JPH06275800A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH06275800A
JPH06275800A JP6055893A JP6055893A JPH06275800A JP H06275800 A JPH06275800 A JP H06275800A JP 6055893 A JP6055893 A JP 6055893A JP 6055893 A JP6055893 A JP 6055893A JP H06275800 A JPH06275800 A JP H06275800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
transistor
nand
type transistor
potential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6055893A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3207592B2 (ja
Inventor
Riichiro Shirata
理一郎 白田
Masaki Momotomi
正樹 百冨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6055893A priority Critical patent/JP3207592B2/ja
Priority to KR1019940005413A priority patent/KR960016802B1/ko
Priority to US08/210,288 priority patent/US6151249A/en
Publication of JPH06275800A publication Critical patent/JPH06275800A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3207592B2 publication Critical patent/JP3207592B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0483Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells having several storage transistors connected in series
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/12Programming voltage switching circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2列のNANDセルで1本のビット線及び1
つのドレインコンタクトを用いたものにおいて、メモリ
セルの誤書き込みが生じるのを未然に防止することがで
き、信頼性の向上をはかり得るEEPROMを提供する
こと。 【構成】 浮遊ゲートと制御ゲートを有するメモリセル
を直列に接続して構成された複数個のNANDセルと、
これらのNANDセルの2つを1組とし、各組で一方側
の各端部と同一のビット線BLとの間にそれぞれ接続さ
れた第1の選択トランジスタと、他方側の各端部とソー
ス線SLとの間にそれぞれ接続された第2の選択トラン
ジスタとを備えたEEPROMにおいて、第1及び第2
の選択トランジスタは、それぞれE型トランジスタとD
型トランジスタを直列に接続されて構成され、かつ同一
組のNANDセルでE型トランジスタとD型トランジス
タの配置が逆であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浮遊ゲート等の電荷蓄
積層と制御ゲートを有する電気的書替え可能なメモリセ
ルを用いた不揮発性半導体記憶装置(EEPROM)に
係わり、特にNANDセル構成のメモリセルアレイを有
するEEPROMに関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりEEPROMの一つとして、高
集積化が可能なNAND型EEPROMが知られてい
る。これは、複数のメモリセルをそれらのソース,ドレ
インを隣接するもの同士で共用する形で直列接続し、こ
れを一単位としてビット線に接続するものである。メモ
リセルは通常、浮遊ゲートと制御ゲートが積層されたM
OS構造を有する。NANDセルのドレイン側は選択ゲ
ートを介してビット線に接続され、ソース側はやはり選
択ゲートを介してソース線(基準電位配線)に接続され
る。メモリセルの制御ゲートは、行方向に連続的に配設
されてワード線となる。
【0003】近年、NAND型EEPROMの改良とし
て、選択ゲートの工夫によりビット線とドレインコンタ
クト数を少なくしたEEPROMが提案されている(特
開平2-74069号公報)。これは、ビット線がドレインコ
ンタクトホールを介してドレイン拡散層に接続され、該
ドレイン拡散層と接続するように第1の選択トランジス
タが2列で配置され、第1の選択トランジスタがエンハ
ンスメント型トランジスタとディプレッション型トラン
ジスタで適宜直列に接続されて構成され、ソース線がビ
ット線と直交するように配置され、ソース線と接続する
ように第2の選択トランジスタが1列で配置され、2列
の第1の選択トランジスタと1列の第2の選択トランジ
スタ間を接続するように浮遊ゲートと制御ゲートを有す
る複数のセルトランジスタが直列に接続されて構成され
ている。
【0004】この構成により、2列の選択トランジスタ
に対して1本のビット線と1つのドレインコンタクトで
済むことになり、ビット線の本数とドレインコンタクト
ホールの数を少なくしてワード線方向の集積化をはかる
ことができる。
【0005】しかしながら、この種の装置にあっては、
データ書込みの際に誤書き込みが生じると言う問題があ
った。この問題を図7を参照して説明する。図7に示す
ような特開平2−74069号公報におけるEEPRO
Mにおいては、データの書込み時、ビット線BLを20
V、第1の選択トランジスタのゲート電位SG1=
“H”,SG2=0V、第2の選択トランジスタのゲー
ト電位SG3=0V、書込みすべきメモリセルの制御ゲ
ート電位CG1=0V、書き込みすべきメモリセルより
ドレインコンタクト側のメモリセルの制御ゲートは20
V、その他のメモリセルの制御ゲート電位CG2=0V
に設定する。
【0006】この場合、第1の選択トランジスタは左側
がオンになり、右側はオフになり、第2の選択トランジ
スタは共にオフとなる。書込みすべきメモリセルのドレ
インは20V,ゲートは0Vであるから、メモリセルの
浮遊ゲートから電子が注入され、しきい値が変化する。
即ち、書込みが行われる。一方、右側のNANDセルで
はソース・ドレイン拡散層がフローティングであるか
ら、書き込みすべきメモリセルよりドレインコンタクト
側のメモリセルの制御ゲートが20Vであっても電子は
注入されずしきい値は変化しない。
【0007】ところが、実際の使用に際して基板温度が
上がり、例えば80℃程度の高温になると、Si基板側
で電子・正孔対が発生しやすくなり、これにより発生し
た電子が浮遊ゲートに注入され、又は浮遊ゲートから電
子が放出され、しきい値が変化する。つまり、誤書き込
みを生じる。これは、例えば結晶欠陥に起因するもので
あり、結晶欠陥が多いと常温でも起こり得る。従って、
結晶欠陥のないプロセスが必要となるが、それを実現し
ようとするとプロセスマージンが下がってしまうという
問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、2列
のNANDセルで1本のビット線及び1つのドレインコ
ンタクトを用いたEEPROMにおいては、非選択のメ
モリセルのソース・ドレインがフローティングであるた
め、基板側で発生した電子が浮遊ゲートに注入されて誤
書き込みが生じる問題があった。
【0009】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、2列のNANDセルで
1本のビット線及び1つのドレインコンタクトを用いた
