JPH06187791A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH06187791A
JPH06187791A JP35457592A JP35457592A JPH06187791A JP H06187791 A JPH06187791 A JP H06187791A JP 35457592 A JP35457592 A JP 35457592A JP 35457592 A JP35457592 A JP 35457592A JP H06187791 A JPH06187791 A JP H06187791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory cell
data
program
circuit
latch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35457592A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kobayashi
和男 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP35457592A priority Critical patent/JPH06187791A/ja
Publication of JPH06187791A publication Critical patent/JPH06187791A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【構成】 フラッシュメモリ101において、プログラ
ムデータDiniをラッチするラッチ回路6と、プログラ
ムされたメモリセル25の保持データを読み出すための
センスアンプ4と、上記プログラムデータと読出データ
とを比較する1ビット比較器7とを備え、消去時の消去
用データ“1”とは異なるプログラムデータ“0”につ
いてのみプログラムベリファイを行うよう構成した。 【効果】 1ビット比較器7を、センスアンプ出力SA
iと反転ラッチデータ/DLiとを入力とする、構成素
子数が少ない2入力NAND回路により構成することが
でき、1ビット比較器7の基板上での占有面積を低減す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電気的に書換え可能な
不揮発性半導体記憶装置に関し、特にフラッシュメモリ
のプログラムベリファイ動作、及び消去ベリファイ動作
を行うための回路構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のフラッシュメモリの構成を
示すブロック図であり、図において、200は、電気的
に書換え可能なメモリセルを複数個アレイ状に配置して
なるメモリセルアレイ210を有するフラッシュメモリ
で、メモリセルのプログラムを行う動作と、メモリセル
のプログラムベリファイを行う動作とを所定の条件が満
たされるまで繰り返し行う自動プログラムモードが搭載
されている。
【0003】以下詳述すると、このフラッシュメモリ2
00では、メモリセルアレイ210の各列の全てのメモ
リセルが共通接続されたビット線を複数本1組とし、各
組のビット線をそれぞれゲートトランジスタを介してそ
の組のI/O線に接続し、各I/O線毎に1つのメモリ
セル群を形成している。
【0004】例えば、I/O1 線及びI/O2 線には、
それぞれメモリセルの保持データを読み出すためのセン
スアンプ4a及び4bと、メモリセルにデータを書き込
む書込み回路5a及び5bとが接続されており、上記I
/O1 線の第1ビット線31aにはメモリセル25a,
27aが、第2ビット線32aにはメモリセル26a,
28aが接続され、上記I/O2 線の第1ビット線31
bにはメモリセル25b,27bが、第2ビット線32
bにはメモリセル26b,28bが接続されている。
【0005】また外部とのデータのアクセスを行う入出
力バッファ220は、上記各I/O1 線,I/O2 線毎
に設けられた入力バッファ15a,15b及び出力バッ
ファ14a,14bから構成されており、各入力バッフ
ァ15a,15bと書込み回路5a,5bとの間には入
力データDin1 ,Din2 をラッチするラッチ回路8a,
8bが接続され、また各出力バッファ14a,14bは
これに対応するセンスアンプ5a,5bに接続されてい
る。
【0006】また上記フラッシュメモリ200は、外部
からのアドレスデータを受けるアドレスバッファ1と、
外部からのアドレス信号入力及び制御信号入力に応じて
上記メモリセルアレイ210の所定のメモリセルを選択
するローデコーダ2及びコラムデコーダ3を有してい
る。ここでは上記コラムデコーダ3は、上記各I/O線
に複数本づつ設けられているビット線の一つを選択し
て、対応するI/O線に接続するもので、例えばその第
1の出力Ysel1及び第2の出力Ysel2はそれぞれ各I/
O線の第1及び第2ビット線31a,32a及び31
b,32bのゲートトランジスタ21a,22a及び2
1b,22bのゲートに接続されている。またローデコ
ーダ2は各ビット線に接続された複数のメモリセルのう
ちから1つを選択するもので、その出力線である、ビッ
ト線と直交する各ワード線WL1 及びワード線WL2 に
は、メモリセルアレイ210の各行の全てのメモリセル
25a,26a,25b,26b及び27a,28a,
27b,28bが共通接続されている。
【0007】そして上記フラッシュメモリ200は、プ
ログラム時に上記ラッチ回路にラッチされた書込みデー
タと、ベリファイ時にセンスアンプの出力に読み出され
た読出しデータとを比較する1ビット比較器を各I/O
線毎に有しており、各1ビット比較器10a,10bの
出力M1 ,M2 はNAND回路12の入力に接続されて
いる。またこのNAND回路12の出力はインバータ1
3を介して、上記自動プログラムモードの動作を実行す
る自動プログラム制御回路18に接続されており、さら
に該制御回路18の制御出力がプログラム電圧/ベリフ
ァイ電圧を発生する回路19に接続されている。
【0008】なお図8では、I/O線としてI/O1 線
とI/O2 線の2本、ワード線としてワード線WL1 と
WL2 の2本のみを図示し、入力バッファ、出力バッフ
ァ、ラッチ回路、書込み回路,センスアンプ及び1ビッ
ト比較器、並びにメモリセル及びビット線についても、
各I/O1 線,I/O2 線及びワード線WL1 ,WL2
に対応するもののみを示しているが、上記フラッシュメ
モリ200では、上記I/O線はバイト構成となってお
り、つまりI/O線は8本1組として数組設けられてお
り、ワード線はメモリ容量に合わせて多数設けられてい
る。従って上記入力バッファ、出力バッファ、ラッチ回
路、書込み回路、センスアンプ、1ビット比較器、及び
ビット線については上記I/O線の数に相当する分だけ
設けられており、それぞれI/O線8本単位,つまり1
