JPH0638562B2 - 車両用アンテナ - Google Patents
車両用アンテナInfo
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- JPH0638562B2 JPH0638562B2 JP60177291A JP17729185A JPH0638562B2 JP H0638562 B2 JPH0638562 B2 JP H0638562B2 JP 60177291 A JP60177291 A JP 60177291A JP 17729185 A JP17729185 A JP 17729185A JP H0638562 B2 JPH0638562 B2 JP H0638562B2
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- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
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- H01Q1/27—Adaptation for use in or on movable bodies
- H01Q1/32—Adaptation for use in or on road or rail vehicles
- H01Q1/325—Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle
- H01Q1/3266—Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle using the mirror of the vehicle
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R1/00—Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
- B60R1/12—Mirror assemblies combined with other articles, e.g. clocks
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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- G07C9/00174—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
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- Y10T74/20402—Flexible transmitter [e.g., Bowden cable]
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Description
【発明の詳細な説明】 《発明の分野》 本発明は、磁界により送信または受信が行なわれる車両
用のアンテナに関するものである。
用のアンテナに関するものである。
《発明の背景》 特開昭59−24075等で示される装置においてはキ
ーを用いることなく携帯無線機により車両の施解錠が行
なわれており、この種のアンテナはその種の装置のよう
に車両が外部と近距離通信を行なう場合に利用される。
ーを用いることなく携帯無線機により車両の施解錠が行
なわれており、この種のアンテナはその種の装置のよう
に車両が外部と近距離通信を行なう場合に利用される。
その場合、磁界送信または受信を行なうループアンテナ
が1本のみ車両側に設けられたときには、携帯無線機に
設けられたアンテナの位置によっては一方のアンテナの
受信レベルが著しく低下する。
が1本のみ車両側に設けられたときには、携帯無線機に
設けられたアンテナの位置によっては一方のアンテナの
受信レベルが著しく低下する。
そこで、2本のループアンテナが例えばドアミラーと運
転席とに設けられることにより水平面において互いに直
交する磁界を取扱える車両用アンテナが提案されてい
た。
転席とに設けられることにより水平面において互いに直
交する磁界を取扱える車両用アンテナが提案されてい
た。
しかしながらその提案に係るアンテナにおいては、両ル
ープアンテナが別々の位置に設けられるので、個々のア
ンテナ取付作業が必要とされた。
ープアンテナが別々の位置に設けられるので、個々のア
ンテナ取付作業が必要とされた。
《発明の目的》 本願の各発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、
