JP3210373B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP3210373B2
JP3210373B2 JP26491091A JP26491091A JP3210373B2 JP 3210373 B2 JP3210373 B2 JP 3210373B2 JP 26491091 A JP26491091 A JP 26491091A JP 26491091 A JP26491091 A JP 26491091A JP 3210373 B2 JP3210373 B2 JP 3210373B2
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亮平 桐澤
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    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浮遊ゲートと制御ゲー
トが積層された構造を有する電気的書替え可能なメモリ
セルを用いたNANDセル型の不揮発性半導体記憶装置
(EEPROM)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、EEPROMの中で高集積化
可能なものとして、メモリセルを複数個直列接続したN
ANDセル型のEEPROMが知られている。一つのメ
モリセルは、半導体基板上に絶縁膜を介して浮遊ゲート
と制御ゲートが積層されたFETMOS構造を有し、複
数個のメモリセルが隣接するもの同士でソース,ドレイ
ンを共用する形で直列接続されてNANDセルを構成す
る。この様なNANDセルがマトリクス配列されてメモ
リセルアレイが構成される。セルアレイの列方向に並ぶ
NANDセルの一端側のドレインは、それぞれ選択ゲー
トを介してビット線に共通接続され、他端側ソースはや
はり選択ゲートを介してソース線となる共通ソース拡散
層に接続されている。メモリセルの制御ゲートおよび選
択ゲートのゲート電極は、メモリセルアレイの行方向に
それぞれ制御ゲート線(ワード線)、選択ゲート線とし
て共通接続される。このNANDセル型EEPROMの
動作は次の通りである。
【0003】データ書き込みは、ビット線から遠い方の
メモリセルから順に行われる。nチャネルの場合を説明
すれば、選択されたメモリセルの制御ゲートには高電位
Vpp(例えば20V)が印加され、これよりビット線側
にある非選択のメモリセルの制御ゲートおよび選択ゲー
トには中間電位VM (例えば10V)が印加される。ビ
ット線には、データに応じて0V(例えば“1”)、ま
たは中間電位VM (例えば“0”)が印加される。この
ときビット線の電位は、選択ゲートおよび非選択メモリ
セルを通して選択メモリセルのドレインまで伝達され
る。
【0004】書込むべきデータがあるとき(“1”デー
タのとき)は、選択メモリセルのゲート・ドレイン間に
高電界がかかり、基板から浮遊ゲートに電子がトンネル
注入される。これにより、選択メモリセルのしきい値は
正方向に移動する。書き込むべきデータがないとき
(“0”データのとき)は、しきい値変化はない。
【0005】データ消去は、p型基板(ウェル構造の場
合はn型基板およびこれに形成されたp型ウェル)に高
電位が印加され、選択されたメモリセルの制御ゲートお
よび選択ゲートが0Vとされ、非選択メモリセルの制御
ゲートには高電位が印加される。これにより、選択され
たメモリセルにおいて浮遊ゲートの電子が基板に放出さ
れ、しきい値が負方向に移動する。
【0006】データ読み出しは、選択ゲートおよび選択
メモリセルよりビット線側の非選択メモリセルがオンと
され、選択メモリセルのゲートに0Vが与えられる。こ
の時ビット線に流れる電流を読むことにより、“0”,
“1”の判別がなされる。
【0007】この様な従来のNANDセル型EEPRO
Mでは、データ書込みモードにおいて、書込みを行わな
いビット線には中間電位VM が印加される。このため非
選択のNANDセルでのデータ破壊を防止するために、
各NANDセルとビット線との間に選択ゲートを設ける
ことが不可欠となっている。もし、この選択ゲートがな
いと、制御ゲートがすべて0Vとなる非選択NANDセ
ルのビット線側のメモリセルは、ビット線の中間電位が