場合においても、書込みすべきでないメモリセルに電子
が注入されて誤書き込みが生じるのを未然に防止するこ
とができ、信頼性の向上をはかり得るEEPROMを提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために次のような構成を採用している。即ち本発
明は、電荷蓄積層と制御ゲートを有するメモリセルを複
数個直列に接続して構成されたNANDセルが複数個配
置された不揮発性半導体記憶装置において、NANDセ
ルの素子分離領域を挟んで隣り合う2つを1組とし、各
組で一方側のNANDセルの各端部と1組で共有化した
ビット線との間にそれぞれ第1の選択トランジスタを接
続し、他方側のNANDセルの各端部とソース線との間
にそれぞれ第2の選択トランジスタを接続し、同一組の
第1の選択トランジスタの各ゲートを異なるゲート線に
接続し、かつ同一組の第2の選択トランジスタの各ゲー
トを異なるゲート線に接続したことを特徴としている。
【0011】また本発明は、電荷蓄積層と制御ゲートを
有するメモリセルを複数個直列に接続して構成されたN
ANDセルが複数個配置され、これらのNANDセルの
素子分離領域を挟んで隣り合う2つを1組とし、各組で
一方側のNANDセルの各端部と前記1組で共有化した
ビット線との間にそれぞれ接続された第1の選択手段
と、他方側のNANDセルの各端部とソース線との間に
それぞれ接続された第2の選択手段とを備えた不揮発性
半導体記憶装置において、第1の選択手段は、エンハン
スメント型トランジスタとディプレッション型トランジ
スタを直列に接続して構成され、かつ同一組のNAND
セルでエンハンスメント型トランジスタとディプレッシ
ョン型トランジスタの配置が逆であり、第2の選択手段
は、エンハンスメント型トランジスタとディプレッショ
ン型トランジスタを直列に接続して構成され、かつ同一
組のNANDセルでエンハンスメント型トランジスタと
ディプレッション型トランジスタの配置が逆であること
を特徴としている。
【0012】また本発明は、上記構成の半導体不揮発性
記憶装置において、データ書込みの際に、書込みすべき
メモリセルの制御ゲートを書込み電位に設定し、書き込
むべデータに応じてビット線を高電位又は低電位に設定
し、ソース線の電位を書込みすべきメモリセルのゲート
書込み電位とビット線における低電位との間の電位に設
定し、1組のNANDセルのうちの一方のNANDセル
のみ書き込み、次に他方のNANDセルを書き込むよう
にし、書込みすべきセルを含むNANDセル側の第1の
選択手段をオンすると共に、第2の選択手段をオフし、
書込みすべきセルを含まないNANDセル側の第1の選
択手段をオフすると共に、第2の選択手段をオンするこ
とを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明によれば、書き込むべきメモリセル(選
択セル)を含まないNANDセルでは第2の選択トラン
ジスタをオンして選択セルと同一のワード線に接続され
た非選択セルのソース,ドレイン拡散層をフローティン
グではなくソース電位が転送されるようにしている。ま
た、第2の選択手段をエンハンスメント型とディプレッ
ション型の2つのトランジスタの直列回路で構成し、書
き込むべきメモリセル(選択セル)を含まないNAND
セルでは第2の選択手段をオンして選択セルと同一のワ
ード線に接続された非選択セルのソース,ドレイン拡散
層をフローティングではなくソース電位が転送されるよ
うにしている。従って、書込み時におけるソース線の電
位を十分に高くしておくことにより、基板側で発生した
電子が浮遊ゲートに侵入するの防止することができ、誤
書き込みを未然に防止することが可能となる。
【0014】
【実施例】実施例を説明する前に、本発明の基本原理に
ついて説明する。
【0015】図1は本発明の基本構成を示す回路図であ
る。ビット線BLに2列で第1の選択トランジスタが接
続され、ソース線SLに2列で第2の選択トランジスタ
が接続されている。左側の列において、第1の選択トラ
ンジスタはエンハンスメント型(以下、E型と略記す
る)トランジスタS11とディプレッション型(以下、D
型と略記する)トランジスタS12を直列接続して構成さ
れ、第2の選択トランジスタはD型トランジスタS13と
E型トランジスタS14を直列接続して構成されている。
右側の列において、第1の選択トランジスタはD型トラ
ンジスタS21とE型トランジスタS22を直列接続して構
成され、第2の選択トランジスタはE型トランジスタS
23とD型トランジスタS24を直列接続して構成されてい
る。
【0016】そして、左側の列の第1の選択トランジス
タと第2の選択トランジスタ間には、浮遊ゲートと制御
ゲートを有するメモリセルM11,M12が直列接続され
て、右側の列の第1の選択トランジスタと第2の選択ト
ランジスタ間には、浮遊ゲートと制御ゲートを有するメ
モリセルM21,M22が直列接続されている。
【0017】データ書込みの際には、ビット線BLを0
V、第1の選択トランジスタのゲート電位SG1=12
V,SG2=0V、第2の選択トランジスタのゲート電
位SG3=12V,SG4=0V、書込みすべきメモリ
セルM11の制御ゲート電位CG1=20V、その他のメ
モリセルM13の制御ゲート電位CG2=12Vに設定す
る。
【0018】この場合、第1の選択トランジスタは左側
がオンで右側はオフになり、第2の選択トランジスタは
左側がオフで右側がオンとなる。書込みすべきメモリセ
ルM11のドレインは0V,ゲートは20Vであるから、
浮遊ゲートに電子が注入され、しきい値が変化する。即
ち、書込みが行われる。一方、右側のメモリセルM21で
は、第2の選択トランジスタがオンであることから、ソ
ース・ドレイン拡散層がフローティングではなく10V
となり、M11に比してゲートに対する電位差が小さくな
る。この程度の小さい電位差では、浮遊ゲートに電子は
注入されず書き込みは行われない。つまり、誤書き込み
が防止されることになるのである。以下、本発明の詳細
を図示の実施例によって説明する。
【0019】図2及び図3は、本発明の一実施例に係わ
るEEPROMを説明するためのもので、図2(a)は
平面図(セルアレイを上から見た図)、図2(b)は
(a)の矢視A−A′断面図、図3は回路構成図であ
る。
【0020】図2において、1aはSiからなる基板で
あり、この基板1a上には基板1aと逆導電型のウェル
1bが設けられている。ウェル1bの表面には、コンタ
クト部のドレイン拡散層2とソース・ドレイン拡散層3
が形成されている。ウェル1b上には、SiO2 からな
るゲート酸化膜15aを介してポリSiからなる浮遊ゲ
ート(電荷蓄積層)4aが形成され、その上には、Si
2 からなるシリコン酸化膜17aを介してポリSiか
らなる制御ゲート5aが形成されている。さらに、ウェ
ル1b上には、SiO2 からなる選択トランジスタ用ゲ
ート酸化膜15bを介してポリSiからなる制御ゲート
4bが形成され、その上にはSiO2 からなるシリコン
酸化膜17aを介してポリSiからなる配線5bが形成
されている。
【0021】これらのゲート4a,4b,5a,5bを
形成した基板上はSiO2 からなる層間絶縁膜6により
覆われ、層間絶縁膜6上にAlからなる配線層7が形成
されている。この配線層7は、ビット線7aとして機能
するものである。そして、Al配線層7を形成した基板
表面はPSGからなるカバー膜8で覆われている。
【0022】なお、図中の9は例えばSiO2 からなる
フィールド酸化膜、10はドレインコンタクトホール、
11はE型トランジスタ、12はD型トランジスタ、1
3aは第1の選択トランジスタ用ゲート電極のワード
線、13bは第2の選択トランジスタ用ゲート電極のワ
ード線、13cはメモリセルの制御ゲート電極のワード
線、14はセルトランジスタを示している。
【0023】このような素子構造から、図3に示す回路
が構成されている。即ち、ビット線7aがドレインコン
タクトホール10を介してドレイン拡散層に接続され、
ドレイン拡散層と接続するように第1の選択トランジス
タ20が2列で配置され、ソース線22がビット線7a
と直交するように配置され、ソース線22と接続するよ
うに第2の選択トランジスタ21が2列で配置され、2
