JP4877191B2 - 車載アンテナ装置及び車載アンテナシステム - Google Patents

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Description

本発明は、アレーアンテナを用いた車載アンテナ装置及び車載アンテナシステムに関するものである。
近年自動車には、利便性やセキュリティの向上のため、手動で鍵の操作をせずにドアの開閉錠、エンジンスタート操作が行えるスマートエントリシステムが普及している。具体的には、使用者が無線通信装置の備わったキーを所持し、車両にも無線通信装置が備えられ、キーが車両に近づき、規定のエリア内に入ると無線通信により認証を行う。認証に成功すると目的とする機能動作(例えばドアの開錠やエンジンスタート)を許可し、最終的にドアハンドルをもつことやエンジンスイッチの操作など使用者が操作をおこなうことにより機能動作が可能となる。
また、セキュリティのため、ドアの開錠の場合は使用者が触れた側のドアのみが開錠される必要がある。エンジンスタートの場合は、キーが車内にあるときのみ機能動作を許可する必要がある。つまり、キーが車内、車外のどちらにあるのか、左右どちらのドア近傍にあるのかといった、キーの位置検知をしなければならない。
従来は、車両側の無線通信装置のアンテナを車両の各ドアや車内にそれぞれ設け、どのアンテナが規定の信号強度以上であるかどうかにより位置を検知していた。車両からキーへは130kHz帯、キーから車両へは300MHz帯の周波数の電波を使用し、上り下りで異なる周波数の電波を使用する方式が一般的に用いられている。位置検知には、周囲環境の影響を受けにくく安定した信号強度が得られる130kHz帯の周波数の電波を使用していた(例えば、特許文献1参照)。
特許第3899505号公報
しかしながら、従来の方法では車両の複数の異なる箇所にアンテナを設置しなければならない、アンテナと送受信回路を接続するためのケーブルの配線が必要である、など設置性が悪いという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題に鑑み、1箇所に配置した無線通信装置でキーの位置検知を実現できるアレーアンテナを用いた車載アンテナ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の車載アンテナ装置は、不平衡給電手段に接続され、複数の信号に電力分割して出力する分配器と、前記分配器に接続され、入力される各信号の振幅、位相を独立に制御して出力するウェイト制御部と、前記ウェイト制御部に接続され、入力される各信号の平衡不平衡変換やインピーダンス変換を行い、出力する給電回路部と、前記給電回路部に接続され、形成するループ面が車の室内の天井の面に対して略垂直であるループ状の導体からなるループアンテナ素子を複数配列したアレーアンテナ部とを、備えた車載アンテナ装置であって、前記アレーアンテナ部は、車の室内の天井に配置され、一方のフロントピラーとセンターピラーの間から他方のフロントピラーとセンターピラーの間にかけて複数の前記ループアンテナ素子を配列した第1のアレーアンテナと、前記第1のアレーアンテナと平行に、一方のリアピラーとセンターピラーの間から他方のリアピラーとセンターピラーの間にかけて複数の前記ループアンテナ素子を配列した第
2のアレーアンテナとを、備え、前記第1のアレーアンテナと前記第2のアレーアンテナの間隔は電波の波長の略半分であり、前記第1のアレーアンテナと前記第2のアレーアンテナに給電される各前記ループアンテナ素子の振幅、位相は互いに略同じであり、前記ウェイト制御部にて前記アレーアンテナ部へ給電する各信号の振幅、位相を制御することにより、前記アレーアンテナ部から放射される電波のビーム方向を切り替える。
以上のように、本発明は、1箇所に配置した無線通信装置でキーの位置検知ができる車載アンテナ装置を実現できる。
