JPH06316416A - ジルコニウム及びセリウムの混合酸化物を基とする組成物の製造方法 - Google Patents

ジルコニウム及びセリウムの混合酸化物を基とする組成物の製造方法

Info

Publication number
JPH06316416A
JPH06316416A JP6035176A JP3517694A JPH06316416A JP H06316416 A JPH06316416 A JP H06316416A JP 6035176 A JP6035176 A JP 6035176A JP 3517694 A JP3517694 A JP 3517694A JP H06316416 A JPH06316416 A JP H06316416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zirconium
cerium
mixture
sol
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6035176A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0816015B2 (ja
Inventor
Thierry Chopin
ティエリ・ショパン
Gabriel Vilmin
ガブリエル・ビルミン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhodia Chimie SAS
Original Assignee
Rhone Poulenc Chimie SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhone Poulenc Chimie SA filed Critical Rhone Poulenc Chimie SA
Publication of JPH06316416A publication Critical patent/JPH06316416A/ja
Publication of JPH0816015B2 publication Critical patent/JPH0816015B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/10Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of rare earths
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/92Chemical or biological purification of waste gases of engine exhaust gases
    • B01D53/94Chemical or biological purification of waste gases of engine exhaust gases by catalytic processes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J35/00Catalysts, in general, characterised by their form or physical properties
    • B01J35/60Catalysts, in general, characterised by their form or physical properties characterised by their surface properties or porosity
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G25/00Compounds of zirconium
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2255/00Catalysts
    • B01D2255/20Metals or compounds thereof
    • B01D2255/206Rare earth metals
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2255/00Catalysts
    • B01D2255/20Metals or compounds thereof
    • B01D2255/206Rare earth metals
    • B01D2255/2065Cerium
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2255/00Catalysts
    • B01D2255/20Metals or compounds thereof
    • B01D2255/207Transition metals
    • B01D2255/20715Zirconium
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2255/00Catalysts
    • B01D2255/40Mixed oxides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2255/00Catalysts
    • B01D2255/40Mixed oxides
    • B01D2255/407Zr-Ce mixed oxides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2258/00Sources of waste gases
    • B01D2258/01Engine exhaust gases
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J37/00Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
    • B01J37/0009Use of binding agents; Moulding; Pressing; Powdering; Granulating; Addition of materials ameliorating the mechanical properties of the product catalyst
    • B01J37/0027Powdering
    • B01J37/0045Drying a slurry, e.g. spray drying
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/60Particles characterised by their size
    • C01P2004/64Nanometer sized, i.e. from 1-100 nanometer

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱安定性のある広い比表面積を有するジルコ
ニウム及びセリウムの混合酸化物からなる組成物を製造
する方法を提供すること。 【構成】 本発明は、(1)ジルコニウムゾル及びセリ
ウムゾルを所望される最終生成物に対応する理論量で混
合し、(2)得られた混合物を噴霧乾燥し、(3)乾燥
させた生成物をか焼する、段階からなることを特徴とす
るジルコニウム及びセリウムの混合酸化物からなる組成
物の製造方法、またこのようにして得られた組成物の、
特に自動車あと燃え分野に於ける、触媒又は触媒担体と
しての使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は改良された比表面積、特
に広く熱安定性のある比表面積を有し、従って特に触媒
の分野、とりわけ自動車あと燃え(afterburning)の分野
で例えば触媒自体及び(又は)触媒担体としての使用に
適している、ジルコニウムとセリウムとの混合酸化物を
基とする組成物の新規な製造方法に関するものである。
本発明はまた得られる組成物の幾つかの可能な使用法に
も関するものである。
【0002】
【発明の背景】酸化ジルコニウム及び酸化セリウムは今
日特に有意義で有益な2つの成分として知られており、
従って、一例として、それらは共に多機能触媒、特に内
燃機関からの排気ガスの処理を目的とする触媒、として
知られる該触媒用の組成物中に、単独又は組み合わされ
て使用される度合いが増加してきている。多機能とは、
排気ガス中に存在する特に一酸化炭素と炭化水素の酸化
を行なうだけでなく、該ガス中に存在する特に窒素酸化
物の還元をも為すことができる触媒が意味されるものと
理解される(「三元(three-way) 」触媒)。かかる触媒
に関してそれらの組成及び作用原理は既に多くの文献に
記載されており、数々の特許及び(又は)特許出願の主
題を形成してきたものであることは今後記述される。
【0003】現代化学の知識をもってしても酸化ジルコ
ニウム及びセリウムの混合効果を解明するまでには至っ
ておらず、実際、時には矛盾を生じさえするのである
が、それでも現在では該酸化物の両方を含有する工業
「三元」触媒は、そのどちらをも又はどちらか一方を含
まない触媒よりも総合的に効果があるものであることは
確立されたようである。白金、ロジウム及び他の貴金属
等の他の触媒成分の為に適切な触媒機能及び(又は)簡
単な支持機能を為すことのできる上述のような触媒に於
て、酸化ジルコニウム及び酸化セリウムは概して非結合
状態−つまりこれら2つの成分は、最終触媒中に非常に
区別のつきやすい酸化物粒子の単純な物理的混合物の形