列の選択トランジスタ20,21間にそれぞれ複数のセ
ルトランジスタ14を直列接続したNANDセルが配置
されている。
【0024】ここで、第1及び第2の選択トランジスタ
20,21は、それぞれE型トランジスタ11とD型ト
ランジスタ12を直列接続して構成され、E型とD型の
配置は図3に示すようになっている。
【0025】次に、本実施例におけるEEPROMの製
造方法について説明する。まず、図4(a)に示すよう
に、Si基板1aの表面に基板1aと逆導電型のウェル
1bを形成した後、フィールド素子分離形成を行う。こ
こで、図2(a)に示すフィールド酸化膜領域9が絶縁
領域となる。
【0026】次いで、セルトランジスタのチャネル用イ
オン注入をウェル1bのセルトランジスタ領域に、また
E型トランジスタ11並びにD型トランジスタ12のチ
ャネル用のイオン注入をウェル1bの選択トランジスタ
領域に行う。続いて、熱酸化法によりゲート酸化膜15
bを形成し、さらにメモリセルトランジスタ部に当たる
領域のゲート酸化膜15bのみを選択的にエッチングす
る。その後、メモリセルトランジスタ用のゲート酸化膜
15aを熱酸化法により形成する。ここで、ゲート酸化
膜15bは選択トランジスタ用ゲート酸化膜となる。
【0027】次いで、図4(b)に示すように、ゲート
酸化膜15a及び15b上にCVD法によりポリシリコ
ンを堆積し、RIE法によりポリシリコンの不要な部分
を選択的にエッチングして第1のポリシリコン膜16を
形成する。続いて、熱酸化法により第1のポリシリコン
膜16を酸化してシリコン酸化膜17aを形成した後、
CVD法により全面を覆うようにポリシリコンを堆積し
て第2のポリシリコン膜18を形成する。
【0028】次いで、図4(c)に示すように、第2の
ポリシリコン膜18を選択的にパターニングした後、第
1のポリシリコン膜16をセルフアラインでパターニン
グする。このとき、第1のポリシリコン膜16がセルト
ランジスタの浮遊ゲート4aとなり、シリコン酸化膜1
7aを介して第1のポリシリコン膜16上に形成された
第2のポリシリコン膜18が制御ゲート5aとなる。ま
た、ゲート酸化膜15b上に形成された第1のポリシリ
コン膜16が、E型トランジスタ11及びD型トランジ
スタ12のゲート4bとなる。
【0029】なお、E型トランジスタ11及びD型トラ
ンジスタ12のゲート4bは、セルアレイ中の所々で第
2のポリシリコンからなる配線5bにコンタクトを取り
低抵抗化されている。
【0030】次いで、熱酸化法により第1のポリシリコ
ン膜16及び第2のポリシリコン膜18を酸化してシリ
コン酸化膜17bを形成した後、イオン注入法によりド
レイン拡散層2及びソース・ドレイン拡散層3を形成す
る。その後、CVD法により全面を覆うようにパッシベ
ーション膜19を形成する。
【0031】次いで、ドレイン拡散層2上のパッシベー
ション膜19及びゲート酸化膜15bを選択的にエッチ
ングしてドレインコンタクトホール10を形成した後、
スパッタ法により全面にAlを堆積して、ドレインコン
タクトホール10を介してドレイン拡散層2とコンタク
トを取るように配線層7を形成する。そして、CVD法
により全面を覆うようにカバー膜8を形成することによ
り、図2,図3に示したEEPROMが完成する。
【0032】このように本実施例では、図2,図3に示
すように、ビット線7aをドレインコンタクトホール1
0を介してドレイン拡散層2に接続し、ドレイン拡散層
2と接続するように第1の選択トランジスタ20を1本
のビット線7aに対して2列で配置し、この第1の選択
トランジスタ20をE型トランジスタ11とD型トラン
ジスタ12で適宜直列に接続して構成し、ソース線22
と接続するように第2の選択トランジスタ21を2列で
配置し、2列の第1の選択トランジスタ20と2列の第
2の選択トランジスタ21間を接続するように浮遊ゲー
ト4aと制御ゲート4bを有する複数のセルトランジス
タ14を直列に接続して配置するように構成している。
【0033】このため、ビット線7aは、フィールド素
子分離領域9を隔てて隣り合う2列の複数のセルトラン
ジスタ14の拡散層2,3で共有する形となり、ビット
線7aの本数を従来方式の半分にすることができる。従
って、ビット線7aの線幅及び線間隔を従来の2倍にす
ることができ、これにより線切れ及びビット線間のショ
ートによる歩留まりの低下を防ぐことができる。
【0034】次に、本実施例におけるEEPROMの動
作原理について、図3を参照して説明する。ここでは、
ドレインコンタクトホール10側の2列の第1の選択ト
ランジスタ20をE型トランジスタ11とD型トランジ
スタ12で適宜直列に接続して構成し、さらにソース側
の2列の第2の選択トランジスタ21をE型トランジス
タ11とD型トランジスタ12で適宜直列に接続して構
成し、2列の複数のセルトランジスタ14を結線してお
り、この状態で複数のメモリセルトランジスタ及び複数
の選択トランジスタ列A,B,C,Dがそれぞれ選択で
きればよい。
【0035】即ち、ビット線7aを“H”にし、(2) ,
(1)',(2)'のラインを0Vにし、これらのラインに接続
されたE型トランジスタ11をオフにし、 (1)のライン
を“H”にしてこのラインに接続されたE型トランジス
タ11をオンにすると(D型トランジスタ12は常にオ
ン)、B列のみが選択され、ビット線7aの電位がB列
に転送され、他の列はビット線7aから切り離される。
同様に、(2) のラインを“H”でそれ以外のラインを0
VにするとA列、(1)'のラインを“H”でそれ以外のラ
インを0VにするとD列、(2)'のラインを“H”でそれ
以外のラインを0VにするとC列が選択される。
【0036】一方、(3)',(4)'のラインを0Vにし、こ
れらのラインに接続されたE型トランジスタ11をオフ
にし、(3) のラインを“H”にしてE型トランジスタ1
1をオンにすると(D型トランジスタ12は常にオ
ン)、B列のみが選択され、ソース線22の電位がB列
に転送され、他の列はソース線22から切り離される。
同様に、(4) のラインを“H”でそれ以外のラインを0
VにするとA列、(3)'のラインを“H”でそれ以外のラ
インを0VにするとD列、(4)'のラインを“H”でそれ
以外のラインを0VにするとC列が選択される。
【0037】データ書き込み時に例えばA列を選択する
とすると、(2) のラインと(3) のラインを“H”にし、
A列をビット線7aに接続すると共に,ソース線22か
ら切り離し、B列をビット線7aから切り離すと共に、
ソース線22に接続する。
【0038】次に、本実施例における消去,書込み,読
出し動作の原理について、図5を用いて具体的に説明す
る。ここでは、図5に示す点線部分M1,M2のセルト
ランジスタ14を同時に選択し、書き込み,消去,読込
みを行うものとする。なお、SLはソース線22で、S
G1,SG2,SG1',SG2'は第1の選択トランジス
タ20のワード線13aで、SG3,SG4は第2の選
択トランジスタ21のワード線13bで、W1,W2,
W3はセルトランジスタ14のワード線13cである。
また、n型基板1a上にpウェル1bを設けた場合の消
去,書込み,読出し動作について説明するが、p型基板
1a上にn型ウェル1bを設けた場合には電圧関係の正
負を逆転させるとよい。
【0039】まず、消去動作を説明する。この場合、n
型基板1aとp型ウェル1bに12〜24V程度の高い
プログラム電圧VPP(E) を与える。一方、第1と第2の
選択トランジスタ(図5ではSG1,SG2とSG4,
SG3)で挟まれたメモリトランジスタの制御ゲート5
aにつながるW1,W2,W3のワード線13cを0V
にする。これにより、第1と第2の選択トランジスタで
挟まれたメモリトランジスタブロック(A,B,C,
D,…)では浮遊ゲート4aからソース・ドレイン拡散
層3及びチャネル部にトンネル電子が流れ、しきい値が
0Vより低くなり消去が完了する。
【0040】消去させないブロックでは、メモリトラン
ジスタの制御ゲート5aにつながるワード線13cはp
型ウェル1bと同電位にする。これにより、消去されな
い。1つのp型ウェル1b内に設けられている全ての選
択トランジスタのゲート4bにつながるワード線13
a,13bには0VとVPP(E) の間の値に設定した電位
