JPH0568444B2 - - Google Patents

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JPH0568444B2
JPH0568444B2 JP58187160A JP18716083A JPH0568444B2 JP H0568444 B2 JPH0568444 B2 JP H0568444B2 JP 58187160 A JP58187160 A JP 58187160A JP 18716083 A JP18716083 A JP 18716083A JP H0568444 B2 JPH0568444 B2 JP H0568444B2
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composition according
acid
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carbon atoms
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JP58187160A
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Atsushe Heningu
Afuorutaa Haiji
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Ciba Geigy AG
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Publication of JPH0568444B2 publication Critical patent/JPH0568444B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61K9/0014Skin, i.e. galenical aspects of topical compositions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]

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  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
経口投与又は非経口的な他の投与を行うと、過
敏症、生命への危険又は有害な副作用を引き起こ
したり、あるいは、活性成分が望ましくない生体
内変換を起こす場合には、局所的に投与し得る薬
学的製剤を治療に用いることがしばしば必要とな
る。したがつて、例えば、活性成分が継続的に放
出されて、活性成分を、胃腸管を通らずに局所的
又は全身的に作用せしめたいか、あるいは短い生
物学的半減期を有する活性成分を使用せんとする
場合には、皮膚へ適用することが有利であろう。
局所的投与に適切な一群の活性成分としては、非
ステロイド系抗炎症剤が例示される。 通常、局所的に投与され得る薬学的製剤は、例
えば、活性成分が不十分な溶解性を有している
か、又はスキン・バリアーを活性成分が通過して
全身作用を起こすような処方にすることができな
い場合に、その使用の可能性が制限される。 皮膚に適用される各種の薬剤処方薬としては、
例えば、懸濁液・溶液、泡沫液、油中水型(w/
o型)乳剤及び水中油型(o/w型)乳剤の如き
乳剤並びにゲルが挙げられる。 従来、o/w型乳剤として、かつ同時にゲル状
物とみなされる皮膚病薬は知られていなかつた。 本発明は、o/w型乳剤を基調とし、活性成分
として、無傷の表皮上に局所的に使用され、少な
くとも一の酸性基を有する非ステロイド系抗炎症
作用化合物を含有し、かつ、ゲル的性質とo/w
型乳剤的性質とを合わせ持ち、しかも活性成分を
易溶化させる効果を有し、更に望むならば活性成
分を角質層のバリアーから通過させることができ
る、新規でほぼ中性の薬学的製剤の調合薬に関す
る。 新規でほぼ中性の局所的に投与され得る薬剤組
成物は、5〜7.5のPHを有し;10〜50重量%の水
溶性で揮発性の炭素原子数2〜4のアルカノー
ル、1〜20重量%の共溶媒、40〜80重量%の水、
3〜15重量%の自ら乳化する脂質もしくは脂質混
合物、そしてもし脂質もしくは脂質混合物が自ら
乳化しない場合には0.5〜5重量%の乳化剤を添
加、0.5〜2重量%のゲル化剤、活性成分として
一以上の酸性基を有する0.1〜10重量%のジクロ
フエナツク又はその塩、及び要すれば非本質的な
成分からなる水中油型乳剤である。 この新規な処方薬の利点は、従来の局所的な処
方薬よりも、例えば、好ましい美容効果を有し、
かつ確実に活性成分を易溶化しそれによつてより
高い活性成分の濃度を得ることができ、しかも著
しく活性成分の化学的安定性を改善することがで
きるという点にある。 相当するゲル状物と比較すると、本発明の組成
物は、特に、脂質相の存在及びその脂肪貯留能
(fat−restoring properties)によつてわずかな
マツサージしか必要としない処方薬とすることが
でき、同時に、好ましい性質として皮膚へ直接に
浸透することも経験的に見い出されているという
点で区別される。更に、ヒドロゲルと比較する
と、親油性の活性成分の溶解度が上昇している。 o/w型乳剤よりも有利な点は、冷却効果が増
大したということであるが、その効果は添加した
アルコール成分の蒸発に基づく冷却によつて生じ
