JPH0642153A - 中空床及び中空床の製造に使用する型部材 - Google Patents
中空床及び中空床の製造に使用する型部材Info
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- JPH0642153A JPH0642153A JP3153571A JP15357191A JPH0642153A JP H0642153 A JPH0642153 A JP H0642153A JP 3153571 A JP3153571 A JP 3153571A JP 15357191 A JP15357191 A JP 15357191A JP H0642153 A JPH0642153 A JP H0642153A
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- E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
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- E04F15/02—Flooring or floor layers composed of a number of similar elements
- E04F15/024—Sectional false floors, e.g. computer floors
- E04F15/02405—Floor panels
- E04F15/02417—Floor panels made of box-like elements
- E04F15/02423—Floor panels made of box-like elements filled with core material
- E04F15/02429—Floor panels made of box-like elements filled with core material the core material hardening after application
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
- E04F15/00—Flooring
- E04F15/12—Flooring or floor layers made of masses in situ, e.g. seamless magnesite floors, terrazzo gypsum floors
- E04F15/123—Lost formworks for producing hollow floor screed layers, e.g. for receiving installations, ducts, cables
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- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】建造物の底床上に負荷支持脚を介して置かれか
つ上記底床とともに中空スペ―スを形成する上床を備え
た中空床およびこの中空床の製造に使用する型部材、お
よび、上床への熱伝達が改善される中空床およびその製
造に使用する型部材を提供する。 【構成】底床に配設され、変形可能なシ―ト状材料12
からなる平坦部分と、この平坦部分から下方に突出し上
方が開口する空胴部を有する複数個の中空突起部とを具
える型部材と、この型部材に凝固性の流動物質を全体に
わたって充填した後、凝固させることによって形成し
た、上床13および支持脚17とを具えて構成される。
つ上記底床とともに中空スペ―スを形成する上床を備え
た中空床およびこの中空床の製造に使用する型部材、お
よび、上床への熱伝達が改善される中空床およびその製
造に使用する型部材を提供する。 【構成】底床に配設され、変形可能なシ―ト状材料12
からなる平坦部分と、この平坦部分から下方に突出し上
方が開口する空胴部を有する複数個の中空突起部とを具
える型部材と、この型部材に凝固性の流動物質を全体に
わたって充填した後、凝固させることによって形成し
た、上床13および支持脚17とを具えて構成される。
Description
【0001】本発明は建造物の底床上に負荷支持脚を介
して置かれかつ前記底床とともに中空スペ―スを形成す
る上床を備えた中空床およびこの中空床の製造に使用す
る型部材に関する。
して置かれかつ前記底床とともに中空スペ―スを形成す
る上床を備えた中空床およびこの中空床の製造に使用す
る型部材に関する。
【0002】たとえば、ドイツ公開公報第230781
5号に示される公知の中空床は断熱材で覆われた底床
と、プレ―ト部からなりかつ前記断熱材上にある距離に
おいて置かれた上床とから構成されている。そして前記
上床のプレ―ト部は高さを調整できる支持部材によって
前記底床上に置かれている。そして直接床を加熱するた
めに中空床にホットエアが導かれる。部屋の暖房は上床
を形成するプレ―ト部の熱伝導度特性によって実現され
る。
5号に示される公知の中空床は断熱材で覆われた底床
と、プレ―ト部からなりかつ前記断熱材上にある距離に
おいて置かれた上床とから構成されている。そして前記
上床のプレ―ト部は高さを調整できる支持部材によって
前記底床上に置かれている。そして直接床を加熱するた
めに中空床にホットエアが導かれる。部屋の暖房は上床
を形成するプレ―ト部の熱伝導度特性によって実現され
る。
【0003】一般に底床は生コンクリ―ト材からなり、
その表面は通常でこぼこであり、このでこぼこの点は高
さを調整できる負荷支持脚によって補償される。この場
合負荷支持脚は上床を形成するプレ―ト部を等しいレベ
ルに置くように個々に調整する必要があり、このような
負荷支持脚の調整作業は相当の時間を必要とする。さら
に高さを調整できる上述した負荷支持脚は非常に高価で
ある。さらに公知の中空床のもう一つの欠点として、各
プレ―ト部は安定性を高くしかつパネルの大きさに耐え
るために各隅部で支持されるにすぎない。さらに公知の
中空床では中空スペ―スが全体として一つの開放スペ―
スを形成しており、このため中空スペ―ス内では空気が
何等の通路を通ることもなくまた循環することもなく拡
散するだけである。その結果、中空スペ―ス内での流速
はたとえば各領域で異なり、その結果、空気の入口と出
口との間の直線通路上の流速に対して前述した各領域で
はかなり遅くなってしまう。
その表面は通常でこぼこであり、このでこぼこの点は高
さを調整できる負荷支持脚によって補償される。この場
合負荷支持脚は上床を形成するプレ―ト部を等しいレベ