それらの目的は、車両への取付けが容易なこの種のアン
テナを提供することにある。
それらの目的は、車両への取付けが容易なこの種のアン
テナを提供することにある。
《発明の構成》 上記目的を達成するために、第1の発明は、 ミラーハウジングとミラーベースの間に配置された一対
のループアンテナからなり、 各ループアンテナのアンテナ軸は互いに略直交するよう
に配置され、 一方のループアンテナは、他方のループアンテナのルー
プ面内に配置された強磁性体と、この強磁性体に巻回さ
れ該他方のループアンテナとループ面が略直交する導体
線とからなり、 強磁性体に巻回された一方のループアンテナのループ面
は他方のループアンテナのループ面より小さく、 かつ小さなループ面を有する強磁性体に巻回された一方
のループアンテナのループ面はミラーの厚み方向にあ
り、大きなループ面を有する他方のループアンテナのル
ープ面はミラー面方向にある、 ことを特徴とする。
のループアンテナからなり、 各ループアンテナのアンテナ軸は互いに略直交するよう
に配置され、 一方のループアンテナは、他方のループアンテナのルー
プ面内に配置された強磁性体と、この強磁性体に巻回さ
れ該他方のループアンテナとループ面が略直交する導体
線とからなり、 強磁性体に巻回された一方のループアンテナのループ面
は他方のループアンテナのループ面より小さく、 かつ小さなループ面を有する強磁性体に巻回された一方
のループアンテナのループ面はミラーの厚み方向にあ
り、大きなループ面を有する他方のループアンテナのル
ープ面はミラー面方向にある、 ことを特徴とする。
また、第2の発明は、 一対のループアンテナからなり、 各ループアンテナのアンテナ軸は互いに略直交するよう
に配置され、 一方のループアンテナは、他方のループアンテナのルー
プ面内に配置された強磁性体と、この強磁性体に巻回さ
れ該他方のループアンテナとループ面が略直交する導体
線とからなり、 他方のループアンテナは、ループアンテナ本体を形成す
るアンテナ本体形成用導体線と、前記一方のループアン
テナを誘導結合するアンテナ結合用導体線とからなり、 強磁性体に巻回された一方のループアンテナのループ面
は他方のループアンテナのループ面より小さく、 外部に接続される信号線は、いずれかのループアンテナ
側のみから引き出された、 ことを特徴とする。
に配置され、 一方のループアンテナは、他方のループアンテナのルー
プ面内に配置された強磁性体と、この強磁性体に巻回さ
れ該他方のループアンテナとループ面が略直交する導体
線とからなり、 他方のループアンテナは、ループアンテナ本体を形成す
るアンテナ本体形成用導体線と、前記一方のループアン
テナを誘導結合するアンテナ結合用導体線とからなり、 強磁性体に巻回された一方のループアンテナのループ面
は他方のループアンテナのループ面より小さく、 外部に接続される信号線は、いずれかのループアンテナ
側のみから引き出された、 ことを特徴とする。
《実施例の説明》 以下図面に基づいて本発明に係る装置の好適な実施例を
説明する。
説明する。
第1図において本実施例のアンテナ10は運転席側のド
アミラーに内蔵されており、そのミラーベース12は運
転席側ドアに取付けられている。
アミラーに内蔵されており、そのミラーベース12は運
転席側ドアに取付けられている。
そしてこのミラーベース12の背面側にはモータが設け
られており、ミラーベース12の手前側に設けられるミ
ラーはそのモータにより角度調整されている。
られており、ミラーベース12の手前側に設けられるミ
ラーはそのモータにより角度調整されている。
さらにアンテナ10はアンテナベース14に嵌入固定さ
れており、そのアンテナ10から2本の信号線16が引
き出されている。なおこれら信号線16は車両の施解錠
制御を行なう装置に接続されており、その施解錠は車両
利用者に携帯されたカード状の無線機からの信号により
行なわれている。
れており、そのアンテナ10から2本の信号線16が引
き出されている。なおこれら信号線16は車両の施解錠
制御を行なう装置に接続されており、その施解錠は車両
利用者に携帯されたカード状の無線機からの信号により
行なわれている。
また第1図においてアンテナベース14はミラーベース
14の背面側に取付けられており、その背面側からミラ
ーハウジング18がミラーベース12に取付けられてい
る。
14の背面側に取付けられており、その背面側からミラ
ーハウジング18がミラーベース12に取付けられてい
る。
そしてミラーベース12とアンテナベース14との間に
はブチルテープ20が介在されており、アンテナベース
14とミラーハウジング18との間にはブチルテープ2
2,24が介在されている。