る。更に、o/w型乳剤と比較すると、極性医薬
活性成分の溶解度が改善されている。 アルコール成分と共溶媒との相互作用により、
例えば元来は水に難溶性である物質を水含有系中
に混和させることが可能となる。例えば、脂肪成
分により、親油性の活性物質を水系中にうまく混
和させることができる。 更に、アルコール及び共溶媒の成分は、ゲル及
びo/w型乳剤よりも、活性成分の再吸収性の改
善を促進する。 一般的な経験則によれば、水溶性低級アルコー
ルを本願で開示された濃度でo/w型乳剤に混和
すると、エマルジヨンの破壊が起るはずである
が、安定した形でかかる薬学的製剤の製造が初め
て成功したということは、非常に驚くべきことで
ある。というのは、乳化剤が部分的に溶解する結
果、乳剤を安定化させる乳化剤膜が弱くなると思
われたからである。 また、本発明は、その組成物中において、ガレ
ヌス(galenical)基剤物質と更に特定の活性成
分とが安定した形で共存しているという驚くべき
発見に基づいている。例えば、広汎な安定性に関
する研究によると、処方薬の基剤物質との化学的
反応に関して活性成分は非常に安定であることが
証明されている。同様に、比較的長期に亘り貯蔵
しても、活性成分の分解産物はほとんど検出され
ないが、しかし、例えば、ジクロフエナツクの大
半はクリーム基剤物質中で還元又はエステル化等
の化学変化を受け、その結果、ある程度の活性成
分は化学的に変化し、その濃度は不適当な範囲ま
で減少することが知られている。これらの現象は
本発明の組成物では観察することができなかつた
が、そのことは、以下に示した組成を有するクリ
ームと本発明処方薬との安定性を次のように比較
することにより証明される:
【表】 各処方薬を35℃で6か月間貯蔵した後、カラム
クロマトグラフイー分析に付する、例えば処方A
の場合は、約2〜4重量%の活性成分のセチルエ
ステルと約2〜4重量%の活性成分から形成され
た還元生成物(例えば、アルデヒド及びアルコー
ル等)が検出されたが、本発明の処方Bの場合
は、高い割合で低級アルカノールが含まれている
にもかかわらず、活性成分のエステル体及び還元
体は検出することができなかつた。低級アルカノ
ールとのエステル形成は脂肪族アルコール(この
場合はセチルアルコール)とのエステル形成より
も起りやすいという化学的見地からすれば、この
事実は非常に驚くべきことである。 したがつて、本発明は、約10〜約50重量%の炭
素原子数2〜4を有する水溶性揮発性低級アルカ
ノールを適切なガレヌス基剤物質に加えたことを
特徴とする、少なくとも一の酸性基を有するジク
ロフエナツク又はその塩を局所投与用の薬剤組成
物中で安定化させる方法にも関する。 更に、本発明の薬剤組成物は、温血動物の疼痛
状態、炎症及び/又はリユーマチ疾患の治療方法
において使用され得る。相当する処方薬は、例え
ば、無傷の表皮上に一日につき2〜3回塗ること
ができる。この新規な薬剤処方薬を局所的に投与
する場合には、特定の医薬活性成分は経皮的に、
特に表皮のスキンバリアーを通過して真皮又は皮
下組織中に浸透し、脈管系によつて吸収される
(再吸収)。 無傷の表皮の場合に、活性成分の分子が、血管
系及びリンパ系が通つている真皮及び皮下組織層
の領域に浸漬するためには、死滅皮膚角質層及び
皮膚顆粒膜層の境界が主な障害となる。 本発明組成物が好ましい再吸収性を有している
理由は、一方で、アルコール成分によつて皮膚角
質層構造が変化し、それにより、同時に皮膚角質
層のバリアー機能がある程度除かれるためであ
り、他方、共溶媒の運搬担持機能にあり、最後に
医薬活性成分の易溶性にある。 本発明組成物に用いられるアルコール成分とし
ては、特に、炭素原子数2〜3の低級アルカノー
ル(例えばエタノール、特にイソプロパノール
等)及びその混合物が含まれる。本発明処方薬に
おいて、好ましいアルコール割合は15重量%以
上、特に約20〜約30重量%である。 共溶媒の作用は、活性成分を溶液状態で皮膚上
に残留させておくことである。更に、共溶媒は、
水性アルコール相と混合できることが必要であ
る。このために好ましいものとしては、例えば、
グリセリン、エチレングリコール又はプロピレン
グリコール等の多価アルコール類、特に、ポチエ
チレングリコール又はポリプロピレングリコール
等の約200〜約6000単位、好ましくは約300〜約
1500単位の鎖長を有するポリ低級アルキレングリ
コールが挙げられる。好ましくは、共溶媒は、約
5〜約10重量%配合される。 新規な処方薬に用いることができる脂肪相成分
(脂質)は、乳化力を有さない性質を有するもの
と、自ら乳化する性質を有するものとに分けるこ
とができる。脂質は、植物性又は動物性のもので
あつてもよく、また部分合成品もしくは全合成品
であつてもよい。したがつて、脂肪相成分として
は、例えば、エステル結合のない脂質(炭化水素
類、脂肪族アルコール類、スチロール類、脂肪酸
類及びその塩等)及びエステル結合を有する脂質
(グリセリド、ろう及びリン脂質等)が考えられ
る。炭化水素としては、例えば、パラフイン、石
油ゼリー、固体パラフイン及び微結晶性ろう等の
液体3半固体又は固体の物質並びにその混合物が
含まれる。脂肪族アルコールは、例えば一もしく
は二のヒドロキシル官能基及び約6〜34の炭素原
子を有していてもよいが、飽和及び不飽和のいず
れであつてもよい。それらは、偶数の炭素原子
数、特に12〜18の炭素原子を有していることが好
ましい。直鎖でしかも飽和の一級脂肪族アルコー
ルとしては、例えば、デカノール(カプリンアル