ルに置くように個々に調整する必要があり、このような
負荷支持脚の調整作業は相当の時間を必要とする。さら
に高さを調整できる上述した負荷支持脚は非常に高価で
ある。さらに公知の中空床のもう一つの欠点として、各
プレ―ト部は安定性を高くしかつパネルの大きさに耐え
るために各隅部で支持されるにすぎない。さらに公知の
中空床では中空スペ―スが全体として一つの開放スペ―
スを形成しており、このため中空スペ―ス内では空気が
何等の通路を通ることもなくまた循環することもなく拡
散するだけである。その結果、中空スペ―ス内での流速
はたとえば各領域で異なり、その結果、空気の入口と出
口との間の直線通路上の流速に対して前述した各領域で
はかなり遅くなってしまう。
【0004】その故本発明の主目的は公知の中空床より
も簡単な構造を有する中空床およびその製造に使用する
型部材を提供するにある。本発明の他の目的は空気から
上床への熱伝達が改善される中空床およびその製造に使
用する型部材を提供するにある。
も簡単な構造を有する中空床およびその製造に使用する
型部材を提供するにある。本発明の他の目的は空気から
上床への熱伝達が改善される中空床およびその製造に使
用する型部材を提供するにある。
【0005】上述した問題を解決するために本発明によ
れば、負荷支持脚は上床と一体に形成される。
れば、負荷支持脚は上床と一体に形成される。
【0006】上床ならびに負荷支持脚はたとえばコンク
リ―ト特に床を形成するに使用する床用コンクリ―ト
(Estrich plaster)のような材料によ
って構成され、これらは熱の取り入れを増加させるのに
寄与することになる。また上床の下の任意の位置にパネ
ルの寸法に関係なく、またパネルの各隅に制限されるこ
となくこの負荷支持脚を設けることができる。それ故、
2個の負荷支持脚間の幅は相当狭めることができ、した
がって前記上床の材料の引っ張り強度および曲げ強度に
関する要求を最小にすることができる。また単位面積当
りの負荷支持脚の数を多くすることができ、負荷支持脚
の配置を自由に選択することができる。したがって前記
負荷支持脚は空気の通路に形成に用いられ、その結果こ
の負荷支持脚の配置および横断面形状を適当に選択する
ことにより中空スペ―スの一つの好ましい方向の流れ抵
抗が前記方向と異なる方向の流れ抵抗よりも小さくな
り、決められた通路に沿って空気が誘導されることにな
る。また負荷支持脚の数を増加することによって空気が
旋回し、空気から負荷支持脚を含む上床への熱伝達を改
善することができる。
リ―ト特に床を形成するに使用する床用コンクリ―ト
(Estrich plaster)のような材料によ
って構成され、これらは熱の取り入れを増加させるのに
寄与することになる。また上床の下の任意の位置にパネ
ルの寸法に関係なく、またパネルの各隅に制限されるこ
となくこの負荷支持脚を設けることができる。それ故、
2個の負荷支持脚間の幅は相当狭めることができ、した
がって前記上床の材料の引っ張り強度および曲げ強度に
関する要求を最小にすることができる。また単位面積当
りの負荷支持脚の数を多くすることができ、負荷支持脚
の配置を自由に選択することができる。したがって前記
負荷支持脚は空気の通路に形成に用いられ、その結果こ
の負荷支持脚の配置および横断面形状を適当に選択する
ことにより中空スペ―スの一つの好ましい方向の流れ抵
抗が前記方向と異なる方向の流れ抵抗よりも小さくな
り、決められた通路に沿って空気が誘導されることにな
る。また負荷支持脚の数を増加することによって空気が
旋回し、空気から負荷支持脚を含む上床への熱伝達を改
善することができる。
【0007】また本発明の実施例によれば、中空床の負
荷支持脚はまぜ合された充填材を含み、このようなタイ
プにするとこの充填材によって熱貯蔵を増加させたりあ
るいは減少させたりすることができる。前記充填材は粗
石粒あるいは金属粒のようなバルク(bulk)材から
なり、この材料は負荷支持脚の形状を決定しあるいはそ
の形状を定めるのに寄与する負荷支持脚の型材(中空突
起部)に充填するのに適したものである。このような充
填材を用いると、上床を型取るときに前記負荷支持脚が
上方に縮んでトラフが形成されるのを防ぐことができ
る。
荷支持脚はまぜ合された充填材を含み、このようなタイ
プにするとこの充填材によって熱貯蔵を増加させたりあ
るいは減少させたりすることができる。前記充填材は粗
石粒あるいは金属粒のようなバルク(bulk)材から
なり、この材料は負荷支持脚の形状を決定しあるいはそ
の形状を定めるのに寄与する負荷支持脚の型材(中空突
起部)に充填するのに適したものである。このような充
填材を用いると、上床を型取るときに前記負荷支持脚が
上方に縮んでトラフが形成されるのを防ぐことができ
る。
【0008】この中空床は上床の下に配置されなければ
ならないケ―ブル、ホ―スラインおよびその他の導管を
しばしば含む。もし中空床の中空スペ―スの高さが減少
すると、上述したラインを導くことも、中空床内にそれ
らを押しこむかあるいは中空床を介して以前に押しこま
れた誘導ケ―ブルにより上述したラインを引き入れるこ
ともむずかしくなる。またこのような場合ラインが中空
床内に置かれて負荷支持脚と摩擦接触するかあるいはつ
かえてラインが導かれるのをさまたげる危険性が常に存
在する。
ならないケ―ブル、ホ―スラインおよびその他の導管を
しばしば含む。もし中空床の中空スペ―スの高さが減少
すると、上述したラインを導くことも、中空床内にそれ
らを押しこむかあるいは中空床を介して以前に押しこま
れた誘導ケ―ブルにより上述したラインを引き入れるこ
ともむずかしくなる。またこのような場合ラインが中空
床内に置かれて負荷支持脚と摩擦接触するかあるいはつ
かえてラインが導かれるのをさまたげる危険性が常に存
在する。
【0009】中空床へのラインなどの誘導を容易にする
ために負荷支持脚は本発明の好ましい実施例によりなめ
らかな被覆層を設ける。このようななめらかな被覆層は
金属、プラスチックあるいは他のなめらかなカバ―材の
シ―トによって構成される。このようななめらかな被覆
層を設けることによって中空床に導かれるラインとの摩
擦を減少することができる。
ために負荷支持脚は本発明の好ましい実施例によりなめ
らかな被覆層を設ける。このようななめらかな被覆層は
金属、プラスチックあるいは他のなめらかなカバ―材の
シ―トによって構成される。このようななめらかな被覆
層を設けることによって中空床に導かれるラインとの摩
擦を減少することができる。
【0010】ケ―ブルおよびホ―スラインなどに対する
摩擦を減少するために、底床はなめらかな被覆層を含む
ことができる。このの被覆層はかなり柔らかな断熱層と
この断熱層上に配置された比較的硬い圧力分配層からな
