JP4705331B2 - 通信機及びその通信機を備えた車両制御装置 - Google Patents

通信機及びその通信機を備えた車両制御装置 Download PDF

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Description

本発明は通信機及びその通信機を備えた車両制御装置に係り、詳しくはアンテナを備えた通信機及びその通信機を備えた車両制御装置に関するものである。
従来、車両の操作性を向上させるためのシステムとして、スマートイグニッション機能を有するスマートキーシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなスマートキーシステムでは、対応する携帯機が車内に持ち込まれると、該携帯機と車両に配設されたエンジン始動制御装置との間で自動的に相互通信が行われ、その相互通信が確立したことを条件としてエンジンが始動可能な状態となる。
詳述すると、図6に示すように、車両61内には、前記相互通信を確立するためにリクエスト信号を送信する(言い換えると、電磁界を生成する)エンジン始動制御装置の送信機62が設置されている。携帯機63は、送信機62からのリクエスト信号を受信可能な領域64内に持ち込まれると、そのリクエスト信号に応答して返信信号を出力する。エンジン始動制御装置の受信装置65が該返信信号を受信するとエンジンを始動可能な状態となる。
近年では、車内において、携帯機が好適にリクエスト信号を受信すべく、該車内に複数の送信機を設置している。
特開2000−255381号公報
ところで、高級車では車両コストに比較的有余があることから、車内に複数の送信機を設けて好適な相互通信を可能としているが、廉価車では送信機を複数設けるというコストアップは控えられている。そのため、単一の送信機を設けた場合とほぼ同等のコストで好適な相互通信を行うことができる対策が望まれていた。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は低コストで好適な電磁界を設けることができる通信機及びその通信機を備えた車両制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、矩形状をなす床面の中央に配置され、該床面の中央を中心として該床面上の一部を円形状に覆う主電磁界を生成するアンテナを有する主電磁界生成手段と、前記アンテナに近接して配置され、前記アンテナと誘導結合される基端コイル部と、前記アンテナの周囲に前記基端コイル部から離間して配置され、前記誘導結合に基づいて、前記床面上の残りの部分を覆う補助電磁界を生成する先端コイル部とを有する閉ループアンテナとを備え、前記主電磁界と前記補助電磁界との協働により、前記床面全面を隙間なく完全に覆って且つ該床面以外に漏れない協働電磁界領域が構成されるとともに、その協働電磁界領域の外縁を構成する補助電磁界は、該協働電磁界領域の内部を構成する主電磁界よりも電磁界の生成領域を狭くした。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記アンテナはバーアンテナであって、前記バーアンテナの軸線上に前記基端コイル部を配置した。
請求項3に記載の発明は、携帯機との間で相互通信を行う通信手段と、前記携帯機と前記通信手段との相互通信に基づいて車両の制御対象を制御する制御手段とを備えた車両制御装置において、前記通信手段は、前記相互通信を確立するためにリクエスト信号を送信する送信手段と、該リクエスト信号に応答して前記携帯機から送信されてくる返信信号を受信する受信手段とを備え、前記送信手段は、請求項1又は請求項2に記載の通信機を備え、前記送信手段は、前記通信機により生成される前記主電磁界及び前記補助電磁界を用いて前記リクエスト信号を送信する。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば以下に示す作用を得る。単一のアンテナであっても、複数の電磁界を生成することが可能となる。つまり、アンテナよりも簡易な閉ループアンテナを追加することで、広域に亘って電磁界を生成することが可能となる。