第1の発明は、不平衡給電手段に接続され、複数の信号に電力分割して出力する分配器と、前記分配器に接続され、入力される各信号の振幅、位相を独立に制御して出力するウェイト制御部と、前記ウェイト制御部に接続され、入力される各信号の平衡不平衡変換やインピーダンス変換を行い、出力する給電回路部と、前記給電回路部に接続され、形成するループ面が車の室内の天井の面に対して略垂直であるループ状の導体からなるループアンテナ素子を複数配列したアレーアンテナ部とを、備えた車載アンテナ装置であって、前記アレーアンテナ部は、車の室内の天井に配置され、一方のフロントピラーとセンターピラーの間から他方のフロントピラーとセンターピラーの間にかけて複数の前記ループアンテナ素子を配列した第1のアレーアンテナと、前記第1のアレーアンテナと平行に、一方のリアピラーとセンターピラーの間から他方のリアピラーとセンターピラーの間にかけて複数の前記ループアンテナ素子を配列した第2のアレーアンテナとを、備え、前記第1のアレーアンテナと前記第2のアレーアンテナの間隔は電波の波長の略半分であり、前記第1のアレーアンテナと前記第2のアレーアンテナに給電される各前記ループアンテナ素子の振幅、位相は互いに略同じであり、前記ウェイト制御部にて前記アレーアンテナ部へ給電する各信号の振幅、位相を制御することにより、前記アレーアンテナ部から放射される電波のビーム方向を切り替える車載アンテナ装置である。
この構成により、1箇所に配置した無線通信装置でキーの位置検知ができる車載アンテナ装置を実現できる。また、車の天井の金属によるアンテナ利得劣化の影響を受けず、ピラーによる電波の遮蔽や反射の影響を避けることができ、車両の左右方向において位置検知したいエリア以外の不要な方向への放射を抑えたビームを放射できる車載アンテナ装置を実現できる。
第2の発明は、不平衡給電手段に接続され、複数の信号に電力分割して出力する分配器と、前記分配器に接続され、入力される各信号の振幅、位相を独立に制御して出力するウェイト制御部と、前記ウェイト制御部に接続され、入力される各信号の平衡不平衡変換やインピーダンス変換を行い、出力する給電回路部と、前記給電回路部に接続され、形成するループ面が車の室内の天井の面に対して略垂直であるループ状の導体からなるループアンテナ素子を複数配列したアレーアンテナ部とを、備えた車載アンテナ装置であって、前記アレーアンテナ部は、車の室内の天井に配置され、フロントピラーの間からリアピラーの間にかけて複数の前記ループアンテナ素子を配列した第3のアレーアンテナと、前記第3のアレーアンテナと平行に、フロントピラーの間からリアピラーの間にかけて複数の前記ループアンテナ素子を配列した第4のアレーアンテナとを、備え、前記第3のアレーアンテナと前記第4のアレーアンテナの間隔は電波の波長の略半分であり、前記第3のアレーアンテナと前記第4のアレーアンテナに給電される各前記ループアンテナ素子の振幅、位相は互いに略同じであり、前記ウェイト制御部にて前記アレーアンテナ部へ給電する各信号の振幅、位相を制御することにより、前記アレーアンテナ部から放射される電波のビーム方向を切り替える車載アンテナ装置である。
この構成により、車両の前後、車内方向において位置検知したいエリア以外の不要な方向への放射を抑えたビームを放射できる車載アンテナ装置を実現できる。
第3の発明は、第1または第2の発明の車載アンテナ装置とキーアンテナ装置からなる車載アンテナシステムである。
この構成により、1箇所に配置した無線通信装置でキーの位置検知ができる車載アンテナ装置をもちいた車載アンテナシステムを実現できる。
第4の発明は、第3の発明の車載アンテナシステムにおいて、キーアンテナ装置からの信号と、車載アンテナ装置に設けた温度センサにより検出温度と、キーアンテナ装置に設けた温度センサによる検出温度とによって、前記車載アンテナ装置は前記キーアンテナ装置の位置を判定する車載アンテナシステムである。
この構成により、キーアンテナ装置の車内位置検知の精度を向上させることができる。
以下、本発明のアンテナを実施するための最良の形態について、図1から図9の各図面に沿って説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下に、本発明の車載アンテナ装置の実施の形態1の詳細について説明する。
図1は、車載アンテナ装置を用いた通信システムの構成を示す図である。
図1において、車載アンテナ装置100は、車両に搭載され、後述するキーアンテナ装置200と無線通信により認証を行う車載アンテナ装置である。後述するアレーアンテナ部105から放射される電波を電子的に走査することにより、後述するキーアンテナ装置200の位置検知を行う。