バイト単位で動作するよう構成されている。またメモリ
セルについては上記I/O線の総数とワード線の総数に
相当する分設けられており、ここでは該メモリセルはフ
ローティングゲートを有する電界効果型トランジスタか
ら構成されている。
【0009】図9は上記フラッシュメモリ200に搭載
されたセンスアンプ,データ書込み回路及びデータラッ
チ回路の具体的な回路構成を示す図である。図中、4,
5,8及び10は、センスアンプ,書込み回路,ラッチ
回路及び1ビット比較器で、また21はゲートトランジ
スタ、25はメモリセルであり、これらはそれぞれ1バ
イト分のI/O線のうちのi番目のビットのI/Oi線
に対応するものである。
【0010】上記センスアンプ4において、35〜3
7、及び38〜44はそれぞれこのセンスアンプ4を構
成するp形電界効果型トランジスタ、及びn形電界効果
型トランジスタで、上記トランジスタ35と38、トラ
ンジスタ40と41、及びトランジスタ37と44は、
それぞれ5V電源Vccと接地との間に直列に接続され、
またトランジスタ36,42,及び43は5V電源Vcc
とゲートトランジスタ21との間に直列に接続されてい
る。
【0011】ここで上記トランジスタ35,38及び4
1のゲートにはセンスアンプ活性化信号/SEが、トラ
ンジスタ43及び36のゲートにはそれぞれ5V電源電
位及び接地電位が接続されており、またトランジスタ4
0及び42のゲートは、トランジスタ35及び38の接
続点に、トランジスタ37,44のゲートは、トランジ
スタ36及び42の接続点に共通接続されている。さら
に上記トランジスタ40,41の接続点及びトランジス
タ42,43の接続点は、上記トランジスタ38に並列
に接続されたトランジスタ39のゲートに接続され、上
記トランジスタ37,44の接続点がセンスアンプの出
力SAiとなっており、上記1ビット比較器10の一方
の入力に接続されている。また上記センスアンプの出力
SAiは出力バッファの入力Doutiともなっている。
【0012】またデータ書込み回路5において、46,
47及び48〜50はそれぞれ該回路5を構成するp形
電界効果型トランジスタ及びn形電界効果型トランジス
タ、45は上記データ書込み回路5を構成する2入力N
AND回路である。ここで上記トランジスタ50は選択
されたメモリセルへ書込み用高電圧を印加する書込みト
ランジスタで、12Vの高電位電源VTPと上記ゲートト
ランジスタ21との間に接続されている。また上記トラ
ンジスタ46及び49は、書込み時及び消去時には12
Vの電位を発生し、読出し時には5Vの電位を発生する
可変電源Vtppcと接地との間に接続されており、その接
続点が上記トランジスタ50のゲートに接続されてい
る。
【0013】また上記可変電源Vtppcと上記トランジス
タ46,49の共通ゲートとの間にはトランジスタ47
が接続されており、該トランジスタ47のゲートは上記
トランジスタ50のゲートに接続されている。そして上
記トランジスタ46,49の共通ゲートには、ゲートが
5V電源に接続されたトランジスタ48を介して上記2
入力NAND回路45の論理出力が接続されている。
【0014】また上記ラッチ回路8において、51,5
2は該ラッチ回路8を構成する逆並列接続のインバータ
で、該インバータ51の入力側に入力バッファ14から
入力データDiniが入力され、上記インバータ51の出
力側に反転ラッチデータ/DLiが出力されるようにな
っている。また上記インバータ51の出力側にはインバ
ータ53が接続されており、該インバータ53の非反転
ラッチデータDLiが上記1ビット比較器10の他方の
入力に接続されている。
【0015】また図10は上記1ビット比較器10の具
体的な回路構成を示す図であり、図において、10はE
X−OR論理回路により構成された比較器であり、上記
反転ラッチデータ/DLiとセンスアンプ4の出力SA
iとが一致するときその出力MiがHレベルとなり、こ
れらが不一致である時その出力MiがLレベルとなるよ
う構成されている。
【0016】また57,58はその一端(ドレインある
いはソース)が共通接続されたp形及びn形電界効果型
トランジスタで、これらのトランジスタの接続点と、そ
の共通ゲートとの間に並列接続のp形及びn形電界効果
型トランジスタ55,56が接続されており、該各トラ
ンジスタ55,56のゲートが上記各トランジスタ5
7,58の他端(ソースあるいはドレイン)に接続され
ている。
【0017】また上記p形トランジスタ55,56のゲ
ート間にはインバータ59が接続されており、該インバ
ータ入力側に上記センスアンプの出力SAiが、上記ト
ランジスタ57,58の共通ゲートにラッチ回路8の非
反転ラッチ出力が入力され、該両トランジスタ57,5
8の接続点からインバータ54を介して一致あるいは不
一致出力Miが出力されるようになっている。上記説明
においてセンスアンプ出力SAi,1ビット比較器の出
力Mi,非反転ラッチデータDLi,反転ラッチデータ
/DLiは、それぞれバイト構成のI/O線のi番目の
I/Oi 線に対応する信号である。
【0018】次に動作について説明する。上記構成のフ
ラッシュメモリ200では、フラッシュメモリ200の
外部からのアドレス信号入力及び制御信号入力をアドレ
スバッファ1を介してローデコーダ2及びコラムデコー
ダ3が受け、コラムデータ3の第1出力Ysel1が活性化
され、ローデコーダ2についてはワード線WL1 が活性
化されると、例えばI/O1 線ではメモリセル25aが
選択され、またI/O2 線ではメモリセル25bが選択
される。そして該選択されたメモリセル25a,25b
の保持データが各I/O1 線,I/O2 線に読み出され
ると、それぞれセンスアンプ4a,4bにより増幅され
て各出力バッファ14a,14bを介して外部に出力さ
れる。
【0019】次に上記フラッシュメモリ200の消去モ
ードについて説明する。外部より入力されたコマンドに
より消去モードが選択されると、上記と同様にしてロー
デコーダ2及びコラムデコーダ3により各I/O線毎に
メモリセルが選択され、選択されたメモリセルに消去用
データ“1”が書き込まれて、メモリセルのデータ消去
が行われ、続いて該消去されたメモリセルの消去ベリフ
ァイが行われる。
【0020】次に上記フラッシュメモリ200の自動プ
ログラムモードを図11の動作フローを用いて説明す
る。
【0021】まず外部より入力されたコマンドにより自
動プログラムモードが選択される(ステップS1)。続
いてプログラムアドレスとプログラムデータが入力され
ると、ローデコーダ2及びコラムデコーダ3により各I
/O線毎に1つのメモリセルが選択され、各入力バッフ
ァから入力されたプログラムデータが各I/O線の選択
メモリセルに書き込まれる。
【0022】例えば、バイト構成のi番目のビット,つ
まりI/Oi線の選択メモリセル25にプログラムデー
タ“0”をプログラムしたときは、入力データDiniの
Lレベルがラッチ回路8にラッチされ、ラッチ回路8の