はブチルテープ20が介在されており、アンテナベース
14とミラーハウジング18との間にはブチルテープ2
2,24が介在されている。
ここでアンテナ10はループアンテナ26およびループ
アンテナ28により構成されており、それらのループ面
は第1図から理解されるように鉛直平面に対して平行と
されている。
アンテナ28により構成されており、それらのループ面
は第1図から理解されるように鉛直平面に対して平行と
されている。
そして第2図から理解されるようにループアンテナ26
はループアンテナ28のループ面内に配置されており、
それらのループ面は略直交され、両ループアンテナ2
6,28のアンテナ軸100,102の交差角θは略9
0゜とされている。
はループアンテナ28のループ面内に配置されており、
それらのループ面は略直交され、両ループアンテナ2
6,28のアンテナ軸100,102の交差角θは略9
0゜とされている。
さらにループアンテナ26は第3図からも理解されるよ
うに強磁性体30に導体線32が巻回されたフェライト
アンテナとされており、空心とされたループアンテナ2
8のループ面中心に配置されている。
うに強磁性体30に導体線32が巻回されたフェライト
アンテナとされており、空心とされたループアンテナ2
8のループ面中心に配置されている。
また第4図からも理解されるようにループアンテナ28
はそのアンテナ本体を形成する導体線34、そして強磁
性体30に巻回された導体線36により構成されてお
り、導体線36はループアンテナ26の導体線32と同
軸上に強磁性体30へ巻回されている。
はそのアンテナ本体を形成する導体線34、そして強磁
性体30に巻回された導体線36により構成されてお
り、導体線36はループアンテナ26の導体線32と同
軸上に強磁性体30へ巻回されている。
そして信号線16も強磁性体30へループアンテナ26
の導体線32とともに巻回されており、第5図から理解
されるように信号線16はループアンテナ26の導体線
32と誘導結合されている。
の導体線32とともに巻回されており、第5図から理解
されるように信号線16はループアンテナ26の導体線
32と誘導結合されている。
さらにループアンテナ26の導体線32とループアンテ
ナ28の導体線34とは導体線36により誘導結合され
ている。
ナ28の導体線34とは導体線36により誘導結合され
ている。
なお導体線32と導体線34とにはコンデンサ38とコ
ンデンサ40とが各々直列接続されており、それらコン
デンサ38,40が一体化されたコンデンサユニット4
0は第1図のアンテナベース14内においてループアン
テナ26の下側に収納されている。
ンデンサ40とが各々直列接続されており、それらコン
デンサ38,40が一体化されたコンデンサユニット4
0は第1図のアンテナベース14内においてループアン
テナ26の下側に収納されている。
本実施例は以上の構成からなり、以下その作用を説明す
る。
る。
本実施例のアンテナ10の取付けはこれを予めアンテナ
ベース14に収納し、そのアンテナベース14をミラー
ベース12へ取付けるとともに、信号線16を車両側の
施解錠制御装置へ接続することにより行なわれる。
ベース14に収納し、そのアンテナベース14をミラー
ベース12へ取付けるとともに、信号線16を車両側の
施解錠制御装置へ接続することにより行なわれる。
このようにループアンテナ26,28が同一の位置に設
けられ、別々の位置に設けられていないので、車両への
取付けが極めて容易となる。
けられ、別々の位置に設けられていないので、車両への
取付けが極めて容易となる。
また両ループアンテナ26,28が同一位置に配置さ
れ、かつ両者のループ面が互いに略直交するので、両ル
ープアンテナ26,28の位相差が90゜とされ、第6
図に示されるように両ループアンテナ26,28の磁界
H26,H28がアンテナ10の周囲において常に略直
交し、このため携帯無線機の位置に拘らず一定の通信レ
ベルがアンテナ10および携帯無線機側で得られてい
る。
れ、かつ両者のループ面が互いに略直交するので、両ル
ープアンテナ26,28の位相差が90゜とされ、第6
図に示されるように両ループアンテナ26,28の磁界
H26,H28がアンテナ10の周囲において常に略直
交し、このため携帯無線機の位置に拘らず一定の通信レ
ベルがアンテナ10および携帯無線機側で得られてい
る。
そして第3図のようにループアンテナ26がフェライト
アンテナとされているので、第1図に示されるようにそ
の寸法が小さなものとなり、従って必要な性能を確保し
ながらループアンテナ26をアンテナベース14内へ収
納することが可能となる。
アンテナとされているので、第1図に示されるようにそ