態で見い出される−で存在する。このことは酸化ジルコ
ニウム及び酸化セリウムを基とする該触媒は最も多くの
場合対応する酸化物粉末、そうでなければその代りに該
酸化物に対し熱分解可能な先駆物質、の入念な混合によ
り得られるという事実に一因を帰する。
【0004】さて、斯界に於て触媒の組成物中へのジル
コニウム及びセリウム成分の導入及び使用を、様々な理
由により、分離及び非結合の形態で行なうのではなく、
その反対に、実質的にそして好ましくは全体に固溶体タ
イプの真に混合された酸化物ZrO2/CeO2 の形態で直接行
なう試みが今日驚くべき増加傾向をもって為されてい
る。しかし、そのような場合、これは触媒の分野に於て
全く慣習的な要求でもあるのだが、最大可能な、又好ま
しくは熱安定性である比表面積を有する混合酸化物を入
手することが可能であることが必要となってくる。実
際、触媒の効率は一般に触媒(触媒活性相)と反応体と
の間の接触表面積が広くなるにつれ大きくなるという事
実を考慮し、使用開始時及び多かれ少なかれ高温での長
時間の使用後両方の状態に於て触媒が可能な限り最も分
割された状態で維持されることが適切である−つまり、
触媒を構成する固体粒子又は微結晶が可能な限り小さく
かつ識別でき、比較的温度に対し安定性のある高い比表
面積を有する混合酸化物からのみ得られるものが適して
いる。
【0005】
【発明の概要】本発明はかかる必要性を満足させること
を指向するものである。より正確には、本発明は、簡単
に、経済的に、及び再現性をもってZrO2/CeO2システム
に於ける実質的に又は全体に固溶体タイプの混合酸化物
を基とする広い領域に渡る組成物へのアクセスを得るこ
とを可能とする新規な方法を提供することを意図するも
のであり(「広い領域に渡る組成物」とはここでは固溶
体中のジルコニウム及びセリウムの比が下に示されるよ
うに非常に広い範囲内で変化することができるというこ
とを意味すると理解される)、一方、該組成物の主要な
有益性は一つにはセリウム含有量が高い場合に於てさえ
も広い比表面積を有し、二つには高温でのか焼の後でさ
え有意義な比表面積を維持していることにある。
【0006】この目的の為に、本発明に従いジルコニウ
ムとセリウムとの混合酸化物を基とする組成物の調製に
適した新規な合成方法が提案され、該方法は以下の実質
的段階からなることを特徴とする: (1)初めに、ジルコニウムゾル及びセリウムゾルを要
求される理論比で混合し(該ジルコニウムゾルを構成す
る粒子の平均直径r1 の該セリウムゾルを構成する粒子
の平均直径r2 に対する比rは少なくとも5である(r
=r1 /r2 ))、(2)このようにして得られた混合
物を次に噴霧乾燥し、(3)最後に乾燥させた生成物を
改良された比表面積特性を有するジルコニウム及びセリ
ウムの混合酸化物を基とする最終組成物が得られるよう
にか焼する。
【0007】本発明による方法により、約700℃の低
いか焼温度に於て混合酸化物タイプの相を得ることが可
能である。このように本方法は、今日固溶体合成分野で
知られている事柄に比較して通常考えられない程低い反
応温度を使用することを可能とするものであるので、そ
れにより得られる生成物は当然触媒としての使用に適切
であるのに十分に高い比表面積を有している。該か焼段
階は固溶体相を形成すること、該固溶体の結晶度を向上
させること、及び(又は)それらの比表面積を与えられ
た使用法に対して所望される最終値に調節すること、を
実質的に可能にする。このように形成された相はX線解
析分析により明らかにされる。更に、本発明により単に
出発ゾルのサイズを調節することにより、得られる最終
粉末のサイズを容易に調節、制御することが可能であ
る。本発明の他の特徴、態様、有益性は、それを例証す
ることを意図する様々な具体的かつ非制限的な例と共
に、下記の記述を読み進めるにつれより完全に明確にな
るであろう。
【0008】本発明の以下の説明に於て、「比表面積」
とはBrunauer-Emmett-Teller方法から確立され"The Jou
rnal of the American Chemical Society, 60, 309(193
8)"に記載されたASTM標準D3663−78に従う
窒素吸着により決定されたB.E.T.比表面積を意味
するものと理解される。加えて、「ジルコニウム及びセ
リウムを基とする混合酸化物」という表現が使用される
度に、それはまた酸化ジルコニウム及び(又は)酸化セ
リウムの固溶体中に更に以下に定義されるドーピング
(安定化)成分を含有する組成物(及びその製造方法)
も意味するものと理解されなければならない。
【0009】更には、セリウムゾル及びジルコニウムゾ
ルという表現はここではそれらの最も一般の意味に於て
解釈される−つまりそれらは水性液体相中のサスペンシ
ョンに於いてセリウム又はジルコニウムの酸化物及び
(又は)水和酸化物(水酸化物)を基とするコロイド寸
法の固体微粒子からなる如何なる系をも表し、更に任意
に、例えばニトレート、アセテート、アンモニウム等の
結合した又は吸着したイオンを残留量含有することが可
能である。かかるゾルに於ては、セリウム又はジルコニ
ウムが全体にコロイド形態で、又は同時にイオン形態及
びコロイド形態で見られることがあるが、イオン形態に
より表される比率がゾル中の種の総量の約10%を超え
ることはない。本発明に於てはセリウム及びジルコニウ
ムが全てコロイド形態であるゾルが使用されることが好
ましい。最後に、出発ゾルを構成するコロイドの平均直
径とは、Analytical Chemistry, 53, No.8, 1007 A (19
81) に於てMichael L. McConnellにより記述された方法
に従う準弾性光拡散により決定された液体力学的平均直
径を表すものとして理解されなければならない。説明を
容易にそして明確にするという理由にのみ関連して、こ
れ以降「平均ゾルサイズ」という表現もまた、区別する
ことなく、与えられたゾルを構成するコロイドの液体力
学的平均直径を表すものとして使用される。
【0010】
【発明の具体的な説明】本発明による組成物の合成方法
をこれからより詳細に説明する。上述したように、本発
明の方法の第一段階はジルコニウムゾルとセリウムゾル
との混合物を調製することからなる。本発明に使用され
る出発ジルコニウムゾル及びセリウムゾル、並びにそれ
らを合成する様々な方法は、当業者にはよく知られてお
り既に文献に記載されている。更にそれらのゾルの幾つ
かは市場で手に入れることができる。
【0011】例えば、ジルコニウムゾルは140〜30
0℃、好ましくは150〜200℃の温度で塩化ジルコ
ニル又は硝酸ジルコニル溶液を熱いうちに加水分解する
ことにより得ることができ、塩化ジルコニル又は硝酸ジ
ルコニル溶液の濃度はZrO2で表して0.1〜2 mol/lで
あることが好ましい。また、ジルコニウムゾルを硝酸媒
体又は塩酸媒体中に於て硫酸ジルコニウムを80〜15
0℃、好ましくは約90℃の温度で熱いうちに加水分解
することにより調製することも可能であり、硫酸ジルコ
ニウム溶液のSO3/ZrO2モル比は好ましくは0.34〜1
であり、その濃度はZrO2で表して0.1〜2 mol/lであ
ることが好ましい。このようにして得られた塩基性硫酸
ジルコニウムは次にpHが約8になるまで塩基、好まし
くは水性アンモニアにより中和され、洗浄され、次に硝
酸溶液の添加により得られたゲルに分散が行なわれ、そ
の時の分散混合物のpHは0.5〜5であることが好ま
しい。
【0012】本発明に於て5〜500nm、有益的には
10〜200nmの平均サイズを有するジルコニウムゾ
ルを使用することが可能である。本発明に使用されるセ
リウムゾルも同様に全ての適切な技術、特に、しかし非
制限的に、ここに援用される本出願人による特許出願F
R−A−2583735、FR−A−2583736、
FR−A−2583737、FR−A−259638
0、FR−A−2596382、FR−A−26215
76、及びFR−A−2655972、に記述された方
法により得ることができる。
【0013】本発明に於てはその平均サイズが3〜10
0nm、好ましくは5〜50nmのセリウムゾルを使用
することが可能である。出発ゾルの初期pH、濃度及び
導入順序は、生じるコロイド混合物が安定かつ均質な性
質を持つように選択され調節される。この目的の為に、
多かれ少なかれ攪拌操作を行なうことが必要とされる。
加えて、セリウム及びジルコニウムの使用量並びに生じ
る混合物中に存在する量は、所望される最終生成物を得
る為に必要とされる理論比率に慣習的にそして単純に対
応するものでなければならない。本発明の方法により入
手可能となる組成物は以下に詳細に説明される。
【0014】本発明の方法の本質的特徴として、ジルコ
ニウムゾルの平均サイズのセリウムゾルの平均サイズに
対する比(これら2つの平均サイズは例えばナノメート
ルのように同一の単位で表されているものと理解され
る)は、約5又はそれ以上でなければならない。該比は
約10以上であることが好ましく、少なくとも約20で
あることが更に好ましい。該比が約5未満で得られた生
成物は比表面積に特に乏しく、全ての場合に於て触媒と
しての使用に著しく不十分であることが見出されてい
る。本発明の方法の特に有益性があり好ましい実施態様
に於て、上述の混合物に、酸化ジルコニウムZrO2及び
(又は)酸化セリウムCeO2が単独及び非結合状態で存在
する場合にそれらの酸化物の非表面積を安定化すること
が知られている成分から選択される3つ目の成分(若し
くはドーピング成分)を更に加えることが可能である。
つまり酸化ジルコニウム(ジルコニア)及び(又は)酸
化セリウムが、上述したように、単独の場合にその比表