制御回路106は、車載アンテナ装置100全体の動作を制御する制御回路であり、後述する送受信回路101の送受信動作の制御や送受信データのやり取り、方位情報信号により後述するアレーアンテナ部105から放射される電波のビーム方向の制御、後述するキーアンテナ装置200の位置の判定処理などを行う。
送受信回路101は、制御回路106により制御され、制御回路106から入力された送信データから送信信号を生成し出力し、入力された受信信号の電力を測定し、また入力された受信信号を処理して受信データを生成し、制御回路106へ出力する送受信回路である。送受信回路101から入出力される送受信信号は不平衡信号であり、送受信回路101は不平衡給電手段である。なお、送受信回路101は、送信回路のみ、または受信回路のみであってもよい。
分配器102は、送受信回路101から出力された送信信号を、複数の信号に電力分割して後述するウェイト制御部103へ出力し、また後述するウェイト制御部103から入力される複数の信号を電力合成して送受信回路101へ出力する分配器である。また、後述するアレーアンテナ部105を構成するすべてのアンテナ素子へ給電する必要がない場合、分配器102は制御回路106により指定された方位情報に基づいて、後述するウェイト制御部103を構成する複数のウェイト制御回路のうちいくつかを選択し、選択されたウェイト制御回路と電力のやりとりを行う。選択されたウェイト制御回路に対応するアンテナ素子のみに給電することになる。これにより、後述するアレーアンテナ部105を構成する複数のアンテナ素子のうち、どのアンテナ素子に給電するかを選択する。
ウェイト制御部103は、制御回路106により指定された方位情報に基づいて、分配器102もしくは後述する給電回路部104から入力される複数の信号それぞれに対して振幅、位相を独立に制御するウェイト制御部である。
給電回路部104は、後述するアレーアンテナ部105へ給電するために、ウェイト制御部103とアレーアンテナ部105の間にて、平衡不平衡変換やインピーダンス整合などを行う給電回路部である。
アレーアンテナ部105は、導体からなるアンテナ素子を後述する天井307に複数個並べたアレーアンテナ部である。後述する天井307は導体であるため、アンテナ素子は導体が近接しても利得が大きく劣化しないアンテナ素子、例えばループアンテナやパッチアンテナ、スロットアンテナ、モノポールアンテナなどから構成される。
キーアンテナ装置200は、使用者が所持し、車載アンテナ装置100と無線通信により認証を行うキーアンテナ装置である。キーアンテナ装置200は、アンテナと、送信信号を生成し出力し、入力された受信信号の電力を測定し、また入力された受信信号を処理する送受信回路と、キーアンテナ装置200全体の動作を制御する制御回路などを備える。なお、送受信回路は、送信回路のみ、または受信回路のみであってもよい。
次に車載アンテナ装置100の配置箇所について説明する。
図2aは、車載アンテナ装置100の配置を示すXY平面図である。
図2bは、車載アンテナ装置100の配置を示すZX平面図である。
図2cは、車載アンテナ装置100の配置を示すYZ平面図である。
X、YおよびZは、各々の座標軸を示す。車両300は4輪の自動車であり、4本のタイヤ301a、301b、301c、301dと、タイヤが装着された4本のホイール302、前方ドアノブ303a、303b、車体の構成要素であるフロントピラー304a、304b、センターピラー305a、305b、リアピラー306a、306b、導体からなる天井307から構成される。図2に示すように車載アンテナ装置100は、車両300の室内の天井307に配置する。
次にウェイト制御部103の構成要素であるウェイト制御回路の構成について説明する。
図3はウェイト制御回路の構成例を示す図である。入力される方位情報に基づいて、複数の異なる移相量を有する移相器と異なる減衰量もしくは増幅量を有する振幅可変器をスイッチにて切り替えることにより振幅、位相を可変する。
振幅、位相が固定で変化させる必要がない場合は、振幅可変器、移相器は1つでよく、入力される方位情報信号とスイッチを省くことができる。