反転ラッチデータ/DLiはHレベル,非反転ラッチデ
ータDLiはLレベルとなる。一方上記i番目のビット
にプログラムデータ“1”をプログラムしたときは、入
力データDiniのHレベルがラッチ回路8にラッチさ
れ、その反転ラッチデータ/DLiはLレベル,非反転
ラッチデータDLiはHレベルとなる(ステップS
2)。
【0023】次に、プログラム回数のカウント値Xを0
にリセットし(ステップS3)、その後プログラムパル
スの発生により一定の期間プログラム信号PRGがHレ
ベルとなると(ステップS4)、例えばプログラムデー
タ“0”の書込みの場合上記ラッチ回路8の反転ラッチ
データ/DLiがHレベルであるため、NAND回路4
5の出力がLレベルとなり、これがトランジスタ46,
49等からなるレベル変換回路を介してトランジスタ5
0のゲートに入力される。
【0024】これにより該トランジスタ50がオンして
I/Oi 線に接続されたビット線31に、ゲートトラン
ジスタ21を介してHHレベル(12V)が印加され
る。またプログラムデータ“1”の書込みの場合上記ラ
ッチ回路8の反転ラッチデータ/DLiがLレベルとな
っているため、プログラム信号PRGがHレベルとなっ
てもNAND回路45の出力はHレベルのままであり、
書込みトランジスタ50はオンせず、ビット線31には
高電圧印加がなされない。またこのような書込み時、セ
ンスアンプ4の活性化信号/SEはHレベルのままで、
センスアンプ4は非活性状態を保持している。
【0025】このようにプログラムデータに応じて書込
み回路5の書込みトランジスタ50がオン,オフするこ
とにより選択されたビット線31に高電圧が印加され、
選択されたメモリセル25のプログラムが実行される。
【0026】続いて、プログラム回数のカウント値Xが
インクリメントされた後(ステップS5)、プログラム
信号PRGがLレベルに、またセンスアンプ活性化信号
/SEがLレベルになって、書込み回路5が非活性にな
るとともに、センスアンプ4が活性化され、ベリファイ
が実行される。
【0027】すなわち、上記プログラムされたメモリセ
ル25の保持データがセンスアンプ4により読み出され
(ステップS6)、1ビット比較器10はこの読み出さ
れたデータと、上記ラッチ回路8にラッチされているプ
ログラムデータとを比較し、一致あるいは不一致信号M
iを出力する。ここで例えばプログラムデータ“0”の
プログラムが完了している場合は、センスアンプ4の出
力SAiがLレベルとなり、プログラム不完全の場合に
はセンスアンプ4の出力SAiはHレベルとなる。一
方、プログラムデータ“1”のプログラムが完了してい
る場合及びそのプログラムが不完全の場合は、それぞれ
センスアンプ4の出力SAiは、上記プログラムデータ
“0”の場合と逆のレベルとなる。
【0028】このような比較動作は1バイト内の全ての
ビットのI/O線について行われる(ステップS7)。
そして1バイト内の全てのI/O線について1ビット比
較器10の出力Miが一致となった時、つまりNAND
回路12の出力がLレベルとなった時、これがインバー
タ13を介して自動プログラム制御回路18に入力さ
れ、デバイスパスとして自動プログラム動作が終了す
る。
【0029】一方、1バイト内の1ビット比較器のうち
の1つでもその出力が不一致となっている場合は、NA
ND回路12の出力のHレベルがインバータ13を介し
て上記制御回路18に入力され、プログラム回数のカウ
ント値Xが25に達しているか否かの判定が行われるこ
ととなる(ステップS8)。この際プログラム回数が2
5回になっている場合はデバイス不良として自動プログ
ラム動作を終了する。またプログラム回数が25に達し
ていない場合には、ステップS4〜ステップS8の処理
を再び繰り返す。このようにして自動プログラムモード
が実行される。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来のフラッ
シュメモリでは、メモリセルのプロクラムベリファイを
プログラムデータ“0”及び“1”の両方について行っ
ていたため、1ビット比較器10として、図10に示す
ような2つのインバータと4つのトランジスタからなる
EX−OR回路が必要であり、1ビット比較器の基板上
での専有面積が大きなものとなっており、またプログラ
ムベリファイを行うための回路と、消去ベリファイを行
うための回路とは独立して構成されており、このためチ
ップサイズが大きくなってしまうという問題点があっ
た。
【0031】また上記1バイト分の1ビットでもプログ
ラムフェイルとなった場合、つまりバイト構成の8本の
I/O線のうち1つでも、そのI/O線から保持データ
が読み出されたメモリセルがプログラム不完全である場
合、その1バイトを再プログラムするため、すでにプロ
グラムが完了されたビットがあっても、このビットのメ
モリセルが再プログラムされることとなり、このためメ
モリセルに余分なプログラムストレスが与えられるとい
う問題があった。
【0032】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、1ビット比較回路の素子数を低
減することができ、これによりチップサイズを低減する
ことができる半導体記憶装置を得ることを目的とする。
【0033】またこの発明は、プログラムベリファイ動
作と消去ベリファイ動作の両方に兼用することができる
論理回路を実現でき、チップサイズの低減を図ることが
できる半導体記憶装置を得ることを目的とする。
【0034】またこの発明は、メモリセルに余分なプロ
グラムストレスが与えられるのを防止することができる
半導体記憶装置を得ることを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、ベリファイ手段を構成する論理回路を、書込
みにより保持データが反転したメモリセルのベリファイ
時には、ベリファイ結果に応じた信号処理を行い、書込
みの前後の保持データが同一であるメモリセルのベリフ
ァイ時には、ベリファイ結果にかかわらず一定の信号処
理を行う回路構成としたものである。
【0036】この発明に係る半導体記憶装置は、ベリフ
ァイ手段を、プログラムの際書き込まれたデータをラッ
チするラッチ回路と、メモリセルの保持データを読み出
すデータ読出回路と、上記ラッチデータと読出データと
の比較結果に応じた信号を出力する活性状態、及び上記
比較結果にかかわらず一定の信号を出力する非活性状態
を有する1ビット比較器と、消去時上記ラッチ回路に所
定のデータをラッチさせて上記1ビット比較器を活性化
するラッチ制御回路とから構成し、メモリセルへの消去
データの書込みによる消去動作と、消去されたメモリセ
ルの消去ベリファイ動作とを、所定の条件が満たされる
まで繰り返し行う自動消去モードを搭載したものであ
る。
【0037】この発明に係る半導体記憶装置は、メモリ
セルアレイを、その各列のメモリセルが全て共通接続さ
れたビット線を複数本1組とし、各組のビット線をそれ
ぞれゲートトランジスタを介して1つのI/O線に接続