また、協働電磁界領域の内部を構成する主電磁界の生成領域を、該協働電磁界領域の外縁を構成する補助電磁界の生成領域よりも広くすることにより、協働電磁界領域を構成する電磁界の数を少なくすることが可能となる。また、協働電磁界領域の外縁を構成する補助電磁界の生成領域(以下、第1領域という)は、協働電磁界領域の内部を構成する主電磁界の生成領域(以下、第2領域という)よりも狭い。通信機の公差による第1領域と第2領域との広さのバラツキは、第1領域の方が小さくなる。従って、第1領域が協働電磁界領域の外縁を構成することにより、通信機の公差による協働電磁界領域の広さのバラツキを抑えることが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて以下に示す作用を得る。バーアンテナの軸線上に閉ループアンテナの基端コイル部を配置したため、基端コイル部とバーアンテナとの好適な誘導結合に基づいて、補助電磁界が好適に得られる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用を得る。
本発明によれば、低コストで好適な電磁界を設けることができる。
以下、本発明を自動車のスマートキーシステムに具体化した一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1に示すように、スマートキーシステム11は、ユーザにより所持される携帯機12と、車両13に搭載されかつ前記携帯機12と相互通信可能な車両制御装置14とを備えている。車両制御装置14は、マイクロコンピュータ(マイコン)20、車外送信回路21,22,23,24、アンテナ25aを有する受信回路25、及び車内送信回路26を備えている。マイクロコンピュータ20は制御手段に相当し、受信回路25は受信手段に相当し、車内送信回路26は通信機及び送信手段に相当する。前記車外送信回路21,22,23,24、受信回路25、及び車内送信回路26にて通信手段としての通信装置Bが構成されている。マイコン20には、制御対象としてのドアロック制御装置27及び制御対象としてのエンジン始動制御装置28が接続されている。
図2に示すように、車外送信回路21〜24は、それぞれ車両13の運転席ドアD1、助手席ドアD2、後部右席ドアD3、後部左席ドアD4内に配置されている。
図1に示すように、車外送信回路21は、いわゆる直列共振回路である。車外送信回路21は、マイコン20に接続された駆動回路21a、該駆動回路21aに対して直列接続された抵抗体21b、コンデンサ21c、及びアンテナコイル21d、アンテナコイル21d内に配置されたフェライトコア21eを備えている。なお、車外送信回路22〜24においても、車外送信回路21と同様に、それぞれ駆動回路22a〜24a、抵抗体22b〜24b、コンデンサ22c〜24c、アンテナコイル22d〜24d、フェライトコア22e〜24eを備えており、それらの接続関係も車外送信回路21と同様のためその説明を省略する。
駆動回路21a〜24aは、マイコン20からリクエスト信号が入力されると、変調したリクエスト信号をアンテナコイル21d〜24dから送信する。なお、アンテナコイル21d〜24dから送信されるリクエスト信号は電磁界である。アンテナコイル21d〜24dがリクエスト信号を送信する際には、各ドアD1〜D4から車両13外方へリクエスト信号を送信する。携帯機12は、図2に示す車外領域A1内に位置する際に、このリクエスト信号を受信可能とされている。
図1に示すように、携帯機12は、このリクエスト信号を受信すると、該リクエスト信号に応答してIDコードを含む返信信号を送信(返信)する。
受信回路25は、マイコン20に接続されており、車外領域A1内に位置する携帯機12から送信される返信信号をアンテナ25aを介して受信可能に構成されている。受信回路25は返信信号を受信すると、その返信信号を復調してマイコン20へ出力する。
マイコン20は、返信信号が入力されるとその返信信号に含まれているIDコードと、自身に予め備えられたIDコードとを照合(以下、この照合を車外照合という)し、その照合が成立するとドアロック制御装置27を制御して各ドアD1〜D4(図2参照)の錠を解錠する。