り、これによって断熱機能としゃ音機能とを持たせる。
この断熱層は発泡材あるいはグラスファイバ―プレ―ト
のような柔らかい材料によって構成され、このような柔
らかい材料の表面は比較的柔らかいためかなり良好な断
熱特性としゃ音特性とをこの柔らかい材料に持たせる。
負荷支持脚を支持する圧力分配層によりこの柔らかい材
料はおおわれる。負荷支持脚に加わる圧力は大きな領域
を持った断熱層上に配置された圧力分配層を介して分散
され、したがって断熱層は局部的な押圧を受けることが
なくなる。 前記圧力分配層は音を吸収するための孔を
有し、この孔によってたとえば空気が流れることによっ
て生じる音が空気によって中空床中を伝播するのを防
ぐ。空気によって伝送される音は前記孔を通って断熱層
に達しそこで吸収される。これにより空気によって音が
多重反射されて伝送されるのを防ぐことができる。
摩擦を減少するために、底床はなめらかな被覆層を含む
ことができる。このの被覆層はかなり柔らかな断熱層と
この断熱層上に配置された比較的硬い圧力分配層からな
り、これによって断熱機能としゃ音機能とを持たせる。
この断熱層は発泡材あるいはグラスファイバ―プレ―ト
のような柔らかい材料によって構成され、このような柔
らかい材料の表面は比較的柔らかいためかなり良好な断
熱特性としゃ音特性とをこの柔らかい材料に持たせる。
負荷支持脚を支持する圧力分配層によりこの柔らかい材
料はおおわれる。負荷支持脚に加わる圧力は大きな領域
を持った断熱層上に配置された圧力分配層を介して分散
され、したがって断熱層は局部的な押圧を受けることが
なくなる。 前記圧力分配層は音を吸収するための孔を
有し、この孔によってたとえば空気が流れることによっ
て生じる音が空気によって中空床中を伝播するのを防
ぐ。空気によって伝送される音は前記孔を通って断熱層
に達しそこで吸収される。これにより空気によって音が
多重反射されて伝送されるのを防ぐことができる。
【0011】本発明の好ましい他の実施例によれば、少
なくともいくつかの負荷支持脚は熱反射材料によって構
成された被覆層を有し、この被覆層は上述したなめらか
な面を形成し、同時に断熱機能を有する。暖房用として
用いられる中空床においては、しばしば不適当な熱分布
が生じる。たとえばホットエアの入口で加熱され、入口
から離れた個所はほとんど加熱されない。一方、ビルデ
ィングのあるゾ―ン、たとえば一部の床は比較的低温に
する必要がある。積極的に加熱しておく個所と加熱しな
い個所を作るために中空床の中空スペ―スは加熱しない
領域に熱反射被覆層を配設し、これにより熱が反射され
て上床が加熱されるのを防ぐ。負荷支持脚に対してのみ
に熱反射層の使用を制限する必要はない。熱反射層はま
た中空スペ―スと上床との間の分離層として用いること
ができる。
なくともいくつかの負荷支持脚は熱反射材料によって構
成された被覆層を有し、この被覆層は上述したなめらか
な面を形成し、同時に断熱機能を有する。暖房用として
用いられる中空床においては、しばしば不適当な熱分布
が生じる。たとえばホットエアの入口で加熱され、入口
から離れた個所はほとんど加熱されない。一方、ビルデ
ィングのあるゾ―ン、たとえば一部の床は比較的低温に
する必要がある。積極的に加熱しておく個所と加熱しな
い個所を作るために中空床の中空スペ―スは加熱しない
領域に熱反射被覆層を配設し、これにより熱が反射され
て上床が加熱されるのを防ぐ。負荷支持脚に対してのみ
に熱反射層の使用を制限する必要はない。熱反射層はま
た中空スペ―スと上床との間の分離層として用いること
ができる。
【0012】中空床のある領域は上述した熱反射層を有
するが他の領域はこの熱反射層を有さないという事実に
もとづいて中空床によって作られる表面熱は制御されて
分配される。
するが他の領域はこの熱反射層を有さないという事実に
もとづいて中空床によって作られる表面熱は制御されて
分配される。
【0013】本発明の好ましい他の実施例によれば、負
荷支持脚の周囲壁は底床に対してほぼ垂直方向に出会
う。好ましくは上床まで連続的に拡大している負荷支持
脚の周囲壁は上床の水平部まで屈曲なしに延びている。
底床付近では周囲壁がほぼ垂直に延びていることにより
ラインが配置されたときにラインがつかえるような楔形
の間隔が形成されるのを防ぐ。また中空スペ―スがア―
チ形状であれば、ラインがためこまれるような平坦面が
存在せず、このため中空床になめらかにケ―ブルやライ
ンを誘導できる。挿入されたラインの自由端はそれがあ
る個所に付き当ったときに常に丸い面に沿って案内され
る。
荷支持脚の周囲壁は底床に対してほぼ垂直方向に出会
う。好ましくは上床まで連続的に拡大している負荷支持
脚の周囲壁は上床の水平部まで屈曲なしに延びている。
底床付近では周囲壁がほぼ垂直に延びていることにより
ラインが配置されたときにラインがつかえるような楔形
の間隔が形成されるのを防ぐ。また中空スペ―スがア―
チ形状であれば、ラインがためこまれるような平坦面が
存在せず、このため中空床になめらかにケ―ブルやライ
ンを誘導できる。挿入されたラインの自由端はそれがあ
る個所に付き当ったときに常に丸い面に沿って案内され
る。
【0014】中空スペ―スがア―チ構造であることのも
う一つの利点は良好な荷重支持特性にもとづいて上床の
厚さをかなり減少させても中空スペ―スの最大限効果的
な高さを得ることができる。またこのようなア―チ構造
にするとしゃ音効果も持つことになる。たとえば中空床
によって生じる空気伝達雑音は中空スペ―スを画成する
ア―チ形の壁で反射され、多数の異なった角度からの反
射によって最終的には底床によって吸収される。
う一つの利点は良好な荷重支持特性にもとづいて上床の
厚さをかなり減少させても中空スペ―スの最大限効果的
な高さを得ることができる。またこのようなア―チ構造
にするとしゃ音効果も持つことになる。たとえば中空床
によって生じる空気伝達雑音は中空スペ―スを画成する
ア―チ形の壁で反射され、多数の異なった角度からの反
射によって最終的には底床によって吸収される。
【0015】また負荷支持脚の横断面の直径が上端部か
ら下端部に向かうにしたがって連続的に減少することに
よって衝撃音を吸収することができる。上床の下面がア
―チ状であることにより歩行中に生じる衝撃音は上床で
くりかえし反射され、最終的に上床で実質的に発達する
ことなく吸収される。また負荷支持脚の断面形状が変わ
ることにより音が反響するのを防ぐ。
ら下端部に向かうにしたがって連続的に減少することに
よって衝撃音を吸収することができる。上床の下面がア
―チ状であることにより歩行中に生じる衝撃音は上床で
くりかえし反射され、最終的に上床で実質的に発達する
ことなく吸収される。また負荷支持脚の断面形状が変わ