を与えておく。また、ビット線7cとソース線22は、
消去時はフローティングにする。
【0041】次に、書込みを行う場合について説明す
る。M1のセルに“0”データを、M2のセルに“1”
データを同時に書き込むとする。ここで、“1”データ
はセルトランジスタのしきい値が0Vより低い状態を言
い、“0”データは逆に0Vより高い状態を示すことと
定義する。
【0042】書込み時、b1のビット線7aには0V、
W2のワード線13cには12〜23V程度のプログラ
ム電圧VPP(W) を、ソース線22とb2のビット線7a
とW1,W3のワード線13c、SG4とSG1のワー
ド線13bと13aには、それぞれ0VとVPP(W) の間
の値の電位(中間電位VM )を、またSG3とSG2,
SG1'とSG2'のワード線13bと13aには0Vを印
加する。具体的には、これによりSG4とSG1のワー
ド線13bと13aにつながったE型トランジスタ11
は導通状態に、一方SG2とSG3につながったE型ト
ランジスタ11は遮断状態になる。また、D型トランジ
スタ12はゲート電圧に関係なく導通状態にある。
【0043】b1のビット線7aにつながった一方のメ
モリトランジスタ列Dのソース・ドレイン拡散層3に
は、ビット線7aの電位0VがSG1のワード線13a
につながった第1の選択トランジスタを通って転送され
る。このとき、SG3のワード線13bにつながった第
2の選択トランジスタは遮断状態なので、ソース線22
のVM の転位はメモリトランジスタ列Dには転送されな
い。M1のメモリトランジスタでは、制御ゲート5aに
VPP(W) 、ソース・ドレイン拡散層3が0Vのため、ソ
ース・ドレイン拡散層3及びチャネル部よりトンネル電
子が浮遊ゲート4aに注入されしきい値が0Vよりも高
くなり、“0”データが書き込まれる。
【0044】Bのメモリトランジスタ列でもDのメモリ
トランジスタ列同様に、b2のビット線7aの電位が転
送され、ソース線22の電位は遮断される。b2のビッ
ト線7aにはVM の電位が与えられており、よってM2
のメモリトランジスタのソース・ドレイン拡散層3には
VM の電位が与えられる。制御ゲートSaにはVPP(W)
が与えられているが、ソース・ドレイン拡散層3がVM
になっているため、メモリトランジスタM1ほどゲート
酸化膜15aの電界は強くなく、しきい値は消去時から
殆ど変わらず0V以下のまま保たれ、“1”データが書
込まれる。
【0045】このように、DとBのメモリトランジスタ
列を選択的に書込もうとする際は、SG1のワード線1
3にVM の電位を与えて導通させ、ビット線7aの電位
を転送し、SG3のワード線13は0Vにしソース線2
2とは遮断させる。そして、“0”を書込みたいメモリ
トランジスタにつながったビット線7aには0Vを、
“1”を書込みたいメモリトランジスタにつながったビ
ット線7aにはVM を与える。
【0046】一方、b1及びb2のビット線7aにつな
がった他方のメモリトランジスタ列CとAのソース・ド
レイン拡散層には、SG2が0Vであり第1選択トラン
ジスタで遮断されるため、ビット線7aの電位は転送さ
れない。代わりに、SG4のワード線13bにVM の電
位を与えているため、第2の選択トランジスタが導通
し、ソース線VM の電位が転送される。
【0047】CとAのメモリトランジスタ列でW2のワ
ード線13につながったメモリトランジスタでは制御ゲ
ートにVPP(W) を与えているが、ソース・ドレイン拡散
層3にはVM の電位が転送されているため、ゲート酸化
膜15aの電界はメモリトランジスタM1のそれより弱
められる。これにより、メモリトランジスタM1の書込
みが終了するまでしきい値は消去時から殆ど変わらず、
0V以下の状態が維持される。
【0048】ここで、従来のように非選択のメモリセル
(C,A列でW2のワード線13につながったメモリセ
ルトランジスタ)のソース・ドレイン拡散層3がフロー
ティングであると、基板側で発生した電子が浮遊ゲート
に注入されて誤書き込みが生じる恐れがある。これに対
し本実施例では、ソース・ドレイン拡散層3をソース線
22に接続して、フローティングではなくVPP(W) に近
い電位に設定しているので、上記の誤書き込みを未然に
防止できるのである。
【0049】DとBのメモリトランジスタ列でW2のワ
ード線13cにつながったメモリトランジスタM1,M
2の書込みが完了した後、CとAのメモリトランジスタ
列でW2のワード線13cにつながったメモリトランジ
スタを今度は書込む。その際は、SG2とSG3のワー
ド線13aと13bにVM の電位を、SG4,SG1と
SG1',SG2'には0Vを与える。これにより、CとA
のメモリトランジスタ列ではビット線7aの電位が転送
され、ソース線22とは遮断され、逆にDとBのメモリ
トランジスタ列ではビット線7aとは遮断され、ソース
線22の電位VM が転送されるようにする。
【0050】このようにして2回の書込み動作で1本の
ワード線13cにつながったメモリトランジスタ群全部
を書込む。このとき、書込み用に選択されているメモリ
セルトランジスタブロック(A,B,C,D,…)でW
2以外のメモリトランジスタにつながったワード線13
(W1,W2,…)にはVM の電位しか与えられていな
いので、W2につながったメモリトランジスタ以外のメ
モリトランジスタのしきい値は変化しない。また、他の
メモリトランジスタブロックの一方のワード線13cは
0Vに固定する。
【0051】次に、読出し動作について説明する。読出
しも書込みと時と同様、DとBのメモリトランジスタ列
を読出す場合、CとAのメモリトランジスタ列は第1の
選択トランジスタ20を用いてビット線7cから切り離
し、DとBのメモリトランジスタ列のみビット線7aと
接続させる。
【0052】具体的には、M1とM2のメモリトランジ
スタを同時に選択的に読出す場合、ある正の電圧を全て
のビット線7aと、SG1,SG3のワード線13aと
13bに与える。さらに、ある正の電圧をA〜Dのセル
トランジスタ列につながったワード線13cのうち、W
2を除いた他のワード線13c(W1,W3)にも与え
る。セルアレイ中他の全てのワード線13c及びソース
線22には、0Vを与える。
【0053】M1ないしM2のセルトランジスタに
“1”のデータが入っていれば、M1ないしM2は導通
しビット線7aのb1とb2からソース線22に電流が
流れる。一方、“0”データならばW2のワード線が0
Vなので導通せず、電流は流れない。その差をセンスア
ンプによって感知する。
【0054】一方、CとAのメモリトランジスタ列を読
出す場合、SG2とSG4のワード線13aと13bに
はある正の電圧を与え、E型トランジスタ11を導通さ
せ、ビット線7aのb1とb2及びソース線22と接続
させる。SG3とSG1のワード線13bと13aは0
Vにし、DとBのメモリトランジスタ列は0Vにし、ビ
ット線7a及びソース線22から切り離す。
【0055】なお、読出し時、DとBのメモリトランジ
スタ列を選択したとして、第2の選択トランジスタ21
につながった2本のSG4とSG3のワード線13b両
方にある正の電圧を与え、E型トランジスタ11を導通
させてしまってもよい。AとCのメモリトランジスタ列
はSG2のワード線13につながったE型トランジスタ
11が遮断されているため、AないしCのメモリトラン
ジスタ列を通ってビット線7aからソース線22へ電流
が流れることはないからである。
【0056】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。実施例では、選択トランジスタとして
E型トランジスタとD型トランジスタを直列接続したも
のを用いたが、図7(a)に示すようにD型トランジス
タを省略することも可能である。この場合、E型トラン
ジスタの制御のみにより1組中のいずれか一方のNAN
Dセルを選択することができる。
【0057】また、図7(b)に示すように、コンタク
ト部のドレイン拡散層2をストライプ形状に配置し、1
組のNANDセルが互いに分離されているものにおい
て、コンタクトホール10の形成時にコンタクトホール
10を互いのドレイン拡散層2にまたがるようにし、コ
ンタクトホール10形成後、ドレイン拡散層2と同一型