面積を安定化させることが知られている薬剤が、予期せ
ずそして驚くべきことに、本発明の混合酸化物タイプの
組成物の比表面積を実質的にかつ有意義に改良すること
も可能にすることが見出されたのである。
【0015】希土類金属、とりわけイットリウム、ラン
タン、プラセオジム、ネオジム;アルカリ土類金属、と
りわけマグネシウム、カルシウム、バリウム;アルミニ
ウム;シリコン;トリウム;スカンジウム;ガリウム;
ホウ素;チタン;バナジウム;ニオブ;タンタル;クロ
ム又はビスマス、から選択される成分の安定化剤を特に
本発明に於て単独又は混合物として使用することができ
る安定化剤として挙げることができるが、勿論、このリ
ストに制限されるものではない。ランタン、アルミニウ
ム、及びシリコンの3つの安定化剤は特に適したもので
ある。安定化剤は最も多くの場合その可溶性塩の形態で
混合物中に導入される。ゾルの形態での導入は勿論除外
されない。使用される安定化剤の量は、最終生成物中の
安定化成分の含量を酸化物の形態で表して、該生成物の
全重量の0.1〜20重量%になるような量であるのが
一般的である。
【0016】このようにして得られた初期混合物は次に
本発明の方法の第二段階に従い乾燥される。本発明に於
て、該乾燥は噴霧により、つまりゾルの混合物を熱雰囲
気に吹き付けること(噴霧乾燥)により行なわれなけれ
ばならない。噴霧は、例えばシャワーヘッド若しくは他
のタイプのスプレーノズルを使用したもの等、既知の全
ての噴霧器を使用して行なうことができる。いわゆる回
転噴霧器を使用することもまた可能である。本発明に於
て使用し得る様々なスプレー技術として、"Spray Dryin
g" (第二版、1976、出版元 George Godwin - London)と
いう表題を付けられた専門家によるもの特に引用するこ
とができる。
【0017】噴霧/乾燥操作を、例えば本出願人により
発展され仏国特許出願第2257326号、同2419
754号、同2431321号に特に記載されたタイプ
の「フラッシュ」反応器により行うこともまた可能であ
る。この場合、処理用ガス(熱ガス)は螺旋状に移送さ
れ渦流し(vortex sink) に流れ込む。乾燥される混合物
は、該ガスの螺旋状軌線の対称軸に合する軌道に沿って
注入され、そのことが該ガスを処理される混合物に完全
に移動することを可能にする。従って、該ガスは実際2
つの機能−第一に噴霧、つまり初期混合物の微細液体粒
子への変換、第二に得られた該粒子の乾燥−を提供する
ことになる。更に、反応器内に於ける粒子の極度に低い
滞留時間(通常約0.1秒未満)は、とりわけ熱ガスと
の長時間の接触により生じる加熱の危険性を制限すると
いう有益性を有している。乾燥雰囲気の温度は広い範囲
で変化させることができ、所望される該雰囲気又はその
中で噴霧生成物に課せられる平均滞留時間に特に依存す
る。乾燥条件(温度及び(又は)滞留時間)は、一般的
に、少なくとも生成物中に含まれる残留水の除去が完全
に又は最終的に完全に行なわれるような条件が慣習的に
用いられ、生成物の一定の重量が得られるまで乾燥が行
なわれる。
【0018】本発明の方法の最終段階に於て、噴霧によ
り乾燥された後、回収された生成物は最後にか焼されな
ければならない。このか焼は所望される混合酸化物の形
成が完全に行なわれるまで続けられる。このことは更に
形成される固溶体相の結晶度を向上及び(又は)完全に
することを可能にし、使用されるか焼温度が高くなるに
つれ生成物の比表面積が低くなるという事実を考慮し
て、本発明の組成物に意図される次の使用温度に従い最
終的に調節されることができる。その生成を得るのに絶
対に必要な温度及びより正確にはその後の使用温度に少
なくとも等しい温度より高い温度で組成物のか焼を行な
う有益性は、最終生成物の特性の安定化が促進されるこ
とであり、つまりこの操作は特に生成物がその調製の間
に晒されたか焼温度よりも過酷な熱条件下に置かれた場
合に、該生成物中に発生する可能性のある変化に関連す
る危険性を制限することを指向するものであるというこ
とである。か焼段階は一般に空気下で行なわれるが、例
えば不活性ガス中で行なわれるか焼も勿論除外されるも
のではない。
【0019】上述したように、本発明の方法により70
0℃程度の非常に低い合成温度で固溶体を得ることが可
能であり、得られる固溶体は非常に高い比表面積を有し
ている。固溶体が形成される正確な温度はその組成、特
に関連するジルコニウム及びセリウム含量並びにドーピ
ング成分の存在又は不在に大きく依存することは明らか
であり、それ故この点に関して一般的規則を述べること
はできない。しかし、実際上は最終か焼段階を一般に7
00〜1000℃、好ましくは800〜1000℃の範
囲の温度で適切に実行できることが観察されている。高
温、特に所望される固溶体を形成し及び(又は)X線に
より明確にするのに絶対に必要な温度より高い温度、で
のか焼の後でさえ本発明により得られる組成物は全く許
容できる比表面積を有している。
【0020】本発明の方法により、これから詳細に説明
される特に有益な組成物を得ることが可能である。これ
らの組成物はまずこのタイプの生成物としては高い、即
ち10m2/g以上の比表面積により特徴付けられる。有益
的には得られる組成物は少なくとも20m2/g、好ましく
は少なくとも30m2/g、より好ましくは少なくとも40
m2/gの比表面積を有している。本発明の方法により得ら
れる組成物は、ある場合に於ては、少なくとも50m2/g
の比表面積を有することさえ可能である。
【0021】更に、これらの組成物の別の有益的特性と
して、それらが比較的高いか焼温度に晒された場合に、
例えば特に排気消音器に於て触媒分野で使用されたよう
な場合に、全く適切な比表面積をそれらが保っていると
いうことが挙げられる。つまり800℃に於ても本発明
の組成物は少なくとも20m2/g、好ましくは少なくとも
30m2/g、より好ましくは少なくとも40m2/gの比表面
積を有しており、これらの組成物が900℃に加熱され
ても該表面積はまだ少なくとも10m2/g、好ましくは少
なくとも20m2/g、より好ましくは少なくとも30m2/g
を維持する。換言すれば本発明により得られる組成物は
その比表面積に関して非常に良好な熱安定性を有してい
るということである。得られる組成物中のセリウム及び
ジルコニウム成分(及び任意にドーピング成分)の存在
は簡単な化学分析により明らかにすることができ、一方
慣習的X線回析分析はこれらが存在する形態を示す。
【0022】従って、明細書中に上述されたように前述
の成分は組成物中に実質的に、そして好ましくは、全体
に固溶体又は混合酸化物タイプの結合形態で存在する。
これら組成物のX線回析スペクトルは特に立方晶(cubi
c) 又は正方晶(quadratic) 系に結晶化されされた酸化
ジルコニウムに対応する明確に認識できる主相の存在を
明らかにし、その単位格子パラメーターは純粋なジルコ
ニウムに比較して多かれ少なかれ置き換えられており、
これは酸化ジルコニウム結晶格子中へのセリウム(及び
任意にドーピング成分)の混入を反映し、それ故真の固
溶体の生成を意味している。セリウム含量が高い場合に
は、非結合の又は固溶体中にZrO2を含有する特定の量
(少量)の酸化セリウムを観察することができる、が、
その両方の場合に於て完全に組成物のマトリックス中に
埋め込まれている。本発明の方法により得られる組成物
は全体として、酸化物の形態で表して、1〜49重量%
のセリウム及び99〜51重量%のジルコニウムを含有
する。好ましくは、セリウム含量は1〜30重量%であ
り、ジルコニウム含量は99〜70重量%である。該組
成物が上述されたように更にドーピング成分を含有する
場合には、該成分の含量は、酸化物の形態で表現して、
組成物全体に対して0.1〜20重量%であることがで
き、1〜10重量%であることが好ましい。
【0023】それ故、本発明により得られる高比表面積
を有する固溶体は主にジルコニウムを基とするものでは
あるが、かなり広い組成物の範囲に渡ることができるこ
とが理解される。組成物中のセリウム含量の上限は、実
際、酸化ジルコニウムに対するその溶解度の限界のみに
より課せられるものである。従って、本発明により得ら
れる組成物の驚く程高い比表面積は、それが非常に多く
の使用法を見出すことができるということを意味してい
る。それらは特に触媒分野で、触媒及び(又は)触媒担
体として使用されることに適している。それらを、例え
ば、脱水、水素硫化、水素脱硝、脱硫、水素脱硫、脱ハ
ロゲン化水素、リホーミング、スチームリホーミング、
クラッキング、水素添加分解、水素化、脱水素、異性
化、不均化、オキシクロリネーション、炭化水素又は他
の有機化合物の脱水素環化、酸化及び(又は)還元反
応、クラウス反応、内燃機関からの排ガス処理、脱金
属、メタン化、又はシフト転化等の様々な反応を行なう
為の触媒又は触媒担体として使用することが可能であ
る。
【0024】しかしながら、本発明により得られる組成
物の最も重要な使用法の1つは、勿論、上述したよう
に、内燃機関からの排ガスの処理を意図する触媒構成成
分としての使用である。本発明により得ることのできる
組成物は、より詳細には、特にディーゼル機関からの排
ガスの処理を意図する触媒の製造に適している。この出
願に於て、該組成物は貴金属等の触媒活性成分に含浸さ
れる前又は後に、例えばビーズ形状の触媒を形成する為
に成形され、或はセラミック又は金属モノリス等の超耐
熱性物体の被膜−この被膜は斯界に於て「ウォッシュコ
ート(wash coat)」として良く知られている−を形成す
る為に使用される。以下の例は本発明をそれに制限する
ことなく例証するものである。