ることにより音が反響するのを防ぐ。
【0016】本発明の中空床は、底床の輪郭にほぼあっ
た輪郭を持ち、平坦な材料によって構成された型部材を
底床上に置き、ついで凝固性の流動物質、例えばコンク
リ―トを上記型部材に充填して上床と負荷支持脚とを形
成することで実現される。
た輪郭を持ち、平坦な材料によって構成された型部材を
底床上に置き、ついで凝固性の流動物質、例えばコンク
リ―トを上記型部材に充填して上床と負荷支持脚とを形
成することで実現される。
【0017】型部材の材料としてはフレキシブルで引き
のばしやすい(ductile)ものが用いられ、床用
コンクリ―ト等の流動物質をロ―ドしたときに変形し
て、底床の平坦でない個所に適合するものである。この
型部材は流動物質でおおわれ、この流動物質は下方向に
向けられたふくらみを満たして負荷支持脚を形成するだ
けでなく上床をも形成する。
のばしやすい(ductile)ものが用いられ、床用
コンクリ―ト等の流動物質をロ―ドしたときに変形し
て、底床の平坦でない個所に適合するものである。この
型部材は流動物質でおおわれ、この流動物質は下方向に
向けられたふくらみを満たして負荷支持脚を形成するだ
けでなく上床をも形成する。
【0018】上述した中空床は上床を支持する負荷支持
脚部分ではなく上床の表面でレベル合わせが行なわれ
る。したがって別のレベル合せ操作を必要としない。
脚部分ではなく上床の表面でレベル合わせが行なわれ
る。したがって別のレベル合せ操作を必要としない。
【0019】シ―ト部材からなる型部材は流動物質の浸
透を防ぐ。すなわち型部材は上床の下面と負荷支持脚の
外側面から流動物質が型部材と底床との間に形成された
中空スペ―スに入りこまない材料で形成される必要があ
る。好ましくは流動物質は正しく水平でなめらかな面を
自動的に形成する自己レベル合せ懸濁液からなる。しか
しながら、流動物質はもちろん機械的になめらかにする
ことを必要とする程度の糊のような濃度を有する。
透を防ぐ。すなわち型部材は上床の下面と負荷支持脚の
外側面から流動物質が型部材と底床との間に形成された
中空スペ―スに入りこまない材料で形成される必要があ
る。好ましくは流動物質は正しく水平でなめらかな面を
自動的に形成する自己レベル合せ懸濁液からなる。しか
しながら、流動物質はもちろん機械的になめらかにする
ことを必要とする程度の糊のような濃度を有する。
【0020】もし型部材が上床および負荷支持脚に残さ
れると、この形部材は中空スペ―スの壁の被覆層を形成
する。もし被覆層が不要である場合には、流動物質が硬
化するときに熱により収縮され、融かされ、焼かれるよ
うな熱可塑性箔やシ―トからなる部材を使用することに
よって本発明による中空床の一実施例が提供される。す
なわち、この実施例によれば中空スペ―スにホットエア
を通過させることだけが必要であり、ホットエアの温度
は型部材の収縮や溶解を生じさせるような高さにする。
その結果型部材は上床および負荷支持脚の壁から離れ、
その残りは底床上にばく然と置かれ、あるいは収縮する
場合には底床をおおう層が形成される。暖房あるいは冷
房のために後に空気が導かれる中空スペ―スは底床上の
型部材の残りと上床の下面との間に存在し、断熱層によ
ってしゃへいされることなく空気を上床の下面に直接接
触させる。前記型部材の残りは底床の断熱体として作用
し、これによって付加的に底床へ不要な熱伝達が行なわ
れるのを禁止する。
れると、この形部材は中空スペ―スの壁の被覆層を形成
する。もし被覆層が不要である場合には、流動物質が硬
化するときに熱により収縮され、融かされ、焼かれるよ
うな熱可塑性箔やシ―トからなる部材を使用することに
よって本発明による中空床の一実施例が提供される。す
なわち、この実施例によれば中空スペ―スにホットエア
を通過させることだけが必要であり、ホットエアの温度
は型部材の収縮や溶解を生じさせるような高さにする。
その結果型部材は上床および負荷支持脚の壁から離れ、
その残りは底床上にばく然と置かれ、あるいは収縮する
場合には底床をおおう層が形成される。暖房あるいは冷
房のために後に空気が導かれる中空スペ―スは底床上の
型部材の残りと上床の下面との間に存在し、断熱層によ
ってしゃへいされることなく空気を上床の下面に直接接
触させる。前記型部材の残りは底床の断熱体として作用
し、これによって付加的に底床へ不要な熱伝達が行なわ
れるのを禁止する。
【0021】この実施例のもう一つの利点としては負荷
支持脚の下面と底床との間に存在する熱可塑性箔はホッ
トエア処理している間負荷支持脚を底床と接着し、底床
から上床にずれるのを防ぐ。
支持脚の下面と底床との間に存在する熱可塑性箔はホッ
トエア処理している間負荷支持脚を底床と接着し、底床
から上床にずれるのを防ぐ。
【0022】また本発明の中空床のさらに他の実施例に
よれば部分的に接続された2枚の箔(第1および第2シ
―ト)によって構成された二重シ―トが底床上に置か
れ、空気あるいは水等の充填物が第1および第2シ―ト
間に充填されふくらみが形成される。そして流動物質が
二重シ―ト上に供給され、なめらかにされる。ついで二
重シ―ト内に充填された充填物は流動物質が硬化した後
に排出される。この実施例によれば、二重シ―トは上床
の厚さが大きくても流動物質の重さに耐えられるような
良好な支持特性を持つ。
よれば部分的に接続された2枚の箔(第1および第2シ
―ト)によって構成された二重シ―トが底床上に置か
れ、空気あるいは水等の充填物が第1および第2シ―ト
間に充填されふくらみが形成される。そして流動物質が
二重シ―ト上に供給され、なめらかにされる。ついで二
重シ―ト内に充填された充填物は流動物質が硬化した後
に排出される。この実施例によれば、二重シ―トは上床
の厚さが大きくても流動物質の重さに耐えられるような
良好な支持特性を持つ。
【0023】最初に流動状態で供給された流動物質が硬
化すると、前記充填物は排出されてふくらみがつぶされ
た二重シ―トは底床の上側をおおう。この二重シ―トは
底床を断熱する機能を有する。
化すると、前記充填物は排出されてふくらみがつぶされ
た二重シ―トは底床の上側をおおう。この二重シ―トは
底床を断熱する機能を有する。
【0024】上記実施例によれば、二重シ―トは平坦な
第1シ―トとこの第1シ―ト上にふくらみを形成しかつ
ふくらみ間で第1シ―トに接続された第2シ―トからな
り、第2シ―トは自己支持特性、すなわち自立特性を持
たない。第1および第2シ―トの間に充填物を充填した
場合には、二重シ―トは上床の下面および負荷支持脚を
形づくるための型部材を形成する。このようにして形成
された型部材上に供給された流動物質が硬化した後、充
填物は排出され第2シ―トは底床上にたるんだ状態で置