し、各I/O線毎に1つのメモリセル群を形成した構造
とし、メモリセル選択手段を、ベリファイ時、各I/O
線に対応する1つのメモリセル群からのメモリセルの選
択が、全I/O線に渡って同時に行われる構成とし、デ
ータ書込手段を、ベリファイ動作においてプログラム不
完全状態であると判定されたメモリセルの属するメモリ
セル群のI/O線に対してのみプログラム電圧を再度印
加する回路構成としたものである。
【0038】
【作用】この発明においては、ベリファイ手段を構成す
る論理回路を、書込みにより保持データが反転したメモ
リセルのベリファイ時には、ベリファイ結果に応じた信
号処理を行い、書込み前後の保持データが同一であるメ
モリセルのベリファイ時には、ベリファイ結果にかかわ
らず一定の信号処理を行う回路構成としたから、上記メ
モリセルへ書き込んだデータとメモリセルから読み出し
たデータとを比較する比較回路の構成が簡単になる。
【0039】さらにこの発明においては、ベリファイ手
段を、プログラムデータをラッチするラッチ回路と、メ
モリセルの保持データを読み出すデータ読出回路と、上
記ラッチデータと読出データとの比較結果に応じた信号
を出力する活性状態、及び上記比較結果にかかわらず一
定の信号を出力する非活性状態を有する1ビット比較器
と、消去時上記ラッチ回路に所定のデータをラッチさせ
て1ビット比較器を活性化するラッチ制御回路とから構
成したので、上記ラッチ回路、データ読出回路及び1ビ
ット比較器を、プログラムベリファイ動作と消去ベリフ
ァイ動作の両方に兼用することができ、上記ベリファイ
手段を構成する回路の基板上での占有面積を低減するこ
とができる。
【0040】またこの発明においては、メモリセルを数
ビット分一まとめにして、プログラム動作とプログラム
ベリファイ動作とを行う自動プログラムモードにおい
て、プログラム不完全状態と判定されたメモリセルに対
してのみプログラム電圧を再度印加するよう構成したの
で、プログラム完全状態のメモリセルへの再プログラム
が回避されることとなり、プログラム電圧によるメモリ
セルへの余分なストレスの印加を防ぐことができる。
【0041】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の第1の実施例によるフラッシ
ュメモリの構成を示すブロック図であり、図2は上記フ
ラッシュメモリを構成するラッチ回路,センスアンプ及
び1ビット比較回路等の具体的な回路構成を示す図であ
る。
【0042】図において、101は、1ビット比較器
を、書込みにより保持データが反転したメモリセルのベ
リファイ時には、ベリファイ結果に応じて一致あるいは
不一致信号を出力し、上記書込み前後の保持データが同
一であるメモリセルのベリファイ時には、ベリファイ結
果にかかわらず一致信号を出力する論理構成としたフラ
ッシュメモリで、ここでは1ビット比較器7を、センス
アンプ出力SAi,反転ラッチデータ/DLiを入力と
する2入力NAND回路60により構成している。なお
ラッチ回路6は、従来装置におけるラッチ回路8におい
てインバータ53を取り除いた回路構成とし、上記NA
ND構成の1ビット比較器7に反転ラッチデータ/DL
を入力するようにしている。また図1において6a,6
b及び7a,7bは、それぞれI/O1 線,I/O2 線
に対応するデータラッチ回路及び1ビット比較器であ
る。その他の構成は従来のフラッシュメモリ200と同
一である。
【0043】次に動作について説明する。本実施例のフ
ラッシュメモリ101では、従来のフラッシュメモリ2
00とベリファイ動作以外は同一であるので、図11に
示す自動プログラムモードの動作フローにおいて反転ラ
ッチデータ/DLiとベリファイデータ(センスアンプ
の読出データ)SAiとの比較を行うステップS7の動
作についてのみ説明する。
【0044】図11に示すようにプログラムベリファイ
が行われ、プログラムされたメモリセル25の保持デー
タが読み出されると(ステップS6)、1ビット比較器
7では、ラッチ回路6の反転ラッチデータ/DLiとベ
リファイデータSAiとを比較する(ステップS7)。
【0045】すなわち、例えばメモリセル25のプログ
ラムデータが“0”である場合、ラッチ回路の入力デー
タDiniはLレベル、反転ラッチデータ/DLiはHレ
ベルとなっている。このためセンスアンプ4の出力SA
iがLレベルであるとき、1ビット比較器7の出力Mi
はプログラム完了状態を示すHレベルとなる。またセン
スアンプ4の出力SAiがHレベルである時は、1ビッ
ト比較器の出力Miはプログラム不完全状態を示すLレ
ベルとなる。
【0046】一方メモリセル25のプログラムデータが
“1”である場合は、ラッチ回路6の入力データDini
はHレベル、反転ラッチデータ/DLiはLレベルとな
っており、このためセンスアンプ4の出力SAiがLレ
ベルであるかHレベルであるかにかかわらず、1ビット
比較器7の出力Miは、プログラム完了状態を示すHレ
ベルとなる。
【0047】そして1ビット比較器7の出力Miを1バ
イト分NAND回路12により処理する。つまり1バイ
ト分のI/O線各々の選択メモリセルをプログラムベリ
ファイした結果から該1バイト分の選択メモリセルの全
てがプログラム完了したか否かを検出する。
【0048】その後の動作は従来のフラッシュメモリと
同様、1バイト内の全てのI/O線について1ビット比
較器7の出力Miが一致となった時、デバイスパスとし
て自動プログラム動作が終了する。一方、1バイト内の
1ビット比較器のうちの1つでもその出力Miが不一致
となっている場合は、ステップS8にてプログラム回数
のカウント値Xが25に達しているか否かの判定が行わ
れ、プログラム回数が25回になっている場合はデバイ
ス不良として自動プログラム動作を終了し、またプログ
ラム回数が25に達していない場合には、ステップS4
〜ステップS8の処理を再び繰り返す。このようにして
自動プログラムモードが実行される。
【0049】このように本実施例では、プログラムベリ
ファイをプログラムデータ“0”についてのみ行うよう
に構成したので、反転ラッチデータ/DLiとベリファ
イデータSAiとを比較する1ビット比較器7を、構成
素子数の少ないNAND回路により実現することがで
き、1ビット比較器7の回路構成を簡略化して、その基
板上での占有面積を低減することができる。
【0050】実施例2.図3は本発明の第2の実施例に
よるフラッシュメモリの構成を示すブロック図、図4は
上記フラッシュメモリを構成するセンスアンプ,1ビッ
ト比較器,ラッチ回路の具体的な構成を示す回路図であ
る。図において、102は、メモリセルへの消去データ
の書込みによる消去動作と、消去されたメモリセルの消
去ベリファイ動作とを、所定の条件が満たされるまで繰
り返し行う自動消去モードを搭載したフラッシュメモリ
で、消去時、ラッチ回路6に消去用データ“1”の反転
データをラッチさせて1ビット比較器7を活性化するラ
ッチ制御回路66と、各ビットの1ビット比較器7の出