【0025】
【実施例】例1 CeO2(180g)含有し約5nmの平均コロイドサイ
ズを有するセリウムゾル(7500g)(仏国特許A−
2583736号の教示に従い調製されたもの)を、7
0%ZrO2/30%CeO2 の重量比組成の最終混合酸
化物が得られるように、20重量%のZrO2 を含有し
100nm(r=20)の平均コロイドサイズを有する
ジルコニウムゾル(2100g)と混合した。次にこの
ようにして得られた混合物をBuchi タイプ噴霧器を用い
て以下の条件で噴霧乾燥した: −ガスの入口温度:250℃ −ガスの出口温度:110℃ −噴霧圧力:1.5bar これを回収し、空気下に於て下記の様々な温度でか焼し
た後、得られた生成物のBET比表面積は以下のとうり
であった。 −600℃で6時間のか焼:40m2/g −800℃で6時間のか焼:25m2/g −900℃で6時間のか焼:16m2/g −1000℃で6時間のか焼:15m2/g
【0026】900℃でか焼された生成物には、X線回
析スペクトルにより以下の固溶体の存在が観察された: −ZrO2 中にCeO2(約25重量%)を含む第一固溶
体相、この固溶体中の微結晶の平均サイズは10nm程
度であった。 −CeO2 中にZrO2(約10重量%)を含む第二固溶
体相、微結晶の平均サイズは9.5nm程度であった。
【0027】例2 平均コロイドサイズが約50nm(r=10)のジルコ
ニウムゾルを使用した違いを除いて例1を繰り返した。
900℃で6時間か焼した後に得られた生成物のBET
比表面積は15m2/gであった。
【0028】例3 この例はドーピング剤、この場合シリコン、の使用に関
連して本発明を例証するものである。シリカ(SiO2)
の形態で表してそれぞれ5、10、15重量%のシリコ
ンでドープした本発明の組成物を得られるように、シリ
カゾルをドーピング剤として混合物に加えた点を除いて
例1を繰り返した。900℃で6時間か焼した後に得ら
れた生成物のBET比表面積はそれぞれ24、33、3
9m2/gであった。
【0029】5重量%のシリカをドープした生成物のX
線分析により下記の相が更に検出された: −ZrO2 中にCeO2(約20重量%)を含む第一固溶
体相、この固溶体中の微結晶の平均サイズは約10nm
であった。 −CeO2 中にZrO2(約15重量%)を含む第二固溶
体相、微結晶の平均サイズは約9nm規模であった。
【0030】例4 この例はドーピング剤としてランタンを使用することに
関連して本発明を例証するものである。La23 の形
態で表して6重量%のランタンでドープした最終組成物
を得られるように、硝酸ランタンをドーピング剤として
混合物に加えた点を除いて例1を繰り返した。900℃
で6時間か焼した後に得られた生成物のBET比表面積
は23m2/gであった。
【0031】例5 この例はドーピング剤としてプラセオジムを使用するこ
とに関連して本発明を例証するものである。Pr611
の形態で表して5重量%のプラセオジムでドープした最
終組成物を得られるように、硝酸プラセオジムをドーピ
ング剤として混合物に加えた点を除いて例1を繰り返し
た。900℃で6時間か焼した後に得られた生成物のB
ET比表面積は25m2/gであった。
【0032】例6 この例はドーピング剤としてアルミニウムを使用するこ
とに関連して本発明を例証するものである。Al23
の形態で表して5重量%のアルミニウムでドープした最
終組成物を得られるように、ベーム石ゾルをドーピング
剤としてジルコニウム及びセリウムゾルの混合物に加え
た点を除いて例1を繰り返した。900℃で6時間か焼
した後に得られた生成物のBET比表面積は25m2/g
であった。
【0033】例7 この例はドーピング剤としてチタンを使用することに関
連して本発明を例証するものである。TiO2 の形態で
表して2重量%の濃度のチタンでドープした最終組成物
を得られるように、チタンゾルを上記ゾル混合物に加え
た点を除いて例1を繰り返した。
【0034】900℃で6時間か焼した後に得られた生
成物のBET比表面積は18m2/gであった。この生成
物のX線分析により以下の相が観察された: −ZrO2 中にCeO2(約30重量%)を含む第一固溶
体相、この固溶体中の微結晶の平均サイズは8nm程度
であった。 −CeO2 中にZrO2(約5重量%)を含む第二固溶体
相、微結晶の平均サイズは9nm程度であった。
【0035】例8(比較例) 平均コロイドサイズが約10nm(r=2)のジルコニ
ウムゾルを使用した違いを除いて例1を繰り返した。9
00℃で6時間か焼した後に得られた生成物のBET比
表面積は僅か2m2/gであった。
【0036】例9 80%ZrO2/20%CeO2 の重量比の最終組成物が
得られるように、ジルコニウムゾルとセリウムゾルとの
比率を調節した点を除いて例1を繰り返した。900℃
で6時間か焼した後に得られた生成物のBET比表面積
は30m2/gであった。
【0037】例10 ジルコニアに対し、La23 の形態で表して、1重量
%のランタンを含有する最終組成物を得られるように、
硝酸ランタンをゾル混合物に加えた点を除いて例9を繰
り返した。900℃で6時間か焼した後に得られた生成
物のBET比表面積は35m2/gであった。
【0038】例11(比較例) 例9に示された重量比(80%ZrO2/20%CeO2)
の酸化物を有する最終組成物が得られるように、ジルコ
ニウムゾルとセリウムゾルとの比率を調節した点を除い
て比較例8(r=2)を繰り返した。900℃で6時間
か焼した後に得られた生成物のBET比表面積は1m2/
g未満であった。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 該セリウムゾルを構成する粒子の平均直
径が3〜100nmであることを特徴とする前記請求項
何れか1つに記載の方法。
【請求項】 該比rが10以上であることを特徴とす
る前記請求項何れか1つに記載の方法。
【請求項】 酸化ジルコニウム及び(又は)酸化セリ
ウムの比表面積を熱安定化することが知られている成分
から選択される3番目の成分(ドーピング成分)が該混
合物に加えられることを特徴とする前記請求項何れか1
つに記載の方法。
【請求項】 該ドーピング成分が、希土類金属、とり
わけイットリウム、ランタン、プラセオジム、ネオジ
ム;アルカリ土類金属、とりわけマグネシウム、カルシ
ウム、バリウム;アルミニウム;シリコン;トリウム;
スカンジウム;ガリウム;ホウ素;チタン;バナジウ
ム;ニオブ;タンタル;クロム又はビスマスから単独又
は混合物として選択されることを特徴とする請求項
載の方法。
【請求項】 該か焼が700〜1000℃の温度で行
なわれることを特徴とする前記請求項何れか1つに記載
の方法。
【請求項】 酸化物の形態で表して、51〜99重量
%のジルコニウム及び1〜49重量%のセリウムを含有
する組成物を得ることを特徴とする前記請求項何れか1
つに記載の方法。
【請求項】 酸化物の形態で表して、0.1〜20重
量%、好ましくは1〜10重量%の上記ドーピング成分
を更に含有する組成物を得ることを特徴とする請求項
記載の方法。
【請求項10】 請求項1〜何れか1つに記載の方法
により得られる組成物の触媒又は触媒担体としての或は
それらを製造する為の使用方法。
【請求項11】 多孔質担体が、任意にアルミナとの混
合物として、請求項1〜何れか1つに記載の方法によ
り得られる組成物の少なくとも1種を含むことを特徴と
する該多孔質担体及び触媒活性成分からなる触媒。
【請求項12】 多孔質層が、任意にアルミナとの混合
物として、請求項1〜何れか1つに記載の方法により
得られる組成物の少なくとも1種を含むことを特徴とす
る、触媒活性成分がその上に付着された該多孔質層(ウ
ォッシュコート)に被覆された超耐熱性構造(担体)か
らなるモノリスタイプ触媒。
【請求項13】 内燃機関、特に自動車エンジン、から
の排気ガスを処理する為の請求項1及び1何れか1
つに記載の触媒の使用方法。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)所望される最終生成物に対応する
    理論比でジルコニウムゾル及びセリウムゾルを混合し
    (該ジルコニウムゾルを構成する粒子の平均直径r1
    該セリウムゾルを構成する粒子の平均直径r2 に対する
    比rは少なくとも5である)、 (2)このようにして得られた混合物を次に噴霧乾燥
    し、 (3)最後に乾燥させた生成物をか焼する、段階を含む
    ことを特徴とするジルコニウム及びセリウムの混合酸化
    物を基とする組成物の製造方法。
  2. 【請求項2】 該ジルコニウムゾルを構成する粒子の平
    均直径が5〜500nmであることを特徴とする請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 該平均直径が10〜200nmであるこ
    とを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 該セリウムゾルを構成する粒子の平均直
    径が3〜100nmであることを特徴とする前記請求項
    何れか1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 該平均直径が5〜50nmであることを
    特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 該比rが10以上であることを特徴とす
    る前記請求項何れか1つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 該比rが20以上であることを特徴とす
    る請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 酸化ジルコニウム及び(又は)酸化セリ
    ウムの比表面積を熱安定化することが知られている成分
    から選択される3番目の成分(ドーピング成分)が該混
    合物に加えられることを特徴とする前記請求項何れか1
    つに記載の方法。
  9. 【請求項9】 該ドーピング成分が、希土類金属、とり
    わけイットリウム、ランタン、プラセオジム、ネオジ
    ム;アルカリ土類金属、とりわけマグネシウム、カルシ
    ウム、バリウム;アルミニウム;シリコン;トリウム;
    スカンジウム;ガリウム;ホウ素;チタン;バナジウ
    ム;ニオブ;タンタル;クロム又はビスマスから単独又
    は混合物として選択されることを特徴とする請求項8記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 該ドーピング成分が、ランタン、アル
    ミニウム、及びシリコンから単独又は混合物として選択
    されることを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 該か焼が700〜1000℃の温度で
    行なわれることを特徴とする前記請求項何れか1つに記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 該温度が800〜1000℃であるこ
    とを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 酸化物の形態で表して、51〜99重
    量%のジルコニウム及び1〜49重量%のセリウムを含
    有する組成物を得ることを特徴とする前記請求項何れか
    1つに記載の方法。
  14. 【請求項14】 酸化物の形態で表して、0.1〜20
    重量%、好ましくは1〜10重量%の上記ドーピング成
    分を更に含有する組成物を得ることを特徴とする請求項
    13記載の方法。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14何れか1つに記載の方
    法により得られる組成物の触媒又は触媒担体としての或
    はそれらを製造する為の使用方法。
  16. 【請求項16】 多孔質担体が、任意にアルミナとの混
    合物として、請求項1〜14何れか1つに記載の方法に
    より得られる組成物の少なくとも1種を含むことを特徴
    とする該多孔質担体及び触媒活性成分からなる触媒。
  17. 【請求項17】 多孔質層が、任意にアルミナとの混合
    物として、請求項1〜14何れか1つに記載の方法によ
    り得られる組成物の少なくとも1種を含むことを特徴と
    する、触媒活性成分がその上に付着された該多孔質層
    (ウォッシュコート)に被覆された超耐熱性構造(担
    体)からなるモノリスタイプ触媒。
  18. 【請求項18】 内燃機関、特に自動車エンジン、から
    の排気ガスを処理する為の請求項16及び17何れか1
    つに記載の触媒の使用方法。
JP6035176A 1993-02-10 1994-02-09 ジルコニウム及びセリウムの混合酸化物を基とする組成物の製造方法 Expired - Lifetime JPH0816015B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR93-01451 1993-02-10
FR9301451A FR2701472B1 (fr) 1993-02-10 1993-02-10 Procédé de préparation de compositions à base d'oxydes mixtes de zirconium et de cérium.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06316416A true JPH06316416A (ja) 1994-11-15
JPH0816015B2 JPH0816015B2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=9443901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6035176A Expired - Lifetime JPH0816015B2 (ja) 1993-02-10 1994-02-09 ジルコニウム及びセリウムの混合酸化物を基とする組成物の製造方法

Country Status (13)

Country Link
US (1) US5532198A (ja)
EP (1) EP0611192B1 (ja)
JP (1) JPH0816015B2 (ja)
KR (1) KR940019600A (ja)
AT (1) ATE167166T1 (ja)
AU (1) AU664506B2 (ja)
BR (1) BR9400473A (ja)
CA (1) CA2115304C (ja)
DE (1) DE69410845T2 (ja)
ES (1) ES2120581T3 (ja)
FI (1) FI940594A (ja)
FR (1) FR2701472B1 (ja)
ZA (1) ZA94840B (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09175823A (ja) * 1995-12-26 1997-07-08 Daihatsu Motor Co Ltd 耐熱性酸化物
WO1998029341A1 (fr) * 1996-12-27 1998-07-09 Anan Kasei Co., Ltd. Oxyde de compose zirconium et cerium, procede d'elaboration correspondant et co-catalyseur d'epuration des gaz
JPH10338525A (ja) * 1997-06-06 1998-12-22 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 複合酸化物
JPH11217220A (ja) * 1998-02-02 1999-08-10 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 複合酸化物、その製造方法及びそれを用いた排ガス浄化用触媒
JP2002003207A (ja) * 2000-04-27 2002-01-09 Haldor Topsoe As 水素リッチガスを製造する方法
WO2005070832A1 (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. 酸化物固溶体粉末
JP2006016237A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 多孔質酸化物粒子の製造方法
WO2008015992A1 (fr) 2006-07-31 2008-02-07 Honda Motor Co., Ltd. procédé de commande de système de réduction NOx
WO2009011236A1 (ja) 2007-07-17 2009-01-22 Honda Motor Co., Ltd. NOx浄化触媒
WO2009011237A1 (ja) 2007-07-17 2009-01-22 Honda Motor Co., Ltd. NOx浄化触媒
JP2009018309A (ja) * 2002-06-25 2009-01-29 Ford Global Technologies Llc ディーゼル・エンジン及びリーンバーン・ガソリン・エンジン用のSOxトラップの触媒組成、その触媒組成の使用方法、その触媒組成を有するディーゼル酸化触媒及び触媒付すすフィルター
JP2009091238A (ja) * 1996-11-14 2009-04-30 Wr Grace & Co Connecticut 酸化セリウムウオッシュコート
JP2010501346A (ja) * 2006-08-31 2010-01-21 ロデイア・オペラシヨン 担体上のナノメートル酸化セリウムで作製された高い被還元性を有する組成物、調製方法および触媒としての使用
US7662743B2 (en) 2006-07-31 2010-02-16 Honda Motor Co., Ltd. NOx purifying catalyst
JP2010519024A (ja) * 2007-02-23 2010-06-03 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 一酸化炭素の選択メタン化のための触媒及び方法
JP2014516763A (ja) * 2011-03-08 2014-07-17 ロデイア・オペラシヨン ジルコニウム、セリウムおよびニオブを含む組成物を触媒として用いて、酸化窒素(NOx)を含有するガスを処理する方法
JP2018161617A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 株式会社豊田中央研究所 メタン化触媒担体、それを用いたメタン化触媒及びメタンの製造方法
JPWO2017146015A1 (ja) * 2016-02-26 2018-12-06 日本曹達株式会社 光触媒構造体及びその製造方法
WO2023163205A1 (ja) * 2022-02-28 2023-08-31 東ソー株式会社 焼結体、焼結体の製造方法、粉末、及び、仮焼体

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2699524B1 (fr) * 1992-12-21 1995-02-10 Rhone Poulenc Chimie Composition à base d'un oxyde mixte de cérium et de zirconium, préparation et utilisation.
FR2720296B1 (fr) * 1994-05-27 1996-07-12 Rhone Poulenc Chimie Composés à base d'alumine, d'oxyde de cérium et d'oxyde de zirconium à réductibilité élevée, leur procédé de préparation et leur utilisation dans la préparation de catalyseurs.
JP3402542B2 (ja) * 1994-07-01 2003-05-06 株式会社豊田中央研究所 複合酸化物粉末の製造方法
CN1103631C (zh) * 1994-11-02 2003-03-26 安格罗美国研究实验室(私营)有限公司 催化剂
US5958827A (en) * 1995-12-07 1999-09-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Solid solution particle of oxides, a process for producing the same and a catalyst for purifying exhaust gases
US6326329B1 (en) 1996-02-21 2001-12-04 Asec Manufacturing Highly dispersed substantially uniform mixed-metal-oxide composite supports for exhaust conversion catalysts
US6423293B1 (en) 1996-09-06 2002-07-23 Ford Global Technologies, Inc. Oxygen storage material for automotive catalysts and process of using
US5898014A (en) * 1996-09-27 1999-04-27 Engelhard Corporation Catalyst composition containing oxygen storage components
US6248688B1 (en) * 1996-09-27 2001-06-19 Engelhard Corporation Catalyst composition containing oxygen storage components
DE69728341T2 (de) * 1996-10-07 2004-12-30 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho Verbundoxid, Verbundoxidträger und Katalysator
FR2756819B1 (fr) * 1996-12-06 1999-02-19 Rhodia Chimie Sa Composition a base d'oxyde de cerium ou d'oxydes de cerium et de zirconium, sous forme extrudee, son procede de preparation et son utilisation comme catalyseur
US6506705B2 (en) 1996-12-06 2003-01-14 Rhodia Chimie Composition based on cerium oxide or on cerium and zirconium oxides, in the extruded form, process for the preparation thereof and use thereof as catalyst
FR2757425B3 (fr) * 1996-12-23 1999-03-19 Rhodia Chimie Sa Procede de traitement de gaz d'echappement de moteurs a combustion interne fonctionnant avec un carburant contenant du soufre
JP3429967B2 (ja) * 1997-02-10 2003-07-28 ダイハツ工業株式会社 酸素吸蔵性セリウム系複合酸化物
US6037305A (en) * 1997-03-03 2000-03-14 Rhodia Chimie Use of Ce/Zr mixed oxide phase for the manufacture of styrene by dehydrogenation of ethylbenzene
US6133194A (en) * 1997-04-21 2000-10-17 Rhodia Rare Earths Inc. Cerium oxides, zirconium oxides, Ce/Zr mixed oxides and Ce/Zr solid solutions having improved thermal stability and oxygen storage capacity
US5888464A (en) * 1997-04-08 1999-03-30 Engelhard Corporation Catalyst composition containing an intimately combined cerium-zirconium oxide
DE19714707A1 (de) * 1997-04-09 1998-10-15 Degussa Sauerstoff speicherndes Material mit hoher Temperaturstabilität sowie Verfahren zu seiner Herstellung
GB9813367D0 (en) * 1998-06-22 1998-08-19 Johnson Matthey Plc Catalyst
JP2000167402A (ja) 1998-12-09 2000-06-20 Daihatsu Motor Co Ltd 排気ガス浄化用触媒
US6204219B1 (en) 1999-07-29 2001-03-20 W. R. Grace & Co.-Conn. Thermally stable support material and method for making the same
JP4443685B2 (ja) * 1999-09-10 2010-03-31 三井金属鉱業株式会社 排気ガス浄化用助触媒の製造方法
US6455182B1 (en) * 2001-05-09 2002-09-24 Utc Fuel Cells, Llc Shift converter having an improved catalyst composition, and method for its use
JP4345909B2 (ja) * 2001-12-11 2009-10-14 吟也 足立 低温酸化還元能を有する複合酸化物とその製造方法
US20030186805A1 (en) * 2002-03-28 2003-10-02 Vanderspurt Thomas Henry Ceria-based mixed-metal oxide structure, including method of making and use
US20060233691A1 (en) * 2005-03-28 2006-10-19 Vanderspurt Thomas H Durable catalyst for processing carbonaceous fuel, and the method of making
FR2841547B1 (fr) 2002-06-26 2005-05-06 Rhodia Elect & Catalysis Composition a base d'oxyde de zirconium et d'oxydes de cerium, de lanthane et d'une autre terre rare, son procede de preparation et son utilisation comme catalyseur
KR20040044024A (ko) * 2002-11-20 2004-05-27 한국과학기술연구원 나노 크기 Y₂O₃가 첨가된 ZrO₂분말의 제조방법
EP1433745A2 (en) * 2002-12-26 2004-06-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Catalyst for the removal of carbon monoxide, its method of manufacture and its uses