かれる。
第1シ―トとこの第1シ―ト上にふくらみを形成しかつ
ふくらみ間で第1シ―トに接続された第2シ―トからな
り、第2シ―トは自己支持特性、すなわち自立特性を持
たない。第1および第2シ―トの間に充填物を充填した
場合には、二重シ―トは上床の下面および負荷支持脚を
形づくるための型部材を形成する。このようにして形成
された型部材上に供給された流動物質が硬化した後、充
填物は排出され第2シ―トは底床上にたるんだ状態で置
かれる。
【0025】また本発明は本発明の中空床の製造に使用
する型部材にも関する。この型部材は規則的な間隔をお
いて配置されたくぼみ(中空突起部)を有する変形可能
なプレ―ト材あるいはウェブ材によって構成され、隣接
した二つのプレ―トあるいはウェブ材のエッジあるいは
境界はシ―ルできる突き合せ部あるいは重ね合せゾ―ン
を形成する。前記型部材はウェブ材あるいはプレ―ト材
の形状で利用でき、このウェブあるいはプレ―ト材はシ
―ルするように結合され連続した上床を作る。それゆえ
一般に型部材の境界はたがいにフィットするようにかみ
あうかあるいは真直ぐなバ―となる。例えば第1図に示
す形部材のようにフレキシブルな型部材は溶解できるプ
ラスチック材を付加することによって部分的に補強して
もよい。あるいは金属インレイ(metal inla
y)と組合されて熱伝導性と安定性を改善することもで
きる。
する型部材にも関する。この型部材は規則的な間隔をお
いて配置されたくぼみ(中空突起部)を有する変形可能
なプレ―ト材あるいはウェブ材によって構成され、隣接
した二つのプレ―トあるいはウェブ材のエッジあるいは
境界はシ―ルできる突き合せ部あるいは重ね合せゾ―ン
を形成する。前記型部材はウェブ材あるいはプレ―ト材
の形状で利用でき、このウェブあるいはプレ―ト材はシ
―ルするように結合され連続した上床を作る。それゆえ
一般に型部材の境界はたがいにフィットするようにかみ
あうかあるいは真直ぐなバ―となる。例えば第1図に示
す形部材のようにフレキシブルな型部材は溶解できるプ
ラスチック材を付加することによって部分的に補強して
もよい。あるいは金属インレイ(metal inla
y)と組合されて熱伝導性と安定性を改善することもで
きる。
【0026】前述した型部材の他の実施例として、深絞
り(deep drawing)を受けやすい金属シ―
ト板によって構成されるかあるいは折りたたみできる金
属箔によって構成され、中空床の中空スペ―スに配され
て上床および負荷支持脚の被覆層を形成する。この金属
箔は良好な熱伝導特性を持つので上床の下面に密着して
も、空気と上床との間の熱伝達に実質的に影響を与えな
い。
り(deep drawing)を受けやすい金属シ―
ト板によって構成されるかあるいは折りたたみできる金
属箔によって構成され、中空床の中空スペ―スに配され
て上床および負荷支持脚の被覆層を形成する。この金属
箔は良好な熱伝導特性を持つので上床の下面に密着して
も、空気と上床との間の熱伝達に実質的に影響を与えな
い。
【0027】以下本発明の実施例に沿って詳細に説明す
る。
る。
【0028】第1図は本発明による中空床の一実施例を
示しており、同図に示される中空床は底床10,11,
12とこの底床の上に配置された上床13とによって構
成されている。この底床10,11,12は、負荷の分
布をさらに良くするために下床を形成するコンクリ―ト
プレ―ト10と、このプレ―ト10上に配置された断熱
層11と、この断熱層11上に配置された金属シ―ト1
2とによって構成される。前記金属シ―ト12は複数の
吸音用孔を有する。この断熱層11は比較的柔らかい断
熱材からなり、シ―ト12は比較的硬い圧力分布層を構
成する。
示しており、同図に示される中空床は底床10,11,
12とこの底床の上に配置された上床13とによって構
成されている。この底床10,11,12は、負荷の分
布をさらに良くするために下床を形成するコンクリ―ト
プレ―ト10と、このプレ―ト10上に配置された断熱
層11と、この断熱層11上に配置された金属シ―ト1
2とによって構成される。前記金属シ―ト12は複数の
吸音用孔を有する。この断熱層11は比較的柔らかい断
熱材からなり、シ―ト12は比較的硬い圧力分布層を構
成する。
【0029】前記上床13を形成するために深絞りプラ
スチック箔からなる型14が底床10,11,12の上
に置かれる。この型14は自立(selfsuppor
ting)でき、下方に突出しかつ型14を上方から見
た図である第2図に示すように長円形のリブ15を有す
る。このリブ15の底面は金属シ―ト12上に配置され
ている。前記型14は全体としてたわみやすく底床1
0,11,12の平坦でない部分に適するようになって
いる。
スチック箔からなる型14が底床10,11,12の上
に置かれる。この型14は自立(selfsuppor
ting)でき、下方に突出しかつ型14を上方から見
た図である第2図に示すように長円形のリブ15を有す
る。このリブ15の底面は金属シ―ト12上に配置され
ている。前記型14は全体としてたわみやすく底床1
0,11,12の平坦でない部分に適するようになって
いる。
【0030】また前記型14のエッジ16は均一にかつ
連続的に輪郭を描くバ―を形作っており、このバ―は型
14の周囲の平坦領域に置かれている。また前記エッジ
16は隣接した2個の型14のエッジ16をたがいにシ
―ルするようにする溝タイプのふくらみを有する。さら
にこのエッジ16は接着物によって相互に接続されある
いは溶着されて全体として一つの型を形成する。
連続的に輪郭を描くバ―を形作っており、このバ―は型
14の周囲の平坦領域に置かれている。また前記エッジ
16は隣接した2個の型14のエッジ16をたがいにシ
―ルするようにする溝タイプのふくらみを有する。さら
にこのエッジ16は接着物によって相互に接続されある
いは溶着されて全体として一つの型を形成する。
【0031】粗石からなる複数の充填体25が前記リブ
に充填され、これらの充填体25は型14から上床13
の領域に突出している。
に充填され、これらの充填体25は型14から上床13
の領域に突出している。
【0032】上床13は液体状の床用コンクリ―ト(l
iquid Estrich plaser)から作り
出され、この床用コンクリ―トは型14上に供給されて
充填体25を取り囲みかつ埋込む。同時に多数の負荷支
持脚17が型14のリブ15内に形成され、これらの負
荷支持脚17上に型14全体をおおう層18が形成され
る。もし必要ならば床用コンクリ―トの表面はなめらか
にされて底床10,11,12の平坦でない部分とは無
関係に水平面を形成する。
iquid Estrich plaser)から作り