コール)、ドデカノール(ラウリルアルコール)、
テトラデカノール(ミリスチルアルコール)、ヘ
キサデカノール(セチルアルコール)、オクタデ
カノール(ステアリルアルコール)、エイコサノ
ール(アラキジルアルコール)及びドコサノール
(ベヘニルアルコール)が挙げられる。2−アル
キル脂肪族アルコールには、例えば、2−ヘキシ
ルデカノール又は2−オクチルドデカノールが含
まれる。前述したα−アルカンジオールの具体例
としては、1,12−オクタデカンジオール;不飽
和脂肪族アルコールの具体例としては、9c−オク
タデセン−1−オールが挙げられる。 ステロールとしては、例えば3β−ヒドロキシ
ル基と17β位に脂肪族側鎖を有する天然スチロイ
ド類が挙げられるが、これらは、例えば、コレス
テロール及びラノリン等の炭化水素、すなわち、
コレスタン、エルゴスタン及びスチグマスタンか
ら誘導される。 脂肪酸は飽和でも不飽和であつてもよいが、例
えば、炭素原子数6〜24、炭素原子数10〜18、更
に偶数の炭素原子数を有していることが好まし
い。飽和脂肪酸の具体例としては、ヘキサン酸
(カプロン酸)、オクタン酸(カプリル酸)、デカ
ン酸(カプリン酸)、ドデカン酸(ラウリン酸)、
テトラデカン酸(ミリスチン酸)、ヘキサデカン
酸(パルミチン酸)、オクタデカン酸(ステアリ
ン酸)、エイコサン酸(アラキドン酸)、ドコサン
酸(ベヘン酸)が挙げられる。特に好ましくはス
テアリン酸である。一不飽和脂肪酸としては、例
えば、9−ドデセン酸(ラウロレン酸)、9−テ
トラデセン酸(ミリストレン酸)、9−ヘキサデ
セン酸(パルミトレン酸)、9−オクタデセン酸
(オレイン酸)、6−オクタデセン酸(ペトロセリ
ン酸)、9−エイコセン酸(ガドレン酸)、13−ド
コセン酸(エルカ酸)が挙げられ;ポリ不飽和脂
肪酸としては、例えば、9,12−オクタデカジエ
ン酸(リノール酸)及び9,12,15−オクタデカ
トリエン酸(リノレン酸)が好ましい。かかる脂
肪酸の塩としては、例えば、ナトリウム塩もしく
はカリウム塩等のアルカリ金属塩;アンモニウム
塩;モノ−、ジ−もしくはトリ−置換アミン類
(例えば、モノ−、ジ−もしくはトリ−エチルア
ミン又は−エタノールアミン等の相当する低級ア
ルキルアミン又は低級アルカノールアミンの如き
モノ−、ジ−もしくはトリ−置換アミン類)等の
アミン塩が考えられる。 グリセリドとは、グリセリンの脂肪酸エステル
を意味するが、前述したもの等の各種の脂肪酸成
分をグリセリドの範疇として含むことができる。
不飽和脂肪酸の量が多い場合には、相当するグリ
セリドは液体(油)である。グリセリド、即ち油
状物としては、例えば、ピーナツ油(落花生油)、
オリーブ油、ビーバー油及びゴマ油が挙げられる
が、水素添加ピーナツ油、ステロテツクス(商標
名、STerotex)等の綿実油及びクチナHR(商標
名、CutinaHR)等の水素添加ビーバー油の如き
水素添加された油状物でもよい。半合成及び全合
成グリセリドとしては、例えば、ミグリオール
812(商標名、Miglyol812)又はシンダーミン
GTC(商標名、SynderminGTC)等のカプリル
酸/カプリン酸トリグリセリド、あるいはプレシ
ロール(商標名、Precirol)等のパルミチン酸も
しくはステアリン酸のモノ−、ジ−もしくはトリ
−エステルが考えられる。 また、ろうは脂肪酸エステルとして定義される
が、そのアルコール成分としては、グリセリンの
他に、ステリン系アルコール;(例えば炭素原子
数1〜12のエタノール、イソプロパノールもしく
はデカノールの如き低級アルコール;及び例えば
炭素原子数16〜36の偶数の原子数を有する高級ア
ルコールが好ましく、特に上述したアルコールが
好ましい。固体ろう及び半合成ろうとしては、例
えば蜜ろう、カルナウバろう、クチナCP(商標
名、Cutina CP)等のパルミチン酸セチル、羊毛
ろう及びラノリンが挙げられ;液体ろうとして
は、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、ステア
リン酸イソプロピル、セチオールV(商標名、
Cetiol V)等のオレイン酸デシルエステル、オ
レイン酸エチル及び飽和脂肪族アルコールのカプ
リル酸/カプリン酸エステル、特にセチオール
LC(商標名、Cetio/LC)等の炭素原子数12〜18
のエステルが挙げられる。 リン脂質としては、特にホスホグリセリドが考
えられ好ましくはsn−グリセリン−3−リン酸を
飽和及び不飽和脂肪酸でエステル化して得られる
ホスフアチジルコリンが考えられるが、該化合物
ではリン酸残基の部分がコリンでエステル化され
ている(別名:レシチン)、例えば、卵黄レシチ
ン又は大豆レシチンが使用される。 例えば、脂肪族アルコールがエタノール、プロ
パノール、エトキシエタノール:メトキシプロパ
ノールもしくはエトキシプロパノールのような低
級アルカノール又は低級アルコキシ低級アルカノ
ール等でエーテル化されているならば、エトキシ
ル化脂肪族アルコールの如き脂肪族アルコール
(例えば、セトマクロゴール7000(商標名)のよう
なポリヒドロキシエチレン−セチル・ステアリル
−エーテル)は自ら乳化力を有する。 本発明組成物の脂肪成分は、好ましくは約5〜
約10重量%配合されるが、上述した化合物の混合
物として含むこともできる。 本発明にかかる薬学的製剤の他の成分は乳化剤
であるが、その界面活効果は同一分子において空
間的に離れた親油性中心と親水性中心とによつて