振幅が固定で変化させる必要がない場合は、ウェイト制御回路の入力側もしくは出力側に振幅可変器を1つ設ければよい。
位相が固定で変化させる必要がない場合は、ウェイト制御回路の入力側もしくは出力側に移相器を1つ設ければよい。
振幅が固定で変化させる必要がない場合は、振幅可変器を省き、分配器102にて所定の振幅を得られるように分配比を設定することでも実現できる。
次に給電回路部104の構成要素である給電回路の構成について説明する。
図4(a)は、アンテナ素子へ平衡給電する場合の給電回路の構成例を示す図である。
入力される不平衡信号を平衡不平衡変換回路により平衡信号へ変換し、整合回路によりインピーダンス整合を行い、出力する。
図4(b)は、アンテナ素子へ不平衡給電する場合の給電回路の構成例を示す図である。
入力される不平衡信号を整合回路によりインピーダンス整合を行い、出力する。
次にアレーアンテナ部105について説明する。
図5はアレーアンテナ部105におけるアンテナ素子の配置を示した図である。車載アンテナ装置100においてアレーアンテナ部105以外の構成要素は省略し、図示しない。
図5において、アレーアンテナ部105は、後述するアレーアンテナ401、402、403、404、405、406から構成される。
アレーアンテナ401は後述するループアンテナ素子411、412、413、414、415、416、417、418を略1列となるように配列して構成される。
アレーアンテナ402は後述するループアンテナ素子421、422、423、424、425、426、427、428を略1列となるように配列して構成される。
アレーアンテナ403は後述するループアンテナ素子431、432を略1列となるように配列して構成される。
アレーアンテナ404は後述するループアンテナ素子441、442を略1列となるように配列して構成される。
アレーアンテナ405は後述するループアンテナ素子451、452を略1列となるように配列して構成される。
アレーアンテナ406は後述するループアンテナ素子461、462を略1列となるように配列して構成される。
ループアンテナ素子411、412、413、414、415、416、417、418、421、422、423、424、425、426、427、428、431、432、441、442、451、452、461、462は、形成するループ面が天井307の面に対して略垂直になるように設けられ、2つの給電端が給電回路部104の各給電回路に接続され、ループ状の導体からなるループアンテナ素子である。ループの巻き数は、1回巻きとしているが、いくらでもよい。また、ループの形状は矩形でなくてもよい。形成するループ面が天井307の面に対して略垂直になるループアンテナ素子を用いるこ
とで、導体からなる天井307へ配置してもアンテナ利得が低下することはない。
ループアンテナ素子411、412、413、414、415、416、417、418をフロントピラー304a、センターピラー305aの間からフロントピラー304b、センターピラー305bの間にかけてY軸方向に配列する。ループの軸方向はX軸方向となるように配置する。
また、ループアンテナ素子421、422、423、424、425、426、427、428をリアピラー306a、センターピラー305aの間からリアピラー306b、センターピラー305bの間にかけてY軸方向に配列する。ループの軸方向はX軸方向となるように配置する。
また、ループアンテナ素子431、432、441、442、451、452、461、462をフロントピラー304a、304bの間からリアピラー306a、306bの間にかけてX軸方向に配列する。ループの軸方向はY軸方向となるように配置する。
図5のようにループアンテナ素子411、412、413、414、415、416、417、418、421、422、423、424、425、426、427、428、431、432、441、442をピラーの中間に配列することにより、フロントピラー304a、304b、センターピラー305a、305b、リアピラー306a、306bによる電波の遮蔽や反射の影響を避けることができる。
アレーアンテナ401、402、403、404、405、406のそれぞれを構成するループアンテナ素子数はいくらであってもよい。