の不純物をコンタクトホール10部に注入して2つのス
トライプのドレイン拡散層2をそこで接続するようにし
てもよい。
【0058】また、実施例では第1と第2の選択トラン
ジスタ21と22をそれぞれ2列にしていたが、これら
をそれぞれ4列にして、ビット線7aの本数を半分にす
ることも可能である。即ち、図5の実施例で言うとセル
トランジスタ列A,B,C,Dに1本のビット線7aを
設けることになる。4本のセルトランジスタ列を束ねて
1本のビット線7aを設けることにより、ビット線の線
幅,線間の間隔はさらに大きく取れる。書込み,消去,
読出しの動作は前記の実施例と同じアナロジーで行う。
【0059】また、実施例における製造方法では、第1
と第2の選択トランジスタ20,21のゲート4bは第
1のポリシリコン16からなり、その直上には第2のポ
リシリコン18が積層されなっているが、他の製造方法
として、直上の第2のポリシリコンを除去してしまうも
の、或いは第1のポリシリコン16を選択トランジスタ
領域から除去し、ゲート4bには第2のポリシリコン1
8を用いる方法を採用してもよい。
【0060】また、NANDセルを構成するメモリセル
は必ずしも浮遊ゲートを用いたものに限らず、電荷蓄積
相を有するものであれば適用できる。さらに、NAND
セルを構成するメモリセルの数は2個又は3個に何等限
定されるものではなく、仕様に応じて適宜変更可能であ
る。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変
形して実施することができる。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、第
1及び第2の選択トランジスタをエンハンスメント型と
ディプレッション型の2つのトランジスタの直列回路で
構成し、書き込むべきメモリセル(選択セル)を含まな
いNANDセルでは第2の選択トランジスタをオンして
選択セルと同一のワード線に接続された非選択のソー
ス,ドレイン拡散層をフローティングではなくソース電
位と一致させることにより、書込みすべきでないメモリ
セルに電子が注入されるのを未然に防止することができ
る。このため、ビット線方向の集積化を容易に行うと共
に、誤書き込みを未然に防止して信頼性の向上をはかる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本原理を説明するための回路構成
図。
【図2】本発明の一実施例に係わるEEPROMの素子
構造を示す平面図と断面図。
【図3】実施例に係わるEEPROMの回路構成を示す
図。
【図4】実施例に係わるEEPROMの製造工程を示す
断面図。
【図5】実施例の具体的動作を説明するための回路構成
図。
【図6】本発明の変形例を説明するための図。
【図7】従来のEEPROMの動作を説明するための回
路構成図。
【符号の説明】
1a…Si基板 1b…ウェル 2…コンタクト部のドレイン拡散層 3…ソース・ドレイン拡散層 4a…ポリSiからなる浮遊ゲート 4b…ポリSiからなる制御ゲート 5a…ポリSiからなる制御ゲート 5b…ポリSiからなる配線 7…Alからなる配線層(ビット線) 9…フィールド酸化膜 10…ドレインコンタクトホール 11…E型トランジスタ 12…D型トランジスタ 13a…第1の選択トランジスタ用ゲート電極のワード
線 13b…第2の選択トランジスタ用ゲート電極のワード
線 13c…メモリセルの制御ゲート電極のワード線 14…セルトランジスタ 16…第1のポリSi膜 18…第2のポリSi膜 20…第1の選択トランジスタ 21…第2の選択トランジスタ 22…ソース線
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/792 H01L 29/78 371

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電荷蓄積層と制御ゲートを有するメモリセ
    ルを複数個直列に接続して構成されたNANDセルが複
    数個配置され、これらのNANDセルの素子分離領域を
    挟んで隣り合う2つを1組とし、各組で一方側のNAN
    Dセルの各端部と前記1組で共有化したビット線との間
    にそれぞれ接続された第1の選択トランジスタと、他方
    側のNANDセルの各端部とソース線との間にそれぞれ
    接続された第2の選択トランジスタと具備してなり、 同一組の第1の選択トランジスタの各ゲートは異なるゲ
    ート線に接続され、かつ同一組の第2の選択トランジス
    タの各ゲートは異なるゲート線に接続されていることを
    特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】電荷蓄積層と制御ゲートを有するメモリセ
    ルを複数個直列に接続して構成されたNANDセルが複
    数個配置され、これらのNANDセルの素子分離領域を
    挟んで隣り合う2つを1組とし、各組で一方側のNAN
    Dセルの各端部と前記1組で共有化したビット線との間
    にそれぞれ接続された第1の選択手段と、他方側のNA
    NDセルの各端部とソース線との間にそれぞれ接続され
    た第2の選択手段と具備してなり、 第1の選択手段は、それぞれエンハンスメント型トラン
    ジスタとディプレッション型トランジスタを直列に接続
    して構成され、かつ同一組のNANDセルでエンハンス
    メント型トランジスタとディプレッション型トランジス
    タの配置が逆であり、 第2の選択手段は、それぞれエンハンスメント型トラン
    ジスタとディプレッション型トランジスタを直列に接続
    して構成され、かつ同一組のNANDセルでエンハンス
    メント型トランジスタとディプレッション型トランジス
    タの配置が逆であることを特徴とする不揮発性半導体記
    憶装置。
  3. 【請求項3】電荷蓄積層と制御ゲートを有するメモリセ
    ルを複数個直列に接続して構成されたNANDセルが複
    数個配置され、これらのNANDセルの素子分離領域を
    挟んで隣り合う2つを1組とし、各組で一方側のNAN
    Dセルの各端部と前記1組で共有化したビット線との間
    にそれぞれ接続された第1の選択手段と、他方側のNA
    NDセルの各端部とソース線との間にそれぞれ接続され
    た第2の選択手段とを具備し、 第1の選択手段は、それぞれエンハンスメント型トラン
    ジスタとディプレッション型トランジスタを直列に接続
    して構成され、かつ同一組のNANDセルでエンハンス
    メント型トランジスタとディプレッション型トランジス
    タの配置が逆であり、 第2の選択手段は、それぞれエンハンスメント型トラン
    ジスタとディプレッション型トランジスタを直列に接続
    して構成され、かつ同一組のNANDセルでエンハンス
    メント型トランジスタとディプレッション型トランジス
    タの配置が逆である不揮発性半導体記憶装置であって、 データ書込みの際に、書込みすべきメモリセルの制御ゲ
    ートを書込み電位に設定し、ビット線を書き込むデータ
    に応じて高電位又は低電位に設定し、ソース線を書込み
    すべきメモリセルのゲート書込み電位と前記ビット線に
    おける低電位との間の電位に設定し、1組のNANDセ
    ルのうちの一方のNANDセルのみ書き込み、次に他方
    のNANDセルを書き込むようにし、書込みすべきセル
    を含むNANDセル側の第1の選択手段をオンすると共
    に、第2の選択手段をオフし、書込みすべきセルを含ま
    ないNANDセル側の第1の選択手段をオフすると共
    に、第2の選択手段をオンすることを特徴とする不揮発
    性半導体記憶装置。
JP6055893A 1993-03-19 1993-03-19 不揮発性半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP3207592B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6055893A JP3207592B2 (ja) 1993-03-19 1993-03-19 不揮発性半導体記憶装置
