
なお、切換スイッチ回路466〜469において、dは入力端、e、fは出力端であり、データ入力バッファ470の入力端は、切換スイッチ回路466の入力端dに接続され、データ入力バッファ471の出力端は、ライトアンプ459の入力端に接続されている。
【0377】
また、データ入力バッファ472の入力端は、切換スイッチ回路467の入力端dに接続され、データ入力バッファ473の出力端は、ライトアンプ461の入力端に接続されている。
【0378】
また、データ入力バッファ474の入力端は、切換スイッチ回路468の入力端dに接続され、データ入力バッファ475の出力端は、ライトアンプ463の入力端に接続されている。
【0379】
また、データ入力バッファ476の入力端は、切換スイッチ回路469の入力端dに接続され、データ入力バッファ477の出力端は、ライトアンプ465の入力端に接続されている。
【0380】
また、切換スイッチ回路466の出力端eは、ライトアンプ458の入力端に接続され、切換スイッチ回路466の出力端fは、ライトアンプ464の入力端に接続されている。
【0381】
また、切換スイッチ回路467の出力端eは、ライトアンプ460の入力端に接続され、切換スイッチ回路467の出力端fは、ライトアンプ458の入力端に接続されている。
【0382】
また、切換スイッチ回路468の出力端eは、ライトアンプ462の入力端に接続され、切換スイッチ回路468の出力端fは、ライトアンプ460の入力端に接続されている。
【0383】
また、切換スイッチ回路469の出力端eは、ライトアンプ464の入力端に接続され、切換スイッチ回路469の出力端fは、ライトアンプ462の入力端に接続されている。
【0384】
図20は切換スイッチ回路466〜469の回路構成を示す図である。図20中、切換スイッチ回路466において、479はインバータ、480、481はアナログ・スイッチ回路であり、482、483はpMOSトランジスタ、484、485はnMOSトランジスタである。
【0385】
また、切換スイッチ回路467において、486はインバータ、487、488はアナログ・スイッチ回路であり、489、490はpMOSトランジスタ、491、492はnMOSトランジスタである。
【0386】
また、切換スイッチ回路468において、493はインバータ、494、495はアナログ・スイッチ回路であり、496、497はpMOSトランジスタ、498、499はnMOSトランジスタである。
【0387】
また、切換スイッチ回路469において、500はインバータ、501、502はアナログ・スイッチ回路であり、503、504はpMOSトランジスタ、505、506はnMOSトランジスタである。
【0388】
ここに、データ伝送路切換信号SL6=Lレベルとする場合には、アナログ・スイッチ回路480、487、494、501=ON状態、アナログ・スイッチ回路481、488、495、502=OFF状態となる。
【0389】
この結果、切換スイッチ回路466〜469においては、入力端dと出力端eとが接続状態、入力端dと出力端fとが非接続状態となる。
【0390】
したがって、データ入力バッファ470の出力端は、切換スイッチ回路466を介して、ライトアンプ458の入力端に接続され、データ入力バッファ472の出力端は、切換スイッチ回路467を介して、ライトアンプ460の入力端に接続される。
【0391】
また、データ入力バッファ474の出力端は、切換スイッチ回路468を介して、ライトアンプ462の入力端に接続され、データ入力バッファ476の出力端は、切換スイッチ回路469を介して、ライトアンプ464の入力端に接続される。
【0392】
したがって、書込み時、選択するメモリブロックに関係なく、データ伝送路切換信号SL6=Lレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子399〜406に入力される入力データDQ0〜DQ7と、これら入力データDQ0〜DQ7が書き込まれるメモリブロック及び列との関係は、表7に示すようになる。
【0393】
【表7】
Figure 0003603440
【0394】
これに対して、データ伝送路切換信号SL6=Hレベルとする場合には、アナログ・スイッチ回路480、487、494、501=OFF状態、アナログ・スイッチ回路481、488、495、502=ON状態となる。
【0395】
この結果、切換スイッチ回路466〜469においては、入力端dと出力端fとが接続状態、入力端dと出力端eとが非接続状態となる。
【0396】
したがって、データ入力バッファ470の出力端は、切換スイッチ回路466を介して、ライトアンプ464の入力端に接続され、データ入力バッファ472の出力端は、切換スイッチ回路467を介して、ライトアンプ458の入力端に接続される。
【0397】
また、データ入力バッファ474の出力端は、切換スイッチ回路468を介して、ライトアンプ460の入力端に接続され、データ入力バッファ476の出力端は、切換スイッチ回路469を介して、ライトアンプ462の入力端に接続される。
【0398】