発揮される。好ましくは、酸性の親水性基を有す
るアニオン系界面活性剤と非イオン系界面活性剤
とが使用される。 相当するアニオン系乳化剤としては、特に、カ
ルボン酸塩(例えば、易溶性もしくは難溶性脂肪
酸の塩、フツ化脂肪酸の塩、アルコキシカルボン
酸の塩、スルホンアミドカルボン酸の塩、脂肪酸
ラクテートの塩、アルキルマロン酸の塩又はアル
キルコハク酸の塩)、スルホン酸塩(例えば、易
溶性もしくは難溶性アルキルスルホン酸の塩、ス
ルホン化脂肪酸アルキルエステル(脂肪酸アルキ
ルエステルのスルホン酸塩)脂肪酸スルホン酸の
塩、脂肪酸エステルスルホン酸の塩、過フツ化ア
ルキルスルホン酸の塩、易溶性もしくは難溶性の
アルキルベンゼンスルホン酸塩)及び硫酸塩(例
えば、一級もしくは二級脂肪族アルコールの硫酸
塩)、セツケン、エステル類、アミド類、アルカ
ノールアミド類、モノ−もしくはポリ−グリセリ
ド、ポリグリコールエーテル(例えば、脂肪族ア
ルコール及びアルキルフエノールのエーテル)が
挙げられる。 数多くの適当なアニオン系乳化剤の中で、可溶
性セツケン(例えば、パルミチン酸ナトリウム、
ステアリン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム
及びステアリン酸トリエタノールアンモニウム)、
アルカリ金属塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウ
ム又はセチル−ステアリル硫酸ナトリウムの如き
脂肪族アルコール硫酸のナトリウム塩)、及びス
ルホコハク酸の塩(例えば、ジオクチルスルホコ
ハク酸ナトリウム)が挙げられる。 非イオン系乳化剤としては、例えば、一価もし
くは多価アルコール(例えば、低級アルカノー
ル、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル)、オリゴヒドロキシ化合物(例えば、ソルビ
トール、ペンタエリスリトール又はサツカロー
ス)又はポリヒドロキシ化合物(例えば、ポリエ
チレングリコール又はポリプロピレングリコー
ル)との脂肪酸エステルが挙げられる。特に好ま
しくは、グリセリンの脂肪酸部分エステル、グリ
セリンのステアリン酸モノエステル、ソルビタン
の脂肪酸部分エステル(例えば、ソルビタンのラ
ウリン酸、ステアリン酸又はセスキオレイン酸モ
ノエステル)及びポリヒドロキシエチレンソルビ
タン、特に約5〜約20のオキシエチレン単位を有
するかかるソルビタンの脂肪酸部分エステル(例
えば、ポリエチレングリコール(20)−ソルビタ
ンのステアリン酸又はオレイン酸モノエステル)
である。この他に好ましい非イオン系乳化剤とし
ては、例えば、アルコール類(例えば、上述した
種類の脂肪族アルコール)とポリエチレングリコ
ールもしくはポリプロピレングリコールとのエー
テル、特に約2〜23のエチレングリコール単位も
しくはエチレンオキシド単位を有するグリコール
とのエーテル、並びに脂肪酸エステルのポリエー
テル、エーテル化物のポリエーテル、グリセリン
及びソルビタン型のポリエーテル、又は脂肪族ア
ミン(例えば、脂肪族アルコールから得られる相
当する脂肪族アミン)のポリエーテルが挙げられ
る。かかる非イオン系乳化剤の具体例としては、
例えば、ポリヒドロキシエチレン−脂肪族アルコ
ールエーテル(例えば、セトマクロゴール1000、
ポリヒドロキシエチレン(4)−ラウリルエーテル、
ポリヒドロキシエチレン(23)−ラウリルエーテ
ル等)、特に約12〜約30モル当量のオキシエチレ
ンを有するエーテル(例えば、ポリヒドロキシエ
チレン−セチル−ステアリルエーテル)、ポリヒ
ドロキシエチレン−脂肪酸エステル(例えば、ポ
リヒドロキシエチレン−ステアリン酸エステル)、
特に8〜1000のオキシエチレン基を有するエステ
ル〔例えば、ミルジ59(Myrj59)〕、及びポリヒド
ロキシエチレン−グリセリン−脂肪酸エステル
〔例えば、タガツトS(TagatS)〕が挙げられる。
更に好ましくは、親水性ポリヒドロキシエチレン
基及び疎水性ポリヒドロキシプロピレン基を有す
るエチレンオキシド及びプロピレンオキシドのブ
ロツク共重合体(例えば、ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンポリマー)、特に約1000〜約
11000の分子量を有する共重合体〔例えば、プル
ロニソクF68(商標名、Pluronic F68)〕である。
好ましい薬剤処方薬は約1〜約2重量%の乳化剤
を含有している。 そのマトリツクス中で処方薬に必要とされる水
の貯留を行うゲル化剤としては、無機及び有機巨
大分子が使用される。ゲル形成能を有する高分子
無機成分の基剤としては、含水ケイ酸塩〔例え
ば、ビーガム(Veegum)の如きアルミニウムケ
イ酸塩又はマグネシウムアルミニウムケイ酸塩〕
又はコロイドケイ酸〔例えば、アロジール
(Aerosil)〕が優れている。高分子有機物質とし
ては、例えば、天然、半合成又は合成の巨大分子
が使用される。天然の及び半合成のポリマーは、
例えば、各種の炭化水素単位からなる多糖類(例
えば、セルロース、デンプン、トラガカントゴ
ム、寒天、アルギン酸及びアルギン酸ナトリウム
等のその塩)及びその誘導体(例えば、メチル−
もしくはエチル−セルロース等の低級アルキルセ
ルロース、及び、カルボキシメチル−、ヒドロキ
シエチル−、ヒドロキシプロピル−、ヒドロキシ
プロピルメチルもしくはエチルヒドロキシエチル
−セルロース等のカルボキシ−もしくはヒドロキ