一方、マイコン20に接続された車内送信回路26は、車両13の例えば、床内に配置されている。車内送信回路26は、リクエスト信号を車両13内の全域に亘って送信可能とされている。
携帯機12は、車両13内(以下、協働電磁界領域としての車内領域A2内という)に位置する際に、このリクエスト信号を受信可能とされており、このリクエスト信号を受信すると、IDコードを含む返信信号を送信(返信)する。
受信回路25は、車内領域A2内に位置する携帯機12から送信される返信信号を受信可能とされており、この返信信号を受信すると、その返信信号を復調してマイコン20へ出力する。
マイコン20は、この返信信号を入力するとその返信信号に含まれているIDコードと、自身に予め備えられたIDコードとを照合(以下、この照合を車内照合という)し、その照合が成立するとエンジン始動制御装置28を制御してエンジン始動許可状態にする。このエンジン始動許可状態において、車両13内に設けられた図示しないエンジン始動スイッチを操作することによりエンジンが始動するようになっている。
このようなスマートキーシステム11を構築することにより、ユーザが車両13に搭乗する際の利便性を向上させている。
次に、車内送信回路26の構成について詳しく説明する。
図1に示すように、車内送信回路26は、主電磁界生成手段としてのメイン送信回路30、6つの閉ループアンテナ31,32,33,34,35,36を備えている。
メイン送信回路30は、略長方形状(略矩形状)をなす床面Y中央内(図2参照)に配置されている。床面Yは車内スペースに相当する。メイン送信回路30は、いわゆる直列共振回路である。メイン送信回路30は、マイコン20に接続された駆動回路40、該駆動回路40に対して直列接続された抵抗体41、コンデンサ42、及びアンテナコイル43と、アンテナコイル43内に配置された棒状をなすフェライトコア44を備えている。このアンテナコイル43とフェライトコア44にてフェライトアンテナ45が構成されている。フェライトアンテナ45は、アンテナ及びバーアンテナに相当する。
メイン送信回路30は、マイコン20からリクエスト信号が入力されると、変調したリクエスト信号をフェライトアンテナ45から送信する。なお、フェライトアンテナ45から送信されるリクエスト信号は主電磁界である。
図2に示すように、携帯機12は、主電磁界領域A2a内に位置する際に、フェライトアンテナ45から送信されるリクエスト信号を受信可能とされている。詳述すると、主電磁界領域A2aは、床面Y中央を中心として該床面Y上を円形状に覆う領域で、かつドアD1〜D4まで達しないようになっている。
図3に示すように前記メイン送信回路30は、合成樹脂からなる四角箱状をなすケース46に収容されている。フェライトコア44の両端部は、ケース46における互いに対向する両側壁46a,46bの内面にそれぞれ近接するように配置されている。
図2及び図4に示すように、閉ループアンテナ31〜36は、閉ループの電線とされており、その両端がそれぞれ螺旋状に巻かれた基端コイル部31a〜36a及び先端コイル部31b〜36bとされている。本実施形態では、基端コイル部31a〜36aは円環状に4回巻かれ、先端コイル部31b〜36bは略長方形環状に8回巻かれている。
図3に示すように、基端コイル部31a〜33aは側壁46aの外面に固定され、基端コイル部34a〜36aは側壁46bの外面に固定されている。即ち、基端コイル部31a〜36aは、側壁46a,46bを介してフェライトコア44と近接するように配置されている。基端コイル部31a〜36aは、その中心がフェライトコア44の軸線O上に位置するように配置されている。
図1に示すように、フェライトアンテナ45がリクエスト信号を送信した際に、閉ループアンテナ31〜36の基端コイル部31a〜36aとアンテナコイル43とが誘導結合される。すると、その誘導結合に基づいて閉ループアンテナ31〜36に電流が流れる結果、先端コイル部31b〜36bの周辺にもリクエスト信号が送信される。なお、先端コイル部31b〜36bから送信されるリクエスト信号は補助電磁界である。
