JP2003240838A - 車両用周辺監視装置 - Google Patents

車両用周辺監視装置

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JP2003240838A
JP2003240838A JP2002041859A JP2002041859A JP2003240838A JP 2003240838 A JP2003240838 A JP 2003240838A JP 2002041859 A JP2002041859 A JP 2002041859A JP 2002041859 A JP2002041859 A JP 2002041859A JP 2003240838 A JP2003240838 A JP 2003240838A
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electromagnetic wave
radar
antenna
vehicle
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JP2002041859A
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Katsuhisa Kodama
勝久 小玉
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンパからの反射を最小限に抑制することが
でき、所望の放射パターンを設定することが可能な車両
用周辺監視装置を得る。 【解決手段】 少なくとも一部が電磁波透過率の高い合
成樹脂により形成されたバンパ3と、バンパ3と車体1
との間に装着され、内蔵するアンテナからバンパ3を介
して電磁波を送受信することにより障害物を検知するレ
ーダ1とを備え、レーダ1がバンパ3の合成樹脂部の内
面に装着されると共に、レーダ1からの電磁波を透過す
る部分のバンパ3の肉厚を、バンパ3の内面3aと外面
3bとで発生する電磁波の反射を相殺する厚さに設定し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に装着さ
れ、車線変更時や後進時などにおいて他の車両や障害物
との接触を避けるために車両の周辺を監視する車両用周
辺監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の周辺を監視するために電磁波や超
音波を使用する車両用周辺監視装置において、レーダの
アンテナやセンサなどを車両のバンパなど外装部品に組
み込んだものとしては、例えば、特開平7−26702
3号公報や特開平8−139514号公報などにその技
術が開示されている。特開平7−267023号公報に
開示された技術は、超音波や光学式などのレーダに使用
するセンサをダイヤフラムを用いて車両の外装部品と同
一平面の所定位置に不動に配置し、車両の外装の輪郭に
適合するカバーで覆うことにより、外観を損なうことな
く、故意の損傷から保護するようにしたもので、外装部
品としてはバンパやフェンダなどが用いられるものであ
る。
【0003】また、特開平8−139514号公報に開
示された技術は、ミリ波帯のFMレーダなどの電磁波式
レーダにおいて、樹脂製バンパの裏面にバンパと同一素
材からなる誘電体レンズを隆起させ、このレンズの焦点
付近に平面アンテナなどの一次放射器を配置してレンズ
アンテナを構成したもので、バンパにポリプロピレンな
どの樹脂を使用してレンズを一体成形することにより、
安価な製造を可能にすると共に、振動や塵埃などの悪環
境からレンズアンテナを保護するようにしたものであ
る。
【0004】また、図11は、上記の開示例とは異なる
構成にて車両用周辺監視装置としてのレーダを車両に取
り付けた状態を示したもので、一次放射器としてのアン
テナを内蔵するレーダ1を車体2に取り付け、車両外装
の輪郭に適合するバンパ3によりレーダ1を覆うように
したものである。このように、車両のバンパやフロント
グリルなどの一部に切り欠きなどを設け、センサや一次
放射器、あるいは、これらを含むレーダ自体を取り付け
る形式のものは広く一般に知られているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来例の内、
図11に示したようなレーダ1の外面を単にバンパ3に
より覆ったものや、上記の特開平7−267023号公
報に開示された技術のようにセンサの外面を単にバンパ