したがって、書込み時、メモリブロックA0〜A3、B0〜B3、C0〜C3を選択する場合、データ伝送路切換信号SL6=Lレベルとし、メモリブロックD0〜D3を選択する場合、データ伝送路切換信号SL6=Hレベルとする場合には、選択されたメモリブロックと、データ入出力端子399〜406に入力される入力データDQ0〜DQ7と、これら入力データDQ0〜DQ7が書き込まれるメモリブロック及び列との関係は、表8に示すようになる。
【0399】
【表8】
Figure 0003603440
【0400】
即ち、書込み時、メモリブロックA0〜A3、B0〜B3、C0〜C3を選択する場合、データ伝送路切換信号SL6=Lレベルとし、メモリブロックD0〜D3を選択する場合、データ伝送路切換信号SL6=Hレベルとする場合には、メモリブロックY0、Y1を選択した場合、データ入出力端子399、400、401、402、403、404、405、406に入力する入力データDQ0、DQ1、DQ2、DQ3、DQ4、DQ5、DQ6、DQ7を、それぞれ、メモリブロックY0の奇数列のメモリセル、メモリブロックY0の偶数列のメモリセル、メモリブロックY1の奇数列のメモリセル、メモリブロックY1の偶数列のメモリセル、メモリブロックY2の奇数列のメモリセル、メモリブロックY2の偶数列のメモリセル、メモリブロックY3の奇数列のメモリセル、メモリブロックY3の偶数列のメモリセルに書き込むことができる。
【0401】
このように、本発明の実施の第6の形態によれば、センスバッファ・ライトアンプ列396と、データ入出力回路398との間に、データ伝送路切換回路397を設けるという構成を採用したことにより、メモリブロックA0〜A3、B0〜B3、C0〜C3を選択する場合、データ伝送路切換信号SL6=Lレベルとし、メモリブロックD0〜D3を選択する場合、データ伝送路切換信号SL6=Hレベルとする場合には、データ入出力端子399〜406を、データDQ0〜DQ7の入出力において、メモリブロックA0〜A3、メモリブロックB0〜B3、メモリブロックC0〜C3、メモリブロックD0〜D3の位置的に対応するメモリセルに対応させることができるので、コア部395を有してなるリラックスト・センスアンプ方式を採用するDRAMについて、複雑なプログラムを作成しなくとも、メモリセル間の干渉試験を容易に行うことができ、しかも、コア部395の回路レイアウトに負担をかけることがなく、かつ、チップ面積の増大を招くこともない。
【0402】
なお、本発明の実施の第1の形態〜第6の形態においては、読出し及び書込みに兼用されるローカル・データバス及びグローバル・データバスを設けるようにした場合について説明したが、本発明は、読出し用及び書込み用のローカル・データバス及びグローバル・データバスを別個に設ける場合、あるいは、読出し及び書込み用のローカル・データバスを別個に設け、読出し及び書込みに兼用されるグローバル・データバスを設ける場合などにも適用することができる。
【0403】
また、本発明の実施の第1の形態〜第6の形態においては、制御信号として、データ伝送路切換信号SL1、SL2、/SL3A、SL3A、/SL3B、SL3B、SL4、/SL5A、SL5A、/SL5B、SL5B、SL6を使用しているが、これらデータ伝送路切換信号として、アドレス信号又はアドレス信号に準じた信号、例えば、ブロックアドレス信号、ロウアドレス信号、コラムアドレス信号、これらのデコード信号、又は、ビット線トランスファ信号BT等を使用することができ、これらの信号を使用する場合には、アクセスに遅れを生じさせることがない。
【0404】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、複数ビットの並列データのデータ伝送路の一部を切り換えるデータ伝送路切換回路を設け、このデータ伝送路切換回路は、複数のデータ入出力端子のそれぞれが、データの入出力において、各メモリセル領域の位置的に対応するメモリセルに対応するように、データ伝送路を切り換えることができるように構成するとしたことにより、複数のデータ入出力端子のそれぞれを、データの入出力において、各メモリブロックの位置的に対応するメモリセルに対応させることができるので、複雑なプログラムを作成することを必要とせず、メモリセル間の干渉試験を容易に行うことができ、しかも、コア部の回路レイアウトに負担をかけることがなく、かつ、チップ面積の増大を招くこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態の要部の回路構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の第1の形態が設けるデータ伝送路切換回路の回路構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の第1の形態が設けるデータ伝送路切換回路を構成する切換スイッチ回路の回路構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の第2の形態の要部の回路構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の第2の形態が設けるセンスバッファのうち、データ伝送路切換回路の一部を内部に含むセンスバッファの回路構成を示す図である。
【図6】本発明の実施の第2の形態が設けるライトアンプのうち、データ伝送路切換回路の一部を内部に含むライトアンプの回路構成を示す図である。