シ−低級アルキルセルロース)から得られる。天
然の及び半合成のポリマーには、例えば、ゼラチ
ン及びアラビアゴムが含まれる。合成品のゲル形
成巨大分子の単位としては、例えば、ビニルアル
コール、ビニルピロリジン、アクリル酸又はメタ
クリル酸が挙げられるが、かかるポリマーの具体
例としては、ポリビニルアルコール誘導体、特に
ポリビオール(商標名、Polyviol)もしくはモビ
オール(商標名、Moviol)の如き分子量が約
28000〜約40000のその誘導体;ポリビニルピロリ
ジン、特にコリドン(商標名、Kollidon)もし
くはプラスドン(商標名、PLasdone)の如き分
子量が約80000〜約1×106のポリビニルピロリジ
ン;ポリアクリレート及びポリメタクリレート、
特にロハギツトs(商標名、Rohagit s)、ヨー
ジスパート(商標名、Eudispert)又はカルボポ
ール(商標名、Carbopol)の如き分子量約80000
〜約1×106のエステル又はその塩が挙げられる。
ゲル化剤又はその混合物を使用する際の好ましい
重量範囲(%)は、約1〜約1.5重量%である。 好ましい活性成分種としては、無傷の皮膚に塗
ることができ、皮膚層に浸入・浸透して、主に真
皮及び皮下組織の脈管系の循環に入り、可能であ
れば後者の下に位置する皮下組織と筋肉層との脈
管系の循環に入るジクロフエナツク又はその塩
が、特に考えられる。 活性成分の好ましい配合割合は、例えば、約1
〜約5重量%である。ジクロフエナツクの塩とし
ては、主に塩基から得られる。かかる塩として
は、例えば、アルカリ金属もしくはアルカリ土類
金属の塩(例えば、ナトリウム、カリウム、マグ
ネシウム又はカルシウムの塩)、アルミニウム塩
又は遷移金属の塩(例えば、亜鉛又は銅の塩)の
ような金属塩、又はアンモニアもしくは有機アミ
ン類との塩が挙げられる。有機アミン類として
は、例えば、アルキルアミン(例えば、モノ−、
ジ−もしくはトリ−低級アルキルアミン)、アル
キレンジアミン(例えば、低級アルキレンジアミ
ン)、フエニル基で置換されたアルキルアミン
(例えば、モノ−もしくはジ−フエニル低級アル
キルアミン)、ヒドロキシアルキルアミン(例え
ば、モノ−、ジ−もしくはトリ−ヒドロキシ低級
アルキルアミン、オリゴヒドロキシ低級アルキル
アミン又はヒドロキシ低級アルキルジ低級アルキ
ルアミン)、アミノ糖(例えば、アミノ基が場合
により1以上の低級アルキル基で置換されていて
もよいアミノ糖)、シクロアルキルアミン(例え
ば、モノ−もしくはジ−シクロ低級アルキルアミ
ン)、塩基性アミノ酸及び環状アミン類(例えば、
炭素原子数2〜6の低級アルキレンアミン又は低
級アルケニレンアミンであるが、炭素鎖は窒素原
子、N−低級アルキル窒素原子、酸素原子及び/
又はイオウ原子で分断されていてもよい)が考え
られる。モノ−、ジ−又はトリ−低級アルキルア
ミンとしては、エチルアミン、tert−ブチルアミ
ン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、ト
リメチルアミン又はトリエチルアミンが例示さ
れ;低級アルキレンジアミンとしてはエチレンジ
アミンが例示される。フエニル低級アルキルアミ
ンとしては、例えば、ベンジルアミン又は1−も
しくは2−フエニルエチルアミンが考えられる。
モノ−、ジ−もしくはトリ−ヒドロキシ低級アル
キルアミンとしては、モノ−、ジ−もしくはトリ
−エタノールアミン又はジイソプロパノールアミ
ンが例示され;オリゴヒドロキシ低級アルキルア
ミンとしては、トリス(ヒドロキシメチル)メチ
ルアミンが例示され;ヒドロキシ低級アルキルジ
低級アルキルアミンとしては、N,N−ジメチル
アミノエタノール又はN,N−ジエチルアミノエ
タノールが例示される。アミノ糖は、例えばアル
コール性ヒドロキシル基をアミノ基で置換するこ
とにより単糖類から得られ、それには、D−グル
コサミン、D−ガラクトサミン又はマルモサミン
(marmosamine)が例示される。N−低級アル
キル化アミノ糖としては、N−メチル−D−グル
コサミンが例示される。モノ−もしくはジ−シク
ロ低級アルキルアミンとしては、シクロヘキシル
アミン又はジシクロヘキシルアミンが例示され
る。塩基性アミノ酸としては、アルギニン、ヒス
チジン、リジン又はオルニチンが例示される。低
級アルキレンアミン及び低級アルケニレンアミン
としては、アジリン、ピロリジン、ピペリジン又
はピロリンが例示され;炭素鎖が窒素原子、N−
低級アルキル窒素原子、酸素原子及び/又はイオ
ウ原子で分断されている低級アルキレンアミン及
び低級アルケニレンアミンとしては、例えば、イ
ミダゾリン、3−メチルイミダゾリン、ピペラジ
ン、4−メチルピペラジン、4−エチルピペラジ
ン、モルホリン又はチオモルホリンが適当であ
る。 本発明にかかる基剤物質のうち、非本質的な成
分として、望むならば化学的安定剤、保湿剤を使
用し、必要であれば、酸性基、即ちプロトンを生
じる基を中和する基材及び/又は香料を使用して
もよい。 化学的安定剤としては、例えば、活性成分及び
添加剤の酸化的分解を防止する酸化防止剤が考え
られる。このために好ましいものとしては、アル
カリ金属亜硫酸塩(例えば、ナトリウムもしくは
カリウムの亜硫酸塩、ナトリウムもしくはカリウ
ムの重亜硫酸塩)、アルカリ金属の二亜チオン酸
塩(例えば、ナトリウムもしくはカリウムの二亜
チオン酸塩)又はアスコルビル酸、並びに、シス
テイン、シスチン及びそのハロゲン化水素付加塩
(例えば、その塩酸付加塩)が例示される。脂肪、