図2に示すように、先端コイル部31b,32b,34b,35bは、運転席、助手席、後部右席、後部左席にそれぞれ対応する床内に配置されている。携帯機12は、補助電磁界領域A2b,A2c,A2d,A2e内にそれぞれ位置する際に、それぞれ対応する先端コイル部31b,32b,34b,35bから送信されるリクエスト信号を受信可能とされている。
補助電磁界領域A2b,A2c,A2d,A2eは、その形状が、先端コイル部31b,32b,34b,35bの形状及び寸法にそれぞれ対応した略長方形状とされている。補助電磁界領域A2b,A2c,A2d,A2eは、主電磁界領域A2aよりもその生成領域が狭くなるように設定されている。補助電磁界領域A2b,A2c,A2d,A2eは、それぞれ運転席、助手席、後部右席、後部左席を中心として広がる領域で、車両13内の床面Y上の四隅を略完全に覆っている。
さらに、先端コイル部33b,36bは、メイン送信回路30の車幅方向両側の床内に配置されている。先端コイル部33bはドアD1,D3近傍に、先端コイル部36bはドアD2,D4近傍にそれぞれ配置されている。先端コイル部33b,36bは、前記先端コイル部31b,32b,34b,35bよりも車両13前後方向に長尺な略長方形環状に形成されている。携帯機12は、補助電磁界領域A2f,A2g内にそれぞれ位置する際に、それぞれ対応する先端コイル部33b,36bから送信されるリクエスト信号を受信可能とされている。
補助電磁界領域A2f,A2gは、その形状が、先端コイル部33b,36bの形状及び寸法にそれぞれ対応した略長方形状とされている。補助電磁界領域A2f,A2gは、主電磁界領域A2aよりもその生成領域が狭くなるように設定されている。
主電磁界領域A2aは補助電磁界領域A2b〜A2gと一部重なっており、補助電磁界領域A2b〜A2gは互いに隣り合うもの同士で一部重なっており、この結果、隙間無い略長方形状(略矩形状)の車内領域A2(協働電磁界領域)を構成している。その車内領域A2にて床面Y全面を略完全に覆っている。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
(1)車内送信回路26は、単一のフェライトアンテナ45しか備えてなくても、複数の電磁界(主電磁界領域A2a及び補助電磁界領域A2b〜A2gに生成される電磁界)を生成することが可能となる。つまり、フェライトアンテナ45よりも簡易な閉ループアンテナ31〜36を追加することで、広域に亘って電磁界を生成することが可能となる。即ち、車内送信回路26は、従来技術の一つの送信機62とほぼ同等のコストでありながら、複数の電磁界を生成することができる。従って、この車内送信回路26により、低コストで好適な電磁界を車両13内に設けることができる。
(2)基端コイル部31a〜36aは、その中心がフェライトコア44の軸線O上に位置するようにかつ該フェライトコア44に近接するように配置した。フェライトコア44の軸線O上でかつ該フェライトコア44に近接する位置では、フェライトアンテナ45から送信されるリクエスト信号が強い。従って、基端コイル部31a〜36aとアンテナコイル43との好適な誘導結合に基づいて、補助電磁界を好適に得ることができる。
(3)先端コイル部31b〜36bが生成する補助電磁界領域A2b〜A2gの領域形状が、先端コイル部31b〜36bの外形形状と同じ略長方形状となるようにした。通常、フェライトアンテナでは、指向性を調整することにより、該フェライトアンテナが生成する電磁界の領域形状を調整する手法は既に確立されているが、この手法の場合では、領域形状を略四角形状などにすることはできなかった。しかしながら、閉ループアンテナ31〜36の場合には、その先端コイル部31b〜36bの形状を適宜設定することにより、所望の領域形状とすることができる。このことは、車内スペースの略全域に亘ってリクエスト信号を送信する上で非常に有用である。