力Miを入力とし、1バイト分のメモリセルのデータが
全て消去されたか否かを検出するNOR回路67と、該
NOR回路67の出力を受け、上記自動消去モードを制
御する自動消去制御回路65とを備えている。
【0051】ここで上記ラッチ制御回路66は、ラッチ
回路6の入力と接地との間に設けられ、消去信号ERS
を受け、ラッチ回路6のラッチ入力DLiをLレベル、
反転ラッチデータ/DLiをHレベルにセットするトラ
ンジスタから構成されている。また図3において66
a,66bは、それぞれI/O1 線,I/O2 線に対応
するラッチ制御回路であり、その他の構成は上記第1実
施例のフラッシュメモリ101と同一である。
【0052】次に動作について説明する。本実施例のフ
ラッシュメモリ102では、自動消去モード以外の動作
は第1実施例のフラッシュメモリ101と同一であるの
で、ここでは自動消去動作についてのみ図5の動作フロ
ーを用いて説明する。
【0053】外部からの自動消去コマンド入力がステッ
プS11,S12にて入力されると、消去回数のカウン
ト値Y及び内部発生アドレスADDがそれぞれ0にリセ
ットされる(ステップS13)。
【0054】そして各I/O線毎にメモリセルが選択さ
れると、消去パルスが発生され(ステップS14)、選
択されたメモリセルに消去用データ“1”が書き込まれ
る。この消去時には消去信号ERSがHレベルとなり、
ラッチ回路6にプログラムデータ“0”がラッチされ、
反転ラッチデータ/DLiはHレベルとなる。次に消去
ベリファイサイクルとなり読み出しが実行される(ステ
ップS16)。消去完了の時センスアンプ4の出力SA
iはHレベルとなり、1ビット比較器7の出力Miは
“L”となり、また消去不完全の時センスアンプ4の出
力SAiはLレベルで、1ビット比較器7の出力Miは
Hレベルとなる。
【0055】そして1バイト検索結果は上記NOR回路
67で判定され(ステップS17)、1ビット比較器7
の出力Miが全てLレベルとなった時、その出力がHレ
ベルとなって消去ベリファイパスが検出され、続いてベ
リファイアドレスが最終アドレスか否かの判断が行われ
る(ステップS18)。最終アドレスであれば、デバイ
スパスとなり消去モード動作が完了し、最終アドレスで
なければ、アドレスをインクリメントして(ステップS
19)、ステップS16に戻り再び消去ベリファイを行
う。
【0056】一方、上記1バイト検索の結果、1ビット
比較器7の出力Miが1つでもHレベルとなった時は、
ベリファイフェイルが検出され、ステップS20にて消
去回数Yが1000回に達しているか否かの判断が行わ
れ、消去回数Yが1000回となっている場合は、デバ
イス不良となって、消去モード動作が完了し、1000
回に達していない場合は、ステップS14〜S17の処
理が繰り返される。
【0057】このような構成の第2の実施例では、メモ
リセルへの消去用データの書込みによる消去動作と、消
去されたメモリセルの消去ベリファイ動作とを、所定の
条件が満たされるまで繰り返し行う自動消去モードを搭
載し、上記消去動作時、ラッチ制御回路66により上記
ラッチ回路6に消去用データ“1”の反転データ“0”
(プログラムデータ)をラッチさせて1ビット比較器7
を活性化し、1バイト分の1ビット比較器7の出力をN
OR回路67に入れて、1バイト分の消去が完了してい
るか否かを判定するようにしたので、第1の実施例の効
果に加えて、ラッチ回路、データ読出回路及び1ビット
比較器を、プログラムベリファイ動作と消去ベリファイ
動作の両方に兼用することができ、上記ベリファイ動作
を行うための回路の基板上での占有面積を低減すること
ができる。
【0058】実施例3.図6は本発明の第3の実施例に
よるフラッシュメモリの構成を説明するための図であ
り、この実施例のフラッシュメモリは、ベリファイ動作
においてプログラム不完全状態であると判定されたメモ
リセルの属するメモリセル群のI/O線に対してのみプ
ログラム電圧を再度印加するよう構成したものである。
【0059】すなわち、このフラッシュメモリでは、ラ
ッチ回路6の反転ラッチデータ/DLiと接地との間に
n形FET61が接続されており、そのゲートには1ビ
ット比較器7の出力とプログラムベリファイ(PVE
R)信号とを入力とするAND回路64の出力が接続さ
れている。ここで上記AND回路64はNAND回路6
3とその出力に接続されたインバータ62とからなり、
プログラムベリファイ時の一致検知により、つまり1ビ
ット比較器7の出力MiがHレベルとなることによりセ
ットされるようになっている。
【0060】次に動作について説明する。プログラムベ
リファイ(ステップS6)までの動作は第1の実施例と
同様である。プログラムベリファイでは、まずセンスア
ンプ4の活性化信号/SEがLレベル、プログラム信号
PRGがLレベルとなった後、ラッチデータ/DLiと
ベリファイデータSAiとの1ビットデータの一致検索
が実行される。
【0061】上記両データが一致している場合、例えば
プログラムデータが“0”である時、反転ラッチデータ
/DLiがHレベルであるため、ベリファイデータSA
iがLレベルとなって1ビット比較器7の出力MiがH
レベルとなる。なおプログラムデータが“1”である時
はベリファイデータSAiにかかわらず1ビット比較器
7の出力MiはHレベルとなる。
【0062】次にPVER信号がHレベルとなり、ラッ
チのリセットサイクルに入ると、このとき1ビット比較
器7の出力Mi及びPVER信号が共にHレベルである
ため、AND回路64の出力はHレベルとなり、トラン
ジスタ61がオンし、ラッチ回路6はリセットされ、反
転ラッチデータ/DLiがLレベルとなる。
【0063】このため次の再プログラム時、つまりプロ
グラム信号PRGがHレベルとなった時には、書き込み
トランジスタ50はオフのままであり、プログラム完全
と判定されたメモリセルへの追加プログラムはなされな
い。
【0064】また上記一致検索結果が不一致,つまりプ
ログラムフェイルである場合、例えばプログラムデータ
が“0”である時、反転ラッチデータ/DLiがHレベ
ルであるため、センス出力SAiがHレベルとなって1
ビット比較器の出力MiがLレベルとなる。この場合P
VER信号がHレベルとなってもトランジスタ61はオ
フのままであり、反転ラッチデータ/DLはHレベルを
保持する。このため次の再プログラム時、つまりプログ
ラム信号PRGがHレベルとなった時には、書き込みト
ランジスタ50はオンして、プログラム不完全と判定さ
れたメモリセルへの追加プログラムが行われる。
【0065】なおプログラムデータが“1”である時は
ベリファイデータSAiにかかわらず1ビット比較器7
の出力MiはHレベルであり、ベリファイ信号によりト
ランジスタ61がオン状態となるため、上記プログラム
データが書き込まれたメモリセルの追加プログラムは行
われない。
【0066】このような構成の第3の実施例では、メモ
リセルを数ビット分一まとめにして、プログラム動作と