の寸法が小さなものとなり、従って必要な性能を確保し
ながらループアンテナ26をアンテナベース14内へ収
納することが可能となる。
このためアンテナ10を透磁率の高い車体パネルから離
すことが可能となり、その結果車体パネルの影響を受け
ることのない良好な磁界通信が可能となる。
すことが可能となり、その結果車体パネルの影響を受け
ることのない良好な磁界通信が可能となる。
さらに本実施例では第7図の特性100で示されるよう
に、両ループアンテナ26,28が90゜より若干大き
な角度θset を有して誘導結合されているので、両ルー
プアンテナ26,28の位相差は90゜となり、このた
めアンテナ10ではその周囲においてほぼ円形となる回
転磁界が取扱われる(なお第8図において、両ループア
ンテナ26,28の結合係数が特性102により示され
ている)。
に、両ループアンテナ26,28が90゜より若干大き
な角度θset を有して誘導結合されているので、両ルー
プアンテナ26,28の位相差は90゜となり、このた
めアンテナ10ではその周囲においてほぼ円形となる回
転磁界が取扱われる(なお第8図において、両ループア
ンテナ26,28の結合係数が特性102により示され
ている)。
従ってアンテナ10から1m程の近距離範囲内において
はどの位置でも高感度な通信を携帯無線機との間で行な
うことが可能となる。
はどの位置でも高感度な通信を携帯無線機との間で行な
うことが可能となる。
また両ループアンテナ26,28の位相差を90゜とす
るために移相器を用いる必要がないので、アンテナ10
を安価に構成することが可能となる。
るために移相器を用いる必要がないので、アンテナ10
を安価に構成することが可能となる。
そして第5図から理解されるように信号線16がループ
アンテナ26側のみから引き出されており、両ループア
ンテナ26,28からこれを引き出す必要がないので、
車両への取付作業がさらに容易化される。
アンテナ26側のみから引き出されており、両ループア
ンテナ26,28からこれを引き出す必要がないので、
車両への取付作業がさらに容易化される。
さらに第4図からも理解されるようにループアンテナ2
8の導体線36がループアンテナ26の導体線32と同
軸で強磁性体30に巻回されて誘導結合が行なわれてい
るので、両ループアンテナ26,28の位置ズレによる
結合のバラつきが吸収され、このため指向性の良好な磁
界通信が可能となる。
8の導体線36がループアンテナ26の導体線32と同
軸で強磁性体30に巻回されて誘導結合が行なわれてい
るので、両ループアンテナ26,28の位置ズレによる
結合のバラつきが吸収され、このため指向性の良好な磁
界通信が可能となる。
なお、第2図においてループアンテナ26が空心とされ
かつ両ループアンテナ26,28が上述のように積極的
に誘導結合されない場合には、両ループアンテナ26,
28の相互干渉によりアンテナ10の送受信レベルが低
下するので、これに接続される施解錠制御装置側におい
て給電電圧および受信感度を高める対策が必要となるこ
とも考えられる。
かつ両ループアンテナ26,28が上述のように積極的
に誘導結合されない場合には、両ループアンテナ26,
28の相互干渉によりアンテナ10の送受信レベルが低
下するので、これに接続される施解錠制御装置側におい
て給電電圧および受信感度を高める対策が必要となるこ
とも考えられる。
これに対しては両ループアンテナ26,28の相互干渉
を積極的に利用してそれらを誘導供給させることが好ま
しく、そのようにアンテナ10を構成すれば、上記対策
を不要のものとすることが可能となる。
を積極的に利用してそれらを誘導供給させることが好ま
しく、そのようにアンテナ10を構成すれば、上記対策
を不要のものとすることが可能となる。
さらに、ループアンテナ26をフェライトアンテナとす
ることにより小形化するとともに、その強磁性体30を
両者の誘導結合に用い、さらに両ループアンテナ26,
28の交差角θを略90゜としてループアンテナ28の
ループ面中央に配置することが好適であり、これらによ
り両ループアンテナ26,28の相互干渉を有効に利用
しながら円形の回転磁界を得て良好な磁界通信を行なう
ことが可能となる。
ることにより小形化するとともに、その強磁性体30を
両者の誘導結合に用い、さらに両ループアンテナ26,
28の交差角θを略90゜としてループアンテナ28の
ループ面中央に配置することが好適であり、これらによ
り両ループアンテナ26,28の相互干渉を有効に利用
しながら円形の回転磁界を得て良好な磁界通信を行なう
ことが可能となる。
以上説明したように本実施例によれば、一対のループア