FR2852596B1 (fr) * 2003-03-18 2007-02-23 Rhodia Elect & Catalysis Composition a base d'oxydes de cerium et de zirconium a surface specifique stable entre 900 c et 1000 c, son procede de preparation et son utilisation comme catalyseur
FR2852591B1 (fr) * 2003-03-18 2006-06-16 Rhodia Elect & Catalysis Composition a base d'oxyde de zirconium et d'oxyde de cerium a temperature maximale de reductibilite reduite, son procede de preparation et son utilisation comme catalyseur
FR2852592B1 (fr) * 2003-03-18 2007-02-23 Rhodia Elect & Catalysis Compositions a base d'un oxyde de cerium, d'un oxyde de zirconium et, eventuellement d'un oxyde d'une autre terre rare, a surface specifique elevee a 1100 c, leur procede de preparation et leur utilisation comme catalyseur
US6932848B2 (en) * 2003-03-28 2005-08-23 Utc Fuel Cells, Llc High performance fuel processing system for fuel cell power plant
JP4660135B2 (ja) * 2004-07-26 2011-03-30 第一稀元素化学工業株式会社 ジルコニア系多孔質体及びその製造方法
DE102004040548A1 (de) * 2004-08-21 2006-02-23 Umicore Ag & Co. Kg Verfahren zum Beschichten eines Wandflußfilters mit feinteiligen Feststoffen und damit erhaltenes Partikelfilter und seine Verwendung
US7468465B2 (en) * 2005-05-31 2008-12-23 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Method of making mixed metal oxide containing sulfur
US7173158B2 (en) * 2005-05-31 2007-02-06 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Mixed metal oxide containing sulfur
US8119075B2 (en) * 2005-11-10 2012-02-21 Basf Corporation Diesel particulate filters having ultra-thin catalyzed oxidation coatings
JP4714568B2 (ja) * 2005-11-22 2011-06-29 マツダ株式会社 排気ガス浄化用触媒及びその製造方法
JP4851190B2 (ja) * 2006-01-13 2012-01-11 戸田工業株式会社 排気ガス浄化用触媒
US20080120970A1 (en) 2006-11-29 2008-05-29 Marcus Hilgendorff NOx Storage Materials and Traps Resistant to Thermal Aging
KR101593683B1 (ko) * 2008-02-12 2016-02-12 가부시키가이샤 산도쿠 복합 산화물
FR2942151B1 (fr) * 2009-02-13 2011-08-05 Peugeot Citroen Automobiles Sa Catalyseur pour le vaporeformage d'hydrocarbures
PL2505263T3 (pl) * 2009-11-25 2020-06-29 Solvay Special Chem Japan, Ltd. Tlenek złożony, sposób jego wytwarzania i katalizator do oczyszczania spalin
FR2967993B1 (fr) * 2010-11-30 2018-04-06 Rhodia Operations Composition a base d'oxyde de zirconium et d'au moins un oxyde d'une terre rare autre que le cerium, a porosite specifique, ses procedes de preparation et son utilisation en catalyse
KR101507325B1 (ko) * 2013-12-20 2015-03-31 희성촉매 주식회사 배기가스 정화용 촉매 부재 및 워시코트
SI24659A (sl) 2014-03-20 2015-09-30 Institut "Jožef Stefan" Metoda za sintezo tankih plasti tetragonalnega cirkonijevega oksida primernega za katalitične naprave
KR101828791B1 (ko) * 2016-07-27 2018-02-13 한국화학연구원 개질반응용 내열성 개선 모노리스 촉매

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3830756A (en) 1972-08-04 1974-08-20 Grace W R & Co Noble metal catalysts
DE2647701A1 (de) * 1975-10-22 1977-04-28 Atomic Energy Authority Uk Sole und gele und verfahren zu ihrer herstellung
JPS59162173A (ja) * 1983-03-07 1984-09-13 東ソー株式会社 ジルコニア焼結体
FR2590887B1 (fr) * 1985-12-02 1990-09-07 Rhone Poulenc Spec Chim Composition a base d'oxyde de zirconium et procede de preparation
GB2185011B (en) * 1985-12-25 1990-10-31 Takeda Chemical Industries Ltd Zirconium sols and gels
US4820667A (en) * 1986-08-18 1989-04-11 Ngk Insulators, Ltd. High strength zirconia ceramic
US5004711A (en) * 1987-12-09 1991-04-02 Harshaw/Filtrol Partnership Process of producing colloidal zirconia sols and powders using an ion exchange resin
GB8809608D0 (en) * 1988-04-22 1988-05-25 Alcan Int Ltd Sol-gel method of making ceramics
US5275759A (en) * 1989-02-10 1994-01-04 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co., Ltd. Zirconia sol, method for production thereof, porous ceramic-producing slurry, and porous ceramic product obtained by use thereof
WO1990014888A1 (en) 1989-06-09 1990-12-13 N.E. Chemcat Corporation Exhaust gas purifying catalyst excellent in thermal resistance and method of production thereof
JP2578219B2 (ja) * 1989-10-18 1997-02-05 日産自動車株式会社 排ガス浄化用触媒の製造方法
JPH06500428A (ja) 1990-09-14 1994-01-13 トムソン コンシューマー エレクトロニクス ソシエテ アノニム 給電線接続用装置
JP3103645B2 (ja) 1992-01-30 2000-10-30 株式会社三徳 酸素吸収・放出能を有するセリウム及びジルコニウム含有複合酸化物及びその製造法
FR2699524B1 (fr) 1992-12-21 1995-02-10 Rhone Poulenc Chimie Composition à base d'un oxyde mixte de cérium et de zirconium, préparation et utilisation.