により覆ったものにおいては、車種によりバンパの形状
や組み付け状態などが変わるため、センサや一次放射器
などとバンパやフロントグリルなどとの相対位置や取付
角度が異なったものとなり、センサや一次放射器などか
ら放射される超音波や電磁波の一部がバンパやフロント
グリルなどから反射される反射強度が大きく異なり、障
害物など対象物の検出能力が大きく変わるものであっ
た。
【0006】この検出能力の変化に対して従来装置にお
いては、バンパやフロントグリルなどからの反射量の変
化に対応して受信側の検出閾値を可変にすることによ
り、障害物などの検出能力を維持していたが、受信側の
検出閾値を可変にすることが却って近距離障害物の検出
を困難にする要因の一つになっていた。また、センサな
どがバンパと単に近接して取り付けられているような場
合にはバンパからの反射量が増大し、この反射波が近距
離からの反射波として受信アンテナに常時入射されるこ
とになり、遠距離からの受信波に影響を与えると共に、
送信波が正常に放射されないという問題をも有してい
た。
【0007】また、特開平8−139514号公報に開
示されているように、樹脂製バンパに誘電体レンズを一
体に設け、このレンズの焦点付近に平面アンテナなどの
一次放射器を配置したものにおいては、平面アンテナな
どの一次放射器とレンズとの間の空間がレンズの焦点距
離により規制されることになり、配置の自由度が損なわ
れるものであった。
【0008】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたもので、車種の違いに関わらず、センサな
どをバンパ内面の任意の位置に容易に取り付けることが
可能であると共に、バンパからの反射を最小限に抑制す
ることができ、所望の放射パターンを設定することが可
能な車両用周辺監視装置を得ることを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる車両用
周辺監視装置は、少なくとも一部が電磁波透過率の高い
合成樹脂により形成されたバンパと、アンテナから電磁
波を送受信することにより障害物を検知するレーダとを
備え、レーダのアンテナがバンパと車体との間において
バンパの合成樹脂部の内面に装着され、バンパを介して
電磁波が送受信されると共に、バンパの電磁波を透過す
る部分の肉厚を、バンパの外面と内面とで発生する電磁
波の反射を相殺する厚さに設定するようにしたものであ
る。
【0010】また、レーダのアンテナからバンパに入射
する電磁波の入射角をθ、バンパの誘電率をε、電磁波
の自由空間波長をλ、nを整数とするとき、電磁波を透
過する部分のバンパの厚さtを、 t=n×λ/〔2(ε−sin2θ)1/2〕 と設定するようにしたものである。
【0011】さらに、バンパの誘電率をε、電磁波の自
由空間波長をλ、nを整数とするとき、電磁波を透過す
る部分のバンパの厚さtを、 t=n×λ/(2×ε1/2) と設定するようにしたものである。
【0012】さらにまた、少なくとも一部が電磁波透過
率の高い合成樹脂により形成されたバンパと、アンテナ
から電磁波を送受信することにより障害物を検知するレ
ーダとを備え、レーダのアンテナがバンパと車体との間
においてバンパの合成樹脂部の内面に所定の間隔を介し
て装着され、バンパを介して電磁波が送受信されると共
に、所定の間隔を電磁波の自由空間波長に対して半波長
の整数倍となるようにしたものである。
【0013】また、少なくとも一部が電磁波透過率の高
い合成樹脂により形成されたバンパと、アンテナから電
磁波を送受信することにより障害物を検知するレーダと
を備え、レーダのアンテナがバンパと車体との間におい
てバンパの合成樹脂部の内面に装着され、バンパを介し
て電磁波が送受信されると共に、バンパの電磁波を透過
する部位を、バンパの内面に対して外面が所定の傾斜角
を有するように形成したものである。さらに、バンパの
内面に対する外面の傾斜角が、電磁波を透過する部位の
一部に形成されるように構成したものである。
【0014】さらにまた、少なくとも一部が電磁波透過
率の高い合成樹脂により形成されたバンパと、アンテナ
から電磁波を送受信することにより障害物を検知するレ
ーダとを備え、レーダのアンテナがバンパと車体との間
においてバンパの合成樹脂部の内面に隙間を介して装着
され、バンパを介して電磁波が送受信されると共に、隙
間におけるアンテナからの電磁波放射範囲の周囲が、少