ンテナ26,28が同一位置に配置されたので、アンテ
ナ10を車両へ容易に取付けることが可能となる。
ンテナ26,28が同一位置に配置されたので、アンテ
ナ10を車両へ容易に取付けることが可能となる。
また両ループアンテナ26,28が同一位置で直交する
姿勢とされているので、携帯無線機の位置に拘らず常に
良好な送受信が可能となる。
姿勢とされているので、携帯無線機の位置に拘らず常に
良好な送受信が可能となる。
さらに本実施例によれば、ループアンテナ28の内側に
配置されるループアンテナ26がフェライトアンテナと
されて小形化されるので、アンテナ10を小形化でき、
従ってこれをドアミラーへ容易に装着することが可能と
なる。
配置されるループアンテナ26がフェライトアンテナと
されて小形化されるので、アンテナ10を小形化でき、
従ってこれをドアミラーへ容易に装着することが可能と
なる。
このため、車体パネルからアンテナ10を引き離せるの
で、その影響を受けない良好な送受信が可能となる。
で、その影響を受けない良好な送受信が可能となる。
そして本実施例によれば、互いに直交する磁界を発生す
る一対のループアンテナ26,28が同一位置に配置さ
れて誘導結合されたので、携帯無線機の位置に拘らず充
分な送受信レベルが双方において得られる。
る一対のループアンテナ26,28が同一位置に配置さ
れて誘導結合されたので、携帯無線機の位置に拘らず充
分な送受信レベルが双方において得られる。
その結果、携帯無線機の受信回路を受動素子により構成
してその消費電力を大幅に低減でき、その電源となる電
池を長期間に亘って使用することが可能となる。
してその消費電力を大幅に低減でき、その電源となる電
池を長期間に亘って使用することが可能となる。
また充分なレベルの受信信号がアンテナ10において得
られるので、携帯無線機から送信されたデジタル信号を
雑音に拘らず車両側の施解錠制御装置において忠実に再
生でき、このためその雑音による誤動作を確実に回避す
ることが可能となる。
られるので、携帯無線機から送信されたデジタル信号を
雑音に拘らず車両側の施解錠制御装置において忠実に再
生でき、このためその雑音による誤動作を確実に回避す
ることが可能となる。
さらに信号線16がループアンテナ26側のみから引き
出されるので、ループアンテナ28側についての信号線
が不要となり、従ってアンテナ10の取付作業がより容
易化される。
出されるので、ループアンテナ28側についての信号線
が不要となり、従ってアンテナ10の取付作業がより容
易化される。
そしてループアンテナ26,28の位相差を90゜とす
るために移相器が使用されないので、アンテナ10を安
価に製造することが可能となる。
るために移相器が使用されないので、アンテナ10を安
価に製造することが可能となる。
《発明の効果》 以上説明したように本願の第1発明によれば、直交磁界
を発生するループアンテナが同一位置に設けられたの
で、アンテナ取付作業を容易化することが可能となり、
また相手方無線機の位置に拘らずこれと一定レベルで通
信を行なうことが可能となる。
を発生するループアンテナが同一位置に設けられたの
で、アンテナ取付作業を容易化することが可能となり、
また相手方無線機の位置に拘らずこれと一定レベルで通
信を行なうことが可能となる。
また、直交磁界を発生する一対のループアンテナが同一
位置に設けられるとともに一方のループアンテナの導体
線が強磁性体に巻回されてこれが他方のループアンテナ
ループ面内中心に配置されたので、アンテナ取付作業の
容易化を図りながら相手側無線機の位置に拘らず良好な
通信が可能となるとともに、両ループアンテナの相互干
渉を有効に防止し、さらにアンテナの小形化を図り、そ
してドアミラーへアンテナを収納してその磁界通信に対
する車体パネルの悪影響を有効に回避することが各々可
能となる。
位置に設けられるとともに一方のループアンテナの導体
線が強磁性体に巻回されてこれが他方のループアンテナ
ループ面内中心に配置されたので、アンテナ取付作業の
容易化を図りながら相手側無線機の位置に拘らず良好な
通信が可能となるとともに、両ループアンテナの相互干
渉を有効に防止し、さらにアンテナの小形化を図り、そ
してドアミラーへアンテナを収納してその磁界通信に対
する車体パネルの悪影響を有効に回避することが各々可
能となる。
さらに、各ループアンテナのアンテナ軸を互いに略直交
させてミラーハウジングとミラーベースの間に配置する
場合、大きなループ面を有するループアンテナのループ
面をミラー面方向として大きなループアンテナとする
と、他方のアンテナのループ面はミラーの厚み方向とす
る必要があるが、この発明ではこのアンテナを強磁性体