KR1019940005413A KR960016802B1 (ko) 1993-03-19 1994-03-18 불휘발성 반도체 기억 장치
US08/210,288 US6151249A (en) 1993-03-19 1994-03-18 NAND-type EEPROM having bit lines and source lines commonly coupled through enhancement and depletion transistors

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6055893A JP3207592B2 (ja) 1993-03-19 1993-03-19 不揮発性半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06275800A true JPH06275800A (ja) 1994-09-30
JP3207592B2 JP3207592B2 (ja) 2001-09-10

Family

ID=13145731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6055893A Expired - Fee Related JP3207592B2 (ja) 1993-03-19 1993-03-19 不揮発性半導体記憶装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6151249A (ja)
JP (1) JP3207592B2 (ja)
KR (1) KR960016802B1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997049089A1 (en) * 1996-06-18 1997-12-24 Advanced Micro Devices, Inc. Nand flash memory using floating gate transistors as select gate devices and its bias scheme
WO1999017294A1 (en) * 1997-09-30 1999-04-08 Advanced Micro Devices, Inc. Dual source side polysilicon select gate structure and programming method
US7227781B2 (en) 2004-07-27 2007-06-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device provided with NAND strings and select gates having different gate lengths
US7480178B2 (en) 2005-04-20 2009-01-20 Samsung Electronics Co., Ltd. NAND flash memory device having dummy memory cells and methods of operating same
US7723776B2 (en) 2005-10-04 2010-05-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Flash memory devices having shared sub active regions
WO2012049721A1 (ja) * 2010-10-12 2012-04-19 株式会社日立製作所 半導体記憶装置
US8426272B2 (en) 2008-06-05 2013-04-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Non-volatile memory devices including shared bit lines and methods of fabricating the same
KR101462606B1 (ko) * 2008-10-08 2014-11-19 삼성전자주식회사 공통 비트 라인을 가지는 비휘발성 메모리 소자

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6654283B1 (en) * 2001-12-11 2003-11-25 Advanced Micro Devices Inc. Flash memory array architecture and method of programming, erasing and reading thereof
JP4005895B2 (ja) * 2002-09-30 2007-11-14 株式会社東芝 不揮発性半導体メモリ装置
US7505321B2 (en) 2002-12-31 2009-03-17 Sandisk 3D Llc Programmable memory array structure incorporating series-connected transistor strings and methods for fabrication and operation of same
US7233522B2 (en) * 2002-12-31 2007-06-19 Sandisk 3D Llc NAND memory array incorporating capacitance boosting of channel regions in unselected memory cells and method for operation of same
US7023739B2 (en) * 2003-12-05 2006-04-04 Matrix Semiconductor, Inc. NAND memory array incorporating multiple write pulse programming of individual memory cells and method for operation of same
US7221588B2 (en) * 2003-12-05 2007-05-22 Sandisk 3D Llc Memory array incorporating memory cells arranged in NAND strings
US20050128807A1 (en) * 2003-12-05 2005-06-16 En-Hsing Chen Nand memory array incorporating multiple series selection devices and method for operation of same
JP4817617B2 (ja) * 2004-06-14 2011-11-16 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
US7251160B2 (en) * 2005-03-16 2007-07-31 Sandisk Corporation Non-volatile memory and method with power-saving read and program-verify operations
US7196930B2 (en) * 2005-04-27 2007-03-27 Micron Technology, Inc. Flash memory programming to reduce program disturb
KR100697285B1 (ko) * 2005-05-11 2007-03-20 삼성전자주식회사 워드라인과 선택라인 사이에 보호라인을 가지는 낸드플래시 메모리 장치
US7324364B2 (en) * 2006-02-27 2008-01-29 Agere Systems Inc. Layout techniques for memory circuitry
US7301828B2 (en) * 2006-02-27 2007-11-27 Agere Systems Inc. Decoding techniques for read-only memory