【図7】本発明の実施の第3の形態の要部の回路構成を示す図である。
【図8】本発明の実施の第3の形態が設けるデータ出力バッファのうち、データ伝送路切換回路の一部を内部に含むデータ出力バッファの回路構成を示す図である。
【図9】
本発明の実施の第3の形態が設けるデータ入力バッファのうち、データ伝送路切換回路の一部を内部に含むデータ入力バッファの回路構成を示す図である。
【図10】本発明の実施の第4の形態の要部の回路構成を示す図である。
【図11】本発明の実施の第4の形態が設けるデータ伝送路切換回路を構成する切換スイッチ回路の回路構成を示す図である。
【図12】本発明の実施の第5の形態の要部の回路構成を示す図である。
【図13】本発明の実施の第5の形態が設けるセンスバッファのうち、データ伝送路切換回路の一部を内部に含むセンスバッファの回路構成を示す図である。
【図14】本発明の実施の第5の形態が設けるライトアンプのうち、データ伝送路切換回路の一部を内部に含むライトアンプの回路構成を示す図である。
【図15】本発明の実施の第6の形態の要部の回路構成を示す図である。
【図16】本発明の実施の第6の形態が設けるコア部の平面構成を概略的に示す図である。
【図17】本発明の実施の第6の形態が設けるセンスバッファ・ライトアンプ列、データ伝送路切換回路及びデータ入出力回路のうち、データ出力路に係る部分の回路構成を示す図である。
【図18】本発明の実施の第6の形態が設けるデータ伝送路切換回路を構成する切換スイッチ回路のうち、データ出力路に設けられている切換スイッチ回路の回路構成を示す図である。
【図19】本発明の実施の第6の形態が設けるセンスバッファ・ライトアンプ列、データ伝送路切換回路及びデータ入出力回路のうち、データ入力路に係る部分の回路構成を示す図である。
【図20】本発明の実施の第6の形態が設けるデータ伝送路切換回路を構成する切換スイッチ回路のうち、データ入力路に設けられている切換スイッチ回路の回路構成を示す図である。
【図21】従来のDRAMの一例の要部の回路構成を示す図である。
【図22】図21に示す従来のDRAMが設けるコア部の平面構成を概略的に示す図である。
【図23】図21に示す従来のDRAMが設けるコア部を構成するメモリブロック及びセンスアンプ列の一部分を示す図である。
【図24】図21に示す従来のDRAMが設けるメモリセルの回路構成を示す図である。
【図25】図21に示す従来のDRAMが設けるビット線プリチャージ回路の回路構成を示す図である。
【図26】図21に示す従来のDRAMが設けるセンスアンプの回路構成を示す図である。
【図27】図21に示す従来のDRAMが設ける階層化データバス・スイッチの構成を示す図である。
【図28】図21に示す従来のDRAMが設けるセンスバッファの回路構成を示す図である。
【図29】図21に示す従来のDRAMが設けるデータ出力バッファの回路構成を示す図である。
【図30】図21に示す従来のDRAMが設けるデータ入力バッファの回路構成を示す図である。
【図31】図21に示す従来のDRAMが設けるライトアンプの回路構成を示す図である。
【符号の説明】
LDB、/LDB ローカル・データバス
GDB、/GDB グローバル・データバス
DQ 入出力データ

Claims (12)

  1. 異なるアドレスを有し、複数ビットの並列データの入出力が行われる複数のメモリセル領域を配列したメモリセル領域列と、前記複数ビットの並列データの伝送を行う複数の第1のデータ伝送線路と、前記複数ビットの並列データが入出力される複数のデータ入出力端子とを有する半導体記憶装置において、
    前記複数の第1のデータ伝送線路と、前記複数のデータ入出力端子との間に、データ伝送路の一部を切り換えるデータ伝送路切換回路を備え、
    該データ伝送路切換回路は、前記複数のデータ入出力端子のそれぞれが、データの入出力において、各メモリセル領域の位置的に対応するメモリセルに対応するように、データ伝送路を切り換えることができるように構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記メモリセル領域の一端側、他端側にセンスアンプが交互に配列され、かつ、メモリセル領域に挟まれたセンスアンプは、両側のメモリセル領域に共用されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記メモリセル領域列は、メモリセルが接続され、かつ、第1の方向に延びる第2のデータ伝送線路を前記第1の方向と直交する第2の方向に配列してなる第1、第2・・・第nのアドレスを有する第1、第2・・・第nのメモリセル領域を前記第1の方向に配列してなるメモリセル領域列又は前記第1、第2・・・第nのアドレスを有する第1、第2・・・第nのメモリセル領域を前記第1の方向に配列してなるメモリセル領域列を更に前記第1の方向に配列してなるメモリセル領域列であり、
    各メモリセル領域の前記第2のデータ伝送線路に対してセンスアンプを一端側、他端側に交互に配列し、かつ、メモリセル領域に挟まれたセンスアンプは両側のメモリセル領域に共用されるようにセンスアンプを配列し、各メモリセル領域を挟むように前記第2の方向に設けられた複数のセンスアンプ列と、