に巻回したので、小型化でき、ミラーの厚み方向への収
納を可能とした。
させてミラーハウジングとミラーベースの間に配置する
場合、大きなループ面を有するループアンテナのループ
面をミラー面方向として大きなループアンテナとする
と、他方のアンテナのループ面はミラーの厚み方向とす
る必要があるが、この発明ではこのアンテナを強磁性体
に巻回したので、小型化でき、ミラーの厚み方向への収
納を可能とした。
そして本願の第2発明によれば、直交磁界を発生する一
対のループアンテナが同一位置に配置されるとともに両
ループアンテナが誘導結合されるので、アンテナ取引作
業の容易化が可能となるとともに、充分なレベルで磁界
通信を行なうことが可能となる。
対のループアンテナが同一位置に配置されるとともに両
ループアンテナが誘導結合されるので、アンテナ取引作
業の容易化が可能となるとともに、充分なレベルで磁界
通信を行なうことが可能となる。
また一方のループアンテナ側のみから信号線が引き出さ
れるので、車体へのアンテナ取付けがさらに容易化され
る。
れるので、車体へのアンテナ取付けがさらに容易化され
る。
さらに両ループアンテナの位相差を90゜とするために
移相器が用いられないので、装置を安価に構成すること
が可能となる。
移相器が用いられないので、装置を安価に構成すること
が可能となる。
第1図は本発明に係る装置の好適な実施例を示す構成
図、第2図はループアンテナ26,28の交差角説明
図、第3図はループアンテナ26の構成説明図、第4図
はループアンテナ28の構成説明図、第5図は第1図実
施例の等価回路図、第6図は各ループアンテナの発生磁
界説明図、第7図はループアンテナ位相差特性図、第8
図はループアンテナ結合係数特性図である。 10……アンテナ 12……ミラーベース 14……アンテナベース 16……信号線 26,28……ループアンテナ 30……強磁性体 32,34,36……導体線
図、第2図はループアンテナ26,28の交差角説明
図、第3図はループアンテナ26の構成説明図、第4図
はループアンテナ28の構成説明図、第5図は第1図実
施例の等価回路図、第6図は各ループアンテナの発生磁
界説明図、第7図はループアンテナ位相差特性図、第8
図はループアンテナ結合係数特性図である。 10……アンテナ 12……ミラーベース 14……アンテナベース 16……信号線 26,28……ループアンテナ 30……強磁性体 32,34,36……導体線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 友田 孝久 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−122501(JP,A) 特開 昭53−97718(JP,A) 実開 昭56−130328(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】ミラーハウジングとミラーベースの間に配
置された一対のループアンテナからなり、 各ループアンテナのアンテナ軸は互いに略直交するよう
に配置され、 一方のループアンテナは、他方のループアンテナのルー
プ面内に配置された強磁性体と、この強磁性体に巻回さ
れ該他方のループアンテナとループ面が略直交する導体
線とからなり、 強磁性体に巻回された一方のループアンテナのループ面
は他方のループアンテナのループ面より小さく、 かつ小さなループ面を有する強磁性体に巻回された一方
のループアンテナのループ面はミラーの厚み方向にあ
り、大きなループ面を有する他方のループアンテナのル
ープ面はミラー面方向にある、 ことを特徴とする車両用アンテナ。 - 【請求項2】一対のループアンテナからなり、 各ループアンテナのアンテナ軸は互いに略直交するよう
に配置され、 一方のループアンテナは、他方のループアンテナのルー
プ面内に配置された強磁性体と、この強磁性体に巻回さ
れ該他方のループアンテナとループ面が略直交する導体
線とからなり、 他方のループアンテナは、ループアンテナ本体を形成す
るアンテナ本体形成用導体線と、前記一方のループアン
テナを誘導結合するアンテナ結合用導体線とからなり、 強磁性体に巻回された一方のループアンテナのループ面
は他方のループアンテナのループ面より小さく、 外部に接続される信号線は、いずれかのループアンテナ
側のみから引き出された、 ことを特徴とする車両用アンテナ。 - 【請求項3】一対のループアンテナはミラーハウジング
とミラーベースの間に配置されていることを特徴とする
特許請求の範囲第2項記載の車両用アンテナ。
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