ドレインに与えられて、消去モードになるからである。
またNANDセルのソース側にも、電流が流れるのを防
止するために選択ゲートが設けられる。
【0008】またNANDセルの各ゲート部より挟まれ
た領域のソース,ドレイン拡散層は、濃度を下げてゲー
ト長方向の不純物のしみ出しをできるだけ抑制する。こ
れにより、各メモリセルのゲート長を短くして高集積化
することが行われている。
【0009】しかし、各メモリセルのソース,ドレイン
拡散層は低濃度にしても、セル電流を確保するためには
NANDセルの一端側にある共通ソース拡散層は十分高
濃度として抵抗を小さくすることが必要であった。この
様に共通ソース拡散層を高濃度にすると、その拡散層の
不純物しみ出しを考慮しなければならないために、ソー
ス側選択ゲートのゲート長を短くすることができない。
これは、EEPROMの高集積化の妨げとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のN
ANDセル型EEPROMでは、セル間のソース,ドレ
イン拡散層濃度より共通ソース拡散層濃度を高くしてい
るため、NANDセルのソース側選択ゲートのゲート長
の短縮が妨げられ、これによりEEPROMの高集積化
が阻害されているという問題があった。本発明はこの様
な事情を考慮してなされたもので、高集積化を図ったN
ANDセル型EEPROMを提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るNANDセ
ル型EEPROMは、第1に、NANDセル内のソー
ス,ドレイン拡散層とソース線となる共通ソース拡散層
とが同一イオン種による同じドーズ量1×1015/cm2
以下のイオン注入層により構成されていることを特徴と
する。
【0012】本発明に係るNANDセル型EEPROM
は、第2に、共通ソース拡散層が、NANDセル内のソ
ース,ドレイン拡散層と同時に形成された第1の拡散層
と、この第1の拡散層にソース側の選択ゲート端から所
定距離離れた状態で重ねて形成された高濃度の第2の拡
散層とから構成されていることを特徴とする。
【0013】
【作用】第1の発明によれば、共通ソース拡散層をNA
NDセル内のソース,ドレイン拡散層と共に低ドーズ量
のイオン注入層とすることにより、NANDセルのソー
ス側選択ゲート下への不純物のしみ出しが小さくなり、
したがってその選択ゲート長を十分短くすることができ
る。一つのNANDセル内のメモリセル数が多くなる
と、このNANDセルのチャネル抵抗はそれだけ大きく
なるから、この様に共通ソース拡散層の濃度を低くして
も、特性上の悪影響は小さい。したがって特性を損なう
ことなく、高集積化が図られる。
【0014】第2の発明によれば、共通ソース拡散層を
二重の拡散層として、共通ソース拡散層の抵抗を十分小
さく保つことができる。しかも共通ソース拡散層内の高
濃度拡散層は、選択ゲート端から離れた状態で形成する
ことによって、高濃度拡散層不純物の選択ゲート下への
しみ出しの影響は防止される。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例に係るEEPRO
MのNANDセルを示す平面図であり、図2(a) (b) は
そのA−A′,B−B′断面図である。また図3はNA
NDセルの等価回路である。
【0017】この実施例では、4個のメモリセルM1 〜
M4 がそれらのソース,ドレイン拡散層を隣接するもの
同士で共用する形で直列接続されてNANDセルを構成
している。この様なNANDセルがマトリクス配列され
てセルアレイが構成される。NANDセルの一端のドレ
インは第1の選択ゲートS1 を介してビット線BLに接
続され、他端のソースは、第2の選択ゲートS2 を介し
て共通ソース線(共通ソース拡散層)に接続されてい
る。各メモリセルの制御ゲートCG1 〜CG4 は、ビッ
ト線BLと交差する方向に配設されてワード線WLとな
る。
【0018】この実施例では、4個のメモリセルで一つ
のNANDセルを構成しているが、一般に2のn乗個
(n=1,2,…)のメモリセルで一つのNANDセル
を構成することができる。
【0019】具体的なメモリセル構造は、図2に示す通
りである。n型シリコン基板1にp型ウェル1′が形成
され、このp型ウェル1′にメモリセルが配列形成され
ている。周辺回路は、メモリセルとは別のp型ウェルに
形成されることになる。p型ウェル1′の素子分離絶縁
膜2で囲まれた領域に4個のメモリセルと2個の選択ゲ
ートが形成されている。
【0020】各メモリセルは、p型ウェル1′上に5〜
20nmの熱酸化膜からなる第1ゲート絶縁膜31 を介し
て形成された50〜400nmの第1層多結晶シリコンに
より浮遊ゲート4(41 〜44 )が形成され、この上に
15〜40nmの熱酸化膜からなる第2ゲート絶縁膜5を
介して形成された100〜400nmの第2層多結晶シリ
コンにより制御ゲート6(61 〜64 )が形成されてい
る。各メモリセルのソース,ドレイン拡散層となるn型
層9は、隣接するもの同士で共用する形で、4個のメモ
リセルが直列接続されている。
【0021】NANDセルの両端部には、p型ウェル
1′上に5〜40nmの熱酸化膜からなるゲート絶縁膜3
2 を介して第1層多結晶シリコンにより形成されたゲー
ト電極45 ,46 をもつ選択ゲートが形成されている。
ここでゲート絶縁膜32 は第1のゲート絶縁膜31 と同
じでもよい。ゲート電極45 ,46 には第2多結晶シリ
コンによる配線65 ,66 が重ねて配設されている。こ
れらゲート電極45 ,46 と配線65 ,66 は、所定間
隔毎にスルーホールで接続されて、低抵抗化される。
【0022】各メモリセルの浮遊ゲート41 〜44 と制
御ゲート61 〜64 、および選択ゲートのゲート電極4
5 ,46 と配線65 ,66 は、チャネル長方向について
は同一エッチングマスクを用いてパターニングして揃え
られている。NANDセル内のソース,ドレイン拡散層
および隣接NANDセルと繋がる共通ソース拡散層とな
るn型層9はすべて、これらの電極をマスクとして、砒
素またはリンのイオン注入により形成されている。その
ドーズ量は、1×1015/cm2 以下に設定される。素子
形成された基板上は、CVD絶縁膜7により覆われ、こ
の上にAl膜によりビット線8が配設される。
【0023】この様な構成において、各メモリセルの浮
遊ゲート4と基板間の結合容量C1は、浮遊ゲート4と
制御ゲート6間の結合容量C2 に比べて小さく設定され
ている。この関係は、図2(a) に示されるように、浮遊
ゲート4を素子領域上から素子分離領域上に延在させる
ことにより得られている。
【0024】具体的なパラメータを挙げて説明すれば、
パターン寸法は1μmルールに従って、浮遊ゲート4お
よび制御ゲート6共に幅が1μm 、チャネル幅が1μm
であり、浮遊ゲート4は素子分離絶縁膜上に両側1μm
ずつ延在させている。また、第1ゲート絶縁膜31 は例
えば、10nmの熱酸化膜であり、第2ゲート絶縁膜5は
28nmの熱酸化膜である。熱酸化膜の誘電率をεとする
と、 C1 =ε/0.02 であり、 C2 =3ε/0.035 である。従って、C1 <C2 となっている。図4は、二
つのビット線BL1 ,BL2 につながる隣接する二つの
NANDセル部を示しており、これを用いてEEPRO
M動作を説明する。
【0025】先ずデータ消去は、NANDセルを構成す
るメモリセルについて一括消去がなされる。そのためこ
の実施例では、第1,第2の選択ゲートS1 ,S2 のゲ
ート電極SG1 ,SG2 およびNANDセル内のすべて
のメモリセルの制御ゲートCG1 〜CG4 が0Vとさ
れ、n型基板1とp型ウェル1′に昇圧された高電位V
pp′(例えば18V)が与えられる。ビット線BL1 ,
BL2 にも高電位Vpp′が与えられる。
【0026】これにより、すべてのメモリセルの制御ゲ
ートとp型ウェル1′間に電界が係り、浮遊ゲート4か
らp型ウェル1′にトンネル電流により電子が放出され
る。すべてのメモリセル(図4の場合M1 〜M8 )はこ
れによりしきい値が負方向に移動して、“0”状態にな
る。
【0027】次に、データ書き込みは、NANDセル内
のソース線側のメモリセル即ちビット線から遠いほうの
メモリセルから順に行われる。いま、メモリセルM4
(図4の破線で囲んだセルA)に選択的に“1”データ
書き込みを行う場合を説明すれば、ソース側の第2の選
択ゲートS2 のゲート電極SG2 が0Vとされ、制御ゲ
ートCG4 に高電位Vpp(例えば16〜18V)が印加
され、残りの制御ゲートCG1 〜CG3 とドレイン側の
第1の選択ゲートS1 のゲート電極SG1 には電源電位
Vccと高電位Vppの間の中間電位VM (例えば、(1/
2)Vpp)が印加される。また、選択ビット線BL1 に
は“L”レベル電位として0Vが与えられ、非選択ビッ
ト線BL2 には中間電位VM が与えられる。p型ウェル
は0V、n型基板はVccとする。
【0028】これにより、選択されたセルAにおいて
は、ビット線BL1 の0Vがドレインまで伝達されて制
御ゲートとの間に高電界がかかり、浮遊ゲートに電子が
注入される。この結果、セルAではしきい値が正方向に
移動して、“1”書込みがなされる。
【0029】ビット線BL1 に繋がる他のメモリセルM
1 〜M3では書込みモードになるが、その電界は小さ
く、しきい値変化はない。非選択(または“0”書込
み)のビット線BL2 側のメモリセルM5 〜M7 では、
制御ゲートが中間電位VM 、チャネル電位がVccであ
り、その電位差は3〜4Vであって、やはりしきい値変
化はない。ビット線BL2 側のメモリセルM8 も同様に
書込みモードであるが、やはりその電界は小さく、しき
い値変化はない。
【0030】この様にしてセルAに対する書込みが終了
すると、次にNANDセル内の一つ上のメモリセルM3
に対して同様に書込みが行われ、順次メモリセルM2 ,
M1と書込みがなされる。
【0031】以上の書込み動作において、メモリセルの
制御ゲートには高電位Vppと中間電位VM が印加される
が、流れる電流はトンネル電流のみであるので、たかだ
か1μA以下である。また一括消去時はn型基板とp型
ウェルを高電位Vpp′に上げるが、このとき流れる電流
は、トンネル電流と、0Vに保たれる周辺回路のp型ウ
ェルとn型基板間のリーク電流であり、これも10μA
以下である。したがって書込みおよび消去に用いられる
高電位VppおよびVpp′(これらは同じ値でも良い)
は、チップ内部に設けられた昇圧回路で十分賄うことが
できる。
【0032】また選択書込み時に高電位により流れる電
流は上述のように微小であるから、一つの制御ゲート線
(ワード線)につながる全てのメモリセルに同時にデー
タ書込みが可能である。即ち、ページモードの書込みが
でき、それだけ高速書込みが可能である。
【0033】データ読出し動作は、図4のセルAについ
て説明すれば、選択ゲートのゲート電極SG1 ,SG2
にVccが与えられ、非選択メモリセルM1 〜M3 の制御
ゲートCG1 〜CG3 には“1”状態のメモリセルがオ
ンする程度の電位としてやはりVccがあたえられ、選択
セルの制御ゲートCG4 は0Vとされる。そして選択セ
ルにつながるビット線BL1 には1〜5Vの読出し電位
があたえられ、他の非選択ビット線BL2 は0Vとされ
る。これにより、ビット線BL1 に電流が流れるか否か
によって、データ“0”,“1”の判別がなされる。
【0034】以上のようにこの実施例では、共通ソース
拡散層がNANDセル内のソース,ドレイン拡散層と共
に低ドーズ量のイオン注入によるn型拡散層により構成
されており、したがってソース側の第2の選択ゲートの
ゲートを短くすることができ、EEPROMの高集積
化が図られる。
【0035】図5は、本発明の第2の実施例のNAND
セル型EEPROMの平面図を、図1に対応させて示し
ている。この実施例では、共通ソース拡散層部分が、N
ANDセル内のソース,ドレイン拡散層と同時に形成さ
れた低濃度のn型拡散層9と、これに重ねて形成された
高濃度のn+ 型拡散層10により構成されている。n+
型拡散層10は、ソース側の第2の選択ゲートの端から
所定距離離れて形成されている。その他は先の実施例と
同じである。
【0036】この実施例によると、共通ソース拡散層は
十分低抵抗になる。しかも高濃度のn+ 型拡散層10は
選択ゲート端から離れて形成されているから、選択ゲー
ト下への不純物しみ出しは防止される。したがって選択
ゲートのゲート長は十分小さいものとすることが可能で
ある。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、N
ANDセルの共通ソース拡散層の濃度を、NANDセル
内のソース,ドレイン拡散層の濃度と同じに低くするこ
とによって、ソース側選択ゲートのゲート長を短くする
ことができ、もってEEPROMの高集積化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るEEPROMのNAN
Dセルの平面図。
【図2】図1のNANDセルのA−A′およびB−B′
断面図。
【図3】同NANDセルの等価回路図。
【図4】隣接する二つのNANDセル部の等価回路図。
【図5】本発明の第2の実施例に係るEEPROMのN
ANDセルの平面図。
【符号の説明】
1…n型シリコン基板、 1′…p型ウェル、 2…素子分離絶縁膜、 3…ゲート絶縁膜、 4(41 〜44 )…浮遊ゲート、 5…層間絶縁膜、 6(61 〜64 )…制御ゲート、 45 ,46 …選択ゲート電極、 7…CVD絶縁膜、 8…ビット線、 9…n型拡散層(ソース,ドレイン,共通ソース)、 10…n+ 型拡散層、 M1 〜M4 …メモリセル、 S1 ,S2 …選択ゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有留 誠一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝総合研究所内 (72)発明者 遠藤 哲郎 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝総合研究所内 (56)参考文献 特開 平1−173654(JP,A) 特開 平1−132168(JP,A) 特開 昭64−68973(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8247 H01L 27/115 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板と、前記半導体基板上にマトリ
    クス配列された複数のNANDセルを有する不揮発性半
    導体記憶装置であって、 前記NANDセルは、 前記半導体基板上にゲート絶縁膜を介して浮遊ゲートと
    制御ゲートが積層され、これら積層ゲートの両側にソー
    ス、ドレイン拡散層が形成され、これらソース、ドレイ
    ン拡散層の隣接するもの同士が共用する形で直列接続さ
    れ、前記制御ゲートにワード線が接続された電気的書き
    替え可能な複数のメモリセルと、 前記直列接続された前記複数のメモリセルの一端側ドレ
    インをビット線に接続する第1の選択ゲートと、 前記直列接続された前記複数のメモリセルの他端側ソー
    スを共通ソース拡散層に接続する第2の選択ゲートとを
    有し、 前記NANDセル内の各メモリセル及び前記第2の選択
    ゲートのソース、ドレイン拡散層と前記共通ソース拡散
    層とが、同一イオン種による同じドーズ量1×10 15
    cm 2 以下のイオン注入層により構成されていることを
    特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】半導体基板と、前記半導体基板上にマトリ
    クス配列された複数のNANDセルを有する不揮発性半
    導体記憶装置であって、 前記NANDセルは、 前記半導体基板上にゲート絶縁膜を介して浮遊ゲートと
    制御ゲートが積層され、これら積層ゲートの両側にソー
    ス、ドレイン拡散層が形成され、これらソース、ドレイ
    ン拡散層の隣接するもの同士が共用する形で直列接続さ
    れ、前記制御ゲートにワード線が接続された電気的書き
    替え可能な複数のメモリセルと、 前記直列接続された前記複数のメモリセルの一端側ドレ
    インをビット線に接続する第1の選択ゲートと、 前記直列接続された前記複数のメモリセルの他端側ソー
    スを共通ソース拡散層に接続する第2の選択ゲートとを
    有し、 前記共通ソース拡散層は、前記メモリセルおよび第1,
    第2の選択ゲートのソース,ドレイン拡散層と同時に形
    成された第1の拡散層と、この第1の拡散層に前記第2
    の選択ゲート端から所定距離離れた状態で重ねて形成さ
    れた高濃度の第2の拡散層とから構成されていることを
    特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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