プログラムベリファイ動作とを行う自動プログラムモー
ドにおいて、プログラム不完全状態と判定されたメモリ
セルに対してのみプログラム電圧を再度印加するよう構
成したので、プログラム完全状態のメモリセルへの再プ
ログラムが回避されることとなり、プログラム電圧によ
るメモリセルへの余分なストレスの印加を防ぐことがで
き、信頼性の向上を図ることができる。
【0067】実施例4.図7は本発明の第4の実施例に
よるフラッシュメモリの機能回路を説明するための図で
あり、このフラッシュメモリは、上記第2実施例のフラ
ッシュメモリ102の回路構成に、第3実施例のAND
回路64及びトランジスタ61を追加したもので、これ
により、上記第2実施例の効果に加えて、プログラム完
了が確認されたビットへの追加プログラムを禁止でき、
メモリセルへの余分なストレス印加を防ぐことができ、
信頼性の向上が図れるという上記第3実施例の効果をも
有するものである。
【0068】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る半導体記憶
装置によれば、ベリファイ手段を構成する論理回路を、
書込みにより保持データが反転したメモリセルのベリフ
ァイ時には、ベリファイ結果に応じた信号処理を行い、
書込み前後の保持データが同一であるメモリセルのベリ
ファイ時には、ベリファイ結果にかかわらず一定の信号
処理を行う回路構成としたので、上記メモリセルへ書き
込んだデータとメモリセルから読み出したデータとを比
較する比較回路の構成が簡単になり、該比較回路の占有
面積の低減を図ることができる効果がある。
【0069】またこの発明に係る半導体記憶装置によれ
ば、ベリファイ手段を、プログラムデータをラッチする
ラッチ回路と、メモリセルの保持データを読み出すデー
タ読出回路と、上記ラッチデータと読出データとの比較
結果に応じた信号を出力する活性状態、及び上記比較結
果にかかわらず一定の信号を出力する非活性状態を有す
る1ビット比較器と、消去時上記ラッチ回路に所定のデ
ータをラッチさせて1ビット比較器を活性化するラッチ
制御回路とから構成したので、上記ラッチ回路、データ
読出回路及び1ビット比較器を、プログラムベリファイ
動作と消去ベリファイ動作の両方に兼用することがで
き、上記ベリファイ手段を構成する回路の基板上での占
有面積を低減することができる効果がある。
【0070】またこの発明に係る半導体記憶装置によれ
ば、メモリセルを数ビット分一まとめにして、プログラ
ム動作とプログラムベリファイ動作とを行う自動プログ
ラムモードにおいて、プログラム不完全状態と判定され
たメモリセルに対してのみプログラム電圧を再度印加す
るよう構成したので、プログラム完全状態のメモリセル
への再プログラムが回避されることとなり、プログラム
電圧によるメモリセルへの余分なストレスの印加を防ぐ
ことができ、信頼性の向上を図ることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるフラッシュメモリ
の構成を説明するためのブロック図である。
【図2】上記フラッシュメモリを構成するラッチ回路及
び1ビット比較回路等の機能回路の具体的な回路構成を
示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例によるフラッシュメモリ
の構成を説明するためのブロック図である。
【図4】上記第2の実施例のフラッシュメモリを構成す
るラッチ回路及び1ビット比較回路等の機能回路の具体
的な回路構成を示す図である。
【図5】上記第2実施例のフラッシュメモリの自動消去
の動作を説明するためのフローチャート図である。
【図6】本発明の第3の実施例によるフラッシュメモリ
を構成するラッチ回路,1ビット比較回路及びAND回
路等の機能回路の具体的な回路構成を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施例によるフラッシュメモリ
を構成するラッチ回路,1ビット比較回路及びAND回
路等の機能回路の具体的な回路構成を示す図である。
【図8】従来のフラッシュメモリの構成を説明するため
のブロック図である。
【図9】従来のフラッシュメモリを構成するセンスアン
プ,書込み回路,及びラッチ回路の具体的な回路構成を
示す図である。
【図10】従来のフラッシュメモリに搭載された1ビッ
ト比較器の回路構成を示す図である。
【図11】従来のフラッシュメモリの自動プログラム動
作を説明するためのフローチャート図である。
【符号の説明】
1 アドレスバッファ 2 ローデコーダ 3 コラムデコーダ 4,4a,4b センスアンプ 5,5a,5b データ書込み回路 6,6a,6b データラッチ回路 7,7a,7b 1ビット比較器 12 NAND回路 14,14a,14b 出力バッファ 15,15a,15b 入力バッファ 18 自動プログラム制御回路 19 プログラム電圧/ベリファイ電圧発生回路 21,21a,21b,22a,22b ゲートトラン
ジスタ 25,25a〜28a,25b〜28b メモリセル 31,31a,31b,32a,32b ビット線 64 AND回路 65 自動消去制御回路 66,66a,66b ラッチ制御回路 67 NOR回路 101,102 フラッシュメモリ 210 メモリセルアレイ 220 入出力バッファ Din1 ,Din2 ,Dini プログラムデータ /DL1 ,/DL2,/DLi 反転ラッチデータ SA1 ,SA2,SAi センスアンプ出力 M1 ,M2,Mi 1ビット比較器の出力 ERS 消去信号 PRG プログラム信号 PVER ベリファイ信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に書換え可能なメモリセルを複数
    個アレイ状に配置してなるメモリセルアレイと、外部か
    らのメモリセル選択信号に応じてメモリセルを選択する
    メモリセル選択手段と、選択されたメモリセルにデータ
    を書き込むデータ書込手段と、データが書き込まれたメ
    モリセルのベリファイを行うベリファイ手段とを備え、
    上記データの書き込みによるプログラム動作と、プログ
    ラムされたメモリセルのベリファイ動作とを、所定の条
    件が満たされるまで繰り返し行う自動プログラムモード
    を搭載した不揮発性半導体記憶装置において、 上記ベリファイ手段は、 上記書込みにより保持データが反転したメモリセルのベ
    リファイ時には、ベリファイ結果に応じた信号処理を行
    い、上記書込み前後の保持データが同一であるメモリセ
    ルのベリファイ時には、ベリファイ結果にかかわらず一
    定の信号処理を行うものであることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置におい
    て、 上記自動プログラムモードは、上記メモリセルへの消去
    用データの書き込みにより保持データの消去を行った