アレーアンテナ401とアレーアンテナ402のX軸方向の間隔aは略半波長とし、アレーアンテナ401の各ループアンテナ素子へ給電される振幅、位相は、アレーアンテナ402の各ループアンテナ素子へ給電される振幅、位相と略同じとなるように給電する。例えば、ループアンテナ素子412とループアンテナ素子422に給電される振幅、位相は略同じとなるようにする。
同様に、アレーアンテナ403とアレーアンテナ404のY軸方向の間隔bは略半波長とし、アレーアンテナ403の各ループアンテナ素子へ給電される振幅、位相は、アレーアンテナ404の各ループアンテナ素子へ給電される振幅、位相と略同じとなるように給電する。例えば、ループアンテナ素子432とループアンテナ素子442に給電される振幅、位相は略同じとなるようにする。
同様に、アレーアンテナ405とアレーアンテナ406のY軸方向の間隔cは略半波長とし、アレーアンテナ405の各ループアンテナ素子へ給電される振幅、位相は、アレーアンテナ406の各ループアンテナ素子へ給電される振幅、位相と略同じとなるように給電する。例えば、ループアンテナ素子452とループアンテナ素子462に給電される振幅、位相は略同じとなるようにする。
以上のように構成された車載アンテナ装置100について、その動作を説明する。
送信の場合、制御回路106は、電波を放射したい方向、つまり送信ビーム方向を表す方位情報を分配器102、ウェイト制御部103へ出力する。送受信回路101から出力された送信信号は、入力された方位情報に基づいて分配器102により複数の信号に電力分割され、入力された方位情報に基づいてウェイト制御部103により各信号の振幅、位相が変化され、給電回路部104により平衡不平衡変換、インピーダンス変換され、アレ
ーアンテナ部105により送信電波としてキーアンテナ装置200へ出力する。
受信の場合、制御回路106は、電波を受けたい方向、つまり受信ビーム方向を表す方位情報を分配器102、ウェイト制御部103へ出力する。キーアンテナ装置200から受信された電波はアレーアンテナ部105により電気信号へ変換され、給電回路部104により平衡不平衡変換、インピーダンス変換され、入力された方位情報に基づいてウェイト制御部103により各信号の振幅、位相を変化され、入力された方位情報に基づいて分配器102により複数の信号が1つの信号に合成され、送受信回路101に受信信号として入力される。
次に位置検知の手順について説明する。図6は、車載アンテナ装置100による位置検知エリアの構成例を示す図である。図6において、検知エリア501、502、503、504は、位置検知する領域である。検知エリア501は車外の右の領域、検知エリア502は車外の左の領域、検知エリア503は車外の後方領域、検知エリア504は車内の領域を指す。検知エリア501、502は、それぞれ前方ドアノブ303a、303bの周囲のエリアとする。4種類のエリアを位置検知する。
車外左右の領域である検知エリア501、502を検知する場合、アレーアンテナ401、402に属するループアンテナ素子のみ給電し、他のアレーアンテナ403、404、405、406に属するループアンテナ素子には給電しない。
車外後方の領域である検知エリア503を検知する場合、アレーアンテナ403、404に属するループアンテナ素子のみ給電し、他のアレーアンテナ401、402、405、406に属するループアンテナ素子には給電しない。
車内の領域である検知エリア504を検知する場合、アレーアンテナ405、406に属するループアンテナ素子のみ給電し、他のアレーアンテナ401、402、403、404に属するループアンテナ素子には給電しない。
まず、検知エリア501を検知する場合について具体的な給電方法の例を述べる。アレーアンテナ401、402に属するループアンテナ素子のうち車の右側にあり、検知エリア501に距離が近いループアンテナ素子411、412、413、414、421、422、423、424のみ給電する。アレーアンテナ401、402に属するループアンテナ素子すべてに給電しても良いが、検知エリアに距離が近いループアンテナ素子のみを用いたほうが、近接効果の影響のため、より効果的である。
図7は検知エリア501を検知する場合の車載アンテナ装置100の具体的な構成例を示す図である。図7は、図1にて示した車載アンテナ装置100のうち、検知エリア501を検知するために必要な構成のみを、より具体的に示している。