(4)円形状の主電磁界領域A2aと略長方形状の補助電磁界領域A2b〜A2gとの協働により構成された車内領域A2は略長方形状をなしており、その車内領域A2により略長方形状とされた床面Y全面を覆っている。即ち、車内領域A2は、床面Y以外に漏れることなくかつ床面Yを隙間なく覆うことができる。
また、本実施形態では、車内照合と、車両13内に設けられた図示しないエンジン始動スイッチが操作されたという条件とが共に成立している場合にエンジンを始動制御するようになっている。仮に、車内領域A2がドアD1〜D4外まで拡大されていると、携帯機12を所持したユーザがドアD1〜D4外に居るにも拘わらず、第三者によってエンジン始動スイッチが操作されてエンジンが始動されてしまうことがある。しかしながら、本実施形態では、車内領域A2がドアD1〜D4外まで拡大されることがないため、第三者によって不用意にエンジンが始動されてしまうことを防止できる。
ところで、例えば、車内照合が行われていないという条件と、ドア(D1〜D4)外側に設けられた施錠スイッチが操作されていたという条件とが共に成立している場合にドア錠を施錠制御する車両(13)がある。該車両(13)は、このような制御を行うことにより、携帯機(12)を車両(13)内に置き忘れた状態でドア錠を誤って施錠しないようにというインロック防止を実現している。この車両(13)において、車内領域(A2)が車両(13)外まで拡大されていると、ドア(D1〜D4)外で車内照合を行ってしまうことがある。車両(13)はドア(D1〜D4)外に携帯機(12)が位置していても車内照合を行っていることを理由として、ユーザが施錠スイッチを操作してもドア錠を施錠しないという望ましくない制御を行うことがある。しかしながら、本実施形態では、車内領域(A2)がドア(D1〜D4)外まで拡大されることがないため、ユーザは、施錠スイッチを操作してドア錠を施錠する場合に好適に施錠を行うことができる。
(5)本実施形態の車内領域A2の広さのバラツキは、図6に示す従来技術の領域64の広さのバラツキより小さくなっている。以下これについて詳述する。図2に示すように、本実施形態の車内領域A2を構成する補助電磁界領域A2bは、車幅方向における長さ(以下、長さL1という)が車両13の幅のほぼ半分とされている。一方、従来技術における領域64は、車幅方向における長さ(以下、長さL2という)が車両の幅とほぼ同じとされている。即ち、本実施形態の補助電磁界領域A2bの長さL1は、従来技術の領域64の長さL2のほぼ半分とされている。
仮に、長さL1を80cmとし、長さL2を160cmとした場合に、本実施形態のメイン送信回路30及び従来技術の送信機62に±5%の製品バラツキ(公差)があり、その影響で補助電磁界領域A2b及び領域64が±5%変化すると、長さL1は±4cm変化し、長さL2は±8cm変化してしまう。
このように、電磁界領域は、その広さが狭いほど、メイン送信回路30の製品バラツキが原因となる広さのバラツキを小さくすることができる。従って、車内領域A2は、従来技術の領域64よりも広さのバラツキを抑えることができる。このことは、車内スペースの略全域に亘ってリクエスト信号を送信する一方、車外にリクエスト信号を漏らさないようにする上で非常に有用である。
(6)車内領域A2の内部を構成する主電磁界領域A2aは、車内領域A2の外縁を構成する補助電磁界領域A2b〜A2gよりも広さを広くしていた。車内領域A2の内部を構成する主電磁界領域A2aの広さを広くすることにより、車内領域A2を構成する電磁界領域の数を減らすことが可能となる。また、車内領域A2の外縁を構成する補助電磁界領域A2b〜A2gの広さを狭くすることにより、上記(5)で詳述したように車内領域A2の広さのバラツキを抑えることが可能となる。
(7)閉ループアンテナ31〜36に流れる電流の大きさ、基端コイル部31a〜36a及び先端コイル部31b〜36bの大きさ(直径)、及び基端コイル部31a〜36a及び先端コイル部31b〜36bの巻数を調整することにより、補助電磁界領域A2b〜A2gを所望の大きさに設定することができる。また、先端コイル部31b〜36bの形状を適宜設定することにより、補助電磁界領域A2b〜A2gを所望の形状に設定することができる。従って、床面Yの広さや形状が車種毎に異なる場合でも、車内領域A2の広さや形状を設計する場合に容易に対応でき、設計自由度が増す。