出され、この床用コンクリ―トは型14上に供給されて
充填体25を取り囲みかつ埋込む。同時に多数の負荷支
持脚17が型14のリブ15内に形成され、これらの負
荷支持脚17上に型14全体をおおう層18が形成され
る。もし必要ならば床用コンクリ―トの表面はなめらか
にされて底床10,11,12の平坦でない部分とは無
関係に水平面を形成する。
【0033】液体状の床用コンクリ―トが凝固すると、
型14は負荷支持脚17をぴったりと取り囲むなめらか
な被覆層を形成する。もし電気ケ―ブルあるいはその他
の導管が底床10,11,12と上床13との間に形成
された中空スペ―スに入れられると、それらはこの被覆
層に沿って滑り、比較的粗いコンクリ―トあるいはモル
タル面に接触しない。
型14は負荷支持脚17をぴったりと取り囲むなめらか
な被覆層を形成する。もし電気ケ―ブルあるいはその他
の導管が底床10,11,12と上床13との間に形成
された中空スペ―スに入れられると、それらはこの被覆
層に沿って滑り、比較的粗いコンクリ―トあるいはモル
タル面に接触しない。
【0034】また上床13の最終製作段階において型1
4を取除くこともできる。このためホットエア(hot
air)が中空スペ―スに吹きつけられる。その結果
熱可塑性材料から構成された型14は収縮して一方では
負荷支持脚17をこの負荷支持脚17の底面にある金属
シ−ト12と接着し、他方では上床13あるいは負荷支
持脚17の側壁から残りの部分の型14が離れて金属シ
―ト12上に付着しあるいはその上に収縮する。これは
第1図の破線19によって示される。もしホットエアの
温度が十分に高い場合には、型14は溶け、金属シ―ト
12上にその残りが付着する。
4を取除くこともできる。このためホットエア(hot
air)が中空スペ―スに吹きつけられる。その結果
熱可塑性材料から構成された型14は収縮して一方では
負荷支持脚17をこの負荷支持脚17の底面にある金属
シ−ト12と接着し、他方では上床13あるいは負荷支
持脚17の側壁から残りの部分の型14が離れて金属シ
―ト12上に付着しあるいはその上に収縮する。これは
第1図の破線19によって示される。もしホットエアの
温度が十分に高い場合には、型14は溶け、金属シ―ト
12上にその残りが付着する。
【0035】この実施例では、リブ15は第2図にみら
れるように一方向に長軸、該一方向に直交する方向に短
軸を有し、長軸方向および短軸方向に等間隔に整列して
いる。このため、この実施例による中空床内の中空スペ
―スはリブ15の長軸方向での空気抵抗が他の方向の空
気抵抗に比べて小さく、空気は長軸方向に沿って流れや
すい構造になっている。
れるように一方向に長軸、該一方向に直交する方向に短
軸を有し、長軸方向および短軸方向に等間隔に整列して
いる。このため、この実施例による中空床内の中空スペ
―スはリブ15の長軸方向での空気抵抗が他の方向の空
気抵抗に比べて小さく、空気は長軸方向に沿って流れや
すい構造になっている。
【0036】第3図および第4図は負荷支持脚17が長
円形のリブではなく相互に等しい間隔をおいて配置され
た円形突起によって構成されている中空床の例を示して
いる。また図に示される前記負荷支持脚17は列を構成
するように配置され、二列の負荷支持脚17が千鳥足状
に互い違いに配列されている。このような構造にするこ
とにより、支持構造および負荷分布の均一なものが得ら
れる。さらにこのような中空床の構造にすると直線状の
空気通路の形成を避けることができる。すなわち、空気
は負荷支持脚17によってぐるぐると回りかつ分岐さ
れ、これにより上床13への熱伝達を改善する。また隣
接する負荷支持脚17の間には該負荷支持脚17の側面
と上記上床13の下面とによりア−チ構造が形成されて
いる。換言すれば負荷支持脚17は上記上床13に向か
うにしたがって拡大しており、第3図の断面形状からわ
かるように各負荷支持脚17は隣接した負荷支持脚へア
―チ状に連なっている。このようなア―チ構造によって
上床13の支持力(bearing capacit
y)が増加し、連続した表面層18を比較的薄くでき
る。
円形のリブではなく相互に等しい間隔をおいて配置され
た円形突起によって構成されている中空床の例を示して
いる。また図に示される前記負荷支持脚17は列を構成
するように配置され、二列の負荷支持脚17が千鳥足状
に互い違いに配列されている。このような構造にするこ
とにより、支持構造および負荷分布の均一なものが得ら
れる。さらにこのような中空床の構造にすると直線状の
空気通路の形成を避けることができる。すなわち、空気
は負荷支持脚17によってぐるぐると回りかつ分岐さ
れ、これにより上床13への熱伝達を改善する。また隣
接する負荷支持脚17の間には該負荷支持脚17の側面
と上記上床13の下面とによりア−チ構造が形成されて
いる。換言すれば負荷支持脚17は上記上床13に向か
うにしたがって拡大しており、第3図の断面形状からわ
かるように各負荷支持脚17は隣接した負荷支持脚へア
―チ状に連なっている。このようなア―チ構造によって
上床13の支持力(bearing capacit
y)が増加し、連続した表面層18を比較的薄くでき
る。
【0037】第3図に示される上床13と負荷支持脚1
7の除去できる型(lost formwork)を形
成する箔26は中空床の要素として残され、したがって
中空床を仕上げた後も負荷支持脚17を包む。この中空
床のある領域では金属で構成されるかあるいは金属とプ
ラスチックの組合せによって構成され、中空のスペ―ス
から上床13の材料への熱伝達に影響を与える。たとえ
ば箔26は熱反射材から構成される。
7の除去できる型(lost formwork)を形
成する箔26は中空床の要素として残され、したがって
中空床を仕上げた後も負荷支持脚17を包む。この中空
床のある領域では金属で構成されるかあるいは金属とプ
ラスチックの組合せによって構成され、中空のスペ―ス
から上床13の材料への熱伝達に影響を与える。たとえ
ば箔26は熱反射材から構成される。
【0038】第5図は第3図と同様にア―チ構造を持っ
た中空床を示している。しかし第3図とは型の製造工程
および最終仕上げ工程で上床から型が除去されている点
においてことなる。コンクリ―ト層10と断熱層11と
からなる底床上になめらかな下部ウェブ21とこの下部
ウェブ21をおおいかつ自立しない上部ウェブ22とか
らなる二重箔20が置かれかつ接着されている。そして
前記上部ウェブ22は平坦な下部ウェブ21と個所23
で溶着されており、この溶着個所23に負荷支持脚17
が後に配置される。溶着箇所23の間で前記上部ウェブ
22はふくらみ24を有し、このふくらみ24は第5図