なくともその一部において電波吸収体により囲まれるよ
うに構成したものである。また、電磁波放射範囲の周囲
を囲む物質を金属体で構成したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1ないし図3
は、この発明の実施の形態1による車両用周辺監視装置
を説明するもので、図1は周辺監視装置の概略構成を示
すブロック図、図2は車両に対する取り付け状態を示す
説明図、図3は動作を説明する説明図であり、図11の
従来例と同一部分には同一符号を付与している。図にお
いて1は電磁波により車両の周辺を監視するレーダであ
り、レーダ1は図1に示すように、送信アンテナ4と受
信アンテナ5とを内蔵すると共に、送信波を生成する送
信回路と受信波を処理する受信回路とからなる高周波回
路部6と、障害物までの距離を演算する信号処理回路部
7とを有しており、レーダ1の信号処理回路部7の出力
は車室内に装備された表示器8に与えられるように構成
されている。
【0016】また、図2に示すようにレーダ1は車両の
車体2とバンパ3との間において、バンパ3の内部に取
り付けボルト9などにより固定されている。レーダ1に
内蔵する送信アンテナ4から送信される送信波はバンパ
3を介して放射され、障害物など検出対象物から反射さ
れる反射波はバンパ3を介してレーダ1に内蔵する受信
アンテナ5により受信される。そして、図3に示し、後
述するように、レーダ1から放射され、また、入射され
る送受信波がレーダ1のアンテナ面に垂直になる部分を
基線とすると、この基線部分におけるバンパ3の厚さは
所定の寸法に設定され、基線部分から離れるにしたがっ
て所定の値で厚さが大きくなるように設定されている。
【0017】このように構成されたこの発明の実施の形
態1による車両用周辺監視装置において、高周波回路部
6にて生成された電磁波は送信アンテナ4からバンパ3
を介して放射され、自車両周辺の他の車両や障害物など
の検出対象物から反射する反射波はバンパ3を介して受
信アンテナ5により受信され、高周波回路部6でダウン
コンバートされて信号処理回路部7に入力され、ここで
検出対象物までの距離が演算されて表示器8にて表示さ
れ、運転者に危険状態などを告知する。
【0018】このように、送信波はバンパ3を介してレ
ーダ1から放射され、反射波はバンパ3を介してレーダ
1に入射されるが、レーダ1を取り付けるバンパ3の少
なくとも送信波と反射波とが透過する部位は、例えば、
ポリプロピレンなどの樹脂により形成され、図3に示す
ように、送受信波がレーダ1のアンテナ面と垂直になる
中心線を基線として対象になるように電磁波透過部の厚
さが設定される。この厚さをtとすると、tは次式によ
り設定される。 t=n×λ/〔2(ε−sin2θ)1/2〕 ・・・・(1) ここに、nは整数、λは送信波の自由空間波長、εはバ
ンパ3の誘電率、θはバンパ3に対する送信波の入射角
である。
【0019】いま、送信波が24GHzであり、この電
磁波を上下方向に±14度で放射するとすれば、電磁波
の波長はλ=12.5mm、ポリプロピレンの誘電率は
ε=2.2であるから、基線部の厚さはt0=4.21
mmとなり、14度の部分の厚さはt1=4.27mm
となり、バンパ3の厚さはこの値か、または、この値の
整数倍に設定される。また、近似的にバンパ3に対して
電磁波がほぼ垂直に放射されると考え、次式によりバン
パ3の厚さを設定することもでき、この場合、バンパの
厚さは一定値となるが、ほぼ同様の効果を得ることがで
きる。 t=n×λ/(2×ε1/2) ・・・・・・・・・(2)
【0020】この設定は、平面波が異なる誘電率を有す
る層に対して入射するときの反射波が相殺されるように
したものである。すなわち、バンパ3の厚さを上記の
(1)式、または、(2)にて設定することにより、バ
ンパ3の内面側3aからの反射波と外面側3bからの反
射波とを相殺することができるものであり、低損失の透
過特性を有するバンパ3を得ることができる。また、こ
の設定によりバンパ3の内面側3aにおける反射が減少
するため、電磁波の放射に対する損失が少なくなり、遠
方の検出対象物を確実に検知することができるものであ
る。さらに、バンパ3は電磁波透過部の寸法設定のみで
あるから車両の外観を損なうことなく、レーダ1はバン
パ3により保護される。
【0021】実施の形態2.図4は、この発明の実施の
形態2による車両の周辺監視装置の車両に対する取り付
け状態を示す説明図である。この実施の形態においては