US7440322B2 (en) * 2006-04-20 2008-10-21 Sandisk Corporation Method and system for flash memory devices
JP2007293986A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JP2008187051A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JP4384199B2 (ja) * 2007-04-04 2009-12-16 株式会社東芝 半導体装置の製造方法
US7606076B2 (en) * 2007-04-05 2009-10-20 Sandisk Corporation Sensing in non-volatile storage using pulldown to regulated source voltage to remove system noise
US7539060B2 (en) * 2007-04-05 2009-05-26 Sandisk Corporation Non-volatile storage using current sensing with biasing of source and P-Well
TW200908301A (en) * 2007-08-08 2009-02-16 Nanya Technology Corp Flash memory
KR101287447B1 (ko) * 2007-08-28 2013-07-19 삼성전자주식회사 이이피롬 셀, 이이피롬 셀 제조 방법 및 이이피롬 셀에서의데이터 읽기 방법
KR101458959B1 (ko) * 2008-06-24 2014-11-10 삼성전자주식회사 셰어드 비트라인 구조를 갖는 반도체 장치 및 그 제조방법
KR101469106B1 (ko) 2008-07-02 2014-12-05 삼성전자주식회사 3차원 반도체 장치, 그 동작 방법 및 제조 방법
KR20100083566A (ko) 2009-01-14 2010-07-22 삼성전자주식회사 적층 구조의 비휘발성 메모리 소자, 메모리 카드 및 전자 시스템
US8837216B2 (en) 2010-12-13 2014-09-16 Sandisk Technologies Inc. Non-volatile storage system with shared bit lines connected to a single selection device
JP2012146350A (ja) 2011-01-07 2012-08-02 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
KR101825672B1 (ko) 2011-10-24 2018-02-06 삼성전자주식회사 비휘발성 메모리 장치
KR101857529B1 (ko) * 2011-11-08 2018-05-15 삼성전자주식회사 비휘발성 메모리 장치 및 그것의 구동 방법
US9076544B2 (en) 2011-11-18 2015-07-07 Sandisk Technologies Inc. Operation for non-volatile storage system with shared bit lines
US9349452B2 (en) 2013-03-07 2016-05-24 Sandisk Technologies Inc. Hybrid non-volatile memory cells for shared bit line
US9165656B2 (en) 2013-03-11 2015-10-20 Sandisk Technologies Inc. Non-volatile storage with shared bit lines and flat memory cells
US8879331B2 (en) 2013-03-12 2014-11-04 Sandisk Technologies Inc. Shared bit line string architecture
JP2015050332A (ja) * 2013-09-02 2015-03-16 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
US9312017B2 (en) 2014-01-15 2016-04-12 Apple Inc. Storage in charge-trap memory structures using additional electrically-charged regions

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4980861A (en) * 1987-01-16 1990-12-25 Microchip Technology Incorporated NAND stack ROM
US5050125A (en) * 1987-11-18 1991-09-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Electrically erasable programmable read-only memory with NAND cellstructure
JP2582412B2 (ja) * 1988-09-09 1997-02-19 富士通株式会社 不揮発性半導体記憶装置
JP2598104B2 (ja) * 1988-09-20 1997-04-09 富士通株式会社 不揮発性半導体記憶装置
KR910004166B1 (ko) * 1988-12-27 1991-06-22 삼성전자주식회사 낸드쎌들을 가지는 전기적으로 소거 및 프로그램 가능한 반도체 메모리장치
JP2862584B2 (ja) * 1989-08-31 1999-03-03 株式会社東芝 不揮発性半導体メモリ装置
JPH03283200A (ja) * 1990-03-30 1991-12-13 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置及びこれに用いられるメモリセルトランジスタのしきい値電圧の測定方法
US5111428A (en) * 1990-07-10 1992-05-05 Silicon Integrated Systems Corp. High density NOR type read only memory data cell and reference cell network

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997049089A1 (en) * 1996-06-18 1997-12-24 Advanced Micro Devices, Inc. Nand flash memory using floating gate transistors as select gate devices and its bias scheme
US5793677A (en) * 1996-06-18 1998-08-11 Hu; Chung-You Using floating gate devices as select gate devices for NAND flash memory and its bias scheme
US5912489A (en) * 1996-06-18 1999-06-15 Advanced Micro Devices, Inc. Dual source side polysilicon select gate structure utilizing single tunnel oxide for NAND array flash memory