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2840054B2 (ja) * 1995-12-26 1998-12-24 ダイハツ工業株式会社 耐熱性酸化物
JPH09175823A (ja) * 1995-12-26 1997-07-08 Daihatsu Motor Co Ltd 耐熱性酸化物
JP2009091238A (ja) * 1996-11-14 2009-04-30 Wr Grace & Co Connecticut 酸化セリウムウオッシュコート
WO1998029341A1 (fr) * 1996-12-27 1998-07-09 Anan Kasei Co., Ltd. Oxyde de compose zirconium et cerium, procede d'elaboration correspondant et co-catalyseur d'epuration des gaz
US6171572B1 (en) 1996-12-27 2001-01-09 Anan Kasei Co., Ltd. Method for preparing a zirconium-cerium composite oxide
JPH10338525A (ja) * 1997-06-06 1998-12-22 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 複合酸化物
JPH11217220A (ja) * 1998-02-02 1999-08-10 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 複合酸化物、その製造方法及びそれを用いた排ガス浄化用触媒
JP2002003207A (ja) * 2000-04-27 2002-01-09 Haldor Topsoe As 水素リッチガスを製造する方法
JP2009018309A (ja) * 2002-06-25 2009-01-29 Ford Global Technologies Llc ディーゼル・エンジン及びリーンバーン・ガソリン・エンジン用のSOxトラップの触媒組成、その触媒組成の使用方法、その触媒組成を有するディーゼル酸化触媒及び触媒付すすフィルター
JP4906348B2 (ja) * 2004-01-21 2012-03-28 三井金属鉱業株式会社 セリウム系研摩材及びその研摩方法
CN100410176C (zh) * 2004-01-21 2008-08-13 三井金属鉱业株式会社 氧化物固溶体粉末
WO2005070832A1 (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. 酸化物固溶体粉末
JP2006016237A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 多孔質酸化物粒子の製造方法
US8186149B2 (en) 2006-07-31 2012-05-29 Honda Motor Co., Ltd. Method for controlling NOx reduction system
US7662743B2 (en) 2006-07-31 2010-02-16 Honda Motor Co., Ltd. NOx purifying catalyst
WO2008015992A1 (fr) 2006-07-31 2008-02-07 Honda Motor Co., Ltd. procédé de commande de système de réduction NOx
JP2010501346A (ja) * 2006-08-31 2010-01-21 ロデイア・オペラシヨン 担体上のナノメートル酸化セリウムで作製された高い被還元性を有する組成物、調製方法および触媒としての使用
JP2010519024A (ja) * 2007-02-23 2010-06-03 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 一酸化炭素の選択メタン化のための触媒及び方法
WO2009011237A1 (ja) 2007-07-17 2009-01-22 Honda Motor Co., Ltd. NOx浄化触媒
WO2009011236A1 (ja) 2007-07-17 2009-01-22 Honda Motor Co., Ltd. NOx浄化触媒
US8372366B2 (en) 2007-07-17 2013-02-12 Honda Motor Co., Ltd. NOx purifying catalyst
US8425869B2 (en) 2007-07-17 2013-04-23 Honda Motor Co., Ltd. NOx purifying catalyst
JP2014516763A (ja) * 2011-03-08 2014-07-17 ロデイア・オペラシヨン ジルコニウム、セリウムおよびニオブを含む組成物を触媒として用いて、酸化窒素(NOx)を含有するガスを処理する方法
JPWO2017146015A1 (ja) * 2016-02-26 2018-12-06 日本曹達株式会社 光触媒構造体及びその製造方法
JP2018161617A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 株式会社豊田中央研究所 メタン化触媒担体、それを用いたメタン化触媒及びメタンの製造方法
WO2023163205A1 (ja) * 2022-02-28 2023-08-31 東ソー株式会社 焼結体、焼結体の製造方法、粉末、及び、仮焼体

Also Published As

Publication number Publication date
ES2120581T3 (es) 1998-11-01
JPH0816015B2 (ja) 1996-02-21
DE69410845T2 (de) 1999-01-14
EP0611192A1 (fr) 1994-08-17
FI940594A0 (fi) 1994-02-09
US5532198A (en) 1996-07-02
FI940594A (fi) 1994-08-11
BR9400473A (pt) 1994-09-27
EP0611192B1 (fr) 1998-06-10
FR2701472B1 (fr) 1995-05-24
AU5392594A (en) 1994-08-18
FR2701472A1 (fr) 1994-08-19
CA2115304A1 (fr) 1994-08-11
DE69410845D1 (de) 1998-07-16
ZA94840B (en) 1994-09-05
ATE167166T1 (de) 1998-06-15
AU664506B2 (en) 1995-11-16
CA2115304C (fr) 1999-08-10
KR940019600A (ko) 1994-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06316416A (ja) ジルコニウム及びセリウムの混合酸化物を基とする組成物の製造方法
JPH06279027A (ja) ジルコニウム及びセリウムの混合酸化物を基とする組成物、その合成方法並びに使用方法
KR100693956B1 (ko) 산화지르코늄 및 세륨, 란타늄 및 기타 희토류의 산화물기재의 조성물, 그의 제조 방법 및 촉매로서의 그의 용도
JP3016865B2 (ja) 混合セリウムないしジルコニウム酸化物,並びにこれらの製造方法及び使用方法
US6165934A (en) Material and system for catalytic reduction of nitrogen oxide in an exhaust stream of a combustion process
JP3490456B2 (ja) 酸化ジルコニウムと酸化セリウムを基材とした組成物、その製造法及び用途
US5877106A (en) Stabilized crystalline alumina compositions
KR101431919B1 (ko) 비다공도를 갖는, 산화세륨 및 산화지르코늄을 포함하는 조성물, 그의 제조 방법 및 촉매작용에서의 그의 용도
JP5326001B2 (ja) アルミナまたはオキシ水酸化アルミニウム基材上にランタンペロブスカイトを含む組成物、調製方法および触媒における使用
EP2160357B1 (en) High specific surface area mixed oxide of cerium and of another rare earth, preparation method and use in catalysis
KR880001778B1 (ko) 촉매지지체 코우팅용 알루미나 조성물에 의한 촉매지지체의 코우팅 방법 및 이와같이 수득된 촉매지지체
JP3623517B2 (ja) セリウム酸化物及びジルコニウム酸化物を基とし、高い比表面積及び高い酸素貯蔵能力を有する組成物並びにその製造方法
JP4459170B2 (ja) 酸化セリウム及び酸化ジルコニウムを基材とし900℃〜1000℃で安定な比表面積を有する組成物、その製造方法並びにそれらの触媒としての使用
US6051529A (en) Ceric oxide washcoat
JPH08224469A (ja) 高耐熱性触媒担体とその製造方法及び高耐熱性触媒とその製造方法
JPH06211525A (ja) 酸化第二セリウムをベースにした組成物、製法及び用途
US5919727A (en) Ceric oxide washcoat
KR100219259B1 (ko) 제2세륨 산화물 기재 조성물,이의제조방법및용도
JP4191044B2 (ja) ジルコニウム及びチタンをベースとする酸化物を調製する方法、この方法により得られる酸化物、及びこの酸化物の触媒としての使用
WO1997025275A1 (en) Stabilized delta-alumina compositions, and catalyst supports and systems made therefrom
JP2013541414A (ja) 硫黄耐性触媒担体材料

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960827