    各センスアンプ列に対応して設けられ、各センスアンプ列内のセンスアンプに共用される複数の第3のデータ伝送線路とを有し、
    前記複数の第1のデータ伝送線路のそれぞれは、前記複数の第2のデータ伝送線路の中の複数の第2のデータ伝送線路に共用されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 読出し時に前記複数の第1のデータ伝送線路を伝送されてくるデータを読出す複数の読出し回路と、
    これら複数の読出し回路の出力を入力し、出力データを前記複数のデータ入出力端子に出力する複数のデータ出力バッファとを有し、
    前記データ伝送路切換回路の一部は、前記複数の読出し回路の一部と前記複数のデータ出力バッファの一部との間に設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の半導体記憶装置。
  5. 書込み時に前記複数のデータ入出力端子に入力される入力データを取り込む複数のデータ入力バッファと、
    これら複数のデータ入力バッファの出力を入力し、前記複数の第1のデータ伝送線路にデータを出力する複数の書込み回路とを有し、
    前記データ伝送路切換回路の一部は、前記複数のデータ入力バッファの一部と前記複数の書込み回路の一部との間に設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の半導体記憶装置。
  6. 読出し時に前記複数の第1のデータ伝送線路を伝送されてくるデータを読出す複数の読出し回路と、
    これら複数の読出し回路の出力を入力し、出力データを前記複数のデータ入出力端子に出力する複数のデータ出力バッファとを有し、
    前記データ伝送路切換回路の一部は、前記複数の第1のデータ伝送線路の一部と、前記複数の読出し回路の一部との間に設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の半導体記憶装置。
  7. 書込み時に前記複数のデータ入出力端子に入力される入力データを取り込む複数のデータ入力バッファと、
    これら複数のデータ入力バッファの出力を入力し、前記複数の第1のデータ伝送線路にデータを出力する複数の書込み回路とを有し、
    前記データ伝送路切換回路の一部は、前記複数の書込み回路の一部と、前記複数の第1のデータ伝送線路の一部との間に設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の半導体記憶装置。
  8. 読出し時に前記複数の第1のデータ伝送線路を伝送されてくるデータを読出す複数の読出し回路と、
    これら複数の読出し回路の出力を入力し、出力データを前記複数のデータ入出力端子に出力する複数のデータ出力バッファとを有し、
    前記データ伝送路切換回路の一部は、前記複数の読出し回路のうち、一部の読出し回路の出力側又は入力側に読出し回路の一部として設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の半導体記憶装置。
  9. 書込み時に前記複数のデータ入出力端子に入力される入力データを取り込む複数のデータ入力バッファと、
    これら複数のデータ入力バッファの出力を入力し、前記複数の第1のデータ伝送線路にデータを出力する複数の書込み回路とを有し、
    前記データ伝送路切換回路の一部は、前記複数の書込み回路のうち、一部の書込み回路の入力側又は出力側に書込み回路の一部として設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の半導体記憶装置。
  10. 読出し時に前記複数の第1のデータ伝送線路を伝送されてくるデータを読出す複数の読出し回路と、
    これら複数の読出し回路の出力を入力し、出力データを前記複数のデータ入出力端子に出力する複数のデータ出力バッファとを有し、
    前記データ伝送路切換回路の一部は、前記複数のデータ出力バッファのうち、一部のデータ出力バッファの入力側にデータ出力バッファの一部として設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の半導体記憶装置。
  11. 書込み時に前記複数のデータ入出力端子に入力される入力データを取り込む複数のデータ入力バッファと、
    これら複数のデータ入力バッファの出力を入力し、前記複数の第1のデータ伝送線路にデータを出力する複数の書込み回路とを有し、
    前記データ伝送路切換回路の一部は、前記複数のデータ入力バッファのうち、一部のデータ入力バッファの出力側にデータ入力バッファの一部として設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の半導体記憶装置。
  12. 前記データ伝送路切換回路における切換動作を制御するデータ伝送路切換信号として、アドレス信号又はアドレス信号に準じた信号を使用することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載の半導体記憶装置。
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