図7において分配器102は、送受信回路101から出力された送信信号を電力分割してウェイト制御部103へ出力する。ループアンテナ素子411、412、413、414、421、422、423、424のみ給電するのでこれらに対応した出力端子に所定の分配比にて電力を分配して給電する。そのほかの出力端子には給電しない。ループアンテナ素子411と421、ループアンテナ素子412と422、ループアンテナ素子413と423、ループアンテナ素子414と424はそれぞれ給電される電力を等しくする。
ウェイト制御部103は、分配器102より入力される信号の位相制御をおこなうウェイト制御回路611、612、613、614、621、622、623、624を備え
、それぞれループアンテナ素子411、412、413、414、421、422、423、424に対応する。
給電回路部104は、ループアンテナ素子411、412、413、414、421、422、423、424に対応した平衡不平衡変換やインピーダンス整合などを行う給電回路711、712、713、714、721、722、723、724を備える。
ウェイト制御部103は、ループアンテナ素子411、412、413、414の隣接アンテナ素子間の位相差が所定の値α度となるように給電するため、ウェイト制御回路611、612、613、614の移相量は、α度ずつ異なるように設定される。また、検知エリア501の方向に電波のビーム方向が向くように、検知エリア501に距離が近いループアンテナ素子ほど位相が遅れるように設定する。また、ループアンテナ素子421、422、423、424についても同様である。ループアンテナ素子411と421、ループアンテナ素子412と422、ループアンテナ素子413と423、ループアンテナ素子414と424はそれぞれ移相量を等しくする。
検知エリア502、503を検知する場合についても対応するループアンテナ素子に同様の給電を行う。
検知エリア504を検知する場合についても対応するループアンテナ素子に同様の給電を行うが、ウェイト制御部103にて移相量はすべて0度とし、電波のビーム方向が車内となるようにする。
図8は、検知エリア501、502、503、504を検知する場合の車載アンテナ装置100の放射パターンを示す図である。
検知エリア501、502を検知する場合、アレーアンテナ401とアレーアンテナ402のループアンテナ素子のループの軸方向、つまり指向性がヌルとなる方向がX方向であり、またアレーアンテナ401とアレーアンテナ402のX軸方向の間隔aは略半波長であり、アレーアンテナ401の各ループアンテナ素子へ給電される振幅、位相は、アレーアンテナ402の各ループアンテナ素子へ給電される振幅、位相と略同じであるため、Y軸方向の放射は強めあい、X軸方向の放射は弱めあう。よって、検知エリア以外の不要な方向への放射は小さい。
同様に、検知エリア503を検知する場合はX軸方向の放射は強めあい、Y軸方向の放射は弱めあう。検知エリア504を検知する場合はZ軸方向の放射は強めあい、Y軸方向の放射は弱めあう。
車載アンテナ100にある制御回路106は、検知エリア501、502、503、504のそれぞれの領域をカバーする受信ビームの方向を切り替えながら、キーアンテナ装置200からの送信信号を受信する。受信電力がもっとも高いときの受信ビームがカバーする検知エリアを、キーアンテナ装置200の存在する位置とすることで位置判定を行う。
もしくは、車載アンテナ装置100にある制御回路106が送信ビームの方向を切り替えながら送信し、キーアンテナ装置200にて受信される受信電力がもっとも高いときの送信ビームがカバーする検知エリアを、キーアンテナ装置200の存在する位置とすることで位置判定を行う。
以上により、アレーアンテナ部105へ給電する振幅、位相を制御することで、天井3
07に配置した車載アンテナ装置100の送受信する電波のビーム方向を切り替えることにより、1箇所に配置した無線通信装置でキーアンテナ装置200の位置検知ができる車載アンテナ装置を実現できる。
(実施の形態2)
以下に、本発明の車載アンテナ装置の実施の形態2の詳細について説明する。