バンパ3に取り付けられたレーダ1とバンパ3の内面側
3aとの間に間隔Lが設けられ、この間隔Lはレーダ1
から放射される電磁波の自由空間波長λに対し、λ/2
の整数倍になるように設定されている。なお、図ではレ
ーダ1はボルト9により取り付けられているが、接着剤
その他による固着でも構わない。また、レーダ1が内蔵
する送信アンテナ4と受信アンテナ5とはレーダ1のバ
ンパ3側の表面に配置されているものとする。
【0022】このようにレーダ1とバンパ3の内面側3
aとの間に半波長の整数倍を有する間隔Lを設けること
により、レーダ1から送信される電磁波の一部がバンパ
3の内面側3aから反射してレーダ1側に戻っても、レ
ーダ1の送信アンテナ4の面で再反射し、この再反射波
は送信波と同相であるから重畳されて再放射されること
になり、バンパ3の反射による減衰を少なくして効率よ
く送信することができる。なお、この設定はレーダ1の
表面に送信アンテナ4が存在するとしているので、間隔
Lは送信アンテナ4の面とバンパ3の内面側3aとの間
隔である。
【0023】実施の形態3.図5は、この発明の実施の
形態3による車両の周辺監視装置を説明するものであ
り、レーダ1から出射される電磁波を通過させる部分に
おけるバンパ3の形状を示すものである。図5(a)に
おいて、レーダ1からの電磁波を入射するバンパ3の内
面側を3a、外面側を3bとすると、外面側3bは、内
面側3aに対して角度θの傾斜角を有するように形成さ
れる。このように形成することにより、内面側3aに対
して入射された電磁波は外面側3bからは方位軸が変化
して放射される。また、障害物などの検出対象物から反
射される反射波についてもこの放射波とは逆の経路を辿
ることになる。
【0024】図5(b)において、外面側3bの傾斜角
をθとし、この外面側3bの面に対する垂線を考えた場
合、この垂線に対して内面側3aに入射される電磁波の
方位軸をΦ2、外面側3bから出射する電磁波の方位軸
をΦ1とし、電磁波の空気中における屈折率をn1、バ
ンパ3中の電磁波の屈折率をn2としたとき、スネルの
法則により、 n1×sinΦ1=n2×sinΦ2 ・・・・・・・(3) の関係が成立する。いま、レーダ1からバンパ3の内面
側3aに直角に電磁波が入射した場合、バンパ3中では
そのまま直進するからθ=Φ2である。従って、外面側
3bに傾斜角θを設定することにより、レーダ1からバ
ンパ3の内面側3aに直角に入射される電磁波の、外面
側3bから出射される方位軸は設定できることになる。
また同様に、バンパ3の内面側3aに所定の角度で入射
する電磁波に対しても外面側3bから出射する方位軸が
設定できることになる。
【0025】バンパ3にレーダ1を搭載した場合、搭載
位置が比較的低位置となるため、路面に対する放射が大
きくなってこの反射波による影響が大きく表れ、障害物
など検出対象物の検出性能が低下することになる。これ
を避けるためにはレーダ1を上方に傾けて取り付けるよ
うにすればよいが、傾けることにより奥行きに余分なス
ペースを必要とする。この実施の形態によれば、バンパ
3の電磁波透過部の外面側3bに傾斜角θを設けるだけ
でバンパ3からの出射方向が設定でき、路面に対する放
射を減少できるので悪影響が回避でき、検出性能を向上
させることができるものである。また、路面に対する放
射を減少させるためにはこの傾斜角θを上下方向にすれ
ばよいが、傾斜角θの設定によっては左右方向に、ま
た、レーダ1の取付位置によっては前後方向にも変位さ
せることができる。
【0026】実施の形態4.図6は、この発明の実施の
形態4による車両の周辺監視装置を説明するものであ
り、この実施の形態は、実施の形態3にて説明したバン
パ3の外面側3bに設けた傾斜角θを、バンパ3の外面
側3bの一部に設けるようにしたものである。図6はこ
の傾斜角θをレーダ1からの電磁波放射範囲のほぼ中央
部まで設けた例を示したものである。外面側3bの傾斜
角θは、実施の形態3の場合と同様に放射される電磁波
や、障害物など検出対象物から反射される電磁波の方位
軸を変化させるが、傾斜角θの範囲が外面側3bの一部
に設けられた場合には放射される電磁波の一部の方位軸
が偏向されることになり、より有効なビームパターンを
形成することができる。
【0027】レーダ1から放射される電磁波は所定の角
度幅を有するものである。従って、例えば、放射される
電磁波に対してバンパ3の下側半分に傾斜角θを設けた
場合には、路面に向かう電磁波のみがその方位軸を変