なお、上記実施形態は以下の態様に変更してもよい。
・前記実施形態では、車内領域A2の内部を構成する主電磁界領域A2aは、車内領域A2の外縁を構成する補助電磁界領域A2b〜A2gよりも広くしていた。これに限らず、車内領域A2の内部を構成する主電磁界領域A2aは、車内領域A2の外縁を構成する補助電磁界領域A2b〜A2gよりも同等又は狭くなるようにしてもよい。
・前記実施形態では、閉ループアンテナ31〜36の先端コイル部31b〜36bを略長方形環状に形成していたが、三角環状、楕円環状、台形環状など非円形状に適宜変更してもよい。このようにすると、三角形、楕円形、台形などの非円形状の補助電磁界領域を生成することができる。なお、円形にしてもよいことは言うまでもない。
・前記実施形態では、閉ループアンテナ31〜36の基端コイル部31a〜36aを、アンテナコイル43と誘導結合を最も好適に行えるフェライトコア44の軸線O上に位置するように近接して配置していた。これに限らず、基端コイル部31a〜36aは、アンテナコイル43と誘導結合を行える場所であれば、アンテナコイル43の外周のどの位置にでも配置してもよい。
・また、フェライトコア44の長さを長くし、そのフェライトコア44を取り巻くように基端コイル部31a〜36aを配置してもよい。
・前記実施形態では、閉ループアンテナ31〜36の先端コイル部31b〜36bを床内に配置していた。これに限らず、車内スペースに隙間なく協働電磁界領域を生成するように、天井、天井に設けられた小物入れ、グローブボックス、トランク、ラゲッジ、インストルメントパネル等に先端コイル部31b〜36bを設けてもよい。
・前記実施形態では、閉ループアンテナ31〜36の先端コイル部31b〜36bを補助電磁界領域A2b〜A2gを生成したい場所に対して設けていた。これに限らず、ノイズが発生し携帯機12と好適な通信ができない場所に対して閉ループアンテナ31〜36の先端コイル部31b〜36bを設けるようにしてもよい。このようにすると、強いノイズが発生する場所であっても、携帯機12がリクエスト信号を好適に受信することができる。
・車外送信回路21〜24の少なくともいずれか一つにメイン送信回路30の構成を適用し、残りの車外送信回路として閉ループアンテナ31〜36と同様の構成を適用してもよい。
・前記実施形態では、閉ループアンテナ31〜36は、それぞれ一つの基端コイル部31a〜36aと一つの先端コイル部31b〜36bを備えていた。これに限らず、図5に示す閉ループアンテナ50のように、一つの基端コイル部50aと複数(例えば、二つ)の先端コイル部50bを備えるように構成してもよい。
・前記実施形態では、メイン送信回路30は、フェライトアンテナ45を備えていた。このフェライトアンテナ45の代わりに公知のアンテナを用いて、メイン送信回路30を構成してもよい。
・前記実施形態では、車内送信回路26を送信機として構成していた。車内送信回路26を構成するフェライトアンテナ45及び閉ループアンテナ31〜36は、送信用の機器(部品)として用いていた。これに限らず、車内送信回路26を、受信機として用いてもよく、また送受信機として用いてもよい。即ち、フェライトアンテナ45及び閉ループアンテナ31〜36を、受信用の機器(部品)として、または送受信用の機器(部品)として用いてもよい。
次に、上記実施形態及びその態様の変更から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記通信機において、前記主電磁界と前記補助電磁界との協働により協働電磁界領域が構成されており、前記協働電磁界領域を構成する前記主電磁界及び前記補助電磁界のうち、前記協働電磁界領域の外縁を構成する電磁界は、前記協働電磁界領域の内部を構成する電磁界よりも該電磁界の生成領域を狭くした。このように構成すると、協働電磁界領域の内部を構成する電磁界(主電磁界及び補助電磁界)の生成領域を、該協働電磁界領域の外縁を構成する電磁界の生成領域より広くすることにより、協働電磁界領域を構成する電磁界の数を少なくすることが可能となる。また、協働電磁界領域の外縁を構成する電磁界の生成領域(以下、第1領域という)は、協働電磁界領域の内部を構成する電磁界の生成領域(以下、第2領域という)より狭い。通信機の公差による第1領域と第2領域との広さのバラツキは、第1領域の方が小さくなる。従って、第1領域が協働電磁界領域の外縁を構成することにより、通信機の公差による協働電磁界領域の広さのバラツキを抑えることが可能となる。