図9は、車載アンテナ装置を用いた通信システムの構成を示す図である。本実施の形態において実施の形態1と同様の構成については同一の番号を付して詳細な説明を省略し、異なるところを中心に説明する。
実施の形態1と異なるのは、後述する温度センサ801、車内温度センサ802、車外温度センサ803を設けた点である。
図9において温度センサ801は、キーアンテナ装置200に備えられ、キーアンテナ装置200がおかれた環境の気温を測定し、得られた温度情報をキーアンテナ装置200の備える制御回路へ出力する温度センサである。
車内温度センサ802は、車載アンテナ装置100に備えられ、車内の気温を測定し、得られた温度情報を制御回路106へ出力する車内温度センサである。
車外温度センサ803は、車載アンテナ装置100に備えられ、車外の気温を測定し、得られた温度情報を制御回路106へ出力する車外温度センサである。
以上のように構成された車載アンテナ装置100について、その動作を説明する。車載アンテナ100にある制御回路106は、検知エリア501、502、503、504のそれぞれの領域をカバーする受信ビームの方向を切り替えながら、キーアンテナ装置200からの送信信号を受信する。受信電力がもっとも高いときの受信ビームがカバーする検知エリアを、キーアンテナ装置200の存在する位置とすることで位置判定を行う。
もしくは、車載アンテナ装置100にある制御回路106が送信ビームの方向を切り替えながら送信し、キーアンテナ装置200にて受信される受信電力がもっとも高いときの送信ビームがカバーする検知エリアを、キーアンテナ装置200の存在する位置とすることで位置判定を行う。
制御回路106は、上記位置判定の手順にて、キーアンテナ装置200が車内つまり検知エリア504にあると判定された場合、温度センサ801にて測定されたキーアンテナ装置200のおかれた環境の気温が、車内温度センサ802にて測定された車内の気温と略同じ場合のみ、最終的にキーアンテナ装置200の位置が検知エリア504であると判定する。
また、車内と車外の温度差が大きい環境の場合、温度センサ801にて測定されたキーアンテナ装置200のおかれた環境の気温が、車外温度センサ803にて測定された車外の気温と異なる場合のみ、最終的にキーアンテナ装置200の位置が検知エリア504であると判定するとしてもよい。
以上により、電波の強度だけでなく温度も位置判定手段に加えることにより、キーアンテナ装置200の車内位置検知の精度を向上させることができる。
本発明の車載アンテナ装置は、車両近辺の無線通信装置の位置検知ができる。よって、本発明の車載アンテナ装置を、スマートエントリシステムとして適用できる。
本発明の実施の形態1における車載アンテナ装置を用いた通信システムの構成を示す図 本発明の実施の形態1における車載アンテナ装置100の配置を示すXY平面図 本発明の実施の形態1における車載アンテナ装置100の配置を示すZX平面図 本発明の実施の形態1における車載アンテナ装置100の配置を示すYZ平面図 本発明の実施の形態1におけるウェイト制御回路の構成例を示す図 (a)本発明の実施の形態1におけるアンテナ素子へ平衡給電する場合の給電回路の構成例を示す図(b)本発明の実施の形態1におけるアンテナ素子へ不平衡給電する場合の給電回路の構成例を示す図 本発明の実施の形態1におけるアレーアンテナ部105におけるアンテナ素子の配置を示した図 本発明の実施の形態1における車載アンテナ装置100による位置検知エリアの構成例を示す図 本発明の実施の形態1における検知エリア501を検知する場合の車載アンテナ装置100の具体的な構成例を示す図 本発明の実施の形態1における検知エリア501、502、503、504を検知する場合の車載アンテナ装置100の放射パターンを示すXY平面図 本発明の実施の形態1における検知エリア501、502、503、504を検知する場合の車載アンテナ装置100の放射パターンを示すYZ平面図 本発明の実施の形態2における車載アンテナ装置を用いた通信システムの構成を示す図
符号の説明
100 車載アンテナ装置
101 送受信回路
102 分配器
103 ウェイト制御部
104 給電回路部
105 アレーアンテナ部
106 制御回路
200 キーアンテナ装置
300 車両
301a、301b、301c、301d タイヤ
302 ホイール