え、ビームの上下幅が圧縮されてより強度なビームを放
射することになる。また、傾斜角θの方向を設定するこ
とにより、障害物などを探索したい方向に有効にビーム
を集中でき、検出能力を向上させることができることに
なる。なお、傾斜角θは単一方向の傾きだけではなく、
多面体に形成するなどの手法により、より有効な探索ビ
ームを形成することができるものである。
【0028】実施の形態5.図7ないし図9は、この発
明の実施の形態5による車両の周辺監視装置を説明する
もので、図7は車両の周辺監視装置であるレーダ1の取
り付け状態図、図8と図9とは動作説明図であり、この
実施の形態は、車両の周辺監視装置であるレーダ1がバ
ンパ3に対して所定の隙間を介して取り付けられ、この
レーダ1とバンパ3との間において、レーダ1からの電
磁波出射範囲の周囲の一部、または、全周を取り囲む電
磁波吸収体10が設けられるようにしたものである。
【0029】実施の形態2で説明したように、レーダ1
から放射される電磁波は一部がバンパ3の内面から反射
され、レーダ1の送信アンテナ4の面で再度反射されて
放射電磁波と重畳され、再放射されるが、一部は乱反射
して不必要な方向に不要波として放射される。この実施
の形態においてはレーダ1からの電磁波出射範囲の周囲
の一部、または、全周を取り囲むようにして電磁波吸収
体10を設けたので、乱反射した不要波は電磁波吸収体
10に吸収されて不必要な方向に放射されることがなく
なると共に、電磁波吸収体10による包囲範囲を設定す
ることにより、障害物を検出したい方向に絞って電磁波
を放射することができる。
【0030】図8と図9とはこの状態を説明するもの
で、図は中央車線の車両が後方バンパの車両側面に回り
込んだ部分にレーダ1を設置しており、図の下方から上
方に向かって進行している状態を示している。図8はレ
ーダ1に電磁波吸収体10を設けない場合を示し、検出
用の電磁波はレーダから前後均等に放射される。図9は
レーダ1に電磁波吸収体10を設けた場合を示し、検出
用の電磁波は車両の側面から後方に向かって集中的に放
射される。このように、監視を要する方向に集中して検
出用の電磁波を放射することにより、監視精度が向上す
ると共に監視が容易となり、より確実に障害物などを検
出することができるものである。
【0031】実施の形態6.図10は、この発明の実施
の形態6による車両用周辺監視装置を説明するもので、
この実施の形態は、実施の形態5にて説明した電磁波吸
収体10に代わり、電磁波出射範囲の周囲の一部、また
は、全周を取り囲む金属体11を設けるようにしたもの
である。また。この金属体11はバンパ3の内面に突出
して設けられた樹脂に金属蒸着などを施すことにより形
成することもできる。このように構成することにより、
実施の形態5の場合と同様に乱反射した不要波は吸収さ
れて不必要な方向に放射されることがなくなると共に、
金属体11による包囲範囲を設定することにより、障害
物を検出したい方向に絞って電磁波を放射することがで
きるものである。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の車両
用周辺監視装置において、請求項1に記載の発明によれ
ば、電磁波透過率の高い合成樹脂により形成したバンパ
と、アンテナから電磁波を送受信することにより障害物
を検知するレーダとを備え、アンテナをバンパの内面に
装着し、バンパを介して電磁波を送受信すると共に、バ
ンパの電磁波を透過する部分の肉厚を、バンパの外面と
内面とで発生する電磁波の反射を相殺する厚さに設定し
たので、レーダから放射される電磁波はバンパを低損失
で透過すると共に、バンパから内面に向かう反射を減少
させ、遠方の障害物からの反射波を確実に受信すること
ができるなど、検出能力の高い車両用周辺監視装置を得
ることができるものである。
【0033】また、請求項2に記載の発明によれば、電
磁波を透過する部分のバンパの肉厚を、レーダからバン
パに入射する電磁波の入射角θと、バンパの誘電率ε
と、電磁波の自由空間波長λとから設定するようにした
ので、バンパの外面と内面とで発生する電磁波の反射を
確実に相殺することができ、請求項1で述べた効果を確
実に得ることができ、さらに、請求項3に記載の発明に
よれば、バンパの誘電率εと電磁波の自由空間波長λと
からバンパの肉厚を設定したので、バンパを複雑な形状
にすることなく請求項1の効果を得ることができるもの
である。
【0034】さらにまた、請求項4に記載の発明によれ