(ロ)前記通信機において、前記先端コイル部の形状を非円形に形成した。
(ハ)前記通信機において、前記主電磁界と前記補助電磁界との協働により構成した協働電磁界領域が略矩形状をなしている。
(ニ)携帯機との間で相互通信を行う通信手段と、前記携帯機と前記通信手段との相互通信に基づいて車両の制御対象を制御する制御手段とを備えた車両制御装置において、前記通信手段は、前記相互通信を確立するためにリクエスト信号を送信する送信手段と、該リクエスト信号に応答して前記携帯機から送信されてくる返信信号を受信する受信手段とを備え、前記送信手段は、技術的思想(イ)又は技術的思想(ロ)に記載の通信機を備えて前記車両の車内スペース全域が前記協働電磁界領域にて覆われており、前記送信手段は、前記通信機により生成される前記協働電磁界を用いて前記リクエスト信号を送信することを特徴とする車両制御装置。
本実施形態におけるスマートキーシステムの構成を示すブロック図。 本実施形態における車両の概略図。 メイン送信回路、ケース、基端コイル部の関係を示す部分断面概略図。 閉ループアンテナの概略斜視図。 態様の変更における閉ループアンテナの回路図。 従来技術における車両の概略図。
符号の説明
12…携帯機、13…車両、14…車両制御装置、20…制御手段としてのマイクロコンピュータ(マイコン)、25…受信手段としての受信回路、26…通信機及び送信手段としての車内送信回路、27…制御対象としてのドアロック制御装置、28…制御対象としてのエンジン始動制御装置、30…主電磁界生成手段としてのメイン送信回路、31〜36,50…閉ループアンテナ、31a〜36a,50a…基端コイル部、31b〜36b,50b…先端コイル部、45…アンテナ及びバーアンテナとしてのフェライトアンテナ、A2…協働電磁界領域としての車内領域、B…通信手段としての通信装置、O…軸線、Y…矩形状をなす床面

Claims (3)

  1. 矩形状をなす床面の中央に配置され、該床面の中央を中心として該床面上の一部を円形状に覆う主電磁界を生成するアンテナを有する主電磁界生成手段と、
    前記アンテナに近接して配置され、前記アンテナと誘導結合される基端コイル部と、前記アンテナの周囲に前記基端コイル部から離間して配置され、前記誘導結合に基づいて、前記床面上の残りの部分を覆う補助電磁界を生成する先端コイル部とを有する閉ループアンテナとを備え、
    前記主電磁界と前記補助電磁界との協働により、前記床面全面を隙間なく完全に覆って且つ該床面以外に漏れない協働電磁界領域が構成されるとともに、その協働電磁界領域の外縁を構成する補助電磁界は、該協働電磁界領域の内部を構成する主電磁界よりも電磁界の生成領域を狭くしたことを特徴とする通信機。
  2. 前記アンテナはバーアンテナであって、
    前記バーアンテナの軸線上に前記基端コイル部を配置したことを特徴とする請求項1に記載の通信機。
  3. 携帯機との間で相互通信を行う通信手段と、
    前記携帯機と前記通信手段との相互通信に基づいて車両の制御対象を制御する制御手段と
    を備えた車両制御装置において、
    前記通信手段は、前記相互通信を確立するためにリクエスト信号を送信する送信手段と、
    該リクエスト信号に応答して前記携帯機から送信されてくる返信信号を受信する受信手段とを備え、
    前記送信手段は、請求項1又は請求項2に記載の通信機を備え、
    前記送信手段は、前記通信機により生成される前記主電磁界及び前記補助電磁界を用いて前記リクエスト信号を送信することを特徴とする車両制御装置。
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