(a)に示される状態で下部ウェブ21上に置かれる。
た中空床を示している。しかし第3図とは型の製造工程
および最終仕上げ工程で上床から型が除去されている点
においてことなる。コンクリ―ト層10と断熱層11と
からなる底床上になめらかな下部ウェブ21とこの下部
ウェブ21をおおいかつ自立しない上部ウェブ22とか
らなる二重箔20が置かれかつ接着されている。そして
前記上部ウェブ22は平坦な下部ウェブ21と個所23
で溶着されており、この溶着個所23に負荷支持脚17
が後に配置される。溶着箇所23の間で前記上部ウェブ
22はふくらみ24を有し、このふくらみ24は第5図
(a)に示される状態で下部ウェブ21上に置かれる。
【0039】底床上に二重箔20を置くと、空気がウェ
ブ21と22との間に押し込まれて第5図(b)のよう
にふくらみ24を生じる。第5図(b)のようにふくら
んだ二重箔20は型を構成し、この上に液体状の床用コ
ンクリ―トが供給されて上床13を形成する。また空気
てふくらませる前に液体状の床用コンクリ―トを必要な
層厚になるように流しこむことができる。上床13の床
用コンクリ―トが凝固すると空気が排出される。残った
空気はさらに吸い出されて上部ウェブ22を下部ウェブ
21上に横たえさせる。中空床の中空スペ―スは上部ウ
ェブ22によって下面が定められ、上床13によって上
面が定められる。
ブ21と22との間に押し込まれて第5図(b)のよう
にふくらみ24を生じる。第5図(b)のようにふくら
んだ二重箔20は型を構成し、この上に液体状の床用コ
ンクリ―トが供給されて上床13を形成する。また空気
てふくらませる前に液体状の床用コンクリ―トを必要な
層厚になるように流しこむことができる。上床13の床
用コンクリ―トが凝固すると空気が排出される。残った
空気はさらに吸い出されて上部ウェブ22を下部ウェブ
21上に横たえさせる。中空床の中空スペ―スは上部ウ
ェブ22によって下面が定められ、上床13によって上
面が定められる。
【0040】本発明による中空床の特徴としては、上床
上面への熱伝達に寄与する上床下面の表面積が従来のパ
ネルタイプの上床下面の表面積に比して実質的に増加す
るため、中空スペ―スに送入されるホットエアが発生す
る熱の上床上面への熱伝達効率を高めることができる。
またこの中空床は冷却用にも用いることができ、冷たい
空気をこの中空床を介して流すこともできる。
上面への熱伝達に寄与する上床下面の表面積が従来のパ
ネルタイプの上床下面の表面積に比して実質的に増加す
るため、中空スペ―スに送入されるホットエアが発生す
る熱の上床上面への熱伝達効率を高めることができる。
またこの中空床は冷却用にも用いることができ、冷たい
空気をこの中空床を介して流すこともできる。
【0041】上記実施例では中空床を多層構成の底床上
に配設する例を述べたが、中空床を直接下床上に配設し
てもよいことは勿論である。
に配設する例を述べたが、中空床を直接下床上に配設し
てもよいことは勿論である。
【図1】第1図は本発明による中空床の一実施例を示す
断面図
断面図
【図2】第2図は第1図に示される中空床を製造するた
めに用いられる型部材の平面図
めに用いられる型部材の平面図
【図3】第3図は本発明による中空床の他の実施例を示
す断面図
す断面図
【図4】第4図は第3図に示される中空床の負荷支持脚
の配置の平面図
の配置の平面図
【図5】第5図a,b,cは第3図と同様な中空床を製
造する際の途中の工程を示す断面図である。
造する際の途中の工程を示す断面図である。
10,11,12 底床 13 上床 10 コンクリ―トプレ―ト 11 断熱層 12 金属シ―ト 14 型 15 リブ 16 エッジ 17 負荷支持脚 18 連続した表面層 20 二重箔 21 なめらかな下部ウェブ 22 上部ウェブ 23 溶着個所 24 ふくらみ 26 箔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591139448 ゴールドバッハ、ゲゼルシャフト、ミッ ト、ベシュランクタ、ハフトゥンク、ホル ツクンシュトシュトッフ、ウント、メタル フェアアルバイトゥンク ドイツ連邦共和国、デー8758、ゴールドバ ッハ、バーンホフシュトラーセ 56 (71)出願人 591139459 ノリーナ、バオテヘニーク、ゲゼルシャフ ト、ミット、ベシュランクタ、ハフトゥン ク ドイツ連邦共和国、デー8500、ニュールン ベルク3、レーゲンスブルガーシュトラー セ 334 (72)発明者 ウォルフガング、ラトケ ドイツ連邦共和国、デー 5063 シュタイ ネンブリュック、ナハチガーレンベーク 46 (72)発明者 ギョルギイ、ボルベリイ ドイツ連邦共和国、デー 4000 デュッセ ルドルフ、ヤーンシュトラッセ 39 (72)発明者 ゼバルト、パルホーン ドイツ連邦共和国、デー 8752 ゴールド バッハ、アム・ガイスバーグ 30 (72)発明者 エーリッヒ、ヘルフリッチ ドイツ連邦共和国、デー 8501 ベーリン ゲルスドルフ、ラインビーゼンベーク 21
Claims (17)
- 【請求項1】 底床に配設され、変形可能なシ―ト
状材料からなる平坦部分と、該平坦部分から下方に突出
し上方が開口する空胴部を有する複数個の中空突起部と
を具える型部材と、 前記型部材に凝固性の流通物質を全体にわたって充填し
た後、凝固させることによって形成した、上床および支
持脚とを具える中空床。 - 【請求項2】 前記支持脚は、前記流動物質の充填前
に粒状の充填材が前記中空突起部の空胴部に配されて形
成される請求項1に記載の中空床。 - 【請求項3】 前記底床は建造物のコンクリ―ト床か
らなる請求項1または2に記載の中空床。 - 【請求項4】 前記底床は建造物のコンクリ―ト床と
前記コンクリ―ト床の上に配設される比較的軟かい断熱
層と前記断熱層の上に配設される比較的硬い圧力分配層
とからなる請求項1または2に記載の中空床。 - 【請求項5】 前記圧力分配層は複数の吸音孔を有す
ると共に滑らかな表面を有していることを特徴とする請
求項4に記載の中空床。 - 【請求項6】 変形可能な材料からなる平坦部分と、
該平坦部分から下方に突出し上方が開口する空胴部を有
する複数個の中空突起部とを具えることを特徴とする、
建造物の底床に配設され中空床の上床および支持脚の形
成に使用される型部材。 - 【請求項7】 前記型部材の平坦部分と前記突起部と
が一体的に形成されていることを特徴とする請求項6に
記載の型部材。 - 【請求項8】 前記平坦部分の少なくともひとつの端
部が隣接する型部材または床端材と結合する結合部を有
することを特徴とする請求項6に記載の型部材。 - 【請求項9】 前記突起部の周囲壁は屈曲なく頂部に