ば、電磁波透過率の高い合成樹脂により形成されたバン
パと、アンテナから電磁波を送受信することにより障害
物を検知するレーダとを備え、アンテナがバンパの内面
に所定の間隔を介して装着され、バンパを介して電磁波
が送受信されるようにすると共に、所定の間隔を電磁波
の自由空間波長に対して半波長の整数倍となるようにし
たので、レーダからの送信波の一部がバンパの内面から
反射してレーダ側に戻っても、レーダの送信アンテナの
面で再反射することにより送信波と重畳して再放射さ
れ、反射による減衰を少なくして効率よく障害物を検出
することが可能な車両用周辺監視装置を得ることができ
るものである。
【0035】また、請求項5に記載の発明によれば、電
磁波透過率の高い合成樹脂により形成されたバンパと、
アンテナから電磁波を送受信することにより障害物を検
知するレーダとを備え、アンテナがバンパの内面に装着
され、バンパを介して電磁波が送受信されるようにする
と共に、バンパの電磁波を透過する部位を、バンパの内
面に対して外面が所定の傾斜角を有するように形成した
ので、レーダからバンパの内面に入射する電磁波に対
し、外面から放射される電磁波の方位軸を容易に変更で
き、例えば、路面に対する放射を減少して路面反射によ
る悪影響を回避することができ検出性能を高めると共
に、装着場所に関わらず的確に探索ビームを形成するこ
とができる車両用周辺監視装置を得ることができるもの
である。
【0036】さらに、請求項6に記載の発明によれば、
請求項5に記載の発明において、バンパの内面と外面と
の間に形成される傾斜角を、レーダから出射、および、
レーダに入射する電磁波を透過する部位の一部に形成す
るようにしたので、障害物を探索したい方向に集中でき
る有効な探索ビームを形成することができ、検出能力を
さらに向上させることが可能な車両用周辺監視装置を得
ることができるものである。
【0037】さらにまた、請求項7に記載の発明によれ
ば、電磁波透過率の高い合成樹脂により形成されたバン
パと、アンテナから電磁波を送受信することにより障害
物を検知するレーダとを備え、レーダがバンパの内面に
所定の隙間を介して装着されると共に、この隙間におけ
るレーダからの電磁波放射範囲の少なくとも一部の周囲
が電波吸収体により囲まれるようにしたので、監視を要
する方向に集中して検出用の電磁波を放射することがで
き、監視精度を向上すると共に監視が容易でより確実に
障害物を検出することが可能な車両用周辺監視装置を得
ることができるものである。
【0038】また、請求項8に記載の発明によれば、レ
ーダとバンパとの隙間におけるレーダからの電磁波放射
範囲の少なくとも一部の周囲を囲む物質を金属としたの
で、合成樹脂製のバンパに環状突起を設けて金属を蒸着
するなどの簡単な方法で、また、耐振性など信頼性を維
持しながら、監視精度の向上など請求項7にて述べた効
果を得ることが可能になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による車両用周辺監
視装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による車両用周辺監
視装置の取付状態図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による車両用周辺監
視装置の動作説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による車両用周辺監
視装置の取付状態図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による車両用周辺監
視装置の構成説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態4による車両用周辺監
視装置の構成説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態5による車両用周辺監
視装置の構成説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態5による車両用周辺監
視装置の動作説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態5による車両用周辺監
視装置の動作説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態6による車両用周辺
監視装置の構成説明図である。