油及び乳剤の酸化防止剤として好ましいものに
は、例えば、パルミチン酸アスコルビル、トコフ
エロール(ビタミンE)及びフエノール類(例え
ば、没食子酸プロピル、ブチルヒドロキシアニソ
ール又はブチルヒドロキシトルエン)が挙げられ
る。重金属カチオン、主にCu2+イオンを付加的
に保護するには、クエン酸等の錯化剤、特にエチ
レンジアミン四酢酸及びその塩(例えば、相当す
る二ナトリウム又はカルシウム化合物の如きアル
カリ金属又はアルカリ土類金属の塩)を加えると
効果的である。好ましくは、約0.1重量%の亜硫
酸ナトリウムが配合される。 適切な保湿剤として要求される条件とは、水に
対して高い親和性を有していることであるが、ま
た、含湿度の範囲が狭く、粘度が高く、かつ、耐
容性(tolerability)が良好であることが必要で
ある。更に、これらの物質は腐食作用を有してい
てはならない。特に、ブタンジオール、グリセリ
ン、ソルビトール、マンニトール、グルコース、
エチレングリコール又はプロピレングリコールの
如き2以上のヒドロキシ官能基を有する多価アル
コールが考えられる。 酸性基、即ちプロトン産生基を中和する塩基と
しては、例えば上記した活性成分を塩にすること
ができるものが適切である。特に好ましい塩基は
前述の有機アミン類である。活性成分の他に特
に、酸性基を有するゲル化剤も中和される。塩基
を配合するのは、特にPH値を調整するためであ
る。したがつて、塩基の配合は必須であるかもし
れない。 本発明における薬剤組成物の製造方法は、ゲル
化剤を一部の水に分散することにより形成された
ゲル;炭素原子数2〜4の水溶性揮発性低級アル
コール、共溶媒及び/又は一部の水に溶かした1
以上の酸性基を有する非ステロイド系抗炎症作用
化合物の溶液;及び脂質成分を混和するか、ある
いは冷却時にそれらが混和しない場合はそれらを
互いに溶融せしめることにより形成された脂肪相
を場合により加熱しながら混和し、更に要すれ
ば、非本質的成分を配合せしめることを特徴とす
る。 ゲル、活性成分の溶液、脂肪相及び中和剤を混
和する順序は、処方薬を製造する上で重要ではな
い。 新規な局所的に投与し得る薬剤成物は、例え
ば、以下の如く製造される: 好ましい製造法では、第一工程において、ゲル
化剤を一部の水に分散させることによりゲルを形
成することが効果的である。ゲル化剤が、例えば
プロトンを産生するカルボキシル基のような基を
有している場合には、それらの基は、望むなら
ば、中和剤で中和されてもよい。 第二工程では、低級アルカノール、共溶媒及び
一部の水に活性成分を溶かした溶液を調製し、そ
の溶液をゲル中に加える。次の工程では、必要な
らば、脂肪成分を混和し、あるいは冷却時にそれ
らが混合しないならば、それらを互いに溶融せし
め、同時に、例えば約50〜約80℃に加熱すること
により脂肪相を調製する。 次の工程では、脂肪相を、場合により加熱(例
えば、沸騰水浴上で)しながら、ゲル中に攪拌し
つつ加える。最終工程では、場合により、非本質
的成分(例えば、酸化防止剤又は香料)を、攪拌
しながら基剤物質中に加えることができる。 各種の製造方法において、ゲル化剤及び活性成
分の中和は、それらがプロトン産生基を有し、し
かも所望のPH値に調整せんとする目的があるなら
ば、ゲル中に脂肪相を攪拌混合した後で、効果的
に実施することができる。 上記した方法の変形例としては、例えば、ゲル
化剤を水中で膨張させ、場合によりそれを中和し
及び/又は中和剤でPH値を調整した後、まず脂肪
相をゲル中に攪拌混合し、次いで活性成分の溶液
及び望むならば非本質的成分を加える方法があ
る。 新規な処方薬を調合する別の変形例では、ゲル
化剤を一部の水の中で膨張させてゲルを形成し、
活性成分の溶液をその中に攪拌混合し、望むなら
ば中和し、次いで乳化剤を水相に加える、しかる
後、脂肪相、及び望むならば非本質的成分をその
中に攪拌混合する。 本発明は、実施例に記載した処方薬及びその製
造方法にも関する。 以下の実施例は上記した本発明を説明するため
のものであるが、いかなる場合においてもその特
許請求の範囲を限定するものと解してはならな
い。温度は℃(摂氏度)を表す。 実施例 1 2−(2,6−ジクロロアニリノ)フエニル酢
酸ジエチルアンモニウムを含有する局所投与用
薬剤処方薬を、以下の如く製造した:組成 活性成分 1.16重量% イソプロパノール 20.0 〃 ジエチルアミン 0.7 〃 アクリル酸重合体 1.0 〃 (カルボポール934P) 亜硫酸ナトリウム 0.1 〃 ポリヒドロキシエチレン−セチル・ステアリル・
エーテル(セトマクロゴール1000) 2.0重量% 粘稠パラフイン油 2.5 〃 カプリル酸/カプリン酸エステル(セチオール
LC) 2.5 〃 ポリエチレングリコール300 3.0 〃 脱塩水 全量100.0 〃 アクリル酸重合体(カルボポール934P)を、
ローターステーター・ホモジナイザー(例えば、
ホモレツスク)によつて、一部の水に分散した。
イソプロパノール及び残余の水に活性成分、ジエ
チルアミン、亜硫酸ナトリウム及びポリエチレン
グリコール300を溶かした溶液をその中に加え、
均一に分散させた。 脂肪相を調製するため、ポリヒドロキシエチレ
ン−セチル・ステアリル・エーテル(セトマクロ
ゴール1000)、カプリル酸/カプリン酸エステル
(セチオールLC)及びパラフイン油を75℃で一緒
に溶融し、予め調製したゲルの中にゆつくり加え
て乳化した。 実施例 2 2−(2,6−ジクロロアニリノ)フエニル酢