向かって連続的に拡大していることを特徴とする請求項
6に記載の型部材。 - 【請求項10】 前記突起部は前記上床と前記底床との
間にほぼまっすぐな通路を形成するように列状に配設さ
れていることを特徴とする請求項6に記載の型部材。 - 【請求項11】 前記突起部の少なくともひとつは熱
反射材で被覆されていることを特徴とする請求項6に記
載の型部材。 - 【請求項12】 前記突起部の少なくともひとつは滑
らかな被覆層で被覆されていることを特徴とする請求項
6に記載の型部材。 - 【請求項13】 前記突起部は前記支持脚による支持
力を増加するために隣接する前記突起部間にア―チ形を
描くように形成されていることを特徴とする請求項6に
記載の型部材。 - 【請求項14】 前記突起部の周囲壁であって前記底
床に近い部分は前記床床の上部表面に向かって垂直に延
びていることを特徴とする請求項6に記載の型部材。 - 【請求項15】 前記突起部は所定の方向には他の方
向よりも空気抵抗が小さくなるような空間を形成するよ
うに配置されていることを特徴とする請求項6に記載の
型部材。 - 【請求項16】 前記型部材は金属シ―トもしくは金
属箔からなることを特徴とする請求項6に記載の型部
材。 - 【請求項17】 前記型部材は熱可塑性プラスチック
で形成されることを特徴とする請求項6に記載の型部
材。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3103632:5 | 1981-02-04 | ||
DE3103632A DE3103632C2 (de) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | Verfahren zur Herstellung eines Hohlbodens |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57016938A Division JPS57184156A (en) | 1981-02-04 | 1982-02-04 | Hollow floor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642153A true JPH0642153A (ja) | 1994-02-15 |
JPH086447B2 JPH086447B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=6123946
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57016938A Granted JPS57184156A (en) | 1981-02-04 | 1982-02-04 | Hollow floor |
JP3153571A Expired - Lifetime JPH086447B2 (ja) | 1981-02-04 | 1991-06-26 | 中空床及び中空床の製造に使用する型部材 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57016938A Granted JPS57184156A (en) | 1981-02-04 | 1982-02-04 | Hollow floor |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0057372B1 (ja) |
JP (2) | JPS57184156A (ja) |
AT (1) | ATE12804T1 (ja) |
BR (1) | BR8200570A (ja) |
CA (1) | CA1181215A (ja) |
DE (2) | DE3103632C2 (ja) |
ES (1) | ES8305080A1 (ja) |
HK (1) | HK102591A (ja) |
MX (1) | MX155189A (ja) |
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---|---|---|---|---|
DE3317683A1 (de) * | 1983-05-14 | 1984-11-15 | Schmidt Reuter Ingenieurgesellschaft mbH & Co KG, 5000 Köln | Kunststoffolienbahn als verlorene schalung fuer die herstellung des oberbodens eines hohlbodens |
DE3325907C2 (de) * | 1983-07-19 | 1986-02-27 | Bauer, Eugen, 4600 Dortmund | Bauelement aus Kunststoff für einen Doppelboden |
DE3326621C2 (de) * | 1983-07-23 | 1985-11-07 | Mainbau Estrich- und Fußboden GmbH, 8500 Nürnberg | Verfahren zur Herstellung des Oberbodens eines Hohlraumbodens und Meßvorrichtung zur Durchführung dieses Verfahrens |
DE3348024C2 (en) * | 1983-07-23 | 1987-08-13 | Norina Bautechnik Gmbh, 8500 Nuernberg, De | Cast cavity floor finish lost formwork foil |
DE3348156C2 (en) * | 1983-07-23 | 1989-12-21 | Norina Bautechnik Gmbh, 8500 Nuernberg, De | Use of a panel, provided with load-bearing feet, for producing a cavity floor |
DE3326622A1 (de) * | 1983-07-23 | 1985-02-07 | Mainbau Estrich- und Fußboden GmbH, 8500 Nürnberg | Folie als verlorene schalung fuer die herstellung eines hohlraumbodens sowie hilfsvorrichtung hierfuer |
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