【図11】 従来の従来の周辺監視装置の取付状態図で
ある。
【符号の説明】
1 レーダ、2 車体、3 バンパ、3a 内面側、3
b 外面側、4 送信アンテナ、5 受信アンテナ、6
高周波回路部、7 信号処理回路部、8 表示器、9
取り付けボルト、10 電磁波吸収体、11 金属
体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01Q 19/06 H01Q 19/06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部が電磁波透過率の高い合
    成樹脂により形成されたバンパ、アンテナから電磁波を
    送受信することにより障害物を検知するレーダを備え、
    前記レーダのアンテナが前記バンパと車体との間におい
    て前記バンパの合成樹脂部の内面に装着され、前記バン
    パを介して前記電磁波が送受信されると共に、前記バン
    パの前記電磁波を透過する部分の肉厚が、前記バンパの
    外面と内面とで発生する前記電磁波の反射を相殺する厚
    さに設定されたことを特徴とする車両用周辺監視装置。
  2. 【請求項2】 前記レーダのアンテナから前記バンパに
    入射する前記電磁波の入射角をθ、前記バンパの誘電率
    をε、前記電磁波の自由空間波長をλ、nを整数とする
    とき、前記電磁波を透過する部分の前記バンパの厚さt
    を、 t=n×λ/〔2(ε−sin2θ)1/2〕 と設定したことを特徴とする請求項1に記載の車両用周
    辺監視装置。
  3. 【請求項3】 前記バンパの誘電率をε、前記電磁波の
    自由空間波長をλ、nを整数とするとき、前記電磁波を
    透過する部分の前記バンパの厚さtを、 t=n×λ/(2×ε1/2) と設定したことを特徴とする請求項1に記載の車両用周
    辺監視装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも一部が電磁波透過率の高い合
    成樹脂により形成されたバンパ、アンテナから電磁波を
    送受信することにより障害物を検知するレーダを備え、
    前記レーダのアンテナが前記バンパと車体との間におい
    て前記バンパの合成樹脂部の内面に所定の間隔を介して
    装着され、前記バンパを介して前記電磁波が送受信され
    ると共に、前記所定の間隔を前記電磁波の自由空間波長
    に対して半波長の整数倍と設定したことを特徴とする車
    両用周辺監視装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも一部が電磁波透過率の高い合
    成樹脂により形成されたバンパ、アンテナから電磁波を
    送受信することにより障害物を検知するレーダを備え、
    前記レーダのアンテナが前記バンパと車体との間におい
    て前記バンパの合成樹脂部の内面に装着され、前記バン
    パを介して前記電磁波が送受信されると共に、前記バン
    パの前記電磁波を透過する部位が、前記バンパの内面に
    対して外面が所定の傾斜角を有するように形成されたこ
    とを特徴とする車両用周辺監視装置。
  6. 【請求項6】 前記バンパの前記内面に対する前記外面
    の傾斜角が、前記電磁波を透過する部位の一部に形成さ
    れるように構成したことを特徴とする請求項5に記載の
    車両用周辺監視装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも一部が電磁波透過率の高い合
    成樹脂により形成されたバンパ、アンテナから電磁波を
    送受信することにより障害物を検知するレーダを備え、
    前記レーダのアンテナが前記バンパと車体との間におい
    て前記バンパの合成樹脂部の内面に隙間を介して装着さ
    れ、前記バンパを介して前記電磁波が送受信されると共
    に、前記隙間における前記アンテナからの電磁波放射範
    囲の周囲が、少なくともその一部において電波吸収体に
    より囲まれるように構成したことを特徴とする車両用周
    辺監視装置。
  8. 【請求項8】 前記電磁波放射範囲の周囲を囲む物質が
    金属体であることを特徴とする請求項7に記載の車両用
    周辺監視装置。
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