酸ジエチルアンモニウムを含有する局所投与用
薬剤処方薬を、以下の如く製造した:組成 活性成分 1.16重量% イソプロパノール 20.0 〃 ジエチルアミン 0.7 〃 1,2−プロピレングリコール 10.0 〃 アクリル酸重合体 1.2 〃 (カルボポール934P) ポリヒドロキシエチレン−セチル・ステアリル・
エーテル(セトマクロゴール1000) 0.9 〃 粘稠パラフイン油 2.0 〃 カプリル酸/カプリン酸エステル(セチオール
LC) 2.5 〃 脱塩水 全量100.0 〃 アクリル酸重合体(カルボポール934P)を、
ホモレツクスにより、一部の水に分散した。調製
した粘稠液を、プロピレングリコール、イソプロ
パノール及び更なる部分の水に溶かした活性成分
の溶液に加えた。約70℃で各成分を一緒に溶融す
ることにより調製された。パラフイン油、ポリヒ
ドロキシエチレン−セチル・ステアリル・エーテ
ル(セトマクロゴール1000)及びカプリル酸/カ
プリン酸エステル(セチオールLC)からなる脂
肪相を攪拌混和しながら前記ゲル中に加えた。次
いで、ジエチルアミンを残余の水に溶かし、溶液
を処方薬に加え、全体を更に30分間攪拌して脱気
した。 実施例 3 実施例1と類似した方法により、2−(2,6
−ジクロロアニリノ)フエニル酢酸トリエタノー
ルアンモニウムを含有する局所投与用薬剤処方薬
を得た。組成 活性成分 1.4重量% イソプロパノール 20.0 〃 トリエタノールアミン 2.0 〃 アクリル酸重合体(カルボポール934P)
1.0重量% 亜硫酸ナトリウム 0.1 〃 ポリヒドロキシエチレン−セチル・ステアリル・
エーテル(セトマクロゴール1000) 2.0 〃 粘稠パラフイン油 2.5 〃 カプリル酸/カプリン酸エステル(セチオール
LC) 2.5 〃 ポリエチレングリコール300 3.0 〃 脱塩水 全量100.0 〃 実施例 4 活性成分として2−(2,6−ジクロロアニリ
ノ)フエニル酢酸ジエタノールアンモニウムを
含有する薬剤処方薬を、実施例1と類似した方
法により、以下の組成物として得た:組成 活性成分 1.26重量% イソプロパノール 20.0 〃 ジエタノールアミン 1.2 〃 アクリル酸重合体(カルボポール934P) 1.0 〃 亜硫酸ナトリウム 0.1重量% ポリヒドロキシエチレン−セチル・ステアリル・
エーテル(セトマクロゴール1000) 2.0 〃 粘稠パラフイン油 2.5 〃 カプリル酸/カプリン酸エステル(セチオール
LC) 2.5 〃 ポリエチレングリコール300 3.0 〃 脱塩水 全量100.0 〃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 5〜7.5のPHを有し、 10〜50重量%の水溶性で揮発性の炭素原子数2
    〜4の低級アルカノール、 1〜20重量%の共溶媒、 40〜80重量%の水、 3〜15重量%の自ら乳化する脂質もしくは脂質
    混合物、そしてもし脂質もしくは脂質混合物が自
    ら乳化しない場合には0.5〜5重量%の乳化剤を
    含み、 さらに、0.5〜2重量%のゲル化剤、 0.1〜10重量%のジクロフエナツク又はその塩、 及び要すれば非本質的な成分 を含有することを特徴とする、ジクロフエナツク
    又はその塩を活性成分として含有する水中油型の
    乳剤をベースとする、新規でほぼ中性の局所的に
    投与し得る薬剤組成物。 2 PHが7〜7.5である特許請求の範囲第1項記
    載の薬剤組成物。 3 アルカノールとしてエタノール又はイソプロ
    パノールを含有する特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載の薬剤組成物。 4 アルカノールの量が15重量%以上である特許
    請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載
    の薬剤組成物。 5 アルカノールの量が20〜30重量%である特許
    請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記載
    の薬剤組成物。 6 共溶媒として、多価アルコール又は200〜
    6000単位の鎖長を有するポリ低級アルキレングリ
    コールを含有する特許請求の範囲第1項〜第5項
    のいずれか1項に記載の薬剤組成物。 7 共溶媒として、ポリエチレングリコール又は
    ポリプロピレングリコールを含有する特許請求の
    範囲第1項に記載の薬剤組成物。 8 共溶媒の含量が5〜10重量%である特許請求
    の範囲第1項〜第7項のいずれか1項に記載の薬
    剤組成物。 9 脂質もしくは脂質混合物として、液体、半固
    体もしくは固体の炭化水素;炭素原子数6〜24の
    脂肪酸もしくはその塩;1もしくは2個のヒドロ
    キシ官能基及び炭素原子数6〜34の脂肪族アルコ
    ール;炭素原子数6〜24の脂肪酸とグリセリンと
    のエステル;炭素原子数6〜34の脂肪酸と炭素原
    子数1〜12の低級アルカノールもしくは炭素原子
    数16〜36の偶数の原子数を有する高級脂肪族アル
    コールとのエステル;及び低級アルコールもしく
    は低級アルコキシ低級アルコールでエーテル化さ
    れた炭素原子数6〜34の脂肪族アルコールからな
    る群から選ばれた脂質又は脂質混合物を含有する
