JP2002347520A - 車両周辺監視装置 - Google Patents
車両周辺監視装置Info
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- B60R1/12—Mirror assemblies combined with other articles, e.g. clocks
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/27—Adaptation for use in or on movable bodies
- H01Q1/32—Adaptation for use in or on road or rail vehicles
- H01Q1/325—Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle
- H01Q1/3266—Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle using the mirror of the vehicle
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q17/00—Devices for absorbing waves radiated from an antenna; Combinations of such devices with active antenna elements or systems
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- B60R1/00—Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
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- B60R2001/1261—Mirror assemblies combined with other articles, e.g. clocks with antennae
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自車両前方の障害物を検知するというような
誤検知がなく、自車両の後側方の障害物を確実に検知で
きる車両周辺監視装置を得る。また、近距離の測距性能
を劣化させることのない車両周辺監視装置を得る。 【解決手段】 車両のドアミラーの内部に搭載されて、
このドアミラーの鏡面を介して送信波を放射する送信ア
ンテナ２と、車両周辺に存在する物体からの反射波をド
アミラーの鏡面を介して受信する受信アンテナ３とを備
え、車両周辺を監視する車両周辺監視装置において、ド
アミラーのハウジング１２と、ドアミラーの鏡面７を支
持すると共に送信アンテナ２と受信アンテナ３を内蔵す
る支持部１５とを電磁シールド材で形成する。または、
ハウジング内面およびドアミラー支持部内面に電磁シー
ルド材を配置する。または、ハウジング内面およびドア
ミラー支持部内面に電波吸収体を配置する。
誤検知がなく、自車両の後側方の障害物を確実に検知で
きる車両周辺監視装置を得る。また、近距離の測距性能
を劣化させることのない車両周辺監視装置を得る。 【解決手段】 車両のドアミラーの内部に搭載されて、
このドアミラーの鏡面を介して送信波を放射する送信ア
ンテナ２と、車両周辺に存在する物体からの反射波をド
アミラーの鏡面を介して受信する受信アンテナ３とを備
え、車両周辺を監視する車両周辺監視装置において、ド
アミラーのハウジング１２と、ドアミラーの鏡面７を支
持すると共に送信アンテナ２と受信アンテナ３を内蔵す
る支持部１５とを電磁シールド材で形成する。または、
ハウジング内面およびドアミラー支持部内面に電磁シー
ルド材を配置する。または、ハウジング内面およびドア
ミラー支持部内面に電波吸収体を配置する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に搭載して
車両周辺を監視する車両周辺監視装置に関するもので、
特に、車線変更時等において、障害物との接触・衝突を
避けるために運転者に警報を促す車両周辺監視装置に関
するものである。
車両周辺を監視する車両周辺監視装置に関するもので、
特に、車線変更時等において、障害物との接触・衝突を
避けるために運転者に警報を促す車両周辺監視装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】本出願人は、車両ドアミラーの内部に搭
載された車両周辺監視装置を、特願平１１−３２５６８
８号により出願しているが、これは、送信波を発生する
送信回路と、ドアミラーの鏡面を介して送信波を放射す
るアンテナと、車両周辺の対象物からの反射波を上記ド
アミラーの鏡面を介して上記アンテナで受信する受信回
路を備え、上記ドアミラーの鏡面に可視光の波長を反射
させるが、数Ｇ〜１００ＧＨｚの電磁波を透過させる反
射膜を蒸着したものであり、自車両の後側方の障害物を
検知することを目的とするものである。
載された車両周辺監視装置を、特願平１１−３２５６８
８号により出願しているが、これは、送信波を発生する
送信回路と、ドアミラーの鏡面を介して送信波を放射す
るアンテナと、車両周辺の対象物からの反射波を上記ド
アミラーの鏡面を介して上記アンテナで受信する受信回
路を備え、上記ドアミラーの鏡面に可視光の波長を反射
させるが、数Ｇ〜１００ＧＨｚの電磁波を透過させる反
射膜を蒸着したものであり、自車両の後側方の障害物を
検知することを目的とするものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の車両用周辺監視装置のように、ドアミラーの鏡
面に電磁波を透過させる反射膜を蒸着した場合において
も、ミラー母材表面からの反射および上記反射膜による
反射が若干存在する。このような理由により、送信アン
テナから放射された電波は、図７に示すように、中央車
線部を走行する自車両の後側方だけでなく、前方へも放
射されることになる。このため、自車両の前方へ放射さ
れる電波が存在した場合、自車両の前方を走行する車両
をも検知することから、前方と後側方の障害物の区別が
難しくなる問題があった。
た従来の車両用周辺監視装置のように、ドアミラーの鏡
面に電磁波を透過させる反射膜を蒸着した場合において
も、ミラー母材表面からの反射および上記反射膜による
反射が若干存在する。このような理由により、送信アン
テナから放射された電波は、図７に示すように、中央車
線部を走行する自車両の後側方だけでなく、前方へも放
射されることになる。このため、自車両の前方へ放射さ
れる電波が存在した場合、自車両の前方を走行する車両
をも検知することから、前方と後側方の障害物の区別が
難しくなる問題があった。
【０００４】また、上記反射膜による反射波は、ハウジ
ング内部で乱反射し、受信アンテナにまわり込むことに
なる。上記反射のまわり込みレベルは、上記ミラー母材
および上記反射膜とアンテナ、ハウジングの相対位置に
より大きく変動する。上記反射のまわり込みレベルが大
きく変動した場合、レーダの距離分解能によっては実際
に近距離に障害物が存在する場合においてその障害物が
検出できない、あるいは測距離性能に影響を与えてしま
い警報もれあるいは誤警報の可能性が高まってしまう。
ング内部で乱反射し、受信アンテナにまわり込むことに
なる。上記反射のまわり込みレベルは、上記ミラー母材
および上記反射膜とアンテナ、ハウジングの相対位置に
より大きく変動する。上記反射のまわり込みレベルが大
きく変動した場合、レーダの距離分解能によっては実際
に近距離に障害物が存在する場合においてその障害物が
検出できない、あるいは測距離性能に影響を与えてしま
い警報もれあるいは誤警報の可能性が高まってしまう。
【０００５】この発明は係る課題を解決するためになさ
れたもので、ドアミラー鏡面で反射し車両前方へ放射す
る電波を遮断することで、自車両前方の障害物を検知す
るというような誤検知がなく、自車両の後側方の障害物
を確実に検知することができる車両周辺監視装置を得る
ことを目的とするものである。また、ハウジング内部の
乱反射を低減することで、近距離の測距性能を劣化させ
ることなく、運転者に的確な警報情報を提供することが
できる車両周辺監視装置を得ることを目的とする。
れたもので、ドアミラー鏡面で反射し車両前方へ放射す
る電波を遮断することで、自車両前方の障害物を検知す
るというような誤検知がなく、自車両の後側方の障害物
を確実に検知することができる車両周辺監視装置を得る
ことを目的とするものである。また、ハウジング内部の
乱反射を低減することで、近距離の測距性能を劣化させ
ることなく、運転者に的確な警報情報を提供することが
できる車両周辺監視装置を得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る車両周辺監視装置は、車両のドアミ
ラーの内部に搭載されて、このドアミラーの鏡面を介し
て送信波を放射する送信アンテナと、車両周辺に存在す
る物体からの反射波を上記ドアミラーの鏡面を介して受
信する受信アンテナとを備え、車両周辺を監視する車両
周辺監視装置において、上記ドアミラーのハウジング
と、上記ドアミラーの鏡面を支持すると共に上記送信ア
ンテナと上記受信アンテナを内蔵する支持部とに、車両
前方に放射する不要な電波を遮断する電波遮断構造を設
けたものである。
に、この発明に係る車両周辺監視装置は、車両のドアミ
ラーの内部に搭載されて、このドアミラーの鏡面を介し
て送信波を放射する送信アンテナと、車両周辺に存在す
る物体からの反射波を上記ドアミラーの鏡面を介して受
信する受信アンテナとを備え、車両周辺を監視する車両
周辺監視装置において、上記ドアミラーのハウジング
と、上記ドアミラーの鏡面を支持すると共に上記送信ア
ンテナと上記受信アンテナを内蔵する支持部とに、車両
前方に放射する不要な電波を遮断する電波遮断構造を設
けたものである。
【０００７】また、上記電波遮断構造として、上記ハウ
ジングおよび上記ドアミラー支持部自体を電磁シールド
材で形成したことを特徴とするものである。
ジングおよび上記ドアミラー支持部自体を電磁シールド
材で形成したことを特徴とするものである。
【０００８】また、上記電波遮断構造として、上記ハウ
ジング内面および上記ドアミラー支持部内面に電磁シー
ルド材を配置したことを特徴とするものである。
ジング内面および上記ドアミラー支持部内面に電磁シー
ルド材を配置したことを特徴とするものである。
【０００９】さらに、上記電波遮断構造として、上記ハ
ウジング内面および上記ドアミラー支持部内面に電波吸
収体を配置したことを特徴とするものである。
ウジング内面および上記ドアミラー支持部内面に電波吸
収体を配置したことを特徴とするものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】実施の形態１．図１は、この発明
の実施の形態１に係る車両周辺監視装置の構成を示すブ
ロック図である。図１において、１はレーダを示し、こ
のレーダ１は、後述するドアミラー鏡面を介して送信波
を送信する送信アンテナ２と、ドアミラー鏡面を介して
車両周辺に存在する物体からの反射波を受信する受信ア
ンテナ３と、送信波を送信する送信回路と受信波を受信
する受信回路を有する高周波回路部４と、信号処理回路
部５とを備えてなり、信号処理された処理結果は表示器
６により表示され、運転者に情報が提供される。
の実施の形態１に係る車両周辺監視装置の構成を示すブ
ロック図である。図１において、１はレーダを示し、こ
のレーダ１は、後述するドアミラー鏡面を介して送信波
を送信する送信アンテナ２と、ドアミラー鏡面を介して
車両周辺に存在する物体からの反射波を受信する受信ア
ンテナ３と、送信波を送信する送信回路と受信波を受信
する受信回路を有する高周波回路部４と、信号処理回路
部５とを備えてなり、信号処理された処理結果は表示器
６により表示され、運転者に情報が提供される。
【００１１】ここで、上記レーダ１は、車両のドアミラ
ー内部に搭載され、上記表示器６は、車室内に設置する
か、あるいはドアミラー部周辺に設置してもよい。
ー内部に搭載され、上記表示器６は、車室内に設置する
か、あるいはドアミラー部周辺に設置してもよい。
【００１２】図２は、ドアミラー鏡面を示す説明図であ
る。図２において、７はドアミラー鏡面、８は送信アン
テナ２及び受信アンテナ３の開口面であり、送信アンテ
ナ２及び受信アンテナ３、ドアミラー鏡面７の背面に配
設されている。
る。図２において、７はドアミラー鏡面、８は送信アン
テナ２及び受信アンテナ３の開口面であり、送信アンテ
ナ２及び受信アンテナ３、ドアミラー鏡面７の背面に配
設されている。
【００１３】次に動作について説明する。高周波回路部
４にて発生された電波は、送信アンテナ２よりドアミラ
ー鏡面７を介して車両周辺へ放射され、車両周辺の車両
等の障害物からの反射波がドアミラー鏡面７を介して受
信アンテナ３により受信され、高周波回路部４に入力さ
れる。高周波回路部４に入力された受信波は、低周波に
ダウンコンバートされ、信号処理回路部５へ入力され
る。信号処理回路部５では障害物までの距離等が演算さ
れ、衝突の危険性があると判定された時には、表示器６
にてドライバーへ注意を促す。
４にて発生された電波は、送信アンテナ２よりドアミラ
ー鏡面７を介して車両周辺へ放射され、車両周辺の車両
等の障害物からの反射波がドアミラー鏡面７を介して受
信アンテナ３により受信され、高周波回路部４に入力さ
れる。高周波回路部４に入力された受信波は、低周波に
ダウンコンバートされ、信号処理回路部５へ入力され
る。信号処理回路部５では障害物までの距離等が演算さ
れ、衝突の危険性があると判定された時には、表示器６
にてドライバーへ注意を促す。
【００１４】また、図３は、ドアミラー内部の構造を示
す図である。図３において、１０はモータ、１１はモー
タ用ハーネス、１２はハウジング部材、１３はドアミラ
ーを動かす駆動部となるアクチュエータユニット、１４
は連結部、１５は支持部であり、レーダ１は、上記支持
部１５に固定されている。
す図である。図３において、１０はモータ、１１はモー
タ用ハーネス、１２はハウジング部材、１３はドアミラ
ーを動かす駆動部となるアクチュエータユニット、１４
は連結部、１５は支持部であり、レーダ１は、上記支持
部１５に固定されている。
【００１５】ここで、ドアミラーのハウジング１２と、
上記ドアミラー鏡面７を支持すると共に上記送信アンテ
ナ２と上記受信アンテナ３を内蔵するミラー支持部１５
とは、それら自体が金属や導電性材料で形成され、電磁
シールド機能を持たせている。
上記ドアミラー鏡面７を支持すると共に上記送信アンテ
ナ２と上記受信アンテナ３を内蔵するミラー支持部１５
とは、それら自体が金属や導電性材料で形成され、電磁
シールド機能を持たせている。
【００１６】このため、送信アンテナ２および受信アン
テナ３に対応したミラー面７を有した車両用周辺監視装
置において、ハウジング１２およびミラー支持部１５を
電磁シールド構造とすることにより、送信アンテナ２か
らの送信波の一部がドアミラー鏡面７で反射され、ハウ
ジング１２およびミラー支持部１５を通過し車両前方へ
放射するような不要な電波を遮断できる電波遮断構造と
なることから、自車両前方の障害物を検知するというよ
うな誤検知がなく、自車両の後側方の障害物を確実に検
知することができる。
テナ３に対応したミラー面７を有した車両用周辺監視装
置において、ハウジング１２およびミラー支持部１５を
電磁シールド構造とすることにより、送信アンテナ２か
らの送信波の一部がドアミラー鏡面７で反射され、ハウ
ジング１２およびミラー支持部１５を通過し車両前方へ
放射するような不要な電波を遮断できる電波遮断構造と
なることから、自車両前方の障害物を検知するというよ
うな誤検知がなく、自車両の後側方の障害物を確実に検
知することができる。
【００１７】実施の形態２．本実施の形態２に係る構成
を示すブロック図は、実施の形態１と同様である。以下
に実施の形態１と異なる点についてのみ説明する。
を示すブロック図は、実施の形態１と同様である。以下
に実施の形態１と異なる点についてのみ説明する。
【００１８】図４は、ハウジング１２の内面およびミラ
ー支持部１５の内面に金属板や導電性板２１を配置する
ことで、電磁シールド構造を形成することを示したもの
である。また、ハウジング１２の内面およびミラー支持
部１５の内面は、金属や導電性材料をメッキや塗付する
ことで電磁シールド構造を形成しても良い。
ー支持部１５の内面に金属板や導電性板２１を配置する
ことで、電磁シールド構造を形成することを示したもの
である。また、ハウジング１２の内面およびミラー支持
部１５の内面は、金属や導電性材料をメッキや塗付する
ことで電磁シールド構造を形成しても良い。
【００１９】実施の形態３．本実施の形態３に係る構成
を示すブロック図では、実施の形態１または２と同様で
ある。以下に実施の形態１，２と異なる点についてのみ
説明する。
を示すブロック図では、実施の形態１または２と同様で
ある。以下に実施の形態１，２と異なる点についてのみ
説明する。
【００２０】図５は、ハウジング１２およびミラー支持
部１５の内面に、電波吸収体２２を配置することで、ハ
ウジング１２およびミラー支持部１５に入射する電磁波
エネルギを電波吸収体２２の内部で吸収するものであ
る。
部１５の内面に、電波吸収体２２を配置することで、ハ
ウジング１２およびミラー支持部１５に入射する電磁波
エネルギを電波吸収体２２の内部で吸収するものであ
る。
【００２１】上述した実施の形態１および２の金属や導
電性材による電波遮断構造では、ハウジング１２および
ミラー支持部１５に入射される電磁波を前面に反射させ
ることによって車両前方へ透過する電波を遮断する電磁
シールド構造を形成しているのに対して、本実施の形態
３の電波遮断構造では、ハウジング１２およびミラー支
持部１５の内面に、電波吸収体２２を配置して電波吸収
構造を形成しており、電波吸収体２２は、入射した電波
のほとんどを内部で吸収することで前面に反射する電波
および後方へ透過する電波を低減する。この電波吸収体
２２の材料には、抵抗性吸収材料、誘電性吸収材料、磁
性吸収材料等があり、これら電波吸収材料を単層あるい
は多層のシート状に形成したものが電波吸収体として使
用される。
電性材による電波遮断構造では、ハウジング１２および
ミラー支持部１５に入射される電磁波を前面に反射させ
ることによって車両前方へ透過する電波を遮断する電磁
シールド構造を形成しているのに対して、本実施の形態
３の電波遮断構造では、ハウジング１２およびミラー支
持部１５の内面に、電波吸収体２２を配置して電波吸収
構造を形成しており、電波吸収体２２は、入射した電波
のほとんどを内部で吸収することで前面に反射する電波
および後方へ透過する電波を低減する。この電波吸収体
２２の材料には、抵抗性吸収材料、誘電性吸収材料、磁
性吸収材料等があり、これら電波吸収材料を単層あるい
は多層のシート状に形成したものが電波吸収体として使
用される。
【００２２】送信アンテナ２および受信アンテナ３に対
応したミラー面７を有した車両用周辺監視装置におい
て、このようにハウジング１２およびミラー支持部１５
の内面に電波吸収体２２を配置することで、ドアミラー
鏡面で反射し車両前方へ放射する電波を遮断し、自車両
前方の障害物を検知するというような誤検知がなく、自
車両の後側方の障害物を確実に検知することができるの
は勿論のこと、ハウジング内部の乱反射を低減すること
で近距離の測距性能を劣化させることなく、運転者に的
確な警報情報を提供することができる。
応したミラー面７を有した車両用周辺監視装置におい
て、このようにハウジング１２およびミラー支持部１５
の内面に電波吸収体２２を配置することで、ドアミラー
鏡面で反射し車両前方へ放射する電波を遮断し、自車両
前方の障害物を検知するというような誤検知がなく、自
車両の後側方の障害物を確実に検知することができるの
は勿論のこと、ハウジング内部の乱反射を低減すること
で近距離の測距性能を劣化させることなく、運転者に的
確な警報情報を提供することができる。
【００２３】上述したように、実施の形態１〜３によれ
ば、ドアミラー鏡面で反射し車両前方へ放射する電波を
遮断することができるため、図６に示されるように、送
信アンテナから放射された電波は、中央車線部を走行す
る自車両の後側方のみとなり、前方へ放射されることが
なく、自車両の後側方の障害物を確実に検知することが
できる。
ば、ドアミラー鏡面で反射し車両前方へ放射する電波を
遮断することができるため、図６に示されるように、送
信アンテナから放射された電波は、中央車線部を走行す
る自車両の後側方のみとなり、前方へ放射されることが
なく、自車両の後側方の障害物を確実に検知することが
できる。
【００２４】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、車両
のドアミラーの内部に搭載されて、このドアミラーの鏡
面を介して送信波を放射する送信アンテナと、車両周辺
に存在する物体からの反射波を上記ドアミラーの鏡面を
介して受信する受信アンテナとを備え、車両周辺を監視
する車両周辺監視装置において、上記ドアミラーのハウ
ジングと、上記ドアミラーの鏡面を支持すると共に上記
送信アンテナと上記受信アンテナを内蔵する支持部と
に、車両前方に放射する不要な電波を遮断する電波遮断
構造を設けることにより、ドアミラー鏡面で反射し車両
前方へ放射する電波を遮断することで、自車両前方の障
害物を検知するというような誤検知がなく、自車両の後
側方の障害物を確実に検知することができる。
のドアミラーの内部に搭載されて、このドアミラーの鏡
面を介して送信波を放射する送信アンテナと、車両周辺
に存在する物体からの反射波を上記ドアミラーの鏡面を
介して受信する受信アンテナとを備え、車両周辺を監視
する車両周辺監視装置において、上記ドアミラーのハウ
ジングと、上記ドアミラーの鏡面を支持すると共に上記
送信アンテナと上記受信アンテナを内蔵する支持部と
に、車両前方に放射する不要な電波を遮断する電波遮断
構造を設けることにより、ドアミラー鏡面で反射し車両
前方へ放射する電波を遮断することで、自車両前方の障
害物を検知するというような誤検知がなく、自車両の後
側方の障害物を確実に検知することができる。
【００２５】また、上記電波遮断構造として、上記ハウ
ジングおよび上記ドアミラー支持部自体を電磁シールド
材で形成することにより、ドアミラー鏡面で反射し車両
前方へ放射する電波を遮断することで、自車両前方の障
害物を検知するというような誤検知がなく、自車両の後
側方の障害物を確実に検知することができる。
ジングおよび上記ドアミラー支持部自体を電磁シールド
材で形成することにより、ドアミラー鏡面で反射し車両
前方へ放射する電波を遮断することで、自車両前方の障
害物を検知するというような誤検知がなく、自車両の後
側方の障害物を確実に検知することができる。
【００２６】また、上記電波遮断構造として、上記ハウ
ジング内面および上記ドアミラー支持部内面に電磁シー
ルド材を配置することにより、ドアミラー鏡面で反射し
車両前方へ放射する電波を遮断することで、自車両前方
の障害物を検知するというような誤検知がなく、自車両
の後側方の障害物を確実に検知することができる。
ジング内面および上記ドアミラー支持部内面に電磁シー
ルド材を配置することにより、ドアミラー鏡面で反射し
車両前方へ放射する電波を遮断することで、自車両前方
の障害物を検知するというような誤検知がなく、自車両
の後側方の障害物を確実に検知することができる。
【００２７】さらに、上記電波遮断構造として、上記ハ
ウジング内面および上記ドアミラー支持部内面に電波吸
収体を配置することにより、ドアミラー鏡面で反射し車
両前方へ放射する電波を遮断し、自車両前方の障害物を
検知するというような誤検知がなく、自車両の後側方の
障害物を確実に検知することができ、ハウジング内部の
乱反射を低減することで、近距離の測距性能を劣化させ
ることなく、運転者に的確な警報情報を提供することが
できる。
ウジング内面および上記ドアミラー支持部内面に電波吸
収体を配置することにより、ドアミラー鏡面で反射し車
両前方へ放射する電波を遮断し、自車両前方の障害物を
検知するというような誤検知がなく、自車両の後側方の
障害物を確実に検知することができ、ハウジング内部の
乱反射を低減することで、近距離の測距性能を劣化させ
ることなく、運転者に的確な警報情報を提供することが
できる。
【図１】 この発明の実施の形態１に係る車両周辺監視
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図２】 この発明の実施の形態１に係るドアミラー鏡
面を示す説明図である。
面を示す説明図である。
【図３】 この発明の実施の形態１に係るドアミラー内
部構造および電磁シールド構造を示す説明図である。
部構造および電磁シールド構造を示す説明図である。
【図４】 この発明の実施の形態２に係るハウジング内
面の電磁シールド材を示す説明図である。
面の電磁シールド材を示す説明図である。
【図５】 この発明の実施の形態３に係るハウジング内
面の電波吸収体を示す説明図である。
面の電波吸収体を示す説明図である。
【図６】 この発明の実施の形態１〜３に係る車両周辺
監視装置の電波放射状態を示す説明図である。
監視装置の電波放射状態を示す説明図である。
【図７】 従来例に係る車両周辺監視装置の電波放射状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
１ レーダ、２ 送信アンテナ、３ 受信アンテナ、４
高周波回路部、５信号処理回路部、６ 表示器、７
ドアミラー鏡面、８ 送信アンテナおよび受信アンテナ
の開口面、１０ モータ、１１ モータ用ハーネス、１
２ ハウジング、１３ アクチュエータユニット、１４
連結部、１５ ドアミラー支持部、２１ 金属（導電
性材料）、２２ 電波吸収体。
高周波回路部、５信号処理回路部、６ 表示器、７
ドアミラー鏡面、８ 送信アンテナおよび受信アンテナ
の開口面、１０ モータ、１１ モータ用ハーネス、１
２ ハウジング、１３ アクチュエータユニット、１４
連結部、１５ ドアミラー支持部、２１ 金属（導電
性材料）、２２ 電波吸収体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０１Ｑ 1/22 Ｈ０１Ｑ 1/22 Ａ // Ｇ０８Ｇ 1/16 Ｇ０８Ｇ 1/16 Ｃ
Claims (4)
- 【請求項１】 車両のドアミラーの内部に搭載されて、
このドアミラーの鏡面を介して送信波を放射する送信ア
ンテナと、車両周辺に存在する物体からの反射波を上記
ドアミラーの鏡面を介して受信する受信アンテナとを備
え、車両周辺を監視する車両周辺監視装置において、 上記ドアミラーのハウジングと、上記ドアミラーの鏡面
を支持すると共に上記送信アンテナと上記受信アンテナ
を内蔵する支持部とに、車両前方に放射する不要な電波
を遮断する電波遮断構造を設けたことを特徴とする車両
周辺監視装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の車両周辺監視装置にお
いて、 上記電波遮断構造として、上記ハウジングおよび上記ド
アミラー支持部自体を電磁シールド材で形成したことを
特徴とする車両周辺監視装置。 - 【請求項３】 請求項１に記載の車両周辺監視装置にお
いて、 上記電波遮断構造として、上記ハウジング内面および上
記ドアミラー支持部内面に電磁シールド材を配置したこ
とを特徴とする車両周辺監視装置。 - 【請求項４】 請求項１に記載の車両周辺監視装置にお
いて、 上記電波遮断構造として、上記ハウジング内面および上
記ドアミラー支持部内面に電波吸収体を配置したことを
特徴とする車両周辺監視装置。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP2001157745A JP2002347520A (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-25 | 車両周辺監視装置 |
| US10/000,216 US6690329B2 (en) | 2001-05-25 | 2001-12-04 | Vehicle surroundings monitoring device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001157745A JP2002347520A (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-25 | 車両周辺監視装置 |
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ID=19001561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001157745A Pending JP2002347520A (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-25 | 車両周辺監視装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6690329B2 (ja) |
| JP (1) | JP2002347520A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2011121507A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Tokai Rika Co Ltd | 車外ミラー内蔵アンテナの角度切換装置 |
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-
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- 2001-05-25 JP JP2001157745A patent/JP2002347520A/ja active Pending
- 2001-12-04 US US10/000,216 patent/US6690329B2/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| US6690329B2 (en) | 2004-02-10 |
| US20020175867A1 (en) | 2002-11-28 |
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