303a、303b 前方ドアノブ
304a、304b フロントピラー
305a、305b センターピラー
306a、306b リアピラー
307 天井
401、402、403、404、405、406 アレーアンテナ
411、412、413、414、415、416、417、418、421、422、423、424、425、426、427、428、431、432、441、442、451、452、461、462 ループアンテナ素子
501、502、503、504 検知エリア
611、612、613、614、621、622、623、624 ウェイト制御回路
711、712、713、714、721、722、723、724 給電回路
801 温度センサ
802 車内温度センサ
803 車外温度センサ

Claims (4)

  1. 不平衡給電手段に接続され、複数の信号に電力分割して出力する分配器と、
    前記分配器に接続され、入力される各信号の振幅、位相を独立に制御して出力するウェイト制御部と、
    前記ウェイト制御部に接続され、入力される各信号の平衡不平衡変換やインピーダンス変換を行い、出力する給電回路部と、
    前記給電回路部に接続され、形成するループ面が車の室内の天井の面に対して略垂直であるループ状の導体からなるループアンテナ素子を複数配列したアレーアンテナ部とを、
    備えた車載アンテナ装置であって、
    前記アレーアンテナ部は、車の室内の天井に配置され、
    一方のフロントピラーとセンターピラーの間から他方のフロントピラーとセンターピラーの間にかけて複数の前記ループアンテナ素子を配列した第1のアレーアンテナと、
    前記第1のアレーアンテナと平行に、一方のリアピラーとセンターピラーの間から他方のリアピラーとセンターピラーの間にかけて複数の前記ループアンテナ素子を配列した第2のアレーアンテナとを備え、
    前記第1のアレーアンテナと前記第2のアレーアンテナの間隔は電波の波長の略半分であり、前記第1のアレーアンテナと前記第2のアレーアンテナに給電される各前記ループアンテナ素子の振幅、位相は互いに略同じであり、
    前記ウェイト制御部にて前記アレーアンテナ部へ給電する各信号の振幅、位相を制御することにより、前記アレーアンテナ部から放射される電波のビーム方向を切り替える車載アンテナ装置。
  2. 不平衡給電手段に接続され、複数の信号に電力分割して出力する分配器と、
    前記分配器に接続され、入力される各信号の振幅、位相を独立に制御して出力するウェイト制御部と、
    前記ウェイト制御部に接続され、入力される各信号の平衡不平衡変換やインピーダンス変換を行い、出力する給電回路部と、
    前記給電回路部に接続され、形成するループ面が車の室内の天井の面に対して略垂直であるループ状の導体からなるループアンテナ素子を複数配列したアレーアンテナ部とを、
    備えた車載アンテナ装置であって、
    前記アレーアンテナ部は、車の室内の天井に配置され、
    フロントピラーの間からリアピラーの間にかけて複数の前記ループアンテナ素子を配列した第3のアレーアンテナと、
    前記第3のアレーアンテナと平行に、フロントピラーの間からリアピラーの間にかけて複数の前記ループアンテナ素子を配列した第4のアレーアンテナとを備え、
    前記第3のアレーアンテナと前記第4のアレーアンテナの間隔は電波の波長の略半分であり、前記第3のアレーアンテナと前記第4のアレーアンテナに給電される各前記ループアンテナ素子の振幅、位相は互いに略同じであり、
    前記ウェイト制御部にて前記アレーアンテナ部へ給電する各信号の振幅、位相を制御することにより、前記アレーアンテナ部から放射される電波のビーム方向を切り替える車載アンテナ装置。
  3. 請求項1または2記載の車載アンテナ装置とキーアンテナ装置からなる車載アンテナシステム。
  4. キーアンテナ装置からの信号と、車載アンテナ装置に設けた温度センサにより検出温度と、キーアンテナ装置に設けた温度センサによる検出温度とによって、前記車載アンテナ装置は前記キーアンテナ装置の位置を判定する請求項3記載の車載アンテナシステム。
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