US5999452A (en) * 1996-06-18 1999-12-07 Advanced Micro Devices, Inc. Dual source side polysilicon select gate structure and programming method utilizing single tunnel oxide for NAND array flash memory
WO1999017294A1 (en) * 1997-09-30 1999-04-08 Advanced Micro Devices, Inc. Dual source side polysilicon select gate structure and programming method
US7227781B2 (en) 2004-07-27 2007-06-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device provided with NAND strings and select gates having different gate lengths
US7480178B2 (en) 2005-04-20 2009-01-20 Samsung Electronics Co., Ltd. NAND flash memory device having dummy memory cells and methods of operating same
US7881114B2 (en) 2005-04-20 2011-02-01 Samsung Electronics Co., Ltd. NAND flash memory device having dummy memory cells and methods of operating same
US8228738B2 (en) 2005-04-20 2012-07-24 Samsung Electronics Co., Ltd. NAND flash memory device having dummy memory cells and methods of operating same
US7723776B2 (en) 2005-10-04 2010-05-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Flash memory devices having shared sub active regions
US8021978B2 (en) 2005-10-04 2011-09-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods of fabricating flash memory devices having shared sub active regions
US8329574B2 (en) 2005-10-04 2012-12-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods of fabricating flash memory devices having shared sub active regions
US8426272B2 (en) 2008-06-05 2013-04-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Non-volatile memory devices including shared bit lines and methods of fabricating the same
KR101462606B1 (ko) * 2008-10-08 2014-11-19 삼성전자주식회사 공통 비트 라인을 가지는 비휘발성 메모리 소자
WO2012049721A1 (ja) * 2010-10-12 2012-04-19 株式会社日立製作所 半導体記憶装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6151249A (en) 2000-11-21
KR940022569A (ko) 1994-10-21
KR960016802B1 (ko) 1996-12-21
JP3207592B2 (ja) 2001-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3207592B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US5568421A (en) Semiconductor memory device on which selective transistors are connected to a plurality of respective memory cell units
US5323039A (en) Non-volatile semiconductor memory and method of manufacturing the same
US5776810A (en) Method for forming EEPROM with split gate source side injection
JP3884397B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
KR960016106B1 (ko) 비 휘발성 반도체 메모리 장치
JPH11163306A (ja) 不揮発性半導体メモリ、及びこの不揮発性半導体メモリのプログラム方法、並びに不揮発性半導体メモリの製造方法
JPH0878551A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JPH08306810A (ja) 不揮発性記憶装置の製造方法
JPH1187660A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US6934191B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device
JPH06291287A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2724150B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ装置
JPH04278297A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
KR100706791B1 (ko) 비휘발성 기억 장치, 그 형성 방법 및 동작 방법
JP3251699B2 (ja) 不揮発性記憶装置
JP3210373B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH10125812A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2004158614A (ja) 不揮発性半導体メモリ装置およびそのデータ書き込み方法
JP2809802B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
KR960010959B1 (ko) 불휘발성 반도체 기억장치
JP3228996B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2960082B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ
JPH0878544A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPS5870492A (ja) メモリセルおよびその駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080706

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110706

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120706

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees