JPH11251830A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH11251830A
JPH11251830A JP10053710A JP5371098A JPH11251830A JP H11251830 A JPH11251830 A JP H11251830A JP 10053710 A JP10053710 A JP 10053710A JP 5371098 A JP5371098 A JP 5371098A JP H11251830 A JPH11251830 A JP H11251830A
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JP
Japan
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mirror
antenna
radiating
antenna device
slot
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JP10053710A
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Inventor
Shinichi Sato
眞一 佐藤
Shinichi Honma
信一 本間
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H01Q21/065Patch antenna array
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型アンテナの占有体積が小さくなり、ミラ
ーケースの内部を他の用途に有効に使用できるうえ、ミ
ラーと一体構成しても、設計自由度を損なうことなく小
形化およびコストダウンを実現したアンテナ装置を得
る。 【解決手段】 導電性の反射面を有するミラー3Aと、
導電性のアンテナ要素を有する薄型アンテナ8Aとを備
え、薄型アンテナをミラーに一体的に埋設し、アンテナ
要素の少なくとも一部を反射面の一部と兼用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車載レーダなど
に用いられるアンテナ装置に関し、特にドアミラーなど
の車載ミラーと一体構成し且つミラーの反射面をアンテ
ナ要素の少なくとも一部と兼用することにより、設計自
由度を損なうことなく小形化およびコストダウンを実現
したアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図21はたとえば特開昭54−4504
0号公報に記載された従来のアンテナ装置を示す側断面
図であり、フェンダミラーを用いてレーダ用のアンテナ
装置を構成した例を示している。
【0003】図21において、ミラー兼用のアンテナ1
Aは、樹脂製のミラーケース2と、ミラーケース2内に
位置決めされた反射面(図示せず)を有するミラー3
と、送受信用の電波を放射するフィーダホーン4と、電
波を反射する透光性導体を含むリフレクタ5と、フィー
ダホーン4を介して電波を送受信するためのRFユニッ
ト6とを備えている。
【0004】ミラーケース2およびフィーダホーン4
は、車体7上に配設されており、フィーダホーン4に接
続されたRFユニット6は、車体7に埋設されている。
フィーダホーン4は、ミラー3の前方のリフレクタ5に
対向配置され、ミラー3の視野に入らない位置から、リ
フレクタ5に向けて電波を放射する。
【0005】次に、図21に示した従来のアンテナ装置
の動作について説明する。フィーダホーン4から放射さ
れた電波は、リフレクタ5で反射され、ミラー3の視野
方向に指向性の高いビームとなって送信される。また、
物体からの反射ビームは、リフレクタ5で反射され、フ
ィーダホーン4を介してRFユニット6に受信される。
【0006】一方、リフレクタ5は、可視光線に対して
透明な物質により形成されているので、リフレクタ5を
透過した外来の可視光線は、ミラー3で反射されて運転
者に観測される。したがって、リフレクタ5は、ミラー
ケース2に収納されて、ミラー3の機能を損なうことな
く、電波のみを反射させて送受信に寄与することができ
る。
【0007】また、図22はたとえば実公平3−520
15号公報に記載された従来のアンテナ装置を分解して
示す斜視図であり、フェンダミラーやドアミラーのミラ
ーケース内に薄型アンテナを収納した例を示している。
【0008】図22において、ミラー兼用のアンテナ1
Bは、前述のミラーケース2およびミラー3とともに、
ミラーケース2とミラー3との間に配設された薄型アン
テナ8を備えている。
【0009】薄型アンテナ8は、たとえば基板上に形成
されたマイクロストリップアンテナにより構成され、ミ
ラーケース2の内面に取り付けられている。この場合、
薄型アンテナ8は、ミラー3の配置方向に関して電波を
送受信することはできないので、専らミラー3とは逆方
向に関して電波を送受信することになる。
【0010】しかしながら、自動車用のミラー3は、視
野を選択するために回転自在に構成されており、ミラー
ケース2内に駆動装置(図示せず)が配設されているの
で、ミラーケース2が大形化するうえ、薄型アンテナ8
の収納スペースを確保するために、設計的な制約を受け
ることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナ装置は
以上のように、ミラー3の構成をそのまま用いて、ミラ
ー3の近傍またはミラーケース2内にアンテナ要素が配
設されているので、ミラー3の周辺構造が大形化してし
まい、小形化およびコストダウンを実現することができ
ないという問題点があった。
【0012】特に、図21のように、ミラー3の近傍に
フィーダホーン4を配設した場合には、ミラー3とは別
のリフレクタ5を設置する必要があるので、さらに大形
化およびコストアップを招くという問題点があった。
【0013】また、図22のように、ミラーケース2内
に薄型アンテナ8が配設された場合には、ミラーケース
2内の駆動装置などの使用領域が薄型アンテナ8で占有
されてしまうので、ミラー3の設計自由度を著しく損な
うという問題点があった。さらに、ミラー3が薄型アン
テナ8に対して障害となるので、ミラー3の配置方向に
電波を送受信することができないという問題点があっ
た。
【0014】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ミラーの反射面をアンテナ要素
の少なくとも一部と兼用することにより、ミラーと一体
構成しても、設計自由度を損なうことなく小形化および
コストダウンを実現したアンテナ装置を得ることを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係るアンテナ
装置は、導電性の反射面を有するミラーと、放射部を含
む導電性のアンテナ要素を有する薄型アンテナとを備
え、薄型アンテナは、ミラーに一体的に埋設され、アン
テナ要素の少なくとも一部は、反射面の一部と兼用され
たものである。
【0016】また、この発明に係るアンテナ装置のミラ
ーの反射面と兼用されたアンテナ要素は、薄型アンテナ
の放射部を含むものである。
【0017】また、この発明に係るアンテナ装置の放射
部は、ミラーのフロントガラスの裏面にプリント形成さ
れ、薄型アンテナは、フロントガラスの裏面側に重ね配
置されて放射部と一体化されたものである。
【0018】また、この発明に係るアンテナ装置の薄型
アンテナは、放射部となるスロット部と、スロット部を
含む導波管とを有するスロットアンテナにより構成され
たものである。
【0019】また、この発明に係るアンテナ装置のスロ
ット部は、スロットアンテナの導波管の放射面に形成さ
れ、ミラーのフロントガラスは、導波管の放射面側に重
ね配置されたものである。
【0020】また、この発明に係るアンテナ装置の薄型
アンテナは、放射部となる放射素子と、放射素子に対向
配置された地導体と、放射部と地導体との間に介在され
た誘電体とを有するマイクロストリップアンテナにより
構成されたものである。
【0021】また、この発明に係るアンテナ装置の放射
素子は、誘電体の上面にプリント形成されたものであ
る。
【0022】また、この発明に係るアンテナ装置のマイ
クロストリップアンテナは、ミラーの端部のみに形成さ
れ、放射部は、複数の放射素子からなる放射素子アレイ
により構成されたものである。
【0023】また、この発明に係るアンテナ装置の誘電
体および地導体は、放射導体の背面側のみに配設された
ものである。
【0024】また、この発明に係るアンテナ装置の誘電
体および地導体は、ミラーの背面側の全体に配設された
ものである。
【0025】また、この発明に係るアンテナ装置の薄型
アンテナは、放射部となる放射素子と、放射素子に対向
配置された地導体と、放射部と地導体との間に介在され
た誘電体とを有するマイクロストリップアンテナにより
構成され、ミラーの反射面と兼用されたアンテナ要素
は、地導体を含むものである。
【0026】また、この発明に係るアンテナ装置のマイ
クロストリップアンテナは、ミラーの端部のみに形成さ
れ、放射素子は、地導体として機能する反射面の端部の
フロント側に誘電体を介して配設されたものである。
【0027】また、この発明に係るアンテナ装置の放射
部は、複数の放射部により構成され、各放射部に給電を
行う給電部と、給電部を介して各放射部に異なる励振位
相を与えるための可変移相器とを備えたものである。
【0028】また、この発明に係るアンテナ装置の各放
射部と兼用された反射面を有するミラーは、回転自在に
構成され、各放射部は、ミラーの回転半径方向に関連し
て分割され、可変移相器は、ミラーの回転による各放射
部の機械的移動量を電気的に相殺するように励振位相を
与えるものである。
【0029】また、この発明に係るアンテナ装置の可変
移相器は、給電線路と、給電線路に対して移動自在に対
向配置されたプローブとを有し、給電線路に対するプロ
ーブの対向位置は、ミラーの回転角度に応じて移動する
ことにより、励振位相を可変設定するものである。
【0030】また、この発明に係るアンテナ装置の給電
線路は、誘電体を介して対向配置された地導体を有する
マイクロストリップ線路により構成され、プローブは、
マイクロストリップ線路に対して、摺動自在に圧接され
て電気的に接続されたものである。
【0031】また、この発明に係るアンテナ装置の給電
線路は、スロットを有する導波管により構成され、プロ
ーブは、スロットに沿って移動自在にスロット内に挿入
されたものである。
【0032】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図について説明する。図1はこの発明の
実施の形態1の概略構成を分解して示す斜視図であり、
図1において、ミラーケース2は、前述(図21および
図22参照)と同様のものである。
【0033】また、ミラー3Aおよび薄型アンテナ8A
は、それぞれ前述のミラー3および薄型アンテナ8に対
応している。図2および図3は図1内のミラー3Aおよ
び薄型アンテナ8Aを分解して示す斜視図および側断面
図である。
【0034】図1〜図3において、ミラー3Aは、視野
(たとえば、車両の後方)側に面したフロントガラス9
と、フロントガラス9の裏面に固着された導電性の反射
面10とを備えている。
【0035】薄型アンテナ8Aは、ミラー3Aの裏面側
に一体的に埋設されており、外部の給電線路(後述す
る)に接続された給電部11と、金属筐体により構成さ
れた導波管12と、導波管12の上面に形成されたスロ
ット部13とを備えている。導波管12のスロット部1
3は、薄型アンテナ8Aの放射部(導電性のアンテナ要
素)を構成している。
【0036】給電部11は、導波管12内に突設された
プローブ電極11Aを有している。導波管12は、給電
部11からの給電により、スロット部13から電波を放
射する。
【0037】スロット部13は、複数のスロットが配列
されたスロットアレイからなり、電波の放射部(および
受信部)を構成している。また、スロット部13のスロ
ットを除く導波管12の上面は、ミラー3Aの反射面1
0として機能している。
【0038】したがって、導波管12の上面にフロント
ガラス9が重ね配置されて圧着されることにより、反射
面10を有するミラー3Aが構成され、スロット部13
の少なくとも一部は、反射面10の一部として兼用され
ることになる。なお、スロット部13の各スロットは、
幅が極めて小さいので、ミラー3Aの本来の機能(視野
の認識性)を妨げることはない。
【0039】次に、図1〜図3に示したこの発明の実施
の形態1の動作について説明する。ここでは、薄型アン
テナ8Aが送信アンテナとして機能する場合について説
明するが、一般的なアンテナの可逆定理に基づいて、受
信アンテナとしても作用することは言うまでもない。
【0040】給電部11から導波管12に給電された電
波は、導波管12内で伝送され、スロット部13を介し
て外部空間に放射される。このとき、スロット部13の
各スロット幅は、薄型アンテナ8Aの放射特性に影響を
与えない程度の大きさに選択されている。
【0041】一方、金属製の導波管12の上面は、ミラ
ー3Aの反射面10として用いられ、導波管12の上面
に重ね配置されて密着されたガラス9とともに、ミラー
3Aを構成する。このとき、スロット部13の各スロッ
ト幅は、ミラー3Aの視野認識性が妨げられない程度に
最小限に設定されている。
【0042】このように、視野認識性を妨げない程度に
ミラー3Aの反射面10にスロット部13を設けること
により、ミラー3A内に薄型アンテナ8Aを埋設して一
体化することができる。
【0043】このとき、ミラー3Aのフロントガラス9
の裏面側に薄型アンテナ8Aを重ね配置するのみなの
で、構成部品が増大することもなく、コストアップや大
形化を招くこともない。
【0044】また、ミラーケース2内に薄型アンテナ8
Aを収納して、ミラー3Aに薄型アンテナ8Aを埋設す
ることにより、ミラーケース2内にミラー3Aのみを収
納した場合と比べて、ミラーケース2内の占有体積をほ
とんど増大させることがなく、ミラー兼用のアンテナ装
置として小形化を実現することができる。
【0045】また、ミラー3Aの反射面10の少なくと
も一部に薄型アンテナ8Aの放射部(スロット部13)
を構成したので、ミラー3Aの視野方向に対しても電波
を放射することができるので、ミラー3Aに薄型アンテ
ナ8Aを一体構成しても、設計の自由度を損なうことも
ない。
【0046】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、導波管12の上面をミラー3Aの反射面10として
機能させたが、反射面10をフロントガラス9の裏面に
プリント形成してもよい。
【0047】図4および図5はフロントガラス9の裏面
に反射面10をプリント形成したこの発明の実施の形態
2によるミラー3Aおよび薄型アンテナ8Aを分解して
示す斜視図および側断面図である。
【0048】図4および図5において、前述(図1〜図
3参照)と同様のものについては、同一符号を付して詳
述を省略する。また、導波管12Aは、前述の導波管1
2に対応しており、上部が反射面10に圧着されること
により、実質的に一体化された金属筐体を構成するよう
になっている。
【0049】すなわち、フロントガラス9の裏面の反射
面10にはスロット部13が形成されているので、フロ
ントガラス9の裏面側に導波管12Aを重ね配置して反
射面10と一体化することにより、反射面10内のスロ
ット部13と導波管12Aとが電気的且つ機械的に接続
され、ミラー3A内に埋設された薄型アンテナ8A(ス
ロットアンテナ)が構成される。
【0050】このように、薄型アンテナ8Aの上面をミ
ラー3Aの反射面10と一致させることにより、前述と
同様に、スロット部13を反射面10として兼用するこ
とができ、設計自由度を損なうことなく、小形化および
コストダウンを実現することができる。
【0051】また、反射面10およびスロット部13
は、大量生産に適したエッチング処理などを用いて形成
することができるので、さらにコストダウンを実現する
ことができる。
【0052】実施の形態3.なお、上記実施の形態1で
は、ミラー3Aと一体化された薄型アンテナとして、導
波管を有するスロットアンテナ8Aを用いた場合を示し
たが、放射素子および地導体を有するマイクロストリッ
プアンテナを用いてもよい。
【0053】図6および図7はマイクロストリップアン
テナを用いたこの発明の実施の形態3によるミラー3B
および薄型アンテナ8Bを分解して示す斜視図および側
断面図である。
【0054】図6および図7において、前述と同様のも
のについては、同一符号を付して詳述を省略する。ま
た、ミラー3B、薄型アンテナ8Bおよび反射面10B
は、ミラー3A、薄型アンテナ8Aおよび反射面10に
それぞれ対応している。
【0055】薄型アンテナ8Bは、マイクロストリップ
アンテナにより構成されており、給電部11と、薄型ア
ンテナ8Bの放射部を構成する放射素子14と、誘電体
15を介して放射素子14に対向配置された地導体16
とを備えている。
【0056】この場合、給電部11のプローブ電極11
Aの先端は、放射素子14に接触して給電するようにな
っている。また、地導体16は、給電部11のグランド
に接続されている。
【0057】誘電体15の上面には、金属製の反射面1
0Bおよび放射素子14がプリント形成されており、誘
電体15の上面にフロントガラス9が圧着されることに
より、実質的に反射面10Bと一体化されたミラー3B
が構成される。
【0058】放射素子14と同一平面上の周辺部には、
ミラー3Bの反射面10Bが形成されており、放射素子
14は、反射面10Bの機能も兼用している。すなわ
ち、反射面10Bの一部により、放射素子14が形成さ
れている。ここでは、放射素子14が円形状の場合を示
したが、任意の形状であってもよい。
【0059】このように、ミラー3Bに薄型アンテナ8
Bを埋設することにより、給電部11から薄型アンテナ
8Bに給電された電波は、放射素子14から外部空間に
放射される。したがって、前述と同様に、ミラーケース
2(図1参照)内の占有体積を増大させることなく、ミ
ラー3Bの視野方向に電波を放射することができる。
【0060】このとき、反射面10Bと放射導体14と
を隔離しているギャップは極めて小さいので、ミラー3
Bの視野認識性を妨げることはない。また、反射面10
Bおよび放射素子14は、大量生産に適したエッチング
処理などを用いて、誘電体15上に形成することができ
るので、さらにコストダウンを実現することができる。
【0061】実施の形態4.なお、上記実施の形態3で
は、反射面10Bおよび放電素子14を誘電体15の上
面に形成したが、フロントガラス9の裏面にプリント形
成してもよい。図8および図9は反射面10Bおよび放
電素子14をフロントガラス9の裏面に形成したこの発
明の実施の形態4によるミラー3Bおよび薄型アンテナ
8Bを分解して示す斜視図および側断面図である。
【0062】図8および図9において、前述と同様のも
のについては、同一符号を付して詳述を省略する。この
場合、反射面10Bおよび放電素子14は、フロントガ
ラス9の裏面にプリント形成されている。したがって、
フロントガラス9の裏面側に、給電部11および地導体
16とともに誘電体15を圧着することにより、実質的
に一体化された薄型アンテナ8Bが構成される。
【0063】このように、フロントガラス9の裏面の反
射面10Bにエッチング処理などで放射素子14を形成
し、放射素子14と給電部11とを電気的且つ機械的に
接続して、ミラー3Bに薄型アンテナ8Bを埋設するこ
とにより、反射面10Bを薄型アンテナ8Bの一部とし
て兼用することができ、前述と同等の作用効果を奏す
る。
【0064】実施の形態5.なお、上記実施の形態3お
よび4では、ミラー3B(反射面10B)の中央部に位
置するように薄型アンテナ8B(放電素子14)を形成
したが、ミラーの端部に薄型アンテナ(放電素子)を形
成してもよい。
【0065】図10および図11はミラーの端部に薄型
アンテナを形成したこの発明の実施の形態5によるミラ
ー3Cおよび薄型アンテナ8Cを分解して示す斜視図お
よび側断面図である。図10および図11において、前
述と同様のものについては、同一符号を付して詳述を省
略する。
【0066】また、ミラー3C、薄型アンテナ8C、反
射面10C、放電素子14C、誘電体15Cおよび地導
体16Cは、それぞれ、ミラー3A、薄型アンテナ8
A、反射面10、放電素子14、誘電体15および地導
体16に対応している。なお、給電部11(図8、図9
参照)は、繁雑さを避けるために図示されていない。
【0067】この場合、たとえばマイクロストリップア
ンテナからなる薄型アンテナ8Cは、ミラー3Cの端部
のみに形成されており、薄型アンテナ8Cの放射部は、
複数の放射素子14Cからなる放射素子アレイにより構
成されている。各放射素子14Cは、エッチングなどの
プリント形成により、誘電体15C上に均一に配列され
ている。
【0068】フロントガラス9の裏面において、薄型ア
ンテナ8Cに対応する部分は、反射面10Cが取り除か
れており、この部分に放射導体14Cを有する薄型アン
テナ8Cが圧着される。また、放射導体14Cの上面
は、フロントガラス9の裏面に圧着されて、ミラー3C
の反射面としても機能する。ここでは、誘電体15Cお
よび地導体16Cは、放射導体14Cの背面側のみに配
設されている。
【0069】このように、ミラー3Cの端部のみに、反
射面10Cおよび放射素子14Cが同一平面となるよう
に薄型アンテナ8Cが設けられているので、ミラー3C
に薄型アンテナ8Cを一体構成しても、ミラー3Cの視
野認識性を損なうことなく、ミラー3Cの視野方向に電
波を放射することができる。
【0070】また、誘電体15Cおよび地導体16Cを
放射導体14Cの背面側のみに必要最小限に配設したの
で、小形化およびコストダウンを実現することができ
る。しかし、ミラー3Cの背面側に段差が生じて不都合
が生じる場合には、誘電体15Cおよび地導体16Cを
ミラー3Cの背面側の全体に配設して、ミラー3Cの背
面側の段差をなくしてもよい。
【0071】実施の形態6.なお、上記実施の形態5で
は、放射導体14Cを誘電体15Cの上面に形成した
が、フロントガラス9の裏面にプリント形成してもよ
い。図12および図13は放射導体14Cをフロントガ
ラス9の裏面に形成したこの発明の実施の形態6による
ミラー3Bおよび薄型アンテナ8Bを分解して示す斜視
図および側断面図である。
【0072】図12および図13において、前述(図1
0および図11参照)と同様のものについては、同一符
号を付して詳述を省略する。この場合、薄型アンテナ8
Cの放電素子14Cは、フロントガラス9の裏面に反射
面10Cと同一平面となるようにプリント形成されてい
る。
【0073】したがって、フロントガラス9の端部の裏
面側に、給電部(図示せず)および地導体16Cととも
に誘電体15Cを圧着することにより、放射素子14C
の背面に給電部(図示せず)が電気的且つ機械的に接続
され、実質的に一体化された薄型アンテナ8Cが構成さ
れる。なお、ここでは、フロントガラス9の端部の裏面
側に放射素子14Cのアレイのみを形成したが、同一面
上に複数の放射素子14Cに対する給電線路(図示せ
ず)をプリント形成してもよい。この場合、複数の給電
線路の一カ所のみに共通の給電部を接続すればよい。
【0074】このように、ミラー3Cの端部の反射面1
0Cと同一平面上に放射素子14を形成することによ
り、たとえば1回のエッチング処理で製造することがで
きるので、前述の効果に加えて、さらにコストダウンを
実現することができる。
【0075】実施の形態7.なお、上記実施の形態5お
よび6では、ミラー3Cの反射面10Cと同一平面上に
放電素子14Cを形成したが、反射面と同一平面上に地
導体を形成してもよい。
【0076】図14および図15は反射面10Dの一部
を地導体と兼用したこの発明の実施の形態7によるミラ
ー3Dおよび薄型アンテナ8Dを分解して示す斜視図お
よび側断面図である。図14および図15において、前
述と同様のものについては、同一符号を付して詳述を省
略する。
【0077】また、ミラー3D、薄型アンテナ8D、フ
ロントガラス9D、反射面10Dおよび地導体16D
は、それぞれ、ミラー3C、薄型アンテナ8C、フロン