    特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項に
    記載の薬剤組成物。 10 脂質もしくは脂質混合物として、液体炭化
    水素;炭素原子数10〜18の脂肪酸もしくはその
    塩;炭素原子数12〜18の脂肪族アルコール;炭素
    原子数12〜18の脂肪酸のグリセリンエステル;炭
    素原子数10〜18の脂肪酸と低級アルコールもしく
    は炭素原子数12〜18の偶数の高級脂肪族アルコー
    ルとのエステル;及び低級アルコールでエーテル
    化された炭素原子数12〜18の脂肪族アルコールか
    らなる群から選ばれた脂質又は脂質混合物を含有
    する特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれか1
    項に記載の薬剤組成物。 11 脂質もしくは脂質混合物として、流動パラ
    フイン又は石油ゼリー;ミリスチン酸、パルミチ
    ン酸、ステアリン酸もしくは9−オクタデセン酸
    又はそれらの塩;ヘキサデカノール又はオクタデ
    カノール;カプリル酸もしくはカプリン酸のトリ
    グリセリド又はパルミチン酸もしくはステアリン
    酸のモノー、ジー、もしくはトリグリセリド;ミ
    リスチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロ
    ピル、オレイン酸エチル又はカプリル酸もしくは
    カプリン酸と炭素原子数12〜18の飽和脂肪族アル
    コールとのエステル;及びポリヒドロキシエチレ
    ン−セチル−ステアリル−エーテルからなる群か
    ら選ばれた脂質又は脂質混合物を含有する特許請
    求の範囲第1項〜第10項のいずれか1項に記載
    の薬剤組成物。 12 脂質成分として、流動パラフイン及びカプ
    リル酸もしくはカプリン酸と炭素原子数12〜18の
    飽和脂肪族アルコールとのエステルを含有する特
    許請求の範囲第1項〜第11項のいずれか1項に
    記載の薬剤組成物。 13 脂肪相成分の量が5〜10重量%である特許
    請求の範囲第1項〜第12項のいずれか1項に記
    載の薬剤組成物。 14 乳化剤として炭素原子数6〜24の脂肪酸の
    塩;脂肪族アルコールスルホン酸アルカリ金属
    塩、炭素原子数12〜18の脂肪族アルコールとエチ
    レングリコールもしくはエチレンオキサイド2〜
    23単位のポリエチレングリコールもしくはポリプ
    ロピレングリコールとのエーテル;12〜30モル当
    量のオキシエチレン基を有するポリヒドロキシエ
    チレン脂肪族アルコールのエーテル;又は8〜
    1000のオキシエチレン基を有するポリヒドロキシ
    エチレン脂肪酸エステルを含有する特許請求の範
    囲第1項〜第13項のいずれか1項に記載の薬剤
    組成物。 15 乳化剤として、ラウリル硫酸ナトリウム、
    セチル−ステアリル硫酸ナトリウム、ポリヒドロ
    キシエチレン−セチル−ステアリルエーテル、ポ
    リヒドロキシエチレン−ステアリン酸エステル、
    又はポリヒドロキシエチレン−グリセリン−脂肪
    酸エステルを含有する特許請求の範囲第1項〜第
    14項のいずれか1項に記載の薬剤組成物。 16 ゲル化剤として、カルボキシ−もしくはヒ
    ドロキシ−低級アルキルセルロース、又は80000
    〜1000000の分子量を有するアクリル酸もしくは
    メタクリル酸のポリマーを含有する特許請求の範
    囲第1項〜第15項のいずれか1項に記載の薬剤
    組成物。 17 ゲル化剤として、カルボキシメチル−、ヒ
    ドロキシメチル−、ヒドロキシプロピル−、ヒド
    ロキシプロピルメチル−もしくはエチルヒドロキ
    シエチル−セルロース、又は80000〜1000000の分
    子量を有するポリアクリレートもしくはポリメタ
    クリレートを含有する特許請求の範囲第1項〜第
    16項のいずれか1項に記載の薬剤組成物。 18 ゲル化剤として、ポリアクリレートを含有
    する特許請求の範囲第1項〜第17項のいずれか
    1項に記載の薬剤組成物。 19 ゲル化剤の量が0.5〜1.5重量%である特許
    請求の範囲第1項〜第18項のいずれか1項に記
    載の薬剤組成物。 20 活性成分として、ジクロフエナツクのジエ
    チルアンモニウム塩を含有する特許請求の範囲第
    1項〜第19項のいずれか1項に記載の薬剤組成
    物。 21 活性成分として、ジクロフエナツクのナト
    リウム塩を含有する特許請求の範囲第1項〜第1
    9項のいずれか1項に記載の薬剤組成物。 22 ジクロフエナツク又はその塩の量が、1〜
    5重量%である特許請求の範囲第1項〜第19項
    のいずれか1項に記載の薬剤組成物。 23 ジクロフエナツク又はその塩の量が1〜3
    重量%である特許請求の範囲第1項〜第22項の
    いずれか1項に記載の薬剤組成物。 24 非本質的な成分として、化学的安定剤、保
    湿剤及び/又はプロトン産生基を中和するための
    塩基及び/又は香料を含有する特許請求の範囲第
    1項〜第23項のいずれか1項に記載の薬剤組成
    物。
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