    後、実行されるものであり、 上記ベリファイ手段は、 上記プログラム動作において書き込まれたプログラムデ
    ータをラッチするラッチ回路と、 メモリセルの保持データを読み出すデータ読出回路と、 上記ラッチデータと読出データとを比較して一致あるい
    は不一致信号を出力する1ビット比較器とを有し、 上記1ビット比較器は、上記書込みにより保持データが
    反転したメモリセルのベリファイ時には、ベリファイ結
    果に応じて一致あるいは不一致信号を出力し、上記書込
    み前後の保持データが同一であるメモリセルのベリファ
    イ時には、ベリファイ結果にかかわらず一致信号を出力
    する論理回路からなるものであることを特徴とする半導
    体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体記憶装置におい
    て、 メモリセルへの消去用データの書込みによる消去動作
    と、消去されたメモリセルの消去ベリファイ動作とを、
    所定の条件が満たされるまで繰り返し行う自動消去モー
    ドを搭載し、 上記ベリファイ手段は、 上記消去動作時、上記ラッチ回路に消去用データに対応
    した所定のデータをラッチさせるラッチ制御回路を有す
    るものであることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は3記載の半導体記憶装置に
    おいて、 上記メモリセルアレイは、その各列のメモリセルが全て
    共通接続されたビット線を複数本1組とし、各組のビッ
    ト線をそれぞれゲートトランジスタを介して1つのI/
    O線に接続し、各I/O線毎に1つのメモリセル群を形
    成したものであり、 上記メモリセル選択手段は、ベリファイ時、各I/O線
    に対応する1つのメモリセル群からのメモリセルの選択
    が、全I/O線に渡って同時に行われる構成となってお
    り、 上記データ書込手段は、 上記ベリファイ動作において、プログラム不完全状態を
    示すベリファイ結果が得られたメモリセルの属するメモ
    リセル群のI/O線に対してのみプログラム電圧を再度
    印加するものであることを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 電気的に書換え可能なメモリセルを複数
    個アレイ状に配置してなるメモリセルアレイと、外部か
    らのメモリセル選択信号に応じてメモリセルを選択する
    メモリセル選択手段と、選択されたメモリセルにデータ
    を書き込むデータ書込手段と、データが書き込まれたメ
    モリセルのベリファイを行うベリファイ手段とを備え、
    上記データの書き込みによるプログラム動作と、プログ
    ラムされたメモリセルのベリファイ動作とを、所定の条
    件が満たされるまで繰り返し行う自動プログラムモード
    を搭載した不揮発性半導体記憶装置において、 メモリセルへの消去データの書込みによる消去動作と、
    消去されたメモリセルの消去ベリファイ動作とを、所定
    の条件が満たされるまで繰り返し行う自動消去モードを
    搭載し、 上記ベリファイ手段は、 上記プログラム動作において書き込まれたプログラムデ
    ータをラッチするラッチ回路と、 メモリセルの保持データを読み出すデータ読出回路と、 上記ラッチデータと読出データとの比較結果に応じた信
    号を出力する活性状態と、上記比較結果にかかわらず一
    定の信号を出力する非活性状態とを有する1ビット比較
    器と、 上記消去動作時、上記ラッチ回路に所定のデータをラッ
    チさせて1ビット比較器を活性化するラッチ制御回路と
    を有するものであることを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 電気的に書換え可能なメモリセルを複数
    個アレイ状に配置してなるメモリセルアレイと、外部か
    らのメモリセル選択信号に応じてメモリセルを選択する
    メモリセル選択手段と、選択されたメモリセルにデータ
    を書き込むデータ書込手段と、データが書き込まれたメ
    モリセルのベリファイを行うベリファイ手段とを備え、
    上記データの書き込みによるプログラム動作とプログラ
    ムされたメモリセルのベリファイ動作とを、所定の条件
    が満たされるまで繰り返し行う自動プログラムモードを
    搭載した不揮発性半導体記憶装置において、 上記メモリセルアレイは、その各列のメモリセルが全て
    共通接続されたビット線を複数本1組とし、各組のビッ
    ト線をそれぞれゲートトランジスタを介して1つのI/
    O線に接続し、各I/O線毎に1つのメモリセル群を形
    成したものであり、 上記メモリセル選択手段は、ベリファイ時、各I/O線
    に対応する1つのメモリセル群からのメモリセルの選択
    が、全I/O線に渡って同時に行われる構成となってお
    り、 上記データ書込手段は、 上記ベリファイ動作において、プログラム不完全状態で
    あると判定されたメモリセルの属するメモリセル群のI
    /O線に対してのみプログラム電圧を再度印加するもの
    であることを特徴とする半導体記憶装置。
JP35457592A 1992-12-15 1992-12-15 半導体記憶装置 Pending JPH06187791A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35457592A JPH06187791A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35457592A JPH06187791A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06187791A true JPH06187791A (ja) 1994-07-08

Family

ID=18438479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35457592A Pending JPH06187791A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06187791A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000090678A (ja) * 1998-09-10 2000-03-31 Hitachi Ltd 不揮発性メモリ及びシステム
US6279070B1 (en) 1998-06-11 2001-08-21 Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. Multistep pulse generation circuit and method of erasing a flash memory cell using the same
US6320791B1 (en) 1998-10-26 2001-11-20 Nec Corporation Writing apparatus for a non-volatile semiconductor memory device
JP2005302091A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Toshiba Corp 半導体集積回路装置及びそのプログラム方法
JP2007128644A (ja) * 1997-12-30 2007-05-24 Samsung Electronics Co Ltd プログラム及び消去検証機能を有する非揮発性半導体メモリ装置
JP2011170971A (ja) * 2011-06-10 2011-09-01 Spansion Llc 半導体装置およびベリファイ方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007128644A (ja) * 1997-12-30 2007-05-24 Samsung Electronics Co Ltd プログラム及び消去検証機能を有する非揮発性半導体メモリ装置
JP4652319B2 (ja) * 1997-12-30 2011-03-16 三星電子株式会社 プログラム及び消去検証機能を有する非揮発性半導体メモリ装置
US6279070B1 (en) 1998-06-11 2001-08-21 Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. Multistep pulse generation circuit and method of erasing a flash memory cell using the same
JP2000090678A (ja) * 1998-09-10 2000-03-31 Hitachi Ltd 不揮発性メモリ及びシステム
US6320791B1 (en) 1998-10-26 2001-11-20 Nec Corporation Writing apparatus for a non-volatile semiconductor memory device
JP2005302091A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Toshiba Corp 半導体集積回路装置及びそのプログラム方法
JP2011170971A (ja) * 2011-06-10 2011-09-01 Spansion Llc 半導体装置およびベリファイ方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6031760A (en) Semiconductor memory device and method of programming the same
JP6012876B2 (ja) ツインセルの記憶データをマスクして出力する半導体装置
US6717857B2 (en) Non-volatile semiconductor memory device with cache function and program, read, and page copy-back operations thereof
US6304486B1 (en) Sensing time control device and method
US6525960B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device including correction of erratic memory cell data
US7260016B2 (en) Non-volatile semiconductor memory device and writing method therefor
USRE44350E1 (en) Nonvolatile semiconductor memory including multi-threshold voltage memory cells including voltage ranges indicating either an erase state or a two or more program state
JPH09180477A (ja) 不揮発性半導体メモリ装置とその読出及びプログラム方法
KR940006611B1 (ko) 전기적으로 소거 및 프로그램이 가능한 반도체 메모리장치의 자동 소거 최적화회로 및 방법
US5400287A (en) Method for erasing and verifying nonvolatile semiconductor memory device
JPH07201191A (ja) 不揮発性半導体メモリ装置
US7158417B2 (en) Semiconductor device and method for writing data into the semiconductor device
US7102927B2 (en) Memory devices and programming methods that simultaneously store erase status indications for memory blocks
JP3755346B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US7639554B2 (en) Semiconductor device and method of testing semiconductor device
JP2748335B2 (ja) テスト機能を内蔵する電気的に変更可能な不揮発性メモリ
JPH06187791A (ja) 半導体記憶装置
JP2000090675A (ja) 不揮発性半導体メモリおよびそれを内蔵した半導体集積回路
US20130176791A1 (en) Nonvolatile semiconductor memory device and verification control method for the same
JP3012589B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP3544935B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びそのオートプログラムの実行方法
KR100313555B1 (ko) 소거기능의테스트용테스트회로를가진비휘발성반도체메모리
JPH10199263A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP4503142B2 (ja) 半導体記憶装置
TWI776607B (zh) 半導體裝置及連續讀出方法