トガラス9および反射面10Cおよび地導体16Cに対
応している。なお、給電部11(図8、図9参照)は、
繁雑さを避けるために図示されていない。
【0078】この場合、薄型アンテナ8Dの地導体16
Dは、反射面10Dの端部により一体的に形成されてい
る。また、フロントガラス9Dは、薄型アンテナ8Dに
対応する裏面側の端部に切欠部9aを有しており、切欠
部9aには、放射素子14Cを有する誘電体15Cが圧
着される。
【0079】地導体16Dと一体の金属膜からなる反射
面10Dは、フロントガラス9Dおよび誘電体15Cの
背面に、金属蒸着または接着などにより形成される。こ
のように、反射面10Dおよび地導体が同一平面とし、
ミラー3Dおよび薄型アンテナ8Dを一体構成すること
により、前述と同等の作用効果を奏する。
【0080】なお、ここでは、放電素子14Cを誘電体
15C上に形成したが、前述と同様に、フロントガラス
9Dの切欠部9aの裏面に形成してもよい。また、薄型
アンテナ8Dをミラー3Dの端部に形成したが、中央部
に形成してもよい。
【0081】さらに、反射面10Dの一部と兼用される
導電性のアンテナ要素として、地導体16Dを適用した
場合を示したが、可視光線に対して反射面として機能す
る導電性のアンテナ要素であれば、他のものを適用して
もよい。
【0082】実施の形態8.なお、上記実施の形態1〜
7では、ミラーの回転動作にともなう薄型アンテナの放
射面変化の補償について考慮しなかったが、複数の分割
された放射部に異なる励振位相を与える可変移相器を設
け、ミラー回転時の放射面変化を相殺するように励振位
相を変化させてもよい。
【0083】図16は可変移相器が設けられたこの発明
の実施の形態8による薄型アンテナ8Eを示す斜視図で
あり、たとえばスロットアンテナで構成された場合を示
している。図16において、前述と同様のものについて
は、同一符号を付して詳述を省略する。また、図示され
ない構成については、図1に示した通りである。
【0084】ここでは、薄型アンテナ8Eとしてスロッ
トアンテナを適用した場合を示したが、他の形式のアン
テナにも適用可能なことは言うまでもない。この場合、
薄型アンテナ8Eは、複数の導波管12a〜12dを備
えており、各導波管12a〜12dには、長手方向に配
列された複数のスロットからなるスロット部13が形成
されている。
【0085】また、スロット部13(放射部)と兼用の
反射面10を有するミラー(図示せず)は、矢印R方向
に回転自在に構成され、各導波管12a〜12dのスロ
ット部13は、ミラーの回転半径方向に関連して分割さ
れているものとする。ここでは、薄型アンテナ8Eの放
射部を4つの導波管12a〜12dに分割したが、任意
数に分割することができる。
【0086】給電部11と各導波管12a〜12dの一
端との間には、各導波管12a〜12dに対して異なる
励振位相を与えるための可変移相器17a〜17dが個
別に設けられている。
【0087】可変移相器17a〜17dは、各導波管1
2a〜12dに対する電波の供給位相を調整し、ミラー
の回転(矢印R参照)による各スロット部13の機械的
移動量を電気的に相殺するための励振位相を与えるよう
になっている。
【0088】次に、図16に示したこの発明の実施の形
態8の動作について説明する。たとえば自動車用のミラ
ーの場合、ミラーの反射面10は、視角を調整するため
に、矢印Rのように任意に回転調整される。このとき、
反射面10とともにスロット部13が回転するので、薄
型アンテナ8Eの電波放射方向も、反射面10の角度変
化に応じて変化する。
【0089】ここで、可変移相器17a〜17dは、反
射面10の角度変化を相殺するように各導波管12a〜
12dに対する移相量を調整して実質的な放射面を一定
にし、電波放射方向を一定にする。
【0090】これにより、車載ミラーの視野調整にとも
なう電波放射方向の変化を抑制することができるので、
本来のアンテナ装置としての機能を損なうことはなく、
信頼性を向上させることができる。
【0091】実施の形態9.なお、上記実施の形態8で
は、可変移相器の具体的構成について言及しなかった
が、たとえば、給電線路に対して機械的に移動自在に対
向配置されたプローブで構成してもよい。
【0092】図17および図18は可動プローブで構成
したこの発明の実施の形態9による可変移相器17a〜
17dを示す側面図であり、それぞれ、ミラーの回転角
度が異なる場合を示している。図17はミラーが角度θ
1だけ反時計方向に回転した状態、図18はミラーが角
度θ2だけ時計方向に回転した状態を示す。
【0093】図17および図18において、前述と同様
のものについては、同一符号を付して詳述を省略する。
この場合、各導波管12a〜12dには、個別の給電部
11a〜11dが設けられている。
【0094】各可変移相器17a〜17dは、給電線路
18a〜18dと、給電線路18a〜18dに対して移
動自在に対向配置されたプローブ19a〜19dとによ
り構成されている。各給電線路18a〜18dの一端
は、単一の給電点20に接続され、各プローブ19a〜
19dの一端は、各給電部11a〜11dに接続されて
いる。
【0095】可変移相器17a〜17dおよび給電線路
18a〜18dは、各接点A〜Dを介して対向してお
り、ミラーの回転時において、各接点A〜Dのうち給電
点20に最も近い位置は、位相基準位置Pとして設定さ
れる。また、各導波管12a〜12dからの電波の放射
方向21は、等位相面Qによって決定されている。
【0096】次に、図17および図18に示したこの発
明の実施の形態9の動作について説明する。図17およ
び図18のように、ミラーの回転角度がθ1からθ2に
変化した場合、各導波管12a〜12dの角度位置が変
化し、各可変移相器17a〜17dのプローブ19a〜
19dが図示したように移動する。
【0097】これにより、給電線路18a〜18dに対
するプローブ19a〜19dの接点A〜Dの位置は、各
導波管12a〜12dの角度位置に対応して変化する。
すなわち、各給電線路18a〜18dと各プローブ19
a〜19dとの電気的長さは、各導波管12a〜12d
の角度位置に対応して変化し、各導波管12a〜12d
の角度位置の違いを相殺するように位相変位を与えるこ
とになる。
【0098】このように、導波管12a〜12dの角度
変化を可変移相器17a〜17dの励振位相の変化で相
殺することにより、ミラー角度がθ1からθ2に変化し
ても、各導波管12a〜12dに対して、位相基準位置
Pから等位相面Qまでの電気的な長さを一定にすること
ができる。
【0099】すなわち、等位相面Qに接近した導波管に
対しては、電気的長さを長く変更して位相を遅れ方向に
補正し、等位相面Qから離間した導波管に対しては、電
気的長さを短くして位相を進み方向に補正し、回転位置
の違いを相殺する。したがって、電波放射方向21を常
に一定に保持することができ、車載ミラーなどの視野調
整にともなう電波放射方向の変化を抑制することができ
る。
【0100】実施の形態10.なお、上記実施の形態9
では、接点A〜Dの具体的構成について言及しなかった
が、たとえば、給電線路18a〜18dをマイクロスト
リップ線路で構成し、マイクロストリップ線路に対して
各プローブの先端を摺動自在に圧接して接点A〜Dとし
てもよい。
【0101】図19はマイクロストリップ線路で構成し
たこの発明の実施の形態10による給電線路18を拡大
して示す斜視図である。図19において、給電線路18
は、マイクロストリップ線路により構成されており、プ
ローブ19の先端が圧接される電極部18Aと、誘電体
18Bを介して電極部18Aに対向配置された地導体1
8Cとを有する。
【0102】プローブ19は、マイクロストリップ線路
の電極部18Aに対して、摺動自在に圧接され、接点A
において電気的に接続されている。これにより、給電線
路18とプローブ19との電気的長さは、比較的簡単な
構成で、プローブ19の移動に応じて自動的に調節され
る。
【0103】したがって、車載ミラーなどの視野調整に
ともなうアンテナの物理的位置変化に対応した位相変化
を得ることができ、電波放射方向21の変化を容易に抑
制することができる。
【0104】実施の形態11.なお、上記実施の形態1
0では、給電線路18をマイクロストリップ線路で構成
したが、スロットを有する導波管で構成してもよい。図
20は導波管で構成したこの発明の実施の形態11によ
る給電線路18を示す斜視図である。
【0105】図20において、給電線路18は、長手方
向にスロット18Dを有する導波管により構成されてい
る。また、プローブ19の先端は、接点Aにおいてスロ
ット18Dと電磁的に結合されており、スロット18D
に沿って移動自在となるように、スロット18D内に挿
入されている。
【0106】この場合も、比較的簡単な構成で、給電線
路18のスロット18Dとプローブ19の先端との間の
接点Aで電気的接続が得られ、プローブ19はスロット
18Dの延長方向に移動するので、各導波管12a〜1
2d(図17および図18参照)に対する励振位相は、
プローブ19の移動に応じて自動的に調節される。
【0107】実施の形態12.なお、上記実施の形態1
〜11では、導波管を有するスロットアンテナ、マイク
ロストリップアンテナの場合を例にとって説明したが、
他の薄型アンテナとして、表面波アンテナや漏れ波アン
テナを用いてもよく、マイクロストリップアンテナに代
えて、誘電体またはガラス板上に構成される他の形式の
プリントアンテナなどを用いてもよい。
【0108】さらに、平面ミラーに一体化したアンテナ
装置を例にとり、薄型アンテナを平面形状に構成した
が、薄型アンテナを曲面形状に構成して曲面ミラーに一
体化してもよい。
【0109】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、導電性の反射面を有するミラーと、放射部を含む導
電性のアンテナ要素を有する薄型アンテナとを備え、薄
型アンテナをミラーに一体的に埋設し、アンテナ要素の
少なくとも一部を反射面の一部と兼用したので、薄型ア
ンテナの占有体積が小さくなり、ミラーケースの内部を
他の用途に有効に使用できるうえ、ミラーと一体構成し
ても、設計自由度を損なうことなく小形化およびコスト
ダウンを実現したアンテナ装置が得られる効果がある。
【0110】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、ミラーの反射面と兼用されたアンテナ要
素は、薄型アンテナの放射部を含むので、容易にミラー
と一体構成可能なアンテナ装置が得られる効果がある。
【0111】また、この発明の請求項3によれば、請求
項2において、放射部は、ミラーのフロントガラスの裏
面にプリント形成され、薄型アンテナは、フロントガラ
スの裏面側に重ね配置されて放射部と一体化されたの
で、容易にミラーと一体構成可能なアンテナ装置が得ら
れる効果がある。
【0112】また、この発明の請求項4によれば、請求
項2において、薄型アンテナは、放射部となるスロット
部と、スロット部を含む導波管とを有するスロットアン
テナにより構成されたので、容易にミラーと一体構成可
能なアンテナ装置が得られる効果がある。
【0113】また、この発明の請求項5によれば、請求
項4において、スロット部は、スロットアンテナの導波
管の放射面に形成され、ミラーのフロントガラスは、導
波管の放射面側に重ね配置されたので、容易にミラーと
一体構成可能なアンテナ装置が得られる効果がある。
【0114】また、この発明の請求項6によれば、請求
項2において、薄型アンテナは、放射部となる放射素子
と、放射素子に対向配置された地導体と、放射部と地導
体との間に介在された誘電体とを有するマイクロストリ
ップアンテナにより構成されたので、容易にミラーと一
体構成可能なアンテナ装置が得られる効果がある。
【0115】また、この発明の請求項7によれば、請求
項6において、放射素子は、誘電体の上面にプリント形
成されたので、容易にミラーと一体構成可能なアンテナ
装置が得られる効果がある。
【0116】また、この発明の請求項8によれば、請求
項6において、マイクロストリップアンテナは、ミラー
の端部のみに形成され、放射部は、複数の放射素子から
なる放射素子アレイにより構成されたので、ミラーとし
ての機能を損なうことなく、ミラーと一体構成可能なア
ンテナ装置が得られる効果がある。
【0117】また、この発明の請求項9によれば、請求
項6において、誘電体および地導体は、放射導体の背面
側のみに配設されたので、コストアップや大形化を招く
ことなく、ミラーと一体構成可能なアンテナ装置が得ら
れる効果がある。
【0118】また、この発明の請求項10によれば、請
求項6において、誘電体および地導体は、ミラーの背面
側の全体に配設されたので、ミラーの背面側に段差を生
じることなく、ミラーと一体構成可能なアンテナ装置が
得られる効果がある。
【0119】また、この発明の請求項11によれば、請
求項1において、薄型アンテナは、放射部となる放射素
子と、放射素子に対向配置された地導体と、放射部と地
導体との間に介在された誘電体とを有するマイクロスト
リップアンテナにより構成され、ミラーの反射面と兼用
されたアンテナ要素は、地導体を含むので、容易にミラ
ーと一体構成可能なアンテナ装置が得られる効果があ
る。
【0120】また、この発明の請求項12によれば、請
求項11において、マイクロストリップアンテナは、ミ
ラーの端部のみに形成され、放射素子は、地導体として
機能する反射面の端部のフロント側に誘電体を介して配
設されたので、ミラーとしての機能を損なうことなく、
ミラーと一体構成可能なアンテナ装置が得られる効果が
ある。
【0121】また、この発明の請求項13によれば、請
求項1において、放射部は、複数の放射部により構成さ
れ、各放射部に給電を行う給電部と、給電部を介して各
放射部に異なる励振位相を与えるための可変移相器とを
備えたので、特に車載ミラーと一体化した場合でも、放
射部からの電波放射方向を調整可能なアンテナ装置が得
られる効果がある。
【0122】また、この発明の請求項14によれば、請
求項13において、各放射部と兼用された反射面を有す
るミラーは、回転自在に構成され、各放射部は、ミラー
の回転半径方向に関連して分割され、可変移相器は、ミ
ラーの回転による各放射部の機械的移動量を電気的に相
殺するように励振位相を与えるので、電波放射方向を一
定に調整可能なアンテナ装置が得られる効果がある。
【0123】また、この発明の請求項15によれば、請
求項14において、可変移相器は、給電線路と、給電線
路に対して移動自在に対向配置されたプローブとを有
し、給電線路に対するプローブの対向位置は、ミラーの
回転角度に応じて移動し、励振位相を可変設定するよう
にしたので、電波放射方向を一定に調整可能なアンテナ
装置が得られる効果がある。
【0124】また、この発明の請求項16によれば、請
求項15において、給電線路は、誘電体を介して対向配
置された地導体を有するマイクロストリップ線路により
構成され、プローブは、マイクロストリップ線路に対し
て、摺動自在に圧接されて電気的に接続されたので、比
較的簡単な構成で電波放射方向を一定に調整可能なアン
テナ装置が得られる効果がある。
【0125】また、この発明の請求項17によれば、請
求項15において、給電線路は、スロットを有する導波
管により構成され、プローブは、スロットに沿って移動
自在にスロット内に挿入されたので、比較的簡単な構成
で電波放射方向を一定に調整可能なアンテナ装置が得ら
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の概略構成を分解し
て示す斜視図である。
【図2】 図1内のミラーおよび薄型アンテナを分解し
て示す斜視図である。
【図3】 図1内のミラーおよび薄型アンテナを分解し
て示す側断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるミラーおよび
薄型アンテナを分解して示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるミラーおよび
薄型アンテナを分解して示す側断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるミラーおよび
薄型アンテナを分解して示す斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるミラーおよび
薄型アンテナを分解して示す側断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4によるミラーおよび
薄型アンテナを分解して示す斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態4によるミラーおよび
薄型アンテナを分解して示す側断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態5によるミラーおよ
び薄型アンテナを分解して示す斜視図である。
【図11】 この発明の実施の形態5によるミラーおよ
び薄型アンテナを分解して示す側断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態6によるミラーおよ
び薄型アンテナを分解して示す斜視図である。
【図13】 この発明の実施の形態6によるミラーおよ
び薄型アンテナを分解して示す側断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態7によるミラーおよ
び薄型アンテナを分解して示す斜視図である。
【図15】 この発明の実施の形態7によるミラーおよ
び薄型アンテナを分解して示す側断面図である。
【図16】 この発明の実施の形態8による薄型アンテ
ナを示す斜視図である。
【図17】 この発明の実施の形態9による薄型アンテ
ナを示す側面図である。
【図18】 この発明の実施の形態9による薄型アンテ
ナを示す側面図である。
【図19】 この発明の実施の形態10による可変移相
器の要部を拡大して示す斜視図である。
【図20】 この発明の実施の形態11による可変移相
器の要部を拡大して示す斜視図である。
【図21】 従来のアンテナ装置の概略構成を示す側断
面図である。
【図22】 従来のアンテナ装置の他の例の概略構成を
分解して示す斜視図である。
【符号の説明】
2 ミラーケース、3A〜3D ミラー、8A〜8D
薄型アンテナ、9、9D フロントガラス、9a 切欠
部、10、10B〜10D 反射面、11、11a〜1
1d 給電部、12、12A、12a〜12d 導波
管、13 スロット部、14、14C 放射素子、1
5、15C 誘電体、16、16C、16D地導体、1
7a〜17d 可変移相器、18、18a〜18d 給
電線路、18A 電極部、18B 誘電体、18C 地
導体、18D スロット、19、19a〜19d プロ
ーブ、A〜D 接点、Q 等位相面、θ1、θ2 回転
角度。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01Q 13/08 H01Q 13/08

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の反射面を有するミラーと、 放射部を含む導電性のアンテナ要素を有する薄型アンテ
    ナとを備え、 前記薄型アンテナは、前記ミラーに一体的に埋設され、 前記アンテナ要素の少なくとも一部は、前記反射面の一
    部と兼用されたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記ミラーの反射面と兼用されたアンテ
    ナ要素は、前記薄型アンテナの放射部を含むことを特徴
    とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記放射部は、前記ミラーのフロントガ
    ラスの裏面にプリント形成され、 前記薄型アンテナは、前記フロントガラスの裏面側に重
    ね配置されて前記放射部と一体化されたことを特徴とす
    る請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 前記薄型アンテナは、 前記放射部となるスロット部と、 前記スロット部を含む導波管と を有するスロットアンテナにより構成されたことを特徴
    とする請求項2に記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 前記スロット部は、前記スロットアンテ
    ナの導波管の放射面に形成され、 前記ミラーのフロントガラスは、前記導波管の放射面側
    に重ね配置されたことを特徴とする請求項4に記載のア
    ンテナ装置。
  6. 【請求項6】 前記薄型アンテナは、 前記放射部となる放射素子と、 前記放射素子に対向配置された地導体と、 前記放射部と前記地導体との間に介在された誘電体とを
    有するマイクロストリップアンテナにより構成されたこ
    とを特徴とする請求項2に記載のアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 前記放射素子は、前記誘電体の上面にプ
    リント形成されたことを特徴とする請求項6に記載のア
    ンテナ装置。
  8. 【請求項8】 前記マイクロストリップアンテナは、前
    記ミラーの端部のみに形成され、 前記放射部は、複数の放射素子からなる放射素子アレイ
    により構成されたことを特徴とする請求項6に記載のア
    ンテナ装置。
  9. 【請求項9】 前記誘電体および前記地導体は、前記放
    射導体の背面側のみに配設されたことを特徴とする請求
    項6に記載のアンテナ装置。
  10. 【請求項10】 前記誘電体および前記地導体は、前記
    ミラーの背面側の全体に配設されたことを特徴とする請
    求項6に記載のアンテナ装置。
  11. 【請求項11】 前記薄型アンテナは、 前記放射部となる放射素子と、 前記放射素子に対向配置された地導体と、 前記放射部と前記地導体との間に介在された誘電体とを
    有するマイクロストリップアンテナにより構成され、 前記ミラーの反射面と兼用されたアンテナ要素は、前記
    地導体を含むことを特徴とする請求項1に記載のアンテ
    ナ装置。
  12. 【請求項12】 前記マイクロストリップアンテナは、
    前記ミラーの端部のみに形成され、 前記放射素子は、前記地導体として機能する前記反射面
    の端部のフロント側に前記誘電体を介して配設されたこ
    とを特徴とする請求項11に記載のアンテナ装置。
  13. 【請求項13】 前記放射部は、複数の放射部により構
    成され、 前記各放射部に給電を行う給電部と、 前記給電部を介して前記各放射部に異なる励振位相を与
    えるための可変移相器とを備えたことを特徴とする請求
    項1に記載のアンテナ装置。
  14. 【請求項14】 前記各放射部と兼用された反射面を有
    するミラーは、回転自在に構成され、 前記各放射部は、前記ミラーの回転半径方向に関連して
    分割され、 前記可変移相器は、前記ミラーの回転による前記各放射
    部の機械的移動量を電気的に相殺するように前記励振位
    相を与えることを特徴とする請求項13に記載のアンテ
    ナ装置。
  15. 【請求項15】 前記可変移相器は、給電線路と、前記
    給電線路に対して移動自在に対向配置されたプローブと
    を有し、 前記給電線路に対する前記プローブの対向位置は、前記
    ミラーの回転角度に応じて移動することにより、前記励
    振位相を可変設定することを特徴とする請求項14に記
    載のアンテナ装置。
  16. 【請求項16】 前記給電線路は、誘電体を介して対向
    配置された地導体を有するマイクロストリップ線路によ
    り構成され、 前記プローブは、前記マイクロストリップ線路に対し
    て、摺動自在に圧接されて電気的に接続されたことを特
    徴とする請求項15に記載のアンテナ装置。
  17. 【請求項17】 前記給電線路は、スロットを有する導
    波管により構成され、 前記プローブは、前記スロットに沿って移動自在に前記
    スロット内に挿入されたことを特徴とする請求項15に
    記載のアンテナ装置。
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